JP2001105732A - 可逆熱変色性組成物 - Google Patents
可逆熱変色性組成物Info
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Abstract
前記発色状態からの降温により消色状態に復帰する可逆
的変色挙動を示し、多様な分野に適用される熱変色材を
提供する。 【解決手段】 (イ)電子供与性呈色性有機化合物、
(ロ)電子受容性化合物として特定のヒドロキシ安息香
酸エステル、(ハ)前記(イ)、(ロ)による電子授受
反応を可逆的に生起させる反応媒体である化合物からな
る可逆熱変色性組成物。
Description
に関する。詳細には、温度変化により発色状態と消色状
態を可逆的に生起させる可逆熱変色性組成物に関する。
更に詳細には、消色状態からの加熱により発色状態を示
し、前記発色状態からの降温により消色状態を示す変色
機能を備えた可逆熱変色性組成物に関する。
熱により発色状態を示す可逆感熱記録材料に関しては、
幾つかの高温発色型の提案が開示されている(特開平5
−124360号公報、特開平6−210954号公報
等)。この種の可逆感熱記録材料は、熱印字装置のサー
マルヘッド等による、百数十度を越える温度での印加に
より発色状態を発現できるよう構成されているため、生
活環境温度域では有効な変色挙動を呈すことができず、
示温材や玩具分野等への適用が制約されている。また、
本出願人は(イ)電子供与性呈色性有機化合物、(ロ)
電子受容性化合物、(ハ)前記(イ)、(ロ)による電
子授受反応を可逆的に生起させる反応媒体からなる可逆
熱変色性組成物のうち、(ロ)成分としてアルコキシフ
ェノール化合物を用いることによって、生活環境温度域
で消色状態からの加熱により、高濃度の発色状態を示
し、降温により消色状態に復帰する変色挙動を示す、示
温材料、玩具分野、装飾、デザイン分野等に好適な可逆
熱変色性組成物を提案している特開平11−12962
3号公報)。
た生活環境温度域で消色状態からの加熱により、高濃度
の発色状態を呈し、降温により消色状態に復帰する変色
挙動を呈する可逆熱変色性組成物のうち、(ロ)成分に
ついて更に検討した結果、特定のヒドロキシ安息香酸エ
ステルを用いることによって同様の変色挙動を示す可逆
熱変色性組成物が得られることを見出し、本発明を完成
させた。
与性呈色性有機化合物、(ロ)下記一般式(1)で示さ
れるヒドロキシ安息香酸エステルから選ばれる少なくと
も一種類の電子受容性化合物、(ハ)前記(イ)、
(ロ)による電子授受反応を可逆的に生起させる反応媒
体である化合物を必須成分とする、消色状態からの加熱
により発色状態を示し、前記発色状態からの降温により
消色状態を示す可逆熱変色性組成物を要件とする。
基を示し、X、Y、Zは1つ又は2つが水酸基であり、
残りは水素である) 更には、前記一般式(1)で示されるヒドロキシ安息香
酸エステルのアルキル基が、炭素数14乃至20の直鎖
アルキル基であること、前記可逆熱変色性組成物を微小
カプセルに内包してなること、90℃以下で発色状態を
示すこと等を要件とする。
可逆感熱記録材料よりも低い温度領域、即ち、90℃以
下の生活環境温度域に変色温度域があり、温水、冷水、
体温等の熱による変色が可能であることを特徴とする。
本発明のもう一つの大きな特徴は、発色温度及び消色温
度の調整が容易であり、温度変化による着色濃度の変化
をプロットした曲線において、消色状態から発色状態に
至る経路と消色状態から発色状態に至る経路が大きく異
なるヒステリシス特性を得ることもできる点にある。
しては、従来より公知のジフェニルメタンフタリド類、
フェニルインドリルフタリド類、インドリルフタリド
類、ジフェニルメタンアザフタリド類、フェニルインド
リルアザフタリド類、フルオラン類、スチリノキノリン
類、ジアザローダミンラクトン類等が挙げられ、以下に
これらの化合物を例示する。3,3−ビス(p−ジメチ
ルアミノフェニル)−6−ジメチルアミノフタリド、3
−(4−ジエチルアミノフェニル)−3−(1−エチル
−2−メチルインドール−3−イル)フタリド、3,3
−ビス(1−n−ブチル−2−メチルインドール−3−
イル)フタリド、3,3−ビス(2−エトキシ−4−ジ
エチルアミノフェニル)−4−アザフタリド、3−〔2
−エトキシ−4−(N−エチルアニリノ)フェニル〕−
3−(1−エチル−2−メチルインドール−3−イル)
−4−アザフタリド、3,6−ジメトキシフルオラン、
3,6−ジ−n−ブトキシフルオラン、2−メチル−6
−(N−エチル−N−p−トリルアミノ)フルオラン、
3−クロロ−6−シクロヘキシルアミノフルオラン、2
−メチル−6−シクロヘキシルアミノフルオラン、2−
(2−クロロアニリノ)−6−ジ−n−ブチルアミノフ
ルオラン、2−(3−トリフルオロメチルアニリノ)−
6−ジエチルアミノフルオラン、2−(N−メチルアニ
リノ)−6−(N−エチル−N−p−トリルアミノ)フ
ルオラン、1,3−ジメチル−6−ジエチルアミノフル
オラン、2−クロロ−3−メチル−6−ジエチルアミノ
フルオラン、2−アニリノ−3−メチル−6−ジエチル
アミノフルオラン、2−アニリノ−3−メチル−6−ジ
−n−ブチルアミノフルオラン、2−キシリジノ−3−
メチル−6−ジエチルアミノフルオラン、1,2−ベン
ツ−6−ジエチルアミノフルオラン、1,2−ベンツ−
6−(N−エチル−N−イソブチルアミノ)フルオラ
ン、1,2−ベンツ−6−(N−エチル−N−イソアミ
ルアミノ)フルオラン、2−(3−メトキシ−4−ドデ
コキシスチリル)キノリン、スピロ〔5H−(1)ベン
ゾピラノ(2,3−d)ピリミジン−5,1’(3’
H)イソベンゾフラン〕−3’−オン,2−(ジエチル
アミノ)−8−(ジエチルアミノ)−4−メチル−、ス
ピロ〔5H−(1)ベンゾピラノ(2,3−d)ピリミ
ジン−5,1’(3’H)イソベンゾフラン〕−3’−
オン,2−(ジ−n−ブチルアミノ)−8−(ジ−n−
ブチルアミノ)−4−メチル−、スピロ〔5H−(1)
ベンゾピラノ(2,3−d)ピリミジン−5,1’
(3’H)イソベンゾフラン〕−3’−オン,2−(ジ
−n−ブチルアミノ)−8−(ジエチルアミノ)−4−
メチル−、スピロ〔5H−(1)ベンゾピラノ(2,3
−d)ピリミジン−5,1’(3’H)イソベンゾフラ
ン〕−3’−オン,2−(ジ−n−ブチルアミノ)−8
−(N−エチル−N−i−アミルアミノ)−4−メチル
−、スピロ〔5H−(1)ベンゾピラノ(2,3−d)
ピリミジン−5,1’(3’H)イソベンゾフラン〕−
3’−オン,2−(ジ−n−ブチルアミノ)−8−(ジ
−n−ブチルアミノ)−4−フェニル等。更には、蛍光
性の黄色〜赤色の発色を発現させるのに有効な、ピリジ
ン系、キナゾリン系、ビスキナゾリン系化合物等を挙げ
ることができる。
化合物、(ロ)電子受容性化合物、(ハ)前記両者の反
応媒体からなる組成において、前記(ロ)成分として特
定の化合物を適用することによって、概ね生活環境温度
域において、消色状態からの加熱過程において、発色状
態を呈し、前記発色状態からの降温過程で消色状態を呈
する可逆熱変色性組成物を得ることができる。前記
(ロ)電子受容性化合物は、一般式(1)で示されるヒ
ドロキシ安息香酸エステルであり、該化合物のアルキル
基は、炭素数が13〜22の直鎖又は側鎖アルキル基で
ある。炭素数が13未満或いは22を越えるアルキル基
を有する系では結晶性が低いため実用性を満足させな
い。変色特性、発色濃度等、より実用性能を考慮した場
合、該化合物のアルキル基は、炭素数14〜20の直鎖
アルキル基であることが更に好ましい。以下にヒドロキ
シ安息香酸エステルを例示する。3−ヒドロキシ安息香
酸トリデシルエステル、3−ヒドロキシ安息香酸テトラ
デシルエステル、3−ヒドロキシ安息香酸ペンタデシル
エステル、3−ヒドロキシ安息香酸ヘキサデシルエステ
ル、3−ヒドロキシ安息香酸ヘプタデシルエステル、3
−ヒドロキシ安息香酸オクタデシルエステル、3−ヒド
ロキシ安息香酸ノナデシルエステル、3−ヒドロキシ安
息香酸エイコシルエステル、3−ヒドロキシ安息香酸ヘ
ンエイコシルエステル、3−ヒドロキシ安息香酸ドコシ
ルエステル、4−ヒドロキシ安息香酸トリデシルエステ
ル、4−ヒドロキシ安息香酸テトラデシルエステル、4
−ヒドロキシ安息香酸ペンタデシルエステル、4−ヒド
ロキシ安息香酸ヘキサデシルエステル、4−ヒドロキシ
安息香酸ヘプタデシルエステル、4−ヒドロキシ安息香
酸オクタデシルエステル、4−ヒドロキシ安息香酸ノナ
デシルエステル、4−ヒドロキシ安息香酸エイコシルエ
ステル、4−ヒドロキシ安息香酸ヘンエイコシルエステ
ル、4−ヒドロキシ安息香酸ドコシルエステル、3,4
−ジヒドロキシ安息香酸トリデシルエステル、3,4−
ジヒドロキシ安息香酸テトラデシルエステル、3,4−
ジヒドロキシ安息香酸ペンタデシルエステル、3,4−
ジヒドロキシ安息香酸ヘキサデシルエステル、3,4−
ジヒドロキシ安息香酸ヘプタデシルエステル、3,4−
ジヒドロキシ安息香酸オクタデシルエステル、3,4−
ジヒドロキシ安息香酸ノナデシルエステル、3,4−ジ
ヒドロキシ安息香酸エイコシルエステル、3,4−ジヒ
ドロキシ安息香酸ヘンエイコシルエステル、3,4−ジ
ヒドロキシ安息香酸ドコシルエステル、3,5−ジヒド
ロキシ安息香酸トリデシルエステル、3,5−ジヒドロ
キシ安息香酸テトラデシルエステル、3,5−ジヒドロ
キシ安息香酸ペンタデシルエステル、3,5−ジヒドロ
キシ安息香酸ヘキサデシルエステル、3,5−ジヒドロ
キシ安息香酸ヘプタデシルエステル、3,5−ジヒドロ
キシ安息香酸オクタデシルエステル、3,5−ジヒドロ
キシ安息香酸ノナデシルエステル、3,5−ジヒドロキ
シ安息香酸エイコシルエステル、3,5−ジヒドロキシ
安息香酸ヘンエイコシルエステル、3,5−ジヒドロキ
シ安息香酸ドコシルエステル
及び(ロ)成分の2成分から成る組成物でも、可逆的な
加熱発色性を得ることができるが、変色温度の調整に制
限が有り、(ハ)成分を使用することによって、変色温
度の調整が実用的に可能となる。一般式(1)で示され
るヒドロキシ安息香酸エステルはアルキル基の炭素数が
大きい程、結晶性が高い傾向にあり、本発明の可逆熱変
色性組成物中において、(ハ)成分の添加により、より
結晶性の高いヒドロキシ安息香酸エステルを、より低温
領域の変色温度で使用可能となる。また、前記の如く、
適切な(ハ)成分を選択することにより、温度変化によ
る着色濃度の変化をプロットした曲線において、消色状
態から発色状態に至る経路と発色状態から消色状態に至
る経路が大きく異なるヒステリシス特性を得ることも可
能となる。(ハ)前記(イ)、(ロ)による電子授受反
応を特定温度域において可逆的に生起させる反応媒体で
ある化合物としては、炭化水素類、ハロゲン化炭化水素
類、スルフィド類、エーテル類、ケトン類、エステル
類、酸アミド類、アルコール類、ワックス類等の従来よ
り汎用の反応媒体が総て有効であり、中分子量ポリマー
類の如く、半液状物質であっても良く、これらの化合物
の一種又は二種以上を適用できる。前記各化合物を用い
てマイクロカプセル化及び二次加工に応用する場合は低
分子量のものは高熱処理を施すとカプセル系外に蒸散す
るので、安定的にカプセル内に保持させるために、炭素
数10以上の化合物が有効である。
環式炭化水素類、芳香族炭化水素類等があり、飽和鎖式
炭化水素類としては、ペンタデカン、ヘキサデカン、ヘ
プタデカン、オクタデカン、ノナデカン、エイコサン、
ヘンエイコサン、ドコサン、トリコサン、テトラコサ
ン、ペンタコサン、ヘキサコサン、ヘプタコサン、オク
タコサン、ノナコサン、トリアコンタン等が例示でき
る。不飽和鎖式炭化水素類としては、1−ペンタデセ
ン、1−ヘキサデセン、1−ヘプタデセン、1−オクタ
デセン、1−ノナデセン、1−エイコセン、1−ヘンエ
イコセン、1−ドコセン、1−トリコセン、1−テトラ
コセン、1−ペンタコセン、1−ヘキサコセン、1−ヘ
プタコセン、1−オクタコセン、1−ノナコセン、1−
トリアコンテン等が例示できる。脂環式炭化水素類とし
ては、シクロオクタン、シクロドデカン、n−ペンタデ
シルシクロヘキサン、n−オクタデシルシクロヘキサ
ン、n−ノナデシルシクロヘキサン、デカヒドロナフタ
レン等が例示できる。芳香族炭化水素類としては、ドデ
シルベンゼン、ビフェニル、エチルビフェニル、4−ベ
ンジルベンゼン、フェニルトリルメタン、ジフェニルエ
タン、1,3−ジフェニルベンゼン、ジベンジルトルエ
ン、メチルナフタレン、2,7−ジイソプロピルナフタ
レン、メチルテトラリン、ナフチルフェニルメタン等を
例示できる。
モデカン、1−ブロモウンデカン、1−ブロモドデカ
ン、1−ブロモトリデカン、1−ブロモテトラデカン、
1−クロロテトラデカン、1−ブロモペンタデカン、1
−ブロモヘキサデカン、1−クロロヘキサデカン、1−
ヨードヘキサデカン、1−ブロモヘプタデカン、1−ブ
ロモオクタデカン、1−クロロオクタデカン、1−ヨー
ドオクタデカン、1−ブロモエイコサン、1−クロロエ
イコサン、1−ブロモドコサン、1−クロロドコサン等
を例示できる。前記した鎖式炭化水素類、脂環式炭化水
素類、芳香族炭化水素類、ハロゲン化炭化水素類から選
ばれる化合物は、(イ)成分と(ロ)成分の反応による
発色性に対する減感性が小さく、加熱発色性に効果的に
機能する。
スルフィド、ジ−n−ノニルスルフィド、ジ−n−デシ
ルスルフィド、ジ−n−ドデシルスルフィド、ジ−n−
テトラデシルスルフィド、ジ−n−ヘキサデシルスルフ
ィド、ジ−n−オクタデシルスルフィド、オクチルドデ
シルスルフィド、ジフェニルスルフィド、ジベンジルス
ルフィド、ジトリルスルフィド、ジエチルフェニルスル
フィド、ジナフチルスルフィド、4,4’−ジクロロ−
ジフェニルスルフィド、2,4,5,4’−テトラクロ
ロ−ジフェニルスルフィド等を例示できる。
脂肪族エーテル類、例えば、ジペンチルエーテル、ジヘ
キシルエーテル、ジヘプチルエーテル、ジオクチルエー
テル、ジノニルエーテル、ジデシルエーテル、ジウンデ
シルエーテル、ジドデシルエーテル、ジトリデシルエー
テル、ジテトラデシルエーテル、ジペンタデシルエーテ
ル、ジヘキサデシルエーテル、ジオクタデシルエーテ
ル、デカンジオールジメチルエーテル、ウンデカンジオ
ールジメチルエーテル、ドデカンジオールジメチルエー
テル、トリデカンジオールジメチルエーテル、デカンジ
オールジエチルエーテル、ウンデカンジオールジエチル
エーテル等。脂環式エーテル類として、s−トリオキサ
ン等。芳香族エーテル類として、フェニルエーテル、ベ
ンジルフェニルエーテル、ジベンジルエーテル、ジ−p
−トリルエーテル、1−メトキシナフタレン、3,4,
5−トリメトキシトルエン等が例示できる。
脂肪族ケトン類、例えば、2−デカノン、3−デカノ
ン、4−デカノン、2−ウンデカノン、3−ウンデカノ
ン、4−ウンデカノン、5−ウンデカノン、6−ウンデ
カノン、2−ドデカノン、3−ドデカノン、4−ドデカ
ノン、5−ドデカノン、2−トリデカノン、3−トリデ
カノン、2−テトラデカノン、2−ペンタデカノン、8
−ペンタデカノン、2−ヘキサデカノン、3−ヘキサデ
カノン、9−ヘプタデカノン、2−ペンタデカノン、2
−オクタデカノン、2−ノナデカノン、10−ノナダカ
ノン、2−エイコサノン、11−エイコサノン、2−ヘ
ンエイコサノン、2-ドコサノン、ラウロン、ステアロン
等。総炭素数が12乃至24のアリールアルキルケトン
類、例えば、n−オクタデカノフェノン、n−ヘプタデ
カノフェノン、n−ヘキサデカノフェノン、n−ペンタ
デカノフェノン、n−テトラデカノフェノン、4−n−
ドデカアセトフェノン、n−トリデカノフェノン、4−
n−ウンデカノアセトフェノン、n−ラウロフェノン、
4−n−デカノアセトフェノン、n−ウンデカノフェノ
ン、4−n−ノニルアセトフェノン、n−デカノフェノ
ン、4−n−オクチルアセトフェノン、n−ノナノフェ
ノン、4−n−ヘプチルアセトフェノン、n−オクタノ
フェノン、4−n−ヘキシルアセトフェノン、4−n−
シクロヘキシルアセトフェノン、4−tert−ブチル
プロピオフェノン、n−ヘプタフェノン、4−n−ペン
チルアセトフェノン、シクロヘキシルフェニルケトン、
ベンジル−n−ブチルケトン、4−n−ブチルアセトフ
ェノン、n−ヘキサノフェノン、4−イソブチルアセト
フェノン、1−アセトナフトン、2−アセトナフトン、
シクロペンチルフェニルケトン等。アリールアリールケ
トン類、例えば、ベンゾフェノン、ベンジルフェニルケ
トン、ジベンジルケトン等。脂環式ケトン、例えば、シ
クロオクタノン、シクロドデカノン、シクロペンタデカ
ノン、4−tert−ブチルシクロヘキサノン等が例示
できる。
ステル類が有効であり、脂肪族及び脂環或いは芳香環を
有する一価カルボン酸と、脂肪族及び脂環或いは芳香環
を有する一価アルコールの任意の組み合わせから得られ
るエステル類、脂肪族及び脂環或いは芳香環を有する多
価カルボン酸と、脂肪族及び脂環或いは芳香環を有する
一価アルコールの任意の組み合わせから得られるエステ
ル類、脂肪族及び脂環或いは芳香環を有する一価カルボ
ン酸と、脂肪族及び脂環或いは芳香環を有する多価アル
コールの任意の組み合わせから得られるエステル類が挙
げられ、具体的にはカプリル酸エチル、カプリル酸オク
チル、カプリル酸ステアリル、カプリン酸ミリスチル、
カプリン酸ステアリル、カプリン酸ドコシル、ラウリン
酸2−エチルヘキシル、ラウリン酸n−デシル、ミリス
チン酸3−メチルブチル、ミリスチン酸セチル、パルミ
チン酸イソプロピル、パルミチン酸ネオペンチル、パル
ミチン酸ノニル、パルミチン酸シクロヘキシル、ステア
リン酸n−ブチル、ステアリン酸2−メチルブチル、ス
テアリン酸3,5,5−トリメチルヘキシル、ステアリ
ン酸n−ウンデシル、ステアリン酸ペンタデシル、ステ
アリン酸ステアリル、ステアリン酸シクロヘキシルメチ
ル、ベヘン酸イソプロピル、ベヘン酸ヘキシル、ベヘン
酸ラウリル、ベヘン酸ベヘニル、安息香酸セチル、p−
tert−ブチル安息香酸ステアリル、フタル酸ジミリ
スチル、フタル酸ジステアリル、シュウ酸ジミリスチ
ル、シュウ酸ジセチル、マロン酸ジセチル、コハク酸ジ
ラウリル、グルタル酸ジラウリル、アジピン酸ジウンデ
シル、アゼライン酸ジラウリル、セバシン酸ジ−(n−
ノニル)、1,18−オクタデシルメチレンジカルボン
酸ジネオペンチル、エチレングリコールジミリステー
ト、プロピレングリコールジラウレート、プロピレング
リコールジステアレート、ヘキシレングリコールジパル
ミテート、1,5−ペンタンジオールジミリステート、
1,2,6−ヘキサントリオールトリミリステート、
1,4−シクロヘキサンジオールジデシル、1,4−シ
クロヘキサンジメタノールジミリステート、キシレング
リコールジカプリネート、キシレングリコールジステア
レート等が例示できる。
エステル、不飽和脂肪酸又は分枝もしくは置換基を有す
る飽和脂肪酸と分岐状であるか又は炭素数16以上の脂
肪族アルコールのエステル、酪酸セチル、酪酸ステアリ
ル及び酪酸ベヘニルから選ばれるエステル化合物も有効
である。具体的には、酪酸2−エチルヘキシル、ベヘン
酸2−エチルヘキシル、ミリスチン酸2−エチルヘキシ
ル、カプリン酸2−エチルヘキシル、ラウリン酸3,
5,5−トリメチルヘキシル、パルミチン酸3,5,5
−トリメチルヘキシル、ステアリン酸3,5,5−トリ
メチルヘキシル、カプロン酸2−メチルブチル、カプリ
ル酸2−メチルブチル、カプリン酸2−メチルブチル、
パルミチン酸1−エチルプロピル、ステアリン酸1−エ
チルプロピル、ベヘン酸1−エチルプロピル、ラウリン
酸1−エチルヘキシル、ミリスチン酸1−エチルヘキシ
ル、パルミチン酸1−エチルヘキシル、カプロン酸2−
メチルペンチル、カプリル酸2−メチルペンチル、カプ
リン酸2−メチルペンチル、ラウリン酸2−メチルペン
チル、ステアリン酸2−メチルブチル、ステアリン酸2
−メチルブチル、ステアリン酸3−メチルブチル、ステ
アリン酸1−メチルヘプチル、ベヘン酸2−メチルブチ
ル、ベヘン酸3−メチルブチル、ステアリン酸1−メチ
ルヘプチル、ベヘン酸1−メチルヘプチル、カプロン酸
1−エチルペンチル、パルミチン酸1−エチルペンチ
ル、ステアリン酸1−メチルプロピル、ステアリン酸1
−メチルオクチル、ステアリン酸1−メチルヘキシル、
ラウリン酸1,1−ジメチルプロピル、カプリン酸1−
メチルペンチル、パルミチン酸2−メチルヘキシル、ス
テアリン酸2−メチルヘキシル、ベヘン酸2−メチルヘ
キシル、ラウリン酸3,7−ジメチルオクチル、ミリス
チン酸3,7−ジメチルオクチル、パルミチン酸3,7
−ジメチルオクチル、ステアリン酸3,7−ジメチルオ
クチル、ベヘン酸3,7−ジメチルオクチル、オレイン
酸ステアリル、オレイン酸ベヘニル、リノール酸ステア
リル、リノール酸ベヘニル、エルカ酸3,7−ジメチル
オクチル、エルカ酸ステアリル、エルカ酸イソステアリ
ル、イソステアリン酸セチル、イソステアリン酸ステア
リル、12−ヒドロキシステアリン酸2−メチルペンチ
ル、18−ブロモステアリン酸2−エチルヘキシル、2
−ケトミリスチン酸イソステアリル、2−フルオロミリ
スチン酸2−エチルヘキシル、酪酸セチル、酪酸ステア
リル、酪酸ベヘニル等が例示できる。
示したカルボン酸エステル化合物、例えば、分子中に置
換芳香族環を含むカルボン酸エステル、無置換芳香族環
を含むカルボン酸と炭素数10以上の脂肪族アルコール
のエステル、分子中にシクロヘキシル基を含むカルボン
酸エステル、炭素数6以上の脂肪酸と無置換芳香族アル
コール又はフェノールのエステル、炭素数8以上の脂肪
酸と分岐脂肪族アルコール又はエステル、ジカルボン酸
と芳香族アルコール又は分岐脂肪族アルコールのエステ
ル、ケイ皮酸ジベンジル、ステアリン酸ヘプチル、アジ
ピン酸ジデシル、アジピン酸ジラウリル、アジピン酸ジ
ミリスチル、アジピン酸ジセチル、アジピン酸ジステア
リル、トリラウリン、トリミリスチン、トリステアリ
ン、ジミリスチン、ジステアリン等が挙げられる。
ルと炭素数が偶数の脂肪族カルボン酸から得られる脂肪
酸エステル化合物、n−ペンチルアルコール又はn−ヘ
プチルアルコールと炭素数10乃至16の偶数の脂肪族
カルボン酸より得られる総炭素数17乃至23の脂肪酸
エステル化合物も有効である。具体的には、酢酸n−ペ
ンタデシル、酪酸n−トリデシル、酪酸n−ペンタデシ
ル、カプロン酸n−ウンデシル、カプロン酸n−トリデ
シル、カプロン酸n−ペンタデシル、カプリル酸n−ノ
ニル、カプリル酸n−ウンデシル、カプリル酸n−トリ
デシル、カプリル酸n−ペンタデシル、カプリン酸n−
ヘプチル、カプリン酸n−ノニル、カプリン酸n−ウン
デシル、カプリン酸n−トリデシル、カプリン酸n−ペ
ンタデシル、ラウリン酸n−ペンチル、ラウリン酸n−
ヘプチル、ラウリン酸n−ノニル、ラウリン酸n−ウン
デシル、ラウリン酸n−トリデシル、ラウリン酸n−ペ
ンタデシル、ミリスチン酸n−ペンチル、ミリスチン酸
n−ヘプチル、ミリスチン酸n−ノニル、ミリスチン酸
n−ウンデシル、ミリスチン酸n−トリデシル、ミリス
チン酸n−ペンタデシル、パルミチン酸n−ペンチル、
パルミチン酸n−ヘプチル、パルミチン酸n−ノニル、
パルミチン酸n−ウンデシル、パルミチン酸n−トリデ
シル、パルミチン酸n−ペンタデシル、ステアリン酸n
−ノニル、ステアリン酸n−ウンデシル、ステアリン酸
n−トリデシル、ステアリン酸n−ペンタデシル、エイ
コサン酸n−ノニル、エイコサン酸n−ウンデルシ、エ
イコサン酸n−トリデシル、エイコサン酸n−ペンタデ
シル、ベヘン酸n−ノニル、ベヘン酸n−ウンデシル、
ベヘン酸n−トリデシル、ベヘン酸n−ペンタデシルが
挙げられる。
アルコール、例えば、デシルアルコール、ウンデシルア
ルコール、ドデシルアルコール、トリデシルアルコー
ル、テトラデシルアルコール、ペンタデシルアルコー
ル、ヘキサデシルアルコール、ヘプタデシルアルコー
ル、オクタデシルアルコール、エイコシルアルコール、
ドコシルアルコール等。脂肪族不飽和アルコール、例え
ば、アリルアルコール、オレイルアルコール等。脂環式
アルコール、例えば、シクロペンタノール、シクロヘキ
サノール、シクロオクタノール、シクロドデカノール、
4−tert−ブチルシクロヘキサノール等。芳香族ア
ルコール、例えば、4−メチルベンジルアルコール、ベ
ンツヒドロール等。多価アルコール、例えば、ポリエチ
レングリコール等を例示できる。
例示できる。アセトアミド、プロピオン酸アミド、酪酸
アミド、カプロン酸アミド、カプリル酸アミド、カプリ
ン酸アミド、ラウリン酸アミド、ミリスチン酸アミド、
パルミチン酸アミド、ステアリン酸アミド、ベヘン酸ア
ミド、オレイン酸アミド、エルカ酸アミド、ベンズアミ
ド、カプロン酸アニリド、カプリル酸アニリド、カプリ
ン酸アニリド、ラウリン酸アニリド、ミリスチン酸アニ
リド、パルミチン酸アニリド、ステアリン酸アニリド、
ベヘニン酸アニリド、オレイン酸アニリド、エルカ酸ア
ニリド、カプロン酸N−メチルアミド、カプリル酸N−
メチルアミド、カプリン酸N−メチルアミド、ラウリン
酸N−メチルアミド、ミリスチン酸N−メチルアミド、
パルミチン酸N−メチルアミド、ステアリン酸N−メチ
ルアミド、ベヘン酸N−メチルアミド、オレイン酸N−
メチルアミド、エルカ酸N−メチルアミド、ラウリン酸
N−エチルアミド、ミリスチン酸N−エチルアミド、パ
ルミチン酸N−エチルアミド、ステアリン酸N−エチル
アミド、オレイン酸N−エチルアミド、ラウリン酸N−
ブチルアミド、ミリスチン酸N−ブチルアミド、パルミ
チン酸N−ブチルアミド、ステアリン酸N−ブチルアミ
ド、オレイン酸N−ブチルアミド、ラウリン酸N−オク
チルアミド、ミリスチン酸N−オクチルアミド、パルミ
チン酸N−オクチルアミド、ステアリン酸N−オクチル
アミド、オレイン酸N−オクチルアミド、ラウリン酸N
−ドデシルアミド、ミリスチン酸N−ドデシルアミド、
パルミチン酸N−ドデシルアミド、ステアリン酸N−ド
デシルアミド、オレイン酸N−ドデシルアミド、ジラウ
リン酸アミド、ジミリスチン酸アミド、ジパルミチン酸
アミド、ジステアリン酸アミド、ジオレイン酸アミド、
トリラウリン酸アミド、トリミリスチン酸アミド、トリ
パルミチン酸アミド、トリステアリン酸アミド、トリオ
レイン酸アミド、コハク酸アミド、アジピン酸アミド、
グルタル酸アミド、マロン酸アミド、アゼライン酸アミ
ド、マレイン酸アミド、コハク酸N−メチルアミド、ア
ジピン酸N−メチルアミド、グルタル酸N−メチルアミ
ド、マロン酸N−メチルアミド、アゼライン酸N−メチ
ルアミド、コハク酸N−エチルアミド、アジピン酸N−
エチルアミド、グルタル酸N−エチルアミド、マロン酸
N−エチルアミド、アゼライン酸N−エチルアミド、コ
ハク酸N−ブチルアミド、アジピン酸N−ブチルアミ
ド、グルタル酸N−ブチルアミド、マロン酸N−ブチル
アミド、アジピン酸N−オクチルアミド、アジピン酸N
−ドデシルアミド等。
は、融点50〜120℃のパラフィンワックス、マイク
ロクリスタリンワックス、ペトロラクタム、酸化パラフ
ィンワックス、酸化ペトロラクタム。セラック、サトウ
キビロウ、カルナバワックス、キャンデリラワックス、
カスターワックス、牛脂硬化油、魚脂硬化油、菜種硬化
油、モンタンロウ、パームロウ、チュウハクロウ、ハゼ
ロウ、羊毛脂等。酸化ポリエチレンワックス、モンタン
酸ワックス、エチレン酢ビ共重合ワックス、エチレンア
クリル共重合ワックス、ビニールエーテルワックス等。
パーム油、ババス油、流動パラフィン、ポリブテン、ポ
リブタジエン、ポリスチレンオリゴマー等が例示でき
る。
(ハ)成分を必須成分とし、各成分の割合は、濃度、変
色温度、変色形態や各成分の種類に左右されるが、一般
的に所望の特性が得られる成分比は、(イ)成分1に対
して、(ロ)成分0.1〜50、好ましくは0.5〜2
0、(ハ)成分1〜200、好ましくは5〜100の範
囲である(前記割合はいずれも重量部である)。
よりなる可逆熱変色性組成物の変色特性を図1の色濃度
−温度曲線を示すグラフにより説明する。図1において
縦軸に色濃度、横軸に温度が表されている。温度変化に
よる色濃度の変化は矢印に沿って進行する。ここで、温
度T1 は可逆熱変色性組成物の発色開始温度、T2 は完
全発色温度、T3 は消色開始温度、T4 は完全消色温度
を示す。従って、T1 以下の温度で消色状態を形成する
組成物は、加熱過程においてT 1 の温度より、発色し始
め、T2 の温度に達すると完全発色状態となり、T2 を
越える温度まで昇温した組成物は、降温する過程におい
てT3 の温度に達すると消色し始め、更に降温すると色
濃度が薄くなり、T4 の温度に達すると完全に消色す
る。温度T4 未満に降温した組成物は、前記した変色挙
動を可逆的に再現させる。
挙動(図1及び図2に例示)は、従来の加熱−消色型の
可逆熱変色性組成物の変色挙動(図3)に対して、逆の
変色挙動を示す。
適用でも有効であるが、マイクロカプセルに内包して使
用するのが好ましい。それは、酸性物質、塩基性物質、
過酸化物等の化学的に活性な物質又は他の溶剤成分と接
触しても、その機能を低下させることがないことは勿
論、耐熱安定性が保持できるためであり、種々の使用条
件において可逆熱変色性組成物は同一の組成に保たれ、
同一の作用効果を奏することができるからである。前記
可逆熱変色性組成物を内包したマイクロカプセル顔料
は、粒子径0.1〜100μm、好ましくは3〜30μ
mの範囲が実用性を満たす。尚、マイクロカプセル化
は、従来より公知の界面重合法、in Situ重合
法、液中硬化被覆法、水溶液からの相分離法、有機溶媒
からの相分離法、融解分散冷却法、気中懸濁被覆法、ス
プレードライング法等があり、用途に応じて適宜選択さ
れる。更にマイクロカプセルの表面には、目的に応じて
更に二次的な樹脂皮膜を設けて耐久性を付与させたり、
表面特性を改質させて実用に供することもできる。
各々2種以上の化合物の混合であってもよく、更には機
能に支障のない範囲で光安定剤を添加することができ
る。前記光安定剤としては、(イ)成分の光反応による
励起状態によって生ずる光劣化を防止する紫外線吸収
剤、可視光線吸収剤、赤外線吸収剤、酸化防止剤、カロ
チン類、色素類、アミン類、フェノール類、ニッケル錯
体類、スルフィド類等の一重項酸素消光剤、オキシドジ
スムスターゼとコバルト、及びニッケルの錯体等のスー
パーオキシドアニオン消光剤、オゾン消光剤等、酸化反
応を抑制する化合物が挙げられ、0.3〜24重量%、
好ましくは0.8〜16重量%の割合で系中に配合され
る。なかでも、前記紫外線吸収剤と、酸化防止剤及び/
又は一重項酸素消光剤を併用した系にあっては、耐光性
の向上に特に効果的である。又、老化防止剤、帯電防止
剤、極性付与剤、揺変性付与剤、消泡剤等を必要に応じ
て添加して機能を向上させることもできる。更には、前
記した従来の可逆熱変色性組成物を適宜の割合で配合し
たり、一般染顔料(非熱変色性)を配合することもでき
る。
たマイクロカプセル顔料は、膜形成材料であるバインダ
ーを含む媒体中に分散されて、インキ、塗料などの可逆
熱変色性材料として適用され、従来より公知の方法、例
えば、スクリーン印刷、オフセット印刷、グラビヤ印
刷、コーター、タンポ印刷、転写等の印刷手段、刷毛塗
り、スプレー塗装、静電塗装、電着塗装、流し塗り、ロ
ーラー塗り、浸漬塗装、等の手段により、紙、合成紙、
布帛、植毛或いは起毛布、不織布、合成皮革、レザー、
プラスチック、ガラス、陶磁器、木材、石材等の支持体
上に可逆熱変色層を形成したり、或いは支持体中に分散
することができる。更には、マイクロカプセル顔料の形
態にあっては、溶融状態の熱可塑性プラスチック中に混
練して一体化された材料として適用できる。
例1〜18)及びマイクロカプセルに内包する可逆熱変
色性組成物(実施例19〜22)の(イ)、(ロ)、
(ハ)成分の組成を以下の表に示す。尚、表中の( )
内の数字は重量部を示し、以下の配合量を示す数字はい
ずれも重量部である。
1〜18)及びマイクロカプセルに内包した状態の可逆
熱変色性組成物(実施例19〜22)について、以下の
測定試料を作成した後、以下の測定方法により変色温度
を測定した。
は、(イ)、(ロ)、(ハ)成分の総和の30重量%の
濃度のメチルエチルケトン溶液を調製し、濾紙(東洋濾
紙株式会社製、No.2濾紙)に含浸させ、メチルエチ
ルケトンを蒸発させた組成物を加熱し、発色させた後、
室温下に放置したものを測定試料とした。前記実施例1
9〜22の可逆熱変色性組成物のマイクロカプセル顔料
の変色特性は、マイクロカプセル顔料40部をエチレン
−酢酸ビニルエマルジョン中に分散してなる可逆熱変色
性インキを用いて、スクリーン印刷により上質紙に印刷
した印刷物を測定試料とした。
(株)東京電色製〕の所定箇所にセットし、60℃の温
度幅で速度10℃/分にて加熱及び冷却して各温度にお
ける色差計に表示された明度値をグラフにプロットし
た。
1 )、完全発色温度(T2 )、消色開始温度(T3 )、
完全消色温度(T4 )を表に示す。
たマイクロカプセル顔料の調製方法及び前記マイクロカ
プセル顔料を用いて印刷した印刷物の温度変化による色
変化を説明する。 マイクロカプセル顔料の調製 3−〔2−エトキシ−4−(N−エチルアニリノ)フェ
ニル〕−3−(1−エチル−2−メチルインドール−3
−イル)−4−アザフタリド1.0重量部、p−オキシ
安息香酸テトラデシル10.0重量部、n−ドコサン2
0.0重量部を加温溶融して相溶体とした後、エポキシ
樹脂及びアミン硬化剤による界面重合反応によりエポキ
シ樹脂皮膜で内包された、微小マイクロカプセル形態の
可逆熱変色性マイクロカプセル顔料を得た。前記可逆熱
変色性マイクロカプセル顔料40重量部をエチレン−酢
酸ビニルエマルジョン中に分散してなる可逆熱変色性イ
ンキを用いて、スクリーン印刷により上質紙に印刷し
た。尚、前記印刷物は発色開始温度T1 は42℃であ
り、完全発色温度T2 は52℃であり、前記完全発色温
度で青色を示す。また、消色開始温度T3 は33℃であ
り、完全消色温度T4 28℃で消色して無色を示し、図
1の挙動を示す。
イクロカプセル顔料30.0重量部、蛍光顔料(ピンク
色)2.0重量部、アクリル樹脂エマルジョン50.0
重量部、消泡剤3.0重量部、ターペンエマルジョン1
5.0重量部からなる可逆熱変色性スクリーンインキを
調製した。ポリエステルタフタに前記可逆熱変色性スク
リーンインキを用いてスクリーン印刷により印刷し、可
逆熱変色層を形成して可逆熱変色性シートを得た。前記
可逆熱変色性シートは44℃以上に加温すると紫色を呈
し、30℃未満ではピンク色を呈する。
イクロカプセル顔料50.0重量部を、アマニ油系オフ
セットインキビヒクル50.0重量部中に均一に分散混
合して、可逆熱変色性オフセットインキを調製した。上
質紙に前記オフセットインキを用いてオフセット印刷を
行ない、可逆熱変色層を形成して可逆熱変色性シートを
得た。前記シートは41℃以上に加温すると桃色を呈
し、28℃未満では無色となる。
イクロカプセル顔料33.3重量部、硬質タイプの液状
エポキシ樹脂66.4重量部、消泡剤0.3重量部を均
一に分散練合させて得られた可逆熱変色性エポキシイン
キ中に常温硬化型の脂肪族ポリアミド20.0重量部を
添加し、攪拌混合して可逆熱変色性エポキシインキを調
製した。陶磁器製カップ表面に前記可逆熱変色性エポキ
シインキを用いてステンレススチール製100メッシュ
スクリーン版にて曲面スクリーン印刷を行ない、70℃
で60分間、加熱硬化して可逆熱変色層を形成して可逆
熱変色性カップを得た。前記可逆熱変色性カップは48
℃以上に加温すると青色を呈し、33℃未満では、無色
になる。
イクロカプセル顔料10.0重量部、蛍光顔料(ピンク
色)1.0重量部、50%アクリル樹脂/キシレン溶液
45.0重量部、キシレン15.0重量部、メチルイソ
ブチルケトン25.0重量部、ポリイソシアネート系硬
化剤6.0重量部からなるビヒクル中に攪拌混合して可
逆熱変色性スプレー塗料を調製した。ミニチュア電車全
体に前記可逆熱変色性スプレー塗料をスプレー塗装して
可逆熱変色層を形成して可逆熱変色性ミニチュア電車を
得た。前記可逆熱変色性ミニチュア電車は44℃以上に
加温すると紫色を呈し、30℃未満では、ピンク色にな
る。
態からの加熱により発色状態を呈し、前記発色状態から
の降温により消色状態に復帰する可逆的変色挙動を呈
し、従来汎用の生活温度域で変色する加熱消色型の熱変
色材とは、逆の変色挙動を示し、示温材料、温度検出材
料、偽造防止、教習要素、玩具、装飾等、多様な分野に
適用され、新たな熱変色材として実用性を満足させる。
殊に玩具分野にあっては、温水、冷水、体温等の生活温
度域の熱的手段により、発色−消色の可逆的変色効果を
現出させることができるため、意外性と変化の妙味を満
たすことができ、商品性を高めるのに寄与できる。更に
は、従来の加熱消色型の熱変色性組成物との併用によ
り、変化を多様化させることができる。
色濃度曲線を示すグラフである。
−色濃度曲線を示すグラフである。
−色濃度曲線の模式図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 (イ)電子供与性呈色性有機化合物、
(ロ)下記一般式(1)で示されるヒドロキシ安息香酸
エステルから選ばれる少なくとも一種類の電子受容性化
合物、(ハ)前記(イ)、(ロ)による電子授受反応を
可逆的に生起させる反応媒体である化合物を必須成分と
する、消色状態からの加熱により発色状態を示し、前記
発色状態からの降温により消色状態を示す可逆熱変色性
組成物。 【化1】 (式中、Rは炭素数13〜22の直鎖又は側鎖アルキル
基を示し、X、Y、Zは1つ又は2つが水酸基であり、
残りは水素である) - 【請求項2】 前記一般式(1)で示されるヒドロキシ
安息香酸エステルのアルキル基が、炭素数14乃至20
の直鎖アルキル基である請求項1記載の可逆熱変色性組
成物。 - 【請求項3】 微小カプセルに内包されてなる請求項1
又は2記載の可逆熱変色性組成物。 - 【請求項4】 90℃以下で発色状態を示す請求項1乃
至3記載のいずれかの可逆熱変色性組成物。
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