JP3143055U - 携帯用のカトラリーセットおよびその容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】和食と洋食と中華料理に対応できる飲食用具を分離式及び組み立て式にしつつシンプルな構造の携帯用のカトラリーセットと、かつこれを衛生的でコンパクトに収納することを可能にした携帯用の容器を提供する。
【解決手段】10aと10bは箸分離体としての把持部であり、把持部10aと10bの一端部には嵌合孔11aと11bが成形され、20aと20bは箸分離体としての食物挟持部であり、食物挟持部20aと食物挟持部20bの後端部には食物挟持部凸状体21aを設けさらに先端部が半球状になるように形成される。30はフォーク分離体としてのフォーク部であり、フォーク部30の後端部にはフォーク部凸状体31とその先端部が半球状になるように形成され、40はスプーン分離体としてのスプーン部であり、スプーン部40の後端部にはスプーン部凸状体41とその先端部が半球状になるように形成される。
【選択図】図1

Description

本考案は、箸または(及び)フォークまたは(及び)スプーンまたは(及び)ナイフなどの飲食用具本体の任意の位置に少なくとも2つに分離できるように形成されており、前記飲食用具本体の分離部位には夫々着脱可能手段を設けたことを特徴とする携帯用のカトラリーセットおよび前記飲食用具の分離体を収納し保持できるようにした容器体であることを特徴とする携帯用のカトラリーセットの容器に関するものである。
従来から、学校や職場において、学生や社会人が主に昼食用の弁当や軽食を持参する場合でも割り箸やプラスチック製のフォーク,スプーン,ナイフ等の飲食用具を持参して、食後に使い捨てされ廃棄物になる場合が多く、資源保護や環境問題上の観点から、何とか改善できないものかという指摘を受けていたが、これらの事情によって、自分用の箸またはフォーク,スプーン,ナイフ等の飲食用具を携行しようとする、社会人や学生が増加してきている。
また、従来からスーパーマーケットやコンビニエンスストア等の小売店で弁当やインスタント食品等を購入すると、割り箸やプラスチック製のフォーク,スプーン,ナイフ等の飲食用具が内蔵または装備または別途必要に応じて客に手渡されている場合が多く、そしてこれらの飲食用具の大半は使用後に使い捨てされ廃棄物になる場合が多く、資源保護や環境問題上の観点から、何とか改善できないものかという指摘を受けていたが、これらの事情によって、自分用の箸またはフォーク,スプーン,ナイフ等の飲食用具を携行しようとする、社会人や学生が増加してきている。
また、従来から公園や行楽地などの野外で食事をしたり、観光地やキャンプ場やスポーツイベント会場などで食事をしたりする場合において、割り箸やプラスチック製のフォーク,スプーン,ナイフ等の飲食用具を利用する場合が多く、その中の大部分は食後に使い捨てされ廃棄物になる場合が多く、資源保護や環境問題上の観点から、何とか改善できないものかという指摘を受けていたが、これらの事情によって、自分用の箸またはフォーク,スプーン,ナイフ等の飲食用具を携行しようとする、社会人や学生が増加してきている。
そこで、近年になると、主にプラスチック製または金属製の、はし、フォーク,スプーン,ナイフ等の飲食用具を個別に携帯するための容器に収納したり、これらの飲食用具全部またはこれらの飲食用具の中から任意に選択したものを収納したりする携帯用の容器が知られていて、例えば学校や職場において、学生や社会人が主に昼食用の弁当や軽食を持参する場合でも上述した携帯用の容器を利用する場合が多くなってきたが、それでもまだまだ携帯に不便であり十分とは言えないという指摘がなされていた。
また、例えばスーパーマーケットやコンビニエンスストア等の小売店で弁当やインスタント食品等を購入する場合でも上述した携帯用の容器を利用する場合が多くなってきたが、それでもまだまだ携帯に不便であり十分とは言えないという指摘がなされていた。
また、例えば公園や行楽地などの野外で食事をしたり、観光地やキャンプ場やスポーツイベント会場などで食事をしたりする場合でも上述した携帯用の容器を利用する場合が多くなってきたが、それでもまだまだ携帯に不便であり十分とは言えないという指摘がなされていた。
そこで、近年になると上述した問題点を改善または解決するための開発例が多々見られるようになってきた。
例えば、携行に便利で衛生的であり、構成も簡素で大量生産によって低価格で供給が可能な飲食用具収納ケースの提供を課題とし、その解決手段として、飲食用具と実質的に同じ長さを有し、長手方向の一端に飲食用具を出し入れするための開口を有する口部が形成された有底筒状のケース本体と、口部に着脱自在に取り付けられる蓋体とを有し、ケース本体内部の口部から胴部,底部に至るまでを滑らかな連続面として形成し、底部の外部形状又は底部の内部形状を半球状に形成してもよく、口部を市販の飲料容器の口部と同規格に形成し、前記飲料容器のキャップを蓋体として利用することを特徴とする、飲食用具収納ケースの開発案件が知られている。(特開2007−215641号公報を参照する)
また、例えば、はし、スプーン及びフォークを一体的にした携帯に便利で、球形状物を容易に挾持できる衛生的な飲食用具の提供を目的とし、その構成が、上端にスプーン部を下端にフォーク部を備えたスプーンとフォークの組合わせ部材と、該組合わせ部材に着脱可能なはしとから構成し、スプーンとフォークの組合わせ部材の固定基台には左右両側に円弧面を有する凹部と切欠部を有する嵌合孔を形成した突出片とを設け、はしの円弧状端壁上に凹溝を形成し、該凹溝内には組合わせ部片の固定基台に形成した嵌合孔に嵌合可能にした横杆を取付け、はしの下端の挾持部にはその外周面上に複数の滑り止め突出粒子を形成した飲食用具の開発案件が知られている。(実用新案登録第3016480号公報を参照)
また、例えば、同時にさじと箸の主な機能を有し使用性が向上できる新しい食事用具即ち食卓さじ状箸の提供を課題とし、その解決手段として、食卓さじ状箸であり、1対の箸の棒部と、箸の棒部の先端に位置し、食卓さじ状凹入部を有する1対の食卓さじ状端部と、箸の棒部の基端に設けられ、1対の食卓さじ状凹入部を同一方向に向かせるように箸の棒部を動き自在につながせる基端接続装置とが含まれ、この食卓さじ状端部は箸の棒部と一体、或いは別体であることを特徴とする食卓さじ状箸の開発案件が知られている。(実用新案登録第3075521号公報を参照する)
ところで、箸、スプーン、フォーク、ナイフ、などを単体または組合わせた、一般的にはカトラリーと呼ばれている飲食用具を収納するための収納容器は従来から種々のものが発明または考案され公知になっている。
ところが、従来の箸、フォーク,スプーン,ナイフ等の飲食用具の収納容器では、例えばこれら全部を揃えた場合には収納容器が大きくなり、利用者が携帯するには便利であるとはいえない、という指摘を受けている。
また、従来のはし、フォーク,スプーン,ナイフ等の飲食用具の収納容器では、例えばこれら全部を揃えた場合には、利用者が携帯中にこれら飲食用具が容器の中でガタツキ音を発し携帯者または周囲の人に不快感を与える場合があった。
また、従来のはし、フォーク,スプーン,ナイフ等の飲食用具の収納容器では、例えばこれら全部を揃えた場合に、これらの飲食用具全部を組立て式にした開発例は少なかった。
また、例えば、特開2007−215641号公報の飲食用具収納ケースの開発案件では、対象とする飲食用具が主に箸であり、他の飲食用具を利用するための汎用性が少なく、ケース本体内部には消費者の衛生的ニーズに対する手段が少なく、またケース本体内部のガタツキ音対策がなされておらず、これらの理由により消費者の視点からの商品的魅力が少ないという、関連業者からの指摘がなされている。
また、例えば、登録実用新案第3016480号公報の飲食用具は、はしとしてもスプーンとしてもフォークとしても利用できることを特徴とするが、着脱部分の構造が複雑であることで、製造コストがかかり製品化の障害になるという関連業者からの指摘がなされている。また、専用の収納容器が考慮されていないので衛生的に携帯するための手段が不足していると言う指摘もなされている。
また、例えば、登録実用新案第3075521号公報の食卓さじ状箸の開発案件では、箸としてもさじとしても使用できることを特徴とするが、さじ(スプーン)として使用する場合は、スープ等の液体系の食品を食する場合に不具合が生じたり利用者のイライラ感が高じたりする場合が起こりうることを関連業者から指摘されている。
また、上述した問題点の一部を解決する案件として、本願出願人は少なくとも箸に関しての改善案を出願済みであり、それは、組立て式箸の製造コストが経済的でありながら組み立てプロセスが容易であり、箸用の収納容器の製造コストが経済的でありながら使い易くてデザインも楽しめて、組立て式箸を収納容器内に収納してもガタツキ音もなく衛生的でコンパクトに携帯することを可能にした、携帯用の箸収納容器の提供を課題とし、その構成が、筒状容器体は容器体一端部が閉じられ容器体他端部に開口部を設けた構造であり、蓋部は開口部に着脱可能になるよう設計され蓋部一端部と蓋部他端部と側面部の任意の部位に凹部が形成され蓋部他端部の略平面状になるよう形成させ、箸は把持部と食物挟持部とで形成され、把持部と食物挟持部とが分離したり結合したりするために凸状結合部と凹状結合部が設けられ、蓋部の蓋部一端部には少なくとも一組の箸を着脱可能にし保持するための手段を設け、また箸は箸先端部または箸後端部で構成された箸でもあり、箸の先端部または後端部と蓋部一端部とを着脱可能に装着できかつ保持できるようになっていることを特徴とする携帯用の箸収納容器を出願済みである。(実用新案登録第3138455号公報を参照)ところが、この開発案件に関しては、箸に関しては良好な解決策であることは関連業者も認めるものであったが、洋食の場合にも対応可能な汎用性のある携帯用の飲食用具の開発を懇願されていた。
本考案は、上記の課題を解決するために成されたものであり、和食ばかりでなく洋食や中華料理にも対応できる飲食用具を分離式及び組み立て式にしても経済的に生産することが可能であり、そのためにシンプルな構造であり、かつ衛生的でコンパクトに携帯できるようにした、携帯用のカトラリーまたは携帯用のカトラリーセットの提供を目的とする。
また、本考案の組立て式飲食用具の着脱が容易であり、収納時や携行時のガタツキ音もなく衛生的でコンパクトに収納することを可能にした、携帯用のカトラリーセットの容器の提供を目的とする。
課題を解決するための第一の手段(請求項1)は、箸または(及び)フォークまたは(及び)スプーンまたは(及び)ナイフなどの飲食用具本体の任意の位置に少なくとも2つに分離できるように形成されており、前記飲食用具本体の分離部位には夫々着脱可能手段を設けたことを特徴とする、携帯用のカトラリーセットを提供することである。
課題を解決するための第一の手段で記述した、前記飲食用具本体(箸またはフォークまたはスプーンまたはナイフ、箸及びフォーク及びスプーン及びナイフ、箸及びフォークまたはスプーンまたはナイフ、箸及びスプーンまたはナイフまたはフォーク、箸及びナイフまたはスプーンまたはフォーク、箸及びフォーク及びスプーンまたはナイフ、箸及びスプーン及びナイフまたはフォーク、箸及びナイフ及びスプーンまたはフォーク、)の任意の位置に少なくとも2つに分離できるように形成されており、前記飲食用具本体の分離部位には夫々着脱可能手段を設けるための手段に関しては、前記飲食用具本体の任意の位置から比較的力を入れなくても分離させることが可能で、分離状態の前記飲食用具が再度結合できるようにする機能や作用を実現させる技術的手段や構造的的手段に関しては何を用いても構わない。
前記飲食用具本体または前記飲食用具の分離体の素材に関しては、木製(木質系素材であれば何を用いても構わない。本考案では竹製も含まれる)や合成樹脂製(合成樹脂系素材であれば何を用いても構わない)や金属製(金属系素材であれば何を用いても構わない)やセラミック製(セラミック系素材であれば何を用いても構わない。本考案ではガラス製も含まれる)の中から選択して用いることができる。木製であれば切削加工かプレス加工を用いればよいし、合成樹脂製であれば一般的には射出成形やブロー成形すればよく、金属製であれば切削加工でもプレス加工でも鍛造加工でもどちらでもよい。
また、前記素材には、抗菌性を有する材料を所定量混合させて形成させてもよいし、前記飲食用具本体または前記飲食用具の分離体の表面を抗菌性を有する材料でコーティングさせることも好ましい。なお、抗菌性を有する材料に関しては、一般的には安全性が高いタイプとして知られている、銀組成物(一例では金属銀微粒子を含む組成物)、銅組成物(一例では金属銅微粒子を含む組成物)、亜鉛組成物(一例では酸化亜鉛を含む組成物)、チタン組成物(一例では酸化チタンを含む組成物)、ホウ素組成物(一例ではホウ酸を含む組成物)、有機酸類(一例では酢酸を含む組成物)、などから少なくとも一種類を選択して用いればよい。
なお、抗菌性を有する材料を用いて形成することに関しては、前記飲食用具本体または前記飲食用具の分離体を形成する材料を選択した後に、0.1重量%〜5重量%の範囲で一般的に知られた抗菌材料を添加すればよく、一般的には前記抗菌材料が0.1重量%未満では効果が少なく5重量%以上では効果に比べてコストが上昇し使用しづらくなる。また、前記飲食用具本体または前記飲食用具の分離体の表面を抗菌性を有する材料でコーティングすることに関しては、前記抗菌性材料の中から選択した少なくとも一種を添加した塗料を付着させたり、抗菌性を有する金属を鍍着させたり、前記抗菌性材料の中から選択した少なくとも一種をプラズマ蒸着させたり、前記抗菌性材料の中から選択した少なくとも一種を静電塗装させたりする。
課題を解決するための第二の手段(請求項2)は、前記飲食用具が2つに分離できる場合において、前記飲食用具の分離体が箸の場合には一組の把持部と一組の食物挟持部で形成され、前記飲食用具の分離体がフォークの場合には少なくとも一つの把持部と少なくとも一つのフォーク部で形成され、前記飲食用具の分離体がスプーンの場合には少なくとも一つの把持部と少なくとも一つのスプーン部で形成され、前記飲食用具の分離体がナイフの場合には少なくとも一つの把持部と少なくとも一つのナイフ部で形成され、かつ前記把持部は一種類で形成されていることを特徴とする、課題を解決するための第一の手段に記載の携帯用のカトラリーセットを提供することである。
課題を解決するための第二の手段で記述した箸に関しては、一般的に市販されているタイプの形状を踏襲しており、一目で飲食用具としての「箸」であると認識される形状であり、本体の任意の部位で分離されている状態であっても速やかに「箸」であると認識されるように形成されることが好ましい。
課題を解決するための第二の手段で記述したフォークに関しては、一般的に市販されているタイプの形状を踏襲しており、一目で飲食用具としての「フォーク」であると認識される形状であり、本体の任意の部位で分離されている状態であっても速やかに「フォーク」であると認識されるように形成されることが好ましい。
課題を解決するための第二の手段で記述したスプーンに関しては、一般的に市販されているタイプの形状を踏襲しており、一目で飲食用具としての「スプーン」であると認識される形状であり、本体の任意の部位で分離されている状態であっても速やかに「スプーン」であると認識されるように形成されることが好ましい。
課題を解決するための第二の手段で記述したナイフに関しては、一般的に市販されているタイプの形状を踏襲しており、一目で飲食用具としての「ナイフ」であると認識される形状であり、本体の任意の部位で分離されている状態であっても速やかに「ナイフ」であると認識されるように形成されることが好ましい。
課題を解決するための第三の手段(請求項3)は、前記食物挟持部の分離部位の着脱可能手段は所定寸法の凸状体であり、前記フォーク部の分離部位の着脱可能手段は所定寸法の凸状体であり、前記スプーン部の分離部位の着脱可能手段は所定寸法の凸状体であり、前記ナイフ部の分離部位の着脱可能手段は所定寸法の凸状体であり、前記把持部の分離部位の着脱可能手段は前記凸状体を嵌挿可能になるよう形成させた嵌合孔であることを特徴とする、課題を解決するための第一の手段に記載の携帯用のカトラリーセットを提供することである。
課題を解決するための第三の手段で記述した食物挟持部または前記フォーク部または前記スプーン部または前記ナイフ部の凸状体に関しては、例えば形状に関しては、略三角柱体、略方形柱体、略多角形柱体、略円形柱体、略楕円形柱体、などの中から選択して用いることができる。また、前記凸状体の寸法に関しては、例えば巾は数mm〜10mm程度が好ましく、例えば長さは5mm〜20mm程度が好ましい。
課題を解決するための第三の手段で記述した把持部の嵌合孔に関しては、前記凸状体が無理なく挿入または嵌入できるように設計すればよい。
課題を解決するための第四の手段(請求項4)は、前記凸状体の先端部形状を略半球状になるよう形成させることを特徴とする、課題を解決するための第三の手段に記載の携帯用のカトラリーセットを提供することである。
課題を解決するための第四の手段で記述した、前記凸状体の先端部形状を略半球状になるよう形成させることに関しては、前記凸状体の素材が、木製(木質系素材であれば何を用いても構わない。本考案では竹製も含まれる)であれば、前記凸状体の先端部形状を略半球状になるように切削加工かプレス加工を用いればよいし、合成樹脂製(合成樹脂系素材であれば何を用いても構わない)であれば、前記凸状体の先端部形状が略半球状になるように設計した金型を用いて射出成形やブロー成形すればよく、金属製(金属系素材であれば何を用いても構わない)であれば、前記凸状体の先端部形状を略半球状になるように切削加工かプレス加工か鍛造加工すればよく、セラミック製(セラミック系素材であれば何を用いても構わない。本考案ではガラス製も含まれる)であれば、前記凸状体の先端部形状を略半球状になるように形成させて焼結すればよい。
課題を解決するための第五の手段(請求項5)は、前記飲食用具の分離体を少なくとも2組分収納し保持できるようにした容器体であり、前記分離体の保持手段が、前記容器体の内部の所定位置に、前記分離体の少なくとも一端を挟着するように形成した挟着具を少なくとも2組分設けることを特徴とする、課題を解決するための第一の手段から課題を解決するための第四の手段のいずれかに記載の携帯用のカトラリーセットの容器を提供することである。
課題を解決するための第五の手段で記述した容器体に関しては、前記飲食用具が収納できるようになっていればどんなタイプを用いても構わない。例えば、開口部が一つのタイプでも二つのタイプでもよい。また、下部収納体と上部収納体で構成される容器体の場合には、下部収納体と上部収納体が着脱自在に分離できるようになっているタイプでもよい。また、下部収納体と上部収納体で構成される容器体の場合に下部収納体の一端部と上部収納体の一端部が軸着または蝶着または回動自在になるよう係着されているタイプでもよい。また、下部収納体または上部収納体または下部収納体と上部収納体の内部に軟質素材を装着または固着させてもよい。
課題を解決するための第五の手段で記述した容器体の素材に関しては、木製(木質系素材であれば何を用いても構わない。本考案では竹製も含まれる)や合成樹脂製(合成樹脂系素材であれば何を用いても構わない)や金属製(金属系素材であれば何を用いても構わない)やセラミック製(セラミック系素材であれば何を用いても構わない。本考案ではガラス製も含まれる)の中から選択して用いればよい。また、前記軟質素材を用いる場合は、前記軟質素材を内蔵する容器体の素材より軟質であればどんな素材を用いても構わない。
課題を解決するための第五の手段で記述した挟着具に関しては、前記分離体(箸の場合には一組の把持部と一組の食物挟持部で形成され、フォークの場合には前記把持部の内の一つとフォーク部で形成され、スプーンの場合には前記把持部の内の一つとスプーン部で形成され、ナイフの場合には前記把持部の内の一つとナイフ部で形成されている)の少なくとも一端を挟着するようになっていれば、どんな構造の挟着具でも構わない。
なお、前記挟着具の素材に関しては、木製(木質系素材であれば何を用いても構わない。本考案では竹製も含まれる)や合成樹脂製(合成樹脂系素材であれば何を用いても構わない)や金属製(金属系素材であれば何を用いても構わない)やセラミック製(セラミック系素材であれば何を用いても構わない。本考案ではガラス製も含まれる)の中から選択して用いればよい。また、前記軟質素材を用いる場合は、前記軟質素材を内蔵する容器体の素材より軟質であればどんな素材を用いても構わない。
課題を解決するための第五の手段で記述した挟着具を前記容器体の内部に設ける手段に関しては、前記挟着具を前記容器体の所定の位置になるように設計し前記容器体と一体成形してもよいし、必要な数量の前記挟着具を前記容器体の所定の位置に圧着または嵌着または接着または挿着または貼着または粘着または鋲着または融着または螺着させて設けてもよい。また、前記容器体の内部に軟質素材を内蔵させる場合は、この軟質素材の所定の位置になるように設計し軟質素材と一体成形してもよいし、必要な数量の前記挟着具を前記軟質素材の所定の位置に圧着または嵌着または接着または挿着または貼着または粘着または鋲着または融着または螺着させて設けてもよい。
以上の構成からなる本考案の携帯用のカトラリーセットおよび携帯用のカトラリーセットの容器を提供できることで、以下のような優れた効果を奏することができる。
請求項1(及び課題を解決するための第一の手段で記述された内容)と請求項2(及び課題を解決するための第二の手段で記述された内容)の考案より、箸やフォークやスプーンやナイフなどの飲食用具が、一つの容器に収納かつ保持されているにも関わらず、前記各飲食用具が分離された状態で保持され、しかも一種類の把持部が共有化されていることで、前記各飲食用具は全体の体積を小さくすることができるのでコンパクトになり携帯性に優れる。
また、請求項1(及び課題を解決するための第一の手段で記述された内容)と請求項2(及び課題を解決するための第二の手段で記述された内容)の考案と上述した考案の効果より、本考案の利用者は、コンパクトに収納された箸と洋食用の飲食用具を常時携帯できることで、外食時や野外での食事やイベント会場での割り箸やスプーン,フォーク等の使い捨て飲食用具の消費量を大幅に削減して、環境保全に貢献することができる。また、本考案が普及することは、我が国または世界的に資源の無駄が減少し、結果的に地球温暖化の対策に貢献することが可能になる。また、本考案の利用者が本考案を携帯して、主に欧米に旅行した場合でも欧米料理のレストランでは箸を用いていない場合が多いので便利である。
また、請求項1(及び課題を解決するための第一の手段で記述された内容)と請求項5(及び課題を解決するための第五の手段で記述された内容)の考案より、前記各飲食用具の材料または表面に、抗菌性を備えた材料を用いたりコーティングすることで、利用者への安全性が向上し安心感を与えることができ、さらに前記容器の内部や外部の材料または表面に、抗菌性を備えた材料を用いたりコーティングすることで、利用者への安全性が向上し安心感を与えることができる。
また、請求項3(及び課題を解決するための第三の手段で記述された内容)と請求項4(及び課題を解決するための第四の手段で記述された内容)の考案より、本考案の利用者が本考案を利用する場合は、例えば2つの把持部の嵌合孔に2つの食物挟持部の凸状体をスムーズに嵌挿できるので容易に一組の箸を組み立てることができその結果本考案の利用者は満足感を感じながら安心して飲食用具としての「箸」を利用することができる。また、例えば1つの把持部の嵌合孔に1つのフォーク部の凸状体をスムーズに嵌挿できるので容易に一つのフォークを組み立てることができその結果本考案の利用者は満足感を感じながら安心して飲食用具としての「フォーク」を利用することができる。また、例えば1つの把持部の嵌合孔に1つのスプーン部の凸状体をスムーズに嵌挿できるので容易に一つのスプーンを組み立てることができその結果本考案の利用者は満足感を感じながら安心して飲食用具としての「スプーン」を利用することができる。また、例えば1つの把持部の嵌合孔に1つのナイフ部の凸状体をスムーズに嵌挿できるので容易に一つのナイフを組み立てることができその結果本考案の利用者は満足感を感じながら安心して飲食用具としての「ナイフ」を利用することができる。
また、請求項3(及び課題を解決するための第三の手段で記述された内容)と請求項4(及び課題を解決するための第四の手段で記述された内容)の考案と上述した考案の効果より、本考案の箸の分離作業前や分離作業中や分離作業後または組立て作業前や組立て作業中や組立て作業後においても食物挟持部の凸状体によって怪我をする可能性が低下することで本考案の箸の利用者は、安心して本考案の箸を利用することができる。また、本考案のフォークの分離作業前や分離作業中や分離作業後または組立て作業前や組立て作業中や組立て作業後においてもフォーク部の凸状体によって怪我をする可能性が低下することで本考案のフォークの利用者は、安心して本考案のフォークを利用することができる。また、本考案のスプーンの分離作業前や分離作業中や分離作業後または組立て作業前や組立て作業中や組立て作業後においてもスプーン部の凸状体によって怪我をする可能性が低下することで本考案のスプーンの利用者は、安心して本考案のスプーンを利用することができる。また、本考案のナイフの分離作業前や分離作業中や分離作業後または組立て作業前や組立て作業中や組立て作業後においてもナイフ部の凸状体によって怪我をする可能性が低下することで本考案のナイフの利用者は、安心して本考案のナイフを利用することができる。
また、請求項5(及び課題を解決するための第五の手段で記述された内容)の考案より、本考案の飲食用具を確実に前記容器内に保持できるのと、前記飲食用具同士が接触することがないので、接触音やガタツキ音などの不快音がなくかつ衛生的である。したがって、本考案の利用者には安心感と満足感を与えることができる。
以下、本考案の携帯用のカトラリーセットおよびその容器を提供するための実施の形態の一例について、図1〜図6に基づいて説明する。なお本考案は、当業者であれば、本明細書に記載の内容によって本考案の技術的特徴や効果を容易に理解できる。本考案に係る実質的な技術内容は、広汎に実用新案登録請求の範囲内に定義される。また、本考案は図示の実施の形態に限定されるものではなく、本考案の要旨の範囲内で数々の変更態様が可能であることは言うまでもない。
図1は本考案の実施の形態例を示す概略説明図であり、図2は本考案の実施の形態例を示す概略説明図であり、図3は本考案の実施の形態例を示す概略説明図であり、図4は本考案の実施の形態例を示す概略説明図であり、図5は本考案の実施の形態例を示す概略説明図であり、図6は本考案の実施の形態例を示す概略説明図である。
図1から図3を用いて本考案の携帯用のカトラリーセットの概略である実施例1を説明すると、まず、10aは一本の箸を略中間部で切断したような形状かつ片手で十分に把持できるような寸法に形成させた箸分離体としての把持部であり、把持部10aの一端部には把持部10aの一端部の直径よりは小さくなるように深さが5mm〜20mm位の円筒形状になるように設計された嵌合孔11aと共に熱可塑性プラスチックで成形され、10bは一本の箸を略中間部で切断したような形状かつ片手で十分に把持できるような寸法に形成させた箸分離体としての把持部であり、把持部10bの一端部には把持部10bの一端部の直径よりは小さくなるように深さが5mm〜20mm位の円筒形状になるように設計された嵌合孔11bと共に熱可塑性プラスチックで成形される。
また、20aは一本の箸を略中間部で切断したような形状かつ食物を十分に挟持できるような寸法に形成させた箸分離体としての食物挟持部であり、食物挟持部20aの後端部には嵌合孔11a及び嵌合孔11bに着脱自在かつ嵌挿可能になるよう形成させた凸状体である食物挟持部凸状体21aを設けるように設計され熱可塑性プラスチックで成形され、さらに図に示す通り食物挟持部凸状体21aの先端部が半球状になるように形成され、20bは一本の箸を略中間部で切断したような形状かつ食物を十分に挟持できるような寸法に形成させた箸分離体としての食物挟持部であり、食物挟持部20bの後端部には嵌合孔11a及び嵌合孔11bに着脱自在かつ嵌挿可能になるよう形成させた凸状体である食物挟持部凸状体21bを設けるように設計され熱可塑性プラスチックで成形され、さらに図に示す通り食物挟持部凸状体21bの先端部が半球状になるように形成される。
次に図1と図4を用いて本考案の携帯用のカトラリーセットの概略である実施例2を説明すると、30は一般的な飲食用具としての一本のフォークを比較的前方位置(少なくとも食物を十分に喫食できる部位)で切断したような形状に形成させたフォーク分離体としてのフォーク部であり、フォーク部30の後端部には嵌合孔11a及び嵌合孔11bに着脱自在かつ嵌挿可能になるよう形成させた凸状体であるフォーク部凸状体31を設けるように設計され熱可塑性プラスチックで成形され、さらに図に示す通りフォーク部凸状体31の先端部が半球状になるように形成される。
また、40は一般的な飲食用具としての一本のスプーンを比較的前方位置(少なくとも食物を十分に喫食できる部位)で切断したような形状に形成させたスプーン分離体としてのスプーン部であり、スプーン部40の後端部には嵌合孔11a及び嵌合孔11bに着脱自在かつ嵌挿可能になるよう形成させた凸状体であるスプーン部凸状体41を設けるように設計され熱可塑性プラスチックで成形され、さらに図に示す通りスプーン部凸状体41の先端部が半球状になるように形成される。
図5と図6を用いて本考案の携帯用のカトラリーセットの容器の概略である実施例3を説明すると、Cは、把持部10aと把持部10bや食物挟持部20aと食物挟持部20bやフォーク部30やスプーン部40を収納し着脱自在に保持できる手段を備えた容器体であり、容器体Cは第一収納体C10と第二収納体C20で構成され、第一収納体C10には把持部10aと把持部10b及び食物挟持部20aと食物挟持部20bを着脱自在に保持できる手段が備えてあり、第二収納体C20にはフォーク部30及びスプーン部40を着脱自在に保持できる手段を備えてあり、第一収納体C10の一端部と第二収納体C20の一端部を開閉自在に結合する手段である開閉自在結合手段C30を介して接続されるように設計され熱可塑性プラスチックで成形されている。
なお、第一収納体C10に備えた把持部10aと把持部10b及び食物挟持部20aと食物挟持部20bを着脱自在に保持できる手段の一実施例として、第一収納体C10の食物挟持部20aの保持手段には図示した位置に食物挟持部凸状体21aを着脱自在に挟着できるように形成された挟着具C11を設け、第一収納体C10の食物挟持部20bの保持手段には図示した位置に食物挟持部凸状体21bを着脱自在に挟着できるように形成された挟着具C12を設け、第一収納体C10の把持部10aの保持手段には図示した位置に嵌合孔11aの付近を着脱自在に挟着できるように形成された挟着具C13を設け、第一収納体C10の把持部10bの保持手段には図示した位置に嵌合孔11bの付近を着脱自在に挟着できるように形成された挟着具C14を設ける。
また、第二収納体C20に備えたフォーク部30とスプーン部40を着脱自在に保持できる手段の一実施例として、第二収納体C20のフォーク部30の保持手段には図示した位置にフォーク部凸状体31を着脱自在に挟着できるように形成された挟着具C21を設け、第二収納体C20のスプーン部40の保持手段には図示した位置にスプーン部凸状体41を着脱自在に挟着できるように形成された挟着具C22を設ける。
図1から図6を用いて本考案の携帯用のカトラリーセットの使用例としての実施例4を説明すると、本考案の利用者(例えば、ある和食店の近所の会社で働いている30代のOL)が昼食時に、例えばサラダ付きの定食を食べようとしていて、テーブル上の割り箸容器に目をやるが、おもむろに持参したポーチの中から容器体Cを取り出し図5と図6に示すように第一収納体C10と第二収納体C20が開放状態になるようにして、まず食物挟持部20aの略中間部を右手の人差し指と親指で第一収納体C10から離すようにして持ち上げると食物挟持部凸状体21aが挟着具C11の挟着状態から開放されるのでそれを左手で保持し、次に把持部10aの略中間部を右手の人差し指と親指で第一収納体C10から離すようにして持ち上げると嵌合孔11a付近が挟着具C13の挟着状態から開放されるので、左手側の食物挟持部凸状体21aの先端部分の球状体を右手側の嵌合孔11aの開口部分に接触させた後に速やかに摺動させそのまま嵌合させることで図2に示すように二本の内の一本の箸が組み立てられ前記テーブル上の任意の位置に載置する。次に、食物挟持部20bの略中間部を右手の人差し指と親指で第一収納体C10から離すようにして持ち上げると食物挟持部凸状体21bが挟着具C12の挟着状態から開放されるのでそれを左手で保持し、次に把持部10bの略中間部を右手の人差し指と親指で第一収納体C10から離すようにして持ち上げると嵌合孔11b付近が挟着具C14の挟着状態から開放されるので、左手側の食物挟持部凸状体21bの先端部分の球状体を右手側の嵌合孔11bの開口部分に接触させた後に速やかに摺動させそのまま嵌合させることで図2に示すように二本の内の一本の箸が組み立てられことで、本実施例の利用者は本実施例の一組の箸を用いて本実施例の定食を食すがサラダを食すために、まず食物挟持部20bの食物挟持部凸状体21bの付近を左手で保持し把持部10bの嵌合孔11b付近を右手で挟着し引き上げることで図2と図3に示すように一本の箸が分離するので、左手で保持した把持部10bの嵌合孔11bの開口部分にフォーク部30のフォーク部凸状体31の先端部分の球状体を、接触させた後に速やかに摺動させそのまま嵌合させることで図1と図4に示すように一本のフォークが形成され、本実施例の利用者は快適にサラダを食すことができ、食後本実施例の利用者は分離した飲食用具を第一収納体C10と第二収納体C20に収納しこれを閉じた状態である容器体Cをポーチの中に戻し満足して和食店を出て仕事場に戻った。
図1から図6を用いて本考案の携帯用のカトラリーセットの使用例としての実施例5を説明すると、本考案の利用者(例えば、あるイベント会場に来場中の40代の男性サラリーマン)が昼食時に、例えば売店でスパゲティランチ(スパゲティとサラダとデザートのプリンという組合せ)を購入し、売り子が提供した使い捨てタイプのプラスチック製のフォークとスプーンを断り、上着の胸ポケットに常時収納している容器体Cを取り出し図5と図6に示すように第一収納体C10と第二収納体C20が開放状態になるようにして、まず把持部10aの略中間部を右手の人差し指と親指で第一収納体C10から離すようにして持ち上げると嵌合孔11a付近の挟着具C13の挟着状態から開放されるのでそれを左手で保持し、次にフォーク部30のフォーク部凸状体31付近を右手の人差し指と親指で第二収納体C20から離すようにして持ち上げるとフォーク部凸状体31が挟着具C21の挟着状態から開放されるので、左手側の嵌合孔11aの開口部分にフォーク部凸状体31の先端部の球状体を接触させた後に速やかに摺動させそのまま嵌合させることで図1と図4に示すように一本のフォークが形成され、本実施例の利用者は快適にスパゲティとサラダを食すことができ、次に、把持部10bの略中間部を右手の人差し指と親指で第一収納体C10から離すようにして持ち上げると嵌合孔11b付近の挟着具C14の挟着状態から開放されるのでそれを左手で保持し、次にスプーン部40のスプーン部凸状体41付近を右手の人差し指と親指で第二収納体C20から離すようにして持ち上げるとスプーン部凸状体41が挟着具C22の挟着状態から開放されるので、左手側の嵌合孔11bの開口部分にスプーン部凸状体41の先端部の球状体を接触させた後に速やかに摺動させそのまま嵌合させることで図1と図4に示すように一本のスプーンが形成され、本実施例の利用者は快適にデザートのプリンを食すことができ、食後本実施例の利用者は分離した飲食用具を第一収納体C10と第二収納体C20に収納しこれを閉じた状態である容器体Cを上着の胸ポケットに戻し満足しながら再びイベント会場に戻った。
本明細書の中で上記において引用されたすべての参考文献は完全にそのまま参照部に取り込まれる。
本考案の携帯用のカトラリーセットおよびその容器は、上記の第1〜第3の実施形態及びこの変形例に基づいて種々に変形することが可能である。
本考案の携帯用のカトラリーセットおよびその容器は、主に利用者が日常の食生活の中で利用することを目的にしているが、和食や洋食や中華料理を提供する飲食店が、本考案の携帯用のカトラリーセットおよびその容器を取扱い商品として販売を推進することで、我が国の飲食用具の使い捨て文化を変えることが可能であり結果的に環境問題の改善に貢献できることで、広く社会に伝える価値がある考案である。
本考案の実施の形態例を示す概略説明図である。 本考案の実施の形態例を示す概略説明図である。 本考案の実施の形態例を示す概略説明図である。 本考案の実施の形態例を示す概略説明図である。 本考案の実施の形態例を示す概略説明図である。 本考案の実施の形態例を示す概略説明図である。
符号の説明
10a,10b 把持部
11a,11b 嵌合孔
20a,20b 食物挟持部
21a,21b 食物挟持部凸状体
30 フォーク部
31 フォーク部凸状体
40 スプーン部
41 スプーン部凸状体41
C 容器体
C10 第一収納体
C20 第二収納体
C30 開閉自在結合手段
C11,C12,C13,C14 挟着具
C21,C22 挟着具

Claims (5)

  1. 箸または(及び)フォークまたは(及び)スプーンまたは(及び)ナイフなどの飲食用具本体の任意の位置に少なくとも2つに分離できるように形成されており、前記飲食用具本体の分離部位には夫々着脱可能手段を設けたことを特徴とする、携帯用のカトラリーセット。
  2. 前記飲食用具が2つに分離できる場合において、前記飲食用具の分離体が箸の場合には一組の把持部と一組の食物挟持部で形成され、前記飲食用具の分離体がフォークの場合には少なくとも一つの把持部と少なくとも一つのフォーク部で形成され、前記飲食用具の分離体がスプーンの場合には少なくとも一つの把持部と少なくとも一つのスプーン部で形成され、前記飲食用具の分離体がナイフの場合には少なくとも一つの把持部と少なくとも一つのナイフ部で形成され、かつ前記把持部は一種類で形成されていることを特徴とする、請求項1に記載の携帯用のカトラリーセット。
  3. 前記食物挟持部の分離部位の着脱可能手段は所定寸法の凸状体であり、前記フォーク部の分離部位の着脱可能手段は所定寸法の凸状体であり、前記スプーン部の分離部位の着脱可能手段は所定寸法の凸状体であり、前記ナイフ部の分離部位の着脱可能手段は所定寸法の凸状体であり、前記把持部の分離部位の着脱可能手段は前記凸状体を嵌挿可能になるよう形成させた嵌合孔であることを特徴とする、請求項1に記載の携帯用のカトラリーセット。
  4. 前記凸状体の先端部形状を略半球状になるよう形成させることを特徴とする、請求項3に記載の携帯用のカトラリーセット。
  5. 前記飲食用具の分離体を少なくとも2組分収納し保持できるようにした容器体であり、前記分離体の保持手段が、前記容器体の内部の所定位置に、前記分離体の少なくとも一端を挟着するように形成した挟着具を少なくとも2組分設けることを特徴とする、請求項1から請求項4のいずれかに記載の携帯用のカトラリーセットの容器。
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