JP7011974B2 - 食器具携帯用ケース - Google Patents

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Description

本発明は、食器具携帯用ケースに関する。
従来より、箸やスプーン、ナイフ、フォークなどの食器具(カトラリーともいう。)を内側に収納した状態で、弁当箱やスープジャーなどと共に携帯(持ち運び)可能とした食器具携帯用ケースがある(例えば、下記特許文献1などを参照。)。
このような食器具携帯用ケースは、上部が開口したケース本体と、ケース本体の上部開口部を開閉する蓋体とを備え、ケース本体と蓋体との間に形成される収納空間に食器具を収納する構成となっている。
特許第4820385号公報
ところで、食器具携帯用ケースの中には、箸やスプーンなどの食器具を単体で収納するものとは別に、複数の食器具をまとめて収納可能としたものがある。
しかしながら、例えば、複数の食器具をケース本体の幅方向に並べて収納した場合、ケース本体が幅広となるため、携帯性を損なうことがあった。また、複数の食器具をまとめて収納した場合、食器具が中で動いたり、食器具同士がぶつかり合ったりすることで、携帯時に“カチャ、カチャ”といった不快な音が発生してしまうことがあった。
本発明は、このような従来の事情に鑑みて提案されたものであり、食器具の携帯性に優れた食器具携帯用ケースを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は以下の手段を提供する。
〔1〕 上部が開口したケース本体と、前記ケース本体の上部開口部を開閉する蓋体とを備え、前記ケース本体と前記蓋体との間に形成される収納空間に食器具を収納することによって、前記食器具を携帯可能とする食器具携帯用ケースであって、
前記ケース本体は、内側に第1の食器具が収納される収納部を有し、
前記蓋体は、内面に第2の食器具が取り付けられる取付部を有し、
前記蓋体が前記ケース本体の上部開口部を閉塞することによって、前記第1の食器具と前記第2の食器具とが互いに向かい合った状態で前記収納空間に収納され
前記取付部は、前記第2の食器具を保持する保持部材を有し、
前記保持部材は、弾性部材からなり、前記蓋体の内面に対して着脱自在に取り付けられ、
前記第1の食器具と前記第2の食器具とが互いに向かい合った状態において、前記第2の食器具を保持する前記保持部材が前記第1の食器具と当接されることを特徴とする食器具携帯用ケース
〕 前記保持部材は、前記第2の食器具を着脱自在に保持する一対の保持片を有し、
前記第2の食器具は、前記一対の保持片の間に保持されることを特徴とする前記〔1〕に記載の食器具携帯用ケース。
〕 前記蓋体が前記ケース本体の上部開口部を閉塞した状態において、前記第2の食器具の一部が前記収納部の内側に位置することを特徴とする前記〔1〕又は〔2〕に記載の食器具携帯用ケース。
〕 前記蓋体は、前記内面の長手方向の中途部に位置して、前記内面の幅方向の両側から互いに内向きに突出された一対のリブ部と、前記内面と前記一対のリブ部との間に形成された一対のスリット部とを有し、
前記保持部材は、幅方向の両側に前記一対のスリット部と係合される一対の係合片を有し、
前記蓋体の内面に沿って前記保持部材を前記蓋体の長手方向の一端側から他端側に向かってスライドさせながら、前記一対のスリット部に前記一対の係合片を係合させることによって、前記蓋体の内面に対して前記保持部材が取り付けられることを特徴とする前記〔〕~〔〕の何れか一項に記載の食器具携帯用ケース。
〕 前記保持部材は、前記一対のスリット部に前記一対の係合片が係合された位置にて前記一対のリブ部の一端側と当接される一対のストッパー部を有することを特徴とする前記〔〕に記載の食器具携帯用ケース。
〕 前記保持部材は、前記内面の長手方向の中央よりも他端側に偏倚した位置に取り付けられていることを特徴とする前記〔〕~〔〕の何れか一項に記載の食器具携帯用ケース。
〕 前記蓋体の内面及び前記収納部は、長手方向の一端側から他端側に向かって漸次幅が狭くなる形状を有し、
前記保持部材は、前記長手方向の一端側から他端側に向かって漸次幅が狭くなる形状を有することを特徴とする前記〔〕~〔〕の何れか一項に記載の食器具携帯用ケース。
〕 前記収納部は、長手方向の一端側に前記第1の食器具の先端側が収納される先端側凹部と、長手方向の他端側に前記第1の食器具の基端側が収納される基端側凹部とを有し、
前記第2の食器具は、先端側を前記長手方向の一端側に向けた状態で、前記取付部に取り付けられることを特徴とする前記〔1〕~〔〕の何れか一項に記載の食器具携帯用ケース。
〕 前記基端側凹部には、前記第1の食器具の基端側の位置を規制する規制部が設けられていることを特徴とする前記〔〕に記載の食器具携帯用ケース。
以上のように、本発明によれば、食器具の携帯性に優れた食器具携帯用ケースを提供することが可能である。
本発明の一実施形態に係る食器具携帯用ケースの構成を示す斜視図である。 図1に示す食器具携帯用ケースを上方側から見た分解斜視図である。 図1に示す食器具携帯用ケースを下方側から見た分解斜視図である。 図1に示す食器具携帯用ケースの長手方向に沿った断面図である。 図1に示す食器具携帯用ケースの短手方向に沿った断面図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
本発明の一実施形態として、例えば図1~図5に示す食器具携帯用ケース1について説明する。
なお、図1は、食器具携帯用ケース1の構成を示す斜視図である。図2は、食器具携帯用ケース1を上方側から見た分解斜視図である。図3は、食器具携帯用ケース1を下方側から見た分解斜視図である。図4は、食器具携帯用ケース1の長手方向に沿った断面図である。図5は、食器具携帯用ケース1の短手方向に沿った断面図である。
本実施形態の食器具携帯用ケース1は、図1、図2及び図3に示すように、上部が開口したケース本体2と、ケース本体2の上部開口部2aを開閉する蓋体3とを備えている。食器具携帯用ケース1は、図4及び図5に示すように、蓋体3がケース本体2の上部開口部2aを閉塞した状態において、ケース本体2と蓋体3との間に形成される収納空間Kに第1の食器具C1及び第2の食器具C2を収納することによって、これらの食器具C1,C2を携帯(持ち運び)可能としている。
具体的に、この図1~図5に示す食器具携帯用ケース1において、ケース本体2は、第1の食器具C1として、スプーン(以下、スプーンC1とする。)が内側に収納されるスプーン収納部(収納部)4を有している。一方、蓋体3は、第2の食器具C2として、箸(以下、箸C2とする。)が内面に取り付けられる箸取付部(取付部)5を有している。また、箸取付部5は、箸C2を保持する保持部材6を有している。
ケース本体2は、例えばアクリロニトリル・ブタジエン・スチレン(ABS)等の熱可塑性樹脂からなる。ケース本体2は、スプーンC1及び箸C2に対応した大きさで平面視で略矩形状に形成された底壁部2bと、底壁部2bの周囲から立ち上がり形成された周壁部2cと、周壁部2cの上部で開口した上部開口部2aとを有して、全体として長尺箱状に形成されている。
一方、蓋体3は、ケース本体2と同じ、例えばアクリロニトリル・ブタジエン・スチレン(ABS)等の熱可塑性樹脂からなる。蓋体3は、容器本体2の上部開口部2aに対応した大きさで平面視で略矩形状に形成された天壁部3aと、天壁部3aの周囲から立ち下がり形成された周壁部3bとを有して、全体として長尺蓋状に形成されている。
なお、スプーンC1及び箸C2には、例えばポリブチレンテレフタレート(PBT)などのケース本体2及び蓋体3よりも耐熱性に優れた樹脂が用いられている。
蓋体3は、ケース本体2の長手方向に沿った一側面に設けられたヒンジ部7を介して開閉方向に回動自在に取り付けられている。ヒンジ部7は、ケース本体2の長手方向に沿った一方の周壁部2cと、蓋体3の長手方向に沿った一方の周壁部3bとの間の略中央部に位置して、ケース本体2と蓋体3との間を回動自在に支持している。
食器具携帯用ケース1は、蓋体3がケース本体2の上部開口部2aを閉塞した状態において、互いの周壁部2c,3bが突き合わされることによって、その内側にスプーンC1及び箸C2を収納する収納空間Kを形成している。
食器具携帯用ケース1は、蓋体3がケース本体2の上部開口部2aを閉塞した状態において、ケース本体2に対して蓋体3を固定する蓋ロック機構8を備えている。蓋ロック機構8は、ヒンジ部7とは反対側のケース本体2及び蓋体3の側面に沿って設けられている。
具体的に、この蓋ロック機構8は、ケース本体2の周壁部2cと蓋体3の周壁部3bとのうち、何れか一方の周壁部(本実施形態ではケース本体2の周壁部2c)に設けられた係止凹部8aと、何れか他方の周壁部(本実施形態では蓋体3の周壁部3b)に設けられた係止凸部8bとを有している。
蓋ロック機構8では、蓋体3がケース本体2の上部開口部2aを閉塞した状態において、係止凹部8aに係止凸部8bが係止されることによって、ケース本体2に対して蓋体3を固定することが可能となっている。一方、蓋ロック機構8では、係止凹部8aに対する係止凸部8bの係止状態を解除することによって、ケース本体2に対して蓋体3を開閉可能な状態とすることができる。
なお、本実施形態の蓋ロック機構8では、上述したケース本体2の周壁部2c側に係止凹部8aを設けて、蓋体3の周壁部3b側に係止凸部8bを設けた構成となっているが、それとは逆の構成、すなわちケース本体2の周壁部2c側に係止凸部8bを設けて、蓋体3の周壁部3b側に係止凹部8aを設けた構成とすることも可能である。
スプーン収納部4(ケース本体2)は、長手方向の一端側から他端側に向かって漸次幅が狭くなる形状を有している。これに対応して、蓋体3も、長手方向の一端側から他端側に向かって内面の幅が漸次狭くなる形状を有している。
スプーン収納部4は、長手方向の一端側にスプーンC1の先端側が収納される先端側凹部4aと、長手方向の他端側にスプーンC1の基端側が収納される基端側凹部4bとを有している。また、ケース本体2は、先端側凹部4aが基端側凹部4bよりも深く形成されることによって、長手方向の一端側に下方に向けて膨出された膨出部2dを有している。
基端側凹部4bには、スプーンC1の基端側と当接される当接部9が設けられている。また、基端側凹部4bには、スプーンC1の基端側の位置を規制する規制部10が設けられている。規制部10は、スプーン収納部4に収納されたスプーンC1の基端部の周囲を囲むように、底壁部2bの内面から上方に向かって突出された凸部により構成されている。食器具携帯用ケース1では、この規制部10によってスプーン収納部4に収納されたスプーンC1が前後方向(長手方向)に移動することを規制し、ガタツキの発生を低く抑えることが可能である。
なお、本実施形態では、上述したスプーンC1の基端側の位置を規制する規制部10が設けられた構成に限らず、スプーンC1の先端側の位置を規制する規制部(図示せず。)を先端側凹部4aに設けた構成としてもよい。この場合、先端側凹部4aの周壁部2cから突出された規制部によって、スプーンCの先端部が上下方向(高さ方向)に移動することを規制し、ガタツキの発生を低く抑えることが可能である。
保持部材6は、例えばシリコーンゴム等の耐熱性を有するゴムやエラストマーなどの弾性部材からなる。保持部材6は、蓋体3の内面に対して着脱自在に取り付けられている。
具体的に、蓋体3は、内面の長手方向の中途部に位置して、内面の幅方向の両側から互いに内向きに突出された一対のリブ部11a,11bと、内面と一対のリブ部11a,11bとの間に形成された一対のスリット部12a,12bとを有している。
一方、保持部材6は、蓋体3の長手方向に沿った一端側から他端側に向かって漸次幅が狭くなる形状を有している。また、保持部材6は、幅方向の両側に一対のスリット部12a,12bと係合される一対の係合片13a,13bを有している。さらに、保持部材6は、一対のスリット部12a,12bに一対の係合片13a,13bが係合された位置にて、一対のリブ部11a,11bの一端側と当接される一対のストッパー部14a,14bを有している。
本実施形態の食器具携帯用ケース1では、蓋体3の内面に沿って保持部材6を蓋体3の長手方向の一端側から他端側に向かってスライドさせながら、一対のストッパー部14a,14bが一対のリブ部11a,11bの一端側と当接される位置(以下、取付位置という。)まで、一対の係合片13a,13bを一対のスリット部12a,12bに係合させる。これにより、保持部材6を蓋体3の内面に取り付けることが可能である。
一方、食器具携帯用ケース1では、上述した取り付け操作とは逆の取り外し操作、すなわち、保持部材6を蓋体3の長手方向の他端側から一端側に向かってスライドさせる。これにより、一対の係合片13a,13bと一対のスリット部12a,12bとの係合状態を解除し、蓋体3の内面から保持部材6を取り外すことが可能である。また、保持部材6と本体ケース2及び蓋体3とを別々に洗浄できるため、蓋体3と保持部材6との間を衛生的に保つことが可能である。
なお、食器具携帯用ケース1では、上述した一対のストッパー部14a,14bの代わりに、一対のスリット部12a,12bの他端側に一対のストッパー部15a,15bを設けた構成としてもよい。この場合も、一対の係合片13a,13bの他端側が一対のストッパー部15a,15bと当接される位置(取付位置)まで、一対の係合片13a,13bを一対のスリット部12a,12bに係合させることが可能である。
保持部材6は、箸C2を着脱自在に保持する一対の保持片16a,16bを有している。一対の保持片16a,16bは、箸C2を幅方向の両側から挟み込むように、箸C2の外形に沿った内面形状を有して、互いに内向きに突出して設けられている。
また、保持部材6は、蓋体3の内面において長手方向の中央よりも他端側に偏倚(シフト)した取付位置に取り付けられている。これにより、箸C2の先端側を蓋体3の長手方向の一端側に向けた状態で、箸C2の重心付近を一対の保持片16a,16b(保持部材6)により保持しながら、箸C2を箸取付部5に安定した状態で取り付けることが可能である。なお、蓋体3の内面には、箸C2の取り付ける向きを表示するため、箸C2の形状に沿ったエンボス部3cが設けられている。
また、保持部材6の略中央部には、厚み方向に貫通する1つ又は複数(本実施形態では2つ)の孔部17が設けられている。本実施形態では、図示を省略するものの、上述した取付位置にて孔部17に嵌合される嵌合凸部を蓋体3の内面に設けた構成としてもよい。これにより、孔部17に嵌合凸部が嵌合する際のクリック感によって、保持部材6が取付位置に適切に固定されたことを確認することが可能である。
また、保持部材6は、一対のリブ部11a,11bの先端と当接される一対の段差部18a,18bを有している。一対の段差部18a,18bは、蓋体3の長手方向に沿った一端側から他端側に向かって漸次幅が狭くなる形状を有している。さらに、一対の段差部18a,18b間の幅は、一対のリブ部11a,11b間の幅よりも若干大きくなっている。
したがって、取付位置にて一対のリブ部11a,11bと当接される一対の段差部18a,18bが僅かに弾性変形しながら、一対のリブ部11a,11bの間に挟み込まれた状態となる。これにより、保持部材6が取付位置から取り外し側へとずれることを防止し、保持部材6を取付位置に安定した状態で固定することが可能である。
なお、上述した一対の段差部18a,18b間の幅を一対のリブ部11a,11b間の幅よりも若干大きくする代わりに、一対のスリット部12a,12b間の幅に対して一対の係合片13a,13b間の幅を若干大きくすることによっても、同様の効果を得ることが可能である。
以上のような構成を有する本実施形態の食器具携帯用ケース1では、上述した蓋体3がケース本体2の上部開口部2aを閉塞することによって、スプーンC1と箸C2とが互いに向かい合った状態で収納空間Kに収納されている。
本実施形態の食器具携帯用ケース1では、スプーンC1と箸C2とを上下方向(高さ方向)に重ね合わせることで、この食器具携帯用ケース1の内側にスプーンC1及び箸C2をコンパクトに収納することが可能である。
また、本実施形態の食器具携帯用ケース1では、蓋体3がケース本体2の上部開口部2aを閉塞した状態において、箸C2の一部がスプーン収納部4の内側に位置している。これにより、スプーンC1と箸C2とを上下方向(高さ方向)に重ね合わせた場合でも、この食器具携帯用ケース1の高さ寸法を低く抑えることが可能である。
また、弁当箱やスープジャーなどを収納するポーチのポケットなどに、この食器具携帯用ケース1の他端側を差し込み易くすることができるため、優れた携帯性を得ることが可能である。
また、本実施形態の食器具携帯用ケース1では、スプーンC1と箸C2とが互いに向かい合った状態において、箸C2を保持する一対の保持片16a,16b(保持部材6)がスプーンC1の基端側と当接されている。
この場合、一対の保持片16a,16b(保持部材6)が僅かに弾性変形しながら、これら一対の保持片16a,16b(保持部材6)と当接部9との間で、スプーンC1の基端側を押さえ込むことができる。また、弾性変形した一対の保持片16a,16b(保持部材6)により箸C2を押さえ込むことができる。
これにより、本実施形態の食器具携帯用ケース1では、スプーン収納部4に収納されたスプーンC1と、箸取付部5に取り付けられた箸C2とのガタツキを抑えることが可能である。したがって、この食器具携帯用ケース1の携帯時に、“カチャ、カチャ”といった不快な音が発生するといったことを防ぎつつ、優れた携帯性を得ることが可能である。
なお、本発明は、上記実施形態のものに必ずしも限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上記食器具携帯用ケース1では、第1の食器具C1としてスプーンを収納し、第2の食器具C2として箸を収納した構成となっているが、第1の食器具C1として、スプーンの代わりに、フォークなどを収納することも可能である。また、第2の食器具C2として、箸の代わりに、ナイフやフォーク、スプーンなどを収納することも可能である。
1…食器具携帯用ケース 2…ケース本体 2a…上部開口部 2d…膨出部 3…蓋体 4…スプーン収納部(収納部) 4a…先端側凹部 4b…基端側凹部 5…箸取付部(取付部) 6…保持部材 7…ヒンジ部 8…蓋ロック機構 9…当接部 10…規制部 11a,11b…リブ部 12a,12b…スリット部 13a,13b…係合片 14a,14b…ストッパー部 15a,15b…ストッパー部 16a,16b…保持片 17…孔部 18a,18b…段差部 K…収納空間 C1…スプーン(第1の食器具) C2…箸(第2の食器具)

Claims (9)

  1. 上部が開口したケース本体と、前記ケース本体の上部開口部を開閉する蓋体とを備え、前記ケース本体と前記蓋体との間に形成される収納空間に食器具を収納することによって、前記食器具を携帯可能とする食器具携帯用ケースであって、
    前記ケース本体は、内側に第1の食器具が収納される収納部を有し、
    前記蓋体は、内面に第2の食器具が取り付けられる取付部を有し、
    前記蓋体が前記ケース本体の上部開口部を閉塞することによって、前記第1の食器具と前記第2の食器具とが互いに向かい合った状態で前記収納空間に収納され
    前記取付部は、前記第2の食器具を保持する保持部材を有し、
    前記保持部材は、弾性部材からなり、前記蓋体の内面に対して着脱自在に取り付けられ、
    前記第1の食器具と前記第2の食器具とが互いに向かい合った状態において、前記第2の食器具を保持する前記保持部材が前記第1の食器具と当接されることを特徴とする食器具携帯用ケース。
  2. 前記保持部材は、前記第2の食器具を着脱自在に保持する一対の保持片を有し、
    前記第2の食器具は、前記一対の保持片の間に保持されることを特徴とする請求項に記載の食器具携帯用ケース。
  3. 前記蓋体が前記ケース本体の上部開口部を閉塞した状態において、前記第2の食器具の一部が前記収納部の内側に位置することを特徴とする請求項1又は2に記載の食器具携帯用ケース。
  4. 前記蓋体は、前記内面の長手方向の中途部に位置して、前記内面の幅方向の両側から互いに内向きに突出された一対のリブ部と、前記内面と前記一対のリブ部との間に形成された一対のスリット部とを有し、
    前記保持部材は、幅方向の両側に前記一対のスリット部と係合される一対の係合片を有し、
    前記蓋体の内面に沿って前記保持部材を前記蓋体の長手方向の一端側から他端側に向かってスライドさせながら、前記一対のスリット部に前記一対の係合片を係合させることによって、前記蓋体の内面に対して前記保持部材が取り付けられることを特徴とする請求項の何れか一項に記載の食器具携帯用ケース。
  5. 前記保持部材は、前記一対のスリット部に前記一対の係合片が係合された位置にて前記一対のリブ部の一端側と当接される一対のストッパー部を有することを特徴とする請求項に記載の食器具携帯用ケース。
  6. 前記保持部材は、前記内面の長手方向の中央よりも他端側に偏倚した位置に取り付けられていることを特徴とする請求項の何れか一項に記載の食器具携帯用ケース。
  7. 前記蓋体の内面及び前記収納部は、長手方向の一端側から他端側に向かって漸次幅が狭くなる形状を有し、
    前記保持部材は、前記長手方向の一端側から他端側に向かって漸次幅が狭くなる形状を有することを特徴とする請求項の何れか一項に記載の食器具携帯用ケース。
  8. 前記収納部は、長手方向の一端側に前記第1の食器具の先端側が収納される先端側凹部と、長手方向の他端側に前記第1の食器具の基端側が収納される基端側凹部とを有し、
    前記第2の食器具は、先端側を前記長手方向の一端側に向けた状態で、前記取付部に取り付けられることを特徴とする請求項1~の何れか一項に記載の食器具携帯用ケース。
  9. 前記基端側凹部には、前記第1の食器具の基端側の位置を規制する規制部が設けられていることを特徴とする請求項に記載の食器具携帯用ケース。
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