JP4209307B2 - カード用コネクタ装置 - Google Patents

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本発明は、携帯電話、PCなど各種携帯情報端末、デジタルカメラ、デジタルAV機器などのメモリー対応機器に用いられる小型メモリーカードなどに使用される、カード用コネクタ装置の構造に関する。
パーソナルコンピュータやデジタルカメラなどの電子機器の増設記録装置としてカード用コネクタ装置が一般的に使用されている。このカード用コネクタ装置の記憶媒体としてはPCカードやメモリーカードが広く使用さるようになってきている。
このPCカードやメモリーカードをカード用コネクタ装置に挿着して必要な情報の書き込み、及び読み取りを行うものであるが、近年においては、小型のメモリーカードには、長いもの、短いもの、厚いもの、薄いものなど、形状の異なる色々な種類のメモリーカードが開発されており、これらに対応してカード用コネクタ装置も様々な種類のものが開発されている。
また、メモリーカードの種類によっては、カードの挿着を検出する検出スイッチを有するものも開発されており、カードが確実にコネクタ装置に挿着されていない状態で、情報の書き込み、及び読み取り等を行なうことを禁止することで、メモリーカードへの書き込みミスやデーターの破壊を防止するニーズに対応したカード用コネクタ装置が開発されて来ている(例えば、特許文献1参照)。
この検出スイッチを備えたカード用コネクタ装置の構造としては、メモリーカードが挿着される収納部を有し、この収納部にメモリーカードと接触するコネクタ端子が配設されたハウジングに、メモリーカードの挿着により駆動される検出スイッチを設け、メモリーカードが挿入された際に、メモリーカードの一端部が当接することで検出スイッチの接点部が駆動されて電気的に接続されることにより、メモリーカードがハウジングに挿着されたことを検知する信号を出力するようになっている。
特開2001−357917号公報
しかしながら、従来のカード用コネクタ装置の構成においては、カードの挿着を検出する検出スイッチの接点部が、回動支点を中心として回動する一枚の接点ばねで形成されており、接点ばねの自己復帰用のばね圧と、接点部の接点圧とを同一の接点ばねで得るようにしているので、長い使用時を経ると、接点ばねがへたってしまい、接点圧が低下して接触が不安定となってしまうという問題があった。また、接点圧を上げるには接点ばねを大きくしなければならず、このためハウジングを大きくしなければならず、コネクタ装置の小型化が困難になるという問題があった。
したがって、本発明では上述した問題点を解決し、カードの挿着を検出する検出スイッチの接点部の接触信頼性を向上できると共に、コネクタ装置の小型化が図れるカード用コネクタ装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明では第1の解決手段として、カードが挿着される収納部を有するハウジングと、前記収納部に配設され前記カードの外部接触部と接触可能なコネクタ端子と、前記カードの挿入及び排出に伴ってカードの挿入及び排出方向に移動可能なスライド部材と、このスライド部材を排出方向へ付勢する付勢部材と、前記スライド部材を前記付勢部材の付勢力に抗してカード挿着位置に保持するロック部材と、前記カードの一端部により駆動され前記カードの挿着を検出する検出手段とを備え、前記検出手段は、前記ハウジングに設けられた第1及び第2の固定接点と、この第1及び第2の固定接点間を接続する可動接点を有し、前記可動接点を二つの座巻き部を有する一本の捻りコイルばねで形成すると共に、この捻りコイルばねに前記第1の固定接点と当接する第1の接点ばねと、前記第2の固定接点と当接する第2の接点ばねを形成し、この第1の接点ばね及び第2の接点ばねをそれぞれ異なる座巻き部から延設した構成とした。
また、第2の解決手段として、前記ハウジングには、前記カードの一端部と当接して回動される駆動部材を備え、この駆動部材に前記可動接点が保持され、前記ハウジングの収納部に回動可能に軸支された構成とした。
また、第3の解決手段として、前記駆動部材には、前記可動接点の前記第1の接点ばねの座巻き部を保持する第1の保持部と、前記第2の接点ばねの座巻き部を保持する第2の保持部を設け、前記第1の保持部を前記ハウジングに軸支して前記第1の接点ばねを前記第1の固定接点に接触した状態で付勢させると共に、前記第2の保持部を前記第1の保持部を支点として回動可能に保持して前記第2の接点ばねと前記第2の固定接点とを接離可能に配置した構成とした。
また、第4の解決手段として、前記第2の接点ばねは、前記駆動部材の回動に伴って、前記第2の接点ばねの座巻き部が捻られることにより、前記第2の固定接点上を摺接する構成とした。
また、第5の解決手段として、前記第1の接点ばねが前記駆動部材の復帰用のばねを構成し、前記第2の接点ばねが前記第2の固定接点との接点圧付与用のばねを構成している構成とした。
以上説明したように、本発明のカード用コネクタ装置は、カードが挿着される収納部を有するハウジングと、収納部に配設されカードの外部接触部と接触可能なコネクタ端子と、カードの挿入及び排出に伴ってカードの挿入及び排出方向に移動可能なスライド部材と、スライド部材を排出方向へ付勢する付勢部材と、スライド部材を付勢部材の付勢力に抗してカード挿着位置に保持するロック部材と、カードの一端部により駆動されカードの挿着を検出する検出手段とを備え、検出手段は、ハウジングに設けられた第1及び第2の固定接点と、第1及び第2の固定接点間を接続する可動接点を有し、可動接点を二つの座巻き部を有する一本の捻りコイルばねで形成すると共に、捻りコイルばねに第1の固定接点と当接する第1の接点ばねと、第2の固定接点と当接する第2の接点ばねを形成し、第1の接点ばね及び第2の接点ばねをそれぞれ異なる座巻き部から延設したことから、カードの挿着を検出する検出スイッチの接点部を、接点ばねの自己復帰用のばね圧と、接点部の接点圧とを異なる接点ばねで得るようにしているので、長い間使用したとしても、接点部の接点ばねがへたってしまい、接点圧が低下することがなくなり接触信頼性が向上できる。また、接点圧を上げるのに接点ばねを大きくする必要がなく、コネクタ装置の小型化が図れる。
また、ハウジングには、カードの一端部と当接して回動される駆動部材を備え、駆動部材に可動接点が保持され、ハウジングの収納部に回動可能に軸支されたことから、カードの挿着を駆動部材を介して確実に可動接点に伝動することができ、カードの挿着検出を確実に行なうことができる。
また、駆動部材には、可動接点の第1の接点ばねの座巻き部を保持する第1の保持部と、第2の接点ばねの座巻き部を保持する第2の保持部を設け、第1の保持部をハウジングに軸支して第1の接点ばねを第1の固定接点に接触した状態で付勢させると共に、第2の保持部を第1の保持部を支点として回動可能に保持して第2の接点ばねと第2の固定接点とを接離可能に配置したことから、可動接点を確実に駆動部材に保持できると共に、第1の接点ばねと第2の接点ばねをそれぞれ独立して付勢動作させることが可能となる。
また、第2の接点ばねは、駆動部材の回動に伴って、第2の接点ばねの座巻き部が捻られることにより、第2の固定接点上を摺接することから、互いの接点部が接触する際には、互いが擦れ合うセルフクリーニング作用が得られるので、接触の信頼性の向上が図れる。
また、第1の接点ばねが駆動部材の復帰用のばねを構成し、第2の接点ばねが第2の固定接点との接点圧付与用のばねを構成していることから、復帰用のばねと接点圧付与用のばねとを異なる接点ばねで形成したので、接点圧を確実に付与させることができ、接触の信頼性が向上できる。
以下、本発明の実施形態を図1乃至図15に示す。図1はカード用コネクタ装置の平面図、図2はカード用コネクタ装置の正面図、図3はカバー部材を外した状態のカード用コネクタ装置の平面図、図4はカード用コネクタ装置の要部断面図、図5はカード排出位置のカード用コネクタ装置の平面図、図6はカード排出位置のカード用コネクタ装置の要部断面図、図7はカード挿入途中のカード用コネクタ装置の平面図、図8はカード挿入途中のカード用コネクタ装置の要部断面図、図9はカード挿着位置のカード用コネクタ装置の平面図、図10はカード挿着位置のカード用コネクタ装置の要部断面図、図11は上ケースの底面図、図12は上ケースの要部断面図、図13は駆動部材と可動接点の底面図、図14は駆動部材と可動接点の側面図、図15は上ケースとカバー部材の係合部を示す部分断面図である。
図1乃至図4において、ハウジング1は、合成樹脂などの絶縁材で前方が開口された方形状の箱形に形成されており、上下に重合された上ケース2と下ケース3とから構成されている。このハウジング1の中央には収納部1aが設けられており、また、前記ハウジング1には、前記収納部1aに連続してハウジング1の前面にはカード挿入口1bが形成されている。また、前記収納部1aには、弾性を有する導電性の金属材からなるコネクタ端子4が複数個並設されている。
上ケース2は、図11及び図12に示すように、合成樹脂などの絶縁材で略平板状に形成されており、中央には複数の窓孔部2aが設けられている。この窓孔部2aには、複数のコネクタ端子4が配設されている。このコネクタ端子4は、一端側が前記上ケース2のカード挿入口側(矢印Aで示す)から奥方に向かって延設され、上ケース2に設けられた前記窓孔部2aを介して前記収納部1a内へ屈曲されて形成されており、この自由端に接点部4aが形成されている。
また、前記コネクタ端子4は、前記上ケース2にインサート成形などの方法で一体的に埋設されており、その中間の導電部4bが、前記上ケース2の前記窓孔部2aの両側縁に沿って屈曲されて延設されている。そして、この導電部4bが、前記上ケース2の後端部まで延設されて、コネクタ端子4の他端側が前記上ケース2の後方外側面から外方へ突出して、複数の接続端子4cが配設されており、この接続端子4cが電子機器などの外部の回路基板上の回路パターンと半田付けされて固着されることで信号の伝送が行われるものとなっている。
前記コネクタ端子4は、前記接点部4aと接続端子4cとが、連続した一枚の金属板から形成されて、その中間の導電部4bが前記上ケース2内に一体に埋設されて形成されており、また、前記上ケース2の窓孔部2aに配設されたコネクタ端子4の接点部4aと、上ケース2の外方へ突出して配設された接続端子4cとは、カード挿入口側からカード挿入方向に延出して形成されている。
このように、コネクタ端子4の接点部4aと接続端子4cとが、連続した一枚の金属板から形成され、中間の導電部4bが上ケース2内に一体に埋設されて形成されていることから、コネクタ端子4の構造が煩雑にならずに簡易なため、生産性の向上が図れると共に、コネクタ端子4から導出された接続端子4cがハウジング1の奥方から外方へ突出されたコネクタ装置においても、コネクタ端子4の接点部4aをカードの挿入方向と同一方向に延出して形成することができる。
また、前記コネクタ端子4の一端側に延出されて形成された前記接点部4aが、前記収納部1a内に突出して配設されたものとなっている。ハウジング1の収納部1aに後述するカード12が挿着された際に、この接点部4aに、カード12の外部接触部12aが接続されるものとなる。
また、上ケース2には、カード挿入口側とは反対側の奥方に、カード12の挿着を検出する検出手段である一対の接点部、第1及び第2の固定接点5a、5bが形成されている。この第1及び第2の固定接点5a、5bは、導電性の金属材から形成されており、この第1及び第2の固定接点5a、5bは、前記上ケース2の後端部まで延設された前記接続端子4cの一部を導出して、同じくインサート成形などの方法で一体的に形成されている。
このように、カード12の挿着を検出する検出手段である一対の接点部、第1及び第2の固定接点5a、5bを、上ケース2の奥方まで延設された接続端子4cの一部を導出して形成したので、部品点数を増やすことなく、カード12の挿着を検出する検出スイッチを備えたカード用コネクタ装置を簡単に形成することができる。
また、上ケース2の一側部には、切り欠き部2bが設けられており、この切り欠き部2b上に後述するカバー部材11に設けられた押圧片11bが配置されて、この押圧片11bが切り欠き部2bを介して下方に配置された下ケース3に軸支されている後述するロック部材7を付勢するものとなっている。
また、上ケース2のカード挿入口側の中央部には、凹状の係合凹部2cが形成されている。また、この係合凹部2cはカード挿入方向に対して直交する方向へ長幅状に形成されている。この係合凹部2cに、後述するカバー部材11の同じくカード挿入口側の中央部に形成されたフック状の係止段部11cが係合されることにより、上ケース2がハウジング1の収納部1a側へ変位(撓む)するのを規制するようになっている。
また、上ケース2には、前記コネクタ端子4の中間の導電部4bが、前記上ケース2内に一体に埋設されて形成されている部分の複数箇所に、上下方向に貫通する貫通孔2dが形成されている。この貫通孔2dは、上ケース2にコネクタ端子4を一体にインサート成形した後に、それぞれのコネクタ端子4を個々に独立させるための切断ポンチの加工跡である。
下ケース3は、同じく合成樹脂などの絶縁材で上面及び前面が開口状の箱型に形成されている。この開口部の上側に上ケース2が重合されてこの開口部内に前記ハウジング1の収納部1aが構成されるものとなっている。また、この下ケース3の一側部には、後述するスライド部材10をカード排出方向へ付勢するコイルばねからなる付勢部材6を収容するばね収容部3aが形成されている。
また、ばね収容部3aの軸線上で前面のカード挿入口側には、後述するスライド部材10の一端側に形成されたハート型カム溝10bに摺接される金属の線材からなるロック部材7の一端が回動可能に軸支される軸孔3bが形成されている。また、前記下ケース3の後方端部には、後述する駆動部材8を回動可能に軸支する支持孔3cが設けられている。この支持孔3cに回動可能に軸支された駆動部材8がカード12の挿入に伴って回動されるものとなっている。
駆動部材8は、図13及び図14に示すように、合成樹脂などの絶縁材からなり、長細状のアーム部8aと、このアーム部8aの一端側に突出して設けられた作動部8bと、この作動部8bの他端側に設けられた円柱状の支軸からなる第1の保持部8cと、前記アーム部の略中央に設けられた中空の立壁状の第2の保持部8dを有している。
この駆動部材8には、導電性の金属線材からなり、二つの座巻き部を有する一本の捻りコイルばねから形成された可動接点9が取付けられている。この可動接点9には、二つの座巻き部からそれぞれ延出する第1の接点ばね9a、及び第2の接点ばね9bが形成されている。可動接点9は、第1の接点ばね9aが延出された座巻き部が、駆動部材8の第1の保持部8cの支軸に保持され、第2の接点ばね9bが延出された座巻き部が、駆動部材8の第2の保持部8dの中空立壁内に保持されて取り付けられている。
この駆動部材8の第1の保持部8cの支軸の先端が、前記下ケース3の後方端部に設けられた支持孔3cに回動可能に支持されており、この支持孔3cに回動可能に軸支された駆動部材8が、カード12が挿入される際に、カード12の一端部と当接して回動されることにより、駆動部材8の回動に伴って可動接点9の第1及び第2の接点ばね9a、9bが前記上ケース2に形成された第1及び第2の固定接点5a、5bと接触するものとなっている。
この時、駆動部材8は、第1の保持部8cを前記下ケース3の支持孔3cに軸支することで、前記第1の接点ばね9aを前記第1の固定接点5aに接触した状態で付勢させるように形成されており、前記第2の保持部8dを前記第1の保持部8cを支点として回動可能に保持することにより前記第2の接点ばね9bと前記第2の固定接点5bとが接離可能に配置されている。
このように、駆動部材8には、可動接点9の第1の接点ばね9aの座巻き部を保持する第1の保持部8cと、第2の接点ばね9bの座巻き部を保持する第2の保持部8dを設け、第1の保持部8cをハウジング1に軸支して、第1の接点ばね9aを第1の固定接点5aに接触した状態で付勢させると共に、第2の保持部8dを第1の保持部8cを支点として回動可能に保持して、第2の接点ばね9bと第2の固定接点5bとを接離可能に配置するようにしたので、可動接点9を確実に駆動部材8に保持できると共に、第1の接点ばね9aと第2の接点ばね9bをそれぞれ独立して付勢動作させることが可能となっている。
また、第2の接点ばね9bが第2の固定接点5bと接触した時に、駆動部材8の回動に伴って、前記第2の接点ばね9bの座巻き部が捻られることになり、この座巻き部の捻り作用によって、前記第2の接点ばね9bが前記第2の固定接点5bの接触面上を摺接するものとなっている。
このように、第2の接点ばね9bは、駆動部材8の回動に伴って、第2の接点ばね9bの座巻き部が捻られることにより、前記第2の固定接点5bの接触面上を摺接することから、互いの接点部が接触する際には、互いが擦れ合うセルフクリーニング作用が得られるので、接触の信頼性の向上が図れるものとなる。
また、可動接点9を、二つの座巻き部を有する第1及び第2の接点ばね9a、9bで形成するようにしてあり、第1の接点ばね9aで前記駆動部材8の回動動作後の復帰用のばねを構成して、前記第2の接点ばね9bで前記第2の固定接点5bとの接点圧付与用のばねを構成するようになっている。
このように、第1の接点ばね9aが駆動部材8の復帰用のばねを構成して、第2の接点ばね9bが第2の固定接点5bとの接点圧付与用のばねを構成していることから、復帰用のばねと接点圧付与用のばねとを異なる接点ばねで形成してあるので、接点圧を確実に付与させることができ、接触の信頼性が向上できるものとなる。
スライド部材10は、合成樹脂などの絶縁材から略逆L字状に形成されており、前記ハウジング1の収納部1aにカード12の挿入及び排出に伴ってカード12の挿入及び排出方向に移動可能に収納されている。このスライド部材10の基部の一端側には、下ケース3のばね収容部3aに収容されたコイルばねからなる前記付勢部材6の一端部が係止される、ばね係止部10aが形成されている。
また、基部の上面の一端側には、下ケース3の軸孔3bに一端側が回動可能に軸支された前記ロック部材7と協働して、前記付勢部材6の付勢力に抗してスライド部材10をカード12の挿着位置に保持するハート型カム溝10bが形成されている。また、スライド部材10の一端側には、基部からカード挿入方向と直交する方向に突出して設けられ、カード12の一端部(前端部)と当接するカード当接部10cが形成されている。
前記上ケース2の上面側には、金属板からなるカバー部材11が、上、下ケース2、3を覆うように取り付けられている。また、このカバー部材11は、前記ハウジング1の収納部1aに配設された前記コネクタ端子4の上面を覆うように形成されており、外部からの輻射ノイズ等の侵入を防止するシールド板の役目も果たしている。
また、カバー部材11の一側部には、切り窓部11aが形成されており、この切り窓部11aの一辺から片持ち梁状に延出して、ばね性を有する押圧片11bが形成されている。この押圧片11bが上ケース2の切り欠き部2bを介して、下ケース3に軸支されたロック部材7をスライド部材10のハート型カム溝10bへ付勢するものとなっている。
また、図15に示すように、カバー部材11のカード挿入口側の中央部には下方へ屈曲したフック状の係止段部11cが設けられている。また、この係止段部11cは、カード挿入方向に対して直交する方向に長幅状に形成されている。カバー部材11がハウジング1を覆うように取付けられた際には、この係止段部11cと、上ケース2の同じくカード挿入口側の中央部に設けられた係合凹部2cとが係合されることにより、上ケース2がハウジング1の収納部1a側へ変位(撓む)するのを規制するようになっている。
このように、カバー部材11及び上ケース2には、カード12が挿入される際、接点部4aが押し上げられるのに伴って(コネクタ端子4の有するばね性による反作用により)、上ケース2が収納部1a側へ変位(撓む)するのを規制するための係止段部11c及び係合凹部2cを形成したことから、カバー部材11により接点部4aが押圧された際の上ケース2の変位が規制されるので、上ケース2の厚さを厚くする必要がなく、ハウジング1の高さを高くする必要がないので、コネクタ装置の小型化が図れるものとなる。
また、カバー部材11は金属板で形成されており、この金属板に下方へ屈曲した係止段部11cを形成したことから、金属のカバー部材11に係止段部11cを設けるだけの簡単な構造で、上ケース2の変位を規制することが可能となる。
また、係止段部11c及び係合凹部2cを、カバー部材11及び上ケース2のカード挿入口側の中央に形成したことから、上ケース2が一番大きく変位する箇所を規制することができるで、確実に上ケース2の変位を規制できるものとなる。また、係止段部11c及び係合凹部2cを、カード挿入方向に対して直交する方向に長幅状に形成したことから、変位方向に対する規制部の幅が広がるので、強度が強固となり、更に、確実に上ケース2の変位を規制できるものとなっている。
カード12は、例えば、RS−MMCカード(レデュースサイズ−マルチメディアカード)で、内部に集積回路(IC)が収納されており、記録媒体として使用されるものである。このカード12の一表面には、その一端側に複数の外部接触部12aが形成されており、この外部接触部12aが前記ハウジング1の収納部1aに配設された前記コネクタ端子4の接点部4aと接触することにより、外部に接続された電子機器との種々の情報処理が行われるものとなっている。
前記カード12が前記ハウジング1の収納部1aに挿入された時、カード12の前端部がスライド部材10のカード当接部10cに当接することによって、スライド部材10がカード12の挿入に伴って挿入方向へ移動可能となるように形成されている。
次に、図5乃至図10を用いて前記カード12をコネクタ装置に挿入する場合の動作を説明する。
前記カード12を挿入する場合には、まず、図3及び図4に示す初期の状態、すなわち前記カード12の未挿入時には、前記スライド部材10は前記付勢部材6の付勢力によりカード排出方向へ付勢されている。
次に、前記カード12が、前記ハウジング1の収容部1aに挿入されると、前記カード12の前端部が、前記スライド部材10のカード当接部10cに当接されて保持されるものとなる。この時、前記カード12の外部接触部12aは前記コネクタ端子4の接点部4aとは離間している。また、カード12の挿着を検出する検出手段である可動接点9は、駆動部材8の復帰用のばねとしての第1の接点ばね9aの付勢力によって駆動部材8がカードの排出方向へ付勢されており、第1の接点ばね9aと第1の固定接点5aとは接触しているが、第2の接点ばね9bと第2の固定接点5bとが離間した状態となっている(図5、図6参照)。
次に、前記カード12をカード挿入方向へ押圧してやると、前記スライド部材10がカード12の挿入に伴って挿入方向へ移動可能となり、前記付勢部材6の付勢力に抗してスライド部材10がカード挿入方向へ移動する。そして、カード12の前端部が、ハウジング1の収納部1aに回動可能に軸支された駆動部材8の作動部8bに当接して、駆動部材8を第1の接点ばね9aの付勢力に抗してカード挿入方向へ回動させる。この時、スライド部材10の移動に伴ってロック部材7の一端部がスライド部材10に設けられたハート型カム溝10bをトレースする(図7、図8参照)。
このように、前記コネクタ端子4は、一端側が上ケース2のカード挿入口側から奥方に向かって延設されて、接点部4aが上ケース2に設けられた窓孔部2aを介して収納部1a内へ屈曲されて形成されており、また、他端側は上ケース2の窓孔部2aの両側縁に沿って上ケース2の奥方まで延設されて、ハウジング1の外方へ突出して接続端子4cを形成しているため、コネクタ端子4の接点部4aをカード挿入口側から奥方に向かって延出して形成できるので、収納部1aにカード12を挿着する際に、カード12の先端がコンタクト端子4に当接したとしても無理なく上方へ撓む(逃げる)ので、コンタクト端子4の接点部4aが座屈や変形するのを防止でき、接点部4aの接触信頼性を向上できるものとなっている。
また、前記コネクタ端子4の接点部4a側が、上ケース2のカード挿入口側から奥方に向かって延設されていることから、接点部4aの先端に座屈防止用としてのガイド片などを延設する必要がなくなるため、カード12の挿着時にガイド片などがハウジング1の上面から突出する心配がないので、ハウジング1の高さを高くする必要がなく、コネクタ装置の小型化が図れるものとなる。
次に、更に、前記カード12をカードの挿入方向へ押圧してやると、ロック部材7の一端部がスライド部材10に設けられたハート型カム溝10bをトレースしてロック位置にロックされ、前記カード12が前記ハウジング1の収納部1aのカード挿着位置に挿着される。この時、前記カード12の外部接触部12aは前記コネクタ端子4の接点部4aと接触するものとなる。この時、駆動部材8はカード12の挿着と共にカード挿入方向へ回動されることにより、接点圧付与用の第2の接点ばね9bが第2の固定接点5bと接触して、可動接点9を介して第1及び第2の固定接点5a、5b間が電気的に接続されてカード12の挿着が検出される(図9、図10参照)。
図9及び図10に示す状態から、前記カード12を排出するには、更にカード12を一旦挿入方向に押圧することにより、前記ロック部材7が前記ハートカム溝10bのロック位置から外れ、前記付勢部材6の付勢力によって前記スライド部材10がカード排出方向へ移動して、このスライド部材10と共に前記カード12が排出位置まで排出されるものとなる。
このように、前記ハウジング1に、前記スライド部材10をカード排出方向へ付勢する前記付勢部材6と、前記スライド部材10を前記付勢部材6の付勢力に抗してカード挿着位置に保持するロック部材7を設けるようにしたので、前記カード12を排出する際には、前記付勢部材6の付勢力を利用することにより前記カード12を容易に排出することができる。
また、前記カード12の一端部により駆動されカード12の挿着を検出する検出手段を、前記ハウジング1に設けられた第1及び第2の固定接点5a、5bと、この第1及び第2の固定接点5a、6b間を接続する可動接点9で形成し、この可動接点9を、二つの座巻き部を有する一本の捻りコイルばねで形成すると共に、この捻りコイルばねに前記第1の固定接点5aと当接する第1の接点ばね9aと、前記第2の固定接点5bと当接する第2の接点ばね9bを形成して、前記第1の接点ばね9a及び第2の接点ばね9bを、それぞれ異なる座巻き部から延設したことから、カード12の挿着を検出する検出スイッチの接点部を、接点ばねの自己復帰用のばね圧と、接点部の接点圧とを異なる接点ばねで得るようにしているので、長い間使用したとしても、接点部の接点ばねがへたってしまい、接点圧が低下することがなくなり接触信頼性が向上できるものとなる。また、接点圧を上げるために、接点ばねの形状を大きくする必要がなくなり、コネクタ装置の小型化が図れるものとなっている。
また、前記ハウジング1には、カード12の一端部と当接して回動される前記駆動部材8を備えており、この駆動部材8に前記可動接点9が保持されて、前記ハウジング1の収納部1aに回動可能に軸支するようにしてあるので、カード12の挿着を前記駆動部材8を介して確実に可動接点9に伝動することができ、カード12の挿着検出を確実に行なうことができるものとなっている。
図16乃至図18は、本発明のカード用コネクタ装置の他の実施例を示しており、図16はカード排出位置、図17はカード挿着途中、図18はカード挿着位置を示す平面図である。尚、上述した実施例と同一部品については同一符号を付してその説明を省略する。
この場合、上述した実施例の構成と相違する点は、ハウジング1に配設されたコネクタ端子4の接点部4aの延出方向が相違する点と、カードの種類と、カードの挿着を検出する検出スイッチの構成が相違する点である。
すなわち、本実施例では、ハウジング1は下ケースのみから形成されており、このハウジング1に複数のコネクタ端子4が一体的に並設されている。また、このコネクタ端子4の接続端子4cは、同様にハウジング1の後方外側面から外方へ突出して形成されているが、挿入されるカードの外部接触部と接続される接点部4aは、ハウジング1の奥方からカード挿入口側に向かって延設され、前記接点部4aがハウジング1に設けられた窓孔部1cを介して収納部1a内へ屈曲されて形成されている。このコネクタ端子4は、ハウジング1の収納部1aの奥方へ並設されて形成されている。
また、カード13の挿着を検出する検出手段である一対の接点部、第1及び第2の固定接点5a、5bは、ハウジング1の収納部1a側面部奥方に形成されている。また、同様にこの第1及び第2の固定接点5a、5bは、導電性の金属材から形成されており、この第1及び第2の固定接点5a、5bは、ハウジング1の後方外側面に突出された前記接続端子4cの一部と導出して、同じくインサート成形などの方法で一体的に形成されている。
また、前記収納部1aに配設されてカード13の挿入に伴って回動される駆動部材8と、この駆動部材8に保持される可動接点9については、構成が同一なため説明を省略する。
カード13は、図に2点鎖線で示している。このカード13は、例えば、SD−MINIカード(セキュアーデジタル−ミニカード)で、同じく内部に集積回路(IC)が収納されており、記録媒体として使用されるものである。この第1のカード13の一表面には、その一端側に複数の外部接触部(図示せず)が形成されており、この外部接触部が前記ハウジング1の収納部1aに配設された前記コネクタ端子4の接点部4aと接触することにより、外部に接続された電子機器との種々の情報処理が行われるものとなっている。
次に本実施例の動作を説明すると、まず、初期の状態、すなわち前記カード13の未挿入時には、スライド部材10は付勢部材6の付勢力によりカードの排出方向へ付勢されている。
次に、前記カード13が、ハウジング1の収容部1aに挿入されると、カード13の左側前端部が、スライド部材10のカード当接部10cに当接されて保持されるものとなる。この時、前記カード13の外部接触部(図示せず)はコネクタ端子4の接点部4aとは離間している。また、カード13の挿着を検出する検出手段である可動接点9は、駆動部材8の復帰用のばねとしての第1の接点ばね9aの付勢力によって駆動部材8が反時計方向(図示左方向)へ付勢されており、第1の接点ばね9aと第1の固定接点5aとは接触しているが、第2の接点ばね9bと第2の固定接点5bとが離間した状態となっている(図16参照)。
次に、前記カード13をカードの挿入方向へ押圧してやると、スライド部材10がカード13の挿入に伴って挿入方向へ移動可能となり、付勢部材6の付勢力に抗してスライド部材10がカード挿入方向へ移動する。そして、カード13の右側前端部が、ハウジング1の収納部1aに回動可能に軸支された駆動部材8の作動部8bに当接して、駆動部材8を第1の接点ばね9aの付勢力に抗して時計方向(図示右方向)へ回動させる。この時、スライド部材10の移動に伴ってロック部材7の一端部がスライド部材10に設けられたハート型カム溝10bをトレースする(図17参照)。
次に、更に、前記カード13をカードの挿入方向へ押圧してやると、ロック部材7の一端部がスライド部材10に設けられたハート型カム溝10bをトレースしてロック位置にロックされ、前記カード13がハウジング1の収納部1aのカード挿着位置に挿着される。この時、前記カード13の外部接触部はコネクタ端子4の接点部4aと接触するものとなる。この時、駆動部材8はカード13の挿着と共に時計方向(図示右方向)へ回動されることにより、接点圧付与用の第2の接点ばね9bが第2の固定接点5bと接触して、可動接点9を介して第1及び第2の固定接点5a、5b間が電気的に接続されてカード13の挿着が検出される(図18参照)。
図18に示す状態から、前記カード13を排出するには、更にカード13を一旦挿入方向に押圧することにより、ロック部材7がハートカム溝10bのロック位置から外れ、付勢部材6の付勢力によってスライド部材10がカード排出方向へ移動して、このスライド部材10と共に前記カード13が排出位置まで排出されるものとなる。
本実施例によれば、ハウジング1が下ケースのみで良く、上ケースがいらないため部品点数の削減が図れるものとなる。また、ハウジング1内に導電部を引き回す必要がないので、コネクタ端子4の構成が簡易となり、ローコスト化が可能となると共に、コネクタ装置の小型化が図れるものとなっている。
本発明のカード用コネクタ装置を示す平面図である。 本発明のカード用コネクタ装置を示す正面図である。 本発明のカバー部材を外した状態のカード用コネクタ装置を示す平面図である。 本発明のカード用コネクタ装置を示す要部断面図である。 本発明のカード排出位置のカード用コネクタ装置を示す平面図である。 本発明のカード排出位置のカード用コネクタ装置を示す要部断面図である。 本発明のカード挿入途中のカード用コネクタ装置を示す平面図である。 本発明のカード挿入途中のカード用コネクタ装置を示す要部断面図である。 本発明のカード挿着位置のカード用コネクタ装置を示す平面図である。 本発明のカード挿着位置のカード用コネクタ装置を示す要部断面図である。 本発明の上ケースを示す底面図である。 本発明の上ケースを示す要部断面図である。 本発明の駆動部材と可動接点を示す底面図である。 本発明の駆動部材と可動接点を示す側面図である。 本発明の上ケースとカバー部材の係合部を示す部分断面図である。 本発明のカード用コネクタ装置の他の実施例を示すカード排出位置の平面図である。 本発明のカード用コネクタ装置の他の実施例を示すカード挿入途中の平面図である。 本発明のカード用コネクタ装置の他の実施例を示すカード挿着位置の平面図である。
符号の説明
1:ハウジング
1a:収納部
1b:カード挿入口
1c:窓孔部
2:上ケース
2a:窓孔部
2b:切り欠き部
2c:係合凹部(規制手段)
2d:貫通孔
3:下ケース
3a:ばね収容部
3b:軸孔
3c:支持孔
4:コネクタ端子
4a:接点部
4b:導電部
4c:接続端子
5a:第1の固定接点(検出手段)
5b:第2の固定接点(検出手段)
6:付勢部材
7:ロック部材
8:駆動部材
8a:アーム部
8b:作動部
8c:第1の保持部
8d:第2の保持部
9:可動接点(検出手段)
9a:第1の接点ばね
9b:第2の接点ばね
10:スライド部材
10a:ばね係止部
10b:ハート型カム溝
10c:カード当接部
11:カバー部材
11a:切り窓部
11b:押圧片
11c:係止段部(規制手段)
12:カード(RS−MMC)
12a:外部接触部
13:カード(SD−MINI)

Claims (5)

  1. カードが挿着される収納部を有するハウジングと、前記収納部に配設され前記カードの外部接触部と接触可能なコネクタ端子と、前記カードの挿入及び排出に伴ってカードの挿入及び排出方向に移動可能なスライド部材と、このスライド部材を排出方向へ付勢する付勢部材と、前記スライド部材を前記付勢部材の付勢力に抗してカード挿着位置に保持するロック部材と、前記カードの一端部により駆動され前記カードの挿着を検出する検出手段とを備え、前記検出手段は、前記ハウジングに設けられた第1及び第2の固定接点と、この第1及び第2の固定接点間を接続する可動接点を有し、前記可動接点を二つの座巻き部を有する一本の捻りコイルばねで形成すると共に、この捻りコイルばねに前記第1の固定接点と当接する第1の接点ばねと、前記第2の固定接点と当接する第2の接点ばねを形成し、この第1の接点ばね及び第2の接点ばねをそれぞれ異なる座巻き部から延設したことを特徴とするカード用コネクタ装置。
  2. 前記ハウジングには、前記カードの一端部と当接して回動される駆動部材を備え、この駆動部材に前記可動接点が保持され、前記ハウジングの収納部に回動可能に軸支されたことを特徴とする請求項1記載のカード用コネクタ装置。
  3. 前記駆動部材には、前記可動接点の前記第1の接点ばねの座巻き部を保持する第1の保持部と、前記第2の接点ばねの座巻き部を保持する第2の保持部を設け、前記第1の保持部を前記ハウジングに軸支して前記第1の接点ばねを前記第1の固定接点に接触した状態で付勢させると共に、前記第2の保持部を前記第1の保持部を支点として回動可能に保持して前記第2の接点ばねと前記第2の固定接点とを接離可能に配置したことを特徴とする請求項2記載のカード用コネクタ装置。
  4. 前記第2の接点ばねは、前記駆動部材の回動に伴って、前記第2の接点ばねの座巻き部が捻られることにより、前記第2の固定接点上を摺接することを特徴とする請求項2、又は3記載のカード用コネクタ装置。
  5. 前記第1の接点ばねが前記駆動部材の復帰用のばねを構成し、前記第2の接点ばねが前記第2の固定接点との接点圧付与用のばねを構成していることを特徴とする請求項2乃至4の何れかに記載のカード用コネクタ装置。
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