JP2003086289A - カード用コネクタ装置 - Google Patents

カード用コネクタ装置

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JP2003086289A
JP2003086289A JP2001273631A JP2001273631A JP2003086289A JP 2003086289 A JP2003086289 A JP 2003086289A JP 2001273631 A JP2001273631 A JP 2001273631A JP 2001273631 A JP2001273631 A JP 2001273631A JP 2003086289 A JP2003086289 A JP 2003086289A
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card
lock
lock pin
heart
cam groove
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JP2001273631A
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Toru Nishioka
徹 西岡
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Alps Alpine Co Ltd
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Alps Electric Co Ltd
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Publication date
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/62Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
    • H01R13/639Additional means for holding or locking coupling parts together, after engagement, e.g. separate keylock, retainer strap
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K13/00Conveying record carriers from one station to another, e.g. from stack to punching mechanism
    • G06K13/02Conveying record carriers from one station to another, e.g. from stack to punching mechanism the record carrier having longitudinal dimension comparable with transverse dimension, e.g. punched card
    • G06K13/08Feeding or discharging cards
    • G06K13/085Feeding or discharging cards using an arrangement for locking the inserted card
    • GPHYSICS
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    • G06K7/00Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns
    • G06K7/0013Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by galvanic contacts, e.g. card connectors for ISO-7816 compliant smart cards or memory cards, e.g. SD card readers
    • G06K7/0021Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by galvanic contacts, e.g. card connectors for ISO-7816 compliant smart cards or memory cards, e.g. SD card readers for reading/sensing record carriers having surface contacts
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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 落下などの衝撃が加わった場合に、カードの
飛び出しを防止することができるカード用コネクタ装置
を提供する。 【解決手段】 ロックピンと4、ロックピン4が摺動す
るハート型カム溝1gとからなるロック手段を有するハ
ウジングに、カードの挿入及び排出方向に移動可能であ
ってハート型カム溝1gと協同してロックピン4の動き
を案内する案内部材7と、ロックピン4がロック可能な
方向に案内部材7を付勢する付勢用ばね5とを形成し、
外部からの衝撃が加わった場合に、案内部材7が付勢用
ばね5の付勢力に抗してハート型カム溝1gから離れる
方向に移動することにより、ロックピン4が案内部材7
に案内されてロック部から離脱するのを防止するように
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話、PCな
ど各種携帯情報端末、デジタルカメラ、デジタルAV機
器などのメモリー対応機器に用いられる小型メモリーカ
ードに使用される、カード用コネクタ装置の構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータやデジタルカメ
ラなどの電子機器の増設記録装置としてカード用コネク
タ装置が一般的に使用されている。このカード用コネク
タ装置の記憶媒体としてはPCカードやメモリーカード
が広く使用さるようになってきている。
【0003】このPCカードやメモリーカードをカード
用コネクタ装置に挿着して必要な情報の書き込み、及び
読み取りを行うものであるが、カード用コネクタ装置に
は、カードを収容してカードの挿入方向へ移動可能なス
ライド部材を、カードの挿着位置に保持するロック機構
を備えたものがある。この挿着位置に保持されたカード
をカードの排出位置に排出させる場合には、挿着位置に
あるカードを一旦奥方へ押圧することによりロックされ
たスライド部材のロックを解除して、スライド部材をカ
ードの排出方向へ付勢している復帰ばねの付勢力によっ
てスライド部材をカードの排出方向へ移動させることに
より、カードをスライド部材と共に押し出すようにした
構成のものが知られている。
【0004】この場合、スライド部材はロック機構によ
ってカードの挿着位置にロックされるが、カードは挿着
位置ではコネクタ端子などの端子圧によって保持されて
いるのみであり、カードが振動などによって抜け出して
しまう虞があることから、カードの保持を確実にするた
めに昨今では、カードを収容するスライド部材の内側面
に係合突出部を形成し、この係合突出部を挿着位置に有
るカードの係止用凹部と係合させることでカードを保持
する構成が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成においては、ロック機構は、ハート型カム溝とこのハ
ート型カム溝を摺動するロックピンとから構成されてお
り、かかるカード用コネクタ装置を組み込んだ機器が、
カードを挿着した状態で落下などした場合には、スライ
ド部材に奥方への強い衝撃力が加わることにより、ロッ
クピンがハート型カム溝のロック部を外れてしまい、排
出方向へ復帰したスライド部材でカードが押し出されて
しまうという問題があった。
【0006】したがって、本発明では上述した問題点を
解決し、落下などの衝撃が加わった場合に、カードの飛
び出しを防止することができるカード用コネクタ装置を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明では第1の手段として、カードが挿着されるハ
ウジングと、カードの挿入及び排出に伴いカードと係合
してカードの挿入及び排出方向に移動可能に配設された
スライド部材と、このスライド部材をカードの排出方向
へ付勢する復帰用ばねと、この復帰用ばねの付勢力に抗
して前記スライド部材をカードの挿着位置にロックする
ロック手段とを備え、前記ロック手段は、前記スライド
部材をカードの挿着位置にロックすると共に、前記スラ
イド部材をロック位置から奥方へ移動させることにより
ロックを解除させるロックピンと、ロック部を有し前記
ロックピンが摺動するハート型カム溝とからなり、前記
ハウジングには、カードの挿入及び排出方向に移動可能
であって前記ハート型カム溝と協同して前記ロックピン
の動きを案内する案内部材と、前記ロックピンがロック
可能な方向に前記案内部材を付勢する付勢用ばねとを形
成し、外部からの衝撃が加わった場合に、前記案内部材
が前記付勢用ばねの付勢力に抗して前記ハート型カム溝
から離れる方向に移動することにより、前記ロックピン
が前記案内部材に案内されて前記ロック部から離脱する
のを防止するようにしたことを特徴とする。
【0008】また、第2の手段として、前記ハート型カ
ム溝にはロック部としてロック用凹部を形成すると共
に、前記案内部材には前記ロック用凹部と対向して前記
ロックピンを案内するロック用突出部を形成し、前記衝
撃が加わった場合に、前記ロック用突出部が前記ロック
用凹部から離れる方向に移動するように形成したことを
特徴とする。
【0009】また、第3の手段として、前記ロックピン
は、前記ハート型カム溝に保持されたロック位置におい
て、前記付勢用ばねで付勢された前記案内部材のロック
用突出部によって前記ロック用凹部へ押圧されているこ
とを特徴とする。
【0010】また、第4の手段として、前記ロックピン
は、前記ロック用突出部によって前記ハート型カム溝内
の戻り方向への移動が規制されていることを特徴とす
る。
【0011】また、第5の手段として、前記ロック用突
出部には、前記ロックピンの移動方向に倣って前記ロッ
クピンがロックする方向へ傾斜する第1傾斜面と、これ
とは逆に前記ロックピンがロック解除する方向へ傾斜す
る第2傾斜面とを形成し、前記ハート型カム溝には、前
記ロック用凹部に対向してガイド突部を形成し、前記衝
撃が加わった場合に、前記案内部材の移動に伴い前記ロ
ックピンが前記ガイド突部に沿って前記第1傾斜面側に
移動するように形成したことを特徴とする。
【0012】また、第6の手段として、前記案内部材を
金属材で形成し、この案内部材に前記ロックピンを前記
ハート型カム溝の底面側に付勢するばね片を一体に形成
したことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図1乃
至図17に示す。図1はカード用コネクタ装置の平面
図、図2は同じく正面図、図3はハウジングに案内部材
を取り付けた状態の平面図、図4はハウジングにスライ
ド部材を取り付けた状態の平面図、図5はハウジングの
平面図、図6は案内部材の平面図、図7は同じく側面
図、図8はスライド部材の平面図、図9は同じく側面
図、図10乃至図17はカード挿入時の動作状態を示す
説明図で、図10はカードの挿入初期状態、図11はカ
ードがスライド部材に係合した状態、図12はカードが
奥方まで押し込まれた状態、図13はロックピンがロッ
クしてカードが挿着位置に保持された状態、図14はロ
ックピンのロックが解除された状態、図15はカードが
排出位置まで排出される途上の状態、図16は衝撃時に
案内部材がハート型カム溝から離れてロックピンのロッ
ク解除を防止している状態を示す説明図、図17は強い
衝撃時にロックピンがハート型カム溝のガイド突部に沿
って回動する状態を示す説明図である。
【0014】図1乃至図9において、ハウジング1は、
合成樹脂などの絶縁材で前方及び上方が開口された方形
状の箱形に形成されている。このハウジング1の中央に
は、カードを収容するための収納部1aが設けられてお
り、また、前記ハウジング1の前面には、前記収納部1
aに連通するカード挿入部1bが形成されている。
【0015】また、カード挿入部1bに対向する前記収
納部1aの奥側には、収容されるカードの接触端子部
(図示せず)と接触して、電子機器などの外部の回路基
板上の回路パターンと接続されることで信号の伝送が行
われる複数のコネクタ端子2が並設されたものとなって
いる。また、前記収納部1aの両側部には、カードが挿
入される際カードの側縁部をガイドして挿入を案内する
ガイド部1cが設けられている。
【0016】前記ハウジング1の一側部には、前記収納
部1aに並設して有底状の平坦部1dが設けられてお
り、この平坦部1dに後述するスライド部材6、及び案
内部材8がカードの挿入方向に移動可能に配設されるも
のとなっている。また、前記平坦部1dの中央には、後
述するスライド部材6の支軸部6dが移動可能に支持さ
れる支持孔部1eが設けられており、この支持孔部1e
の下方側にはスライド部材6を排出方向へ付勢する復帰
用ばね3の一端部が係止されるばね係止部1fが形成さ
れている。
【0017】また、前記平坦部1dの上方側には、後述
するスライド部材6をカードの挿着位置にロックさせ
る、略U字状の金属材からなるロックピン4の一端が摺
動するハート型カム溝1gが設けられており、このハー
ト型カム溝1gは複数の斜面や平面からなる環状のカム
溝1hと、このカム溝1hの中央に突出するロック用凹
部1iを有するロック部とから形成されている。また、
前記ロック用凹部1iに対向して衝撃時に前記ロックピ
ン4の一端が沿って移動するガイド突部1jが形成され
ている。
【0018】前記ハート型カム溝1gに、スライド部材
6に軸支される前記ロックピン4の一端が摺動すること
で、スライド部材6がカードの挿入位置にロックされ、
また排出位置に移動されるものとなっている。また、前
記平坦部1dの上端部には、後述する案内部材8を付勢
する付勢用ばね5の一端部が係止されるばね係止部1k
が形成されている。
【0019】スライド部材6は、合成樹脂などの絶縁材
から略L字状に形成されており、長方形状の基部6a
と、この基部6aの先端側に交差する方向に延設された
カード受け部6bとを有している。このカード受け部6
bは、前記ハウジング1の収納部1a内に突出されてお
り、挿入される後述するカード9の前端縁と当接して前
記スライド部材6をカードの挿入方向へ移動させるもの
となっている。
【0020】また、前記基部6aの中央には、係止突部
6cが設けられており、この係止突部6cが後述するカ
ード9の係止用凹部9aと係合することによりカード9
を挿着位置に保持するようになっている。また、前記基
部6aの下端下面側には前記ハウジング1の支持孔部1
eに回動及び移動可能に支持される支軸部6dが形成さ
れている。この支軸部6dを支点として前記スライド部
材6が回動することで、前記係止突部6cをカード9の
係止用凹部9aに係合離脱させることが可能となってい
【0021】また、前記基部6aの下端側には、前記ハ
ウジング1のばね係止部1fに係止された、前記復帰用
ばね3の他端部が係止されるばね係止部6eが設けられ
ており、前記復帰用ばね3の付勢力によって前記スライ
ド部材6はカードの排出方向へ付勢されるものとなって
いる。また、前記基部6aには、前記ロックピン4の他
端が回動可能に軸支される軸孔6fが形成されている。
カードの挿入時には、前記ロックピン4と前記ハート型
カム溝1gとの協同によって前記スライド部材6は、前
記復帰用ばね3の付勢力に抗してカードの挿着位置に保
持されるものとなっている。
【0022】案内部材7は、金属板を打ち抜き、折り曲
げて形成されており、L字状に折り曲げられて長尺状に
連設された上板部7a及び側板部7bと、この側板部7
bの一方の一端側から前記上板部7aに平行に突出して
設けられた腕部7cとを有している。また、前記腕部7
cには、前記ロックピン4を案内する下方に突出したロ
ック用突出部7dが形成されており、このロック用突出
部7dには前記ロックピン4の移動方向に倣って前記ロ
ックピン4がロックする方向へ傾斜する第1傾斜面7e
と、これとは逆に前記ロックピン4がロック解除する方
向へ傾斜する第2傾斜面7fとが形成されている。
【0023】また、前記腕部7cの一端側には、下方に
屈曲した平面からなるばね係止部7gが設けられてお
り、このばね係止部7gに前記ハウジング1の前記平坦
部1dに設けられたばね係止部1kに係止される前記付
勢用ばね5の他端部が係止されることで、前記案内部材
7がカードの排出方向へ付勢されるものとなっている。
このように、前記案内部材7が前記付勢用ばね5で付勢
されることにより、前記ロック用突出部7dによって、
前記ロックピン4をロック部である前記ロック用凹部1
iへ押圧すると共に、前記ハート型カム溝1g内の戻り
方向への移動が規制されるようになっている。
【0024】そして、前記案内部材7が前記ハウジング
1の平坦部1dに配設された時には、前記ロック用突出
部7dが前記ハウジング1の平坦部1d形成された前記
ハート型カム溝1gと協同することにより、前記ロック
ピン4を前記ハート型カム溝1gに沿ってそれぞれロッ
ク位置、及びロック解除位置に案内するようになってい
る。
【0025】また、前記案内部材7は前記ハウジング1
の平坦部1dに配設されて、前記上板部7a及び側板部
7bが前記スライド部材6を覆うように保持されてい
る。また、前記側板部7bには、前記スライド部材6を
押圧して前記係止突部6cが前記ハウジング1の収納部
1a内に突出する方向に付勢する第1ばね片7hが形成
されており、また、前記上板部7aには、前記ロックピ
ン4を押圧してこの一端を前記ハート型カム溝1gに弾
接する第2ばね片7iが形成されている。この第1及び
第2ばね片7h、7iを前記案内部材7に一体に設ける
ことにより、構成を簡易化し、部品点数の削減を図って
いる。
【0026】カバー8は、導電性の金属板から前方及び
下方が開口された方形状の箱型に形成されており、前記
ハウジング1の上面側の開口部を覆うように、前記ハウ
ジング1の上面側に取り付けられている。
【0027】尚、このカバー部材8は前記ハウジング1
の収納部1aに配設された複数の前記コネクタ端子2の
上面を覆うように形成されており、外部からの輻射ノイ
ズ等の侵入を防止するシールド板の役目も果たしてい
る。
【0028】カード9は、内部に集積回路(IC)が収
納されており、記録媒体として広く使用されているもの
である。このカード9の一表面には、その一端側に複数
の接触端子部(図示せず)が形成されており、この接触
端子部が前記ハウジング1の収納部1aに配設された複
数の前記コネクタ端子2と接触することにより、外部に
接続された電子機器との種々の情報処理が行われるもの
となっている。
【0029】前記カード9が前記スライド部材6に挿入
された時、前端縁が、前記スライド部材6のカード受け
部6bと係合することによって、前記スライド部材6が
前記カード10の挿入に伴って挿入方向へ移動可能とな
るように形成されている。
【0030】また、前記カード9の一側面部には、係止
用凹部9aが形成されている。この係止用凹部9aに、
前記スライド部材6の基部6aに設けられた前記係止突
部6cが係合することで前記カード9を前記スライド部
材6と共に、カードの挿着位置に保持させるものとなっ
ている。
【0031】次に、図10乃至図15を用いて前記カー
ド9をコネクタ装置に挿入する場合の動作を説明する。
尚、図は動作を見やすくするために、前記案内板7の上
板部7aを除いた状態で示している。
【0032】まず、前記カード9を前記ハウジング1の
カード挿入部1bから挿入する。この時、前記カード9
の側面前部が前記スライド部材6の係合突部6cに当接
して、前記スライド部材6は、前記案内部材7の第1ば
ね片7hの付勢力に抗して前記支軸部6dを支点として
前記係合突部6cがカード挿着部内から外れる方向、す
なわち反時計方向へ回動するものとなる。(図10)
【0033】この状態から、前記カード9を奥方に挿入
すると、前記カード9は、前記係合突部6cにより前記
係止用凹部9aが係合されて前記スライド部材6に保持
されるものとなる。この時、前記スライド部材6は前記
復帰用ばね3の付勢力によりカードの排出方向へ付勢さ
れている。この場合、前記カード9の接触端子部(図示
せず)は前記ハウジング1のコネクタ端子2とは離間し
ている。(図11)
【0034】次に、前記カード9を更にカードの挿入方
向へ押圧してやると、前記カード9の前端縁が前記スラ
イド部材6のカード受け部6bと係合することによっ
て、前記スライド部材6が前記カード9の挿入に伴って
挿入方向へ移動可能となり、前記復帰用ばね3の付勢力
に抗して前記スライド部材6がカードの挿入方向へ移動
するものとなる。
【0035】そして、前記スライド部材6の移動に伴っ
て、前記案内部材7の第2ばね片7iで付勢されている
前記ロックピン4の一端が前記ハート型カム溝1gのカ
ム溝1hをトレースして奥方すなわちカードの挿入方向
へと移動される。この時、前記ロックピン4の一端部が
前記案内部材7の前記腕部7cを押圧することで前記案
内部材7は前記付勢用ばね5の付勢力に抗してカードの
挿入方向へ移動するものとなる。(図12)
【0036】そして、カードの挿入方向の押圧を解除す
ることにより、前記ロックピン4の一端が前記ハート型
カム溝1gのカム溝1hをトレースして、このカム溝1
hに沿って前記ロック用凹部1iに係止されることでロ
ック位置すなわちカードの挿着位置にロックされる。こ
の場合、前記ロックピン4は、前記付勢用ばね5で付勢
された前記案内部材7のロック用突出部7dにより前記
ロック用凹部1iへ押圧されており、また、前記ハート
型カム溝1g内の戻り方向への移動が規制されているも
のとなっている。
【0037】この時、前記カード9の一側面部には、前
記係止用凹部9aが形成されており、この係止用凹部9
aに、前記スライド部材6の基部6aに設けられた前記
係止突部6cが係合していることから、前記カード9は
前記スライド部材6と共に、カードの挿着位置に保持さ
れるものとなる。また、前記カード9の接触端子部(図
示せず)と前記ハウジング1に配設された前記コネクタ
端子2とが接触するものとなる。(図13)
【0038】このように、前記ロックピン4が、前記付
勢用ばね5で付勢された前記案内部材7のロック用突出
部7dによりロック位置である前記ロック用凹部1iへ
押圧されているので、ロック状態における前記ロックピ
ン4のがたを防止することができるため、前記カード9
の挿着状態を安定させることができるものとなってい
る。
【0039】また、前記ロックピン4は、前記ロック用
突出部7dにより前記ハート型カム溝1g内の戻り方向
への移動が規制されているので、前記ハート型カム溝1
gに前記ロックピン4がロック用凹部1iから戻るのを
規制する段差部を設ける必要がなくなり、前記ハート型
カム溝1g部の厚さを薄くすることができるため、前記
ハウジング1の薄型化が図れるものとなっている。
【0040】次に、前記カード9を排出する場合には、
図13の状態から、更に前記カード9を奥方すなわちカ
ードの挿入方向へ押圧してやると、前記スライド部材6
が奥方へ移動して前記ロックピン4の一端が前記ハート
型カム溝1gのカム溝1hをトレースして前記ロック用
凹部1iから外れる方向へと移動するものとなる。
【0041】この時、前記ロックピン4は、前記付勢ば
ね5で付勢された前記案内部材7のロック用突出部7d
により前記ロック用凹部1iへ押圧されており、また、
前記ハート型カム溝1g内の戻り方向への移動が規制さ
れていることから、前記ロックピン4の一端は前記ロッ
ク用突出部7dの第2傾斜面7fに沿って図示左上方へ
と移動するものとなる。(図14)
【0042】そして、この状態から前記カード9への押
圧を解除すると、前記ロックピン4は、前記ロック用突
出部7dの第2傾斜面7fにより前記ハート型カム溝1
g内の戻り方向への移動が規制されていることから、前
記ハート型カム溝1gの図示左側の前記カム溝部1hに
沿ってカードの排出方向へトレースされると共に、前記
スライド部材6は前記復帰用ばね3の付勢力によってカ
ードの排出位置である初期位置へ復帰するものとなる。
(図15)
【0043】このように、前記スライド部材6と前記ハ
ウジング1との間には、前記スライド部材6をカードの
挿着位置にロックすると共に、前記スライド部材6をロ
ック位置から一旦奥方へ移動させることによりロック状
態を解除させて、前記カード9を前記スライド部材6に
よって排出させるための前記ハート型カム溝1gと、こ
のハート型カム溝1gに沿って摺動する前記ロックピン
4とからなるロック手段が設けられているので、簡単な
構造で、前記カード9をカードの挿着位置にロックでき
ると共に、前記カード9をカードの排出位置に円滑に排
出させることができるものとなっている。
【0044】次に、図16を用いて、前記カード9が前
記ハウジング1に挿着された状態で、外部からの衝撃が
加わった場合の動作について説明する。
【0045】図13に示すように前記カード9が前記ハ
ウジング1に挿着された状態においては、前記スライド
部材6は前記ロックピン4の一端が前記ハート型カム溝
1gのロック用凹部1iに係合しており、カードの挿着
位置に保持された状態となっている。
【0046】この状態で外部からの衝撃が加わると、衝
撃力によって前記カード9及びスライド部材6に重力が
作用し、加わった荷重の作用で前記カード9及びスライ
ド部材6が前記復帰用ばね3の付勢力に抗して奥方すな
わちカードの挿入方向へと瞬間的に移動することとな
る。この時、前記ハート型カム溝1gのロック用凹部1
iに係合されていた前記ロックピン4の一端が前記ロッ
ク用突出部7dの第2傾斜面7fに沿って前記カム溝1
hをトレースして前記ロック用凹部1iから外れる方向
へと移動しようとする。
【0047】この時、前記ハウジング1には、前記スラ
イド部材6と共にカードの挿入方向へ移動可能に配設さ
れた前記案内部材7が設けられており、この案内部材7
には前記ハート型カム溝1gのロック用凹部1iに対向
された前記ロック用突出部7dが形成されている。そし
て、前記スライド部材6をカードの排出方向へ付勢して
いる前記復帰用ばね3の付勢力よりも小さな付勢力を有
する前記付勢用ばね5で前記案内部材7がカードの排出
方向へ付勢されたものとなっている。
【0048】したがって、外部からの衝撃力によって前
記カード9及びスライド部材6に重力が作用し、加わっ
た荷重の作用で前記カード9及びスライド部材6が前記
復帰用ばね3の付勢力に抗して奥方すなわちカードの挿
入方向へと瞬間的に移動するのと同時に、前記案内部材
7にも重力が作用し、加わった荷重の作用で前記案内部
材7も前記付勢用ばね5の付勢力に抗して奥方すなわち
カードの挿入方向へと瞬間的に移動するものとなる。
【0049】この時、前記カード9及びスライド部材6
を付勢している前記復帰用ばね3の付勢力に対して、前
記案内部材7を付勢している付勢用ばね5の付勢力の方
が小さく形成されていることから、前記カード9及びス
ライド部材6が瞬間的に移動するよりも早く前記案内部
材7が瞬間的に移動するものとなる。そして、前記案内
部材7の移動によって前記ロック用突出部7dが前記ロ
ック用凹部1iから離れることにより、前記ロックピン
4が前記第2傾斜面7fによって規制されないので、前
記ロックピン4が前記ロック用突出部7dに設けられた
前記第2傾斜面7fに沿って前記カム溝1hをトレース
して前記ロック用凹部1iから外れる方向へ移動するの
を防止するものとなっている。
【0050】この時、前記ロックピン4の一端は、前記
ロック用凹部1iの上側に対向して設けられた前記ガイ
ド突部1jに当接することによって、図示右方向(時計
方向)すなわち前記ロック突出部7dの前記第1傾斜面
7e側へ回動するように形成されており、前記ロックピ
ン4が前記ロック用凹部1iから外れる方向、すなわち
図示左方向(反時計方向)へ回動するのを防止するもの
となっている。
【0051】このように、前記ハート型カム溝1gにロ
ック部として前記ロック用凹部1iを形成すると共に、
前記案内部材7に前記ロック用凹部1iと対向して前記
ロックピン4を案内する前記ロック用突出部7dを形成
して、前記衝撃が加わった場合には、前記ロック用突出
部7dが前記ロック用凹部1iから離れるようにしたの
で、前記ロックピン4は、前記ロック突出部7dと共に
前記ロック用凹部1iから遠ざかる方向へ移動し、前記
カム溝1hをトレースして前記ロック用凹部1iから外
れる方向への移動ができなくなるため、簡単な構成で、
衝撃によるカードの飛び出しを防止することができるも
のとなっている。
【0052】また、前記ロックピン4がロック部から離
脱しないように規制部材などで規制する(押さえつけ
る)構成でないため、前記ロックピン4などの変形や破
損の発生を防止することができるものとなっている。
【0053】また、前記ハート型カム溝1gに、前記ロ
ック用凹部1iに対向して前記ガイド突部1jを形成し
て、前記衝撃が加わった場合に、前記案内部材7の移動
に伴って、前記ロックピン4が前記ガイド突部1jに沿
って前記第1傾斜面7e側に移動するようにしてあるの
で、衝撃が大きい場合でも前記ロックピン4を前記第1
傾斜面7e側に移動させることができるため、カードの
飛びだしを確実に防止することができるものとなってい
る。
【0054】尚、外部からの衝撃がなくなれば、前記案
内部材7は前記付勢用ばね5の付勢力でカードの排出方
向へ移動するため、図13で示す初期のカードの挿着状
態に復帰することから、再度、前記カード9を奥方へ押
し込むことにより前記カード9の取り出しが可能となっ
ている。
【0055】図17は、外部からの衝撃が更に強く加わ
った場合の動作について示している。この場合、前記カ
ード9及びスライド部材6と、前記案内部材7には、衝
撃力によって更に強い重力が作用し、前記カード9及び
スライド部材6と、前記案内部材7は、前記復帰用ばね
3、及び付勢ばね5の付勢力に抗して更に奥方すなわち
カードの挿入方向へと瞬間的に移動することとなる。
【0056】この時、前記ロックピン4の一端は、前記
ガイド突部1jに沿って図示右方向(時計方向)、すな
わち前記ロック突出部7dの前記第1傾斜面7e側へ更
に回動することとなる。このように、前記衝撃が加わっ
た場合に、前記ロックピン4が規制されることなく回動
して逃げる構成となっていることから、前記ロックピン
4や前記ハート型カム溝1g等に不慮の荷重が加わらな
いので、前記ロックピン4や前記ハート型カム溝1g等
の変形や破損を招く虞がないものとなっている。
【0057】上記実施例の構成によれば、カードの挿入
及び排出に伴い前記カード9と係合してカードの挿入及
び排出方向に移動可能に配設された前記スライド部材6
を、カードの挿着位置にロックする前記ハート型カム溝
1gと前記ロックピン4とを備えた前記ハウジング1
に、カードの挿入及び排出方向に移動可能であって前記
ハート型カム溝1gと協同して前記ロックピン4の動き
を案内する案内部材7と、前記ロックピン4がロック可
能な方向に前記案内部材7を付勢する付勢用ばね5とを
形成し、外部からの衝撃が加わった場合に、前記案内部
材7が前記付勢用ばね5の付勢力に抗して前記ハート型
カム溝1gから離れる方向に移動することにより、前記
ロックピン4が前記案内部材7に案内されて前記ハート
型カム溝1gのロック用凹部1iから離脱するのを防止
するようにしたので、カード用コネクタ装置が取り付け
られた機器が落下などして外部の衝撃が加わった場合に
おいても、前記カード9がコネクタ装置から飛び出すの
を防止することができるものとなっている。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のカード用
コネクタ装置は、カードが挿着されるハウジングと、カ
ードの挿入及び排出に伴いカードと係合してカードの挿
入及び排出方向に移動可能に配設されたスライド部材
と、このスライド部材をカードの排出方向へ付勢する復
帰用ばねと、この復帰用ばねの付勢力に抗してスライド
部材をカードの挿着位置にロックするロック手段とを備
え、ロック手段は、スライド部材をカードの挿着位置に
ロックすると共に、スライド部材をロック位置から奥方
へ移動させることによりロックを解除させるロックピン
と、ロック部を有しロックピンが摺動するハート型カム
溝とからなり、ハウジングには、カードの挿入及び排出
方向に移動可能であってハート型カム溝と協同してロッ
クピンの動きを案内する案内部材と、ロックピンがロッ
ク可能な方向に案内部材を付勢する付勢用ばねとを形成
し、外部からの衝撃が加わった場合に、案内部材が付勢
用ばねの付勢力に抗してハート型カム溝から離れる方向
に移動することにより、ロックピンが案内部材に案内さ
れてロック部から離脱するのを防止するようにしたこと
から、カード用コネクタ装置が取り付けられた機器が落
下などして外部の衝撃が加わった場合においても、前記
カードがコネクタ装置から飛び出すのを防止することが
できる。
【0059】また、ハート型カム溝にはロック部として
ロック用凹部を形成すると共に、案内部材にはロック用
凹部と対向してロックピンを案内するロック用突出部を
形成し、衝撃が加わった場合に、ロック用突出部がロッ
ク用凹部から離れる方向に移動するように形成したこと
から、ロックピンは、ロック突出部と共にロック用凹部
から遠ざかる方向へ移動し、カム溝をトレースしてロッ
ク用凹部から外れる方向への移動ができなくなるため、
簡単な構成で、衝撃によるカードの飛び出しを防止する
ことができる。
【0060】また、ロックピンは、ハート型カム溝に保
持されたロック位置において、付勢用ばねで付勢された
案内部材のロック用突出部によってロック用凹部へ押圧
されていることから、ロック状態におけるロックピンの
がたを防止することができるため、カードの挿着状態を
安定させることができる。
【0061】また、ロックピンは、ロック用突出部によ
ってハート型カム溝内の戻り方向への移動が規制されて
いることから、ハート型カム溝にロックピンがロック用
凹部から戻るのを規制する段差部を設ける必要がなくな
り、ハート型カム溝部の厚さを薄くすることができるた
め、ハウジングの薄型化が可能となる。
【0062】また、ロック用突出部には、ロックピンの
移動方向に倣ってロックピンがロックする方向へ傾斜す
る第1傾斜面と、これとは逆にロックピンがロック解除
する方向へ傾斜する第2傾斜面とを形成し、ハート型カ
ム溝には、ロック用凹部に対向してガイド突部を形成
し、衝撃が加わった場合に、案内部材の移動に伴いロッ
クピンがガイド突部に沿って第1傾斜面側に移動するよ
うに形成したことから、衝撃が大きい場合でもロックピ
ンを第1傾斜面側に移動させることができるため、カー
ドの飛びだしを確実に防止することができる。
【0063】また、案内部材を金属材で形成し、この案
内部材にロックピンをハート型カム溝の底面側に付勢す
るばね片を一体に形成したことから、構成が簡易化で
き、部品点数の削減が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるカード用コネクタ装置
を示す平面図である。
【図2】本発明の同じくカード用コネクタ装置を示す正
面図である。
【図3】本発明のカード用コネクタ装置のハウジングに
案内部材を取り付けた状態を示す平面図である。
【図4】本発明のカード用コネクタ装置のハウジングに
スライド部材を取り付けた状態を示す平面図である。
【図5】本発明のハウジングを示す平面図である。
【図6】本発明の案内部材を示す平面図である。
【図7】本発明の案内部材を示す側面図である。
【図8】本発明のスライド部材を示す平面図である。
【図9】本発明のスライド部材を示す側面図である。
【図10】本発明のカード挿入時のカードの挿入初期状
態を示す説明図である。
【図11】本発明カード挿入時のカードがスライド部材
に係合した状態を示す説明図である。
【図12】本発明のカード挿入時のカードが奥方まで押
し込まれた状態を示す説明図である。
【図13】本発明のカード挿入時のロックピンがロック
してカードが挿着位置に保持された状態を示す説明図で
ある。
【図14】本発明のカード挿入時のロックピンのロック
が解除された状態を示す説明図である。
【図15】本発明カード挿入時のカードが排出位置まで
排出される途上の状態を示す説明図である。
【図16】本発明の衝撃時に案内部材がハート型カム溝
から離れてロックピンのロック解除を防止している状態
を示す説明図である。
【図17】本発明の強い衝撃時にロックピンがハート型
カム溝のガイド突部に沿って回動する状態を示す説明図
である。
【符号の説明】
1 ハウジング 1a 収納部 1b カード挿入部 1c ガイド部 1d 平坦部 1e 支持孔部 1f ばね係止部 1g ハート型カム溝 1h カム溝 1i ロック用凹部(ロック部) 1j ガイド突起 1k ばね係止部 2 コネクタ端子 3 復帰用ばね 4 ロックピン 5 付勢用ばね 6 スライド部材 6a 基部 6b カード受け部 6c 係止突部 6d 支軸部 6e ばね係止部 6f 軸孔 7 案内部材 7a 上板部 7b 側板部 7c 腕部 7d ロック用突出部 7e 第1傾斜面 7f 第2傾斜面 7g ばね係止部 7h 第1ばね片 7i 第2ばね片 8 カバー 9 カード 9a 係止用凹部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カードが挿着されるハウジングと、カー
    ドの挿入及び排出に伴いカードと係合してカードの挿入
    及び排出方向に移動可能に配設されたスライド部材と、
    このスライド部材をカードの排出方向へ付勢する復帰用
    ばねと、この復帰用ばねの付勢力に抗して前記スライド
    部材をカードの挿着位置にロックするロック手段とを備
    え、前記ロック手段は、前記スライド部材をカードの挿
    着位置にロックすると共に、前記スライド部材をロック
    位置から奥方へ移動させることによりロックを解除させ
    るロックピンと、ロック部を有し前記ロックピンが摺動
    するハート型カム溝とからなり、前記ハウジングには、
    カードの挿入及び排出方向に移動可能であって前記ハー
    ト型カム溝と協同して前記ロックピンの動きを案内する
    案内部材と、前記ロックピンがロック可能な方向に前記
    案内部材を付勢する付勢用ばねとを形成し、外部からの
    衝撃が加わった場合に、前記案内部材が前記付勢用ばね
    の付勢力に抗して前記ハート型カム溝から離れる方向に
    移動することにより、前記ロックピンが前記案内部材に
    案内されて前記ロック部から離脱するのを防止するよう
    にしたことを特徴とするカード用コネクタ装置。
  2. 【請求項2】 前記ハート型カム溝にはロック部として
    ロック用凹部を形成すると共に、前記案内部材には前記
    ロック用凹部と対向して前記ロックピンを案内するロッ
    ク用突出部を形成し、前記衝撃が加わった場合に、前記
    ロック用突出部が前記ロック用凹部から離れる方向に移
    動するように形成したことを特徴とする請求項1記載の
    カード用コネクタ装置。
  3. 【請求項3】 前記ロックピンは、前記ハート型カム溝
    に保持されたロック位置において、前記付勢用ばねで付
    勢された前記案内部材のロック用突出部によって前記ロ
    ック用凹部へ押圧されていることを特徴とする請求項2
    記載のカード用コネクタ装置。
  4. 【請求項4】 前記ロックピンは、前記ロック用突出部
    によって前記ハート型カム溝内の戻り方向への移動が規
    制されていることを特徴とする請求項3記載のカード用
    コネクタ装置。
  5. 【請求項5】 前記ロック用突出部には、前記ロックピ
    ンの移動方向に倣って前記ロックピンがロックする方向
    へ傾斜する第1傾斜面と、これとは逆に前記ロックピン
    がロック解除する方向へ傾斜する第2傾斜面とを形成
    し、前記ハート型カム溝には、前記ロック用凹部に対向
    してガイド突部を形成し、前記衝撃が加わった場合に、
    前記案内部材の移動に伴い前記ロックピンが前記ガイド
    突部に沿って前記第1傾斜面側に移動するように形成し
    たことを特徴とする請求項2記載のカード用コネクタ装
    置。
  6. 【請求項6】 前記案内部材を金属材で形成し、この案
    内部材に前記ロックピンを前記ハート型カム溝の底面側
    に付勢するばね片を一体に形成したことを特徴とする請
    求項1乃至5の何れかに記載のカード用コネクタ装置。
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