JP3887153B2 - カード用コネクタ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パーソナルコンピュータなどの記憶媒体などに用いられるICカードや、デジタルカメラなどの電子機器などに使用されるCF(コンパクトフラッショ)カードなどに使用される、カード用コネクタ装置の構造に関する
【0002】
【従来の技術】
パーソナルコンピュータの増設記録装置としてICカード用コネクタが一般的に使用されている。このICカード用コネクタの記憶媒体としてはICカードが広く使用さるようになってきている。
【0003】
このICカードをICカード用コネクタに挿着して必要な情報の書き込み、及び読み出しを行うが、このICカードを着脱する場合に、その操作性を向上させるために、ICカード用コネクタにはICカードを排出する時の排出機構を備えたものがあり、また、ICカードの挿着時にはICカードを挿着位置にロックするロック部材が設けられている。
【0004】
この従来のICカード用コネクタの構造としては、ICカードの着脱と共に挿入及び排出方向へ移動するスライド部材を備え、このスライド部材には、ICカードの係合部と係合するイジェクトアームが回動可能に支持されたものとなっている。このイジェクトアームは、ICカードの着脱に伴いその回動が規制されており、ICカードの挿着時には、ICカードが不用意にICカード用コネクタから飛び出さないようにその回動が阻止され、挿入及び排出時には、ICカードと係合及び離脱するようにその回動が可能となっている。
【0005】
また、スライド部材をICカードの挿着位置に保持させるロック部材と、このロック部材が解除された場合にはスライド部材を排出方向へ付勢するばね部材を設け、スライド部材の排出方向への移動に伴ってICカードが排出される時、このばね部材の付勢力でICカードが排出方向へ押し出される構造となったものが知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来のICカード用コネクタの構造においては、ICカードの挿着位置ではスライド部材はロック部材に保持されており、イジェクトアームもその回動が規制されていることから、ICカードが挿着された状態でICカードを引き抜こうとした場合、イジェクトアームが回動しないためICカードは抜けないものとなっている。しかしながら、イジェクトアームの回動を規制している規制部の壁面と、イジェクトアームの当接部との間には僅かに隙間があることから、挿着位置にあるICカードが前後にがたつくため、接触が不安定になるという問題があった。
【0007】
したがって、本発明では上述した問題点を解決し、カードが挿着された状態において、プッシュロッドを付勢しているばね部材の付勢力でイジェクトアームを回動規制部に押圧することにより、カードの前後方向のがたつきを防止すると共に、接点部の接触を安定させることができるカード用コネクタ装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明では第1の手段として、ハウジング内に着脱されるカードの挿入及び排出方向にスライド移動可能なスライド部材と、このスライド部材をカードの排出方向へ付勢する復帰ばねと、この復帰ばねの付勢力に抗して前記スライド部材をカードが挿着された位置に保持するロック部材と、待機位置と押し込み位置との間を移動可能に配設され、押圧操作によって前記ロック部材のロックを解除して、前記スライド部材を前記カードの排出位置まで移動させるプッシュロッドと、このプッシュロッドを待機位置方向へ付勢するばね部材と、前記スライド部材に回動可能に支持されカードの挿入及び排出に伴って前記スライド部材と共に移動するとともにカードの挿入方向及び排出方向に回動してカードと係脱可能なイジェクトアームと、このイジェクトアームの一側部である上部係止面と係合してイジェクトアームのカードの挿入方向への回動動作を規制する回動規制部とを備え、前記回動規制部は、前記スライド部材の前記イジェクトアームが支持された開口部の上面側に設けられた壁部からなる第2の回動阻止部であり、前記イジェクトアームには、外方へ突出する当接突起を形成し、且つ、前記プッシュロッドには、カード挿着位置において前記イジェクトアームの当接突起と係合して、前記ばね部材の付勢力により前記イジェクトアームの一側部である上部係止面を前記第2の回動阻止部に当接するようにカードの挿入方向へ回動させる回動操作部を形成し、カード挿着位置において前記イジェクトアームの一側部である上部係止面が前記第2の回動阻止部と当接するように常時押圧されることで前記カードと前記イジェクトアームとの係合のがたつきを防止したことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の1実施例を図1乃至図35に示す。図1は本発明のカード用コネクタを示す平面図、図2は同じく正面図、図3はハウジングの平面図、図4は同じく正面図、図5はカードの平面図、図6は同じく底面図、図7はスライド部材の平面図、図8は同じく側面図、図9はイジェクトアームの平面図、図10は同じく底面図、図11はスライドユニットの平面図、図12は同じく底面図、図13はロック部材の平面図、図14は同じく側面図、図15及び図16はロック部材とハウジングの取付関係図、図17はスライドユニットをハウジングに取り付けた状態の関係図、図18はプッシュロッドの平面図、図19は同じく側面図、図20はハウジングにプッシュロッドを取り付けた状態の関係図、図21はカバーの平面図、図22は同じく側面図、図23はロック部材とカバーの取付関係図である。
【0013】
図において、ハウジング1は、合成樹脂などの絶縁材で略方形に形成されており、このハウジング1には、内部に後述するICカード3が挿入され収納される収納部1aが設けられている。この収納部1aの内底部には、導電性の金属材からなる複数の接触端子2aが配設されており、この接触端子2aの他端側は、前記ハウジング1の外方へ導出されて、図示しない外部の回路基板などの回路パターンと接続される接続端子2bが形成されている。また、前記ハウジング1の周面部には後述するカバー10を係合する係合爪部1bが複数個設けられている。
【0014】
前記ハウジング1の一端側には、前記収納部1aに連設して、凹状の平坦部1cが設けられており、この平坦部1cに後述するスライド部材7が配設されるものとなっている。この平坦部1cの下端側には、後述するコイルばね8が収納される収納凹部1dが設けられており、これと対向する前記ハウジング1の上面側にはスライド部材7の復帰用の復帰ばね4を係止する係止凹部1eが設けられている。また、前記平坦部1cの上端側には、後述するロック部材5を係止する係止溝1fが設けられており、また、一側部には後述するプッシュロッド9をガイドするガイド壁1gが形成されたものとなっている。
【0015】
前記平坦部1cの中央には、規制用壁部からなる回動規制部1hが突設されている。この回動規制部1hには、カードの挿入方向に並設された壁部からなる第1の回動阻止部1iと、この第1の回動阻止部1iの間に設けられた溝部からなる第1、及び第2の回動許容部1j、1kが設けられている。
【0016】
前記回動規制部1hの外周面である規制用壁部により、後述するスライド部材6に係合されたイジェクトアーム7に設けられたカムピン7dが案内誘導されて、このカムピン7dがスライド部材6の移動に伴って前記回動規制部1hの外周面である規制用壁部に沿って移動することにより、イジェクトアーム7の回動が規制されるものとなっている。
【0017】
この場合、前記イジェクトアーム7の回動の規制を、前記ハウジング1に突出形成した規制用壁部からなる前記回動規制部1hに設けられた、壁部からなる前記第1の回動阻止部1iと、溝部からなる前記第1、第2の回動許容部1j、1kとによって行うようにしたことから、複雑な制御機構を用いることなしに、簡易な構成で、カードの挿入、挿着、排出が確実に行えるものとなっている。
【0018】
カード3は、内部に集積回路(IC)が収納されており、記録媒体として広く使用されているものである。このカード3の底面側には、その一端側に複数の接点部3aが形成されており、この接点部3aが前記ハウジング1の収納部1aに設けられた複数の接触端子2aと接触することにより、外部に接続された電子機器との種々の情報処理が行われるものとなっている。
また、前記カード3には、その一側部に、後述するイジェクトアーム7の第2のアーム部7bが係合される凹部3bが設けられている。
【0019】
ロック部材5は合成樹脂などの絶縁材で形成されており、このロック部材5の略中央には、前記ハウジング1の係止溝1fに係止される一対の係止軸5aが形成されている。また、中央から延設された係止腕部5bの先端部には、後述するスライド部材6に係脱可能なフック状の係止部5cが形成されている。この係止部5cの先端側には傾斜部5dが設けられており、この傾斜部5dに後述するプッシュロッド9の解除操作部9cが当接することにより、前記係止部5cが前記係止軸5aを支点として回動するようになっている。
この場合、前記ロック部材5の回動方向は、前記ハウジング1内に着脱される前記カード3の平坦面に直交する方向(上下方向)へ回動可能なように配設されるものとなっている。このため、左右方向への回動スペースを必要としないことから、前記ハウジング1の幅寸法を小さくすることが可能となっている。
【0020】
スライド部材6は合成樹脂などの絶縁材で形成されており、このスライド部材6の一端側には前記ロック部材5の係止部5cと係合される係合突部6aを有する係合腕部6bが設けられている。また、この係止腕部6bと並設して、前記ハウジング1に係止される前記復帰ばね4の一端側が係止される係止軸6cが形成されている。この係止軸6cと対向する他端側には、後述するプッシュロッド9のストッパー部9eと当接される幅広の平面からなるストッパー面6dが形成されており、更に、このストッパー面6dには突出した停止突部6eが設けられている。この停止突部6eの端部が、前記ハウジング1の前記収納凹部1dに収納される後述するコイルばね8に当接するように配設されるものとなっている。
【0021】
また、前記スライド部材6の略中央部には開口部6fが設けられており、この開口部6fの中央には、後述するイジェクトアーム7が回動可能に取り付けられる軸部6gが突出して設けられている。また、前記開口部6fの上面側には壁部が形成され、この壁部が後述するイジェクトアーム7の一側部と当接して、イジェクトアーム7のカードの挿入方向への回動の規制を行う第2の回動阻止部6hとなっている。
前記スライド部材6は、前記ハウジング1の平坦部1c内に配設され、前記復帰ばね4に付勢されながら、前記ハウジング1内を上下方向、即ち前記カード3の挿入、排出方向へ移動可能となるように取り付けられるものとなっている。
【0022】
イジェクトアーム7は、合成樹脂などの絶縁材で略U字状に形成されており、このイジェクトアーム7には、基部から外方へ延出された、第1及び第2のアーム部7a、7bが形成されている。この第1のアーム部7aは、前記カード3の挿入時に、前記カード3の前端部に係合されるように設けられている。また、前記第2のアーム部7bは、その先端部の形状が略円弧状とされており、前記カード3の一側部に形成された凹部3bと係合され、この凹部3b内を回動しながら係脱されるように設けられている。
【0023】
前記イジェクトアーム7には、その中央部に、軸孔7cが設けられており、この軸孔7cが、前記スライド部材6に形成された前記軸部6gに挿通されることにより、前記イジェクトアーム7は、前記軸部6gの回りに回動可能となるように取付けられるものとなっている。また、前記イジェクトアーム7の一側面部には、前記ハウジング1に設けられた前記回動規制部1hの規制用壁部に沿って移動するピン状のカムピン7dが設けられている。また、前記第1及び第2のアーム部7a、7bが延出された側とは反対側の基部には、当接突起7eが突設されており、この当接突起7eが後述するプッシュロッド9の回動操作部9gに係合されて、前記第2のアーム部7bがカードの挿入方向へ付勢されるものとなっている。
【0024】
図11、12は前記スライド部材6に前記イジェクトアーム7が取り付けられて、スライドユニットとされた状態を示している。
このスライドユニットが前記ハウジング1に取り付けられるものとなっており、この場合、前記カード3の挿入及び排出に伴って、前記イジェクトアーム7は、前記ハウジングに設けられた第1の回動阻止部1iに前記カムピン7dが当接することによりカードの排出方向への回動が規制されるものとなっている。また、前記スライド部材6の前記開口部6fの上面側に設けられた第2の回動阻止部6hに前記イジェクトアーム7の一側部である上部係止面7fが当接することによりカードの挿入方向への回動が規制されるものとなっている。
【0025】
前記イジェクトアーム7は、カードの挿着時及びカードの排出時には、前記カムピン7dが前記第1の回動阻止部1iによりカードの排出方向への回動が規制されていることから、前記カード3は前記第2のアーム部7bからはずれることがなく、したがって前記ハウジング1から飛び出すことはない。また、カードの挿着時には、前記イジェクトアームの上部係止面7fが、前記プッシュロッド9の前記回動操作部によって前記第2の回動阻止部6hに付勢されていることから、前記イジェクトアーム7のがたの発生がなく、前記カード3が前後にがたつくことを防止すると共に、前記カード3の接点部3aと前記接触端子2aとの接触を確実なものにすることができる。特に、前記接触端子2aの長さがそれぞれ異なるような、前記カード3の接点部3aの接続シーケンスを必要とする構成のものにおいては有効となるものである。また、前記カード3の突出寸法を少なくすることが可能になっている。
【0026】
コイルばね8は、金属線材からなるばね部材で、前記ハウジング1の係止凹部1dに収納され、前記スライド部材6がカードの排出方向に移動した時、前記復帰ばね4の付勢力に抗して前記スライド部材6をカードの排出位置に位置決めするように形成されている。
また、前記スライド部材6を挿入方向へ付勢する付勢部材としての役目と、後述するプッシュロッド9を押し込み位置から待機位置に復帰させる役目とを兼ね備えたものとなっている。
【0027】
プッシュロッド9は、薄板状の金属板を折り曲げて形成されており、方形状の基板部9aと、直角に折り曲げられ、この基板部9aから一端側に薄板状に細長く延設された側板部9bとから形成されている。前記側板部9bの延設された先端には、前記ロック部材5の前記係止部5cの先端に設けられた傾斜部5dに当接して、前記ロック部材5を回動させる解除操作部9cが形成されている。
また、前記基板部9aには、人間の指などで押圧操作される押釦9dが取り付けられており、この押釦9dの取付側とは反対側には、幅広の平面からなるストッパー部9eが設けられている。このストッパー部9eに前記スライド部材6のストッパー面6dが当接することで前記スライド部材6の移動が規制されるものとなっている。
【0028】
また、前記側板部9bには、細長状の切り欠き部9fが設けられており、この切り欠き部9f内を、前記イジェクトアーム7の当接突起7eが移動するものとなっている。この切り欠き部9fのカードの挿入方向の一端側が前記当接突起7eと当接して前記イジェクトアーム7の回動を規制する回動操作部9gとなっている。
また、前記プッシュロッド9は、前記スライド部材6と共に前記ハウジング1に組み込まれ、前記側板部9bが前記ハウジング1に設けられた前記ガイド壁1gにガイドされることで、前記ハウジング1内を移動するように配設されている。
【0029】
カバー10は、金属性の板材から形成されており、このカバー10には平板状の上板部10aと、この上板部10aから直角に折り曲げられ、前記ハウジング1の係合爪部1bに係合される複数の係止窓部10bを有する横板部10c、10cが形成されている。前記カバー10は、前記ハウジング1の開口部を覆うように前記ハウジング1の上面側に取り付けられるものとなっている。
また、前記カバーの上板部10aには、切り起こすことによりばね片10dが設けられており、このばね片10dが前記ロック部材5の係止腕部5bに当接されて、前記係止部5cを前記スライド部材6の係合突部6a側へ付勢している。このため、前記ロック部材5の付勢用としてのばね部材を別途設ける必要がないことから、部品点数の削減、及び前記ハウジング1の小型化が図れるものとなる。
【0030】
次に、上述したカード用コネクタ装置の通常の動作を図24乃至図34で説明する。図24乃至図34は、本発明のカード用コネクタ装置の挿入/排出時の動作状態を示す簡易説明図で、図24はハウジングにカードを挿入する初期の状態を示す説明図、図25はカードの挿入途上の状態を示す説明図、図26は同じくカードの挿入途上でスライド部材がロック部材と係合する直前の状態を示す説明図、図27はカードの挿入が終了した状態を示す説明図、図28は同じくカードの挿入終了時でスライド部材がロックされた状態を示す説明図、図29はスライド部材がロックされた状態のロック部材とプッシュロッドの関係を示す説明図、図30はプッシュロッドを押圧してスライド部材のロックを解除した状態を示す説明図、図31はロックされたスライド部材を解除しカードが排出位置まで排出された状態を示す説明図、図32はカードの排出位置からカードを手前に引いた状態を示す説明図、図33はカードの排出途上でイジェクトアームが排出方向へ回動する状態を示す説明図、図34はカードと第2のアーム部との係合が外れてカードを排出する状態を示す説明図である。
尚、図においてはロック部材とスライド部材、及びロック部材とプッシュロッドの係合/解除の状態を分かりやすくするために部分的に側面図で示している。
【0031】
まず、前記ハウジング1の収納部1aに前記カード3を挿入する。この時、前記イジェクトアーム7の前記第1のアーム部7aが前記カード3の前端部に当接し、前記第1のアーム部7aはカードの挿入方向に押圧されることになる。(図24)
【0032】
この時、前記イジェクトアーム7のカムピン7dは、前記ハウジング1の前記回動規制部1hによりその動きが規制されていることから、前記第1のアーム部7aはカードの挿入方向へは回動されずに、前記スライド部材6は前記復帰ばね4の付勢力に抗してカードの挿入方向へ移動する。この時、前記イジェクトアーム7に設けられた前記カムピン7dが前記ハウジング1に設けられた前記回動規制部1hの規制用壁部に沿って移動することなり、前記第1の回動許容部1jに案内されて前記イジェクトアーム7はカードの挿入方向へ規制された状態で一定距離だけ回動する。(図25)
【0033】
更に、前記復帰ばね4の付勢力に抗して前記カード3を挿入方向に押圧すると、前記スライド部材6はカードの挿入方向へ移動し、前記カムピン7dが、前記回動規制部1hの規制用壁部から外れて、前記イジェクトアーム7はカードの挿入方向へ一定距離だけ回動する。この時、前記イジェクトアーム7の一側部である上面が前記スライド部材6の開口部6fの上面側の壁部である第2の回動阻止部6hに当接する。この回動により前記第2のアーム部7bが前記カード3の凹部3bに係合する。また、前記当接突起7eが前記プッシュロッド9の回動操作部9gに係合された状態となる。この時、前記カード3の前記接点部3aは前記ハウジング1の接触端子2aと接触され、また、前記ロック部材5は前記スライド部材6と当接され、前記スライド部材6の移動に伴い前記係合突部6aが前記ロック部材5の傾斜部5dを押圧することにより、前記ロック部材5が側面図で示す時計回りに若干回動する。(図26)
【0034】
次に、更に前記カード3を挿入方向に押圧すると、前記スライド部材6はカードの挿入方向へ移動し、前記カード3が前記ハウジング1の収納部1aの内縁部に当接した時点で挿入が停止され、前記カード3の前記ハウジング1への挿着が完了する。これに伴い前記スライド部材6及び前記イジェクトアーム7の移動も停止される。この時、前記ロック部材5の係止腕部5bは前記カバー10に設けられたばね片10dによって前記スライド部材6の係合腕部6b側へ付勢されていることから、前記係合突部6aが前記傾斜部5bから外れた時点で前記ロック部材5は側面図で示す反時計方向へ回動されるため、前記ロック部材5の前記係止部5cは前記スライド部材6の前記係合突部6aと確実に対峙された状態となる。この時、前記プッシュロッド9は、前記ばね部材8の付勢力に抗して前記スライド部材6及び前記イジェクトアーム7と共にカードの挿入方向へ若干移動するものとなる。(図27)
【0035】
次に、前記カード3への押圧を解除すると、前記スライド部材6は前記復帰ばね4の付勢力により、カードの排出方向へ僅かだけ戻され、この時、前記係合突部6aが前記ロック部材5の前記係止部5cと係合することでその位置に前記スライド部材6がロックされる。(図28)
【0036】
この時、前記イジェクトアーム7は、前記当接突起7eが前記プッシュロッド9の回動操作部9gに当接されており、前記プッシュロッド9を待機位置へ復帰させる前記ばね部材8の付勢力によって、前記イジェクトアーム7はカードの挿入方向へ回動するように付勢されていることから、前記イジェクトアーム7の一側部である上部係止面7fが、前記スライド部材6の開口部6fの上面側の壁部である第2の回動阻止部6hに当接するように常時押圧されるため、前記カード3の凹部3bと係合される前記第2のアーム部7bのがたつきの発生を防止し、カード3の前後方向へのがたつきを抑えることができる。
【0037】
次に、前記ハウジング1に挿着した前記カード3を排出する場合には、前記カード3の挿着状態(図29)から、待機位置にある前記プッシュロッド9の押釦9dを、前記コイルばね8の付勢力に抗して指などで押圧して、前記プッシュロッド9をカードの挿入方向へ押し込み位置まで移動させると、前記解除操作部9cが前記ロック部材5の傾斜部5dを押圧することにより、前記ロック部材5の係止腕部5bが側面図に示す時計方向へ回動され、前記ロック部材5の前記係止部5cが前記スライド部材6の係合突部6aから外れた状態となる。(図30)
【0038】
そして、前記スライド部材6は前記復帰ばね4の付勢力によりカードの排出方向へと移動される。この時、前記プッシュロッド9の解除操作部9cは、金属板を折り曲げて一端側に薄板状に細長く延設された側板部9bに形成されていることから、前記スライド部材6の移動を妨げないように配設することが可能となっている。また、配設に場所を取らないことから前記ハウジング1の幅寸法を小さく形成することができる。
【0039】
前記スライド部材6がカードの排出方向へ移動するのに伴い、前記イジェクトアーム7はその回動が規制された状態で、前記スライド部材6と共にカードの排出方向へ移動する。そして、前記コイルばね8の端部に前記スライド部材6の停止突部6eの後端部が当接することにより、前記スライド部材6の移動が停止され、前記カード3は排出位置に停止されるものとなる。
この時、前記プッシュロッド9の基板部9aには幅広の平面からなる前記ストッパー部9eが設けられており、押し込み位置では、このストッパー部9eに、カードの排出方向へ移動された前記スライド部材6の一端側に設けられた前記ストッパー面6dが当接することにより、確実に、前記スライド部材6の移動が停止され、前記カード3は排出位置に停止されるものとなる。この時、前記カード3の前記接点部3aは前記ハウジング1の接触端子2aとの接触が解除される。(図31)
【0040】
この場合、前記カード3は、前記凹部3bが前記第2のアーム部7bに係合されており、前記カムピン7dは前記回動規制部1hの規制用壁部に当接されてその回動が規制されていることから、前記カード3が前記ハウジング1の収納部1aから飛び出すことを防止することができる。
【0041】
次に、前記プッシュロッド9の押圧を解除すると、前記プッシュロッド9は前記コイルばね8の付勢力によって初期の待機位置へと復帰する。この時、前記スライド部材6のストッパー面6dと、前記プッシュロッド9のストッパー部9eとの当接が解除され、前記スライド部材6は、カードの排出方向への移動が可能な状態となる。
この状態から、指などによって前記カード3を引き出すと、前記スライド部材6は前記コイルばね8の付勢力に抗して手前側に移動し、前記カムピン7dは前記回動規制部1hのカム壁から外れる方向に移動し、前記イジェクトアーム7はカードの排出方向へ回動が可能な状態となる。(図32)
【0042】
更に、この状態から前記カード3を引き出すと、前記スライド部材6は前記コイルばね8が撓むことによりカードの排出方向へと移動する。この時、前記カムン7dが前記第2の回動許容部1kに案内されて前記イジェクトアーム7は、前記カード3の排出方向へ回動することが可能となる。(図33)
【0043】
更に、前記イジェクトアーム7のカードの排出方向への回動に伴って、前記第2のアーム部7bは、前記カード3の前記凹部3bとの係合が外れることとなり、前記カード3は前記ハウジング1の前記収納部1aから排出される。(図34)
そして、前記カード3が排出されると、前記スライド部材6は、前記コイルばね8の付勢力でカードの挿入方向へ移動し、初期の状態(図24)に戻るものとなる。
【0044】
上記実施例では、ハウジング1内に着脱されるカード3の挿入及び排出方向にスライド移動可能なスライド部材6のロックを解除させるプッシュロッド9と、前記スライド部材6に回動可能に支持されカード3の挿入及び排出に伴ってカード3と係脱可能なイジェクトアーム7と、このイジェクトアーム7の回動動作を規制する回動規制部1hとを備え、前記イジェクトアーム7には、外方へ突出する当接突起7eを形成し、且つ、前記プッシュロッド9には、カード挿着位置にある前記イジェクトアーム7の当接突起7eと係合して、前記イジェクトアーム7のカムピン7d又は一側部を前記回動規制部1hに当接する方向へ回動させる回動操作部9gを形成したことから、前記カード3の凹部3bと係合される前記第2のアーム部7bのがたつきの発生を防止し、カード3の前後方向へのがたつきを抑えることができると共に、前記接点部3aと前記接触端子2aの接触を安定させることができるものとなっている。
【0045】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のカード用コネクタ装置は、スライド部材のロックを解除させるプッシュロッドと、スライド部材に回動可能に支持されたカードと係脱可能なイジェクトアームと、このイジェクトアームの回動動作を規制する回動規制部とを備え、回動規制部は、スライド部材のイジェクトアームが支持された開口部の上面側に設けられた壁部からなる第2の回動阻止部であり、イジェクトアームには、外方へ突出する当接突起を形成し、且つ、プッシュロッドには、カード挿着位置においてイジェクトアームの当接突起と係合して、イジェクトアームの一側部である上部係止面第2の回動阻止部に当接するようにカードの挿入方向へ回動させる回動操作部を形成し、カード挿着位置においてイジェクトアームの一側部である上部係止面第2の回動阻止部と当接するように常時押圧されることでカードとイジェクトアームとの係合のがたつきを防止したことから、カードの凹部と係合される第2のアーム部のがたつきの発生を防止し、カードの前後方向へのがたつきを抑えることができると共に、接点部と接触端子の接触を安定させることができる。
【0046】
また、前記回動規制部は、スライド部材のイジェクトアームが支持された開口部の上面側に設けられた壁部からなる第2の回動阻止部であることから、複雑な制御機構を用いることなしに、簡易な構成で、挿着位置にあるカードのがたつきを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例であるカード用コネクタ装置を示す平面図である。
【図2】本発明の同じくカード用コネクタ装置を示す正面図である。
【図3】本発明の同じくハウジングを示す平面図である。
【図4】本発明の同じくハウジングを示す正面図である。
【図5】本発明の同じくカードを示す平面図である。
【図6】本発明の同じくカードを示す底面図である。
【図7】本発明の同じくスライド部材を示す平面図である。
【図8】本発明の同じくスライド部材を示す側面図である。
【図9】本発明の同じくイジェクトアームを示す平面図である。
【図10】本発明の同じくイジェクトアームを示す底面図である。
【図11】本発明の同じくスライドユニットを示す平面図である。
【図12】本発明の同じくスライドユニットを示す底面図である。
【図13】本発明の同じくロック部材を示す平面図である。
【図14】本発明の同じくロック部材を示す側面図である。
【図15】本発明の同じくロック部材とハウジングの取り付け状態を示す関係図である。
【図16】本発明の同じくロック部材とハウジングの取り付け状態を示す関係図である。
【図17】本発明の同じくスライドユニットをハウジングに取り付けた状態を示す関係図である。
【図18】本発明の同じくプッシュロッドを示す平面図である。
【図19】本発明の同じくプッシュロッドを示す側面図である。
【図20】本発明の同じくハウジングにプッシュロッドを取り付けた状態を示す関係図である。
【図21】本発明の同じくカバーを示す平面図である。
【図22】本発明の同じくカバーを示す側面図である。
【図23】本発明の同じくロック部材とカバーの取り付け状態を示す関係図である。
【図24】本発明のハウジングにカードを挿入する初期の状態を示す説明図である。
【図25】本発明のカードの挿入途上の状態を示す説明図である。
【図26】本発明の同じくカードの挿入途上でスライド部材がロック部材と係合する直前の状態を示す説明図である。
【図27】本発明のカードの挿入が終了した状態を示す説明図である。
【図28】本発明の同じくカードの挿入終了時でスライド部材がロックされた状態を示す説明図である。
【図29】本発明のスライド部材がロックされた状態のロック部材とプッシュロッドの関係を示す説明図である。
【図30】本発明のプッシュロッドを押圧してスライド部材のロックを解除した状態を示す説明図である。
【図31】本発明のロックされたスライド部材を解除しカードが排出位置まで排出された状態を示す説明図である。
【図32】本発明のカードの排出位置からカードを手前に引いた状態を示す説明図である。
【図33】本発明のカードの排出途上でイジェクトアームが排出方向へ回動する状態を示す説明図である。
【図34】本発明のカードと第2のアーム部との係合が外れてカードを排出する状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ハウジング
1a 収納部
1b 係止爪部
1c 平坦部
1d 収納凹部
1e 係止凹部
1f 係止溝
1g ガイド壁
1h 回動規制部
1i 第1の回動阻止部
1j 第1の回動許容部
1k 第2の回動許容部
2a 接触端子
2b 接続端子
3 カード
3a 接点部
3b 凹部
4 復帰ばね
5 ロック部材
5a 係止軸
5b 係止腕部
5c 係止部
5d 傾斜部
6 スライド部材
6a 係合突部
6b 係合腕部
6c 係止軸
6d ストッパー面
6e 係止突部
6f 開口部
6g 軸部
6h 第2の回動阻止部
7 イジェクトアーム
7a 第1のアーム部
7b 第2のアーム部
7c 軸孔
7d カムピン
7e 当接突起
7f 上部係止面(一側部)
8 コイルばね
9 プッシュロッド
9a 基板部
9b 側板部
9c 解除操作部
9d 押釦
9e ストッパー部
9f 切り欠き部
9g 回動操作部
10 カバー
10a 上板部
10b 係止窓部
10c 横板部
10d ばね片

Claims (1)

  1. ハウジング内に着脱されるカードの挿入及び排出方向にスライド移動可能なスライド部材と、このスライド部材をカードの排出方向へ付勢する復帰ばねと、この復帰ばねの付勢力に抗して前記スライド部材をカードが挿着された位置に保持するロック部材と、待機位置と押し込み位置との間を移動可能に配設され、押圧操作によって前記ロック部材のロックを解除して、前記スライド部材を前記カードの排出位置まで移動させるプッシュロッドと、このプッシュロッドを待機位置方向へ付勢するばね部材と、前記スライド部材に回動可能に支持されカードの挿入及び排出に伴って前記スライド部材と共に移動するとともにカードの挿入方向及び排出方向に回動してカードと係脱可能なイジェクトアームと、このイジェクトアームの一側部である上部係止面と係合してイジェクトアームのカードの挿入方向への回動動作を規制する回動規制部とを備え、前記回動規制部は、前記スライド部材の前記イジェクトアームが支持された開口部の上面側に設けられた壁部からなる第2の回動阻止部であり、前記イジェクトアームには、外方へ突出する当接突起を形成し、且つ、前記プッシュロッドには、カード挿着位置において前記イジェクトアームの当接突起と係合して、前記ばね部材の付勢力により前記イジェクトアームの一側部である上部係止面を前記第2の回動阻止部に当接するようにカードの挿入方向へ回動させる回動操作部を形成し、カード挿着位置において前記イジェクトアームの一側部である上部係止面が前記第2の回動阻止部と当接するように常時押圧されることで前記カードと前記イジェクトアームとの係合のがたつきを防止したことを特徴とするカード用コネクタ装置。
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