JP4287673B2 - カード用コネクタ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯電話、PCなど各種携帯情報端末、デジタルカメラ、デジタルAV機器などのメモリー対応機器に用いられる小型メモリーカードなどに使用される、カード用コネクタ装置の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
パーソナルコンピュータやデジタルカメラなどの電子機器の増設記録装置としてカード用コネクタ装置が一般的に使用されている。このカード用コネクタ装置の記憶媒体としてはPCカードやメモリーカードが広く使用さるようになってきている。
【0003】
このPCカードやメモリーカードをカード用コネクタ装置に挿着して必要な情報の書き込み、及び読み取りを行うものであるが、近年においては、小型のメモリーカードには、長いもの、短いもの、厚いもの、薄いものなど、形状の異なる色々な種類のメモリーカードが開発されており、これらに対応してカード用コネクタ装置も様々な種類のものが開発されている。
【0004】
この場合、カード用コネクタ装置としては1種類のメモリーカードにしか対応しておらず、一つのカード用コネクタ装置には特定の一つのメモリーカードしか挿着することができなかった(例えば、特許文献1参照)。
このため、色々な種類のメモリーカードを使用したい場合には、それぞれのメモリーカード専用のカード用コネクタ装置を準備する必要があった。
【0005】
【特許文献1】
特開2000−251025号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、それぞれのメモリーカード専用のカード用コネクタ装置を準備する場合には、カード用コネクタ装置を搭載する電子機器が大型化してしまい、また、メモリーカードを挿着する際に、種類の異なるメモリーカードを間違って別のカード用コネクタに挿入してしまうという不具合が発生する問題があった。
【0007】
このため、1種類のカード用コネクタ装置に異なる種類のカードを挿着したいという要望があり、特に幅寸法が同じで長さ寸法が異なるカードを挿着したいという要望があるが、かかる場合に従来のカード用コネクタ装置の排出機構では1種類のカードにしか対応していないため、長さの異なるカードを一つの排出機構で同じように排出することはできないという問題があった。
【0008】
したがって、本発明では上述した問題点を解決し、2種類のコネクタ端子をカードの挿入方向に沿って前後に配設して長さの異なるカードを挿着可能にすると共に、カードの排出時には各カードを円滑に排出することができるカード用コネクタ装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明では第1の手段として、第1のカード及び前記第1のカードよりも長さ寸法の短い第2のカードが挿着される収納部を有するハウジングと、この収納部に前後方向に並設され、前記第1のカードの外部接触部と接触可能な第1のコネクタ端子及び前記第2のカードの外部接触部と接触可能な第2のコネクタ端子と、前記第1及び第2のカードの挿入及び排出に伴ってカードの挿入及び排出方向に移動可能なスライド部材と、このスライド部材を排出方向へ付勢する付勢部材と、前記スライド部材を前記付勢部材の付勢力に抗してカード挿着位置に保持するハート型カム溝及びロック部材とを備え、前記第2のカードは一側端部に切り欠き部を形成しており、前記スライド部材には、前記第1のカードの前端部と当接して前記第1のカードを挿着位置から排出位置まで移動させる第1当接部と、この第1当接部よりもカード挿入口側に配設され、前記第2のカードの前端部と当接して前記第2のカードを挿着位置から排出位置まで移動させる第2当接部と、前記第2当接部を前記第2のカードの前端部と当接する位置に保持する保持部材とを設け、前記第1のカードが挿入される際には、前記保持部材と前記第1のカードが当接することで前記第2当接部の保持が解除されて前記第2当接部が前記第1のカードの挿入を妨げない位置へ待避可能となるように配設し、前記第2のカードが挿入される際には、前記第2のカードの切り欠き部内に位置することで前記第2のカードとは当接せず、前記第1のカードが挿入される際には、前記第1のカードと当接する位置に配設したことを特徴とする。
【0010】
また、第2の手段として、前記スライド部材には、前記第2当接部を回動可能に支持し、前記第1のカードが挿入される際には、前記保持部材による保持が解除されて前記第2当接部が前記第1のカードの挿入を妨げない位置へ回動するようにしたことを特徴とする。
【0012】
また、第3の手段として、前記保持部材を、前記スライド部材に回動可能に支持すると共に、前記スライド部材には、前記第2当接部を前記第2のカードの前端部と当接する方向へ付勢する第1のばね部材と、前記保持部材を前記第2当接部を保持する方向に付勢する第2のばね部材を配設したことを特徴とする。
【0013】
また、第4の手段として、前記第2当接部には、カードの挿着を検出する検出手段と当接する作動突部が設けられ、前記第1のカードが挿入される際には、前記第2の当接部が回動されることにより前記作動突部は検出手段と当接されず、前記第2のカードが挿入される際には、前記作動突部が検出手段と当接するようにしたことを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図1乃至図10に示す。図1はカード用コネクタ装置の平面図、図2は排出機構部分の部分側面図、図3は第1のカード排出位置のカード用コネクタ装置の平面図、図4は同じく排出機構部分の部分側面図、図5は第1のカード挿着位置のカード用コネクタ装置の平面図、図6は同じく排出機構部分の部分側面図、図7は第2のカード排出位置のカード用コネクタ装置の平面図、図8は同じく排出機構部分の部分側面図、図9は第2のカード挿着位置のカード用コネクタ装置の平面図、図10は同じく排出機構部分の部分側面図である。
【0015】
図1及び図2において、ハウジング1は、合成樹脂などの絶縁材で前方及び上方が開口された方形状の箱形に形成されている。このハウジング1の中央には収納部1aが設けられており、また、前記ハウジング1には、前記収納部1aに連続してハウジング1の前面まで延びるカード挿入部1bが形成されている。また、前記収納部1aには、弾性を有する導電性の金属材からなる第1、及び第2のコネクタ端子2、3が複数個並設されている。
【0016】
前記第1のコネクタ端子2は、前記収納部1aのカード挿入方向の奥側に配設されており、平板状の基部と、この基部から互いに対向する方向へ屈曲されて形成された接続片2a及び接触片2bとから形成されている。前記第1のコネクタ端子2は、一端側に形成された前記接続片2aが、前記ハウジング1の後方外側面から外方へ表出して配設されており、この接続片2aが電子機器などの外部の回路基板上の回路パターンと半田付けされて固着されることで信号の伝送が行われるものとなる。
【0017】
また、前記第1のコネクタ端子2の基部の他端側に延出されて形成された前記接触片2bが、前記収納部1a内に突出して配設されたものとなっている。また、前記接触片2bの先端側には、後述する第1のカード14の外部接触部14aに接続される接点部2cが形成されている。
【0018】
前記第2のコネクタ端子3は、前記収納部1aの前記第1のコネクタ端子2の配設位置よりも手前側に配設されており、平板状の基部と、この基部から互いに対向する方向へ略Z字状に屈曲されて形成された接続片3a及び接触片3bとから形成されている。前記第2のコネクタ端子3は、一端側に形成された前記接続片3aが、前記収納部1aの底面部に設けられた開口部1cから外方へ表出して配設されており、この接続片3aが電子機器などの外部の回路基板上の回路パターンと半田付けされて固着されることで信号の伝送が行われるものとなる。
【0019】
また、前記第2のコネクタ端子3の基部の他端側に形成された前記接触片3bが、前記収納部1aの底部に片持ち状に支持されて前記収納部1a内に突出して配設されたものとなっている。また、前記接触片3bの先端側には、後述する第2のカード15の外部接触部15aに接続される接点部3cが形成されている。
【0020】
また、前記ハウジング1の一側部には、後述するスライド部材7をカードの排出方向へ付勢するコイルばねからなる付勢部材4を収容するばね収容部1dが形成されている。また、このばね収容部1dと対向する一端側には、後述するロック部材11と協働してスライド部材7をカードの挿着位置に保持するハート型カム溝1eが形成されている。
【0021】
また、前記ハウジング1の一側部には、カードの挿着を検出するための検出手段である固定接点部材5と、この固定接点部5と対向して可動接点部材6が配設されている。前記固定接点部材5は導電性の金属板からなり、一端側には、弾性を有する平板状の接片5aが形成されている。また、他端側には、前記ハウジング1の外側面から外方へ突出する端子片5bが形成されている。また、前記接片5aの先端には前記可動接点部6と接離される接点部5cが設けられている。
【0022】
前記可動接点部材6は、同じく導電性の金属板からなり、一端側には、弾性を有する平板状の可動片6aが形成されている。また、他端側には、前記ハウジング1の外側面から外方へ突出する端子片6bが形成されている。また、前記可動片6aの自由端側は上側に屈曲されて弾性変形可能に形成されており、この先端部が前記固定接点部材5の接片5aの前記接点部5cと接離される接点部6cとなっている。
【0023】
この場合、前記固定接点部材5の接片5aと前記可動接点部材6の可動片6aとは左右方向(この場合カード挿入方向に直交する方向)に対向した状態で前記ハウジング1に配設されており、後述する第2の当接部7bに設けられた作動突部7dに前記可動片6aの屈曲部上面が押圧されることにより、前記可動片6aが図示左方向に変位されるように形成されている。この時、前記固定接点部材5の接片5aの接点部5cと、前記可動接点部材6の可動片6aの接点部6cとが接触することで後述する第2のカード15の挿着が完了したことを検出するようになっている。
【0024】
スライド部材7は、合成樹脂などの絶縁材から略逆U字状に形成されており、このスライド部材7には、後方側に位置して後述する第1のカード14が当接して収容される梁状に一体に形成された第1当接部7aと、この第1当接部7aより前方側に位置して後述する第2のカード15が当接して収容される第2当接部7bとが形成されている。
【0025】
前記第2当接部7bは、前記スライド部材7に支軸7cを中心に回動可能に支持されており、この支軸7cを介して前記第2当接部7bの一端側には、カードの挿着を検出する検出手段である前記可動接点部材6の可動片6aを押圧する作動突部7dが設けられている。また、前記第2当接部7bには、前記第2当接部7bを後述する第2のカード15の前端部と当接する方向に付勢する、ねじりコイルばねからなる第1のばね部材8が設けられており、この第1のばね部材8の付勢力により前記作動突起7dが前記スライド部材7の側面から突出した状態で保持されている。
【0026】
また、前記スライド部材7には、同じく合成樹脂などの絶縁材からなる保持部材9が支軸9aを中心に回動可能に支持されている。この保持部材9には、後述する第2のカード15が挿入される際に、前記第2当接部7bに係合して前記第2当接部7bの回動を規制する規制突起部9bが形成されている。また、後述する第1のカード14が挿入される際に、第1のカード14の底面部と当接して前記規制突起部9bを前記第2当接部7bから離脱させる方向に案内する傾斜面部9cが形成されている。また、前記保持部材9には、前記規制突起部9bを前記第2当接部7bと係合する方向に付勢する、ねじりコイルばねからなる第2のばね部材10が設けられている。
【0027】
このように、前記保持部材9を、前記スライド部材7に回動可能に支持すると共に、前記スライド部材7には、前記第2当接部7bを第2のカード15の前端部と当接する方向へ付勢する前記第1のばね部材8と、前記保持部材9を前記第2当接部7bを保持する方向に付勢する前記第2のばね部材10を配設するようにしてあるので、前記第2当接部7bは前記保持部材9によって確実に保持されるので、前記第2当接部7bを前記第2のカード15の前端部と当接する位置に確実に保持することができるものとなる。
【0028】
また、前記スライド部材7には、前記ハウジング1のばね収容部1dに収容された、前記付勢部材4の一端部が係止されるばね係止部7eが設けられており、また前記スライド部材7の一端側には、前記ハウジング1の一端側に形成された前記ハート型カム溝1eに摺接される金属の線材からなるロック部材11の一端が回動可能に軸支される軸孔7fが形成されている。前記ロック部材11と前記ハート型カム溝1dとの協働によって前記スライド部材7は、前記付勢部材4の付勢力に抗してカードの挿着位置に保持されるものとなっている。
【0029】
また、前記第1当接部7aに当接して収容される第1のカード14の収容部の一側面部には、収容される第1のカード14の側面部に設けられた位置決め用の凹部14cに係合する、ばね性を有する金属板等からなる第1係合片12が固着されており、また、前記第2当接部7bに収容される第2のカード15の収容部の一側面部には、同じく、収容される第2のカード15の側面部に設けられた位置決め用の凹部15cに係合する、ばね性を有する金属板等からなる第2係合片13が固着されている。前記第1係合片12及び前記第2係合片13のばね性により、第1のカード14及び第2のカード15が確実に挿着位置に位置決めされるものとなっている。
【0030】
尚、図示はしないが、前記ハウジング1の上面側には、金属板からなるカバー部材が、前記ハウジング1の上面側の開口部を覆うように取り付けられている。また、このカバー部材は前記ハウジング1の収納部1aに配設された前記第1及び第2のコネクタ端子2、3の上面を覆うように形成されており、外部からの輻射ノイズ等の侵入を防止するシールド板の役目も果たすものとなっている。
【0031】
第1のカード14は、図3、図5に示すように内部に集積回路(IC)が収納されており、記録媒体として広く使用されているものである。この第1のカード14の一表面には、その一端側に複数の外部接触部14aが形成されており、この外部接触部14aが前記ハウジング1の収納部1aに配設された前記第1のコネクタ端子2の接触片2bと接触することにより、外部に接続された電子機器との種々の情報処理が行われるものとなっている。
【0032】
また、前記第1のカード14の一端部には傾斜面からなる切り欠き部14bが形成されており、この切り欠き部14bと反対側の前記第1のカード14の一側面部には、位置決め用の凹部14cが形成されている。前記第1のカード14を前記スライド部材7の第1当接部7aに当接して挿入する際、前記凹部14cに、前記第1のカード14の収容部の一側面部に設けられたばね性を有する前記第1係合片12が係合することにより、前記第1のカード14を前記スライド部材7の収容部に保持させるものとなっている。
【0033】
前記第1のカード14が前記スライド部材7の収容部に挿入された時、前記第1のカード14の前端部が前記スライド部材7の第1当接部7aに当接することによって、前記スライド部材7が前記第2のカード14の挿入に伴って挿入方向へ移動可能となるように形成されている。
【0034】
第2のカード15は、図7、図9に示すように内部に集積回路(IC)が収納されており、記録媒体として広く使用されているものである。この第2のカード15の一表面には、その一端側に複数の外部接触部15aが形成されており、この外部接触部15aが前記ハウジング1の収納部1aに配設された前記第2のコネクタ端子3の接触片3bと接触することにより、外部に接続された電子機器との種々の情報処理が行われるものとなっている。
【0035】
また、前記第2のカード15の一側端部には、細長状の切り欠き部15bが設けられている。前記第2のカード15が前記スライド部材7の第2当接部7bに当接して挿入された際、この切り欠き部15bが設けられていることにより、前記第2当接部7bに係合された前記保持部材9の傾斜面部9cが前記第2のカード15の底面部とは当接することがないので、前記保持部材9は回動されることなく、前記第2当接部7bは前記第2のカード15の前端部と確実に当接されて、前記スライド部材7が前記第2のカード15の挿入に伴って挿入方向へ移動可能となっている。
【0036】
また、前記第2のカード15の他側面部には、位置決め用の凹部15cが形成されている。この凹部15cに前記第2のカード15の収容部の一側面部に設けられたばね性を有する前記第2係合片13が係合することで前記第2のカード15を前記スライド部材7の収容部に保持させるものとなっている。
【0037】
尚、前記第2のカード15は略立方体状に形成されており、前記第1のカード14に比較して、挿入方向の長さ寸法が前記第1のカード14よりも短く形成されたものとなっている。
【0038】
上記構成のように、長さ寸法の異なる、それぞれの前記第1のカード14、及び前記第2のカード15を前記ハウジング1のカード挿入部1bに挿入する場合、上記実施例の構成においては、前記スライド部材7に前記第1のカード14の前端部と当接する前記第1当接部7aと、前記第2のカード15の前端部に当接する前記第2の当接部7bをそれぞれ形成し、前記第2のカード14よりも長さ寸法の長い前記第1のカード15を挿入する際には、前記第2当接部7bを回動させて前記第1のカード14の挿入を妨げない位置へ待避させるようにしていることから、それぞれの前記第1のカード14、及び第2のカード15の挿入が可能となっている。
【0039】
また、前記第1のカード14は前記第2のカード15よりも挿入方向の長さ寸法が長く長尺状に形成されているが、前記ハウジング1の収納部1aには、前記第1のカード14の外部接触部14aと接触する前記第1のコネクタ端子2と、前記第2のカード15の外部接触部15aと接触する前記第2のコネクタ端子3とを、カードの挿入方向にお互いに違えて、それぞれの前記外部接触部14a、15aの形成位置に対応させて配設するようにしてあるので、形状の異なる2種類のカードと、これらを挿着するコネクタ装置のコネクタ端子との接触を確実に行うことができるものとなっている。
【0040】
次に、図3乃至図10を用いて前記第1のカード14、及び第2のカード15をコネクタ装置に挿入する場合の動作を説明する。
まず、図1に示す初期の状態、すなわち前記第1のカード14の未挿入時には、前記スライド部材7は前記付勢部材4の付勢力によりカードの排出方向へ付勢されている。この時、前記固定接点部材5と可動接点部材6は前記接点部5cと6cとが離間しておりオフ状態となっている。
【0041】
次に、前記第1のカード14が、前記スライド部材7の収容部に挿入されると、前記第1のカード14は、前記第1係合片12により位置決め用の前記凹部14cが係合されと共に、前端部が前記第1当接部7aに当接されて保持されるものとなる。この時、前記第1のカード14の底面部が、前記スライド部材7に回動可能に支持された前記保持部材9の傾斜面部9cに当接して、この保持部材9を図示下方向へ回動させるものとなる。そして、前記第2当接部7bの回動を規制している前記規制突起部9bと前記第2当接部7bとの係合が外れることにより、前記第2当接部7bが前記第1のカード14の前端部により待避位置へ回動されるものとなる。この時、前記第1のカード14の外部接触部14aは前記第1のコネクタ端子2の接触片2bの接点部2cとは離間している。(図3、図4)
【0042】
次に、前記第1のカード14をカードの挿入方向へ押圧してやると、前記スライド部材7が前記第1のカード14の挿入に伴って挿入方向へ移動可能となり、前記付勢部材4の付勢力に抗して前記スライド部材7がカードの挿入方向へ移動して、前記ロック部材11の一端部が前記ハート型カム溝1eをトレースしてロック位置にロックされる。この時、前記第1のカード14の外部接触部14aは前記第1のコネクタ端子2の接触片2bの接点部2cと接触するものとなる。(図5、図6)
【0043】
このように、前記スライド部材7に、前記第2当接部7bを回動可能に支持すると共に、常時には前記第2当接部7bの回動を規制することで前記第2当接部7bを前記第2のカード15の前端部と当接する位置に保持するために前記保持部材9を設けることにより、前記第1のカード14が挿入される際には、前記保持部材9が回動し保持が解除されて前記第2当接部7bが前記第1のカード14の挿入を妨げない位置へ回動するようにしてあるので、前記第1のカード14を挿入する場合においても前記第2当接部7bが邪魔になることがなく、確実に前記第2のカード15を排出することができるものとなっている。
【0044】
次に、図1に示す初期の状態、すなわち前記第2のカード15の未挿入時には、前記スライド部材7は前記付勢部材4の付勢力によりカードの排出方向へ付勢されている。この時、前記固定接点部材5と可動接点部材6は前記接点部5cと6cとが離間しておりオフ状態となっている。
【0045】
次に、前記第2のカード15が、前記スライド部材7の収容部に挿入されると、前記第2のカード15は、前記第2係合片13により位置決め用の前記凹部15cが係合されると共に、前端部が前記第2当接部7bに当接されて保持されるものとなる。この時、前記第2のカード15の一側端部には細長状の前記切り欠き部15bが設けてあり、この切り欠き部15bを設けることにより前記保持部材9の傾斜面部9cに前記第2のカード15が当接することがないので、前記第2当接部7bは前記保持部材9により回動が規制され保持されるものとなる。この時、前記第2のカード15の外部接触部15aは前記接触片3bの接点部3cとは離間している。(図7、図8)
【0046】
次に、前記第2のカード15をカードの挿入方向へ押圧してやると、前記スライド部材7が前記第2のカード15の挿入に伴って挿入方向へ移動可能となり、前記付勢部材4の付勢力に抗して前記スライド部材7がカードの挿入方向へ移動して、前記ロックピン11の一端部が前記ハート型カム溝1eをトレースしてロック位置にロックされる。そして、前記第2のカード15の外部接触部15aは前記第2のコネクタ端子3の接触片3bの接点部3cと接触するものとなる。(図9、図10)
【0047】
このように、前記保持部材9は、前記第2のカード15が挿入される際には、前記第2のカード15とは当接しないようになっており、前記第1のカード14が挿入される際には、前記第1のカード14と当接するようになっているので、前記第2のカード15の挿入時には前記第2当接部7bと確実に当接させることができると共に、前記第1のカード14の挿入時には確実に前記第2当接部7bの保持を解除できるものとなっている。
【0048】
また、この時、前記スライド部材7の側面には、前記スライド部材7に回動可能に支持され前記第2当接部7bの一端側に設けられた前記作動突部7dが突出されており、この作動突部7dがカードの挿着を検出する検出手段である前記可動接点部材6の可動片6aを押圧することから、前記可動片6aの接点部6cが前記固定接点部材5の接片5aの接点部5cと接触することで前記第2のカード15の挿入が完了したことを検出することができる。
【0049】
このように、前記第2当接部7bには、カードの挿着を検出する検出手段と当接する前記作動突部7dが設けられているので、カードの挿着を検出する必要がある前記第2のカード15の挿着時の検出を確実に行うことができる。
【0050】
また、前記第2のカード15の挿入により前記保持部材9及び前記第2当接部7bが回動されないようにしたことにより、前記第2のカード15の外部接触部15aと前記第2のコネクタ端子3の接触片3bの接点部3cとを確実に接触させることができるものとなっている。
【0051】
上記した実施例によれば、前記スライド部材7に、長さ寸法の長い前記第1のカード14の前端部と当接して前記第1のカード14を挿着位置から排出位置まで移動させる前記第1当接部7aを設けると共に、この第1当接部7aよりもカード挿入口側に配設され、前記第1のカード14よりも長さ寸法が短い前記第2のカード15の前端部と当接して前記第2のカード15を挿着位置から排出位置まで移動させる前記第2当接部7bとを設け、前記第1のカード14が挿入される際には、第1のカード14の挿入に伴って前記第2当接部7bが前記第1のカード14の挿入を妨げない位置へ回動して待避可能となるように配設するようにしたので、前記スライド部材7に前記第1当接部7a及び前記第2当接部7bをそれぞれ設けることにより、長さ寸法の異なる前記第1のカード14と前記第2のカード15の挿着が可能になると共に、カードの排出時にはそれぞれのカードを円滑に排出することができるものとなっている。
【0052】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のカード用コネクタ装置は、互いに長さ寸法の異なる第1のカード及び第2のカードが挿着される収納部を有するハウジングと、この収納部に前後方向に並設され、第1のカードの外部接触部と接触可能な第1のコネクタ端子及び第2のカードの外部接触部と接触可能な第2のコネクタ端子と、第1及び第2のカードの挿入及び排出に伴ってカードの挿入及び排出方向に移動可能なスライド部材と、このスライド部材を排出方向へ付勢する付勢部材と、スライド部材を付勢部材の付勢力に抗してカード挿着位置に保持するハート型カム溝及びロック部材とを備え、スライド部材には、第1のカードの前端部と当接して第1のカードを挿着位置から排出位置まで移動させる第1当接部と、この第1当接部よりもカード挿入口側に配設され、第2のカードの前端部と当接して第2のカードを挿着位置から排出位置まで移動させる第2当接部とを設け、第1のカードが挿入される際には、第2当接部が第1のカードの挿入を妨げない位置へ待避可能となるように配設したことから、スライド部材に第1当接部及び第2当接部をそれぞれ設けることにより、長さの異なる第1のカードと第2のカードの挿着が可能になると共に、カードの排出時にはそれぞれのカードを円滑に排出することができる。
【0053】
また、スライド部材には、第2当接部を回動可能に支持すると共に、第2当接部の回動を規制して第2のカードの前端部と当接する位置に保持する保持部材を設け、第1のカードが挿入される際には、保持部材による保持が解除されて第2当接部が第1のカードの挿入を妨げない位置へ回動するようにしたことから、第1のカードを挿入する場合においても第2当接部が邪魔になることがなく、確実に第2のカードを排出することができる。
【0054】
また、保持部材は、第2のカードが挿入される際には、第2のカードとは当接せず、第1のカードが挿入される際には、第1のカードと当接する位置に配設されていることから、第2のカードの挿入時には第2当接部と確実に当接させることができると共に、第1のカードの挿入時には確実に第2の当接部の保持を解除できる。
【0055】
また、保持部材を、スライド部材に回動可能に支持すると共に、スライド部材には、第2当接部を第2のカードの前端部と当接する方向へ付勢する第1のばね部材と、保持部材を第2当接部を保持する方向に付勢する第2のばね部材を配設したことから、第2当接部は保持部材によって確実に保持されるので、第2当接部を第2のカードの前端部と当接する位置に確実に保持することができる。
【0056】
また、第2当接部には、カードの挿着を検出する検出手段と当接する作動突部が設けられ、第1のカードが挿入される際には、第2の当接部が回動されることにより作動突部は検出手段と当接されず、第2のカードが挿入される際には、作動突部が検出手段と当接するようにしたことから、カードの挿着を検出する必要がある第2のカードの挿着時の検出を確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるカード用コネクタ装置を示す平面図である。
【図2】本発明のカード用コネクタ装置の排出機構部分を示す部分側面図である。
【図3】本発明の第1のカード排出位置のカード用コネクタ装置を示す平面図である。
【図4】本発明のカード用コネクタ装置の排出機構部分を示す部分側面図である。
【図5】本発明の第1のカード挿着位置のカード用コネクタ装置を示す平面図である。
【図6】本発明のカード用コネクタ装置の排出機構部分を示す部分側面図である。
【図7】本発明の第2のカード排出位置のカード用コネクタ装置を示す平面図である。
【図8】本発明のカード用コネクタ装置の排出機構部分を示す部分側面図である。
【図9】本発明の第2のカード挿着位置のカード用コネクタ装置を示す平面図である。
【図10】本発明のカード用コネクタ装置の排出機構部分を示す部分側面図である。
【符号の説明】
1 ハウジング
1a 収納部
1b カード挿入部
1c 開口部
1d ばね収容部
1e ハート型カム溝
2 第1のコネクタ端子
2a 接続片
2b 接触片
2c 接点部
3 第2のコネクタ端子
3a 接続片
3b 接触片
3c 接点部
4 付勢部材
5 固定接点部材
5a 接片
5b 端子片
5c 接点部
6 可動接点部材
6a 可動片
6b 端子片
6c 接点部
7 スライド部材
7a 第1当接部
7b 第2当接部
7c 支軸
7d 作動突部
7e ばね係止部
7f 軸孔
8 第1のばね部材
9 保持部材
9a 支軸
9b 規制突起部
9c 傾斜面部
10 第2のばね部材
11 ロック部材
12 第1係合片
13 第2係合片
14 第1のカード
14a 外部接触部
14b 切り欠き部
14c 凹部
15 第2のカード
15a 外部接触部
15b 切り欠き部
15c 凹部

Claims (4)

  1. 第1のカード及び前記第1のカードよりも長さ寸法の短い第2のカードが挿着される収納部を有するハウジングと、この収納部に前後方向に並設され、前記第1のカードの外部接触部と接触可能な第1のコネクタ端子及び前記第2のカードの外部接触部と接触可能な第2のコネクタ端子と、前記第1及び第2のカードの挿入及び排出に伴ってカードの挿入及び排出方向に移動可能なスライド部材と、このスライド部材を排出方向へ付勢する付勢部材と、前記スライド部材を前記付勢部材の付勢力に抗してカード挿着位置に保持するハート型カム溝及びロック部材とを備え、
    前記第2のカードは一側端部に切り欠き部を形成しており、
    前記スライド部材には、前記第1のカードの前端部と当接して前記第1のカードを挿着位置から排出位置まで移動させる第1当接部と、この第1当接部よりもカード挿入口側に配設され、前記第2のカードの前端部と当接して前記第2のカードを挿着位置から排出位置まで移動させる第2当接部と、前記第2当接部を前記第2のカードの前端部と当接する位置に保持する保持部材とを設け、前記第1のカードが挿入される際には、前記保持部材と前記第1のカードが当接することで前記第2当接部の保持が解除されて前記第2当接部が前記第1のカードの挿入を妨げない位置へ待避可能となるように配設し、前記第2のカードが挿入される際には、前記第2のカードの切り欠き部内に位置することで前記第2のカードとは当接せず、前記第1のカードが挿入される際には、前記第1のカードと当接する位置に配設したことを特徴とするカード用コネクタ装置。
  2. 前記スライド部材には、前記第2当接部を回動可能に支持し、前記第1のカードが挿入される際には、前記保持部材による保持が解除されて前記第2当接部が前記第1のカードの挿入を妨げない位置へ回動するようにしたことを特徴とする請求項1記載のカード用コネクタ装置。
  3. 前記保持部材を、前記スライド部材に回動可能に支持すると共に、前記スライド部材には、前記第2当接部を前記第2のカードの前端部と当接する方向へ付勢する第1のばね部材と、前記保持部材を前記第2当接部を保持する方向に付勢する第2のばね部材を配設したことを特徴とする請求項2記載のカード用コネクタ装置。
  4. 前記第2当接部には、カードの挿着を検出する検出手段と当接する作動突部が設けられ、前記第1のカードが挿入される際には、前記第2の当接部が回動されることにより前記作動突部は検出手段と当接されず、前記第2のカードが挿入される際には、前記作動突部が検出手段と当接するようにしたことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のカード用コネクタ装置。
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