JP2001110515A - カード用コネクタ - Google Patents

カード用コネクタ

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JP2001110515A
JP2001110515A JP28353099A JP28353099A JP2001110515A JP 2001110515 A JP2001110515 A JP 2001110515A JP 28353099 A JP28353099 A JP 28353099A JP 28353099 A JP28353099 A JP 28353099A JP 2001110515 A JP2001110515 A JP 2001110515A
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card
arm
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eject arm
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Toru Nishioka
徹 西岡
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Alps Alpine Co Ltd
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Alps Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カードの排出機構を備えたカード用コネクタ
の構造で、スライド部材を付勢するばね部材の付勢力を
弱くすることなく、ばね部材の付勢力でカードがカード
用コネクタから外れて飛び出すことを防止できると共
に、カードを取り出す時には容易に取り出すことができ
るカード用コネクタを提供する。 【解決手段】 ハウジング1と、このハウジング1内に
着脱されるカード3と、このカード3に係合され、カー
ドの挿入及び排出方向へ回動可能となるように設けられ
たイジェクトアーム8と、このイジェクトアーム8を所
定方向へ付勢する反転可能な付勢部材9とを備え、前記
イジェクトアーム8及び前記付勢部材9は前記カード3
の挿入及び排出方向にスライド移動可能なスライド部材
7に取り付けられており、前記スライド部材7のスライ
ド移動途中において、前記イジェクトアーム8と前記カ
ード3との係合が外れないようにするために、前記イジ
ェクトアーム8の動きを規制する動作規制手段4g、8
fを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーソナルコンピ
ュータなどの記憶媒体などに用いられるICカードや、
デジタルカメラなどの電子機器などに使用されるCF
(コンパクトフラッショ)カードなどに使用される、カ
ード用コネクタの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータの増設記録装置
としてICカード用コネクタが一般的に使用されてい
る。このICカード用コネクタの記憶媒体としてはIC
カードが広く使用さるようになってきている。
【0003】このICカードをICカード用コネクタに
挿着して必要な情報の書き込み、及び読み取りを行う
が、このICカードを着脱する場合に、その操作性を向
上させるために、ICカード用コネクタにはICカード
を排出する時の排出機構を備えたものがある。
【0004】この従来のICカードの排出機構として
は、ICカードを搬送するスライド部材に、ICカード
を挿着位置に保持させるロック機構部と、このロック機
構部が解除された場合にはスライド部材を排出方向へ付
勢するばね部材を設け、ICカードが排出される時、こ
のばね部材の付勢力でICカードが排出方向へ押し出さ
れる構造となったものが知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のICカード用コネクタの構造においては、スラ
イド部材を排出方向へ付勢するばね部材の付勢力で、I
Cカードを搬送するスライド部材と共に、ICカードを
排出方向へ付勢する構造となっていることから、このば
ね部材の付勢力で、ICカードが、ICカード用コネク
タから外れて飛び出してしまうという問題があった。
【0006】また、ICカードが飛び出さないように、
ばね部材の付勢力を調整して弱くすることも可能である
が、ばね部材の付勢力を弱くすると、ICカードを排出
するための必要なストロークを確保することが難しく、
ICカードの取り出しが困難になるという問題があっ
た。
【0007】したがって、本発明では上述した問題点を
解決し、カードの排出機構を備えたカード用コネクタの
構造で、スライド部材を付勢するばね部材の付勢力を弱
くすることなく、ばね部材の付勢力でカードがカード用
コネクタから外れて飛び出すことを防止できると共に、
カードを取り出す時には容易に取り出すことができるカ
ード用コネクタを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明では第1の手段として、ハウジングと、このハ
ウジング内に着脱されるカードと、このカードに係合さ
れ、カードの挿入及び排出方向へ回動可能となるように
設けられたイジェクトアームと、このイジェクトアーム
を所定方向へ付勢する反転可能な付勢部材とを備え、前
記イジェクトアーム及び前記付勢部材は前記カードの挿
入及び排出方向にスライド移動可能なスライド部材に取
り付けられており、前記スライド部材のスライド移動途
中において、前記イジェクトアームと前記カードとの係
合が外れないようにするために、前記イジェクトアーム
の動きを規制する動作規制手段を設けたことを特徴とす
る。
【0009】また、第2の手段として、前記スライド部
材を前記カードの排出方向へ付勢する復帰ばねを有し、
この復帰ばねの付勢力に抗して前記スライド部材を、前
記カードが挿着された位置に保持するイジェクトレバー
とを備え、このイジェクトレバーの前記スライド部材に
対するロックを外すことにより、前記カードが前記スラ
イド部材と共にカードの排出方向へ移動するようにした
ことを特徴とする。
【0010】また、第3の手段として、前記動作規制手
段は、前記スライド部材が前記カードの挿入方向にスラ
イド移動する途中において、前記イジェクトアームの回
動を阻止する回動阻止部と、前記スライド部材が前記カ
ードの排出方向にスライド移動する途中において、前記
イジェクトアームの回動を規制する回動規制部と、前記
スライド部材がスライド移動を停止した後、前記イジェ
クトアームの回動を許容する回動許容部とから構成した
ことを特徴とする。
【0011】また、第4の手段として、前記カードが前
記スライド部材と共にカードの排出方向へ移動可能と
し、前記スライド部材をカードの排出位置まで移動した
時、前記イジェクトアームは、前記カードの挿着位置か
ら前記カードの排出位置までの間において、前記動作規
制手段によって規制されながら回動すると共に、前記カ
ードの排出位置でその回動が停止され、この停止位置で
前記イジェクトアームを回動する前記付勢部材の付勢力
が均衡状態となるように構成したことを特徴とする。
【0012】また、第5の手段として、前記カードが前
記スライド部材と共にカードの排出方向へ移動可能と
し、前記スライド部材をカードの排出位置まで移動した
時、前記カードの引き出しが可能であると共に、前記カ
ードを前記排出位置から再度、前記カードの挿着位置へ
挿着できるように、前記動作規制手段によって、前記イ
ジェクトアームの動きを規制したことを特徴とする。
【0013】また、第6の手段として、前記イジェクト
アームは、前記付勢部材により反転して回動するように
なし、前記イジェクトアームには、第1と第2のアーム
部を形成し、前記カードの前記排出位置から前記カード
を引き出す時には、前記付勢部材が一方へ反転すること
により前記第1のアーム部で前記カードを排出方向へ押
圧し、前記排出位置からの前記カードの挿入途上、及び
前記カードの挿着された位置においては、前記付勢部材
が他方へ反転することにより前記第2のアーム部で前記
カードを挿入方向へ押圧するようにしたことを特徴とす
る。
【0014】また、第7の手段として、前記動作規制手
段は、前記イジェクトアームに設けられたカムピンと、
このカムピンが係合するカム溝部を設けた固定部材とに
より形成したことを特徴とする。
【0015】また、第8の手段として、前記固定部材
を、前記ハウジング又は、このハウジングに取り付けら
れるフレームで形成したことを特徴とする。
【0016】また、第9の手段として、前記カム溝部は
ループ状に形成され、前記スライド部材のスライド移動
方向に沿って延びる第1の縦溝からなる第1の前記回動
阻止部と、この第1の縦溝に平行して延びる第2の縦溝
からなる第2の前記回動阻止部と、前記第1、第2の縦
溝の一端側に接続され、前記第2の縦溝を横切る方向に
延びる第1の横溝からなる第1の前記回動許容部と、前
記第1、第2の縦溝の他端側に接続され、この第1、第
2の縦溝と直交する方向に延びる第2の横溝からなる第
2の前記回動許容部と、前記第1の横溝の一端側から前
記第2の縦溝の略中間部へ向かって延びる傾斜溝からな
る前記回動規制部とで形成したことを特徴とする。
【0017】また、第10の手段として、前記カードの
挿入時において、前記カードに前記第1のアーム部が係
合して、前記イジェクトアームは前記スライド部材と共
に挿入方向へ移動し、このスライド部材の移動途上にお
いては、前記カムピンが前記第1の縦溝に沿って摺動す
ることで、前記イジェクトアームの回動が阻止され、前
記スライド部材が前記イジェクトレバーによってロック
された後、前記カムピンが前記第1の横溝に沿って摺動
することで、前記イジェクトアームは前記カードによっ
て挿入方向へ回動して、前記第2のアーム部が前記カー
ドに係合して前記カードを挿入方向へ押圧し、また、前
記カードの排出時において、前記イジェクトレバーのロ
ックを解除すると、前記スライド部材は前記第2のアー
ム部が前記カードに係合した状態で排出方向へ移動し、
このスライド部材の移動途上においては、前記カムピン
が前記傾斜溝に沿って摺動することで、前記イジェクト
アームはその動きを規制されながら排出方向へ回動し、
前記カードの排出位置でその回動が停止されて前記イジ
ェクトアームを回動する前記付勢部材の付勢力が均衡状
態となり、前記排出位置から前記カードを引き出す時に
は、前記カムピンが前記第2の横溝に沿って摺動するこ
とで、前記イジェクトアームが排出方向へ回動され、前
記第2のアーム部と前記カードとの係合が外れて前記カ
ードに前記第1のアーム部が係合して、前記カードを排
出方向へ押圧し、また、前記排出位置から再度、前記カ
ードの挿入時において、前記イジェクトアームは前記ス
ライド部材と共に挿入方向へ移動し、このスライド部材
の移動途上においては、前記カムピンが前記第2の縦溝
に沿って摺動することで、前記イジェクトアームの回動
が阻止され、前記スライド部材が前記イジェクトレバー
によってロックされた後、前記カムピンが前記第1の横
溝に沿って摺動することで、前記イジェクトアームは前
記カードによって挿入方向へ回動して、前記第2のアー
ム部が前記カードに係合して前記カードを挿入方向へ押
圧するようにしたことを特徴とする。
【0018】また、第11の手段として、前記傾斜溝と
前記第2の縦溝との接続部には、前記カムピンの逆行を
防止するための段部が設けられていることを特徴とす
る。
【0019】また、第12の手段として、前記イジェク
トアームには、前記スライド部材に設けられた軸部に対
して回動可能に遊嵌される軸孔が設けられ、前記軸部に
おいて前記イジェクトアームがスライド移動方向へ移動
可能となるように、前記イジェクトアームと前記軸部と
の間に空間部を形成したことを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の1実施例を図1乃
至図31に示す。図1は本発明のカード用コネクタにカ
ードを挿入した状態を示す説明図、図2は図1の断面
図、図3はハウジングの平面図、図4は同じく正面図、
図5はカードの平面図、図6は同じく底面図、図7はス
ライドユニット部の平面図、図8はスライド部材の平面
図、図9は同じく側面図、図10はイジェクトアームの
平面図、図11は同じく底面図、図12はイジェクト機
構部の平面図、図13はフレームの平面図、図14は同
じく側面図、図15はイジェクトレバーの平面図、図1
6は同じく側面図、図17はカム溝部を示し、図17A
は平面図、図17Bは図17Aの17B−17B線にお
ける断面図、図17Cは図17Aの図17C−17C線
における断面図、図18はカム溝部とカムピンとの係合
状態を示す説明図、図19A、図19Bはイジェクトア
ームとスライド部材との嵌合状態を示す説明図である。
【0021】図において、ハウジング1は、合成樹脂な
どの絶縁材で形成されており、このハウジング1には、
内部に後述するカード3が挿入され収納される収納部1
aが設けられている。この収納部1aの内底部には、導
電性の金属材からなる複数の接触端子2aが配設されて
おり、この接触端子2aの他端側は、前記ハウジング1
の外方へ導出されて、図示しない外部の回路基板などの
回路パターンと接続される接続端子2bが形成されてい
る。
【0022】前記ハウジング1の一端側には、後述する
フレーム4と係合してフレーム4を前記ハウジング1に
取付けるための取付用凹部1bが形成されている。ま
た、この取付用凹部1bに近接して、前記ハウジング1
の一端側には切り欠き部1cが設けられており、この切
り欠き部1cを設けることにより、後述するイジェクト
アーム8の回動時に、このイジェクトアーム8の各アー
ム部8a、8bの回動を妨げないようにしている。
【0023】カード3は、内部に集積回路(IC)が収
納されており、記録媒体として広く使用されているもの
である。このカード3の底面側には、その一端側に複数
の接点部3aが形成されており、この接点部3aが前記
ハウジング1の収納部1aに設けられた複数の接触端子
2aと接触することにより、外部に接続された電子機器
との種々の情報処理が行われるものとなっている。ま
た、前記カード3には、その一側部に、後述するイジェ
クトアーム8の第2のアーム部8bが係合される凹部3
bが設けられている。
【0024】フレーム4は、合成樹脂などの絶縁材で略
方形に形成されており、このフレーム4の先端部には、
前記ハウジング1の前記取付用凹部1bに係合して、前
記ハウジング1と一体的に取付けられる、取付用突部4
aを有する取付腕部4bが設けられている。また、この
フレーム4の略中央部には凹状の平坦部4cが設けられ
ており、この平坦部4cに後述するスライド部材7が配
設されるものとなっている。この平坦部4cの上端部に
は、後述するスライド部材7の組み込み後の抜け止め
と、ストッパーを兼ねた係止突部4dが設けられてお
り、中央側面部にはスライド部材7の復帰用の復帰ばね
5を係止するフック部4eが設けられている。また、前
記平坦部4cの下端部には、後述するイジェクトレバー
6を係止する係止軸4fが設けられたものとなってい
る。
【0025】また、前記平坦部4cにはループ状のカム
溝部4gが設けられている。このカム溝部4gは、後述
するスライド部材7のスライド移動方向に沿って直線状
に延びる第1の縦溝4gaと、この第1の縦溝4gaに
平行して同じく直線状に延びる第2の縦溝4gbと、前
記第1、第2の縦溝4ga、4gbの一端側に接続され
ると共に、前記第1の縦溝4ga側から前記第2の縦溝
4gbを横切る方向に延びる第1の横溝4gcと、前記
第1、第2の縦溝4ga、4gbの他端側を連接するよ
うに接続され、この第1、第2の縦溝4ga、4gbと
は直交する方向に延びる第2の横溝4gdと、前記第1
の横溝4gaの一端側から前記第2の縦溝4gbの略中
間部へ向かって延びる傾斜溝4geとでお互いの端部が
連接されてループ状となるように形成されたものとなっ
ている。また、前記第2の縦溝4gbと前記傾斜溝4g
eには、前記カム溝部4g内を摺動する後述するカムピ
ンの逆行を防止するための段部4gfと、この段部4g
fに連接するスロープ部4ggがそれぞれ設けられてい
る。
【0026】イジェクトレバー6は合成樹脂などの絶縁
材で形成されており、このイジェクトレバー6の中央に
は、前記フレーム4の係止軸4fに係止される係止孔6
aが設けられている。この係止孔6aを挟んで先端部に
は、後述するスライド部材に当接しスライド部材をロッ
クするロック片6bが設けられ、このロック片6bの反
対側には、ロックを解除する時に操作するための操作部
6cが設けられている。また、中央部には前記イジェク
トレバー6を自己復帰させるためのアームばね6dが一
体に形成されている。
【0027】スライド部材7は合成樹脂などの絶縁材で
略方形に形成されており、このスライド部材7の先端側
には、前記フレーム4に係止される前記復帰ばね5の一
端側が係止されるフック部7aが形成されている。この
フック部7aの反対側には、前記イジェクトレバー6に
設けられた前記ロック片6bが係合するロック用凹部7
bが設けられている。また、このスライド部材7の略中
央部には開口部7cが設けられており、この開口部7c
の中央には、後述するイジェクトアーム8が回動可能に
取付けられる軸部7dが突出して設けられている。ま
た、この開口部7cの一端側には後述する付勢部材であ
るコイルばね9が係合され保持される棒状のばね保持部
7eが設けられており、この開口部7cの他端側には後
述するカムピン8fが貫通される貫通孔7fが設けられ
ている。前記スライド部材7は、前記フレーム4の平坦
部4c内に配設され、前記復帰ばね5によって、前記フ
レーム4上を上下方向、即ち前記カード3の挿入、排出
方向へ移動可能となるように取り付けられたものとなっ
ている。
【0028】イジェクトアーム8は、合成樹脂などの絶
縁材で略円盤状に形成されており、このイジェクトアー
ム8には、円盤状の外形から外方へ延出された、第1及
び第2のアーム部8a、8bが形成されている。この第
1のアーム部8aは第2のアーム部8bよりやや長めに
形成されており、前記カード3の挿入時、及び排出時
に、前記カード3の前端部に係脱されるように設けられ
ている。また、前記第2のアーム部8bは前記第1のア
ーム部8aよりやや短く形成されており、その先端部の
形状が略円形とされており、前記カード3の一側部に形
成された凹部3bと係合され、この凹部3b内を回動し
ながら係脱されるように設けられている。
【0029】前記イジェクトアーム8には、その中央部
に、軸孔8cが設けられており、この軸孔8cが、前記
スライド部材7に形成された前記軸部7dに挿通される
ことにより、前記イジェクトアーム8は、前記軸部7d
の回りに回動可能となるように取付けられるものとなっ
ている。この場合、前記軸孔8cは、前記軸部7dに対
して遊嵌された状態となっており、前記軸部7dに対し
て前記イジェクトアーム8がスライド移動方向へ移動可
能となるように、前記イジェクトアーム8と前記軸部7
dとの間には空間部8dが設けられている。また、前記
第2のアーム部8bの近傍で、かつ前記軸孔8cの外周
円上に、後述する付勢部材であるコイルばね9の一端部
を掛け止めするばね係止部8eが設けられている。ま
た、このばね係止部8eと前記軸孔8cを挟んで対向す
る側には、前記フレームに設けられた前記カム溝部4g
内を摺動するL字状のカムピン8fが設けられている。
【0030】前記イジェクトアーム8の前記ばね係止部
8eと、前記スライド部材7の前記ばね保持部7eとの
間には、金属線材からなる付勢部材であるコイルばね9
が介在されており、このコイルばね9の付勢力によっ
て、前記イジェクトアーム8の第1及び第2のアーム部
8a、8bがそれぞれの回動方向へ反転して回動される
ように付勢されるものとなっている。
【0031】次に、上述したカード用コネクタの動作を
図20乃至図31で説明する。図20乃至図31は、本
発明のカード用コネクタの挿入/排出/再挿入時の動作
状態を示す説明図で、図20はハウジングにカードを挿
入する初期の状態を示す説明図、図21はカードの挿入
途上の状態を示す説明図、図22は同じくカードの挿入
途上でスライド部材がロックした状態を示す説明図、図
23は同じくカードの挿入途上の状態を示す説明図、図
24はカードの挿入終了時の状態を示す説明図、図25
はロックされたスライドを解除した状態を示す説明図、
図26はカードの排出途上の状態を示す説明図、図27
はカードが排出位置まで排出した状態を示す説明図、図
28はカードの排出終了時の状態を示す説明図、図29
はカードの排出位置から再度、カードを挿入する途上の
状態を示す説明図、図30はカードの挿入途上でスライ
ド部材がロックした状態を示す説明図、図31はカード
の挿入終了時の状態を示す説明図である。
【0032】まず、前記ハウジング1の収納部1aに前
記カード3を挿入する。この時、前記イジェクトアーム
8の前記第1のアーム部8aが前記カード3の前端部に
当接し、前記第1のアーム部8aはカードの挿入方向に
押圧されることになる。(図20)
【0033】この時、前記第1のアーム部8aは、前記
付勢部材であるコイルばね9によりカードの排出方向へ
付勢されており、このコイルばね9の付勢力は前記スラ
イド部材7を復帰方向、即ちカードの排出方向へ付勢し
ている前記復帰ばね5の付勢力よりも大きく設定されて
いることから、前記第1のアーム部8aはカードの挿入
方向へは回動されずに、前記スライド部材7は前記復帰
ばね5の付勢力に抗してカードの挿入方向へ移動する。
この時、前記イジェクトアーム8に設けられた前記カム
ピン8fが前記フレーム4に設けられた前記カム溝部4
g内を摺動することとなり、前記第1の縦溝4gaに沿
って前記カムピン8fはカードの挿入方向へ移動され、
この移動途中においては前記イジェクトアーム8の回動
が阻止される。(図21)
【0034】このため、前記カード3の挿入時に、前記
スライド部材7がカードの挿入方向へ移動してロックさ
れるまで前記イジェクトアーム8の回動が阻止されるこ
とから、前記カード3の挿入作業が確実に行える。
【0035】次に、前記復帰ばね5の付勢力に抗して前
記カード3を挿入方向に押圧すると、前記スライド部材
7は挿入方向へ一定の距離を移動した後、前記イジェク
トレバー6のロック片6bによりロックされると共に、
その先端部が前記フレーム4の係止突部4dに当接しそ
れ以上の移動が規制される。この時、前記カムピン8f
は、前記カム溝部4gの前記第1の縦溝4gaと、前記
第1の横溝4gcとの接続部に位置している。(図2
2)
【0036】次に、前記コイルばね9の付勢力に抗して
前記カード3を挿入方向に押圧すると、前記カムピン8
fは、前記第1の横溝4gcに沿ってカードの挿入方向
とは直交する方向へ移動することから、前記イジェクト
アーム8の前記第1のアーム部8aは、前記カード3の
前端部によりカードの挿入方向に回動され、前記コイル
ばね9の両端部の支持位置、すなわち、前記スライド部
材7の前記ばね保持部7eと前記イジェクトアーム8の
前記ばね係止部8e、及び前記軸孔8cの中心が、同一
線上に並ぶことから、前記コイルばね9の前記イジェク
トアーム8に作用する回動付勢力が中立位置(死点)と
なり、前記イジェクトアーム8はどちらの方向にも回動
しない均衡状態となる。(図23)
【0037】次に、更に前記カード3を挿入方向に押圧
すると、前記カムピン8fは、更に前記第1の横溝4g
cに沿って、前記第1の横溝4gcと前記傾斜溝4ge
の接続部まで移動され、前記第1のアーム部8aは、前
記カード3の前端部によりカードの挿入方向に回動さ
れ、前記コイルばね9の前記イジェクトアーム8の前記
ばね係止部8e側の支持位置が反転し、前記イジェクト
アーム8は前記コイルばね9の付勢力でカードの挿入方
向に回動する方向に付勢される。この時、前記カード3
の前記接点部3aは前記ハウジング1の接触端子2aと
接触される。(図24) この場合、前記第1の横溝4gcと前記第2の縦溝4g
bとの接続部には前記段部4gfが設けられているた
め、前記カムピン8fの逆行が防止されている。
【0038】この時、前記イジェクトアーム8のカード
の挿入方向への回動に伴って、前記第2のアーム部8b
が前記カード3の凹部3bに係合し、前記コイルばね9
の付勢力で、前記第2のアーム部8bをカードの挿入方
向に回動する方向に付勢することから、前記カード3
は、このカードの挿入途上において、前記第2のアーム
部8bにより挿入方向に押圧されることとなる。(図2
4)
【0039】このため、前記カード3の挿入時に、挿入
途上において挿入方向に前記カードを引き込む作用が発
生することから、前記ハウジング1への前記カード3の
挿入時に余分な力を必要とせず、カードの挿入作業を容
易とすることができる。
【0040】さらには、前記カード3の挿入が終了した
状態(図24)においても、この状態が維持されること
から、前記カード3は常時カードの挿入方向に押圧され
た状態となり、この状態(カードの挿着状態)では、前
記カード3の接点部3aと前記ハウジング1の接触端子
2aとは確実に接触されているので、例えば、外部の振
動などで接触部がずれたり、バウンスを起こすなどして
接触が不安定となり、接触不良などが発生するというこ
とを防止できる。
【0041】次に、前記ハウジング1に挿着した前記カ
ード3を排出する場合には、前記カード3の挿着状態
(図24)から、前記イジェクトレバー6の操作部6c
を指等で押すと、前記イジェクトレバー6に設けられた
前記ロック片6bが、前記スライド部材7のロック用凹
部7bから外れ、前記スライド部材7は前記復帰ばね5
の付勢力によりカードの排出方向へと移動される。この
時、前記カムピン8fは前記傾斜溝4geに沿って、前
記第2の縦溝4gbとの接続部の方向へ移動されること
となり、前記イジェクトレバー8はその回動が規制され
た状態で前記スライド部材と共にカードの排出方向へ移
動する。(図25)
【0042】この時、前記第2のアーム8bは、前記コ
イルばね9の付勢力で前記カード3の挿入方向に付勢さ
れた状態で、前記カード3の凹部3bに係合しており、
前記カムピン8fは前記傾斜溝4geでその回動が規制
されていることから、前記カード3は、前記第2のアー
ム部8bに係合された状態で前記スライド部材7と共に
排出方向へ移動することとなる。この時、前記カード3
の前記接点部3aは前記ハウジング1の接触端子2aと
の接触が解除される。(図26)
【0043】この場合、前記カード3は、前記凹部3b
に前記第2のアーム部8bが係合され、前記コイルばね
9の付勢力で前記カード3の挿入方向に付勢された状態
となっており、更には、前記カムピン8fは前記傾斜溝
4geでその回動が規制されていることから、カードの
挿着状態からカードの排出方向へ前記スライド部材7が
移動する途中において、前記カード3が前記ハウジング
1の収納部1aから飛び出すことを防止できる。
【0044】次に、前記スライド部材7がカードの排出
位置まで移動すると、前記カムピン8fは前記傾斜溝4
geに沿って、前記傾斜溝4geの前記スロープ部4g
gと前記段部4gfを経由し、前記第2の縦溝4gbと
の接続部を経由して、前記第2の縦溝4gbと前記第2
の横溝4gdとの接続部まで移動する。この時、前記傾
斜溝4geにより前記イジェクトアーム8の前記第1の
アーム部8aが前記カード3の排出方向に回動され、前
記カード3の前端部に当接する。この時、前記コイルば
ね9の両端部の支持位置、すなわち、前記スライド部材
7の前記ばね保持部7eと前記イジェクトアーム8の前
記ばね係止部8e、及び前記軸孔8cの中心が、同一線
上に並ぶことから、前記コイルばね9の前記イジェクト
アーム8に作用する回動付勢力が中立位置(死点)とな
り、前記イジェクトアーム8はどちらの方向にも回動し
ない均衡状態となる。(図27)
【0045】この場合、前記スライド部材7の前記軸部
7dと前記イジェクトアーム8の前記軸孔8cとは、前
記軸部7dに対して前記軸孔8cが遊嵌された状態とな
っており、前記軸部7dに対して前記イジェクトアーム
8がスライド移動方向へ移動可能となるように、前記イ
ジェクトアーム8と前記軸部7dとの間には空間部8d
が設けられていることから、前記スライド部材7が排出
位置に停止する際の前記イジェクトアーム8に作用する
衝撃を緩和することができるため、前記第2のアーム部
8bが前記カード3の凹部3bから外れるのを防止して
いる。
【0046】また、この状態では、前記カード3には、
前記イジェクトアーム8によるカードの挿入方向への押
圧はかかっておらず、僅かな力で前記コイルばね9を反
転させることができることから、前記カード3を引き出
す時の排出作業を容易に行うことができる。
【0047】次に、この状態から更に前記カード3を引
き出すと、前記カムピン8fは前記第2の横溝4gdに
沿って前記第1の縦溝4gaとの接続部の方向へ移動
し、前記第2のアーム部8bが、前記カード3の排出方
向へ回動されることから、前記第1のアーム部8aは、
前記カード3の排出方向に回動され、前記カード3の前
端部をカードの排出方向に押圧する。この時、前記コイ
ルばね9の前記イジェクトアーム8の前記ばね係止部8
e側の支持位置が反転し、前記イジェクトアーム8は前
記コイルばね9の付勢力でカードの排出方向に回動する
方向に付勢される。この時、前記イジェクトアーム8の
カードの排出方向への回動に伴って、前記第2のアーム
部8bは、前記カード3の凹部3bとの係合が解除され
る。(図28)
【0048】前記イジェクトアーム8のカードの排出方
向への回動に伴って、前記コイルばね9の付勢力で、前
記第1のアーム部8aをカードの排出方向に回動する方
向に付勢することから、前記カード3は、このカード3
の排出途上において、前記第1のアーム部8aにより排
出方向に押圧されることとなる。(図28)
【0049】このため、前記カード3の排出時に、排出
途上において排出方向に前記カード3を押し出す作用が
発生することから、前記ハウジング1からの前記カード
3の排出時に余分な力を必要とせず、カードの排出作業
を容易とすることができる。また、排出時のカードの移
動距離を長くとることができる。
【0050】次に、前記スライド部材7のロックを解除
した後、カードを引き出さずに、カードの排出位置から
再度、カードを挿入する場合には、前記カード3の排出
位置の状態(図27)から、前記カード3を指等で押圧
してやると、前記イジェクトアーム8の前記第1のアー
ム部8aが前記カード3の前端部に当接し、前記第1の
アーム部8aはカードの挿入方向に押圧されることにな
る。この時、前記カムピン8fは、前記第2の縦溝4g
bと前記第2の横溝4gdとの接続部にあり、前記第2
の縦溝4gbによって図示右方向への移動が阻止されて
いることから、前記カムピン8fは、前記第2の縦溝4
gbに沿って前記第2の横溝4gdとの接続部から、前
記第1の横溝4gcとの接続部の方向へ移動する。(図
29)
【0051】従って、前記第1のアーム部8aはカード
の挿入方向へは回動されずに、前記スライド部材7は前
記復帰ばね5の付勢力に抗してカードの挿入方向へ移動
する。この時、前記第2の縦溝4gbに沿って前記カム
ピン8fはカードの挿入方向へ移動されるが、その途中
の前記第2の縦溝4gbと前記傾斜溝4geとの接続部
には、前記カムピン8fの逆行を防止するための前記段
部4gfが設けられていることから、この段部4gfに
よって前記カムピン8fが前記傾斜溝4geへ移動する
ことが阻止され、前記カムピン8fは前記第2の縦溝4
gbを前記第1の横溝4gcとの接続部の方向へ移動す
ることとなる。この移動途中においては前記イジェクト
アーム8の回動が阻止される。
【0052】このため、前記カード3の挿入時に、前記
スライド部材7がカードの挿入方向へ移動してロックさ
れるまで前記イジェクトアーム8の回動が阻止されるこ
とから、前記カード3の挿入作業が確実に行える。
【0053】次に、前記復帰ばね5の付勢力に抗して前
記カード3を挿入方向に押圧すると、前記スライド部材
7は挿入方向へ一定の距離を移動した後、前記イジェク
トレバー6のロック片6bによりロックされると共に、
その先端部が前記フレーム4の係止突部4dに当接しそ
れ以上の移動が規制される。この時、前記カムピン8f
は、前記第2の縦溝4gbの前記スロープ部4gg及び
前記段部4gfを経由して、前記第2の縦溝4gbと、
前記第1の横溝4gcとの接続部に位置している。(図
30)
【0054】次に、更に前記カード3を挿入方向に押圧
すると、前記カムピン8fは、更に前記第1の横溝4g
cに沿って、前記第1の横溝4gcと前記傾斜溝4ge
の接続部まで移動され、前記第1のアーム部8aは、前
記カード3の前端部によりカードの挿入方向に回動さ
れ、前記コイルばね9の前記イジェクトアーム8の前記
ばね係止部8e側の支持位置が反転し、前記イジェクト
アーム8は前記コイルばね9の付勢力でカードの挿入方
向に回動する方向に付勢される。この時、前記カード3
の前記接点部3aは前記ハウジング1の接触端子2aと
接触される。(図31)
【0055】この時、前記イジェクトアーム8のカード
の挿入方向への回動に伴って、前記第2のアーム部8b
が前記カード3の凹部3bに係合し、前記コイルばね9
の付勢力で、前記第2のアーム部8bをカードの挿入方
向に回動する方向に付勢することから、前記カード3
は、このカードの挿入途上において、前記第2のアーム
部8bにより挿入方向に押圧されることとなる。(図3
1)
【0056】このため、前記カード3の挿入時に、挿入
途上において挿入方向に前記カードを引き込む作用が発
生することから、前記ハウジング1への前記カード3の
挿入時に余分な力を必要とせず、カードの挿入作業を容
易とすることができる。
【0057】さらには、前記カード3の挿入が終了した
状態(図31)においても、この状態が維持されること
から、前記カード3は常時カードの挿入方向に押圧され
た状態となり、この状態(カードの挿着状態)では、前
記カード3の接点部3aと前記ハウジング1の接触端子
2aとは確実に接触されているので、例えば、外部の振
動などで接触部がずれたり、バウンスを起こすなどして
接触が不安定となり、接触不良などが発生するというこ
とを防止できる。
【0058】上記した本発明の構成によれば、前記イジ
ェクトアーム8を回動する付勢部材の前記コイルばね9
を1個で形成し、前記カード3の挿入時と排出時とで反
転させて付勢させたことから、同一の簡単な構造で、前
記カード3の引き込みと押し出しの機能を達成させるこ
とが可能となっている。
【0059】尚、上記実施例においては、付勢部材とし
ての前記コイルばね9に、圧縮ばねを使用したが、引っ
張りばね、トーションばねなどを用いてもよい。
【0060】また、前記接点部3a、前記接触端子2a
が面接点タイプのカード用コネクタで説明したが、ピン
/ソケットタイプのICカード用コネクタにも適用でき
る。
【0061】更には、上記実施例では、前記イジェクト
レバー6を直接人間の指で操作する構造としたが、例え
ばモーターやソレノイドなどの動力を用いてオートイジ
ェクトさせる構成のカード用コネクタにも適用できるの
はもちろんである。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のカード用
コネクタは、イジェクトアーム及び付勢部材をカードの
挿入及び排出方向にスライド移動可能なスライド部材に
取り付け、スライド部材のスライド移動途中において、
イジェクトアームとカードとの係合が外れないようにす
るために、イジェクトアームの動きを規制する動作規制
手段を設けたことから、カードの挿入時に、スライド部
材がカードの挿入方向へ移動してロックされるまでイジ
ェクトアームの回動が阻止されることから、カードの挿
入作業が確実に行える。また、カードの挿着状態からカ
ードの排出方向へスライド部材が移動する途中におい
て、カードがハウジングの収納部から飛び出すことを防
止できる。
【0063】また、スライド部材をカードの排出方向へ
付勢する復帰ばねを有し、この復帰ばねの付勢力に抗し
てスライド部材を、カードが挿着された位置に保持する
イジェクトレバーとを備え、このイジェクトレバーのス
ライド部材に対するロックを外すことにより、カードが
スライド部材と共にカードの排出方向へ移動するように
したことから、簡単な構造でカードの排出機構が達成で
き、排出時のカードの移動距離を長くとることができ
る。
【0064】また、動作規制手段は、スライド部材がカ
ードの挿入方向にスライド移動する途中において、イジ
ェクトアームの回動を阻止する回動阻止部と、スライド
部材がカードの排出方向にスライド移動する途中におい
て、イジェクトアームの回動を規制する回動規制部と、
スライド部材がスライド移動を停止した後、イジェクト
アームの回動を許容する回動許容部とから構成したこと
から、簡単な構造でカードの挿入/排出操作が確実に行
える。
【0065】また、カードがスライド部材と共にカード
の排出方向へ移動可能とし、スライド部材をカードの排
出位置まで移動した時、イジェクトアームは、カードの
挿着位置からカードの排出位置までの間において、動作
規制手段によって規制されながら回動すると共に、カー
ドの排出位置でその回動が停止され、この停止位置でイ
ジェクトアームを回動する付勢部材の付勢力が均衡状態
となるように構成したことから、カードには、イジェク
トアームによるカードの挿入方向への押圧はかかってお
らず、僅かな力でコイルばね(付勢部材)を反転させる
ことができることから、カードをハウジングから引き出
す時の排出作業を容易に行うことができる。
【0066】また、カードがスライド部材と共にカード
の排出方向へ移動可能とし、スライド部材をカードの排
出位置まで移動した時、カードの引き出しが可能である
と共に、カードを前記排出位置から再度、カードの挿着
位置へ挿着できるように、動作規制手段によって、イジ
ェクトアームの動きを規制したことから、カードを引き
出さずに再度挿入作業が可能となり、作業性が向上され
る。
【0067】また、イジェクトアームは、付勢部材によ
り反転して回動するようになし、イジェクトアームに
は、第1と第2のアーム部を形成し、カードの排出位置
からカードを引き出す時には、付勢部材が一方へ反転す
ることにより第1のアーム部でカードを排出方向へ押圧
し、排出位置からのカードの挿入途上、及びカードの挿
着された位置においては、付勢部材が他方へ反転するこ
とにより第2のアーム部でカードを挿入方向へ押圧する
ようにしたことから、ハウジングへのカードの挿入/排
出時に余分な力を必要とせず、カードの挿入/排出作業
を容易とすることができる。
【0068】また、動作規制手段は、イジェクトアーム
に設けられたカムピンと、このカムピンが係合するカム
溝部を設けた固定部材とにより形成したことから、簡易
な構造で確実な動作が得られる。
【0069】また、固定部材を、ハウジング又は、この
ハウジングに取り付けられるフレームで形成したことか
ら、構成が簡単で廉価対応が可能となる。
【0070】また、カム溝部はループ状に形成され、ス
ライド部材のスライド移動方向に沿って延びる第1の縦
溝からなる第1の回動阻止部と、この第1の縦溝に平行
して延びる第2の縦溝からなる第2の回動阻止部と、第
1、第2の縦溝の一端側に接続され、第2の縦溝を横切
る方向に延びる第1の横溝からなる第1の回動許容部
と、第1、第2の縦溝の他端側に接続され、この第1、
第2の縦溝と直交する方向に延びる第2の横溝からなる
第2の回動許容部と、第1の横溝の一端側から第2の縦
溝の略中間部へ向かって延びる傾斜溝からなる回動規制
部とで形成したことから、簡単な構造でカードの挿入/
排出操作が確実に行える。
【0071】また、カードの挿入時において、カードに
第1のアーム部が係合して、イジェクトアームはスライ
ド部材と共に挿入方向へ移動し、このスライド部材の移
動途上においては、カムピンが第1の縦溝に沿って摺動
することで、イジェクトアームの回動が阻止され、スラ
イド部材がイジェクトレバーによってロックされた後、
カムピンが第1の横溝に沿って摺動することで、イジェ
クトアームはカードによって挿入方向へ回動して、第2
のアーム部がカードに係合してカードを挿入方向へ押圧
し、また、カードの排出時において、イジェクトレバー
のロックを解除すると、スライド部材は第2のアーム部
がカードに係合した状態で排出方向へ移動し、このスラ
イド部材の移動途上においては、カムピンが傾斜溝に沿
って摺動することで、イジェクトアームはその動きを規
制されながら排出方向へ回動し、カードの排出位置でそ
の回動が停止されてイジェクトアームを回動する付勢部
材の付勢力が均衡状態となり、排出位置からカードを引
き出す時には、カムピンが第2の横溝に沿って摺動する
ことで、イジェクトアームが排出方向へ回動され、第2
のアーム部とカードとの係合が外れてカードに第1のア
ーム部が係合して、カードを排出方向へ押圧し、また、
排出位置から再度、カードの挿入時において、イジェク
トアームはスライド部材と共に挿入方向へ移動し、この
スライド部材の移動途上においては、カムピンが第2の
縦溝に沿って摺動することで、イジェクトアームの回動
が阻止され、スライド部材がイジェクトレバーによって
ロックされた後、カムピンが第1の横溝に沿って摺動す
ることで、イジェクトアームはカードによって挿入方向
へ回動して、第2のアーム部がカードに係合してカード
を挿入方向へ押圧するようにしたことから、カムピンと
カム溝部との係合構造の組み合わせでイジェクトアーム
の回動を規制することにより、簡単な構造でカードの挿
入/排出操作を確実に行うことができる。
【0072】また、傾斜溝と第2の縦溝との接続部に
は、カムピンの逆行を防止するための段部が設けられて
いることから、カードの挿入時の挿入ミスを防止するこ
とが出来、確実な動作が得られる。
【0073】また、イジェクトアームには、スライド部
材に設けられた軸部に対して回動可能に遊嵌される軸孔
が設けられ、軸部においてイジェクトアームがスライド
移動方向へ移動可能となるように、イジェクトアームと
軸部との間に空間部を形成したことから、スライド部材
が排出位置に停止する際のイジェクトアームに作用する
衝撃を緩和することができるため、第2のアーム部がカ
ードの凹部から外れるのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例であるカード用コネクタにカ
ードを挿入した状態を示す説明図である。
【図2】本発明の同じく図1の断面図である。
【図3】本発明の同じくハウジングを示す平面図であ
る。
【図4】本発明の同じくハウジングを示す正面図であ
る。
【図5】本発明の同じくカードを示す平面図である。
【図6】本発明の同じくカードを示す底面図である。
【図7】本発明の同じくスライドユニット部を示す平面
図である。
【図8】本発明の同じくスライド部材を示す平面図であ
る。
【図9】本発明の同じくスライド部材を示す側面図であ
る。
【図10】本発明の同じくイジェクトアームを示す平面
図である。
【図11】本発明の同じくイジェクトアームを示す底面
図である。
【図12】本発明の同じくイジェクト機構部を示す平面
図である。
【図13】本発明の同じくフレームを示す平面図であ
る。
【図14】本発明の同じくフレームを示す側面図であ
る。
【図15】本発明の同じくイジェクトレバーを示す平面
図である。
【図16】本発明の同じくイジェクトレバーを示す側面
図である。
【図17】本発明の同じくカム溝部を示し、図17Aは
平面図、図17Bは図17Aの17B−17B線におけ
る断面図、図17Cは図17Aの図17C−17C線に
おける断面図である。
【図18】本発明の同じくカム溝部とカムピンとの係合
状態を示す説明図である。
【図19】本発明の同じくイジェクトアームとスライド
部材との嵌合状態を示す説明図である。
【図20】本発明のハウジングにカードを挿入する初期
の状態を示す説明図である。
【図21】本発明の同じくカードの挿入途上の状態を示
す説明図である。
【図22】本発明の同じくカードの挿入途上でスライド
部材がロックした状態を示す説明図である。
【図23】本発明の同じくカードの挿入途上の状態を示
す説明図である。
【図24】本発明のカードの挿入終了時の状態を示す説
明図である。
【図25】本発明のロックされたスライド部材を解除し
た状態を示す説明図である。
【図26】本発明のカードの排出途上の状態を示す説明
図である。
【図27】本発明のカードが排出位置まで排出した状態
を示す説明図である。
【図28】本発明のカードの排出終了時の状態を示す説
明図である。
【図29】本発明のカードの排出位置から再度、カード
を挿入する途上の状態を示す説明図である。
【図30】本発明のカードの挿入途上でスライド部材が
ロックした状態を示す説明図である。
【図31】本発明のカードの挿入終了時の状態を示す説
明図である。
【符号の説明】
1 ハウジング 1a 収納部 1b 取付用凹部 1c 切り欠き部 2a 接触端子 2b 接続端子 3 カード 3a 接点部 3b 凹部 4 フレーム(固定部材) 4a 取付用突部 4b 取付腕部 4c 平坦部 4d 係止突部 4e フック部 4f 係止軸 4g カム溝部 4ga 第1の縦溝(第1の回動阻止部) 4gb 第2の縦溝(第2の回動阻止部) 4gc 第1の横溝(第1の回動許容部) 4gd 第2の横溝(第2の回動許容部) 4ge 傾斜溝(回動規制部) 4gf 段部 4gg スロープ部 5 復帰ばね 6 イジェクトレバー 6a 係止孔 6b ロック片 6c 操作部 6d アームばね 7 スライド部材 7a フック部 7b ロック用凹部 7c 開口部 7d 軸部 7e ばね保持部 7f 貫通孔 8 イジェクトアーム 8a 第1のアーム部 8b 第2のアーム部 8c 軸孔 8d 空間部 8e ばね係止部 8f カムピン 9 コイルばね(付勢部材)

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングと、このハウジング内に着脱
    されるカードと、このカードに係合され、カードの挿入
    及び排出方向へ回動可能となるように設けられたイジェ
    クトアームと、このイジェクトアームを所定方向へ付勢
    する反転可能な付勢部材とを備え、前記イジェクトアー
    ム及び前記付勢部材は前記カードの挿入及び排出方向に
    スライド移動可能なスライド部材に取り付けられてお
    り、前記スライド部材のスライド移動途中において、前
    記イジェクトアームと前記カードとの係合が外れないよ
    うにするために、前記イジェクトアームの動きを規制す
    る動作規制手段を設けたことを特徴とするカード用コネ
    クタ。
  2. 【請求項2】 前記スライド部材を前記カードの排出方
    向へ付勢する復帰ばねを有し、この復帰ばねの付勢力に
    抗して前記スライド部材を、前記カードが挿着された位
    置に保持するイジェクトレバーとを備え、このイジェク
    トレバーの前記スライド部材に対するロックを外すこと
    により、前記カードが前記スライド部材と共にカードの
    排出方向へ移動するようにしたことを特徴とする請求項
    1記載のカード用コネクタ。
  3. 【請求項3】 前記動作規制手段は、前記スライド部材
    が前記カードの挿入方向にスライド移動する途中におい
    て、前記イジェクトアームの回動を阻止する回動阻止部
    と、前記スライド部材が前記カードの排出方向にスライ
    ド移動する途中において、前記イジェクトアームの回動
    を規制する回動規制部と、前記スライド部材がスライド
    移動を停止した後、前記イジェクトアームの回動を許容
    する回動許容部とから構成したことを特徴とする請求項
    1、又は2記載のカード用コネクタ。
  4. 【請求項4】 前記カードが前記スライド部材と共にカ
    ードの排出方向へ移動可能とし、前記スライド部材をカ
    ードの排出位置まで移動した時、前記イジェクトアーム
    は、前記カードの挿着位置から前記カードの排出位置ま
    での間において、前記動作規制手段によって規制されな
    がら回動すると共に、前記カードの排出位置でその回動
    が停止され、この停止位置で前記イジェクトアームを回
    動する前記付勢部材の付勢力が均衡状態となるように構
    成したことを特徴とする請求項1、又は2、又は3記載
    のカード用コネクタ。
  5. 【請求項5】 前記カードが前記スライド部材と共にカ
    ードの排出方向へ移動可能とし、前記スライド部材をカ
    ードの排出位置まで移動した時、前記カードの引き出し
    が可能であると共に、前記カードを前記排出位置から再
    度、前記カードの挿着位置へ挿着できるように、前記動
    作規制手段によって、前記イジェクトアームの動きを規
    制したことを特徴とする請求項1、又は2、又は3記載
    のカード用コネクタ。
  6. 【請求項6】 前記イジェクトアームは、前記付勢部材
    により反転して回動するようになし、前記イジェクトア
    ームには、第1と第2のアーム部を形成し、前記カード
    の前記排出位置から前記カードを引き出す時には、前記
    付勢部材が一方へ反転することにより前記第1のアーム
    部で前記カードを排出方向へ押圧し、前記排出位置から
    の前記カードの挿入途上、及び前記カードの挿着された
    位置においては、前記付勢部材が他方へ反転することに
    より前記第2のアーム部で前記カードを挿入方向へ押圧
    するようにしたことを特徴とする請求項1、又は2、又
    は3、又は4、又は5記載のカード用コネクタ。
  7. 【請求項7】 前記動作規制手段は、前記イジェクトア
    ームに設けられたカムピンと、このカムピンが係合する
    カム溝部を設けた固定部材とにより形成したことを特徴
    とする請求項1、又は2、又は3、又は4、又は5、又
    は6記載のカード用コネクタ。
  8. 【請求項8】 前記固定部材を、前記ハウジング又は、
    このハウジングに取り付けられるフレームで形成したこ
    とを特徴とする請求項7記載のカード用コネクタ。
  9. 【請求項9】 前記カム溝部はループ状に形成され、前
    記スライド部材のスライド移動方向に沿って延びる第1
    の縦溝からなる第1の前記回動阻止部と、この第1の縦
    溝に平行して延びる第2の縦溝からなる第2の前記回動
    阻止部と、前記第1、第2の縦溝の一端側に接続され、
    前記第2の縦溝を横切る方向に延びる第1の横溝からな
    る第1の前記回動許容部と、前記第1、第2の縦溝の他
    端側に接続され、この第1、第2の縦溝と直交する方向
    に延びる第2の横溝からなる第2の前記回動許容部と、
    前記第1の横溝の一端側から前記第2の縦溝の略中間部
    へ向かって延びる傾斜溝からなる前記回動規制部とで形
    成したことを特徴とする請求項7、又は8記載のカード
    用コネクタ。
  10. 【請求項10】 前記カードの挿入時において、前記カ
    ードに前記第1のアーム部が係合して、前記イジェクト
    アームは前記スライド部材と共に挿入方向へ移動し、こ
    のスライド部材の移動途上においては、前記カムピンが
    前記第1の縦溝に沿って摺動することで、前記イジェク
    トアームの回動が阻止され、前記スライド部材が前記イ
    ジェクトレバーによってロックされた後、前記カムピン
    が前記第1の横溝に沿って摺動することで、前記イジェ
    クトアームは前記カードによって挿入方向へ回動して、
    前記第2のアーム部が前記カードに係合して前記カード
    を挿入方向へ押圧し、また、前記カードの排出時におい
    て、前記イジェクトレバーのロックを解除すると、前記
    スライド部材は前記第2のアーム部が前記カードに係合
    した状態で排出方向へ移動し、このスライド部材の移動
    途上においては、前記カムピンが前記傾斜溝に沿って摺
    動することで、前記イジェクトアームはその動きを規制
    されながら排出方向へ回動し、前記カードの排出位置で
    その回動が停止されて前記イジェクトアームを回動する
    前記付勢部材の付勢力が均衡状態となり、前記排出位置
    から前記カードを引き出す時には、前記カムピンが前記
    第2の横溝に沿って摺動することで、前記イジェクトア
    ームが排出方向へ回動され、前記第2のアーム部と前記
    カードとの係合が外れて前記カードに前記第1のアーム
    部が係合して、前記カードを排出方向へ押圧し、また、
    前記排出位置から再度、前記カードの挿入時において、
    前記イジェクトアームは前記スライド部材と共に挿入方
    向へ移動し、このスライド部材の移動途上においては、
    前記カムピンが前記第2の縦溝に沿って摺動すること
    で、前記イジェクトアームの回動が阻止され、前記スラ
    イド部材が前記イジェクトレバーによってロックされた
    後、前記カムピンが前記第1の横溝に沿って摺動するこ
    とで、前記イジェクトアームは前記カードによって挿入
    方向へ回動して、前記第2のアーム部が前記カードに係
    合して前記カードを挿入方向へ押圧するようにしたこと
    を特徴とする請求項9記載のカード用コネクタ。
  11. 【請求項11】 前記傾斜溝と前記第2の縦溝との接続
    部には、前記カムピンの逆行を防止するための段部が設
    けられていることを特徴とする請求項9、又は10記載
    のカード用コネクタ。
  12. 【請求項12】 前記イジェクトアームには、前記スラ
    イド部材に設けられた軸部に対して回動可能に遊嵌され
    る軸孔が設けられ、前記軸部において前記イジェクトア
    ームがスライド移動方向へ移動可能となるように、前記
    イジェクトアームと前記軸部との間に空間部を形成した
    ことを特徴とする請求項1、又は2、又は3、又は4、
    又は5、又は6記載のカード用コネクタ。
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