JP3047470U - 注ぎ口が2箇所に付いた急須状容器 - Google Patents
注ぎ口が2箇所に付いた急須状容器Info
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- JP3047470U JP3047470U JP1997007383U JP738397U JP3047470U JP 3047470 U JP3047470 U JP 3047470U JP 1997007383 U JP1997007383 U JP 1997007383U JP 738397 U JP738397 U JP 738397U JP 3047470 U JP3047470 U JP 3047470U
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 急須状容器の容器本体(10)を左,右
どちらの手でも安全に保持して、茶,ワインなどの液体
を茶椀などに容易に入れることができる、注ぎ口(1
1)が2箇所に付いた急須状容器を提供する。 【解決手段】 急須状容器の容器本体(10)の外周
に、前,後対称に配置した1対の注ぎ口(11)と、こ
れらの注ぎ口(11)を結ぶ線と直交させて、左,右対
称に配置した1対の保持把手(12)とを設け、左,右
どちらかの手の指先によって1対の保持把手(12)を
挟んで容器本体(10)をしっかりと保持し、容器本体
(10)内に容れた茶,ワインなどの液体を、茶椀など
に前,後一方の注ぎ口(11)から入れることが、安全
にまた簡単にできるようにした。
どちらの手でも安全に保持して、茶,ワインなどの液体
を茶椀などに容易に入れることができる、注ぎ口(1
1)が2箇所に付いた急須状容器を提供する。 【解決手段】 急須状容器の容器本体(10)の外周
に、前,後対称に配置した1対の注ぎ口(11)と、こ
れらの注ぎ口(11)を結ぶ線と直交させて、左,右対
称に配置した1対の保持把手(12)とを設け、左,右
どちらかの手の指先によって1対の保持把手(12)を
挟んで容器本体(10)をしっかりと保持し、容器本体
(10)内に容れた茶,ワインなどの液体を、茶椀など
に前,後一方の注ぎ口(11)から入れることが、安全
にまた簡単にできるようにした。
Description
【0001】
この考案は、茶,ワインなどの液体を容れるための注ぎ口が2箇所に付いた急 須状容器に関するものである。
【0002】
図1および図2において、10は上面が開口した容器本体であり、容器本体1 0の上部外周には注ぎ口11と把手12とを前後に対向させて突出させ、容器本 体10上には蓋13を着脱可能に支持させることで、急須を構成している。 図1,図2に示した従来の急須は、友人や家族と飲茶する場合に、何千年もの 間、中国人が最も一般的に用いて来たものであり、注ぎ口11と保持把手12と が急須の外周面に軸対称に配置してある。 前記急須を用いてお茶を淹れるには、容器本体10に容れた茶葉が良い香りを たてるようにするために、高温の湯を容器本体10に注ぎ込むのであるが、この 場合に、火傷をしたりしないようにすることが大切なことである。そして、急須 の表面は熱くなっており、とくに急須が、石や、磁器や、ガラスなど、脆くて硬 い材料などで作られた場合には、表面は非常に熱くなっている。
【0003】
人の指先は、熱さに敏感であり、身体の他の部分の皮膚と比べると、すぐれた 熱伝導性を有している。従来の急須では、指によって保持するため、指の基部側 の皮膚が急須の表面と接触することで、場合によっては指の皮膚が火傷しやすく なる。 また、茶を振舞う時に急須を人々の間で渡す場合には、右手を使う習慣の人、 左手を使う習慣の人があり、それぞれの癖などがあって、同じように急須を掴む のに不便なこと多く、右手でも左手でも、使う人の癖に合わせるために、急須を どちらかに回さなければならないことが多い。 さらに、従来の急須は、限定されたサイズの形状であるため、多くの指によっ てしっかりと掴むことが難しく、茶、ワインなどの液体を茶碗に入れる時に、急 須がバランスを崩しやすく、思いがけず急須と茶碗が衝突して、茶碗が割れたり 欠けたりすることがあるという問題点があった。
【0004】 この考案は、前述した問題点を解決して、人が急須に対しどの位置にいるかに 関係なく、右手を使う習慣の人も、左手を使う習慣の人も、同様にかつ確実に容 器本体を掴むことができ、より簡単に茶,ワインなどを茶碗などに入れることが でき、さらに、容器本体が熱くても火傷をする恐れがほとんどない、注ぎ口が2 箇所に付いた急須状容器を提供することを目的としている。
【0005】
請求項1の考案に係る注ぎ口が2箇所に付いた急須状容器は、容器本体の外周 に、前,後対称に配置した1対の注ぎ口と、これらの注ぎ口を結ぶ線と直交させ て左,右対称に配置した1対の保持把手とを設け、前記保持把手を、容器本体が 簡単にかつしっかりと保持できる形状に形成したものである。
【0006】
図3,図4に示すように、この考案の一実施形態に係る注ぎ口が2箇所に付い た急須状容器は、容器本体10の上面を開口10aさせ、容器本体10の上部外 周には、軸対称に配置した前,後1対の注ぎ口11と、前,後1対の注ぎ口11 を結ぶ線と直交させてこれらの間の中央部に配置した左,右1対の保持把手12 とを、それぞれ突出してある。
【0007】 前,後注ぎ口11は、左,右側壁11aをほぼ三角形状とし、上壁を欠いたほ ぼ倒立三角形錐状に形成し、容器本体10の外周壁の左,右側壁11aで囲まれ た部分には多数の貫通孔11bをそれぞれ形成してある。また、左,右保持把手 12は半円形の板状にそれぞれ形成してある。 さらに、容器本体10上には、これの開口10aを覆う倒立皿状の蓋13を着 脱可能に嵌合支持させ、蓋13の中央部上には摘み13aを突出させてあり、蓋 13は従来の急須の蓋と等しい構成にしてある。
【0008】 前記のように構成した一実施形態に係る注ぎ口が2箇所に付いた急須状容器は 、図5および図6に示すように、左手、右手のどちらかで指先の内側で挟み、簡 単に掴むことができ、個人の通常の癖に関係なく容器本体10を容易に保持する ことができる。そして、急須状容器を掴むのは、熱さに最も敏感で、すぐれた熱 伝導性を有する指先、とくにこれらの内側で行われるので、急須状容器をしっか りと、しかも容易に掴むことができる。なお、図5,図6に示すように、蓋13 の摘み13aも指先で抑え、蓋13が外れないように、容器本体1上に確実に保 持できる。
【0009】 この考案において、急須状容器は、茶以外のワイン、水、油、醤油、調味ソー スなど、様々な種類の液体を収容したり貯蔵したりする容器としても使うことが でき、前記液体の素材を食卓で簡単に利用できる。 また、この考案において、保持把手は、簡単にしっかりと急須状容器を保持す るには、前記実施形態で示した半円形にすることが好ましいが、半円形に限られ ることなく別の形状にしてもよい。また、容器全体の2箇所に付けた注ぎ口や、 蓋の摘みの形状,構成は、前記実施形態のものに限られるこなく、適宜変更でき る。 さらに、この考案の急須状容器は、石、磁器、陶器、ガラスなど、種々の材料 を使用できる。
【0010】
以上説明したように、請求項1の考案に係る注ぎ口が2箇所に付いた急須状容 器は、容器本体の外周に、前,後対称に配置した1対の注ぎ口と、これらの注ぎ 口を結ぶ線と直交させて左,右対称に配置した1対の保持把手とを設け、前記保 持把手を、容器本体が簡単にかつしっかりと保持できる形状に形成したので、次 の効果がある。
【0011】 すなわち、人が急須状容器に対しどの位置にいるかに関係なく、左,右対称の 1対の保持把手を、左,右どちらかの手の指先によって保持把手を挟んで容器本 体を保持することができ、右手を使う習慣の人も、左手を使う習慣の人も、同様 に簡単かつ確実に容器本体を掴むことができる。
【0012】 また、前,後対称に配置した1対の注ぎ口のどちらかを使って、茶,ワインな どの液体を茶碗などに入れることができて使いやすく、従来のものより安全に保 持でき、さらに、簡単に茶などの液体を茶碗などに入れることができ、さらに、 湯などの熱い液体が容器本体内にあっても、指先で保持把手を挟んでいるので、 火傷をする恐れもほとんどない。 なお、左,右対称の1対の保持把手は、平面を半円形にすることが好ましい。
【図1】従来の急須を示した斜視図。
【図2】図1に示した急須の使用状態の斜視図。
【図3】この考案の一実施形態に係る注ぎ口が2箇所に
付いた急須状容器の蓋を閉じた斜視図。
付いた急須状容器の蓋を閉じた斜視図。
【図4】図3に示した急須状容器の蓋を開いた斜視図。
【図5】図3に示した急須状容器を左手で持った使用状
態の斜視図。
態の斜視図。
【図6】図3に示した急須状容器を右手で持った使用状
態の斜視図。
態の斜視図。
10 容器本体 10a 開口 11 注ぎ口 12 保持把手 13 蓋 13a 摘み
Claims (1)
- 【請求項1】 容器本体の外周に、前,後対称に配置し
た1対の注ぎ口と、これらの注ぎ口を結ぶ線と直交させ
て左,右対称に配置した1対の保持把手とを設け、前記
保持把手を、容器本体が簡単にかつしっかりと保持でき
る形状に形成したことを特徴とする注ぎ口が2箇所に付
いた急須状容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997007383U JP3047470U (ja) | 1997-08-20 | 1997-08-20 | 注ぎ口が2箇所に付いた急須状容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997007383U JP3047470U (ja) | 1997-08-20 | 1997-08-20 | 注ぎ口が2箇所に付いた急須状容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3047470U true JP3047470U (ja) | 1998-04-14 |
Family
ID=43181778
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1997007383U Expired - Lifetime JP3047470U (ja) | 1997-08-20 | 1997-08-20 | 注ぎ口が2箇所に付いた急須状容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3047470U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9970304B2 (en) | 2015-07-22 | 2018-05-15 | General Electric Company | Rotor blade root assembly for a wind turbine |
US10060411B2 (en) | 2015-07-22 | 2018-08-28 | General Electric Company | Rotor blade root assembly for a wind turbine |
-
1997
- 1997-08-20 JP JP1997007383U patent/JP3047470U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9970304B2 (en) | 2015-07-22 | 2018-05-15 | General Electric Company | Rotor blade root assembly for a wind turbine |
US10060411B2 (en) | 2015-07-22 | 2018-08-28 | General Electric Company | Rotor blade root assembly for a wind turbine |
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