JP2014174884A - 電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】例えば、片手のみで容易に電子部品を本体筐体から取り外すことができる電子機器を提供する。
【解決手段】電子機器10は、コネクタ28を有するバッテリ装置12を収容可能な収容凹部16を有し、該収容凹部16内に本体側コネクタ30が設けられた本体筐体14を備え、本体筐体14に対して移動可能に設けられた第1ラッチ部材32の係止爪部50を、収容凹部16に収容したバッテリ装置12の係止突部42に対して係止可能に構成することでバッテリ装置12を本体筐体14に対して着脱可能に構成されている。そして、第1ラッチ部材32は、係止爪部50で係止突部42を係止した状態から該係止を解除する方向への移動時に、バッテリ装置12に当接して該バッテリ装置12を収容凹部16からの離脱方向へと押出し移動させる押出部44を備える。
【選択図】図7

Description

本発明は、バッテリ装置等のコネクタを有する電子部品を本体筐体に対して着脱可能に構成した電子機器に関する。
ノートブック型のパーソナルコンピュータ(ノート型PC)のように可搬性を考慮した電子機器では、電源としてバッテリ装置(バッテリユニット)を用いた構成が一般的に採用されている。バッテリユニットは、係止手段を介して本体筐体の収容凹部に着脱可能に装着される一方、係止手段の係止状態を解除することによって収容凹部から離脱させ、交換等を行うことができる。
係止手段は、通常、バッテリユニット側に設けられた係止部と、ノート型PCの本体筐体側にスライド可能に設けられたラッチ部材とを備えて構成される。係止部に対してラッチ部材の係合爪部を係止させることにより、収容凹部内から離脱方向へのバッテリユニットの脱落を阻止することができる。
例えば、特許文献1記載の電子機器の係止手段においても、バッテリユニットを本体筐体の収容凹部に挿入することにより、その側面に形成された係止部とラッチ部材の係止爪部とが係止状態となり、バッテリユニットが本体筐体に装着される。また、解除操作レバーを所定の解除方向にスライド操作することにより、ラッチ部材をスライドさせて係止手段の係止状態を解除し、バッテリユニットを本体筐体から取り外すことができる。
特開2009−169807号公報
特許文献1記載の電子機器は、バッテリユニット側に設けた解除操作レバーをスライド操作することにより、本体筐体側のラッチ部材を弾性部材の付勢力に抗して退避させて係止手段の係止状態を解除するものであり、この際、解除操作レバーと連動する解除押圧片がラッチ部材の傾斜面に当接してバッテリユニットを収容凹部から押出すため、利便性が高い構造となっている。
ところが、この電子機器では、係止手段の係止状態を解除し、且つバッテリユニットを収容凹部から押出すためには、バッテリユニット側にスライド可能に配設された解除押圧片によって、本体筐体側のラッチ部材の傾斜面を押圧してラッチ部材を水平方向にスライドさせると同時に、解除押圧片をラッチ部材の傾斜面を滑らせてバッテリパック自体を上方へと押し上げる必要がある。このため、操作に慣れていない使用者等が取り扱う場合には、解除押圧片でラッチ部材を水平方向に押圧しつつ、これを傾斜面上を上方へと円滑に滑らせてバッテリパックを押出すことが難しい場合があり、解除操作レバーから手を離すと同時に、ラッチ部材が弾性部材の付勢力によって再び係止方向に戻り、係止爪部と係止部とが再び係止状態となる可能性がある。
従って、このようにバッテリパックの取外動作時に、係止手段が再び係止状態となることを防止するためには、解除操作レバーを手で押さえたまま、係止状態を解除したバッテリユニットを収容凹部から離脱させる必要があり、片手のみでバッテリユニットを取り外すことが難しい可能性がある。しかも、バッテリユニットはコネクタによって本体筐体の本体側コネクタと接続されているため、バッテリユニットを収容凹部から押出すためには、これらコネクタ相互間の接続も解除する必要があり、上記した解除操作レバーと連動したバッテリユニットの押出しが一層難しいものとなっている。
本発明は、上記従来技術の課題を考慮してなされたものであり、例えば、片手のみで容易に電子部品を本体筐体から取り外すことができる電子機器を提供することを目的とする。
本発明に係る電子機器は、コネクタを有する電子部品と、前記電子部品を収容可能な収容凹部を有し、該収容凹部内に前記電子部品のコネクタと接続可能な本体側コネクタが設けられた本体筐体とを備え、前記本体筐体に対して移動可能に設けられたラッチ部材の係止爪部を、前記収容凹部に収容した前記電子部品の係止部に対して係止可能に構成することで前記電子部品を前記本体筐体に対して着脱可能とすると共に、前記電子部品を前記本体筐体の収容凹部に収容して前記コネクタと前記本体側コネクタとを接続することで前記電子部品と前記本体筐体とが電気的に接続される電子機器であって、前記ラッチ部材は、前記係止爪部で前記係止部を係止した状態から該係止を解除する方向への移動時に、前記電子部品に当接して該電子部品を前記収容凹部からの離脱方向へと押出し移動させる押出部を備えることを特徴とする。
このような構成によれば、ラッチ部材に、係止爪部で係止部を係止した状態から該係止を解除する方向への移動時に、電子部品に当接して該電子部品を収容凹部からの離脱方向へと押出し移動させる押出部を備える。従って、電子部品の取外動作時には、ラッチ部材を解除方向へとスライドさせるだけで、該ラッチ部材の押出部によって電子部品を離脱方向へと強制的に且つ確実に移動させることができ、その後の電子部品の収容凹部からの取り出しが容易となる。しかも、ラッチ部材を解除操作するだけで、電子部品が移動しているため、係止爪部と係止突部との再係止も防止される。すなわち、電子部品の取外動作に慣れていない使用者等であっても、ラッチ部材をスライド操作する解除レバーを解除方向に操作するだけで電子部品を離脱方向に確実に押出すことができるため、その後は、解除レバーから手を離し、片手で電子部品を収容凹部から引き抜くだけで容易に取外動作を完了することができる。
前記押出部によって前記電子部品が前記収容凹部からの離脱方向へと押出し移動される際に、前記コネクタと前記本体側コネクタの接続状態が解除されると、電子部品の取外動作時に、コネクタと本体側コネクタの切離動作を特別に意識することなく、電子部品の取外動作を行うだけで、その接続状態も解除することができ、利便性が高く、またコネクタ接続部の破損等も可及的に抑制することができる。
前記係止爪部が前記係止部を係止する移動方向へと前記ラッチ部材を前記本体筐体に対して弾性支持する弾性部材を備えると、ラッチ部材によって電子部品を安定して係止しておくことができる。
この場合、前記本体筐体は、前記係止爪部の前記係止部への係止状態を解除する方向に移動し、前記押出部によって前記電子部品を前記収容凹部からの離脱方向へと押出し移動させた前記ラッチ部材の押出部と係合することで、該ラッチ部材の前記弾性部材による係止方向への移動を規制するラッチ保持部を備えてもよい。そうすると、電子部品の押出し後、弾性部材の付勢力によってラッチ部材の係止方向への復帰が規制されるため、該ラッチ部材の係止爪部が再び電子部品側の係止部と係止状態となることがより確実に防止される。
前記電子部品の一側面には、前記押出部と当接する受圧用突部が設けられていてもよい。そうすると、押出部によって安定して確実に電子部品を押出し移動させることができる。また、受圧用突部を設けることにより、電子部品の押出し後、再び電子部品を収容凹部に装着する際には、ラッチ保持部による押出部の係合状態を該受圧用突部によって容易に解除できるため、電子部品の取付動作が一層円滑なものとなる。
前記電子部品は、前記収容凹部への収容方向での前端面に前記コネクタを有して前方へと突出するコネクタ台を備え、該コネクタ台に前記係止部が設けられていると、コネクタの近傍にラッチ部材を配置し、このラッチ部材の押出部によってコネクタの近傍で電子部品を押出し移動させることができるため、ラッチ部材の解除方向へのスライドに伴う押出部からの押圧力をコネクタの近傍で電子部品に付与することができ、コネクタと本体側コネクタの接続状態をより確実に解除することが可能となる。
この場合、前記ラッチ部材の押出部は、前記電子部品の前記収容凹部への収容方向に直交する方向で、前記電子部品の中心に対して、前記コネクタ台よりも離間した位置で該電子部品に当接する構成とすると、コネクタ台よりも電子部品の中心から外方にある位置で該電子部品を押出部によって押圧することができる。このため、押出部からの押圧力によって電子部品は収容凹部内での左右幅方向でコネクタ側が持ち上がる回動方向の力を受けつつ、該収容凹部の左右側壁面に沿って離脱方向に移動されるため、コネクタと本体側コネクタの接続状態を一層容易に且つ円滑に解除することが可能となる。
前記電子部品は、当該電子機器の電源となるバッテリ装置であってもよい。
本発明によれば、電子部品の取外動作時には、ラッチ部材を解除方向へとスライドさせるだけで、該ラッチ部材の押出部によって電子部品を離脱方向へと強制的に且つ確実に移動させることができ、その後の電子部品の収容凹部からの取り出しが容易となり、この際、係止爪部と係止突部との再係止も防止されるため、片手であっても容易に電子部品を収容凹部から取り外すことが可能となる。
図1は、本発明の一実施形態に係る電子機器の構成を示す底面図である。 図2は、図1に示す電子機器を構成する本体筐体の収容凹部内にバッテリ装置を収容し係止した状態での要部拡大平面図である。 図3は、バッテリ装置の構成を示す平面図である。 図4は、第1係止手段を構成する第1ラッチ部材の構成を示す平面図である。 図5は、第2係止手段を構成する第2ラッチ部材の構成を示す平面図である。 図6は、図2に示す収容凹部内に収容されたバッテリ装置の係止突部を第1ラッチ部材の係止爪部で係止した状態での要部拡大平面図である。 図7は、図6に示す状態から第1ラッチ部材を解除方向にスライドさせ、係止突部と係止爪部の係止状態を解除した状態での要部拡大平面図である。 図8は、図2に示す収容凹部内に収容されたバッテリ装置の係止凹部を第2ラッチ部材の係止爪部で係止した状態での要部拡大平面図である。 図9は、図2に示す状態から第1係止手段及び第2係止手段の係止状態を解除した状態での要部拡大平面図である。
以下、本発明に係る電子機器について好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る電子機器10の構成を示す底面図である。電子機器10は、電子部品であるバッテリ装置12を、本体筐体14の収容凹部16に対して収容可能且つ着脱可能に構成したノート型PCである。電子機器10としては、ノート型PC以外にも、タブレット型パーソナルコンピュータ(タブレット型PC)や携帯型の音楽プレーヤー等、各種の電子機器を例示できる。また、電子部品としては、バッテリ装置12以外にも、磁気ディスク装置や光ディスク装置等、電子機器に対して着脱可能に搭載されて電気的に接続される各種の電子部品を例示できる。
電子機器10は一般的なノート型PCであり、図1に示すように、本体筐体14と、本体筐体14の底面14aに設けられた収容凹部16に対して収納可能且つ着脱可能なバッテリ装置12とを備える。また、図示はしないが、電子機器10は、本体筐体14の上面にキーボートが設けられ、本体筐体14の後端部にヒンジを介してディスプレイが開閉可能に設けられ、本体筐体14の内部に基板、演算装置、冷却装置等が設けられいる。以下では説明の便宜上、電子機器10の使用形態を考慮して、図1における上下方向を前後方向、紙面に垂直な電子機器10の厚み方向を上下方向と呼び、幅方向は各図での図面の方向で適宜左右方向と呼ぶものとする。
本体筐体14は、その底面14aを形成する樹脂製や金属製の板状部材である下プレート18と、下プレート18の上面を蓋する上プレート(図示せず)とによって箱状に形成されている。バッテリ装置12は、本体筐体14の底面14aに形成された収容凹部16に収容・装着された状態では、その底面12aが本体筐体14の底面14aと面一となり、本体筐体14の底面14aの一部を構成する。バッテリ装置12は、後述する第1係止手段20及び第2係止手段22によって本体筐体14に着脱される。本体筐体14の底面14aには、収容凹部16からバッテリ装置12を取り外す際に操作する第1解除操作レバー24及び第2解除操作レバー26が左右方向にスライド可能に設けられている。
バッテリ装置12が収容凹部16内に収容されて第1係止手段20及び第2係止手段22を介して本体筐体14に装着され、同時にバッテリ装置12のコネクタ28が本体筐体14の本体側コネクタ30に接続されることにより、これら本体筐体14とバッテリ装置12とが電気的に接続され、バッテリ装置12を当該電子機器10の電源として機能させることができる。
次に、バッテリ装置12及びこのバッテリ装置12の収容凹部16への収容構造と、バッテリ装置12の本体筐体14への着脱機構を構成する第1係止手段20及び第2係止手段22とについて説明する。
図2は、図1に示す電子機器10を構成する本体筐体14の収容凹部16内にバッテリ装置12を収容し係止した状態での要部拡大平面図であり、装置本体14を構成する前記上プレートを取り外し、下プレート18の内面側を当該電子機器10の上面側から見た図である。図3は、バッテリ装置12の構成を示す平面図である。また、図4は、第1係止手段20を構成する第1ラッチ部材32の構成を示す平面図であり、図5は、第2係止手段22を構成する第2ラッチ部材34の構成を示す平面図である。
図2及び図3に示すように、バッテリ装置12は、内部に図示しない二次電池を搭載した扁平な直方体形状であり、その前端面12bの一方側には、前側へと突出したコネクタ台36が設けられ、コネクタ台36の外側であって前端面12bのR形状の角部には、前側へと突出した先細り略台形形状であって平坦な先端面を持った受圧用突部38が設けられている。さらに、受圧用突部38側と反対側の角部で前端面12bと交わる側面12c(図3では左側面)には、第2係止手段22を構成する係止凹部40が形成されている。
コネクタ台36は、前端面12bに突設された突出片であり、その先端面に露出するコネクタ28と、その受圧用突部38側の外側面に突設された係止突部(係止部)42とを有する。コネクタ28は、上記したように、本体筐体14の本体側コネクタ30と接続される端子部であり、両者の接続方向は、収容凹部16へのバッテリ装置12の挿脱方向と一致している(図6及び図7参照)。係止突部42は、第1係止手段20を構成する第1ラッチ部材32によって係止される係止面42aと、第1ラッチ部材32と摺接する傾斜面42bとを有し、先細り略三角形状に形成されている。受圧用突部38は、後述する第1ラッチ部材32の押出部44からの押圧力を受ける部分である。係止凹部40は、第2係止手段22を構成する第2ラッチ部材34によって係止される係止面40aを有する。
このようなバッテリ装置12が収容される収容凹部16は、図2に示すように、当該電子機器10の底蓋となる下プレート18の一部を切欠いて形成されている。収容凹部16の略U字状に延在する縁部周辺には、収容凹部16の奥側(前側)の縁部に形成された矩形のコネクタ用凹部16aと、コネクタ用凹部16aの外側部に連続して設けられた矩形の第1スライダ用凹部16bと、バッテリ装置12の側面12cに対面する側縁部に形成された矩形の第2スライダ用凹部16cとが設けられている。これらコネクタ用凹部16a、第1スライダ用凹部16b、及び第2スライダ用凹部16cは、例えば下プレート18の内面に壁部を起立させることで形成されている。
コネクタ用凹部16aは、バッテリ装置12のコネクタ台36が挿脱される部分である。コネクタ用凹部16aには、バッテリ装置12が所定位置まで確実に収容凹部16内に収容された状態で、コネクタ台36のコネクタ28と接続される本体側コネクタ30が配置されている(図6参照)。
第1スライダ用凹部16bは、コネクタ用凹部16a内に配置されたコネクタ台36の側面から突出した係止突部42を係止するための第1ラッチ部材32がスライド可能に配置される部分である。第1スライダ用凹部16bの略中央には、孔部が貫通形成されており、本体筐体14の底面14a側に露出する第1解除操作レバー24の取付部24aが該孔部を通して第1ラッチ部材32に固定される(図6も参照)。
第2スライダ用凹部16cは、係止凹部40の係止面40aを係止するための第2ラッチ部材34がスライド可能に配置される部分である。第2スライダ用凹部16cの略中央には、孔部が貫通形成されており、本体筐体14の底面14a側に露出する第2解除操作レバー26の取付部26aが該孔部を通して第2ラッチ部材34に固定される(図8も参照)。
このような収容凹部16へのバッテリ装置12の入口となる後側の開口には、該開口の両端間を渡るようにブリッジ部46が架橋されている(図2参照)。ブリッジ部46は、収容凹部16内に収容・装着されたバッテリ装置12の上面12dを押さえるものである。また、収容凹部16内に収容されたバッテリ装置12は、その底面12aが収容凹部16の略U字状に延在する縁部から該収容凹部16の内方へと突出形成されたフランジ部48によって押さえられる。これにより、バッテリ装置12は、これらブリッジ部46とフランジ部48との間で上下に挟み込まれるようにして収容凹部12内で安定支持される。
図6は、図2に示す収容凹部16内に収容されたバッテリ装置12の係止突部42を第1ラッチ部材32の係止爪部50で係止した状態での要部拡大平面図である。図7は、図6に示す状態から第1ラッチ部材32を解除方向にスライドさせ、係止突部42と係止爪部50の係止状態を解除した状態での要部拡大平面図である。
図4及び図6に示すように、第1ラッチ部材(ラッチ部材)32は、そのスライド方向(図2及び図6中で左右方向)に対する両側部に設けられた複数のスライドガイド52が、本体筐体14側の第1スライダ用凹部16bの側壁部に設けられた各スライドレール54に摺接することで、第1スライダ用凹部16b内でスライド可能に配置されている。この際、第1ラッチ部材32は本体筐体14に対して、一端が本体筐体14側に固定されたコイルばね(弾性部材)55の付勢力により、そのスライド方向で常時前方側(図6中で左側)へと付勢された状態で弾性支持されている。
第1ラッチ部材32は、そのスライド方向で前方(図4及び図6中で左側)へと突出した係止爪部50と、係止爪部50からスライド方向で後方(図4及び図6中で右側)へと延在した押出部44と、当該第1ラッチ部材32の中央部を貫通した孔部56と、スライド方向で孔部56の前方側の端面からスライド方向で後方側へと延びたピン58とを備える。
係止爪部50は、バッテリ装置12に設けられた係止突部42の係止面42aと当接し、これを係止する係止面50aと、係止突部42の傾斜面42bと摺接する傾斜面50bとを有し、先細り略三角形状に形成されている。
押出部44は、係止爪部50の傾斜面50bから連続し、当該第1ラッチ部材32の本体部から分離してスライド方向後方へと延びた弾性片である。押出部44は、当該第1ラッチ部材32が解除方向(図6中で右側)にスライド退避した際、バッテリ装置12に設けられた受圧用突部38の先端面と当接し、これを押圧するための部分であり(図7参照)、その頂部に受圧用突部38を押圧する膨出部44aが設けられている。さらに、押出部44は、受圧用突部38を押出した後、該受圧用突部38が臨入していた第1スライダ用凹部16bの縁部に形成された開口60の端部に設けられたストッパ片60aと当接し(図7参照)、コイルばね55の付勢力によって当該第1ラッチ部材32がスライド方向で前方側へと移動することを規制する機能(仮保持機能)も有する。
孔部56には、第1解除操作レバー24の取付部24aが挿通されて当該第1ラッチ部材32に固定され、これにより、第1解除操作レバー24と第1ラッチ部材32とが一体的にスライド可能に連結されている(図6及び図7参照)。孔部56内に突設されたピン58には、一端が本体筐体14側から突出したピン62に嵌挿されたコイルばね55の他端が嵌挿される。コイルばね55は、これらピン58,62間に渡って設けられることで、本体筐体14に対して第1ラッチ部材32をスライド方向で前方側へと付勢しながら弾性支持している。
図8は、図2に示す収容凹部16内に収容されたバッテリ装置12の係止凹部40を第2ラッチ部材34の係止爪部64で係止した状態での要部拡大平面図である。
図5及び図8に示すように、第2ラッチ部材34は、そのスライド方向(図2及び図8中で左右方向。図9も参照)に対する両側部に設けられた複数のスライドガイド66及び嵌合突部67が、本体筐体14側の第2スライダ用凹部16cの側壁部に設けられた各スライドレール68に摺接することで、第2スライダ用凹部16c内でスライド可能に配置されている。
スライドガイド66は、第2ラッチ部材34のスライド方向に対する各側壁部の両端にそれぞれ一対ずつ設けられており、その間の中央部にスライドガイド66より大きな嵌合突部67が設けられている。この嵌合突部67は、当該第2ラッチ部材34の本体部に対して長孔70を挟んで弾性支持された細径の弾性棒72の外面に突設されている。嵌合突部67は、弾性棒72によって弾性支持されることにより、スライドレール68に対する第2ラッチ部材34のスライド動作をガイドする機能と、第2ラッチ部材34を所定のスライド位置で保持する位置決め機能とを有する。各スライドレール68の中央付近には、それぞれ一対の保持凹部68a,68bが形成されており、嵌合突部67は当該第2ラッチ部材34のスライド動作に伴い、保持凹部68a又は保持凹部68bに対して選択的に嵌合し、第2ラッチ部材34のスライド位置を規定する。
第2ラッチ部材34は、そのスライド方向で前方(図5及び図8中で右側)へと突出した係止爪部64と、当該第2ラッチ部材34の中央部を貫通した孔部74とを備える。
係止爪部64は、バッテリ装置12に設けられた係止凹部40の係止面40aと当接し、これを係止する係止面64aと、バッテリ装置12の外側面に摺接可能な傾斜面64bとを有し、先細り略三角形状に形成されている。係止爪部64は、嵌合突部67がスライド方向で前方側の保持凹部68aに嵌合した状態では係止凹部40に挿入されてバッテリ装置12を係止し(図2及び図8参照)、嵌合突部67がスライド方向で後方側の保持凹部68bに嵌合した状態では係止凹部40から離脱してバッテリ装置12への係止状態が解除される(図9参照)。
孔部74には、第2解除操作レバー26の取付部26aが挿通されて当該第2ラッチ部材34に固定され、これにより、第2解除操作レバー26と第2ラッチ部材34とが一体的にスライド可能に連結されている(図8参照)。
次に、本実施形態に係る電子機器10におけるバッテリ装置12の本体筐体14に対する取付動作及び取外動作について説明する。図9は、図2に示す状態から第1係止手段20及び第2係止手段22の係止状態を解除した状態での要部拡大平面図である。
先ず、バッテリ装置12を本体筐体14に取り付ける場合には、本体筐体14aに対するバッテリ装置12の上下の向きを合わせた後、バッテリ装置12の前端面12bを先頭側として収容凹部16内へと挿入する(図1及び図2参照)。そうすると、図2に示すように、バッテリ装置12のコネクタ台36がコネクタ用凹部16aに配置され、第1係止手段20を構成する第1ラッチ部材32と係止突部42とが係止状態となる(図6参照)。また、第2係止手段22を構成する第2ラッチ部材32と係止凹部40とは人手によって係止状態とする(図8参照)。
この取付動作時、第1係止手段20では、第1ラッチ部材32は、コイルばね55によって常時スライド方向で前方側に付勢されており、係止爪部50がコネクタ台36の外側面から突出した係止突部42と干渉する位置にあるが、収容凹部16内への進入側となる係止突部42の傾斜面42bが、受入側となる係止爪部50の傾斜面50bを押圧しながら摺接する。このため、バッテリ装置12の進入に伴う傾斜面42b,50b間の摺接作用により、コイルばね55の付勢力に抗して第1ラッチ部材32がスライド方向で後方側へと退避し、最終的にバッテリ装置12が収容凹部16内に完全に収容される際には、係止突部42の傾斜面42bが係止爪部50の傾斜面50bを乗り越える(図7及び図9参照)。そうすると、第1ラッチ部材32は、コイルばね55の付勢力によって今度はスライド方向で前方側へとスライドし、係止面42aと係止面50aとが対面して相互に係止状態となり、第1係止手段20が係止状態となってバッテリ装置12の収容凹部16からの抜け止めがなされる(図2及び図6参照)。
一方、第2係止手段20では、第2ラッチ部材34は、前回のバッテリ装置12の取外動作時に、嵌合突部67がスライド方向で後方側の保持凹部68bに嵌合されているため、第2スライダ用凹部16cの奥側へと退避した位置にある(図9参照)。そこで、バッテリ装置12が収容凹部16内に完全に収容された後、第2解除操作レバー26を係止方向(図1中で右側)にスライドさせる。これにより、第2ラッチ部材34は、弾性棒72が弾性変形することで嵌合突部67が保持凹部68bから抜け出るため、スライド方向で前方側へと移動でき、係止爪部64がバッテリ装置12側の係止凹部40に挿入されると、嵌合突部67が今度はスライド方向で前方側の保持凹部68aに嵌合する。同時に、係止爪部64の係止面64aと係止凹部40の係止面40aとが対面して相互に係止状態となり、第2係止手段22が係止状態となってバッテリ装置12の収容凹部16からの抜け止めがなされる(図2及び図8参照)。
なお、第2係止手段20では、前回のバッテリ装置12の取外動作の後に、第2ラッチ部材34がスライド方向で前方側へとスライド操作され、嵌合突部67がスライド方向で前方側の保持凹部68aに嵌合された状態の場合であっても、上記と同様なバッテリ装置12の取付動作を行うことができる。すなわち、この状態では、バッテリ装置12が収容凹部16に収容されていない場合には、第2ラッチ部材34の係止爪部64は、収容凹部16内へと突出しているが、バッテリ装置12が収容凹部16内に進入してくると、傾斜面64bがバッテリ装置12の前端面12bの角部及び側面12cによって押圧され、これと摺接するため、第2ラッチ部材34はスライド方向で後方側へと強制的に退避され、特に問題を生じることなく円滑にバッテリ装置12を装着することができる。
以上より、バッテリ装置12を本体筐体14に取り付ける際には、バッテリ装置12が収容凹部16内に収容すると同時に第1係止手段20が係止状態となり、さらに第2解除操作レバー26を操作して第2係止手段22も係止状態とすることにより、バッテリ装置12が本体筐体14に対して確実に脱落防止された状態で装着される。この際、バッテリ装置12のコネクタ台36が本体筐体14側のコネクタ用凹部16aに挿入されるため、バッテリ装置12のコネクタ28と本体筐体14の本体側コネクタ30とが確実に接続され、バッテリ装置12が当該電子機器10の電源として動作可能な状態となる。
次に、バッテリ装置12を本体筐体14から取り外す場合には、先ず、第2係止手段22の係止状態を解除するために、第2解除操作レバー26を解除方向(図1中で左側)にスライドさせる。これにより、第2ラッチ部材34は、弾性棒72が弾性変形することで嵌合突部67が保持凹部68aから抜けてスライド方向で後方側へと退避し、係止爪部64がバッテリ装置12側の係止凹部40から離脱すると、嵌合突部67がスライド方向で後方側の保持凹部68bに嵌合し、そのスライドが規制されるため、第2係止手段22の係止状態が解除される(図9参照)。
続いて、第1係止手段20の係止状態を解錠するために、第1解除操作レバー24を解除方向(図1中で右側)にスライドさせる。これにより、第1ラッチ部材32は、コイルばね55の付勢力に抗してスライド方向で後方側へと退避し、係止爪部50がバッテリ装置12側の係止突部42から離脱し、これらの係止状態が解除される(図7参照)。この第1係止手段20の解除動作時には、図6及び図7に示すように、第1ラッチ部材32のスライド方向で後方側への退避動作に伴い、押出部44の膨出部44aがバッテリ装置12側の受圧用突部38を押圧し、該受圧用突部38を第1スライダ用凹部16bの開口60から押出す方向に移動させる。すなわち、第1ラッチ部材32を解除方向に移動させ、第1係止手段20の係止状態を解除すると、バッテリ装置12が第1ラッチ部材32の押出部44によって収容凹部16からの離脱方向へと押出し移動され、同時にコネクタ28と本体側コネクタ30との接続状態も解除される(図7及び図9参照)。受圧用突部38をバッテリ装置12側から突出させたことにより、押圧部44で大きな押圧力によってバッテリ装置12を押出すことができるが、受圧用突部38は省略しても勿論よい。
また、受圧用突部38を押出した後、押出部44は、開口60の端部に設けられたストッパ片60aと当接して係合するため、第1ラッチ部材32のスライド方向で前方側への復帰が規制される。つまり、ストッパ片60aは、コイルばね55による係止方向への第1ラッチ部材32の移動を規制するラッチ保持部として機能する。このように、コイルばね55の付勢力による第1ラッチ部材32のスライド方向で前方側へと復帰が規制されるため、第1ラッチ部材32の係止爪部50が再びバッテリ装置12側の係止突部42と係止状態となることが防止される。
第1係止手段20では、第1ラッチ部材32の退避動作に伴う押出部44の受圧用突部38の押出し作用により、バッテリ装置12は収容凹部16内から離脱方向に移動している。このため、ストッパ片60aによって第1ラッチ部材32の復帰移動を規制しなくても、係止爪部50が係止突部42と再び係止状態になる可能性は極めて低いが、ストッパ片60aを設けることにより、再び係止状態となることを確実に回避でき、一旦係止状態が解除された後は、第1解除レバー24から手を離しても、第1ラッチ部材32の退避位置、つまり第1係止手段20の解除状態をそのまま確実に維持することができる。
以上より、バッテリ装置12を本体筐体14から取り外す際には、第1係止手段20の係止状態の解除動作と同時に、コネクタ28と本体側コネクタ30との接続状態も解除され、バッテリ装置12が収容凹部16からの離脱方向へと移動されるため(図7及び図9参照)、その後は、第1解除レバー24から手を離し、バッテリ装置12を把持して収容凹部16から引き抜くだけでバッテリ装置12を本体筐体14から容易に取り外すことができる。
なお、第1係止手段20では、上記のバッテリ装置12の取外動作の後に、第1ラッチ部材32がストッパ片60aによって保持され、コイルばね55の付勢力に抗してスライド方向後方に退避した位置にあるが、次回の取付動作時に、開口60を挿通されるコネクタ突部38によって押出部44が弾性変形させられ、ストッパ片60aとの係合状態が解除される。このため、第1ラッチ部材32は再びコイルばね55の付勢力によってスライド方向前方へと移動し、特に問題を生じることなく円滑に係止爪部50で係止突部42を係止させることができる。
以上のように、本実施形態に係る電子機器10によれば、第1ラッチ部材32は、係止爪部50で係止突部42を係止した状態から該係止を解除する方向への移動時に、バッテリ装置12に当接して該バッテリ装置12を収容凹部16からの離脱方向へと押出し移動させる押出部44を備える。
従って、バッテリ装置12の取外動作時には、第1ラッチ部材32をスライド方向で後方側へとスライドさせるだけで、該第1ラッチ部材32の押出部44によってバッテリ装置12を離脱方向へと強制的に且つ確実に移動させることができ、その後のバッテリ装置12の抜き取りが容易となる。また、第1ラッチ部材32を操作するだけで、バッテリ装置12が移動しているため、係止爪部50と係止突部42との再係止も防止される。このため、バッテリ装置12の取外動作に慣れていない使用者等であっても、第1解除レバー24を解除方向に操作するだけでバッテリ装置12が離脱方向に確実に押出されるため、その後は、第1解除レバー24から手を離し、片手でバッテリ装置12を収容凹部16から引き抜くだけで容易に取外動作を完了することができる。また、バッテリ装置12側には、可動部がなく、固定部である係止突部42等が設置されているだけであるため、バッテリ装置12及び当該電子機器10の構造を簡素化することができる。
当該電子機器10では、押出部44によってバッテリ装置12が収容凹部16から離脱方向へと押出し移動される際に、コネクタ28と本体側コネクタ30の接続状態が解除される。このため、バッテリ装置12の取外動作時に、コネクタ28と本体側コネクタ30の切離動作を特別に意識することなく、バッテリ装置12の取外動作を行うだけで、コネクタ28と本体側コネクタ30の接続状態も解除することができ、利便性が高く、またコネクタ接続部の破損等も可及的に抑制することができる。
この際、バッテリ装置12は、収容凹部16への収容方向での前端面12bにコネクタ28を有して前方へと突出するコネクタ台36を備え、該コネクタ台36に係止爪部50で係止される係止突部42を設けている。これにより、コネクタ28の近傍に第1ラッチ部材32を配置し、この第1ラッチ部材32の押出部44によってコネクタ28の近傍でバッテリ装置12を押出し移動させることができるため、第1ラッチ部材32の解除方向へのスライドに伴う押出部44からの押圧力をコネクタ28の近傍でバッテリ装置12に付与することができ、コネクタ28と本体側コネクタ30の接続状態をより確実に解除することが可能となる。
しかも、本実施形態では、図2及び図9から明らかなように、第1ラッチ部材32の押出部44は、バッテリ装置12の収容凹部16への収容方向に直交する方向で、該バッテリ装置12の中心に対して、コネクタ台36よりも離間した位置、つまりコネクタ台36よりもバッテリ装置12の中心から外方にある位置で該バッテリ装置12の受圧用突部38に当接する。これにより、押出部44からの押圧力によってバッテリ装置12は収容凹部16内での左右幅方向でコネクタ28側が持ち上がる回動方向の力を受けつつ、該収容凹部16の左右側壁面に沿って離脱方向に移動されるため、コネクタ28と本体側コネクタ30の接続状態を一層容易に且つ円滑に解除することが可能となる。
なお、本発明は、上記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で自由に変更できることは勿論である。
例えば、上記実施形態では、第1係止手段20と共に第2係止手段22を備えた構成を例示したが、図2から明らかなように、第1係止手段20のみでもバッテリ装置12の収容凹部16からの抜け止め機能は十分にあり、このため、第2係止手段22を省略することもできる。また、第2係止手段22に第1係止手段20と同様な構造を適用しても勿論よく、これら第1係止手段20や第2係止手段22の設置位置は、適用される電子機器10の仕様等に応じて適宜設定すればよい。
第1ラッチ部材32の係止爪部50によって係止される係止部は、コネクタ台36の側面から突出した構成の係止突部42以外であってもよく、例えば、係止凹部40と同様にコネクタ台36の外面から凹んだ係止凹部であってもよい。同様に、係止爪部50も第1ラッチ部材32の外面から凹んだ形状の係止凹部であってもよく、この場合には、該係止凹部の一内面が相手側を係止する係止爪部として機能する。
また、バッテリ装置12の収容凹部16への収容構造は、当該電子機器10の前後方向にスライドさせる構造以外にも、当該電子機器10の底面14aに対して上下方向に挿入して収容する構造としてもよく、この構造の場合には、第1ラッチ部材32の押出部44は、バッテリ装置12を上下方向に押出す構造とされればよい。
さらに、押出部44によるバッテリ装置12の押出し構造は、第1ラッチ部材32の直線方向のスライド動作に伴ってバッテリ装置12を押出す構造以外であってもよく、例えば、第1ラッチ部材32が円弧移動の軌跡を有しつつ、係止突部42を係止する構成としてもよく、この構造の場合には、係止突部42からの円弧移動の退避時に第1ラッチ部材32の押出部44がバッテリ装置12側に近づいてこれを押出す構造とすればよい。
10 電子機器
12 バッテリ装置
14 本体筐体
16 収容凹部
20 第1係止手段
22 第2係止手段
24 第1解除操作レバー
26 第2解除操作レバー
28 コネクタ
30 本体側コネクタ
32 第1ラッチ部材
34 第2ラッチ部材
36 コネクタ台
38 受圧用突部
40 係止凹部
42 係止突部
40a,42a,50a,64a 係止面
42b,50b,64b 傾斜面
44 押出部
50,64 係止爪部
55 コイルばね
60 開口
60a ストッパ片

Claims (8)

  1. コネクタを有する電子部品と、前記電子部品を収容可能な収容凹部を有し、該収容凹部内に前記電子部品のコネクタと接続可能な本体側コネクタが設けられた本体筐体とを備え、前記本体筐体に対して移動可能に設けられたラッチ部材の係止爪部を、前記収容凹部に収容した前記電子部品の係止部に対して係止可能に構成することで前記電子部品を前記本体筐体に対して着脱可能とすると共に、前記電子部品を前記本体筐体の収容凹部に収容して前記コネクタと前記本体側コネクタとを接続することで前記電子部品と前記本体筐体とが電気的に接続される電子機器であって、
    前記ラッチ部材は、前記係止爪部で前記係止部を係止した状態から該係止を解除する方向への移動時に、前記電子部品に当接して該電子部品を前記収容凹部からの離脱方向へと押出し移動させる押出部を備えることを特徴とする電子機器。
  2. 請求項1記載の電子機器において、
    前記押出部によって前記電子部品が前記収容凹部からの離脱方向へと押出し移動される際に、前記コネクタと前記本体側コネクタの接続状態が解除されることを特徴とする電子機器。
  3. 請求項1又は2記載の電子機器において、
    前記係止爪部が前記係止部を係止する移動方向へと前記ラッチ部材を前記本体筐体に対して弾性支持する弾性部材を備えることを特徴とする電子機器。
  4. 請求項3記載の電子機器において、
    前記本体筐体は、前記係止爪部の前記係止部への係止状態を解除する方向に移動し、前記押出部によって前記電子部品を前記収容凹部からの離脱方向へと押出し移動させた前記ラッチ部材の押出部と係合することで、該ラッチ部材の前記弾性部材による係止方向への移動を規制するラッチ保持部を備えることを特徴とする電子機器。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の電子機器において、
    前記電子部品の一側面には、前記押出部と当接する受圧用突部が設けられていることを特徴とする電子機器。
  6. 請求項2記載の電子機器において、
    前記電子部品は、前記収容凹部への収容方向での前端面に前記コネクタを有して前方へと突出するコネクタ台を備え、該コネクタ台に前記係止部が設けられていることを特徴とする電子機器。
  7. 請求項6記載の電子機器において、
    前記ラッチ部材の押出部は、前記電子部品の前記収容凹部への収容方向に直交する方向で、前記電子部品の中心に対して、前記コネクタ台よりも離間した位置で該電子部品に当接することを特徴とする電子機器。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の電子機器において、
    前記電子部品は、当該電子機器の電源となるバッテリ装置であることを電子機器。
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