JP3807401B2 - 回転電機の固定子 - Google Patents
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Description
図1から図10はこの発明の第一実施形態を示したもので、図1は車両用交流発電機の主要部断面、図2から図10は本実施形態の固定子の説明図である。
第一実施形態においては、第2コイルエンド群31bにおいて、大セグメント331が開く方向に傾けられ、小セグメント332が閉じる方向に傾けられて、隣接する端部を接合して巻線を形成していた。これに対し、図11に示す第二実施形態のように、大セグメント331が閉じる方向に傾けられ、小セグメント332が開く方向に傾けられて、隣接する端部を接合して巻線を形成してもよい。
第一実施形態においては、リード部X1、Z1をクロスチューブ333で覆い、それをコイルエンド群31aに接着剤334で固定した。これに対し、図12に示す第三実施形態のように、シート状のクロスシート(絶縁体)335を、リード部X1、Z1と第1コイルエンド群31aとの間に配置し、接着剤334によってクロスシート335とリード部X1、Z1を覆うとともに、接着剤334によってクロスシート335とリード部X1、Z1を第1コイルエンド群31aに接着固定するようにしてもよい。なお、クロスシート335は、例えばワニスとガラス繊維で補強したワニスガラス繊維よりなり、接着剤334は、耐熱性および電気絶縁性に富む例えばエポキシ系の接着剤である。
図13、14は第四実施形態を示すもので、本実施形態では、クロスチューブ333やクロスシート335を使用せずに、電気絶縁性に富む接着剤よりなる絶縁層(絶縁体)336のみで、リード部X1、Z1を覆うとともに、絶縁層336によってリード部X1、Z1を第1コイルエンド群31aに接着固定するようにしている。なお、絶縁層336を形成する接着剤は、耐熱性および電気絶縁性に富む例えばエポキシやシリコン等からなる。
図15、図16により、第五実施形態を説明する。
上記実施形態においては、星型結線で各相の巻線端の結線したものについて説明した。しかし、本発明は、三角結線で各相の巻線端の結線したものについても適用可能である。即ち、三角結線を用いて各相のリード部を接続する際にも、リード部はコイルエンド群の軸方向端面上に沿って敷設されるので、そのリード部を上記各実施形態で示した方法でコイルエンド群に固着することができる。
Claims (24)
- 多相の巻線を有し、これら巻線が固定子鉄心の端部においてコイルエンド群を形成する回転電機の固定子において、
前記多相の巻線の一部であって、前記コイルエンド群の表面に沿って周方向に敷設されたリード部と、
前記リード部と前記コイルエンド群との間に形成された接着部とを有し、
前記リード部は、長方形の断面を有しており、その長辺を前記コイルエンド群に向けて敷設されていることを特徴とする回転電機の固定子。 - 記接着部は、前記リード部の長さ方向に沿って互いに離れて形成された複数の接着部を有することを特徴とする請求項1に記載の回転電機の固定子。
- 前記リード部は、他のリード部と接合されて接合部を形成しており、前記接着部は、前記接合部を覆う樹脂により形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の回転電機の固定子。
- 前記樹脂は、前記固定子鉄心の内部にまで浸透していることを特徴とする請求項3に記載の回転電機の固定子。
- 前記リード部は、前記多相の巻線の中性点を形成することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の回転電機の固定子。
- 前記接着部は、前記リード部と前記コイルエンド群の頂部との間に形成されていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載の回転電機の固定子。
- 前記多相の巻線は、前記固定子鉄心に装備され前記コイルエンド群において互いに接合された複数のセグメントを有していることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1つに記載の回転電機の固定子。
- 前記セグメントはU字型であり、前記接着部は前記セグメントのターン部に対応して形成されていることを特徴とする請求項7に記載の回転電機の固定子。
- 前記巻線は、U字型の大セグメントのターン部がU字型の小セグメントのターン部を囲むように形成されてなる基本セグメントを規則的に前記固定子鉄心の複数のスロットに配置して構成されていることを特徴とする請求項8に記載の回転電機の固定子。
- 前記接着部は、前記U字型の大セグメントのターン部に形成されていることを特徴とする請求項9に記載の回転電機の固定子。
- 前記接着部には、繊維を編んでなる部材であって、前記リード部と前記コイルエンド群との間に介装された部材が含まれることを特徴とする請求項1ないし10のいずれか1つに記載の回転電機の固定子。
- 複数のスロットを持つ固定子鉄心と、前記固定子鉄心に装備された電気導体からなる多相の巻線とを有する回転電機の固定子において、
前記固定子鉄心の軸方向両端面には、前記スロットから前記電気導体が突出してなるコイルエンド群が形成されており、
前記多相の巻線の端部は、他の相の端部に接続されるようになっており、前記多相の巻線の端部のうち少なくとも1つの端部は、前記一方のコイルエンド群に沿って敷設されたリード部を形成し、
前記リード部は、部分的に絶縁体に覆われ、
前記絶縁体は、前記一方のコイルエンド群に接着されており、
前記リード部は、長方形の断面を有しており、その長辺を前記一方のコイルエンド群に向けて敷設されていることを特徴とする回転電機の固定子。 - 前記絶縁体はチューブ状であり、前記リード部は前記チューブ状の絶縁体を貫通していることを特徴とする請求項12に記載の回転電機の固定子。
- 前記チューブ状の絶縁体は、繊維で形成されたクロスチューブであることを特徴とする請求項13に記載の回転電機の固定子。
- 前記絶縁体はシート状であり、このシート状の絶縁体は、前記リード部と前記一方のコイルエンド群との間に配置されていることを特徴とする請求項12に記載の回転電機の固定子。
- 前記絶縁体は絶縁性を有する接着剤よりなることを特徴とする請求項12に記載の回転電機の固定子。
- 前記絶縁体は、前記リード部のうちの最も長い一つにのみに設けられていることを特徴とする請求項12ないし16のいずれか1つに記載の回転電機の固定子。
- 前記巻線は、複数の電気導体を接続して形成されることを特徴とする請求項12ないし17のいずれか1つに記載の回転電機の固定子。
- 前記固定子鉄心の軸方向両端面に形成された前記コイルエンド群のいずれか一方は連続線を用いて形成され、
前記コイルエンド群の他方は前記電気導体を接合して形成されていることを特徴とする請求項18に記載の回転電機の固定子。 - 前記固定子鉄心の軸方向両端面に形成された前記コイルエンド群のいずれか一方では、前記電気導体の接続部は多重に配置され、
前記コイルエンド群の他方では、前記電気導体は、重ね巻の巻線を形成するように接続されていることを特徴とする請求項18または19に記載の回転電機の固定子。 - 前記電気導体は、U字型の大セグメントのターン部がU字型の小セグメントのターン部を囲むように形成されてなる基本セグメントからなり、前記巻線は、前記基本セグメントを規則的に前記スロットに配置して構成されていることを特徴とする請求項19または20に記載の回転電機の固定子。
- 前記絶縁体は、前記U字型の大セグメントのターン部に接着されていることを特徴とする請求項21に記載の回転電機の固定子。
- 前記リード部は、連続線を用いて形成されたコイルエンド群に敷設されていることを特徴とする請求項19ないし22のいずれか1つに記載の回転電機の固定子。
- 前記リード部は、前記電気導体を接合して形成されたコイルエンド群に敷設されていることを特徴とする請求項19ないし22のいずれか1つに記載の回転電機の固定子。
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