JP2001106611A - 発泡性エアゾール組成物 - Google Patents
発泡性エアゾール組成物Info
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Abstract
の噴射物が塗布後の乾燥性にすぐれ、使用中および使用
後のべたつきがなく、弾力性を有し、外部からの力で瞬
時に消泡する泡を形成する発泡性組成物を提供するこ
と。 【解決手段】 タンパク質、タンパク質加水分解物およ
びそれらの誘導体から選ばれた少なくとも1種を含有し
てなり、弾力性を有する泡を形成することを特徴とする
発泡性エアゾール組成物、ならびにケン化度が20〜8
0%である脂肪酸のケン化物を含有してなり、弾力性を
有する泡を形成することを特徴とする発泡性エアゾール
組成物。
Description
組成物に関する。さらに詳しくは、水分を多量に含んで
いるにもかかわらず、その噴射物が塗布後の乾燥性にす
ぐれ、使用中および使用後のべたつきがない、弾力性を
有する泡を形成する発泡性エアゾール組成物に関する。
エアゾール組成物は、通常界面活性剤0.1〜5重量
%、水70〜90重量%、低級アルコール0〜10重量
%、有効成分0.1〜10重量%および噴射剤3〜15
重量%からなるものである。かかる組成物を噴射させる
と直ちに発泡し、手や櫛などに取って皮膚や頭髪に塗布
することができる。しかしながら、かかる組成物は水を
多量に含んでいるため、乾燥が遅く、皮膚や頭髪がべた
ついてしまう。とくに頭髪用整髪剤として用いる場合に
は、多量の水分によって髪型が崩れてしまうため、ヘア
スタイルの細かいデザイン作りには適したものではなか
った。
る乾燥性を向上させるには、通常以下の手段が考えられ
る。 (イ)アルコールの配合量を増加させる。 (ロ)噴射剤の配合量を増加させる。
の溶解性が高くなりすぎ、組成物が発泡しにくくなるほ
か、アルコールによる脱脂がいちじるしくなり、皮膚や
頭髪にダメージを与えやすくなるといった問題が生じ
る。また前記(ロ)の場合、原液に対して噴射剤の量が
多すぎることから、噴射物の泡が粗くなってしまうとい
った問題が生じる。しかも、環境問題、とくに揮発性有
機化合物(V.O.C.)削減の点でこのように噴射剤
の使用量を増加させることは好ましくない。
術に鑑みてなされたものであり、水分を多量に含んでい
るにもかかわらず、その噴射物が塗布後の乾燥性にすぐ
れ、使用中および使用後のべたつきがない、弾力性を有
する泡を形成する発泡性エアゾール組成物を提供するこ
とを目的とする。
タンパク質加水分解物およびそれらの誘導体から選ばれ
た少なくとも1種を含有してなり、弾力性を有する泡を
形成することを特徴とする発泡性エアゾール組成物(以
下、発泡性エアゾール組成物Iという)に関する。
Iは、タンパク質、タンパク質加水分解物およびそれら
の誘導体から選ばれた少なくとも1種0.1〜5重量
%、陰イオン型界面活性剤0.1〜10重量%、有効成
分0.1〜20重量%、精製水50〜95重量%ならび
に噴射剤4〜30重量%からなるものである。
組成物Iは、タンパク質、タンパク質加水分解物および
それらの誘導体から選ばれた少なくとも1種と、陰イオ
ン型界面活性剤と、有効成分と、精製水とを含有した原
液の25℃におけるpHが7.5〜9.0のものであ
る。
ール組成物Iは、陰イオン型界面活性剤が脂肪酸のケン
化物であるものである。
ある脂肪酸のケン化物を含有してなり、弾力性を有する
泡を形成することを特徴とする発泡性エアゾール組成物
(以下、発泡性エアゾール組成物IIという)に関する。
IIは、タンパク質、タンパク質加水分解物およびそれら
の誘導体から選ばれた少なくとも1種を含有するもので
ある。
組成物IIは、脂肪酸のケン化物0.1〜10重量%、タ
ンパク質、タンパク質加水分解物およびそれらの誘導体
から選ばれた少なくとも1種0.1〜5重量%、有効成
分0.1〜20重量%、精製水50〜95重量%ならび
に噴射剤4〜30重量%からなるものである。
ール組成物IIは、脂肪酸のケン化物と、タンパク質、タ
ンパク質加水分解物およびそれらの誘導体から選ばれた
少なくとも1種と、有効成分と、精製水とを含有した原
液の25℃におけるpHが7.5〜9.0であるもので
ある。
組成物とは前記発泡性エアゾール組成物Iおよび発泡性
エアゾール組成物II双方を示す。
ついて以下に説明する。
記したように、タンパク質、タンパク質加水分解物およ
びそれらの誘導体から選ばれた少なくとも1種を含有し
てなり、弾力性を有する泡を形成することを特徴とする
ものである。
ンパク質、タンパク質加水分解物およびそれらの誘導体
から選ばれた少なくとも1種が配合されているので、水
を多量に配合した組成物であっても、べたつきのない弾
力性のある泡を形成し、泡を塗布した場合の乾燥性にす
ぐれる。しかも、従来のごとき乾燥性を向上させるため
に多量のアルコールや多量の噴射剤が配合されていない
ので、発泡性、泡の粗さの問題や、環境問題が生じるこ
ともない。
よびそれらの誘導体の代表例としては、たとえばコラー
ゲン加水分解物、カチオン化加水分解コラーゲン、ヤシ
油脂肪酸加水分解コラーゲン、ケラチン、ケラチン加水
分解物、カチオン化加水分解ケラチン、エラスチン、エ
ラスチン加水分解物、カゼイン、カゼインナトリウム、
カゼイン加水分解物、ゼラチン、ゼラチン加水分解物、
その他大豆タンパク、小麦タンパク、グルテリン、ホエ
ー粉末、フィブロイン、グルカゴン、卵白、非熱凝固卵
白、卵白リゾチーム、アルブミンフィブリノーゲン、ヘ
モグロビン、グロブリンおよびこれらの加水分解物など
があげられ、これらは単独でまたは2種以上を混合して
用いることができる。これらタンパク質、タンパク質加
水分解物およびそれらの誘導体のなかでは、とくに水分
保持性にすぐれ、乾燥性にすぐれた泡を形成し得ること
から、ゼラチンおよびゼラチン加水分解物が好ましい。
なお本発明において、タンパク質、タンパク質加水分解
物およびそれらの誘導体から選ばれた少なくとも1種
は、たとえば薄片、細片、粉末、顆粒などの形態のもの
を1〜20%程度の水溶液として配合することができ
る。
よびそれらの誘導体から選ばれた少なくとも1種の量
は、水分を良好に吸収し、乾燥性にすぐれた泡を形成さ
せるためには、発泡性エアゾール組成物I中0.1重量
%以上、好ましくは0.5重量%以上であることが望ま
しく、また原液の調製を容易にするため、またべたつか
ない泡を形成させるためには、発泡性エアゾール組成物
I中5重量%以下、好ましくは3重量%以下であること
が望ましい。
られる陰イオン型界面活性剤は、原液となる各成分と噴
射剤とを乳化させ、弾力性を有する泡を形成させるため
の成分である。
も本発明の大きな特徴の1つであり、この陰イオン型界
面活性剤が配合された場合、その原液が特定のpHを有
するものであることから、組成物が水分を多量に含んで
いるにもかかわらず、弾力性を有する泡となるのであ
る。さらにこの泡を指で押さえるなど、外部から力を加
えると瞬時に消泡するという特徴を有する。
えば脂肪酸のケン化物、アルキル硫酸塩、ポリオキシエ
チレンアルキルエーテル硫酸塩、N−アシルアミノ酸
塩、N−アシルメチルタウリン塩、ポリオキシエチレン
アルキルエーテル酢酸塩、アルキルリン酸塩、ポリオキ
シエチレンアルキルエーテルリン酸塩、ラウリル硫酸ナ
トリウム、ラウリル硫酸カリウムなどの高級アルキル硫
酸エステル塩、ポリオキシエチレンラウリル硫酸トリエ
タノールアミン、ポリオキシエチレンラウリル硫酸ナト
リウムなどのアルキルエーテル硫酸エステル塩、ラウロ
イルサルコシンナトリウムなどのN−アシルサルコシン
酸、N−ミリストイル−N−メチルタウリンナトリウ
ム、ヤシ油脂肪酸メチルタウリッドナトリウム、ラウリ
ルメチルタウリッドナトリウムなどの高級脂肪酸アミド
スルホン酸塩、ポリオキシエチレンオレイルエーテルリ
ン酸ナトリウム、ポリオキシエチレンステアリルエーテ
ルリン酸などのリン酸エステル塩、ジ−2−エチルヘキ
シルスルホコハク酸ナトリウム、モノラウロイルモノエ
タノールアミドポリオキシエチレンスルホコハク酸ナト
リウム、ラウリルポリプロピレングリコールスルホコハ
ク酸ナトリウムなどのスルホコハク酸塩、リニアドデシ
ルベンゼンスルホン酸ナトリウム、リニアドデシルベン
ゼンスルホン酸トリエタノールアミン、リニアドデシル
ベンゼンスルホン酸ナトリウムなどのアルキルベンゼン
スルホン酸塩、N−ラウロイルグルタミン酸モノナトリ
ウム、N−ステアロイルグルタミン酸ジナトリウム、N
−ミリストイル−L−グルタミン酸モノナトリウムなど
のN−アシルグルタミン酸塩、硬化ヤシ油脂肪酸グリセ
リン硫酸ナトリウムなどの高級脂肪酸エステル硫酸エス
テル塩、ロート油などの硫酸化油、ポリオキシエチレン
アルキルエーテルカルボン酸、ポリオキシエチレンアル
キルアリルエーテルカルボン酸塩、α−オレフィンスル
ホン酸塩、高級脂肪酸エステルスルホン酸塩、二級アル
コール硫酸エステル塩、高級脂肪酸アルキロールアミド
硫酸エステル塩、ラウロイルモノエタノールアミドコハ
ク酸ナトリウム、N−パルミトイルアスパラギン酸ジト
リエタノールアミン、カゼインナトリウムなどがあげら
れる。これら陰イオン型界面活性剤のなかでは、弾力性
のある泡を形成しやいという点から脂肪酸のケン化物が
好ましい。
たとえばラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ス
テアリン酸、イソステアリン酸、ベヘニン酸、オレイン
酸、リノール酸、リノレイン酸などの脂肪酸類と、水酸
化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化アンモニウム、
トリエタノールアミン、ジエタノールアミンなどのアル
カリ類との反応物などがあげられ、これらは単独でまた
は2種以上を混合して用いることができる。
を有し、外部から力を加えた場合、瞬時に消泡する泡を
形成するためには、発泡性エアゾール組成物I中0.1
重量%以上、好ましくは0.5重量%以上であることが
望ましく、また皮膚への刺激性やべたつきなどがなく、
すぐれた使用感を得るためには、発泡性エアゾール組成
物I中10重量%以下、好ましくは8重量%以下である
ことが望ましい。
られる有効成分としては、該発泡性エアゾール組成物I
からなるエアゾール製品の目的に応じ、たとえば頭髪用
発泡性エアゾール製品とする場合には、セット剤成分、
トリートメント剤成分、紫外線吸収剤、アミノ酸、ビタ
ミン類、染料、発色性粉体、酸化防止剤、各種抽出液、
防腐剤、香料などがあげられる。
人体用発泡性エアゾール製品とする場合には、たとえば
保湿剤、紫外線吸収剤、紫外線散乱剤、美白用薬剤、抗
炎症剤、収れん剤、清涼化剤、ビタミン類、抗ヒスタミ
ン剤、皮脂抑制剤、角質剥離・溶解剤、殺菌剤、消炎鎮
痛剤、制汗剤、消臭剤、香料などの有効成分を配合する
ことができる。
るためには、発泡性エアゾール組成物I中0.1重量%
以上、好ましくは0.5重量%以上であることが望まし
く、また有効成分濃度が高くなりすぎることによる過度
の使用を防止するためには、発泡性エアゾール組成物I
中20重量%以下、好ましくは15重量%以下であるこ
とが望ましい。
製水は、前記タンパク質、タンパク質加水分解物および
それらの誘導体から選ばれた少なくとも1種や、陰イオ
ン型界面活性剤、有効成分、その他の原液成分などの溶
媒である。
ゾール組成物に用いられる蒸留水やイオン交換水を用い
てもよい。
組成物Iの泡の状態や、かかる精製水以外の他の成分量
を考慮し、発泡性エアゾール組成物I中50重量%以
上、好ましくは55重量%以上であることが望ましく、
また有効成分や他の成分などの効果が充分に発現され得
る充填量を確保するためには、発泡性エアゾール組成物
I中95重量%以下、好ましくは90重量%以下である
ことが望ましい。
およびそれらの誘導体から選ばれた少なくとも1種と、
陰イオン型界面活性剤と、有効成分と、精製水とを含有
した原液の25℃におけるpHは、泡に弾力性を付与
し、外部から力を加えたときの消泡性を向上させる点か
ら、7.5以上、好ましくは7.6以上であることが望
ましく、泡の乾燥性、消泡性および皮膚への刺激性の点
から、9.0以下、好ましくは8.8以下であることが
望ましい。
られる噴射剤にはとくに限定がなく、良好な発泡性を付
与することができるものであればよい。
ロパン、n−ブタン、イソブタン、n−ペンタン、イソ
ペンタンなどの炭化水素類およびそれらの混合物(液化
石油ガス)、炭酸ガス、チッ素ガス、圧縮空気、酸素ガ
スなどの圧縮ガスがあげられるほか、発泡性に影響を与
えない程度のジメチルエーテルも併用することができ
る。
ル組成物Iを充分に発泡させるためには、発泡性エアゾ
ール組成物I中4重量%以上、好ましくは5重量%以上
であることが望ましく、また泡が粗くならないようにす
るためには、発泡性エアゾール組成物I中30重量%以
下、好ましくは28重量%以下であることが望ましい。
記各成分からなるものであるが、これらのほかにも、必
要に応じ、たとえば以下に示す界面活性剤、油成分、ア
ルコール類、増粘剤、粉体などその他の成分を適宜配合
させることができる。
発泡を補助する成分として、非イオン型界面活性剤、シ
リコーン系界面活性剤、高分子界面活性剤、天然界面活
性剤などのなかから、単独でまたは適宜2種以上を組み
合わせて用いることができる。
えばソルビタンモノラウレート、ソルビタンモノパルミ
テート、ソルビタンモノステアレート、ソルビタンセス
キステアレート、ソルビタンモノオレエート、ソルビタ
ンセスキオレエート、ソルビタントリオレエートなどの
ソルビタン脂肪酸エステル類;グリセリルモノステアレ
ート、グリセリルモノオレエートなどのグリセリン脂肪
酸エステル類;デカグリセリルモノステアレート、デカ
グリセリルモノオレエート、デカグリセリルジステアレ
ート、デカグリセリルジオレエート、デカグリセリルト
リステアレート、デカグリセリルトリオレエートなどの
デカグリセリン脂肪酸エステル類;ジグリセリルモノオ
レエート、テトラグリセリルモノオレエート、ヘキサグ
リセリルモノミリステートなどのポリグリセリン脂肪酸
エステル類;POE(n)−ソルビタンモノステアレー
ト、POE(n)−ソルビタンモノオレエート、POE
(n)−ソルビタンモノラウレートなどのポリオキシエ
チレンソルビタン脂肪酸エステル類;POE(n)−ソ
ルビットテトラオレエート、POE(n)−ソルビット
モノラウレートなどのポリオキシエチレンソルビット脂
肪酸エステル類;POE(n)−グリセリルモノオレエ
ート、POE(n)−グリセリルモノステアレートなど
のポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル類;P
OE(n)−モノステアレート、POE(n)−モノオ
レエートなどのポリエチレングリコール脂肪酸エステル
類;POE(n)−セチルエーテル、POE(n)−ラ
ウリルエーテル、POE(n)−ステアリルエーテル、
POE(n)−オレイルエーテルなどのポリオキシエチ
レンアルキルエーテル類;POE(n)POP(m)−
セチルエーテル、POE(n)POP(m)−デシルテ
トラデシルエーテルなどのポリオキシエチレンポリオキ
シプロピレンアルキルエーテル類;POE(n)−ノニ
ルフェニルエーテル、POE(n)−オクチルフェニル
エーテルなどのポリオキシエチレンアルキルフェニルエ
ーテル類;POE(n)−ヒマシ油、POE(n)−硬
化ヒマシ油などのポリオキシエチレンヒマシ油・硬化ヒ
マシ油類やポリオキシエチレンヒマシ油誘導体;POE
(n)−ステアリルアミン、POE(n)−オレイルア
ミン、POE(n)−ステアリン酸アミド、POE
(n)−オレイン酸アミドなどのポリオキシエチレンア
ルキルアミン・脂肪酸アミド類などがあげられる。な
お、前記(n)は(CH2CH2O)の重合数を、前記
(m)は(CH2CH(CH3)O)の重合数を、前記P
OEはポリオキシエチレンを、前記POPはポリオキシ
プロピレンを表わす。
リオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体、ポ
リオキシプロピレン・メチルポリシロキサン共重合体、
ポリ(オキシエチレン・オキシプロピレン)・メチルポ
リシロキサン共重合体などがあげられる。
アルギン酸ナトリウム、トラガカントゴムなどがあげら
れる。
シチン、サポニン、大豆リン脂質、大豆リゾリン脂質液
などがあげられる。
おいて陰イオン型界面活性剤が用いられる場合、前記各
種界面活性剤のなかでも、かかる陰イオン型界面活性剤
の作用に影響を与える可能性がない非イオン型界面活性
剤を用いることがとくに好ましい。
配合する場合、その量は、組成物を良好な乳化状態にす
るためには、発泡性エアゾール組成物I中0.1重量%
以上、好ましくは0.5重量%以上であることが望まし
く、またべたつきや皮膚への刺激性を考慮し、発泡性エ
アゾール組成物I中5重量%以下、好ましくは3重量%
以下であることが望ましい。
たり、艶や塗りやすさなどを付与するための成分であ
り、たとえばノルマルヘキサン、イソヘキサン、ケロシ
ン、石油エーテル、流動パラフィン、スクワレン、スク
ワラン、ワセリン、パラフィン、イソパラフィンなどの
炭化水素;ミリスチン酸イソプロピル、オクタン酸セチ
ル、ミリスチン酸オクチルドデシル、パルミチン酸イソ
プロピル、ステアリン酸ブチル、ミリスチン酸ミリスチ
ル、オレイン酸デシル、乳酸セチル、乳酸ミリスチル、
ステアリン酸イソセチル、イソステアリン酸イソセチ
ル、酢酸ラノリン、酢酸エチル、酢酸ブチル、オレイン
酸オイル、セトステアリルアルコール、アジピン酸ジイ
ソブチル、セバシン酸ジイソプロピル、セバシン酸ジ−
2−エチルヘキシル、ミリスチン酸−2−ヘキシルデシ
ル、パルミチン酸−2−ヘキシルデシル、アジピン酸−
2−ヘキシルデシル、リンゴ酸ジイソステアリル、コハ
ク酸ジエトキシエチル、コハク酸ジ2−エチルヘキシル
などのエステル油;ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミ
チン酸、ステアリン酸、ベヘニン酸、オレイン酸、イソ
ステアリン酸、リノール酸、リノレイン酸、エイコサペ
ンタエン酸(EPA)ドコサヘキサエン酸(DHA)な
どの高級脂肪酸;メチルポリシロキサン、メチルフェニ
ルポリシロキサン、トリメチルシロキシケイ酸・メチル
ポリシロキサン、メチルハイドロジェンポリシロキサ
ン、デカメチルポリシロキサン、テトラメチルテトラハ
イドロジェンポリシロキサンなどのシリコーン;アボガ
ド油、ツバキ油、タートル油、マカダミアナッツ油、ト
ウモロコシ油、ミンク油、オリーブ油、ナタネ油、ゴマ
油、ヒマシ油、アマニ油、メドウフォーム油、サフラワ
ー油、ホホバ油、胚芽油、ヤシ油、バーム油、硬化ヒマ
シ油などの油脂;ミツロウ、ラノリン、酢酸ラノリン、
カンデリラロウ、カウナウバロウ、鯨ロウ、モンタンロ
ウなどのロウなどがあげられる。
いられたり、泡質の調整や、温熱感や保水効果などを付
与する成分であり、低級アルコール、多価アルコール、
高級アルコールがあげられる。
タノール、イソプロパノールなどが上げられる。
チレングリコール、プロピレングリコール、1,3−ブ
チレングリコールなどの2価のアルコール、グリセリ
ン、トリメチロールプロパンなどの3価のアルコール、
ペンタエリストリールなどの4価のアルコール、キシリ
トールなどの5価のアルコール、ソルビトール、マンニ
トールなどの6価のアルコール、ジエチレングリコー
ル、ジプロピレングリコール、トリエチレングリコー
ル、ポリプロピレングリコール、ジグリセリン、ポリエ
チレングリコール、トリグリセリンなどの多価アルコー
ルの重合体、エチレングリコールモノエチルエーテル、
エチレングリコールモノブチルエーテル、エチレングリ
コールモノフェニルエーテル、エチレングリコールモノ
ヘキシルエーテル、エチレングリコールイソプロピルエ
ーテル、エチレングリコールジメチルエーテル、ジエチ
レングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコ
ールモノブチルエーテル、トリエチレングリコールモノ
エチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエー
テル、ジプロピレングリコールエチルエーテル、ジエチ
レングリコールジメチルエーテルなどのアルコールアル
キルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル
アセテート、ジエチレングリコールモノエチルエーテル
アセテート、プロピレングリコールモノエチルエーテル
アセテート、プロピレングリコールモノプロピルエーテ
ルアセテートなどのアルコールエーテルエステルなどが
あげられる。
ウリルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアル
コール、ベヘニルアルコール、ミリスチルアルコール、
オレイルアルコールなどの直鎖アルコール、モノステア
リルグリセリンエーテル、ラノリンアルコール、ヘキシ
ルドデカノール、イソステアリルアルコール、オクチル
ドデカノールなどの分枝鎖アルコールなどがあげられ
る。
くする効果があり、たとえば寒天、デキストリン、ペク
チン、デンプン、アルギン酸ナトリウム、メチルセルロ
ース、エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロー
ス、ヒドロキシプロピルセルロース、ニトルセルロー
ス、結晶セルロース、キサンタンガム、変性ポテトスタ
ーチ、スクレロチウムガム、ポリビニルアルコール、ポ
リビニルメチルエーテル、ポリビニルピロリドン、カル
ボキシビニルポリマー、ポリエチレンイミン、ポリアク
リル酸ナトリウムなどがあげられる。
用したり、他の有効成分を担持する担体、保護剤、付着
剤、使用感を向上させるための成分であり、たとえばタ
ルク、カオリン、雲母、炭酸マグネシウム、炭酸カルシ
ウム、ケイ酸亜鉛、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸アルミ
ニウム、ケイ酸カルシウム、二酸化ケイ素、シリカ、ゼ
オライト、セラミックパウダー、窒化ホウ素などがあげ
られる。
く、前記タンパク質、タンパク質加水分解物およびそれ
らの誘導体から選ばれた少なくとも1種や、陰イオン型
界面活性剤、有効成分、精製水および噴射剤などの量を
考慮して発泡性エアゾール組成物Iが全量で100重量
%となるように調整すればよい。
IIについて説明する。
ン化度が20〜80%である脂肪酸のケン化物を含有し
てなり、弾力性を有する泡を形成することを特徴とする
ものである。
ン化度を有する脂肪酸のケン化物を用いることに特徴が
ある。該特定のケン化度を有する脂肪酸のケン化物が配
合されているので、発泡性エアゾール組成物IIは、水が
多量に配合されても、べたつきのない弾力性のある泡を
形成し、泡を塗布した場合の乾燥性にすぐれる。なお弾
力性のある泡を形成するには、該脂肪酸のケン化物のケ
ン化度は20%以上、好ましくは22%以上であり、泡
の弾力性が低下しないようにするには、80%以下、好
ましくは78%で以下である。
たとえばラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ス
テアリン酸、イソステアリン酸、ベヘニン酸、オレイン
酸、リノール酸、リノレイン酸などの脂肪酸類と、水酸
化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化アンモニウム、
トリエタノールアミン、ジエタノールアミンなどのアル
カリ類との反応物などがあげられ、これらは単独でまた
は2種以上を混合して用いることができる。
対するアルカリ類のモル%である。たとえば脂肪酸とし
てミリスチン酸を用い、アルカリとしてトリエタノール
アミンを用いた場合、ミリスチン酸3g(0.013モ
ル)に対して、トリエタノールアミン1.96g(0.
013モル)を添加するとケン化度が100%であり、
トリエタノールアミン0.98g(0.0065モル)
を添加するとケン化度が50%である。
る泡を形成するためには、発泡性エアゾール組成物II中
0.1重量%以上、好ましくは0.5重量%以上である
ことが望ましく、べとつきや乾燥性などの使用感を考慮
すると、発泡性エアゾール組成物II中10重量%以下、
好ましくは8重量%以下であることが望ましい。
記発泡性エアゾール組成物Iと同様に、泡の弾力性およ
び乾燥性を向上させるために、前記発泡性エアゾール組
成物Iに配合されるものと同じタンパク質、タンパク質
加水分解物およびそれらの誘導体から選ばれた少なくと
も1種が含有されることが好ましい。
よびそれらの誘導体から選ばれた少なくとも1種の量
は、その効果を充分に得るためには、発泡性エアゾール
組成物II中0.1重量%以上、好ましくは0.5重量%
以上であることが望ましく、原液の粘度上昇により原液
調合が困難とならないようにするためには、発泡性エア
ゾール組成物II中5重量%以下、好ましくは3重量%以
下であることが望ましい。
に、発泡性エアゾール組成物IIからなるエアゾール製品
の目的に応じ、有効成分として、たとえば頭髪用発泡性
エアゾール製品とする場合には、セット剤成分、トリー
トメント剤成分、紫外線吸収剤、アミノ酸、ビタミン
類、染料、発色性粉体、酸化防止剤、各種抽出液、防腐
剤、香料などを配合することができる。
人体用発泡性エアゾール製品とする場合には、たとえば
保湿剤、紫外線吸収剤、紫外線散乱剤、美白用薬剤、抗
炎症剤、収れん剤、清涼化剤、ビタミン類、抗ヒスタミ
ン剤、皮脂抑制剤、角質剥離・溶解剤、殺菌剤、消炎鎮
痛剤、制汗剤、消臭剤、香料などの有効成分を配合する
ことができる。
るためには、発泡性エアゾール組成物II中0.1重量%
以上、好ましくは0.5重量%以上であることが望まし
く、また有効成分濃度が高くなりすぎることにより過度
の使用を防止するためには、発泡性エアゾール組成物II
中20重量%以下、好ましくは15重量%以下であるこ
とが望ましい。
精製水は溶媒として用いられ、精製水以外にも蒸留水や
イオン交換水などとくに限定されない。
度が高くなることにより、泡が固くなって弾性力が低下
したり、また原液の粘度が高くなる場合があり、原液の
調合が困難とならないようにするためには、発泡性エア
ゾール組成物II中50重量%以上、好ましくは55重量
%以上であることが望ましく、一方有効成分など他の成
分の配合量が限定されず、所望の効果を有する泡を得る
ためには、発泡性エアゾール組成物II中95重量%以
下、好ましくは90重量%以下であることが望ましい。
タンパク質加水分解物およびそれらの誘導体から選ばれ
た少なくとも1種と、有効成分と、精製水とを含有した
原液の25℃におけるpHは、泡に弾力性を付与し、外
部から力を加えたときの消泡性を向上させる点から、
7.5以上、好ましくは7.6以上であることが望まし
く、泡の乾燥性、消泡性および皮膚への刺激性の点か
ら、9.0以下、好ましくは8.8以下であることが望
ましい。
られる噴射剤も、前記発泡性エアゾール組成物Iと同様
にとくに限定がなく、良好な発泡性を付与することがで
きるものであればよい。
ロパン、n−ブタン、イソブタン、n−ペンタン、イソ
ペンタンなどの炭化水素類およびそれらの混合物(液化
石油ガス)、炭酸ガス、チッ素ガス、圧縮空気、酸素ガ
スなどの圧縮ガスがあげられるほか、発泡性に影響を与
えない程度のジメチルエーテルも併用することができ
る。
ル組成物IIを充分に発泡させるためには、発泡性エアゾ
ール組成物II中4重量%以上、好ましくは5重量%以上
であることが望ましく、また泡が粗くならないようにす
るためには、発泡性エアゾール組成物II中30重量%以
下、好ましくは28重量%以下であることが望ましい。
記各成分からなるものであるが、これらのほかにも、必
要に応じ、たとえば前記発泡性エアゾール組成物Iに配
合されてもよい界面活性剤、油成分、アルコール類、増
粘剤、粉体などその他の成分を適宜配合させることがで
きる。
増粘剤、粉体などその他の各成分の例は、前記発泡性エ
アゾール組成物Iに配合されるものとそれぞれ同様であ
る。
おいては、脂肪酸のケン化物が用いられるので、前記各
種界面活性剤のなかでも、かかる脂肪酸のケン化物の作
用に影響を与える可能性がない非イオン型界面活性剤を
用いることがとくに好ましい。
量は、組成物を良好な乳化状態にするためには、発泡性
エアゾール組成物II中0.1重量%以上、好ましくは
0.5重量%以上であることが望ましく、またべたつき
や皮膚への刺激性を考慮し、発泡性エアゾール組成物II
中5重量%以下、好ましくは3重量%以下であることが
望ましい。
く、前記脂肪酸のケン化物や、タンパク質、タンパク質
加水分解物およびそれらの誘導体から選ばれた少なくと
も1種、有効成分、精製水および噴射剤などの量を考慮
して発泡性エアゾール組成物IIが全量で100重量%と
なるように調整すればよい。
成について説明したが、これら発泡性エアゾール組成物
I、IIの製造方法にはとくに限定がない。
合、前記タンパク質、タンパク質加水分解物およびそれ
らの誘導体から選ばれた少なくとも1種や、陰イオン型
界面活性剤、有効成分および精製水、ならびに必要に応
じてその他の成分の量を適宜調整したのち、これらを混
合して原液を調合し、得られた原液と噴射剤とを通常の
方法でエアゾール用耐圧容器内に充填し、たとえばエア
ゾール用バルブ、ボタンを取り付けることにより、所望
のエアゾール製品を製造することができる。
記脂肪酸のケン化物や、タンパク質、タンパク質加水分
解物およびそれらの誘導体から選ばれた少なくとも1
種、有効成分および精製水、ならびに必要に応じてその
他の成分の量を適宜調整したのち、これらを混合して原
液を調合し、得られた原液と噴射剤とを通常の方法でエ
アゾール用耐圧容器内に充填し、たとえばエアゾール用
バルブ、ボタンを取り付けることにより、所望のエアゾ
ール製品を製造することができる。
がなく、一般にエアゾール製品に用いられているものを
適用することができる。
ル組成物I、IIを充填する際、所望の噴射形態が容易に
付与されるようにするためには、25℃でのエアゾール
製品の内圧が2kg/cm2以上、好ましくは2.5k
g/cm2以上となるように調整することが望ましく、
また製品の安全性を考慮すると、25℃でのエアゾール
製品の内圧が7kg/cm2以下、好ましくは6kg/
cm2以下となるように調整することが望ましい。
ル組成物I、IIを充填したエアゾール製品から噴射され
る噴射物は、水分を多量に含んでいるにもかかわらず、
塗布後の乾燥性にすぐれ、使用中および使用後のべたつ
きがない、弾力性を有する泡が形成されたものである。
さらに外部から力を加えた場合には、瞬時に消泡すると
いった特徴を有する。
実施例に基づいてさらに詳細に説明するが、本発明はか
かる実施例のみに限定されるものではない。
液化石油ガス10重量%とを混合して発泡性エアゾール
組成物を調製した。得られた発泡性エアゾール組成物6
0gをエアゾール用耐圧容器(満注量:100ml)内
に充填し、エアゾール用バルブおよびボタンを取り付け
てエアゾール製品(内圧:4.5〜4.7kg/c
m2)を作製した。
における原液の25℃でのpHおよび用いられた脂肪酸
のケン化物のケン化度も合わせて表1に示す。
る。 ゼラチン:(商品名:AP−100、新田ゼラチン
(株)製)
た発泡性エアゾール組成物の特性として付着性、剪断時
の消泡性、泡の保持性および泡の弾力性を以下の方法に
て調べた。その結果を表2に示す。
発泡性エアゾール組成物を手のひら上に1秒間噴射さ
せ、形成された泡をもう一方の手のひらで転がしたとき
の手への付着状態を観察して以下の評価基準に基づいて
評価した。
発泡性エアゾール組成物を手のひら上に1秒間噴射さ
せ、形成された泡に指で剪断を加えたときの泡消えの状
態を目視にて観察して以下の評価基準にて評価した。
発泡性エアゾール組成物をガラス板上に1秒間噴射さ
せ、その噴射物を25℃にて放置したときの泡の保持状
態を目視にて観察して以下の評価基準にて評価した。
発泡性エアゾール組成物を手のひら上に1秒間噴射さ
せ、その噴射物を50cm下のガラス板上に自由落下さ
せたときの泡の飛び跳ね状態を目視にて観察して以下の
評価基準にて評価した。なお、泡が2cm以上跳ねた場
合、弾力性を有すると判断する。
ように原液のpHが7.5〜9.0で、ケン化度が20
〜80%の脂肪酸のケン化物を用いた場合には、付着
性、剪断時の消泡性、泡の保持性および泡の弾力性すべ
ての特性に同時にすぐれることから、乾燥性にすぐれ、
べたつきがない発泡性エアゾール組成物が得られること
がわかる。
Hが低く、ケン化度が小さい脂肪酸のケン化物を用いた
場合には、付着性、剪断時の消泡性、泡の保持性および
泡の弾力性すべての特性に劣り、また比較例2〜3のよ
うに原液のpHが高く、ケン化度が大きい脂肪酸のケン
化物を用いた場合には、付着性、剪断時の消泡性および
泡の弾力性に劣り、実施例1〜3のようにすべての特性
に同時にすぐれた発泡性エアゾール組成物が得られない
ことがわかる。
方で発泡性エアゾール製品を調製した。
のとおりである。 ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノラウレート 商品名:TL−10、日光ケミカルズ(株)製 ポリオキシエチレン(60)硬化ヒマシ油 商品名:HCO−60、日光ケミカルズ(株)製 ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体 商品名:SH3771M、東レ・ダウコーニング・シリ
コーン(株)製 ミリスチン酸 商品名:ルナックMy−98、花王(株)製 セタノール 商品名:セタノール#2500、共和テクノス(株)製 dl−ピロリドンカルボン酸ナトリウム液 商品名:PCAソーダ、味の素(株)製 シリコーンエマルジョン 商品名:FZ−4158、日本ユニカー(株)製 シリコーンオイル 商品名:SH556、東レ・ダウコーニング・シリコー
ン(株)製 メチルポリシロキサン 商品名:SH200C 10CS、東レ・ダウコーニン
グ・シリコーン(株)製架橋型メチルポリシロキサン
(シリコーンエラストマーパウダー) 商品名:BY29−119、東レ・ダウコーニング・シ
リコーン(株)製 トリメチルシロキシケイ酸・メチルポリシロキサン 商品名:DC593、東レ・ダウコーニング・シリコー
ン(株)製 アクリル樹脂アルカノールアミン液 商品名:プラスサイズL−6740B、互応化学工業
(株)製 酢酸ビニル・ビニルピロリドン共重合体 商品名:PVA 6450、大阪有機化学工業(株)製 ミツロウ 商品名:BEES WAX−S、クローダジャパン
(株)製 リンゴ酸ジイソステアリル 商品名:コスモール222、日清製油(株)製 ラノリン脂肪酸オクチルドデシル 商品名:CRODAMOL−ODL、クローダジャパン
(株)製 コハク酸ジエトキシエチル 商品名:CRODAMOL−DES、クローダジャパン
(株)製 コハク酸ジ2−エチルヘキシル 商品名:CRODAMOL−OSU、クローダジャパン
(株)製 ヒアルロン酸 商品名:ヒアルロンサン HA−L、キューピー(株)
製 植物セラミド 商品名:コスメソーム CM−1、キューピー(株)製 二酸化ケイ素 商品名:サイリシア740LS、富士シリシア化学
(株)製 ゼラチン 商品名:AP−100、新田ゼラチン(株)製
分を多量に含んでいるにもかかわらず、その噴射物が塗
布後の乾燥性にすぐれ、使用中および使用後のべたつき
がない、弾力性を有する泡を形成し、この泡に外部から
力を加えた場合には、瞬時に消泡するといったすぐれた
効果を発現し得るものである。
Claims (8)
- 【請求項1】 タンパク質、タンパク質加水分解物およ
びそれらの誘導体から選ばれた少なくとも1種を含有し
てなり、弾力性を有する泡を形成することを特徴とする
発泡性エアゾール組成物。 - 【請求項2】 タンパク質、タンパク質加水分解物およ
びそれらの誘導体から選ばれた少なくとも1種0.1〜
5重量%、陰イオン型界面活性剤0.1〜10重量%、
有効成分0.1〜20重量%、精製水50〜95重量%
ならびに噴射剤4〜30重量%からなる請求項1記載の
発泡性エアゾール組成物。 - 【請求項3】 タンパク質、タンパク質加水分解物およ
びそれらの誘導体から選ばれた少なくとも1種と、陰イ
オン型界面活性剤と、有効成分と、精製水とを含有した
原液の25℃におけるpHが7.5〜9.0である請求
項2記載の発泡性エアゾール組成物。 - 【請求項4】 陰イオン型界面活性剤が脂肪酸のケン化
物である請求項2または3記載の発泡性エアゾール組成
物。 - 【請求項5】 ケン化度が20〜80%である脂肪酸の
ケン化物を含有してなり、弾力性を有する泡を形成する
ことを特徴とする発泡性エアゾール組成物。 - 【請求項6】 タンパク質、タンパク質加水分解物およ
びそれらの誘導体から選ばれた少なくとも1種を含有す
る請求項5記載の発泡性エアゾール組成物。 - 【請求項7】 脂肪酸のケン化物0.1〜10重量%、
タンパク質、タンパク質加水分解物およびそれらの誘導
体から選ばれた少なくとも1種0.1〜5重量%、有効
成分0.1〜20重量%、精製水50〜95重量%なら
びに噴射剤4〜30重量%からなる請求項5または6記
載の発泡性エアゾール組成物。 - 【請求項8】 脂肪酸のケン化物と、タンパク質、タン
パク質の加水分解物およびそれらの誘導体から選ばれた
少なくとも1種と、有効成分と、精製水とを含有した原
液の25℃におけるpHが7.5〜9.0である請求項
7記載の発泡性エアゾール組成物。
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