JP2001103697A - 回転電機の固定子 - Google Patents

回転電機の固定子

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JP2001103697A JP29260799A JP29260799A JP2001103697A JP 2001103697 A JP2001103697 A JP 2001103697A JP 29260799 A JP29260799 A JP 29260799A JP 29260799 A JP29260799 A JP 29260799A JP 2001103697 A JP2001103697 A JP 2001103697A
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志賀  孜
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リード部をコイルエンド群に固定するのに要
する工数低減およびリード部とコイルエンド群との間の
絶縁性向上を目的とする。 【解決手段】 多相の巻線の端部は、他の相の巻線の端
部に接続されるリード部X1、Y1、Z1を形成し、リ
ード部X1、Z1は、第1コイルエンド群31aに沿っ
て敷設されており、リード部X1、Z1は、部分的にク
ロスチューブ333に覆われ、クロスチューブ333は
第1コイルエンド群31aに接着されている。クロスチ
ューブ333には所定の厚みがあるため、リード部X
1、Z1を直接第1コイルエンド群31aに接触させず
に固定することが可能となるので、リード部X1、Z1
と第1コイルエンド群31aとの間の絶縁性を確保する
ことができる。また、リード部X1、Z1の第1コイル
エンド群31aへの固定は、接着剤334を用いて行っ
ているので、固定に要する工数を低減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転電機の固定子
に関するものであり、内燃機関により駆動される交流発
電機であって、乗用車、トラック等あるいは船舶などの
乗り物に搭載可能な車両用交流発電機に用いて好適であ
る。
【0002】
【従来の技術】三相交流発電機の各相の巻線の結線方法
の代表的なものとして、星型結線と三角結線とが知られ
ている。星型結線は、各相の巻線の一端を1か所にまと
め、各相の巻線の他端の3か所から外部負荷に電流を流
す方法である。また、三角結線は、各相の巻線の両端を
つなぎ合わせて環状にし、その接続点の3か所から外部
負荷に電流を流す方法である。
【0003】上述の異相巻線の端部どうしの接続は、固
定子鉄心の端部に形成されるコイルエンド群において行
われる。各相の巻線の一端により形成されるリード部
は、コイルエンド群の一端側に沿って配置され、異相の
巻線の一端と接続される。このリード部は、回転子やハ
ウジングとの接触を防止するため、従来は特開平2−2
14445号公報に記載のようにリード部をコイルエン
ド群に糸で縛りつけていた。
【0004】あるいは、リード部長さを短くするため、
位相の端部どうしの接続部の近くまで、リード部を巻線
として固定子スロットに巻き込む、すなわち、巻数の多
い固定子スロットを設けて、糸縛りを少なく、あるい
は、廃止するものもあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平2−214445号公報の従来技術では、リード部
をコイルエンド群に糸で縛りつけるのに要する工数が大
きいという問題があった。
【0006】また、従来は、リード部を直接コイルエン
ド群に縛りつけているため、リード部とコイルエンド群
との間の摩擦等によりそれらに傷が発生した場合には、
リード部とコイルエンド群との間の絶縁性が損なわれる
という問題もあった。
【0007】さらに、近年の車両用交流発電機の高出力
化に対応し、巻線抵抗値低減のための固定子スロット内
の巻線の占積率向上に伴い、リード部を固定子スロット
に巻き込み、巻数の多い固定子スロットを設けることも
難しい。
【0008】本発明は上記問題に鑑みなされたものであ
り、リード部をコイルエンド群に固定するのに要する工
数を低減することを目的とする。
【0009】また、本発明はリード部とコイルエンド群
との間の絶縁性を向上することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明では、多相の巻線を有し、こ
れら巻線が固定子鉄心の端部においてコイルエンド群
(31a、31b)を形成する回転電機の固定子におい
て、多相の巻線の一部であって、コイルエンド群の表面
に沿って周方向に敷設されたリード部と、リード部とコ
イルエンド群との間に形成された接着部とを有すること
を特徴とする。
【0011】これにより、リード部は接着部によってコ
イルエンド群に固定されるため、従来の糸で縛りつけて
固定するものと比較して、リード部の固定に要する工数
を低減できる。また、接着部はリード部とコイルエンド
群との間に形成されるため、リード部とコイルエンド群
との接触による傷の発生を防止でき、リード部とコイル
エンド群との間の絶縁性を確保することができる。
【0012】請求項2に記載の発明では、接着部は、リ
ード部の長さ方向に沿って互いに離れて形成された複数
の接着部を有することを特徴とする。
【0013】これにより、複数の接着部を有するため、
リード部を強固に固定することができる。しかも、それ
らが互いに離れて形成されるため、コイルエンド群の放
熱のための表面積を減少させることがない。
【0014】請求項3に記載の発明では、リード部は、
他のリード部と接合されて接合部を形成しており、接着
部は、接合部を覆う樹脂(337)により形成されてい
ることを特徴とする。
【0015】これにより、接合部を保護する樹脂によっ
て、その接合部まで敷設されたリード部の固定が可能で
ある。
【0016】請求項11に記載の発明では、多相の巻線
の端部は、他の相の巻線の端部に接続されるリード部
(X1、Y1、Z1)を形成し、リード部(X1、Y
1、Z1)は、一方のコイルエンド群(31a、31
b)に沿って敷設されており、リード部(X1、Y1、
Z1)は、部分的に絶縁体(333、335、336)
に覆われ、絶縁体(333、335、336)は一方の
コイルエンド群(31a、31b)に接着されているこ
とを特徴としている。
【0017】これによると、リード部(X1、Y1、Z
1)は絶縁体(333、335、336)に覆われてお
り、その絶縁材(333、335、336)がコイルエ
ンド群(31a、31b)に接着されることにより、リ
ード部(X1、Y1、Z1)とコイルエンド群(X1、
Y1)とが固定されている。絶縁体(333、335、
336)には所定の厚みがあるため、リード部(X1、
Y1、Z1)を直接コイルエンド群(31a、31b)
に接触させずに固定することが可能となる。そして、リ
ード部(X1、Y1、Z1)とコイルエンド群(31
a、31b)との接触により電気導体(33)に傷が発
生するのを防止でき、リード部(X1、Y1、Z1)と
コイルエンド群(31a、31b)との間の絶縁性を確
保することができる。また、リード部(X1、Y1、Z
1)のコイルエンド群(31a、31b)への固定は、
接着剤(334)を用いて行っているので、固定に要す
る工数を低減できる。
【0018】請求項12に記載の発明では、絶縁体(3
33)はチューブ状であり、リード部(X1、Y1、Z
1)はチューブ状の絶縁体(333)を貫通しているこ
とを特徴としている。これにより、リード部(X1、Y
1、Z1)をチューブに通すだけで、リード部(X1、
Y1、Z1)を絶縁体(333)で覆うことが可能とな
り、リード部(X1、Y1、Z1)を絶縁体(333)
で覆うのに要する工数を低減することが可能となる。
【0019】請求項13に記載の発明では、チューブ状
の絶縁体(333)は、繊維で形成されたクロスチュー
ブであることを特徴としている。これにより、チューブ
が繊維で編まれて形成されているので、適当な強度を確
保できるとともに、編まれた繊維間にも接着剤がしみ込
み、チューブとリード部(X1、Y1、Z1)との接着
も可能となるので、繊維の適度な弾性によりリード部
(X1、Y1、Z1)の耐振性をさらに高めることがで
きる。
【0020】請求項14に記載の発明では、シート状の
絶縁体(335)を、リード部(X1、Y1、Z1)と
一方のコイルエンド群(31a、31b)との間に配置
したことを特徴としている。そして、絶縁体をチューブ
状にした場合、リード部(X1、Y1、Z1)を一方の
コイルエンド群(31a、31b)に沿って敷設する前
に、チューブ状の絶縁体(333)をリード部(X1、
Y1、Z1)に予め組み付けておく必要がある。これに
対し、請求項14に記載の発明では、絶縁体(335)
をシート状にしているため、リード部(X1、Y1、Z
1)を一方のコイルエンド群(31a、31b)に沿っ
て敷設した後にシート状の絶縁体(335)を組み付け
ることができ、絶縁体(335)の組み付けおよび接着
を連続して能率よく行うことができる。
【0021】請求項15に記載の発明では、絶縁体(3
36)は絶縁性を有する接着剤よりなることを特徴とし
ている。これによれば、絶縁体自体が接着剤として機能
するため、部品点数および組み付け工数が少なくなる点
で有利である。
【0022】請求項16に記載の発明では、リード部
(X1、Y1、Z1)は断面が長方形状であり、この断
面長方形状のリード部(X1、Y1、Z1)は、一方の
コイルエンド群(31a、31b)の端部に、長方形の
長辺を対向させて配置されていることを特徴としてい
る。長方形の長辺をコイルエンド群(31a、31b)
に対向させて配置されているので、長方形の広い面積の
部分でコイルエンド群(31a、31b)と対向してい
る。そのため、リード部(X1、Y1、Z1)とコイル
エンド群(31a)との絶縁体(333、335、33
6)を介しての接着の安定性を向上することができる。
また、長方形の短辺がコイルエンド群(31a、31
b)の軸方向に配置されるので、固定子(2)の軸方向
の大きさを小さくできる。
【0023】なお、請求項17に記載のように、絶縁体
(333、335、336)は、リード部(X1、Y
1、Z1)のうちの最も長い一つにのみ設けてもよい。
リード部(X1、Y1、Z1)とコイルエンド群(31
a、31b)との接触により、絶縁不良が生じる可能性
は、コイルエンド群(31a、31b)に沿って敷設さ
れる距離が長くなる程大きくなる。そのため、絶縁体
(333、335、336)はリード部(X1、Y1、
Z1)の最も長い一つに設けて、絶縁性を確保すること
により、工数を低減できる。
【0024】請求項18に記載の発明では、巻線は複数
の電気導体(33)を接続して形成することを特徴とし
ている。これにより、スロット(35)の一方から電気
導体(33)を配置できるので、巻線の製造工程が容易
となる。なお、電気導体(33)の接続とは、スロット
(35)に配置された電気導体(33)を連続線により
連結するものと、接合により連結するものの双方を含ん
でいる。
【0025】また、請求項19に記載の発明のように、
コイルエンド群(31a、31b)の一方は連続線を用
いて形成され、他方は前記電気導体(33)を接合して
形成することができる。即ち、電気導体(33)として
U字状のセグメントを用い、コイルエンド群(31a、
31b)の一方はターン部(331c、332c)によ
り形成される。これにより、一方のコイルエンド群(3
1a)では電気導体(33)の接合工程が省略でき、他
方のコイルエンド群(31a)側のみで接合を行えばよ
いので、製造工数を低減できる。
【0026】なお、請求項20に記載の発明のように、
コイルエンド群(31a、31b)の一方では電気導体
(33)の接続部を多重に配置し、他方では電気導体
(33)を重ね巻の巻線を形成するように接続すること
ができる。
【0027】リード部(X1、Y1、Z1)は、請求項
21に記載のように、連続線を用いて形成されたコイル
エンド群(31a、31b)に敷設してもよく、また、
請求項22に記載のように、電気導体(33)を接合し
て形成されたコイルエンド群(31a、31b)に敷設
してもよい。
【0028】なお、上記した括弧内の符号は、後述する
実施形態記載の具体的手段との対応関係を示すものであ
る。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、この発明を回転電機である
車両用交流発電機に適用した実施形態を、図に示す各実
施形態に基づいて説明する。
【0030】(第一実施形態)図1から図10はこの発
明の第一実施形態を示したもので、図1は車両用交流発
電機の主要部断面、図2から図10は本実施形態の固定
子の説明図である。
【0031】車両用交流発電機1は、電機子として働く
固定子2と、界磁として働く回転子3と、回転子3を支
持するとともに固定子2を挟持して締結ボルト4cによ
って固定しているフロントハウジング4a及びリアハウ
ジング4bと、交流電力を直流電力に変換する整流器5
を備えて構成されている。
【0032】回転子3は、シャフト6と一体になって回
転するもので、ランデル型ポールコア7、界磁コイル
8、スリップリング9、10、送風装置としての斜流フ
ァン11および遠心ファン12を備えている。シャフト
6は、プーリ20に連結され、自動車に搭載された走行
用のエンジン(図示せず)により回転駆動される。
【0033】ランデル型ポールコア7は一組のポールコ
アを組合わせて構成されている。ランデル型ポールコア
7は、シャフト6に組付られたボス部71およびボス部
71の両端より径方向に延びるディスク部72、及び1
2個の爪状磁極部73により構成されている。
【0034】プーリ側の斜流ファン11は、ポールコア
7端面に溶接などによって固着されたベース板111に
対して鋭角の傾斜を持つブレードと、直角なブレードと
を持ち、回転子3と一体となって回転する。反プーリ側
の遠心ファン12は、ポールコア7の端面に溶接などに
よって固着されたベース板121に対して直角なブレー
ドのみを持つ。
【0035】ハウジング4の軸方向端面には吸入孔41
が設けられている。 そして、ハウジング4の外周両肩部
には、固定子2の第1コイルエンド群31aと第2コイ
ルエンド群31bとの径方向外側に対応して冷却風の排
出孔42が設けられている。
【0036】整流器5は、車両用交流発電機1の反プー
リ側の端部に設けられている。従って第1コイルエンド
群31aは、この整流器5と対応づけて配置される。
【0037】固定子2は、固定子鉄心32と、固定子鉄
心32に形成されたスロット35内に配置された複数の
電気導体により構成される固定子巻線と、固定子鉄心3
2と電気導体との間を電気絶縁するインシュレータ34
とにより構成される。また、固定子鉄心32は一対のフ
ロントハウジング4aとリアハウジング4bとの間に挟
持固定されている。
【0038】図2は固定子2の部分的な断面図、図3は
固定子鉄心32に装着されるセグメント33の模式的形
状を示す斜視図である。図2に示すように、固定子鉄心
32には、多相の固定子巻線を収容できるように、複数
のスロット35が形成されている。本実施形態では、回
転子3の磁極数に対応して、3相の固定子巻線を収容す
るように、36本のスロット35が、等間隔に配置され
ている。
【0039】固定子鉄心32のスロット35に装備され
た固定子巻線は、1本1本の電気導体として把握するこ
とができ、複数のスロット35のそれぞれの中には、偶
数本(本実施形態では4本)の電気導体が収容されてい
る。また、一のスロット35内の4本の電気導体は、固
定子鉄心32の径方向に関して内側から内端層、内中
層、外中層、外端層の順で一列に配列されている。な
お、一のスロット35内の4本の電気導体は同相の巻線
を形成している。
【0040】これら電気導体が所定のパターンで接続さ
れることにより、固定子巻線が形成される。なお、本実
施形態では、スロット35内の電気導体は、第1コイル
エンド群31a側においては、一端を連続線を配置する
ことにより、また、第2コイルエンド群31b側におい
ては、他端を接合することにより接続される。
【0041】各スロット内の1本の電気導体は、所定の
磁極ピッチ離れた他のスロット内の1本の他の電気導体
と対をなしている。
【0042】特に、コイルエンド部における複数の電気
導体間の隙間を確保し、整列して配置するために、一の
スロット内の所定の層の電気導体は、所定の磁極ピッチ
離れた他のスロット内の他の層の電気導体と対をなして
いる。
【0043】例えば、一のスロット内の内端層の電気導
体331aは、固定子鉄心32の時計回り方向に向けて
1磁極ピッチ離れた他のスロット内の外端層の電気導体
331bと対をなしている。同様に、一のスロット内の
内中層の電気導体332aは固定子鉄心32の時計回り
方向に向けて1磁極ピッチ離れた他のスロット内の外中
層の電気導体332bと対をなしている。
【0044】そして、これらの対をなす電気導体は、固
定子鉄心32の軸方向の一方の端部において連続線を用
いることにより、ターン部331c、332cを経由す
ることで接続される。
【0045】従って固定子鉄心32の一方の端部におい
ては、外中層の電気導体と内中層の電気導体とを接続す
る連続線を、外端層の電気導体と内端層の電気導体とを
接続する連続線が囲むこととなる。このように、固定子
鉄心32の一方の端部においては、対をなす電気導体の
接続部が、同じスロット内に収容された他の対をなす電
気導体の接続部により囲まれる。外中層の電気導体と内
中層の電気導体との接続により中層コイルエンドが形成
され、外端層の電気導体と内端層の電気導体との接続に
より端層コイルエンドが形成される。
【0046】一方、一のスロット内の内中層の電気導体
332aは、固定子鉄心32の時計回り方向に向けて1
磁極ピッチ離れた、他のスロット内の内端層の電気導体
331a' とも対をなしている。同様に、一のスロット
内の外端層の電気導体331b' は、固定子鉄心32の
時計回り方向に向けて1磁極ピッチ離れた他のスロット
内の外中層の電気導体332bと対をなしている。そし
て、これらの電気導体は固定子鉄心32の軸方向の他方
の端部において接合により接続される。
【0047】従って、固定子鉄心32の他方の端部にお
いては、外端層の電気導体と外中層の電気導体とを接続
する接合部と、内端層の電気導体と内中層の電気導体と
を接続する接合部とが、径方向に並んでいる。外端層の
電気導体と外中層の電気導体との接続、および内端層の
電気導体と内中層の電気導体との接続により隣接層コイ
ルエンドが形成される。
【0048】このように固定子鉄心32の他方の端部に
おいては、対をなす電気導体の接続部が、重複すること
なく並べて配置される。
【0049】さらに、複数の電気導体は、断面が長方形
状の一定の太さの電気導体を所定形状に成形したセグメ
ントにより提供される。図3に図示されるように、内端
層の電気導体と外端層の電気導体とが、一連の電気導体
をほぼU字状に成形してなる大セグメント331により
提供される。そして、内中層の電気導体と外中層の電気
導体とが一連の電気導体をほぼU字状に成形してなる小
セグメント332により提供される。
【0050】大セグメント331と小セグメント332
とは基本セグメント33を形成する。そして、基本セグ
メント33を規則的にスロット35に配置して、固定子
鉄心32の周りを2周するコイルが形成される。しか
し、固定子巻線の引出線を構成するセグメントおよび1
周めと2周めとを接続するターン部は基本セグメント3
3とは形状の異なる異形セグメントで構成される。そし
て、本実施形態の場合、異形セグメントの本数は3本と
なる。
【0051】巻線仕様図を3相巻線のうちの1相である
X相について、図4、図5、図6を使用して説明する。
外端層を1点鎖線、外中層を破線、内中層を実線、内端
層を2点鎖線で示す。また、上段がターン部を配列して
なる第1コイルエンド群31aであり、下段が接合部を
配列してなる第2コイルエンド群31bである。また、
図の中央に横一列に並ぶ数字はスロット番号を表し、他
の巻線仕様図においても同様である。
【0052】まず、図4に示すように、セグメント33
はスロット番号の1番から3スロットおきに配置され
る。第2コイルエンド群31bにおいて、一のスロット
から出た外中層の電気導体の端部は固定子鉄心32の時
計周り方向に向けて1磁極ピッチ離れた他のスロットか
ら出た外端層の電気導体の端部と、また、一のスロット
から出た内端層の電気導体の端部は固定子鉄心32の時
計周り方向に向けて1磁極ピッチ離れた他のスロットか
ら出た内中層の電気導体の端部と接合される。そして、
スロットあたり2ターンの重ね巻の第1巻線311が形
成される。
【0053】同様に、図5に示すように、スロットあた
り2ターンの重ね巻の第2巻線312が形成される。
【0054】これら図4、図5の巻線311および巻線
312は、図6に示すように、第1巻線311の端部3
3mと第2巻線312の端部33nとが連結され、スロ
ットあたり4ターンの巻線315が形成される。
【0055】なお、第1巻線311の端部33mと第2
巻線312の端部33nとを連結するターン部を有する
セグメントは、基本セグメント33である大セグメント
311および小セグメント312とは形状が異なってい
るものが用いられている。
【0056】図7は、各相の結線状態を示す巻線仕様図
である。Y相及びZ相の巻線は、X相と同様にして、互
いに120度ずつ位相の異なるスロットに形成される。
X相の巻線端、Y相の巻線端、Z相の巻線端は、それぞ
れリード部X1、Y1、Z1を形成し、中性点33kと
して接続される。また、X相の巻線端X2、Y相の巻線
端Y2、Z相の巻線端Z2は、整流器5に接続される。
そして、図8に示すようにこれらの3相が星形結線され
る。図7に示した巻線では、整流器5につながる巻線端
X2は、第1コイルエンド群31a側から軸方向に取り
出されている。
【0057】固定子巻線の製造工程を以下に説明する。
基本セグメント33は、U字状の小セグメント332の
ターン部332cをU字状の大セグメント331のター
ン部331cが囲むように多重にして揃えられ、固定子
鉄心32の軸方向側面の一方側から挿入される。その
際、大セグメント331の一方の電気導体331aは固
定子鉄心32の一のスロットの内端層に、小セグメント
332の一方の電気導体332aは前記一のスロットの
内中層に、そして、大セグメント331の他方の電気導
体331bは固定子鉄心32の前記一のスロットから時
計方向に1磁極ピッチ離れた他のスロットの外端層に、
小セグメント332の他方の電気導体も前記他のスロッ
トの外中層に挿入される。
【0058】その結果、図2に示すように一のスロット
には内端層側から、上述の電気導体として直線部331
a、332a、332b' 、331b' が一列に配置さ
れる。ここで、332b' 、331b' は1磁極ピッチ
ずれた他のスロット内の電気導体と対をなしている大小
のセグメントの直線部である。
【0059】挿入後、第2コイルエンド群31bにおい
て、端層側に位置している電気導体は、大セグメント3
31が開く方向に接合部331d、331eが1.5ス
ロット分傾けられる。そして、中層の電気導体は、小セ
グメント332が閉じる方向に接合部332d、332
eが1.5スロット分傾けられる。以上の構成を、異形
セグメント除く全てのセグメント33について繰り返
す。
【0060】なお、各相について、巻線端を形成するセ
グメント及び1周めと2周めとを接続するターン部を形
成するセグメントが異形セグメントとなるが、それらの
構成については、上記巻線の仕様に従って構成される。
【0061】第2コイルエンド群31b側において、外
端層の接合部331e' と外中層の接合部332e、並
びに内中層の接合部332dと内端層の接合部331
d' とが溶接、超音波溶着、アーク溶接、ろう付け等の
手段によって電気的導通を得るように接合され、固定子
2が得られる。
【0062】第1コイルエンド群31aにおいては、各
相のリード部X1、Y1、Z1を形成する一方の巻線端
は、異なる2相のリード部を形成する巻線端と接続さ
れ、中性点33kを形成する。本実施形態においては、
X相のリード部X1とZ相のリード部Z1とを、Y相の
リード部Y1に接続して中性点33kを形成している。
各相のリード部X1、Y1、Z1の接続は以下のように
して行われる。
【0063】図9は第1コイルエンド群31aを示す固
定子2の側面図である。また、図10は、図9における
A−A断面図である。
【0064】X相のリード部X1とZ相のリード部Z1
は、クロスチューブ(絶縁体)333に通され、リード
部X1、Z1が部分的にクロスチューブ333で覆われ
る。その後、クロスチューブを被せられたX相とZ相の
リード部X1、Z1は、図9に示すように、Y相のリー
ド部Y1に向かって、第1コイルエンド群31aの軸方
向端面上に敷設される。
【0065】なお、ここで用いられているクロスチュー
ブ333は、適当な強度を有し、しなやかな繊維で編ま
れて形成されている。また、リード部X1、Z1は図1
0に示すように、長方形断面の長辺を第1コイルエンド
群31aに対向させるように、即ち、コイルエンド群3
1aにおける全体の高さを低くするように長方形断面の
配置向きが選択される。
【0066】また、X相とZ相のリード部X1、Z1の
敷設方向は、できるだけ第1コイルエンド群31aの端
部に敷設される長さが短くなるように、Y相のリード部
Y1を挟んで反対側からそれぞれ敷設される。
【0067】第1コイルエンド群31aとクロスチュー
ブ333とは、耐熱性の高い、例えばエポキシ系の接着
剤334で固着される。なお、クロスチューブ333の
編まれた繊維間にも接着剤334がしみ込むので、接着
剤334で接着されるのは、第1コイルエンド群31a
とクロスチューブ333とクロスチューブ333で覆わ
れたリード部X1、Z1の部分である。また、クロスチ
ューブ333は所定の厚みを有しているため、X相、Z
相のリード部X1、Z1と、第1コイルエンド群31a
との間には、隙間が形成される。X相のリード部X1と
Z相のリード部Z1とは、コイルエンドの軸方向に伸び
たY相のリード部Y1に接合され、中性点33kが形成
される。
【0068】各相のリード部X1、Y1、Z1を形成し
ない側の端部X2、Y2、Z2は、第1コイルエンド群
31aから軸方向に取り出され、整流器5に接続され
る。
【0069】本実施形態では、リード部X1、Z1の第
1コイルエンド群31aへの固定は、リード部X1、Z
1にチューブ333を通し、そのチューブ333を第1
コイルエンド群31aに接着することにより行われる。
そのため、リード部X1、Z1の第1コイルエンド群3
1aへの固定が容易になり、固定に要する工数を低減す
ることが可能となる。
【0070】特に、本実施形態では、リード部X1、Z
1に被せるチューブ333は、繊維で形成されている。
そのため、リード部X1、Z1と第1コイルエンド群3
1aとの間の絶縁性を確保できる。また、クロスチュー
ブ333は、適当な強度を有し、しなやかな繊維で編ま
れて形成されており、第1コイルエンド群31aとクロ
スチューブ333とリード部X1、Z1が接着剤334
によって接着されているので、リード部X1、Z1自身
の耐振性も向上することが可能である。
【0071】なお、本実施形態では、図7に示すように
Y相のリード部Y1との距離が等しいX相のリード部X
1とZ相のリード部Z1の両方にクロスチューブ333
を設けたものについて説明した。しかし、整流器5に接
続される端部X2、Y2、Z2の取り出し位置変更に伴
う各リード部間の距離変化に従い、X相のリード部X1
とZ相のリード部Z1の一方にのみクロスチューブ33
3を設ける構成にしてもい。例えば、X相のリード部X
1の第1コイルエンド群31a上の敷設距離に比べて、
Z相のリード部Z1の敷設距離が短いときには、リード
部X1のみにクロスチューブ333を設けるようにして
もよい。
【0072】(第二実施形態)第一実施形態において
は、第2コイルエンド群31bにおいて、大セグメント
331が開く方向に傾けられ、小セグメント332が閉
じる方向に傾けられて、隣接する端部を接合して巻線を
形成していた。これに対し、図11に示す第二実施形態
のように、大セグメント331が閉じる方向に傾けら
れ、小セグメント332が開く方向に傾けられて、隣接
する端部を接合して巻線を形成してもよい。
【0073】(第三実施形態)第一実施形態において
は、リード部X1、Z1をクロスチューブ333で覆
い、それをコイルエンド群31aに接着剤334で固定
した。これに対し、図12に示す第三実施形態のよう
に、シート状のクロスシート(絶縁体)335を、リー
ド部X1、Z1と第1コイルエンド群31aとの間に配
置し、接着剤334によってクロスシート335とリー
ド部X1、Z1を覆うとともに、接着剤334によって
クロスシート335とリード部X1、Z1を第1コイル
エンド群31aに接着固定するようにしてもよい。な
お、クロスシート335は、例えばワニスとガラス繊維
で補強したワニスガラス繊維よりなり、接着剤334
は、耐熱性および電気絶縁性に富む例えばエポキシ系の
接着剤である。
【0074】第一実施形態においては、X相とZ相のリ
ード部X1、Z1を、Y相のリード部Y1に向かって第
1コイルエンド群31aの軸方向端面上に敷設する前
に、クロスチューブ333をリード部X1、Z1に予め
組み付けておく必要がある。これに対し、本実施形態で
は、X相とZ相のリード部X1、Z1を第1コイルエン
ド群31aの軸方向端面上に敷設した後にクロスシート
335を組み付けることができるため、クロスシート3
35の組み付けおよび接着を連続して能率よく行うこと
ができる。
【0075】(第四実施形態)図13、14は第四実施
形態を示すもので、本実施形態では、クロスチューブ3
33やクロスシート335を使用せずに、電気絶縁性に
富む接着剤よりなる絶縁層(絶縁体)336のみで、リ
ード部X1、Z1を覆うとともに、絶縁層336によっ
てリード部X1、Z1を第1コイルエンド群31aに接
着固定するようにしている。なお、絶縁層336を形成
する接着剤は、耐熱性および電気絶縁性に富む例えばエ
ポキシやシリコン等からなる。
【0076】次に、絶縁層336の形成方法について説
明する。まず、X相とZ相のリード部X1、Z1を、Y
相のリード部Y1に向かって第1コイルエンド群31a
の軸方向端面上に敷設し、X相とZ相のリード部X1、
Z1をY相のリード部に接続して中性点33kを形成す
る。次に、X相とZ相のリード部X1、Z1を第1コイ
ルエンド群31a側に押して変形させ、X相およびZ相
のリード部X1、Z1と第1コイルエンド群31aとの
間の隙間を小さくする。
【0077】次いで、X相およびZ相のリード部X1、
Z1と第1コイルエンド群31aのターン部331cと
に、接着剤を塗布する。ここで、上記のようにリード部
X1、Z1と第1コイルエンド群31aとの間の隙間を
小さくしているため、塗布された接着剤は毛細管現象に
よってその隙間に入り込み、リード部X1、Z1とター
ン部331cとの間に内側絶縁層336aが形成され
る。また、リード部X1、Z1を包み込むように、外側
絶縁層336bが形成される。
【0078】なお、絶縁層336によるリード部X1、
Z1の固定は、図13に示すように、複数箇所で行うの
が望ましい。また、絶縁層336を形成する接着剤の粘
性を調整することにより、主として内側絶縁層336a
を形成して、リード部X1、Z1を固定してもよい。
【0079】本実施形態によれば、クロスチューブ33
3やクロスシート335が不要であるため、部品点数お
よび組み付け工数が少なくなる点で有利である。
【0080】(第五実施形態)図15、図16により、
第五実施形態を説明する。
【0081】図15は第五実施形態による固定子2の引
き出し線近傍の側面図であり、図16は図15の要部断
面図である。
【0082】この実施形態では、リード部X1、Z1
は、折曲部B1と、中性点(接合部)33kとを有して
いる。リード部X1、Z1は、コイルエンド群31aの
頂部に沿って敷設されている。このリード部X1、Z1
は、数カ所で、コイルエンド群31aの頂部に接近する
かあるいは接触している。
【0083】リード部X1、Z1は、樹脂337によっ
て部分的にコイルエンド群31aの頂部に接着されてい
る。樹脂337は、複数の接着部338を形成してい
る。これら接着部338は、リード部X1、Z1と、コ
イルエンド群31aとの間の隙間に液状の樹脂が溜ま
り、硬化することによって形成される。接着部338
は、リード部X1、Z1と、セグメントのターン部の頂
部との間に形成されている。リード部X1、Z1の下に
位置するセグメントのターン部の頂部のうち、一部に
は、接着部338が形成されない。このような形状がコ
イルエンド群31aの放熱表面積を維持するために有効
である。
【0084】この樹脂337は、中性点33kの表面を
覆って、中性点33kの表面を保護している。さらに、
この樹脂337は、コイルエンド群31aのほぼ全体を
覆っている。これにより、セグメント表面を保護すると
ともに、隣接するセグメント間を部分的に接着してい
る。さらに、樹脂337は、固定子鉄心32内に浸透
し、隣接する部材を部分的に接着している。なお、樹脂
337は、含浸樹脂とも呼ばれる公知の樹脂である。
【0085】この実施形態の形状は、以下の工程により
得られる。
【0086】まず、3本のリード部のうち、両側に位置
する2本のリード部X1、Z1を、折曲部B1におい
て、中央に位置するリード部Y1の方向に向けて折り曲
げる。次に、リード部X1、Z1、Y1の先端を接合し
て中性点33kを形成する。この後に、リード部X1、
Z1を部分的にコイルエンド群31aに向けて接近する
ように変形させる。例えば作業者がリード部X1、Z1
を押すことによりリード部を変形させる。
【0087】そして、図15図示の上側から、液状の樹
脂337を滴下する。このとき、液状の樹脂337は、
中性点33kを含むコイルエンド群31aの全体に滴下
される。液状の樹脂337は、リード部X1、Z1の上
からも滴下される。この液状の樹脂337は、比較的粘
度の低い樹脂である。液状の樹脂337は、コイルエン
ド群31aの表面に薄い膜を形成し、大部分が固定子鉄
心32のスロット35内に浸透する。液状の樹脂337
の一部は、リード部X1、Z1とコイルエンド群31a
との近接した部位に溜まる。この状態で樹脂337を硬
化させることにより、接着部338が得られる。なお、
樹脂337を粉体とし、予熱した固定子2に散布し、溶
融固着させてもよい。
【0088】この実施形態によると、中性点33kを保
護する樹脂によって、その中性点33kまで敷設された
リード部の固定が可能である。さらに、リード部の長さ
方向に沿って複数の接着部が形成されることで、リード
部を強固に固定することができる。しかもそれらが互い
に離れて形成されるため、コイルエンド群31aの放熱
のための表面積を減少させることがない。
【0089】この実施形態には、クロスチューブ333
を併用することが可能である。クロスチューブ333を
併用することで、接着部の形成数を増やすことが可能で
ある。
【0090】(他の実施形態)上記実施形態において
は、星型結線で各相の巻線端の結線したものについて説
明した。しかし、本発明は、三角結線で各相の巻線端の
結線したものについても適用可能である。即ち、三角結
線を用いて各相のリード部を接続する際にも、リード部
はコイルエンド群の軸方向端面上に沿って敷設されるの
で、そのリード部を上記各実施形態で示した方法でコイ
ルエンド群に固着することができる。
【0091】また、上記実施形態においては、各相の巻
線端は第1コイルエンド群31a、即ちターン部側から
引き出した。しかし、巻線端は第2コイルエンド群31
b、即ち接合部側から引き出すことも可能である。
【0092】また、上記実施形態では、各相の巻線はU
字状に成形されたセグメント33は、大セグメント33
1のターン部331cが小セグメント332のターン部
332cを囲むように多重に配置したものについて説明
した。しかし、セグメント33の配置は、多重に限られ
るものではない。また、本発明は、棒状のセグメントを
用い、両コイルエンド群31a、31bにおいて接合に
より巻線を形成したものに対しても、あるいは、従来の
ように連続線を用いて巻線を形成したものに対しても適
用可能である。
【0093】また、上記実施形態においては、スロット
数が36の場合を示したが、磁極数の変更等に応じてス
ロット数が変化しても同様に適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態の車両用交流発電機の断
面図である。
【図2】第一実施形態の固定子の部分的な断面図であ
る。
【図3】第一実施形態のセグメントの模式的斜視図であ
る。
【図4】第一実施形態の固定子の部分的な巻線仕様図で
ある。
【図5】第一実施形態の固定子の部分的な巻線仕様図で
ある。
【図6】第一実施形態の固定子の部分的な巻線仕様図で
ある。
【図7】第一実施形態の固定子の巻線仕様図である。
【図8】第一実施形態の回路図である。
【図9】第一実施形態の第1コイルエンド群を示す側面
図である。
【図10】図9のAーA断面図である。
【図11】第二実施形態のセグメントの模式的斜視図で
ある。
【図12】第三実施形態の第1コイルエンド群を示す断
面図である。
【図13】第四実施形態の第1コイルエンド群を示す側
面図である。
【図14】図13のB−B断面図である。
【図15】第五実施形態の第1コイルエンド群を示す側
面図である。
【図16】図15の要部断面図である。
【符号の説明】
31a…第1コイルエンド群、32…固定子鉄心、33
3…クロスチューブ(絶縁体)、335…クロスシート
(絶縁体)、33k…中性点、334…接着剤、336
…絶縁層(絶縁体)、X1、Y1、Z1…リード部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 草瀬 新 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 Fターム(参考) 5H604 AA05 AA08 BB03 BB08 BB14 CC01 CC04 CC15 CC16 DB14 PC05 QB01 QB15

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多相の巻線を有し、これら巻線が固定子
    鉄心の端部においてコイルエンド群(31a、31b)
    を形成する回転電機の固定子において、 前記多相の巻線の一部であって、前記コイルエンド群の
    表面に沿って周方向に敷設されたリード部と、 前記リード部と前記コイルエンド群との間に形成された
    接着部とを有することを特徴とする回転電機の固定子。
  2. 【請求項2】 前記接着部は、前記リード部の長さ方向
    に沿って互いに離れて形成された複数の接着部を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の回転電機の固定子。
  3. 【請求項3】 前記リード部は、他のリード部と接合さ
    れて接合部を形成しており、前記接着部は、前記接合部
    を覆う樹脂(337)により形成されていることを特徴
    とする請求項1または2に記載の回転電機の固定子。
  4. 【請求項4】 前記樹脂は、前記固定子鉄心の内部にま
    で浸透していることを特徴とする請求項3に記載の回転
    電機の固定子。
  5. 【請求項5】 前記リード部は、前記多相の巻線の中性
    点を形成することを特徴とする請求項1ないし4のいず
    れか1つに記載の回転電機の固定子。
  6. 【請求項6】 前記接着部は、前記リード部と前記コイ
    ルエンド群の頂部との間に形成されていることを特徴と
    する請求項1ないし5のいずれか1つに記載の回転電機
    の固定子。
  7. 【請求項7】 前記多相の巻線は、前記固定子鉄心に装
    備され前記コイルエンド群において互いに接合された複
    数のセグメントを有していることを特徴とする請求項1
    ないし6のいずれか1つに記載の回転電機の固定子。
  8. 【請求項8】 前記セグメントはU字型であり、前記接
    着部は前記セグメントのターン部に対応して形成されて
    いることを特徴とする請求項7に記載の回転電機の固定
    子。
  9. 【請求項9】 前記接着部には、繊維を編んでなる部材
    であって、前記リード部と前記コイルエンド群との間に
    介装された部材が含まれることを特徴とする請求項1な
    いし8のいずれか1つに記載の回転電機の固定子。
  10. 【請求項10】 前記リード部は、扁平な断面を有して
    おり、その広い面を前記コイルエンド群に向けて敷設さ
    れていることを特徴とする請求項1ないし9のいずれか
    1つに記載の回転電機の固定子。
  11. 【請求項11】 複数のスロット(35)を持つ固定子
    鉄心(32)と、前記固定子鉄心(32)に装備された
    電気導体(33)からなる多相の巻線とを有する回転電
    機の固定子において、 前記固定子鉄心(32)の軸方向両端面には、前記スロ
    ット(35)から前記電気導体(33)が突出してなる
    コイルエンド群(31a、31b)が形成されており、 前記多相の巻線の端部は、他の相の巻線の端部に接続さ
    れるリード部(X1、Y1、Z1)を形成し、 前記リード部(X1、Y1、Z1)は、一方の前記コイ
    ルエンド群(31a、31b)に沿って敷設されてお
    り、 前記リード部(X1、Y1、Z1)は、部分的に絶縁体
    (333、335、336)に覆われ、 前記絶縁体(333、335、336)は、前記一方の
    コイルエンド群(31a、31b)に接着されているこ
    とを特徴とする回転電機の固定子。
  12. 【請求項12】 前記絶縁体(333)はチューブ状で
    あり、前記リード部(X1、Y1、Z1)は前記チュー
    ブ状の絶縁体(333)を貫通していることを特徴とす
    る請求項11に記載の回転電機の固定子。
  13. 【請求項13】 前記チューブ状の絶縁体(333)
    は、繊維で形成されたクロスチューブであることを特徴
    とする請求項12に記載の回転電機の固定子。
  14. 【請求項14】 前記絶縁体(335)はシート状であ
    り、このシート状の絶縁体(335)は、前記リード部
    (X1、Y1、Z1)と前記一方のコイルエンド群(3
    1a、31b)との間に配置されていることを特徴とす
    る請求項11に記載の回転電機の固定子。
  15. 【請求項15】 前記絶縁体(336)は絶縁性を有す
    る接着剤よりなることを特徴とする請求項11に記載の
    回転電機の固定子。
  16. 【請求項16】 前記リード部(X1、Y1、Z1)は
    断面が長方形状であり、この断面長方形状のリード部
    (X1、Y1、Z1)は、前記一方のコイルエンド群
    (31a、31b)の端部に、長方形の長辺を対向させ
    て配置されていることを特徴とする請求項11ないし請
    求項15のいずれか1つに記載の回転電機の固定子。
  17. 【請求項17】 前記絶縁体(333、335、33
    6)は、前記リード部(X1、Y1、Z1)のうちの最
    も長い一つにのみに設けられていることを特徴とする請
    求項11ないし請求項16のいずれか1つに記載の回転
    電機の固定子。
  18. 【請求項18】 前記巻線は、複数の電気導体(33)
    を接続して形成されることを特徴とする請求項11ない
    し請求項17のいずれか1つに記載の回転電機の固定
    子。
  19. 【請求項19】 前記固定子鉄心(32)の軸方向両端
    面に形成された前記コイルエンド群(31a、31b)
    のいずれか一方は連続線を用いて形成され、 前記コイルエンド群(31a、31b)の他方は前記電
    気導体(33)を接合して形成されていることを特徴と
    する請求項18に記載の回転電機の固定子。
  20. 【請求項20】 前記固定子鉄心(32)の軸方向両端
    面に形成された前記コイルエンド群(31a、31b)
    のいずれか一方では、前記電気導体(33)の接続部は
    多重に配置され、 前記コイルエンド群(31a、31b)の他方では、前
    記電気導体(33)は、重ね巻の巻線を形成するように
    接続されていることを特徴とする請求項8または請求項
    19に記載の回転電機の固定子。
  21. 【請求項21】 前記リード部(X1、Y1、Z1)
    は、連続線を用いて形成されたコイルエンド群(31
    a、31b)に敷設されていることを特徴とする請求項
    19または請求項20に記載の回転電機の固定子。
  22. 【請求項22】 前記リード部(X1、Y1、Z1)
    は、前記電気導体(33)を接合して形成されたコイル
    エンド群(31a、31b)に敷設されていることを特
    徴とする請求項19または請求項20に記載の回転電機
    の固定子。
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