JP2001104173A - 調味料用容器 - Google Patents

調味料用容器

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JP2001104173A
JP2001104173A JP29071899A JP29071899A JP2001104173A JP 2001104173 A JP2001104173 A JP 2001104173A JP 29071899 A JP29071899 A JP 29071899A JP 29071899 A JP29071899 A JP 29071899A JP 2001104173 A JP2001104173 A JP 2001104173A
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JP
Japan
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spoon
lid
pocket
seasoning
container
Prior art date
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Pending
Application number
JP29071899A
Other languages
English (en)
Inventor
Kyosuke Miyamoto
恭介 宮本
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EBISU KK
EBISU Co Ltd
Original Assignee
EBISU KK
EBISU Co Ltd
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Publication date
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  • Devices For Warming Or Keeping Food Or Tableware Hot (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スプーン20が調味料に触れにくく、かつ取
外し易いようにする。 【解決手段】 開閉自在な蓋2の裏面にスプーン20用
ポケット6を揺動自在に取付ける。このポケット6は突
起11と孔12の係止により、30度程度前方に揺動自
在である。このため、蓋2を開けた状態では、蓋2に対
し、30度程、前屈みにスプーン20がなって、その取
出しが容易である。蓋2を閉じれば、スプーン20の柄
の先が容器本体1の開口上縁内側の突部21に当接し
て、スプーン20は水平状態で収まる。このため、スプ
ーン20が調味料に触れにくい。また、このとき、スプ
ーン20に付いていた調味料は容器本体1内に落下し、
ポケット6内に入ったものも小孔7から落下する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、砂糖、塩、こし
ょうなどの粉状調味料を収納する蓋付き容器に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】この種の容器は、その収納物たる調味料
を計量して取出すためのスプーンが付設され、一般に、
そのスプーンは容器内に単に置かれる。しかし、容器内
のスプーンは、調味料内に埋もれて取出しにくくなった
り、柄の部分に調味料が付着する等の不都合が生じる。
【0003】このため、従来から種々の工夫がなされて
おり、例えば、実開平5−51225号公報(公報
1)、実開平5−62440号公報(公報2)、特開平
10−328051号公報(公報3)及び特開平11−
49172号公報(公報4)には、容器本体内面又は蓋
裏面にスプーンを取付けた技術が開示されている。この
技術においては、上記調味料の付着などの問題はある程
度解決される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記ス
プーン付の各容器において、公報2に記載のものは、容
器本体内にスプーンがあって、スプーンの取外しが煩わ
しく、また、スプーンに調味料が触れて固着するなどの
問題がある。
【0005】他の各公報に記載の容器は、蓋にスプーン
を取付けているため、調味料が触れることはないが、ス
プーンを蓋に一体に固着したり、クリップでもって挟持
する等しており、その取外しが煩わしい。
【0006】この発明は、上記の実情に鑑み、スプーン
が調味料に触れず、かつ取外し易いようにすることを課
題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、まず、この発明は、蓋付き容器とし、その蓋を、そ
の一部で容器本体に回動(揺動)自在に取付けたものと
したのである。この構成は周知であるが、蓋の開閉に伴
って、スプーンを収納・取外しするようにするためであ
る。
【0008】つぎに、この発明は、その揺動自在の蓋裏
面にスプーンの収納ポケットを設け、このポケットを、
その底部でもって蓋内面に接離方向に所要角度揺動自在
に取付けたのである。その所要角度を、ポケットからス
プーンが飛び出さない程度に設定すれば、蓋を開放した
状態で、ポケットが前側に傾けば、スプーンをスムース
に取出し得る。このように、この発明によれば、スプー
ンをサッと取出し、サッと収納、手も汚れない、ものと
し得る。
【0009】
【発明の実施の形態】この発明の実施形態としては、砂
糖、塩、こしょうなどの粉状調味料を収納する蓋付きの
容器において、前記蓋は、その一部で容器本体に回動自
在に取付けられて、その内面にスプーンの収納ポケット
を有し、このポケットは底部でもって蓋内面に接離方向
に所要角度揺動自在に取付けられている構成を採用し得
る。
【0010】上記ポケットの取付位置は蓋の縁とすれ
ば、蓋裏面をスプーン収納場所として最大限に広く取る
ことができ、長いスプーンを取付け得る。また、そのポ
ケット取付位置は蓋の回動部近くにすれば、蓋の開放動
作によって、スプーンの自重によりポケットが揺動して
蓋裏面から離れ易く、スプーンの取外しがよりスムース
になる。
【0011】上記ポケットを所要角度に規制する手段と
しては、例えば、ポケット及び蓋内面の一方に軸受片を
設け、他方にはその軸受片に回動自在に嵌まる軸を設け
て、その軸受片と軸の嵌合により、ポケットを揺動自在
とし、かつ、軸に突起を設けるとともに、軸受片にはそ
の突起が係止して上記揺動の角度を規制する係止部を形
成した構成を採用し得る。
【0012】その所要角度のポケットの傾斜状態におい
て、蓋を閉じた際、ポケット内のスプーンが抜け出る恐
れがある。このため、スプーンをポケット内に抜け出な
い程度の抵抗、例えば嵌合力をもって入れるようにして
もよいが、蓋を閉じた状態で、スプーンが水平又はポケ
ットから上向き斜めになれば、抜け出ない。例えば、上
記容器本体の上面開口縁にポケットに入ったスプーンの
一部が係止する突部を設け、蓋を閉じた際、その突起と
スプーンの係止により、スプーンをほぼ水平又は上向き
斜めに保って抜け出るのを防止するようにするとよい。
【0013】上記ポケットには粉状調味料を通す小孔を
形成して、ポケット内に調味料が留まるのを防止すると
よい。その小孔形成位置は、調味料が落ち易い所を適宜
に選定する。
【0014】
【実施例】一実施例を図1乃至図4に示し、この実施例
は、砂糖又は塩などの粉状調味料aの収納容器に係り、
従来と同様に、容器本体1と蓋2とから成り、容器本体
1の後面上部に軸受部3が設けられ、この軸受部3の軸
3aを蓋2後部の軸受部4の軸受穴4aに図2矢印のご
とく嵌めることにより、蓋2が容器本体1に回動(揺
動)自在に取付けられる。この取付状態は、蓋2後端の
押片5を図3矢印のごとく手で押さえると、同図鎖線の
ごとく蓋2が上方に回動し、図4のごとく、真直ぐ上方
から少し傾いた位置で停止する。蓋2の上面は若干の窪
み凹部2aが形成され、この凹部2aに容器本体1の糸
尻1aが嵌まり、この容器が積み重ねられるようになっ
ている。凹部2aは蓋2の強度を上げる役目もしてい
る。
【0015】蓋2の裏面後部にポケット6が設けられ、
このポケット6には調味料aを落下させるための小孔7
が形成されている。小孔7の数・位置は任意であり、メ
ッシュ状ともし得る。ポケット6の下部両側には軸8が
形成され、この軸8を蓋2の軸受片9の軸孔10に嵌め
ることにより、ポケット6が蓋2裏面に揺動自在に取付
けられる。その軸8に突起11が設けられ、軸孔10に
はその突起11が嵌まって動く係止孔12が連続して形
成され、その突起11が係止孔12内を動く角度は約3
0度となっている。このため、ポケット6は蓋2に対し
30度程度離れる揺動をすることとなる(図4参照)。
前記角度は、後述のスプーン20の取出し易さを考慮し
て適宜に設定する。
【0016】ポケット6には、例えば5ccの計量スプ
ーン20が挿入され、このスプーン20を入れた状態で
蓋2を閉じると、図3に示すように、そのスプーン20
の柄が容器本体1開口縁の突部21に係止して、スプー
ン20が蓋2裏面に沿う。この状態で、蓋を開けると、
慣性力によりスプーン20(ポケット6)は蓋2より遅
れて立ち上がり、図4のごとく、前屈みの状態となる。
このため、スプーン20は取り出し易く、取り出したス
プーン20でもって、調味料aを計量して取出す。取出
し後、スプーン20はポケット6に納めて、蓋2を閉じ
る。この閉じ状態は、図3に示すようにスプーン20及
びポケット6は水平となって、調味料aに触れにくく、
スプーン20に付いていた調味料aも落下し、また、ポ
ケット6内に落ちた調味料aも小孔7から落下する。こ
のため、スプーン20及びポケット6は調味料aが付着
しにくく、衛生的である。図中、15は取手である。
【0017】この実施例では、ポケット6に軸8及び突
起11を形成し、蓋2側に軸孔10及び係止孔12を形
成したが、蓋2側の軸受片9の内面に軸8及び突起11
を形成し、ポケット6側に軸孔10及び係止孔12を形
成することもできる。また、係止孔12を形成せず、突
起11を軸受片9の外面又は内面に沿って動くように軸
8に設け、その軸受片9の内外面にその突起11に当接
する突起を設けて、その当接により、揺動角度規制する
ようにすることもできる。これらの規制手段は、ポケッ
ト6の一方の軸受部に設けるだけでもよい。
【0018】なお、ポケット6はスプーン20を収納し
て揺動自在に支持する形状であればいずれでもよく、例
えば、図5、図6に示すように、前後が開口6aとなっ
たものなどの種々の形状を採用し得る。
【0019】
【発明の効果】この発明は、以上のように、スプーンを
蓋裏面のポケットに収納し、かつ、そのポケットを所要
角度揺動するようにしたので、スプーンを衛生的に保つ
ことができるとともに、スプーンの取外しもスムースで
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の蓋を開けた斜視図
【図2】同実施例の分解斜視図
【図3】同実施例の一部切欠正面図
【図4】同実施例の要部作用断面図
【図5】他の実施例の要部分解斜視図
【図6】同実施例の蓋を開けた要部斜視図
【符号の説明】
1 容器本体 2 蓋 2a 凹部 3 容器本体軸受部 3a 軸受軸 4 蓋軸受部 4a 軸受穴 5 押片 6 ポケット 7 小孔 8 軸 9 軸受片 10 軸孔 11 突起 12 係止孔 20 スプーン 21 スプーン係止用突部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 砂糖、塩、こしょうなどの粉状調味料a
    を収納する蓋2付きの容器であって、 上記蓋2は、その一部で容器本体1に回動自在に取付け
    られて、その内面にスプーン20の収納ポケット6を有
    し、このポケット6は底部でもって蓋2内面に接離方向
    に所要角度揺動自在に取付けられていることを特徴とす
    る調味料用容器。
  2. 【請求項2】 上記ポケット6及び蓋2内面の一方に軸
    受片9を設け、他方にはその軸受片9に回動自在に嵌ま
    る軸8を設けて、その軸受片9と軸8の嵌合により、ポ
    ケット6を揺動自在とし、かつ、軸8に突起11を設け
    るとともに、軸受片9にはその突起11が係止して上記
    揺動の角度を規制する係止部12を形成したことを特徴
    とする請求項1に記載の調味料用容器。
  3. 【請求項3】 上記容器本体1の上面開口縁にポケット
    6に入ったスプーン20の一部が係止する突部21を設
    けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の調味料用
    容器。
  4. 【請求項4】 上記ポケット6には粉状調味料aを通す
    小孔7が形成されていることを特徴とする請求項1乃至
    3のいずれか一つに記載の調味料用容器。
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Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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