JP2001097598A - シート材料搬送機構 - Google Patents
シート材料搬送機構Info
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- JP2001097598A JP2001097598A JP27642499A JP27642499A JP2001097598A JP 2001097598 A JP2001097598 A JP 2001097598A JP 27642499 A JP27642499 A JP 27642499A JP 27642499 A JP27642499 A JP 27642499A JP 2001097598 A JP2001097598 A JP 2001097598A
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- roller
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- sheet material
- rollers
- conveying
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数の搬送ローラによりペーパ等のシート材
料を搬送する際に、搬送ローラ等の各種部品に部品寸法
のばらつきが伴われる場合でも、各搬送ローラのシート
材料搬送速度を一定化することができる手段を提供す
る。 【解決手段】 デジタルプリンタのペーパ搬送機構にお
いては、第1、第2搬送ローラ12、14と第1、第2
圧着ローラ13、15との間に挟まれたペーパ3(シー
ト材料)を、両搬送ローラ12、14を回転させること
により搬送するようにしている。ここで、第2搬送ロー
ラ14のみが、駆動モータ16等で構成される搬送ロー
ラ駆動手段により回転駆動され、第2搬送ローラ14の
回転力が、両搬送ローラ12、14のローラ部12a、
14aの外周面に巻きかけられた駆動伝達ベルト24を
介して、第1搬送ローラ12に伝達され、これにより両
搬送ローラ12、14のペーパ搬送速度が一定化され
る。
料を搬送する際に、搬送ローラ等の各種部品に部品寸法
のばらつきが伴われる場合でも、各搬送ローラのシート
材料搬送速度を一定化することができる手段を提供す
る。 【解決手段】 デジタルプリンタのペーパ搬送機構にお
いては、第1、第2搬送ローラ12、14と第1、第2
圧着ローラ13、15との間に挟まれたペーパ3(シー
ト材料)を、両搬送ローラ12、14を回転させること
により搬送するようにしている。ここで、第2搬送ロー
ラ14のみが、駆動モータ16等で構成される搬送ロー
ラ駆動手段により回転駆動され、第2搬送ローラ14の
回転力が、両搬送ローラ12、14のローラ部12a、
14aの外周面に巻きかけられた駆動伝達ベルト24を
介して、第1搬送ローラ12に伝達され、これにより両
搬送ローラ12、14のペーパ搬送速度が一定化され
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート材料に当接
する搬送ローラが複数設けられ、各搬送ローラを回転さ
せることによりシート材料を搬送するようになっている
シート材料搬送機構に関するものである。
する搬送ローラが複数設けられ、各搬送ローラを回転さ
せることによりシート材料を搬送するようになっている
シート材料搬送機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、ペーパ等のシート材料の搬送機
構としては、搬送ローラと圧着ローラとで構成されるロ
ーラ対を複数設け、対応する各搬送ローラと各圧着ロー
ラとの間にシート材料を挟み、各搬送ローラを回転させ
ることによりこのシート材料を搬送するようにしたもの
が広く用いられている。具体的には、このようなシート
材料搬送機構は、例えばデジタル写真焼付け装置のペー
パ搬送機構などとして用いられる。図6(a)、(b)
に、従来の典型的なデジタル写真焼付け装置のペーパ搬
送機構の要部の構造を示す。
構としては、搬送ローラと圧着ローラとで構成されるロ
ーラ対を複数設け、対応する各搬送ローラと各圧着ロー
ラとの間にシート材料を挟み、各搬送ローラを回転させ
ることによりこのシート材料を搬送するようにしたもの
が広く用いられている。具体的には、このようなシート
材料搬送機構は、例えばデジタル写真焼付け装置のペー
パ搬送機構などとして用いられる。図6(a)、(b)
に、従来の典型的なデジタル写真焼付け装置のペーパ搬
送機構の要部の構造を示す。
【0003】図6(a)、(b)に示すように、この従
来のデジタル写真焼付け装置のペーパ搬送機構において
は、ペーパ100(印画紙)が、第1搬送ローラ101
と第1圧着ローラ102とで構成される第1ローラ対
と、第2搬送ローラ103と第2圧着ローラ104とで
構成される第2ローラ対とによって、矢印Tで示す方向
に搬送されるようになっている。なお、このペーパ10
0に対しては、図示していない露光エンジンによって、
矢印Lで示す方向にライン露光処理が施される。
来のデジタル写真焼付け装置のペーパ搬送機構において
は、ペーパ100(印画紙)が、第1搬送ローラ101
と第1圧着ローラ102とで構成される第1ローラ対
と、第2搬送ローラ103と第2圧着ローラ104とで
構成される第2ローラ対とによって、矢印Tで示す方向
に搬送されるようになっている。なお、このペーパ10
0に対しては、図示していない露光エンジンによって、
矢印Lで示す方向にライン露光処理が施される。
【0004】さらに、両搬送ローラ101、103を回
転駆動するために、駆動モータ105が設けられてい
る。そして、この駆動モータ105の駆動軸に同軸に取
り付けられた駆動プーリ106と、比較的大径の第1ア
イドルプーリ107とにまたがって、第1駆動ベルト1
08が巻きかけられている。また、第1アイドルプーリ
107に同軸状に固定して取り付けられた比較的小径の
第2アイドルプーリ109と、第1搬送ローラ101の
一端に同軸状に固定して取り付けられた第1従動プーリ
110と、第2搬送ローラ103の一端に同軸状に固定
して取り付けられた第2従動プーリ111とにまたがっ
て、第2駆動ベルト112が巻きかけられている。
転駆動するために、駆動モータ105が設けられてい
る。そして、この駆動モータ105の駆動軸に同軸に取
り付けられた駆動プーリ106と、比較的大径の第1ア
イドルプーリ107とにまたがって、第1駆動ベルト1
08が巻きかけられている。また、第1アイドルプーリ
107に同軸状に固定して取り付けられた比較的小径の
第2アイドルプーリ109と、第1搬送ローラ101の
一端に同軸状に固定して取り付けられた第1従動プーリ
110と、第2搬送ローラ103の一端に同軸状に固定
して取り付けられた第2従動プーリ111とにまたがっ
て、第2駆動ベルト112が巻きかけられている。
【0005】かくして、駆動モータ105の駆動軸の回
転力が、順に、駆動プーリ106と、第1駆動ベルト1
08と、両アイドルプーリ107、109と、第2駆動
ベルト112とを介して、両従動プーリ110、111
に伝達される。そして、両従動プーリ110、111に
よってそれぞれ両搬送ローラ101、103が回転駆動
され、両搬送ローラ101、103と両圧着ローラ10
2、104との間に挟まれているペーパ100が搬送さ
れる。
転力が、順に、駆動プーリ106と、第1駆動ベルト1
08と、両アイドルプーリ107、109と、第2駆動
ベルト112とを介して、両従動プーリ110、111
に伝達される。そして、両従動プーリ110、111に
よってそれぞれ両搬送ローラ101、103が回転駆動
され、両搬送ローラ101、103と両圧着ローラ10
2、104との間に挟まれているペーパ100が搬送さ
れる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、例えば図6
(a)、(b)に示すような複数の搬送ローラ101、
103を備えた従来のペーパ搬送機構においては、搬送
ローラ製作時の事情等に起因して、各搬送ローラ10
1、103の直径等の部品寸法にばらつきが生じること
がある。そして、このように各搬送ローラ101、10
3の直径にばらつきが生じた場合、各搬送ローラ10
1、103の回転速度(回転数)が同一であっても、そ
の周速は直径によって差が生じるので、各搬送ローラ
(ローラ対)のペーパ搬送速度(ペーパ送り出し速度)
には微妙な差が生じることになる。また、各搬送ローラ
101、103に取り付けられている従動プーリ11
0、111の直径にばらつきがある場合も、各搬送ロー
ラ101、103の回転速度(回転数)に差が生じるの
で、各搬送ローラのペーパ搬送速度に微妙な差が生じる
ことになる。
(a)、(b)に示すような複数の搬送ローラ101、
103を備えた従来のペーパ搬送機構においては、搬送
ローラ製作時の事情等に起因して、各搬送ローラ10
1、103の直径等の部品寸法にばらつきが生じること
がある。そして、このように各搬送ローラ101、10
3の直径にばらつきが生じた場合、各搬送ローラ10
1、103の回転速度(回転数)が同一であっても、そ
の周速は直径によって差が生じるので、各搬送ローラ
(ローラ対)のペーパ搬送速度(ペーパ送り出し速度)
には微妙な差が生じることになる。また、各搬送ローラ
101、103に取り付けられている従動プーリ11
0、111の直径にばらつきがある場合も、各搬送ロー
ラ101、103の回転速度(回転数)に差が生じるの
で、各搬送ローラのペーパ搬送速度に微妙な差が生じる
ことになる。
【0007】さらに、第2駆動ベルト112に部分的な
厚みあるいは伸びのばらつきがある場合は、これに起因
して各従動プーリ110、111ひいては各搬送ローラ
101、103の回転速度(回転数)に差が生じるの
で、各搬送ローラ101、103のペーパ搬送速度に微
妙な差が生じることになる。
厚みあるいは伸びのばらつきがある場合は、これに起因
して各従動プーリ110、111ひいては各搬送ローラ
101、103の回転速度(回転数)に差が生じるの
で、各搬送ローラ101、103のペーパ搬送速度に微
妙な差が生じることになる。
【0008】かくして、複数の搬送ローラ101、10
3により1枚のペーパ100を搬送しているときに、各
搬送ローラ101、103のペーパ搬送速度に差が生じ
ると、図6(b)中に示すように搬送ローラ間でペーパ
100’にたるみが生じたり、あるいは余分な張力が作
用するなどして、ペーパ100の移動スピードの変動
(搬送ムラ)が生じるといった問題がある。そして、デ
ジタル写真焼付け装置において、露光部分でこのような
ペーパ100の移動スピードの変動が生じると、該ペー
パ100に焼き付けられた画像(写真性)の品質が低下
するといった問題が生じる。
3により1枚のペーパ100を搬送しているときに、各
搬送ローラ101、103のペーパ搬送速度に差が生じ
ると、図6(b)中に示すように搬送ローラ間でペーパ
100’にたるみが生じたり、あるいは余分な張力が作
用するなどして、ペーパ100の移動スピードの変動
(搬送ムラ)が生じるといった問題がある。そして、デ
ジタル写真焼付け装置において、露光部分でこのような
ペーパ100の移動スピードの変動が生じると、該ペー
パ100に焼き付けられた画像(写真性)の品質が低下
するといった問題が生じる。
【0009】本発明は上記従来の問題を解決するために
なされたものであって、複数の搬送ローラによりペーパ
等のシート材料を搬送する際に、搬送ローラ等の各種部
品に部品寸法のばらつきが伴われる場合でも、各搬送ロ
ーラのシート材料搬送速度を一定にすることができるシ
ート材料搬送機構を提供することを解決すべき課題とす
る。
なされたものであって、複数の搬送ローラによりペーパ
等のシート材料を搬送する際に、搬送ローラ等の各種部
品に部品寸法のばらつきが伴われる場合でも、各搬送ロ
ーラのシート材料搬送速度を一定にすることができるシ
ート材料搬送機構を提供することを解決すべき課題とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
になされた本発明の第1の態様にかかるシート材料搬送
機構は、(a)シート材料に当接する搬送ローラが複数
設けられ、各搬送ローラを回転させることによりシート
材料を搬送するようになっているシート材料搬送機構で
あって、(b)いずれか1つの搬送ローラを回転駆動す
る搬送ローラ駆動手段と、(c)全搬送ローラにまたが
って巻きかけられ、各搬送ローラの外周面に直接当接す
る駆動伝達ベルトとが設けられていることを特徴とする
ものである。このシート材料搬送機構においては、駆動
伝達ベルトのたるみを防止するテンションローラが設け
られているのが好ましい。
になされた本発明の第1の態様にかかるシート材料搬送
機構は、(a)シート材料に当接する搬送ローラが複数
設けられ、各搬送ローラを回転させることによりシート
材料を搬送するようになっているシート材料搬送機構で
あって、(b)いずれか1つの搬送ローラを回転駆動す
る搬送ローラ駆動手段と、(c)全搬送ローラにまたが
って巻きかけられ、各搬送ローラの外周面に直接当接す
る駆動伝達ベルトとが設けられていることを特徴とする
ものである。このシート材料搬送機構においては、駆動
伝達ベルトのたるみを防止するテンションローラが設け
られているのが好ましい。
【0011】このシート材料搬送機構においては、搬送
ローラ駆動手段によって1つの搬送ローラが回転駆動さ
れ、駆動搬送ローラの回転力が駆動伝達ベルトを介して
ロスすることなく、その他の搬送ローラに伝達され、全
搬送ローラは同一方向に回転する。ここで、駆動伝達ベ
ルトは、全搬送ローラの外周面に直接巻きかけられてい
るので、各搬送ローラの直径等の部品寸法が異なる場
合、各搬送ローラの回転速度(回転数)は異なるもの
の、その周速は同一となる。そして、各搬送ローラのシ
ート材料搬送速度は、該搬送ローラの周速によって決定
されるので、たとえ各搬送ローラの直径が異なる場合で
も、そのシート材料搬送速度は同一となる。したがっ
て、各搬送ローラのシート材料搬送速度が均一化され、
搬送ローラ間でシート材料にたるみが生じたり、あるい
は余分な張力が作用したりせず、シート材料の移動スピ
ードの変動(搬送ムラ)が生じない。このため、このシ
ート材料搬送機構を、例えばデジタル写真焼付け装置の
ペーパ搬送機構として用いる場合、ペーパに焼き付けら
れる画像(写真性)の品質が高められる。
ローラ駆動手段によって1つの搬送ローラが回転駆動さ
れ、駆動搬送ローラの回転力が駆動伝達ベルトを介して
ロスすることなく、その他の搬送ローラに伝達され、全
搬送ローラは同一方向に回転する。ここで、駆動伝達ベ
ルトは、全搬送ローラの外周面に直接巻きかけられてい
るので、各搬送ローラの直径等の部品寸法が異なる場
合、各搬送ローラの回転速度(回転数)は異なるもの
の、その周速は同一となる。そして、各搬送ローラのシ
ート材料搬送速度は、該搬送ローラの周速によって決定
されるので、たとえ各搬送ローラの直径が異なる場合で
も、そのシート材料搬送速度は同一となる。したがっ
て、各搬送ローラのシート材料搬送速度が均一化され、
搬送ローラ間でシート材料にたるみが生じたり、あるい
は余分な張力が作用したりせず、シート材料の移動スピ
ードの変動(搬送ムラ)が生じない。このため、このシ
ート材料搬送機構を、例えばデジタル写真焼付け装置の
ペーパ搬送機構として用いる場合、ペーパに焼き付けら
れる画像(写真性)の品質が高められる。
【0012】従来のこの種のシート材料搬送機構では、
搬送ローラの直径の寸法公差範囲を可及的に(最小に)
押さえることにより、各搬送ローラのシート材料搬送速
度のばらつき、ないしはシート材料の移動スピードの変
動を抑制するようにしているので、搬送ローラの加工が
かなりむずかしい。これに対して、本発明にかかるこの
シート材料搬送機構では、搬送ローラの直径のばらつき
は各搬送ローラ間のシート材料搬送速度に直接は影響し
ないので、搬送ローラの寸法公差範囲を広げることがで
き、その加工が容易となる(加工性が向上する)。
搬送ローラの直径の寸法公差範囲を可及的に(最小に)
押さえることにより、各搬送ローラのシート材料搬送速
度のばらつき、ないしはシート材料の移動スピードの変
動を抑制するようにしているので、搬送ローラの加工が
かなりむずかしい。これに対して、本発明にかかるこの
シート材料搬送機構では、搬送ローラの直径のばらつき
は各搬送ローラ間のシート材料搬送速度に直接は影響し
ないので、搬送ローラの寸法公差範囲を広げることがで
き、その加工が容易となる(加工性が向上する)。
【0013】本発明の第2の態様にかかるシート材料搬
送機構は、第1の態様にかかるシート材料搬送機構にお
いて、上記駆動伝達ベルトに代えて、シート材料搬送方
向に隣り合う搬送ローラの双方の外周面に直接当接(押
圧)するアイドルローラが設けられていることを特徴と
するものである。このシート材料搬送機構においても、
前記の第1の態様にかかるシート材料搬送機構の場合と
同様の作用・効果が得られる。
送機構は、第1の態様にかかるシート材料搬送機構にお
いて、上記駆動伝達ベルトに代えて、シート材料搬送方
向に隣り合う搬送ローラの双方の外周面に直接当接(押
圧)するアイドルローラが設けられていることを特徴と
するものである。このシート材料搬送機構においても、
前記の第1の態様にかかるシート材料搬送機構の場合と
同様の作用・効果が得られる。
【0014】この第2の態様にかかるシート材料搬送機
構においては、互いに当接する搬送ローラとアイドルロ
ーラとのうち、一方がグリッドローラであり、他方がゴ
ムローラであるのが好ましい。すなわち、搬送ローラを
グリッドローラとする一方アイドルローラをゴムローラ
とし、あるいは逆に搬送ローラをゴムローラとする一方
アイドルローラをグリッドローラとするのが好ましい。
このようにすれば、搬送ローラとアイドルローラとの当
接部ですべり(スリップ)が発生しない。さらに、この
シート材料搬送機構においては、アイドルローラが、該
アイドルローラと当接する搬送ローラに対して相対的に
移動可能である(アイドルローラの取り付けに自由度を
もたせる)のが好ましい。このようにすれば、アイドル
ローラを搬送ローラに確実に密着させることができる。
構においては、互いに当接する搬送ローラとアイドルロ
ーラとのうち、一方がグリッドローラであり、他方がゴ
ムローラであるのが好ましい。すなわち、搬送ローラを
グリッドローラとする一方アイドルローラをゴムローラ
とし、あるいは逆に搬送ローラをゴムローラとする一方
アイドルローラをグリッドローラとするのが好ましい。
このようにすれば、搬送ローラとアイドルローラとの当
接部ですべり(スリップ)が発生しない。さらに、この
シート材料搬送機構においては、アイドルローラが、該
アイドルローラと当接する搬送ローラに対して相対的に
移動可能である(アイドルローラの取り付けに自由度を
もたせる)のが好ましい。このようにすれば、アイドル
ローラを搬送ローラに確実に密着させることができる。
【0015】本発明の第3の態様にかかるシート材料搬
送機構は、(a)シート材料に当接する搬送ローラが複
数設けられ、各搬送ローラを回転させることによりシー
ト材料を搬送するようになっているシート材料搬送機構
であって、(b)搬送ローラ駆動手段によって回転駆動
される一方、シート材料搬送方向に隣り合う1対の搬送
ローラ間において両搬送ローラの外周面に直接当接する
駆動伝達ローラが設けられている(搬送ローラは、搬送
ローラ駆動手段によって直接的には回転駆動されない)
ことを特徴とするものである。なお、搬送ローラが3つ
以上設けられている場合は、駆動伝達ローラが設けられ
ている搬送ローラ間を除き、シート材料搬送方向に隣り
合う搬送ローラ間にそれぞれ、対応する両搬送ローラの
外周面に直接当接するアイドルローラを設ける必要があ
る。また、このシート材料搬送機構においては、前記の
第2の態様にかかるシート材料搬送機構の場合と同様の
理由により、互いに当接する搬送ローラと駆動伝達ロー
ラ、又は互いに当接する搬送ローラとアイドルローラと
のうち、一方がグリッドローラであり、他方がゴムロー
ラであるのが好ましい。
送機構は、(a)シート材料に当接する搬送ローラが複
数設けられ、各搬送ローラを回転させることによりシー
ト材料を搬送するようになっているシート材料搬送機構
であって、(b)搬送ローラ駆動手段によって回転駆動
される一方、シート材料搬送方向に隣り合う1対の搬送
ローラ間において両搬送ローラの外周面に直接当接する
駆動伝達ローラが設けられている(搬送ローラは、搬送
ローラ駆動手段によって直接的には回転駆動されない)
ことを特徴とするものである。なお、搬送ローラが3つ
以上設けられている場合は、駆動伝達ローラが設けられ
ている搬送ローラ間を除き、シート材料搬送方向に隣り
合う搬送ローラ間にそれぞれ、対応する両搬送ローラの
外周面に直接当接するアイドルローラを設ける必要があ
る。また、このシート材料搬送機構においては、前記の
第2の態様にかかるシート材料搬送機構の場合と同様の
理由により、互いに当接する搬送ローラと駆動伝達ロー
ラ、又は互いに当接する搬送ローラとアイドルローラと
のうち、一方がグリッドローラであり、他方がゴムロー
ラであるのが好ましい。
【0016】この第3の態様にかかるシート材料搬送機
構では、前記の第1又は第2の態様にかかるシート材料
搬送機構とは異なり、どの搬送ローラも搬送ローラ駆動
手段によって直接的には回転駆動されず、各搬送ローラ
は、搬送ローラ駆動手段によって直接的に回転駆動され
る駆動伝達ローラ、又はアイドルローラ(搬送ローラが
3つ以上設けられている場合)を介して回転駆動され
る。しかしながら、このような構成の違いに起因する若
干の相違点を除けば、このシート材料搬送機構において
も、第1又は第2の態様にかかるシート材料搬送機構の
場合と同様の作用・効果が得られる。
構では、前記の第1又は第2の態様にかかるシート材料
搬送機構とは異なり、どの搬送ローラも搬送ローラ駆動
手段によって直接的には回転駆動されず、各搬送ローラ
は、搬送ローラ駆動手段によって直接的に回転駆動され
る駆動伝達ローラ、又はアイドルローラ(搬送ローラが
3つ以上設けられている場合)を介して回転駆動され
る。しかしながら、このような構成の違いに起因する若
干の相違点を除けば、このシート材料搬送機構において
も、第1又は第2の態様にかかるシート材料搬送機構の
場合と同様の作用・効果が得られる。
【0017】上記のいずれのシート材料搬送機構におい
ても、各搬送ローラは、これと対応する圧着ローラとの
間にシート材料を挟んで回転することにより該シート材
料を搬送するようになっているのが好ましい(実用的で
ある)。また、上記シート材料搬送機構は、例えばデジ
タル写真焼付け装置用のペーパ搬送機構(印画紙搬送機
構)として用いることができる。
ても、各搬送ローラは、これと対応する圧着ローラとの
間にシート材料を挟んで回転することにより該シート材
料を搬送するようになっているのが好ましい(実用的で
ある)。また、上記シート材料搬送機構は、例えばデジ
タル写真焼付け装置用のペーパ搬送機構(印画紙搬送機
構)として用いることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を具体
的に説明する。 (実施の形態1)まず、本発明の実施の形態1を説明す
る。図1に示すように、本発明にかかるペーパ搬送機構
(シート材料搬送機構)を備えたデジタルプリンタIP
(デジタル写真焼付け装置)には、フィルム現像機(図
示せず)によって現像処理されたフィルム1(写真フィ
ルム)のコマ画像をデジタル画像データとして取得する
フィルムスキャナSと、このデジタル画像データを処理
してプリントデータを作成するコントローラ2と、この
プリントデータに基づいてペーパ3(印画紙)に露光処
理を施してコマ画像に対応する画像を焼き付けるデジタ
ルプリント部Pと、露光処理が施されたペーパ3に現像
処理を施す現像処理部Dとが設けられている。そして、
現像処理部Dで現像処理が施された(現像された)ペー
パ3は、乾燥処理が施された後、仕上がりプリントとし
て、該デジタルプリンタIPから排出される。
的に説明する。 (実施の形態1)まず、本発明の実施の形態1を説明す
る。図1に示すように、本発明にかかるペーパ搬送機構
(シート材料搬送機構)を備えたデジタルプリンタIP
(デジタル写真焼付け装置)には、フィルム現像機(図
示せず)によって現像処理されたフィルム1(写真フィ
ルム)のコマ画像をデジタル画像データとして取得する
フィルムスキャナSと、このデジタル画像データを処理
してプリントデータを作成するコントローラ2と、この
プリントデータに基づいてペーパ3(印画紙)に露光処
理を施してコマ画像に対応する画像を焼き付けるデジタ
ルプリント部Pと、露光処理が施されたペーパ3に現像
処理を施す現像処理部Dとが設けられている。そして、
現像処理部Dで現像処理が施された(現像された)ペー
パ3は、乾燥処理が施された後、仕上がりプリントとし
て、該デジタルプリンタIPから排出される。
【0019】フィルムスキャナSには、照明光学系4
と、撮像光学系5と、CCDセンサを用いた光電変換部
6とが設けられている。ここで、照明光学系4は、白色
光源であるハロゲンランプ4a、調光フィルタ4b、ミ
ラートンネル4c等で構成され、光源からの光ビームの
色分布や強度分布を調整して、これをフィルム1のコマ
画像に照射するようになっている。また、撮像光学系5
は、詳しくは図示していないが、投射光の方向を変える
ミラー、レンズユニット、該レンズユニットを透過した
光ビームを3つの方向に分光するプリズム等で構成さ
れ、フィルム1の透過光ビームを処理するようになって
いる。なお、フィルム1のコマ画像は、フィルム搬送機
構7でフィルム1を所定の走査速度で移送することによ
り、副走査方向(すなわち、フィルム長手方向)に走査
される。
と、撮像光学系5と、CCDセンサを用いた光電変換部
6とが設けられている。ここで、照明光学系4は、白色
光源であるハロゲンランプ4a、調光フィルタ4b、ミ
ラートンネル4c等で構成され、光源からの光ビームの
色分布や強度分布を調整して、これをフィルム1のコマ
画像に照射するようになっている。また、撮像光学系5
は、詳しくは図示していないが、投射光の方向を変える
ミラー、レンズユニット、該レンズユニットを透過した
光ビームを3つの方向に分光するプリズム等で構成さ
れ、フィルム1の透過光ビームを処理するようになって
いる。なお、フィルム1のコマ画像は、フィルム搬送機
構7でフィルム1を所定の走査速度で移送することによ
り、副走査方向(すなわち、フィルム長手方向)に走査
される。
【0020】光電変換部6は、撮像光学系5から導入さ
れた光ビームを光電変換する。この光電変換部6は、撮
像光学系5のプリズムによって分光された3つの光ビー
ムを個別に受け入れるための3つのCCDセンサを備え
ている。各CCDセンサは、それぞれ、多数(例えば5
000個)のCCD素子が主走査方向(すなわち、フィ
ルム幅方向)に配列されたラインセンサであって、セン
サ駆動回路により主走査時に電荷蓄積動作や電荷蓄積時
間の制御が行われるようになっている。各CCDセンサ
は、それぞれその撮像面に光ビームの青色成分、赤色成
分又は緑色成分のみを透過させるカラーフィルタが設け
られており、それぞれ青色成分、赤色成分又は緑色成分
のみを光電変換する。各CCDセンサから出力される各
画素信号はサンプルホールドされ、各画素信号が連続し
た画像信号となる。なお、各画素信号は所定のビット数
(例えば12ビット)のデジタル信号に変換される。
れた光ビームを光電変換する。この光電変換部6は、撮
像光学系5のプリズムによって分光された3つの光ビー
ムを個別に受け入れるための3つのCCDセンサを備え
ている。各CCDセンサは、それぞれ、多数(例えば5
000個)のCCD素子が主走査方向(すなわち、フィ
ルム幅方向)に配列されたラインセンサであって、セン
サ駆動回路により主走査時に電荷蓄積動作や電荷蓄積時
間の制御が行われるようになっている。各CCDセンサ
は、それぞれその撮像面に光ビームの青色成分、赤色成
分又は緑色成分のみを透過させるカラーフィルタが設け
られており、それぞれ青色成分、赤色成分又は緑色成分
のみを光電変換する。各CCDセンサから出力される各
画素信号はサンプルホールドされ、各画素信号が連続し
た画像信号となる。なお、各画素信号は所定のビット数
(例えば12ビット)のデジタル信号に変換される。
【0021】かくして、フィルム1のコマ画像が所定の
スキャン位置に位置決めされると、コマ画像の読取処理
が開始される。このとき、フィルム1の各コマ画像は、
フィルム搬送機構7によるフィルム1の移送により、複
数のスリット画像に分割された形で順次光電変換部6で
読み取られ、原デジタル画像データとしてコントローラ
2に送られる。このような、フィルムスキャナSの照明
光学系4、撮像光学系5及び光電変換部6の各制御はコ
ントローラ2によって行われる。
スキャン位置に位置決めされると、コマ画像の読取処理
が開始される。このとき、フィルム1の各コマ画像は、
フィルム搬送機構7によるフィルム1の移送により、複
数のスリット画像に分割された形で順次光電変換部6で
読み取られ、原デジタル画像データとしてコントローラ
2に送られる。このような、フィルムスキャナSの照明
光学系4、撮像光学系5及び光電変換部6の各制御はコ
ントローラ2によって行われる。
【0022】デジタルプリント部PはPLZTシャッタ
方式のものであって、このデジタルプリント部Pには、
マガジン8から搬送されてくるペーパ3に露光処理を施
して画像を焼き付ける露光装置として、露光ヘッド11
aと光源11bと光ケーブル11cとを備えた露光エン
ジン11が設けられている。ここで、露光ヘッド11a
は、PLZT素子からなるシャッタアレイを用いたもの
である。このPLZT素子からなるシャッタアレイは、
その材料の有する電気光学効果を利用したものであっ
て、各シャッタには光源11bから光ケーブル11c中
の多数の光ファイバを介してR、G、Bの光が導入され
るようになっている。
方式のものであって、このデジタルプリント部Pには、
マガジン8から搬送されてくるペーパ3に露光処理を施
して画像を焼き付ける露光装置として、露光ヘッド11
aと光源11bと光ケーブル11cとを備えた露光エン
ジン11が設けられている。ここで、露光ヘッド11a
は、PLZT素子からなるシャッタアレイを用いたもの
である。このPLZT素子からなるシャッタアレイは、
その材料の有する電気光学効果を利用したものであっ
て、各シャッタには光源11bから光ケーブル11c中
の多数の光ファイバを介してR、G、Bの光が導入され
るようになっている。
【0023】露光ヘッド11aは、ペーパ3の幅方向、
すなわち該図面の紙面と直交する方向に、ペーパ3のほ
ぼ全幅にわたって延び、搬送されているペーパ3のほぼ
全面に露光処理を施して画像を焼き付けることができる
ようになっている。かくして、各シャッタは、所定レベ
ルの電圧が印加されると光を透過させる状態(開状態)
となり、該電圧の印加が停止されると光を遮断する状態
(閉状態)となる。したがって、コントローラ2からプ
リントデータに基づいて各画素に対応するシャッタに駆
動電圧が印加されると、そのシャッタは開状態となって
光源11bから導入されている色の光がペーパ3に照射
される。ここで、露光処理が施されるペーパ3について
見ると、ペーパ幅方向においては画像の全長にわたり、
ペーパ搬送方向(ペーパ長手方向)においては画像の一
部(例えば、1画素の幅)のみ含む部分画像が、画素毎
に露光量が設定された状態でペーパ3に焼き付けられ
る。
すなわち該図面の紙面と直交する方向に、ペーパ3のほ
ぼ全幅にわたって延び、搬送されているペーパ3のほぼ
全面に露光処理を施して画像を焼き付けることができる
ようになっている。かくして、各シャッタは、所定レベ
ルの電圧が印加されると光を透過させる状態(開状態)
となり、該電圧の印加が停止されると光を遮断する状態
(閉状態)となる。したがって、コントローラ2からプ
リントデータに基づいて各画素に対応するシャッタに駆
動電圧が印加されると、そのシャッタは開状態となって
光源11bから導入されている色の光がペーパ3に照射
される。ここで、露光処理が施されるペーパ3について
見ると、ペーパ幅方向においては画像の全長にわたり、
ペーパ搬送方向(ペーパ長手方向)においては画像の一
部(例えば、1画素の幅)のみ含む部分画像が、画素毎
に露光量が設定された状態でペーパ3に焼き付けられ
る。
【0024】詳しくは図示していないが、光源11bに
はR、G、Bの3色の光学フィルタからなる回転フィル
タが付設され、この回転フィルタを回転位相制御するこ
とにより、R、G、Bのうちのいずれか1つが選択的に
光源11bに対向し、その色のフィルタを介して選択色
の光が、光ケーブル11c(光ファイバ)を介してシャ
ッタに送られる。この実施の形態1ではPLZTシャッ
タ方式のデジタルプリント部Pが用いられているが、デ
ジタルプリント部Pはこのような方式のものに限定され
るわけではなく、露光仕様に応じてこれ以外のもの、例
えば液晶シャッタ方式のもの、蛍光ビーム方式のもの、
FOCRT方式のもの等を用いることができる。
はR、G、Bの3色の光学フィルタからなる回転フィル
タが付設され、この回転フィルタを回転位相制御するこ
とにより、R、G、Bのうちのいずれか1つが選択的に
光源11bに対向し、その色のフィルタを介して選択色
の光が、光ケーブル11c(光ファイバ)を介してシャ
ッタに送られる。この実施の形態1ではPLZTシャッ
タ方式のデジタルプリント部Pが用いられているが、デ
ジタルプリント部Pはこのような方式のものに限定され
るわけではなく、露光仕様に応じてこれ以外のもの、例
えば液晶シャッタ方式のもの、蛍光ビーム方式のもの、
FOCRT方式のもの等を用いることができる。
【0025】なお、コントローラ2から露光エンジン1
1に送られるプリントデータは、基本的にはフィルムス
キャナSで読み取られた画像データに基づくものである
が、コントローラ2に接続された外部画像入力部2cか
ら入力された画像データを、コントローラ2を介してデ
ジタルプリント部Pに送り、ペーパ3に露光処理を施す
ことも可能である。また、フィルムスキャナS又は外部
画像入力部2cからコントローラ2に入力された画像デ
ータは、ペーパ3にプリントした場合に得られるであろ
うシミュレート画像としてモニタ2aに表示され、操作
者は、そのモニタ2aの表示を確認しながら走査卓2b
から画像の色調等を修正するための指示を入力すること
ができる。この場合、修正後の画像データがデジタルプ
リント部Pに送られることになる。
1に送られるプリントデータは、基本的にはフィルムス
キャナSで読み取られた画像データに基づくものである
が、コントローラ2に接続された外部画像入力部2cか
ら入力された画像データを、コントローラ2を介してデ
ジタルプリント部Pに送り、ペーパ3に露光処理を施す
ことも可能である。また、フィルムスキャナS又は外部
画像入力部2cからコントローラ2に入力された画像デ
ータは、ペーパ3にプリントした場合に得られるであろ
うシミュレート画像としてモニタ2aに表示され、操作
者は、そのモニタ2aの表示を確認しながら走査卓2b
から画像の色調等を修正するための指示を入力すること
ができる。この場合、修正後の画像データがデジタルプ
リント部Pに送られることになる。
【0026】以下、ペーパ3を、マガジン8からデジタ
ルプリント部Pを経由して現像処理部Dに搬送するペー
パ搬送機構Cを具体的に説明する。このペーパ搬送機構
Cは、ペーパ3をほぼ水平姿勢で搬送するペーパ供給ラ
インC1と、ペーパ3をほぼ鉛直姿勢で搬送する露光搬
送ラインC2と、現像搬送ラインC3とに区分けされてい
る。
ルプリント部Pを経由して現像処理部Dに搬送するペー
パ搬送機構Cを具体的に説明する。このペーパ搬送機構
Cは、ペーパ3をほぼ水平姿勢で搬送するペーパ供給ラ
インC1と、ペーパ3をほぼ鉛直姿勢で搬送する露光搬
送ラインC2と、現像搬送ラインC3とに区分けされてい
る。
【0027】ペーパ供給ラインC1の搬送上流端には、
長尺のペーパ3をロール状に収納しているマガジン8が
着脱可能に配置されている。そして、ペーパ搬送方向に
みてマガジン8の下流側(図1では右側)には、マガジ
ン8から引き出されたペーパ3をプリントサイズに応じ
てカットするペーパーカッタ9と、ペーパ3の裏面(非
感光面)に、フィルムID、コマ番号、プリントデータ
作成時に行われた画像処理を示す補正情報等を印字する
バックプリント部10とが設けられている。なお、ペー
パ供給ラインC1には、とくには番号を付していない
が、ペーパ3を搬送するための、あるいはペーパ3の搬
送方向を変えるための種々のローラないしはローラ対が
随所に配設されている。また、ペーパ供給ラインC1に
は、図示していないが、上記ローラを回転駆動する駆動
機構(モータ等)と、ペーパ3を案内するガイドとが設
けられている。
長尺のペーパ3をロール状に収納しているマガジン8が
着脱可能に配置されている。そして、ペーパ搬送方向に
みてマガジン8の下流側(図1では右側)には、マガジ
ン8から引き出されたペーパ3をプリントサイズに応じ
てカットするペーパーカッタ9と、ペーパ3の裏面(非
感光面)に、フィルムID、コマ番号、プリントデータ
作成時に行われた画像処理を示す補正情報等を印字する
バックプリント部10とが設けられている。なお、ペー
パ供給ラインC1には、とくには番号を付していない
が、ペーパ3を搬送するための、あるいはペーパ3の搬
送方向を変えるための種々のローラないしはローラ対が
随所に配設されている。また、ペーパ供給ラインC1に
は、図示していないが、上記ローラを回転駆動する駆動
機構(モータ等)と、ペーパ3を案内するガイドとが設
けられている。
【0028】以下、図2(a)、(b)を参照しつつ、
ペーパ3を鉛直方向上向きに搬送する露光搬送ラインC
2(ペーパ搬送機構C)の露光エンジン近傍部分の具体
的な構造及び機能を説明する。図2(a)、(b)に示
すように、この露光搬送ラインC2(ペーパ搬送機構
C)の露光エンジン近傍部分においては、ペーパ3が、
第1搬送ローラ12と第1圧着ローラ13とで構成され
る第1ローラ対と、第2搬送ローラ14と第2圧着ロー
ラ15とで構成される第2ローラ対とによって、矢印Z
で示す方向すなわち鉛直上向きに搬送されるようになっ
ている。なお、ペーパ3に対しては、露光エンジン11
の露光ヘッド11a(図1参照)によって、矢印Yで示
す方向にライン露光処理が施される。
ペーパ3を鉛直方向上向きに搬送する露光搬送ラインC
2(ペーパ搬送機構C)の露光エンジン近傍部分の具体
的な構造及び機能を説明する。図2(a)、(b)に示
すように、この露光搬送ラインC2(ペーパ搬送機構
C)の露光エンジン近傍部分においては、ペーパ3が、
第1搬送ローラ12と第1圧着ローラ13とで構成され
る第1ローラ対と、第2搬送ローラ14と第2圧着ロー
ラ15とで構成される第2ローラ対とによって、矢印Z
で示す方向すなわち鉛直上向きに搬送されるようになっ
ている。なお、ペーパ3に対しては、露光エンジン11
の露光ヘッド11a(図1参照)によって、矢印Yで示
す方向にライン露光処理が施される。
【0029】ここで、第1搬送ローラ12及び第2搬送
ローラ14は、それぞれ、小径の軸部12b、14b
(ローラ軸)にローラ部12a、14a(例えば、ゴム
ローラ)が外嵌された構造とされている。また、第1圧
着ローラ13及び第2圧着ローラ15も、それぞれ、小
径の軸部13b、15b(ローラ軸)にローラ部13
a、15a(例えば、ゴムローラ)が外嵌された構造と
されている。これらのローラ部12a〜15aは、それ
ぞれ、その軸線方向(矢印X方向)にみて数カ所で欠損
された状態となっている。換言すれば、各ローラ部12
a〜15aは、それぞれ、若干の間隔を隔てて複数に分
割された構造とされている。
ローラ14は、それぞれ、小径の軸部12b、14b
(ローラ軸)にローラ部12a、14a(例えば、ゴム
ローラ)が外嵌された構造とされている。また、第1圧
着ローラ13及び第2圧着ローラ15も、それぞれ、小
径の軸部13b、15b(ローラ軸)にローラ部13
a、15a(例えば、ゴムローラ)が外嵌された構造と
されている。これらのローラ部12a〜15aは、それ
ぞれ、その軸線方向(矢印X方向)にみて数カ所で欠損
された状態となっている。換言すれば、各ローラ部12
a〜15aは、それぞれ、若干の間隔を隔てて複数に分
割された構造とされている。
【0030】ここで、第1搬送ローラ12及び第2搬送
ローラ14は、それぞれその位置が固定されているが
(ただし、回転ないしは自転する)、第1圧着ローラ1
3及び第2圧着ローラ15は、それぞれペーパ3の厚み
方向(矢印Y方向及びこれと逆方向)に移動することが
できるようになっている。そして、両圧着ローラ13、
15は、それぞれ、ばね等の付勢手段(図示せず)によ
って適度に両搬送ローラ12、14側に向かって付勢さ
れている。このため、ペーパ3は、両搬送ローラ12、
14と両圧着ローラ13、15との間に、適度な押圧力
でもって挟まれている。したがって、両搬送ローラ1
2、14が矢印X方向にみて時計回り方向に回転する
と、これに伴って両圧着ローラ13、15が反時計回り
方向に回転し、、ペーパ3は矢印Z方向すなわち上向き
に搬送されることになる。
ローラ14は、それぞれその位置が固定されているが
(ただし、回転ないしは自転する)、第1圧着ローラ1
3及び第2圧着ローラ15は、それぞれペーパ3の厚み
方向(矢印Y方向及びこれと逆方向)に移動することが
できるようになっている。そして、両圧着ローラ13、
15は、それぞれ、ばね等の付勢手段(図示せず)によ
って適度に両搬送ローラ12、14側に向かって付勢さ
れている。このため、ペーパ3は、両搬送ローラ12、
14と両圧着ローラ13、15との間に、適度な押圧力
でもって挟まれている。したがって、両搬送ローラ1
2、14が矢印X方向にみて時計回り方向に回転する
と、これに伴って両圧着ローラ13、15が反時計回り
方向に回転し、、ペーパ3は矢印Z方向すなわち上向き
に搬送されることになる。
【0031】そして、第1搬送ローラ12及び第2搬送
ローラ14を回転駆動するための駆動源として駆動モー
タ16が設けられている。この駆動モータ16の駆動軸
には駆動プーリ17が同軸に取り付けられ、この駆動プ
ーリ17と比較的大径の第1アイドルプーリ18とにま
たがって第1駆動ベルト19が巻きかけられている。ま
た、第1アイドルプーリ18に同軸状に固定して取り付
けられた比較的小径の第2アイドルプーリ20と、第2
搬送ローラ14の軸部14bの一方の端部にこれと同軸
状に固定して取り付けられた従動プーリ21とにまたが
って、第2駆動ベルト22が巻きかけられている。
ローラ14を回転駆動するための駆動源として駆動モー
タ16が設けられている。この駆動モータ16の駆動軸
には駆動プーリ17が同軸に取り付けられ、この駆動プ
ーリ17と比較的大径の第1アイドルプーリ18とにま
たがって第1駆動ベルト19が巻きかけられている。ま
た、第1アイドルプーリ18に同軸状に固定して取り付
けられた比較的小径の第2アイドルプーリ20と、第2
搬送ローラ14の軸部14bの一方の端部にこれと同軸
状に固定して取り付けられた従動プーリ21とにまたが
って、第2駆動ベルト22が巻きかけられている。
【0032】さらに、第1搬送ローラ12のローラ部1
2aと、第2搬送ローラ14のローラ部14aと、テン
ションローラ23とにまたがって駆動伝達ベルト24が
巻きかけられている。ここで、駆動伝達ベルト24は、
両搬送ローラ12、14のローラ部12a、14aの外
周面に直接当接するように巻きかけられている。なお、
テンションローラ23は、駆動伝達ベルト24にたるみ
が生じるのを防止するために設けられている。
2aと、第2搬送ローラ14のローラ部14aと、テン
ションローラ23とにまたがって駆動伝達ベルト24が
巻きかけられている。ここで、駆動伝達ベルト24は、
両搬送ローラ12、14のローラ部12a、14aの外
周面に直接当接するように巻きかけられている。なお、
テンションローラ23は、駆動伝達ベルト24にたるみ
が生じるのを防止するために設けられている。
【0033】かくして、駆動モータ16の駆動軸の回転
力が、順に、駆動プーリ17と、第1駆動ベルト19
と、両アイドルプーリ18、20と、第2駆動ベルト2
2とを介して従動プーリ21に伝達され、これにより第
2搬送ローラ14が時計回り方向に、従動プーリ21と
一体回転する。さらに、第2搬送ローラ14の回転力
が、駆動伝達ベルト24を介して第1搬送ローラ12に
伝達され、これにより第1搬送ローラ12が回転する。
このように、両搬送ローラ12、14が時計回り方向
(矢印X方向にみて)に回転するのに伴って両圧着ロー
ラ13、15が反時計回り方向に回転し、両搬送ローラ
12、14と両圧着ローラ13、15との間に挟み込ま
れているペーパ3が上向きに搬送される。
力が、順に、駆動プーリ17と、第1駆動ベルト19
と、両アイドルプーリ18、20と、第2駆動ベルト2
2とを介して従動プーリ21に伝達され、これにより第
2搬送ローラ14が時計回り方向に、従動プーリ21と
一体回転する。さらに、第2搬送ローラ14の回転力
が、駆動伝達ベルト24を介して第1搬送ローラ12に
伝達され、これにより第1搬送ローラ12が回転する。
このように、両搬送ローラ12、14が時計回り方向
(矢印X方向にみて)に回転するのに伴って両圧着ロー
ラ13、15が反時計回り方向に回転し、両搬送ローラ
12、14と両圧着ローラ13、15との間に挟み込ま
れているペーパ3が上向きに搬送される。
【0034】ここで、駆動伝達ベルト24は、両搬送ロ
ーラ12、14のローラ部12a、14aの外周面(ロ
ーラ面)に直接巻きかけられているので、たとえ各搬送
ローラ12、14のローラ部12a、14aの直径が互
いに異なる場合でも両者の周速は同一となる(ただし、
回転速度(回転数)は異なる)。そして、前記のとお
り、各搬送ローラ12、14のペーパ搬送速度(ペーパ
送り出し速度)は、そのローラ部12a、14aの周速
によって決定されるので、このように各ローラ部12
a、14aの直径が異なる場合でも、そのペーパ搬送速
度は同一となる。
ーラ12、14のローラ部12a、14aの外周面(ロ
ーラ面)に直接巻きかけられているので、たとえ各搬送
ローラ12、14のローラ部12a、14aの直径が互
いに異なる場合でも両者の周速は同一となる(ただし、
回転速度(回転数)は異なる)。そして、前記のとお
り、各搬送ローラ12、14のペーパ搬送速度(ペーパ
送り出し速度)は、そのローラ部12a、14aの周速
によって決定されるので、このように各ローラ部12
a、14aの直径が異なる場合でも、そのペーパ搬送速
度は同一となる。
【0035】したがって、両搬送ローラ12、14のペ
ーパ搬送速度が均一化(一定化)され、両搬送ローラ1
2、14間(ローラ対間)でペーパ3にたるみが生じた
り、余分な張力が作用したりせず、ペーパ3の移動スピ
ードの変動すなわち搬送ムラが生じない。このため、ペ
ーパ3に焼き付けられる画像(写真性)の品質が高めら
れる。また、両搬送ローラ12、14間でのローラ部1
2a、14aの直径のばらつきがペーパ搬送速度に直接
は影響しないので、両搬送ローラ12、14の寸法公差
範囲を広げることができ、その加工が容易となる。
ーパ搬送速度が均一化(一定化)され、両搬送ローラ1
2、14間(ローラ対間)でペーパ3にたるみが生じた
り、余分な張力が作用したりせず、ペーパ3の移動スピ
ードの変動すなわち搬送ムラが生じない。このため、ペ
ーパ3に焼き付けられる画像(写真性)の品質が高めら
れる。また、両搬送ローラ12、14間でのローラ部1
2a、14aの直径のばらつきがペーパ搬送速度に直接
は影響しないので、両搬送ローラ12、14の寸法公差
範囲を広げることができ、その加工が容易となる。
【0036】なお、図2(a)、(b)に示す例では、
ペーパ搬送方向(矢印Z方向)にみて下流側の第2搬送
ローラ14に従動プーリ21を設けているが、このよう
にせず、上流側の第1搬送ローラ12に従動プーリ21
を設けるようにしてもよい。
ペーパ搬送方向(矢印Z方向)にみて下流側の第2搬送
ローラ14に従動プーリ21を設けているが、このよう
にせず、上流側の第1搬送ローラ12に従動プーリ21
を設けるようにしてもよい。
【0037】(実施の形態2)以下、図3(a)、
(b)及び図4(a)、(b)を参照しつつ、本発明の
実施の形態2にかかるペーパ搬送機構を備えたデジタル
プリンタを説明する。しかしながら、実施の形態2にか
かるデジタルプリンタないしはペーパ搬送機構の基本構
成は、図1及び図2(a)、(b)に示す実施の形態1
と共通であるので、説明の重複を避けるため、以下では
実施の形態1と異なる点についてのみ説明する。なお、
図3(a)、(b)及び図4(a)、(b)において、
実施の形態1と共通な部材には、図1及び図2(a)、
(b)と同一の番号が付されている。
(b)及び図4(a)、(b)を参照しつつ、本発明の
実施の形態2にかかるペーパ搬送機構を備えたデジタル
プリンタを説明する。しかしながら、実施の形態2にか
かるデジタルプリンタないしはペーパ搬送機構の基本構
成は、図1及び図2(a)、(b)に示す実施の形態1
と共通であるので、説明の重複を避けるため、以下では
実施の形態1と異なる点についてのみ説明する。なお、
図3(a)、(b)及び図4(a)、(b)において、
実施の形態1と共通な部材には、図1及び図2(a)、
(b)と同一の番号が付されている。
【0038】図3(a)、(b)に示すように、この実
施の形態2では、実施の形態1における駆動伝達ベルト
24に代えて、第2搬送ローラ14の回転力を第1搬送
ローラ12に伝達するアイドルローラ26が設けられて
いる。このアイドルローラ26は、小径の軸部26bに
ローラ部26aが外嵌された構造とされ、このローラ部
26aの外周面を両搬送ローラ12、14のローラ部1
2a、14aの外周面(ローラ面)に直接当接(押圧)
させることにより、第2搬送ローラ14の回転力を第1
搬送ローラ12に伝達するようになっている。なお、ロ
ーラ部26aは、その軸線方向(矢印X方向)にみて中
間部が欠損された2分割構造とされている。
施の形態2では、実施の形態1における駆動伝達ベルト
24に代えて、第2搬送ローラ14の回転力を第1搬送
ローラ12に伝達するアイドルローラ26が設けられて
いる。このアイドルローラ26は、小径の軸部26bに
ローラ部26aが外嵌された構造とされ、このローラ部
26aの外周面を両搬送ローラ12、14のローラ部1
2a、14aの外周面(ローラ面)に直接当接(押圧)
させることにより、第2搬送ローラ14の回転力を第1
搬送ローラ12に伝達するようになっている。なお、ロ
ーラ部26aは、その軸線方向(矢印X方向)にみて中
間部が欠損された2分割構造とされている。
【0039】そして、アイドルローラ26の軸部26b
の各端部は、それぞれ、第1ローラホルダ27と第2ロ
ーラホルダ28とによって回転自在に支持されている。
図4(a)に示すように、両ローラホルダ27、28
は、支持部31(支点ピン35)によって回動可能に支
持されている。すなわち、両ローラホルダ27、28ひ
いてはアイドルローラ26は、支持部31の中心(支
点)まわりに、両搬送ローラ12、14に対して接近又
は離反する方向(図4(a)では左右方向)に、振り子
状に変位することができるようになっている。そして、
両ローラホルダ27、28の下端部は、ばね32によっ
て、両搬送ローラ12、14に接近する方向すなわち矢
印Vで示す方向に、適度な付勢力で常時付勢されてい
る。このため、アイドルローラ26のローラ部26a
は、適度な押圧力でもって両搬送ローラ12、14のロ
ーラ部12a、14aに当接する(押し当てられる)。
の各端部は、それぞれ、第1ローラホルダ27と第2ロ
ーラホルダ28とによって回転自在に支持されている。
図4(a)に示すように、両ローラホルダ27、28
は、支持部31(支点ピン35)によって回動可能に支
持されている。すなわち、両ローラホルダ27、28ひ
いてはアイドルローラ26は、支持部31の中心(支
点)まわりに、両搬送ローラ12、14に対して接近又
は離反する方向(図4(a)では左右方向)に、振り子
状に変位することができるようになっている。そして、
両ローラホルダ27、28の下端部は、ばね32によっ
て、両搬送ローラ12、14に接近する方向すなわち矢
印Vで示す方向に、適度な付勢力で常時付勢されてい
る。このため、アイドルローラ26のローラ部26a
は、適度な押圧力でもって両搬送ローラ12、14のロ
ーラ部12a、14aに当接する(押し当てられる)。
【0040】図4(b)に示すように、支持部31にお
いては、両ローラホルダ27、28が、ゴム製フランジ
33とベアリングメタル34とを介して支点ピン35に
よって回動可能に支持されている。なお、詳しくは図示
していないが、支点ピン35は固定部(例えば、デジタ
ルプリンタ壁部)に固定されている。このように、両ロ
ーラホルダ27、28と支点ピン35(ベアリングメタ
ル34)との間に弾性体であるゴム製フランジ33が介
設されているので、両ローラホルダ27、28ひいては
アイドルローラ26は、ゴム製フランジ33の弾性によ
りS1−S2方向すなわち上下方向に多少変位することが
できる。すなわち、アイドルローラ26は、両搬送ロー
ラ12、14に対して、S1−S2方向並びにV方向及び
これと逆方向に移動可能となっている。このため、アイ
ドルローラ26のローラ部26aを、両搬送ローラ1
2、14のローラ部12a、14aに確実に密着させる
ことができる。
いては、両ローラホルダ27、28が、ゴム製フランジ
33とベアリングメタル34とを介して支点ピン35に
よって回動可能に支持されている。なお、詳しくは図示
していないが、支点ピン35は固定部(例えば、デジタ
ルプリンタ壁部)に固定されている。このように、両ロ
ーラホルダ27、28と支点ピン35(ベアリングメタ
ル34)との間に弾性体であるゴム製フランジ33が介
設されているので、両ローラホルダ27、28ひいては
アイドルローラ26は、ゴム製フランジ33の弾性によ
りS1−S2方向すなわち上下方向に多少変位することが
できる。すなわち、アイドルローラ26は、両搬送ロー
ラ12、14に対して、S1−S2方向並びにV方向及び
これと逆方向に移動可能となっている。このため、アイ
ドルローラ26のローラ部26aを、両搬送ローラ1
2、14のローラ部12a、14aに確実に密着させる
ことができる。
【0041】ここで、両搬送ローラ12、14のローラ
部12a、14aはグリッドローラとされ、アイドルロ
ーラ26のローラ部26aはゴムローラとされている。
このため、両搬送ローラ12、14のローラ部12a、
14aとアイドルローラ26のローラ部26aとの当接
部ですべり(スリップ)が発生しない。なお、このよう
にせず、両搬送ローラ12、14のローラ部12a、1
4aをゴムローラとし、アイドルローラ26のローラ部
26aをグリッドローラとしてもよい。
部12a、14aはグリッドローラとされ、アイドルロ
ーラ26のローラ部26aはゴムローラとされている。
このため、両搬送ローラ12、14のローラ部12a、
14aとアイドルローラ26のローラ部26aとの当接
部ですべり(スリップ)が発生しない。なお、このよう
にせず、両搬送ローラ12、14のローラ部12a、1
4aをゴムローラとし、アイドルローラ26のローラ部
26aをグリッドローラとしてもよい。
【0042】この実施の形態2においては、アイドルロ
ーラ26のローラ部26aが、両搬送ローラ12、14
のローラ部12a、14aの外周面(ローラ面)に直接
当接しているので、たとえ各搬送ローラ12、14のロ
ーラ部12a、14aの直径が互いに異なる場合でも、
両者の周速は同一となる。したがって、実施の形態1の
場合と同様に、各ローラ部12a、14aの直径が異な
る場合でも、そのペーパ搬送速度は同一となる。
ーラ26のローラ部26aが、両搬送ローラ12、14
のローラ部12a、14aの外周面(ローラ面)に直接
当接しているので、たとえ各搬送ローラ12、14のロ
ーラ部12a、14aの直径が互いに異なる場合でも、
両者の周速は同一となる。したがって、実施の形態1の
場合と同様に、各ローラ部12a、14aの直径が異な
る場合でも、そのペーパ搬送速度は同一となる。
【0043】よって、実施の形態2においても、実施の
形態1の場合と同様に、両搬送ローラ12、14のペー
パ搬送速度が均一化され、両搬送ローラ12、14間で
ペーパ3にたるみが生じたり、余分な張力が作用したり
せず、ペーパ3の移動スピードの変動すなわち搬送ムラ
が生じない。このため、ペーパ3に焼き付けられる画像
の品質が高められる。また、両搬送ローラ12、14の
寸法公差範囲を広げることができ、その加工が容易とな
る。なお、図3(a)、(b)及び図4(a)、(b)
に示す例では、ペーパ搬送方向にみて下流側の第2搬送
ローラ14に従動プーリ21を設けているが、このよう
にせず、上流側の第1搬送ローラ12に従動プーリ21
を設けるようにしてもよい。
形態1の場合と同様に、両搬送ローラ12、14のペー
パ搬送速度が均一化され、両搬送ローラ12、14間で
ペーパ3にたるみが生じたり、余分な張力が作用したり
せず、ペーパ3の移動スピードの変動すなわち搬送ムラ
が生じない。このため、ペーパ3に焼き付けられる画像
の品質が高められる。また、両搬送ローラ12、14の
寸法公差範囲を広げることができ、その加工が容易とな
る。なお、図3(a)、(b)及び図4(a)、(b)
に示す例では、ペーパ搬送方向にみて下流側の第2搬送
ローラ14に従動プーリ21を設けているが、このよう
にせず、上流側の第1搬送ローラ12に従動プーリ21
を設けるようにしてもよい。
【0044】(実施の形態3)以下、図5(a)、
(b)を参照しつつ、本発明の実施の形態3にかかるペ
ーパ搬送機構を備えたデジタルプリンタを説明する。し
かしながら、実施の形態3にかかるデジタルプリンタな
いしはペーパ搬送機構の基本構成は、図1〜図4に示す
実施の形態1又は実施の形態2と共通であるので、説明
の重複を避けるため、以下では実施の形態1又は実施の
形態2と異なる点についてのみ説明する。なお、図5
(a)、(b)において、実施の形態1又は実施の形態
2と共通な部材には、図1〜図4と同一の番号が付され
ている。
(b)を参照しつつ、本発明の実施の形態3にかかるペ
ーパ搬送機構を備えたデジタルプリンタを説明する。し
かしながら、実施の形態3にかかるデジタルプリンタな
いしはペーパ搬送機構の基本構成は、図1〜図4に示す
実施の形態1又は実施の形態2と共通であるので、説明
の重複を避けるため、以下では実施の形態1又は実施の
形態2と異なる点についてのみ説明する。なお、図5
(a)、(b)において、実施の形態1又は実施の形態
2と共通な部材には、図1〜図4と同一の番号が付され
ている。
【0045】図5(a)、(b)に示すように、この実
施の形態3では、実施の形態1又は実施の形態2の場合
とは異なり、両搬送ローラ12、14はいずれも搬送ロ
ーラ駆動手段(駆動モータ〜従動プーリ)によって直接
的には回転駆動されない。その代わりに、両搬送ローラ
12、14間に配置され、搬送ローラ駆動手段によって
回転駆動される一方、両搬送ローラ12、14を回転駆
動する駆動伝達ローラ37が設けられている。
施の形態3では、実施の形態1又は実施の形態2の場合
とは異なり、両搬送ローラ12、14はいずれも搬送ロ
ーラ駆動手段(駆動モータ〜従動プーリ)によって直接
的には回転駆動されない。その代わりに、両搬送ローラ
12、14間に配置され、搬送ローラ駆動手段によって
回転駆動される一方、両搬送ローラ12、14を回転駆
動する駆動伝達ローラ37が設けられている。
【0046】この駆動伝達ローラ37は、小径の軸部3
7bにローラ部37aが外嵌された構造とされ、このロ
ーラ部37aの外周面が両搬送ローラ12、14のロー
ラ部12a、14aの外周面(ローラ面)に直接当接
(押圧)するように配置されている。なお、駆動伝達ロ
ーラ37のローラ部37aは、その軸線方向(矢印X方
向)にみて数カ所で欠損された状態となっている。換言
すれば、ローラ部37aは、若干の間隔を隔てて複数に
分割された構造とされている。
7bにローラ部37aが外嵌された構造とされ、このロ
ーラ部37aの外周面が両搬送ローラ12、14のロー
ラ部12a、14aの外周面(ローラ面)に直接当接
(押圧)するように配置されている。なお、駆動伝達ロ
ーラ37のローラ部37aは、その軸線方向(矢印X方
向)にみて数カ所で欠損された状態となっている。換言
すれば、ローラ部37aは、若干の間隔を隔てて複数に
分割された構造とされている。
【0047】また、駆動伝達ローラ37の軸部37bの
一方の端部には、従動プーリ38が同軸状に固定して取
り付けられている。そして、第2アイドルプーリ20と
従動プーリ38とにまたがって駆動伝達ローラ用ベルト
39が巻きかけられている。かくして、駆動モータ16
の駆動軸の回転力が、順に、駆動プーリ17と、第1駆
動ベルト19と、両アイドルプーリ18、20と、駆動
伝達ローラ用ベルト39とを介して従動プーリ38に伝
達され、これにより駆動伝達ローラ37が時計回り方向
に、従動プーリ38と一体回転する。さらに、駆動伝達
ローラ37の回転力が、そのローラ部37aと当接して
いる両搬送ローラ12、14のローラ部12a、14a
に伝達され、これにより両搬送ローラ12、14が同一
の周速で回転する。このようにして、両搬送ローラ1
2、14と両圧着ローラ13、15との間に挟み込まれ
ているペーパ3が上向きに搬送される。
一方の端部には、従動プーリ38が同軸状に固定して取
り付けられている。そして、第2アイドルプーリ20と
従動プーリ38とにまたがって駆動伝達ローラ用ベルト
39が巻きかけられている。かくして、駆動モータ16
の駆動軸の回転力が、順に、駆動プーリ17と、第1駆
動ベルト19と、両アイドルプーリ18、20と、駆動
伝達ローラ用ベルト39とを介して従動プーリ38に伝
達され、これにより駆動伝達ローラ37が時計回り方向
に、従動プーリ38と一体回転する。さらに、駆動伝達
ローラ37の回転力が、そのローラ部37aと当接して
いる両搬送ローラ12、14のローラ部12a、14a
に伝達され、これにより両搬送ローラ12、14が同一
の周速で回転する。このようにして、両搬送ローラ1
2、14と両圧着ローラ13、15との間に挟み込まれ
ているペーパ3が上向きに搬送される。
【0048】ここで、両搬送ローラ12、14のローラ
部12a、14aはグリッドローラとされ、駆動伝達ロ
ーラ37のローラ部37aはゴムローラとされている。
このため、両搬送ローラ12、14のローラ部12a、
14aと駆動伝達ローラ37のローラ部37aとの当接
部ですべりが発生しない。なお、このようにせず、両搬
送ローラ12、14のローラ部12a、14aをゴムロ
ーラとし、駆動伝達ローラ37のローラ部37aをグリ
ッドローラとしてもよい。
部12a、14aはグリッドローラとされ、駆動伝達ロ
ーラ37のローラ部37aはゴムローラとされている。
このため、両搬送ローラ12、14のローラ部12a、
14aと駆動伝達ローラ37のローラ部37aとの当接
部ですべりが発生しない。なお、このようにせず、両搬
送ローラ12、14のローラ部12a、14aをゴムロ
ーラとし、駆動伝達ローラ37のローラ部37aをグリ
ッドローラとしてもよい。
【0049】この実施の形態3においては、駆動伝達ロ
ーラ37のローラ部37aが、両搬送ローラ12、14
のローラ部12a、14aの外周面(ローラ面)に直接
当接しているので、たとえ各搬送ローラ12、14のロ
ーラ部12a、14aの直径が互いに異なる場合でも、
両者の周速は同一となる。したがって、実施の形態1又
は実施の形態2の場合と同様に、各ローラ部12a、1
4aの直径が異なる場合でも、そのペーパ搬送速度は同
一となる。
ーラ37のローラ部37aが、両搬送ローラ12、14
のローラ部12a、14aの外周面(ローラ面)に直接
当接しているので、たとえ各搬送ローラ12、14のロ
ーラ部12a、14aの直径が互いに異なる場合でも、
両者の周速は同一となる。したがって、実施の形態1又
は実施の形態2の場合と同様に、各ローラ部12a、1
4aの直径が異なる場合でも、そのペーパ搬送速度は同
一となる。
【0050】よって、実施の形態3においても、実施の
形態1又は実施の形態2の場合と同様に、両搬送ローラ
12、14のペーパ搬送速度が均一化され、両搬送ロー
ラ12、14間でペーパ3にたるみが生じたり、余分な
張力が作用したりせず、ペーパ3の移動スピードの変動
すなわち搬送ムラが生じない。このため、ペーパ3に焼
き付けられる画像の品質が高められる。また、両搬送ロ
ーラ12、14の寸法公差範囲を広げることができ、そ
の加工が容易となる。
形態1又は実施の形態2の場合と同様に、両搬送ローラ
12、14のペーパ搬送速度が均一化され、両搬送ロー
ラ12、14間でペーパ3にたるみが生じたり、余分な
張力が作用したりせず、ペーパ3の移動スピードの変動
すなわち搬送ムラが生じない。このため、ペーパ3に焼
き付けられる画像の品質が高められる。また、両搬送ロ
ーラ12、14の寸法公差範囲を広げることができ、そ
の加工が容易となる。
【0051】なお、実施の形態3にかかる搬送ローラ駆
動方式を用いた場合において、搬送ローラが3つ以上設
けられている場合は、駆動伝達ローラ37が設けられて
いる搬送ローラ間を除き、ペーパ搬送方向に隣り合う搬
送ローラ間に、それぞれ、対応する両搬送ローラの外周
面に直接当接するアイドルローラ(例えば、実施の形態
2と同様のアイドルローラ)を設ける必要がある。
動方式を用いた場合において、搬送ローラが3つ以上設
けられている場合は、駆動伝達ローラ37が設けられて
いる搬送ローラ間を除き、ペーパ搬送方向に隣り合う搬
送ローラ間に、それぞれ、対応する両搬送ローラの外周
面に直接当接するアイドルローラ(例えば、実施の形態
2と同様のアイドルローラ)を設ける必要がある。
【図1】 本発明にかかるペーパ搬送機構を備えたデジ
タルプリンタのシステム構成図である。
タルプリンタのシステム構成図である。
【図2】 (a)は実施の形態1にかかるペーパ搬送機
構の露光エンジン近傍部分の斜視図であり、(b)は
(a)に示すペーパ搬送機構における各ローラ及び駆動
伝達ベルトの係合状態を示す図である。
構の露光エンジン近傍部分の斜視図であり、(b)は
(a)に示すペーパ搬送機構における各ローラ及び駆動
伝達ベルトの係合状態を示す図である。
【図3】 (a)は実施の形態2にかかるペーパ搬送機
構の露光エンジン近傍部分の斜視図であり、(b)は
(a)に示すペーパ搬送機構における各ローラの係合状
態を示す図である。
構の露光エンジン近傍部分の斜視図であり、(b)は
(a)に示すペーパ搬送機構における各ローラの係合状
態を示す図である。
【図4】 (a)は図3に示すペーパ搬送機構のアイド
ルローラの支持機構の立面図であり、(b)は(a)の
B−B線断面図である。
ルローラの支持機構の立面図であり、(b)は(a)の
B−B線断面図である。
【図5】 (a)は実施の形態3にかかるペーパ搬送機
構の露光エンジン近傍部分の斜視図であり、(b)は
(a)に示すペーパ搬送機構における各ローラの係合状
態を示す図である。
構の露光エンジン近傍部分の斜視図であり、(b)は
(a)に示すペーパ搬送機構における各ローラの係合状
態を示す図である。
【図6】 (a)は従来のペーパ搬送機構の露光エンジ
ン近傍部分の斜視図であり、(b)は(a)に示すペー
パ搬送機構における各ローラの係合状態を示す図であ
る。
ン近傍部分の斜視図であり、(b)は(a)に示すペー
パ搬送機構における各ローラの係合状態を示す図であ
る。
IP…デジタルプリンタ、C…ペーパ搬送機構、C1…
ペーパ供給ライン、C2…露光搬送ライン、C3…現像搬
送ライン、D…現像処理部、P…デジタルプリント部、
S…フィルムスキャナ、1…フィルム、2…コントロー
ラ、3…ペーパ、4…照明光学系、5…撮像光学系、6
…光電変換部、7…フィルム搬送機構、8…マガジン、
9…ペーパーカッタ、10…バックプリント部、11…
露光エンジン、11a…露光ヘッド、11b…光源、1
1c…光ケーブル、12…第1搬送ローラ、12a…ロ
ーラ部、12b…軸部、13…第1圧着ローラ、13a
…ローラ部、13b…軸部、14…第2搬送ローラ、1
4a…ローラ部、14b…軸部、15…第2圧着ロー
ラ、15a…ローラ部、15b…軸部、16…駆動モー
タ、17…駆動プーリ、18…第1アイドルプーリ、1
9…第1駆動ベルト、20…第2アイドルプーリ、21
…従動プーリ、22…第2駆動ベルト、23…テンショ
ンローラ、24…駆動伝達ベルト、26…アイドルロー
ラ、26a…ローラ部、26b…軸部、27…第1ロー
ラホルダ、28…第2ローラホルダ、31…支持部、3
2…ばね、33…ゴム製フランジ、34…ベアリングメ
タル、35…支点ピン、37…駆動伝達ローラ、37a
…ローラ部、37b…軸部、38…従動プーリ、39…
駆動伝達ローラ用ベルト。
ペーパ供給ライン、C2…露光搬送ライン、C3…現像搬
送ライン、D…現像処理部、P…デジタルプリント部、
S…フィルムスキャナ、1…フィルム、2…コントロー
ラ、3…ペーパ、4…照明光学系、5…撮像光学系、6
…光電変換部、7…フィルム搬送機構、8…マガジン、
9…ペーパーカッタ、10…バックプリント部、11…
露光エンジン、11a…露光ヘッド、11b…光源、1
1c…光ケーブル、12…第1搬送ローラ、12a…ロ
ーラ部、12b…軸部、13…第1圧着ローラ、13a
…ローラ部、13b…軸部、14…第2搬送ローラ、1
4a…ローラ部、14b…軸部、15…第2圧着ロー
ラ、15a…ローラ部、15b…軸部、16…駆動モー
タ、17…駆動プーリ、18…第1アイドルプーリ、1
9…第1駆動ベルト、20…第2アイドルプーリ、21
…従動プーリ、22…第2駆動ベルト、23…テンショ
ンローラ、24…駆動伝達ベルト、26…アイドルロー
ラ、26a…ローラ部、26b…軸部、27…第1ロー
ラホルダ、28…第2ローラホルダ、31…支持部、3
2…ばね、33…ゴム製フランジ、34…ベアリングメ
タル、35…支点ピン、37…駆動伝達ローラ、37a
…ローラ部、37b…軸部、38…従動プーリ、39…
駆動伝達ローラ用ベルト。
Claims (10)
- 【請求項1】 シート材料に当接する搬送ローラが複数
設けられ、各搬送ローラを回転させることによりシート
材料を搬送するようになっているシート材料搬送機構で
あって、 いずれか1つの搬送ローラを回転駆動する搬送ローラ駆
動手段と、 全搬送ローラにまたがって巻きかけられ、各搬送ローラ
の外周面に直接当接する駆動伝達ベルトとが設けられて
いることを特徴とするシート材料搬送機構。 - 【請求項2】 上記駆動伝達ベルトのたるみを防止する
テンションローラが設けられていることを特徴とする請
求項1に記載のシート材料搬送機構。 - 【請求項3】 シート材料に当接する搬送ローラが複数
設けられ、各搬送ローラを回転させることによりシート
材料を搬送するようになっているシート材料搬送機構で
あって、 いずれか1つの搬送ローラを回転駆動する搬送ローラ駆
動手段と、 シート材料搬送方向に隣り合う搬送ローラの双方の外周
面に直接当接するアイドルローラとが設けられているこ
とを特徴とするシート材料搬送機構。 - 【請求項4】 上記の互いに当接する搬送ローラとアイ
ドルローラとにおいて、一方がグリッドローラであり、
他方がゴムローラであることを特徴とする請求項3に記
載のシート材料搬送機構。 - 【請求項5】 上記アイドルローラが、該アイドルロー
ラと当接する搬送ローラに対して相対的に移動可能であ
ることを特徴とする請求項3又は4に記載のシート材料
搬送機構。 - 【請求項6】 シート材料に当接する搬送ローラが複数
設けられ、各搬送ローラを回転させることによりシート
材料を搬送するようになっているシート材料搬送機構で
あって、 搬送ローラ駆動手段によって回転駆動される一方、シー
ト材料搬送方向に隣り合う1対の搬送ローラ間において
両搬送ローラの外周面に直接当接する駆動伝達ローラが
設けられていることを特徴とするシート材料搬送機構。 - 【請求項7】 上記搬送ローラが3つ以上設けられてい
て、上記駆動伝達ローラが設けられている搬送ローラ間
を除き、シート材料搬送方向に隣り合う搬送ローラ間に
それぞれ、対応する両搬送ローラの外周面に直接当接す
るアイドルローラが設けられていることを特徴とする請
求項6に記載のシート材料搬送機構。 - 【請求項8】 上記の互いに当接する搬送ローラと駆動
伝達ローラ、又は互いに当接する搬送ローラとアイドル
ローラとにおいて、一方がグリッドローラであり、他方
がゴムローラであることを特徴とする請求項6又は7に
記載のシート材料搬送機構。 - 【請求項9】 上記各搬送ローラが、これと対応する圧
着ローラとの間にシート材料を挟んで回転することによ
り該シート材料を搬送するようになっていることを特徴
とする請求項1〜8のいずれか1つに記載のシート材料
搬送機構。 - 【請求項10】 該シート材料搬送機構がデジタル写真
焼付け装置用のものであって、上記シート材料が印画紙
であることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1つに
記載のシート材料搬送機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27642499A JP2001097598A (ja) | 1999-09-29 | 1999-09-29 | シート材料搬送機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27642499A JP2001097598A (ja) | 1999-09-29 | 1999-09-29 | シート材料搬送機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001097598A true JP2001097598A (ja) | 2001-04-10 |
Family
ID=17569227
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27642499A Withdrawn JP2001097598A (ja) | 1999-09-29 | 1999-09-29 | シート材料搬送機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001097598A (ja) |
-
1999
- 1999-09-29 JP JP27642499A patent/JP2001097598A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20061205 |