JP2001242552A - デジタル露光装置 - Google Patents

デジタル露光装置

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JP2001242552A
JP2001242552A JP2000055800A JP2000055800A JP2001242552A JP 2001242552 A JP2001242552 A JP 2001242552A JP 2000055800 A JP2000055800 A JP 2000055800A JP 2000055800 A JP2000055800 A JP 2000055800A JP 2001242552 A JP2001242552 A JP 2001242552A
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Japan
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scanning direction
exposure head
exposure
main scanning
sub
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Withdrawn
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JP2000055800A
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English (en)
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Motoaki Murakami
元昭 村上
Daisuke Irahara
大介 伊良原
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Noritsu Koki Co Ltd
Original Assignee
Noritsu Koki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 主走査方向に沿って配置された多数の光出射
素子を支持した露光ヘッドと、露光ヘッドを主走査方向
と交差する副走査方向に沿って搬送する搬送機構とを備
え、搬送機構は、露光ヘッドに牽引力を加えるための駆
動手段と、露光ヘッドを副走査方向に沿って案内する案
内部材とを有し、露光ヘッドには、駆動手段による牽引
力を受ける入力部が設けられているデジタル露光装置に
おいて、外的な要因からデジタル露光装置の露光ヘッド
を支持している部位に振動が生じても、露光ヘッドが副
走査方向に振れ難いデジタル露光装置を提供する。 【解決手段】 露光ヘッド30上の入力部としてのナッ
ト部材63から主走査方向に離間した位置に補助入力部
30cを設け、搬送機構として更に、駆動手段M3,6
2に基づいて発生する駆動力を補助入力部30cに伝え
る伝達手段102,110,120を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主走査方向に沿っ
て配置された多数の光出射素子を支持した露光ヘッド
と、前記露光ヘッドを前記主走査方向と交差する副走査
方向に沿って搬送する搬送機構とを備え、前記搬送機構
は、前記露光ヘッドに牽引力を加えるための駆動手段
と、前記露光ヘッドを前記副走査方向に沿って案内する
ために前記副走査方向に延びた案内部材とを有し、前記
露光ヘッドには、前記駆動手段による前記牽引力を受け
る入力部が設けられているデジタル露光装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記の構成のデジタル露光装置として
は、特開平11−133514号公報に記載された、水
平に置かれた写真用感光材料に沿って配置されるデジタ
ル露光ユニットが知られている。ここに記載されたデジ
タル露光装置は、写真用感光材料に沿った副走査方向に
延びる送りネジと、前記送りネジを回転駆動する電動モ
ータとを備え、この送りネジに螺合外嵌されるナット部
材(入力部)が、露光ヘッドの主走査方向の一端に設け
られている。そこで、前記露光ヘッドを副走査方向に沿
って一定の速度で搬送しながら、二次元の画像データに
基づいた光出射素子の駆動操作を実行させれば、ユニッ
トの下に配置された写真用感光材料の感光面に前記二次
元の画像データに基づく潜像を形成することができる。
【0003】尚、上記のデジタル露光装置では、露光ヘ
ッドの移動方向を副走査方向へ案内するための手段とし
て、ユニット上の一端で副走査方向に延びるリニアレー
ルと、露光ヘッドの主走査方向の一端に支持されつつリ
ニアレールの両側面に跨る摺動ブロック部材とが設けら
れている。一方、露光ヘッドの主走査方向の他端側は、
別のリニアレールの上面を転動する回転輪によって支持
されているだけである。
【0004】すなわち、露光ヘッドを副走査方向に移動
操作する送りネジからの駆動力は、ナット部材を介して
露光ヘッドの主走査方向の前記一端に入力されるので、
露光ヘッドはこの一端のみで副走査方向に牽引されるの
であり、露光ヘッドの他端は、露光ヘッドの主走査方向
の一端のガイドシューに担持された、平面視において露
光ヘッドの長手方向を主走査方向に延びた姿勢に維持す
る機能だけに基づいて、副走査方向に引きずられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の従来技
術によるデジタル露光装置では、上記のように、露光ヘ
ッドの副走査方向の動きに関する限り、露光ヘッドは、
主走査方向の一端を介して片持ち状態で支持されている
ため、デジタル露光ユニットとは別の部位等で生じた振
動がデジタル露光ユニットに伝わった時に、リニアレー
ルによって安定的に支持される露光ヘッドの主走査方向
における一端側に比較して他端側(送りネジに螺合外嵌
されるナット部材も、リニアレールの両側面に跨る摺動
ブロック部材も設けられていない側)が副走査方向に振
れる傾向を持つ結果、露光ヘッドの主走査方向における
他端側によって形成された画像領域に帯状の欠点(バン
ディングと呼ばれる)が現われ、充分に良質な画像が得
られない場合があった。
【0006】したがって、本発明の目的は、上に例示し
た従来技術によるデジタル露光装置の持つ前述した欠点
に鑑み、外的な要因からデジタル露光装置の露光ヘッド
を支持している部位に振動が生じても、露光ヘッドが副
走査方向により振れ難いデジタル露光装置を、できるだ
け簡単でコストの掛らない工夫に基づいて提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係るデジタル露光装置は、特許請求の範囲
の第1項から第5項に記された特徴構成を備えている。
すなわち、本発明の特許請求の範囲第1項によるデジタ
ル露光装置は、前記露光ヘッド上の前記入力部から前記
主走査方向に離間した位置に補助入力部が設けられてお
り、前記搬送機構は、さらに、前記駆動手段に基づいて
発生する駆動力を前記補助入力部に伝える伝達手段を備
えていることを特徴構成としている。
【0008】このような特徴構成を備えているために、
本発明の特許請求の範囲第1項によるデジタル露光装置
では、駆動手段に基づく駆動力が露光ヘッド上の入力部
で受けられて露光ヘッドの牽引力が生じるのみならず、
同じ駆動手段に基づく駆動力が前記伝達手段を介して、
互いに露光ヘッド上の主走査方向に離間するように前記
入力部とは別途に設けられた補助入力部にも伝えられ、
露光ヘッドは入力部のみならず補助入力部でも副走査方
向に牽引される。すなわち、露光ヘッドはその副走査方
向の動きに関して、主走査方向で離間した複数箇所を介
して支持されることとなり、実質的に片持ち構造ではな
くなるので、外的な要因からデジタル露光装置の露光ヘ
ッドを支持している部位に振動が生じた場合の、露光ヘ
ッドの副走査方向への振れが、主入力部のみならず全体
的に抑制された。言い換えれば、露光ヘッドの主走査方
向における任意の箇所における振れが効果的に抑えられ
た。
【0009】より具体的には、前記駆動手段は前記副走
査方向に沿って延びた送りネジと前記送りネジを回転駆
動する駆動源とからなり、前記入力部は前記送りネジに
螺合外嵌されるように前記露光ヘッドに設けられたナッ
ト部材であり、前記伝達手段としては、互いに副走査方
向に離間する一対の回転輪と前記一対の回転輪に巻き回
された無端ベルトとからなり、前記送りネジとは前記主
走査方向に関して離間した位置に設けられたベルト駆動
機構と、前記送りネジの回転力を前記一対の回転輪の一
方を介して前記無端ベルトに伝えるために前記主走査方
向に沿って延びるように回転自在に支持された連結軸と
が設けられており、前記補助入力部は前記無端ベルトの
一部を前記露光ヘッドと連結する締結部材である構成を
用いることができる。
【0010】さらに具体的には、前記送りネジと前記ナ
ット部材は前記露光ヘッドの主走査方向に関する一端側
に設けられており、前記ベルト駆動機構と前記締結部材
は前記露光ヘッドの主走査方向に関する他端側に設けら
れており、前記伝達手段としてさらに、前記ベルト駆動
機構とは別に前記露光ヘッド上の主走査方向に関する前
記一端付近に設けられ、互いに副走査方向に離間した一
対の第2の回転輪と、前記一対の回転輪に巻き回された
第2の無端ベルトとによって構成された第2のベルト駆
動機構が設けられており、前記第2の無端ベルトの一部
が前記露光ヘッドの前記一端付近と連結されており、前
記第2の回転輪の一方が、前記連結軸に連結されている
構成を用いることができる。
【0011】特に、ベルト駆動機構は一つのみを設け、
前記伝達手段が、前記送りネジの回転運動を前記連結軸
に伝えるギヤ連結機構を含む構成としても良い。
【0012】尚、投影露光用ユニットとしての機能を兼
ね備えるために、写真フィルム原版を支持する手段と、
前記写真フィルム原版からの透過光を前記写真用感光材
料に照射するための光源とを有し、前記デジタル露光ヘ
ッドは、前記写真用感光材料の所定領域を前記透過光か
ら遮光するための遮光部材を兼ねている構成とすること
ができる。すなわち、遮光部材は投影露光時に必要であ
り、一般に投影露光時にはデジタル露光ヘッドは露光手
段として用いないので、デジタル露光ヘッドを投影露光
用の遮光部材の一つとして用いることができる。したが
って、投影露光時に写真用感光材料の四辺に白縁を形成
するためには移動操作可能な4枚の遮光部材が必要であ
るが、このようにデジタル露光ヘッドを遮光部材として
流用することによって、専用の遮光部材は3つ設ければ
済むことになる。また、デジタル露光ヘッドは元より制
御装置によってその副走査方向の移動を制御されている
ので、制御装置からの指令で移動操作可能な遮光部材と
なるので更に都合が良い。
【0013】本発明によるその他の特徴および利点は、
以下図面を用いた実施形態の説明により明らかになるで
あろう。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態の一例について
図面に基づいて解説する。(プリンタープロセッサーの
全体構成の説明)以下、本発明の露光装置の例として、
露光ユニット100を備えたプリンタープロセッサーに
ついて図面を用いて説明する。図1に示す概略ブロック
図から明らかなように、このプリンタープロセッサーに
は、写真用フィルム2(写真フィルム原版の一例。以
下、フィルムと言う)の画像を印画紙3(写真用感光材
料の一例)に対して露光位置1において投影露光する投
影露光装置20と、同じ露光位置1においてデジタル画
像データに応じて画像を印画紙3に露光するデジタル露
光ヘッド30と、露光位置1で露光された印画紙3を現
像する現像処理部5、印画紙3を印画紙マガジン4から
露光位置1を経て現像処理部5へ搬送する印画紙搬送機
構6及び、プリンタープロセッサーの各部の制御等を行
うコントローラ7が備えられている。コントローラ7に
は各種の情報入力を行うための操作卓8及び画像や文字
を表示させるモニタディスプレー9が接続されている。
印画紙3をロール状に収納している印画紙マガジン4か
ら引き出された印画紙3は、アドバンストローラ13及
び圧着ローラ14により搬送されてカッター15によ
り、一駒分の大きさに切断された後、印画紙搬送経路の
一箇所に設けられた露光台70に配置され、ここで投影
露光装置20又はデジタル露光ヘッド30或いは両方の
露光装置によって露光された後、現像処理部5にて現像
され、そして乾燥された後にプリンタープロセッサー外
に排出される。露光台70は、三角形をなすように配置
された3つのローラ87,87,87と、これらのロー
ラ87,87,87に巻回されるコンベアベルト86と
を備えている。但し、印画紙マガジン4から引き出され
た印画紙3をカッター15にて切断することなく長尺の
まま露光台70に配置してここで露光操作し、プリンタ
ープロセッサーから排出される直前に長尺状の印画紙3
を一駒分の大きさに切断する構成を採用しても良い。
尚、デジタル露光ヘッド30は、露光台70の真上に位
置する露光ユニット100上に設置されている。露光ユ
ニット100は、露光台70上の位置に着脱可能に構成
されているので、露光ユニット100を含めた露光ユニ
ット100の構成部品のメンテナンスを容易に行うこと
ができる。
【0015】以下、各構成要素について説明する。先
ず、投影露光装置20には、ハロゲンランプで構成され
た光学露光用光源21、フィルム2に照射する光の色バ
ランスを調整する調光フィルタ22、調光フィルタ22
を通過した光を均一に混色するミラートンネル23、フ
ィルム2の画像を印画紙3上に結像させる焼付レンズ2
4及びシャッタ25が、露光光路をなす同一光軸に沿っ
て設けられている。また、フィルム2に形成されている
画像を読み取るスキャナ10が、投影露光装置20より
もフィルム搬送経路における上流側に設けられている。
このスキャナ10は、フィルム2に対して白色光を照射
し、その反射光あるいは透過光をフィルターで赤色,緑
色,青色の3原色に分解して、CCDラインセンサ又は
CCDイメージセンサ等で画像の濃度を測定する。この
スキャナ10によって読み取られた画像情報は、コント
ローラ7に送られて、露光された印画紙3に形成される
画像の予測画像としてモニタディスプレー9に表示され
るシミュレート画像の形成に用いられる。
【0016】(露光装置の構成)次に、図2〜図13に
より、露光ユニット100の構成の詳細について説明す
る。図3に示すように、露光ユニット100は、第1枠
体16、第2枠体17、第3枠体18、および第4枠体
19で構成され外形が直方体状を呈する筐体の内部にお
おむね収められる。露光台70上に載置された印画紙3
に形成される画像の大きさを設定するために、印画紙3
の搬送方向Aに沿って延びた一対の幅遮光部材31,3
2と、印画紙3の送り込み方向Aに対して直角に延びた
一対の送り遮光部材33,34とが設けられている。
尚、便宜的に、第1枠体16が位置する方向をオペレー
タ側、第2枠体17が位置する方向を印画紙搬送方向の
下流側、第3枠体18が位置する方向を反オペレータ
側、および第4枠体19が位置する方向を印画紙搬送方
向の上流側と呼ぶことにする。幅遮光部材31,32
は、印画紙3の送り込み方向Aに対して直角にそれらの
位置を変えることによって、印画紙3の搬送経路に沿っ
た2辺の縁部を覆って、光源からの光を遮光し、送り遮
光部材33,34は、印画紙3の送り込み方向Aに沿っ
てそれらの位置を変えることによって、印画紙3の搬送
経路と直交する2辺の縁部を覆って、光源からの光を遮
光する。尚、幅遮光部材31,32と、一方の送り遮光
部材33とは板状の遮光板31,32,33であるが、
他方の送り遮光部材34は、デジタル露光ヘッド30の
下部に取り付けられた板状のエッジ形成部材30fによ
って構成されている。
【0017】(遮光部材の駆動機構)図2(c)、図
3、図5、および図7に示されるように、幅遮光板3
1,32の駆動機構は、第3枠体18上で印画紙搬送方
向の下流側端部付近に配置された駆動モータM1、駆動
モータM1の回転軸に固定された駆動プーリ38、オペ
レータ側で第1枠体16上に配置された第1プーリ3
9、および、搬送方向の上流側端部付近に配置された第
2プーリ40とテンションプーリ41を有する。駆動プ
ーリ38と第1プーリ39にはシンクロベルト36が、
第2プーリ40とテンションプーリ41にはシンクロベ
ルト37が巻回されている。また、第1プーリ39と第
2プーリ40が互いに同期回転するように、第2プーリ
40は、オペレータ側で印画紙3の搬送方向と平行に延
び回転自在な幅遮光板連結軸43の一端に固定されてお
り、第1プーリ39も、幅遮光板連結軸43の他端に配
置されたギヤ連動機構の出力軸に固定されている。尚、
幅遮光板連結軸43は、第1枠体16に設けられた軸受
を介して回転自在に支持されており、テンションプーリ
41は第3枠体18に取り付けられている。反オペレー
タ側の幅遮光板31は、補助固定部材71(支持機構の
一例)により幅遮光板シンクロベルト36,37の一部
に取り付けられている。補助固定部材71は、シンクロ
ベルト36,37の内側に形成された被係合歯と噛合可
能な係合歯を備えた第1係合片71aと、シンクロベル
ト36,37を間に挟み込んだ状態で第1係合片71a
に連結された第2係合片71bとからなる。オペレータ
側の幅遮光板32も基本的に同じ形状の第1係合片72
aと第2係合片72bとからなる補助固定部材72によ
り幅遮光板シンクロベルト36,37の一部に取り付け
られている。したがって、駆動モータM1を駆動する
と、シンクロベルト36が回転し、これと同時に、幅遮
光板連結軸43を介してシンクロベルト37も回転し、
一対のシンクロベルト36,37は同時に同方向に回動
するが、図9に示されるように、幅遮光板31は幅遮光
板シンクロベルト36,37の下側部分に取り付けられ
ているのに対して、幅遮光板32は幅遮光板シンクロベ
ルト36,37の上側部分に取り付けられているので、
一対の幅遮光板31,32は逆方向に、すなわち、駆動
モータM1の回転方向に応じて、互いに離間する方向
か、互いに近接する方向のいずれかに移動操作される。
尚、通常の使用形態では、幅遮光板31,32は、幅遮
光板31,32どうしの中心が印画紙3の幅方向におけ
る中心と一致するように設置されている。これによっ
て、駆動モータM1の駆動に基づく接近あるいは離間操
作による幅遮光板31,32の移動に関らず、幅遮光板
31,32どうしの中心は常に印画紙3の幅方向におけ
る中心と一致している。
【0018】次に、送り遮光板33の駆動機構は、特
に、図2(b)と図10に良く示されるように、第3枠
体18上で搬送方向の上流側端部付近に配置された駆動
モータM2、駆動モータM2の回転軸に取り付けられた
駆動プーリ48、印画紙搬送方向の上流側端部付近に回
転自在に支持された送り遮光板連結軸54、送り遮光板
連結軸54の反オペレータ側の端部に取り付けられた第
1プーリ49、送り遮光板連結軸54の第1プーリ49
よりも若干オペレータ側に取り付けられた第2プーリ5
0、第3枠体18上で第2プーリ50よりも搬送方向の
下流側に配置されたテンションプーリ51、送り遮光板
連結軸54のオペレータ側の端部に取り付けられた第3
プーリ52、第1枠体16上で第3プーリ52よりも搬
送方向の下流側に配置されたテンションプーリ53を有
する。駆動プーリ48と第1プーリ49にはシンクロベ
ルト45が、第2プーリ50とテンションプーリ51に
はシンクロベルト46が、そして、第3プーリ52とテ
ンションプーリ53にはシンクロベルト47が巻回され
ている。
【0019】送り遮光板33は、図11に示されるよう
に、幅遮光板31,32を幅遮光板シンクロベルト3
6,37に取り付けているものと同様の補助固定部材7
3により、送り遮光板シンクロベルト46,47の上側
部分に取り付けられている。以上の構成により、駆動モ
ータM2を駆動すると、駆動プーリ48が回転駆動さ
れ、駆動プーリ48と第1プーリ49に巻き回されたシ
ンクロベルト45を介して送り遮光板連結軸54が駆動
される。これにより、送り遮光板連結軸54の一端に取
り付けられた第2プーリ50とテンションプーリ51に
巻き回されたシンクロベルト46、および、送り遮光板
連結軸54の他端に取り付けられた第3プーリ52とテ
ンションプーリ53に巻き回されたシンクロベルト47
が同時に同方向に回動させられる。これにより、送り遮
光板33が印画紙搬送方向に移動操作される。
【0020】図3のI−I断面の要部を示す図12、お
よび図11から理解されるように、送り遮光板連結軸5
4には遮光幕56が巻き付けられている。遮光幕56の
一端は送り遮光板33に固定され、遮光幕56の他端は
送り遮光板連結軸54に固定されている。そこで、図1
0で送り遮光板33が搬送方向の下流側に動くと遮光幕
56が送り遮光板連結軸54から引き出され、送り遮光
板33が搬送方向の上流側に動くと遮光幕56が送り遮
光板連結軸54上に巻き戻される。尚、送り遮光板33
と対をなす、搬送経路下流側の送り遮光部材は、前述し
たように、副走査方向に移動操作可能なデジタル露光ヘ
ッド30の下端に固定された送り遮光板30f(図3と
図12を参照)によって構成されている。
【0021】(デジタル露光ヘッドの構成)次にデジタ
ル露光ヘッド30の構成およびその支持機構および搬送
機構について説明する。デジタル露光ヘッド30には、
画素を形成するために多数の真空蛍光管(光出射素子の
一例)が主走査方向に沿って設けられており、前記搬送
機構は、デジタル露光ヘッド30を前記主走査方向と直
交する副走査方向に沿って搬送する。図2(a)、図
3、図6および図13に示されるように、デジタル露光
ヘッド30は、露光ユニット100の反オペレータ側に
設けられた第1支持機構とオペレータ側に設けられた第
2支持機構によって、前記副走査方向に沿って移動可能
に支持されている。前記第1支持機構は、図13に良く
示されるように、露光ユニット100の反オペレータ側
で前記副走査方向に沿って延びたリニアレール65と、
デジタル露光ヘッド30の下部に固定された摺動ブロッ
ク部材64とからなり、摺動ブロック部材64は、その
内部に転動自在に組み込まれた複数のボールを介してリ
ニアレール65を前記主走査方向の両側から挟むように
支持し、リニアレール65上を前記副走査方向に沿って
スライド移動する。
【0022】前記第2支持機構は、露光ユニット100
のオペレータ側で前記副走査方向に沿って延びたスライ
ドレール26と、デジタル露光ヘッド30の下部に設け
られたベアリング27とからなる。ベアリング27は、
前記主走査方向に延びた軸芯周りに回転自在なアウター
レース27aを備え、このアウターレース27aがスラ
イドレール26上を転動しつつ露光ユニット100のオ
ペレータ側端部を支持している。第2支持機構のベアリ
ング27とスライドレール26は、露光ユニット100
のオペレータ側の荷重を支持しているのみであり、露光
ユニット100のオペレータ側の端部の主走査方向に関
する位置を規制する機能や、平面視において、露光ユニ
ット100を前記主走査方向に沿って延びる状態に維持
する機能を持たない。
【0023】デジタル露光ヘッド30の搬送機構は、露
光ユニット100の反オペレータ側で前記副走査方向に
沿ってボールネジ62と、このボールネジ62を回転駆
動する駆動モータM3とからなる。一方、デジタル露光
ヘッド30にはナット部材63(入力部の一例であり、
ボールネジ62に螺合外嵌されるように設けられてい
る)が設けられており、このナット部材63は、ボール
ネジ62と係合する複数のボールを転動自在に支持して
いる。尚、図7に良く示されるように、駆動モータM3
の駆動力は、駆動モータM3の回転軸に取り付けられた
駆動プーリ57と、ボールネジ62の上流側端部に固定
された入力プーリ58と、駆動プーリ57と入力プーリ
58に巻き回されたシンクロベルト59とによって、ボ
ールネジ62に伝えられ、デジタル露光ヘッド30を牽
引する。尚、ボールネジ62は軸受によりその両端を第
3枠体18に支持されている。
【0024】前記搬送機構はさらに、駆動モータM3に
基づいて発生する駆動力をデジタル露光ヘッド30上の
オペレータ側の端部(入力部としてのナット部材63か
ら主走査方向に離間した位置の一例)に設けられた補助
入力部30cに伝える伝達手段を備えている。図3、図
4、および図6に示されるように、前記伝達手段は主
に、駆動モータM3に基づいて発生する駆動力を補助入
力部30cに出力するためにデジタル露光ヘッド30上
のオペレータ側の端部に設けられた第1ベルト駆動機構
110と、駆動モータM3に基づいて発生する駆動力を
取出すためにデジタル露光ヘッド30上の反オペレータ
側の端部に設けられた第2ベルト駆動機構120と、こ
れらの2つのベルト駆動機構どうしを連結する連結軸1
02とからなる。
【0025】第1ベルト駆動機構110は、ボールネジ
62とは前記主走査方向に関して離間した位置に、互い
に副走査方向に離間した一対のプーリ103a,103
b(回転輪の一例)と、一対のプーリ103a,103
b一対の回転輪に巻き回された露光ヘッド用の第1シン
クロベルト104(無端ベルトの一例)とからなる。露
光ヘッド用の第1シンクロベルト104の上側の一部
は、デジタル露光ヘッド30上の主走査方向の一端に設
けられた締結部材に固定されている。前記締結部材は、
第1シンクロベルト104の内側に形成された係合歯と
係合可能な被係合歯を備えた第1固定板105aと、第
1シンクロベルト104を間に挟むように第1固定板に
固定される第2固定板105bとからなる。
【0026】図6に示されるように、第2ベルト駆動機
構120は、ボールネジ62よりも更に前記主走査方向
に関して若干外側の位置で、互いに副走査方向に離間し
た一対のプーリ106a,106b(第2回転輪の一
例)と、一対のプーリ106a,106b一対の回転輪
に巻き回された露光ヘッド用の第2シンクロベルト10
7(無端ベルトの一例)とからなる。露光ヘッド用の第
2シンクロベルト107の上側の一部は、デジタル露光
ヘッド30上の主走査方向の他端に設けられた締結部材
に固定されている。前記締結部材は、第2シンクロベル
ト107の内側に形成された係合歯と係合可能な被係合
歯を備えた第1固定板108aと、第2シンクロベルト
107を間に挟むように第1固定板に固定される第2固
定板108bとからなる。
【0027】そして、連結軸102の一端は、第1ベル
ト駆動機構110の前記副走査方向に関して下流側のプ
ーリ103aに固定されており、その他端は第2ベルト
駆動機構120の前記副走査方向に関して下流側のプー
リ106aに固定されている。尚、第1シンクロベルト
104や第2シンクロベルト107としては、伸縮性を
抑制するために芯材を内包したウレタンベルト等で形成
すれば良い。図2は、各駆動機構は、露光ユニット10
0内に上下に重なり合った階層状に設けられており、そ
の結果、図13に示されるように、印画紙3のすぐ直上
に幅遮光板31,32が配置され、そのすぐ上に送り遮
光板33が配置され、さらにそのすぐ上にデジタル露光
ヘッド30の露光面30aが配置される。
【0028】(センサーの構成)また、各露光装置の駆
動制御のためにセンサーが設けられている。図4に示さ
れた第1センサー68は、幅遮光板31,32が最も開
いた、ホームポジションに位置する状態を検出するもの
である。図4に示された第2センサー67は、送り遮光
板33が最も開いた位置、言い換えれば印画紙搬送方向
の上流側端部にあるホームポジションに位置する状態を
検出するものである。図3に示された第3センサー69
は、デジタル露光ヘッド30が最も搬送方向下流側に移
動したホームポジションに位置する状態を検出するもの
である。これらのセンサーはいずれも発光素子と受光素
子の対からなる光学式センサーであるが、他の形式を採
用してもよい。尚、デジタル露光ヘッド30の各蛍光管
の発光駆動状態を安定化させる目的で、デジタル露光ヘ
ッド30を実際に印画紙を露光操作する前のウォーミン
グアップ操作として、発光させる場合(「プレ発光」と
呼んでおく)がある。この「プレ発光」は、デジタル露
光ヘッド30のホームポジションにて実施される。そこ
で、図3に示されるように、露光ユニット100の印画
紙搬送方向の下流側端部(デジタル露光ヘッド30のホ
ームポジションと一致している)には、既に露光用の位
置に搬送されて来ている印画紙3がこの「プレ発光」に
よってカブリを起こさないための固定遮光板28が設け
られている。
【0029】(デジタル露光ヘッドの具体例)デジタル
露光ヘッド30の形式としては種々のものを適用できる
が、ここで用いられているデジタル露光ヘッド30は、
真空蛍光管(VF)式であり、図1に簡単に示されるよ
うに、赤色露光を行う第1真空蛍光管32aで構成され
た赤色プリンタヘッド32と、緑色露光を行う第2真空
蛍光管33aで構成された緑色プリンタヘッド33と、
青色露光を行う第3真空蛍光管34aで構成された青色
プリンタヘッド34とを備えている。各真空蛍光管32
a、33a、34aは蛍光素子を印画紙3の幅に対応す
る長さをもつようにリニアアレイ化されたものであり、
細長い形状を有している。
【0030】尚、露光ユニット100の露光台70への
取り付け機構として、露光台70には、ユニット位置決
めブロック(不図示)と、ドロアーコネクタ(不図示)
と、搬送方向の上流側と下流側に設けられたユニット受
けガイド(不図示)とが設けられている。一方、露光ユ
ニット100には、各ユニット受けガイドに係合するガ
イドレール(不図示)と、信号ピン等が配設されたドロ
アーコネクタ(不図示)が設けられている。前記ドロア
ーコネクタを介して各部の動きを制御する信号がコント
ローラ7から送られる。
【0031】(プリンタープロセッサーの動作説明)次
に、このプリンタープロセサーの概略的な動作を説明す
る。モータ12によって駆動されるローラ11によって
フィルム2が投影露光装置20に供給される際、スキャ
ナ10にて読み取ったフィルム2の画像情報に基づい
て、コントローラ7が調光フィルタ22を制御する。こ
れにより、光源21の照射光をフィルム2の画像の色濃
度に応じた色バランスに調整する。投影露光装置20で
は、その調整後の光によりフィルム2を照射し、フィル
ム2の画像情報を透過光として露光位置1に位置する印
画紙3に照射し、印画紙3にフィルム2の画像を焼き付
ける。必要な場合、投影露光装置20による焼付エリア
の周辺部にデジタル露光ヘッド30の駆動操作により、
付加的な文字やロゴマークなどのイラストが焼き付けら
れる。もちろん、デジタルカメラによって撮像された画
像を印画紙3にプリントする場合などでは、露光位置1
に位置する印画紙3に対して、デジタル露光ヘッド30
のみが焼き付けを行うことになる。露光位置1で画像を
焼き付けられた印画紙3は、現像処理部5に搬送され、
印画紙3を現像するための処理液を充填した複数のタン
クを順次通過していくことで現像処理される。
【0032】(露光ユニット100の操作例)露光ユニ
ット100によって実施可能な印画紙3に対する種々の
露光操作形態と各々の場合に必要な遮光部材の操作方法
について、特に、投影露光装置20による写真フィルム
2の画像のプリントとデジタル露光ヘッド30による記
念文字の焼込みとを組み合わせたプリントの例を中心に
解説する。 《投影露光による通常プリント》: 〈1〉縁無しプリント:幅遮光板31,32の双方、送
り遮光板33、およびデジタル露光ヘッド30を全てそ
のホームポジションに保持し、投影露光装置20によっ
て写真フィルム2の画像を露光操作する。 〈2〉縁有りプリント:各モータM1,M2,M3の駆
動操作により、幅遮光板31,32の双方、送り遮光板
33、およびデジタル露光ヘッド30を全てそのホーム
ポジションから印画紙3の中心側に向けて変位させ、印
画紙3の四辺を均等(例えば4mmの幅で)に覆い、投
影露光装置20によって写真フィルム2の画像を露光操
作する。尚、デジタル露光ヘッド30の場合、下部に垂
直に設置されたエッジ形成部材30fの下縁部によっ
て、他の幅遮光板31,32、送り遮光板33と同程度
の先鋭な白縁が形成されることになる。
【0033】《デジタル露光による通常プリント》:デ
ジタル露光を行う場合には、通常は、各遮光板31〜3
3を最も開いた状態にし、デジタル露光ヘッド30をス
ライド移動させて露光する。デジタル露光は通常片道で
行い、戻すときはスピードアップさせて処理時間の短縮
を図る。デジタル露光プリントが複数毎連続するとき
は、往復時のプリントが可能である。
【0034】《記念文字焼込みプリント》: 〈1〉縦置き縁無しプリント:これは、記念文字が印画
紙3の幅方向に延びたプリントの例である。幅遮光板3
1,32の双方、および送り遮光板33を全てそのホー
ムポジションに保持し、デジタル露光ヘッド30は、必
要な記念文字焼込み領域(例えば約14mmの幅)を遮
光するように移動させ、投影露光装置20によって写真
フィルム2の画像を露光操作する。次に、デジタル露光
ヘッド30を副走査方向に移動させながら必要な前記領
域に記念文字焼込みのデジタル露光操作を行う。
【0035】〈2〉縦置き縁有りプリント:幅遮光板3
1,32の双方、および送り遮光板33を全てそのホー
ムポジションから印画紙3の中心側に向けて変位させ、
印画紙3の三辺を均等(例えば4mmの幅で)に覆い、
デジタル露光ヘッド30は、必要な記念文字焼込み領域
(例えば約14mmの幅)を遮光するように移動させ、
投影露光装置20によって写真フィルム2の画像を露光
操作する。次に、デジタル露光ヘッド30を副走査方向
に移動させながら必要な前記領域に記念文字焼込みのデ
ジタル露光操作を行う。
【0036】さらに、先ず、露光ユニット100を露光
台70から取出し、幅遮光板31,32の双方を10m
mだけ反オペレータ側に位置変更し、再び露光ユニット
100を露光台70に取り付けるオフセット操作を行え
ば、記念文字が印画紙3の搬送方向に延びた横置き縁無
しプリントを実施可能となる。また、オフセット機構に
より、オペレータ側の幅遮光板32のみを10mmだけ
反オペレータ側に位置変更し、再び露光台70に取り付
ければ、横置き縁有りプリントを実施可能となる。
【0037】因みに、一枚の印画紙3にテスト焼きのた
めに短冊状の光学露光を連続して行うときは、送り遮光
板33とデジタル露光ヘッド30を短冊分だけ離間した
近接状態にして行う。その場合に露光エリアの前後から
進入する光でカブリが生じないように、図7に示される
ように、上流側の送り遮光板33に遮光幕56を設け、
下流側の遮光板34は幅を広くして光が当たることが防
止されている。
【0038】〔別実施形態〕 <1>上記の実施形態で用いられている、第2ベルト駆
動機構120を省略し、代わりに、図14に例示される
ように、駆動モータM3に基づいて発生するボールネジ
62の回転力を、連結軸102から第2ベルト駆動機構
に直接伝えるために、ボールネジ162と連結軸112
の間に一対のベベルギヤ114,115(ギヤ連動機構
の一例)を介装しても良い。
【0039】<2>或いは、図15に例示されるよう
に、上記の実施形態で用いられている、ボールネジ62
とデジタル露光ヘッド30上のボールナット63とから
なる駆動機構を省略して、代わりに、デジタル露光ヘッ
ド30の反オペレータ側に配置した主ベルト駆動機構1
30と、これを直接駆動する駆動モータM4を主な駆動
機構として設けても良い。この場合、主ベルト駆動機構
130のシンクロベルト117の上部側の一部が、デジ
タル露光ヘッド30の主走査方向の一端(反オペレータ
側)に設置された入力部30bに固定される。他方、デ
ジタル露光ヘッド30のオペレータ側に配置した補助ベ
ルト駆動機構140のシンクロベルト118の上部側の
一部を、デジタル露光ヘッド30の主走査方向の他端
(オペレータ側)に設置された補助入力部30cに固定
し、主ベルト駆動機構130の一方のプーリ116bを
連結軸122の一端に、補助ベルト駆動機構140の一
方のプーリ113aを連結軸122の他端に連結してお
けば良い。図15の実施例では、主ベルト駆動機構13
0の他方のプーリ116aは、駆動モータM4の回転軸
に固定されており、補助ベルト駆動機構140の他方の
プーリ113bは回転自在に支持されたテンションプー
リとなっている。これによって、駆動モータM4から得
られる回転駆動力は、一方では、入力部30bを介して
デジタル露光ヘッド30の主走査方向における反オペレ
ータ側端部付近を牽引し、他方では、連結軸102と補
助入力部30cを介してデジタル露光ヘッド30の主走
査方向におけるオペレータ側端部付近を牽引するので、
外的な要因からデジタル露光装置の露光ヘッドを支持し
ている部位に振動が生じても、デジタル露光ヘッド30
が副走査方向に振れ難くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による露光装置を用いたプリンタープロ
セッサーの概略図
【図2】本発明のデジタル露光装置に設けられた各駆動
機構を示す概略斜視図
【図3】本発明によるデジタル露光装置の平面図
【図4】本発明によるデジタル露光装置のオペレータ側
から見た正面図
【図5】本発明のデジタル露光装置の印画紙搬送方向の
下流側から見た側面図
【図6】本発明によるデジタル露光装置の反オペレータ
側から見た背面図
【図7】本発明のデジタル露光装置の印画紙搬送方向の
上流側から見た側面図
【図8】本発明のデジタル露光装置の幅遮光板の駆動機
構を示す正面図
【図9】図8の幅遮光板の取付け構造を示す斜視図
【図10】本発明のデジタル露光装置の送り遮光板の駆
動機構を示す正面図
【図11】図10の送り遮光板の取付け構造を示す斜視
【図12】図3のI−I断面を示す正面図
【図13】図3のII−II断面を示す正面図
【図14】デジタル露光ヘッドの駆動機構の別実施例を
示す略図
【図15】デジタル露光ヘッドの駆動機構のさらに別の
実施例を示す略図
【符号の説明】
2 写真フィルム 3 印画紙(写真用感光材料) 21 光源 30c 補助入力部 62 ボールネジ(送りねじ) 63 ナット部材(入力部) 100 露光ユニット 102 連結軸 110 第1ベルト駆動機構 120 第2ベルト駆動機構 M3 駆動モータ
フロントページの続き Fターム(参考) 2C162 AE12 AE23 AE28 AE48 AE52 FA04 FA19 FA34 2H012 AA05 2H106 AA27 AB04 AB69 AB78 BA38 BA91 BA95

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主走査方向に沿って配置された多数の光
    出射素子を支持した露光ヘッドと、前記露光ヘッドを前
    記主走査方向と交差する副走査方向に沿って搬送する搬
    送機構とを備え、前記搬送機構は、前記露光ヘッドに牽
    引力を加えるための駆動手段と、前記露光ヘッドを前記
    副走査方向に沿って案内するために前記副走査方向に延
    びた案内部材とを有し、前記露光ヘッドには、前記駆動
    手段による前記牽引力を受ける入力部が設けられている
    デジタル露光装置であって、 前記露光ヘッド上の前記入力部から前記主走査方向に離
    間した位置に補助入力部が設けられており、前記搬送機
    構は、さらに、前記駆動手段に基づいて発生する駆動力
    を前記補助入力部に伝える伝達手段を備えているデジタ
    ル露光装置。
  2. 【請求項2】 前記駆動手段は前記副走査方向に沿って
    延びた送りネジと前記送りネジを回転駆動する駆動源と
    からなり、前記入力部は前記送りネジに螺合外嵌される
    ように前記露光ヘッドに設けられたナット部材であり、 前記伝達手段としては、互いに副走査方向に離間する一
    対の回転輪と前記一対の回転輪に巻き回された無端ベル
    トとからなり、前記送りネジとは前記主走査方向に関し
    て離間した位置に設けられたベルト駆動機構と、前記送
    りネジの回転力を前記一対の回転輪の一方を介して前記
    無端ベルトに伝えるために前記主走査方向に沿って延び
    るように回転自在に支持された連結軸とが設けられてお
    り、前記補助入力部は前記無端ベルトの一部を前記露光
    ヘッドと連結する締結部材である請求項1に記載のデジ
    タル露光装置。
  3. 【請求項3】 前記送りネジと前記ナット部材は前記露
    光ヘッドの主走査方向に関する一端側に設けられてお
    り、前記ベルト駆動機構と前記締結部材は前記露光ヘッ
    ドの主走査方向に関する他端側に設けられており、前記
    伝達手段としてさらに、前記ベルト駆動機構とは別に前
    記露光ヘッド上の主走査方向に関する前記一端付近に設
    けられ、互いに副走査方向に離間した一対の第2の回転
    輪と、前記一対の回転輪に巻き回された第2の無端ベル
    トとによって構成された第2のベルト駆動機構が設けら
    れており、前記第2の無端ベルトの一部が前記露光ヘッ
    ドの前記一端付近と連結されており、前記第2の回転輪
    の一方が、前記連結軸に連結されている請求項2に記載
    のデジタル露光装置。
  4. 【請求項4】 前記伝達手段は、前記送りネジの回転運
    動を前記連結軸に伝えるギヤ連結機構を含む請求項2ま
    たは3に記載のデジタル露光装置。
  5. 【請求項5】 投影露光用ユニットとしての機能を兼ね
    備えるために、写真フィルム原版を支持する手段と、前
    記写真フィルム原版からの透過光を写真用感光材料に照
    射するための光源とを有し、前記露光ヘッドは、前記写
    真用感光材料の所定領域を前記透過光から遮光するため
    の遮光部材を兼ねている請求項1から4のいずれか1項
    に記載のデジタル露光装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20160087420A (ko) * 2015-01-13 2016-07-22 삼성디스플레이 주식회사 마스크리스 노광 장치 및 이를 이용한 마스크리스 노광 방법
TWI576059B (zh) * 2016-01-15 2017-04-01 歐利速精密工業股份有限公司 高產量之鞋面3d列印系統

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