JP2001139180A - シート材料搬送装置 - Google Patents

シート材料搬送装置

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JP2001139180A
JP2001139180A JP32676999A JP32676999A JP2001139180A JP 2001139180 A JP2001139180 A JP 2001139180A JP 32676999 A JP32676999 A JP 32676999A JP 32676999 A JP32676999 A JP 32676999A JP 2001139180 A JP2001139180 A JP 2001139180A
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roller
paper
cam
transport
pressure
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JP32676999A
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Yasunobu Shimamura
泰伸 嶋村
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Noritsu Koki Co Ltd
Original Assignee
Noritsu Koki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 搬送ローラに対して圧着ローラの圧着又は圧
着解除を行う際に、搬送ローラ駆動モータに急激な負荷
変動が加わるのを防止して、シート材料搬送速度にばら
つきが生じるのを防止することができるシート材料搬送
装置を提供する。 【解決手段】 デジタルプリンタの露光搬送ライン(ペ
ーパ搬送装置)においては、カム駆動モータ27によっ
て回転駆動される偏芯カム26によって、搬送ローラに
対する圧着ローラ13の圧着及び圧着解除が行われる。
ここで、圧着ローラ13の圧着及び圧着解除の際には、
カム駆動モータ27の回転速度ひいては偏芯カム26の
回転速度が低下させられ、又は間欠的に回転させられ、
これにより圧着ローラ13の圧着動作及び圧着解除動作
が緩速化される。かくして、搬送ローラ駆動モータに急
激な負荷変動が加わるが防止され、ペーパ(シート材
料)の搬送速度にばらつきが生じるのが防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、搬送ローラと圧着
ローラとの間にペーパ等のシート材料を挟み、両ローラ
を回転させることによりシート材料を搬送する一方、シ
ート材料の搬送状態に応じて圧着ローラを搬送ローラ側
に圧着させ又は該圧着を解除させることによりシート材
料に余分な負荷がかからないようにした、デジタル写真
焼き付け装置などに用いられるシート材料搬送装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、ペーパ等のシート材料の搬送装
置としては、搬送ローラと圧着ローラとで構成されるロ
ーラ対を複数設け、対応する各搬送ローラと各圧着ロー
ラとの間にシート材料を挟み、各ローラを回転させるこ
とによりシート材料を搬送するようにしたものが広く用
いられている。具体的には、このようなシート材料搬送
装置は、例えば、デジタル写真焼付け装置のペーパ搬送
装置などとして用いられる。図7に、従来の典型的なデ
ジタル写真焼付け装置のペーパ搬送装置の要部構造を示
す。
【0003】図7に示すように、この従来のデジタル写
真焼付け装置のペーパ搬送装置においては、ペーパ10
0(印画紙)が、第1搬送ローラ101と第1圧着ロー
ラ102とで構成される第1ローラ対と、第2搬送ロー
ラ103と第2圧着ローラ104とで構成される第2ロ
ーラ対とによって、矢印Z’で示す方向に搬送されるよ
うになっている。なお、このペーパ100に対しては、
図示していない露光エンジンによって、矢印Y’で示す
方向に走査露光処理が施される。
【0004】そして、ローラ駆動モータ105が設けら
れ、このローラ駆動モータ105の駆動軸に取り付けら
れた駆動プーリ106と、第1搬送ローラ101の一端
に取り付けられた第1従動プーリ107と、第2搬送ロ
ーラ103の一端に取り付けられた第2従動プーリ10
8とにまたがって、ローラ駆動ベルト109が巻きかけ
られている。かくして、両搬送ローラ101、103が
ローラ駆動モータ105によって回転駆動される。
【0005】そして、搬送ローラ101、103と圧着
ローラ102、104との間に挟まれているペーパ10
0は、ローラ101〜104の回転に伴って、Z’方向
に搬送される。しかしながら、例えば、ペーパ搬送時
に、ペーパ100が、第1ローラ対及び第2ローラ対に
よって同時に挟まれた場合、ペーパ100に余分な負荷
が加わるおそれがある。そこで、この種のペーパ搬送装
置では、通常、ペーパ100の搬送状態に応じて、圧着
ローラ102、104を搬送ローラ101、103側に
圧着させ又は該圧着を解除させることにより、ペーパ1
00に余分な負荷がかからないようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに圧着ローラ102、104の圧着及び圧着解除を行
った場合、圧着時と圧着解除時とでは、ローラ駆動モー
タ105に対する負荷がかなり異なる。その結果、圧着
ローラ102、104を搬送ローラ101、103側に
圧着させる際及び該圧着を解除させる際には、急激な負
荷変動によりローラ駆動モータ105に回転ムラが生
じ、このためペーパ100の搬送速度にばらつき(搬送
ムラ)が生じるといった問題がある。そして、デジタル
写真焼き付け装置では、このようなペーパ100の搬送
速度のばらつきが露光位置で生じることになるので、ペ
ーパ100に焼き付けられた画像(プリント)の品質が
低下するといった問題が生じる。
【0007】本発明は上記従来の問題を解決するために
なされたものであって、ペーパ等のシート材料を搬送ロ
ーラと圧着ローラとで搬送しつつ、圧着ローラを搬送ロ
ーラ側に圧着させあるいは該圧着を解除させる際に、搬
送ローラを駆動するローラ駆動モータに急激な負荷変動
が加わるのを防止することができ、シート材料の搬送速
度にばらつきが生じるのを有効に防止することができる
シート材料搬送装置を提供することを解決すべき課題と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
になされた本発明にかかるシート材料搬送装置は、
(a)搬送ローラと圧着ローラとの間にシート材料(例
えば、ペーパ、印画紙等)を挟み、両ローラを回転させ
ることによりシート材料を搬送するローラ機構と、
(b)シート材料の搬送状態に応じて、圧着ローラを搬
送ローラ側に圧着させ又は該圧着を解除させる圧着ロー
ラ制御機構とが設けられているシート材料搬送装置にお
いて、(c)圧着ローラ制御機構が、圧着ローラを搬送
ローラ側に圧着させる際及び該圧着を解除させる際に、
上記圧着又は該圧着の解除を、緩速で又は間欠的(段階
的)に行わせるようになっていることを特徴とするもの
である。
【0009】このシート材料搬送装置においては、圧着
ローラを搬送ローラ側に圧着させる際及び該圧着を解除
させる際には、圧着又は該圧着の解除が、緩速で又は間
欠的に行われるので、搬送ローラひいてはこれを回転駆
動するローラ駆動モータに急激な負荷変動が加わるが防
止される。このため、シート材料の搬送速度にばらつき
が生じるのを有効に防止することができる。
【0010】上記シート材料搬送装置において、圧着ロ
ーラ制御機構としては、例えば、(d)圧着を行わせる
際には圧着ローラを搬送ローラに向かって移動させ、該
圧着を解除させる際には圧着ローラを搬送ローラ側から
離反させるカムと、(e)該カムを回転駆動するカム駆
動モータとを備えているものなどを用いることができ
る。この場合、カム形状(カムの動作特性)を、圧着を
行わせる際及び該圧着を解除させる際には上記移動又は
上記離反の速度が低下するように設定することにより、
圧着又は該圧着の解除を緩速で行わせることができる。
【0011】また、上記カムとして偏芯カムを用い、か
つ上記カム駆動モータとしてその回転速度の変更又は間
欠運転が可能なモータ(例えば、パルスモータ)を用い
た上で、圧着を行わせる際及び該圧着を解除させる際に
は、カム駆動モータの回転速度を低下させ、又は間欠的
に回転させることにより、圧着又は該圧着の解除を、緩
速で又は間欠的に行わせるようにしてもよい。
【0012】上記シート材料搬送装置は、例えばデジタ
ル写真焼付け装置用の印画紙搬送装置として用いること
ができる。この場合、印画紙の搬送速度が露光位置でば
らつかないので、印画紙に焼き付けられた画像(プリン
ト)の品質が高められる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を具体
的に説明する。図1に示すように、本発明にかかるペー
パ搬送装置(シート材料搬送装置)を備えたデジタルプ
リンタIP(デジタル写真焼付け装置)には、フィルム
現像機(図示せず)によって現像処理されたフィルム1
(写真フィルム)のコマ画像をデジタル画像データとし
て取得するフィルムスキャナSと、このデジタル画像デ
ータを処理してプリントデータを作成するコントローラ
2と、このプリントデータに基づいてペーパ3(印画
紙)に露光処理を施してコマ画像に対応する画像を焼き
付けるデジタルプリント部Pと、露光処理が施されたペ
ーパ3に現像処理を施す現像処理部Dとが設けられてい
る。そして、現像処理部Dで現像処理が施された(現像
された)ペーパ3は、乾燥処理が施された後、仕上がり
プリントとして、該デジタルプリンタIPから排出され
る。
【0014】フィルムスキャナSには、照明光学系4
と、撮像光学系5と、CCDセンサを用いた光電変換部
6とが設けられている。ここで、照明光学系4は、白色
光源であるハロゲンランプ4a、調光フィルタ4b、ミ
ラートンネル4c等で構成され、光源からの光ビームの
色分布や強度分布を調整して、これをフィルム1のコマ
画像に照射するようになっている。また、撮像光学系5
は、詳しくは図示していないが、投射光の方向を変える
ミラー、レンズユニット、該レンズユニットを透過した
光ビームを3つの方向に分光するプリズム等で構成さ
れ、フィルム1の透過光ビームを処理するようになって
いる。なお、フィルム1のコマ画像は、フィルム搬送機
構7でフィルム1を所定の走査速度で移送することによ
り、副走査方向(すなわち、フィルム長手方向)に走査
される。
【0015】光電変換部6は、撮像光学系5から導入さ
れた光ビームを光電変換する。この光電変換部6は、撮
像光学系5のプリズムによって分光された3つの光ビー
ムを個別に受け入れるための3つのCCDセンサを備え
ている。各CCDセンサは、それぞれ、多数(例えば5
000個)のCCD素子が主走査方向(すなわち、フィ
ルム幅方向)に配列されたラインセンサであって、セン
サ駆動回路により主走査時に電荷蓄積動作や電荷蓄積時
間の制御が行われるようになっている。各CCDセンサ
は、それぞれその撮像面に光ビームの青色成分、赤色成
分又は緑色成分のみを透過させるカラーフィルタが設け
られており、それぞれ青色成分、赤色成分又は緑色成分
のみを光電変換する。各CCDセンサから出力される各
画素信号はサンプルホールドされ、各画素信号が連続し
た画像信号となる。なお、各画素信号は所定のビット数
(例えば12ビット)のデジタル信号に変換される。
【0016】かくして、フィルム1のコマ画像が所定の
スキャン位置に位置決めされると、コマ画像の読取処理
が開始される。このとき、フィルム1の各コマ画像は、
フィルム搬送機構7によるフィルム1の移送により、複
数のスリット画像に分割された形で順次光電変換部6で
読み取られ、原デジタル画像データとしてコントローラ
2に送られる。このような、フィルムスキャナSの照明
光学系4、撮像光学系5及び光電変換部6の各制御はコ
ントローラ2によって行われる。
【0017】デジタルプリント部PはPLZTシャッタ
方式のものであって、このデジタルプリント部Pには、
マガジン8から搬送されてくるペーパ3に露光処理を施
して画像を焼き付ける露光装置として、露光ヘッド11
aと光源11bと光ケーブル11cとを備えた露光エン
ジン11が設けられている。ここで、露光ヘッド11a
は、PLZT素子からなるシャッタアレイを用いたもの
である。このPLZT素子からなるシャッタアレイは、
その材料の有する電気光学効果を利用したものであっ
て、各シャッタには光源11bから光ケーブル11c中
の多数の光ファイバを介してR、G、Bの光が導入され
るようになっている。
【0018】露光ヘッド11aは、ペーパ3の幅方向、
すなわち該図面の紙面と直交する方向に、ペーパ3のほ
ぼ全幅にわたって延び、搬送されているペーパ3のほぼ
全面に露光処理を施して画像を焼き付けることができる
ようになっている。かくして、各シャッタは、所定レベ
ルの電圧が印加されると光を透過させる状態(開状態)
となり、該電圧の印加が停止されると光を遮断する状態
(閉状態)となる。したがって、コントローラ2からプ
リントデータに基づいて各画素に対応するシャッタに駆
動電圧が印加されると、そのシャッタは開状態となって
光源11bから導入されている色の光がペーパ3に照射
される。ここで、露光処理が施されるペーパ3について
見ると、ペーパ幅方向においては画像の全長にわたり、
ペーパ搬送方向(ペーパ長手方向)においては画像の一
部(例えば、1画素の幅)のみ含む部分画像が、画素毎
に露光量が設定された状態でペーパ3に焼き付けられ
る。
【0019】詳しくは図示していないが、光源11bに
はR、G、Bの3色の光学フィルタからなる回転フィル
タが付設され、この回転フィルタを回転位相制御するこ
とにより、R、G、Bのうちのいずれか1つが選択的に
光源11bに対向し、その色のフィルタを介して選択色
の光が、光ケーブル11c(光ファイバ)を介してシャ
ッタに送られる。
【0020】なお、この実施の形態にかかるデジタルプ
リンタIPでは、PLZTシャッタ方式のデジタルプリ
ント部Pが用いられているが、デジタルプリント部Pは
このような方式のものに限定されるわけではなく、露光
仕様に応じてこれ以外のもの、例えば液晶シャッタ方式
のもの、蛍光ビーム方式のもの、FOCRT方式のもの
等を用いることができる。
【0021】また、コントローラ2から露光エンジン1
1に送られるプリントデータは、基本的にはフィルムス
キャナSで読み取られた画像データに基づくものである
が、コントローラ2に接続された外部画像入力部2cか
ら入力された画像データを、コントローラ2を介してデ
ジタルプリント部Pに送り、ペーパ3に露光処理を施す
ことも可能である。また、フィルムスキャナS又は外部
画像入力部2cからコントローラ2に入力された画像デ
ータは、ペーパ3にプリントした場合に得られるであろ
うシミュレート画像としてモニタ2aに表示され、操作
者は、そのモニタ2aの表示を確認しながら走査卓2b
から画像の色調等を修正するための指示を入力すること
ができる。この場合、修正後の画像データがデジタルプ
リント部Pに送られることになる。
【0022】以下、ペーパ3を、マガジン8からデジタ
ルプリント部Pを経由して現像処理部Dに搬送するペー
パ搬送装置Cを具体的に説明する。このペーパ搬送装置
Cは、ペーパ3をほぼ水平姿勢で搬送するペーパ供給ラ
インC1と、ペーパ3をほぼ鉛直姿勢で搬送する露光搬
送ラインC2と、現像搬送ラインC3とに区分けされてい
る。
【0023】ペーパ供給ラインC1の搬送上流端には、
長尺のペーパ3をロール状に収納しているマガジン8が
着脱可能に配置されている。そして、ペーパ搬送方向に
みてマガジン8の下流側(図1では右側)には、マガジ
ン8から引き出されたペーパ3をプリントサイズに応じ
てカットするペーパーカッタ9と、ペーパ3の裏面(非
感光面)に、フィルムID、コマ番号、プリントデータ
作成時に行われた画像処理を示す補正情報等を印字する
バックプリント部10とが設けられている。なお、ペー
パ供給ラインC1には、とくには番号を付していない
が、ペーパ3を搬送するための、あるいはペーパ3の搬
送方向を変えるための種々のローラないしはローラ対が
随所に配設されている。また、ペーパ供給ラインC1
は、図示していないが、上記ローラを回転駆動する駆動
機構(モータ等)と、ペーパ3を案内するガイドとが設
けられている。
【0024】以下、ペーパ3を鉛直方向上向きに搬送す
る露光搬送ラインC2(ペーパ搬送装置C)の露光エン
ジン近傍部分、すなわちローラ機構及び圧着ローラ制御
機構の具体的な構造及び機能を説明する。図2(a)、
(b)に示すように、この露光搬送ラインC2の露光エ
ンジン近傍部分においては、ペーパ3が、第1搬送ロー
ラ12と第1圧着ローラ13とで構成される第1ローラ
対と、第2搬送ローラ14と第2圧着ローラ15とで構
成される第2ローラ対とによって、矢印Zで示す方向す
なわち鉛直上向きに搬送されるようになっている。な
お、ペーパ3に対しては、露光エンジン11の露光ヘッ
ド11a(図1参照)によって、矢印Yで示す方向に走
査露光処理(ライン露光処理)が施される。
【0025】第1搬送ローラ12及び第2搬送ローラ1
4は、それぞれ、小径の軸部12b、14b(ローラ
軸)にローラ部12a、14a(例えば、ゴムローラ、
金属ローラ)が外嵌された構造とされている。また、第
1圧着ローラ13及び第2圧着ローラ15も、それぞ
れ、小径の軸部13b、15b(ローラ軸)にローラ部
13a、15a(例えば、ゴムローラ、金属ローラ)が
外嵌された構造とされている。これらの各ローラ部12
a〜15aは、それぞれ、その軸線方向(矢印X方向)
にみて数カ所で欠損された状態となっている。換言すれ
ば、各ローラ部12a〜15aは、それぞれ、若干の間
隔を隔てて複数に分割された構造とされている。
【0026】ここで、第1搬送ローラ12及び第2搬送
ローラ14は、それぞれその位置が固定されているが
(ただし、回転ないしは自転する)、第1圧着ローラ1
3及び第2圧着ローラ15は、それぞれ、後で詳しく説
明するように、ペーパ厚み方向、すなわち両矢印K1
2方向に移動することができるようになっている。そ
して、両圧着ローラ13、15は、それぞれ、ばね等の
付勢手段(図示せず)によって適度に両搬送ローラ1
2、14に向かって付勢されている。このため、ペーパ
3は、後で説明する偏芯カム26、32(図3参照)に
よって両圧着ローラ13、15が強制的に搬送ローラ1
2、14から離反させられない限り、両搬送ローラ1
2、14と両圧着ローラ13、15との間に、適度な押
圧力でもって挟まれる。したがって、両搬送ローラ1
2、14が矢印X方向にみて時計回り方向に回転する
と、これに伴って両圧着ローラ13、15が反時計回り
方向に回転し、ペーパ3は矢印Z方向すなわち上向きに
搬送される。
【0027】そして、第1搬送ローラ12及び第2搬送
ローラ14を回転駆動するための駆動源としてローラ駆
動モータ16が設けられている。このローラ駆動モータ
16の駆動軸には駆動プーリ17が同軸に取り付けら
れ、この駆動プーリ17と比較的大径の第1アイドルプ
ーリ18とにまたがって第1ローラ駆動ベルト19が巻
きかけられている。また、第1アイドルプーリ18に同
軸状に固定して取り付けられた比較的小径の第2アイド
ルプーリ20と、第1搬送ローラ12の軸部12bの一
方の端部にこれと同軸状に固定して取り付けられた第1
従動プーリ21と、第2搬送ローラ14の軸部14bの
一方の端部にこれと同軸状に固定して取り付けられた第
2従動プーリ22とにまたがって、第2ローラ駆動ベル
ト23が巻きかけられている。なお、以下では便宜上、
各ローラ12〜15の軸線方向にみて、両従動プーリ2
1、22が設けられている側を「前」といい、これと反
対側を「後」という。
【0028】かくして、ローラ駆動モータ16の駆動軸
の回転力が、順に、駆動プーリ17と、第1ローラ駆動
ベルト19と、両アイドルプーリ18、20と、第2ロ
ーラ駆動ベルト23とを介して両従動プーリ21、22
に伝達され、これにより両搬送ローラ12、14が時計
回り方向(前側からみて)に回転する。このように、両
搬送ローラ12、14が時計回り方向に回転するのに伴
って両圧着ローラ13、15が反時計回り方向に回転
し、両搬送ローラ12、14と両圧着ローラ13、15
との間に挟み込まれているペーパ3が上向きに搬送され
る。
【0029】ところで、この露光搬送ラインC2には、
ペーパ3に余分な負荷がかかるのを防止するため、ペー
パ3の搬送状態に応じて、各圧着ローラ13、15を対
応する各搬送ローラ12、14側に圧着させ又は該圧着
を解除させる圧着ローラ制御機構が設けられているが、
以下この圧着ローラ制御機構の構造及び機能を具体的に
説明する。
【0030】図3に示すように、第1圧着ローラ13の
軸部13bの後端部には、軸部13bと同軸状に固定し
て第1カム当接プーリ25が取り付けられ、この第1カ
ム当接プーリ25に近接して、第1偏芯カム26が設け
られている。なお、ここで偏芯カムとは、例えば、円板
状のカム(外周面がカム面となる)をその中心から偏芯
した回転軸の回りに回転させるようにしたカムである。
そして、第1偏芯カム26を回転駆動するために、回転
速度を自在に変化させることができ、あるいは間欠的
(段階的)に回転することができる第1カム駆動モータ
27(パルスモータ)が設けられている。この第1カム
駆動モータ27の回転力は、第1駆動プーリ28と第1
カム駆動ベルト29とを介して、第1偏芯カム26に取
り付けられた第1カム従動プーリ30に伝達されるよう
になっている。
【0031】かくして、第1カム駆動モータ27が回転
すると、これに伴って第1偏芯カム26が回転する。そ
して、第1偏芯カム26においては、その回転軸40
(図5(a)参照)が偏芯しているので、そのカム面
(外周面)は周期的に、第1カム当接プーリ25に対し
て近づく方向に移動して第1カム当接プーリ25を持ち
上げ、あるいは第1カム当接プーリ25から離反する方
向に移動して第1カム当接プーリ25を元の位置に戻
す。これに伴って、第1圧着ローラ13が周期的に両矢
印K1方向に往復移動し、そのローラ部13aが、第1
搬送ローラ12のローラ部12aに圧着させられ、ある
いは該圧着が解除される。
【0032】また、第2圧着ローラ15についても、第
1圧着ローラ13の場合と同様に、第2カム当接プーリ
31と第2偏芯カム32とが設けられ、第2偏芯カム3
2は、第2カム駆動モータ33によって、第2駆動プー
リ34と、第2カム駆動ベルト35と、第2カム従動プ
ーリ36とを介して回転駆動される。かくして、第2圧
着ローラ15が周期的に両矢印K2方向に往復移動し、
そのローラ部15aが、第2搬送ローラ14のローラ部
14aに圧着させられ、あるいは該圧着が解除される。
【0033】そして、両圧着ローラ13、15は、走査
露光中のペーパ3に対して、該ペーパ3が圧着ローラ1
3、15にかみ込むなどして余分な負荷がかかるのを防
止するために、周期的に圧着及び圧着解除を行うように
なっている。なお、このような圧着動作及び圧着解除動
作は、後で詳しく説明するように、ローラ駆動モータ1
6に急激な負荷変動が加わるのを防止し、ひいてはペー
パ3の搬送速度のばらつき、すなわち搬送ムラを軽減す
るために、可及的に緩速で、又は間欠的に行われように
なっている。
【0034】以下、図4を参照しつつ、両圧着ローラ1
3、15のローラ部13a、15aにおける圧着及び圧
着解除の基本動作を説明する。図4中のステップS1に
示すように、ペーパ3が第1ローラ対(第1搬送ローラ
12及び第1圧着ローラ13)に入る直前においては、
第1圧着ローラ13のローラ部13aは、第1搬送ロー
ラ12のローラ部12aに圧着させられている。他方、
第2圧着ローラ15のローラ部15aは、第2搬送ロー
ラ14のローラ部14aに対する圧着が解除されている
(離反している)。
【0035】続いて、ステップS2で示すように、ペー
パ3が、第1ローラ対に挟まれて上向きに送り出された
後、その先端部が第2ローラ対(第2搬送ローラ14及
び第2圧着ローラ15)の直前に達したときに、第2圧
着ローラ15のローラ部15aは、第2搬送ローラ14
のローラ部14aに圧着させられる。なお、第1圧着ロ
ーラ13のローラ部13aは、第1搬送ローラ12のロ
ーラ部12aに圧着させられたままである。
【0036】次に、ステップS3で示すように、第2圧
着ローラ15のローラ部15aの圧着が完了し、ペーパ
3が第2ローラ対に挟まれて上向きに送り出され始める
と、第1圧着ローラ13のローラ部13aは、第1搬送
ローラ12のローラ部12aとの圧着が解除される。つ
まり、ペーパ3を挟んで送り出すローラ対が、第1ロー
ラ対から第2ローラ対に切り換えられる。
【0037】この後、ステップS4で示すように、ペー
パ3が第1ローラ対から完全に抜け出ると、第1圧着ロ
ーラ13のローラ部13aは、次のペーパ3を受け入れ
るために、第1搬送ローラ12のローラ部12aに再び
圧着させられる。このように、ペーパ3は、第1ローラ
対と第2ローラ対のいずれか一方により挟まれて搬送さ
れ、両ローラ対によって同時に挟まれることはないの
で、ペーパ3に余分な負荷が加わらない。
【0038】さらに、この圧着ローラ制御機構では、圧
着ローラ13、15の圧着及び圧着解除に伴って、ロー
ラ駆動モータ16に急激な負荷変動が加わるのを防止
し、ローラ駆動モータ16に回転ムラが生じるのを防止
し、ペーパ3の搬送速度にばらつき(搬送ムラ)が生じ
るのを防止するようにしている。以下、第1圧着ローラ
13の場合を例にとってこれを説明する。しかしなが
ら、第2圧着ローラ15の場合も、同様であるのはもち
ろんである。なお、以下では便宜上、第1搬送ローラ1
2及びそのローラ部12aをそれぞれ「搬送ローラ1
2」及び「搬送ローラ部12a」といい、第1圧着ロー
ラ13及びそのローラ部13aをそれぞれ「圧着ローラ
13」及び「圧着ローラ部13a」といい、第1偏芯カ
ム26を「偏芯カム26」といい、第1カム当接プーリ
25を「カム当接プーリ25」という。
【0039】図5(a)に示すように、偏芯カム26
は、前記のとおりカム駆動モータ27によって回転駆動
され、その回転軸40(支点)まわりに矢印Rで示す方
向に回転している。ここで、圧着ローラ13は、ばね
(図示せず)によって矢印H方向に常時付勢されてい
る。なお、曲線L1は、偏芯カム26のカムノーズ(カ
ム面(外周面)の、回転軸中心から最も離れた部位)が
通る軌跡を示している。
【0040】そして、偏芯カム26の回転に伴って、圧
着ローラ13は、図5(a)中における位置関係におい
て左右に往復移動する。なお、以下では便宜上、図5
(a)中における位置関係において、右側及び左側を、
単に「右」及び「左」という。そして、図5(a)中に
おいて、Aは、圧着ローラ13の動作範囲ないしは動作
量(以下、「圧着ローラ動作量A」という。)をあらわ
している。すなわち、圧着ローラ13は、この圧着ロー
ラ動作範囲A内を左右に移動する。
【0041】また、Bは、圧着ローラ部13が、左側す
なわち搬送ローラ側に最大限移動した状態(完全な圧着
状態)から、右向きに移動して圧着ローラ部13aが搬
送ローラ部12aから完全に離れてしまうまでの動作範
囲ないしは動作量(以下、「圧着ローラ動作範囲B」と
いう。)である。つまり、圧着ローラ13がこの圧着ロ
ーラ動作範囲B内にあるときには、圧着ローラ部13a
は搬送ローラ部12aに圧着させられる。
【0042】なお、圧着ローラ動作範囲Bは、具体的に
は次のようなものを意味する。すなわち、図6(a)に
示すように、搬送ローラ部12aが金属で形成されたハ
ードローラであり、圧着ローラ部13aがゴム等で形成
されたソフトローラである場合、圧着ローラ部13a
が、ばね(図示せず)によって矢印Hで示す方向に付勢
されて搬送ローラ部12aに完全に圧着させられたとき
には、圧着ローラ部13aにへこみが生じるが、このへ
こみ量が圧着ローラ動作範囲Bとなる。なお、搬送ロー
ラ部12aがソフトローラであり、他方圧着ローラ部1
3aがハードローラである場合は、搬送ローラ部12a
のへこみ量が圧着ローラ動作範囲Bとなる。
【0043】また、図6(b)に示すように、搬送ロー
ラ部12a及び圧着ローラ部13aがともにハードロー
ラである場合において、両ローラ部12a、13a間に
挟まれている搬送物(ペーパ3)にへこみが生じる場合
は、この搬送物のへこみ量が圧着ローラ動作範囲Bとな
る。
【0044】かくして、圧着ローラ動作範囲B内で、圧
着ローラ13の圧着動作あるいは圧着解除動作を緩速で
(ゆるやかに)、又は間欠的(段階的)に行わせること
により、圧着ローラ部13aを圧着させ又は該圧着を解
除させる際にローラ駆動モータ16に加わる負荷変動を
低減することができる。以下、図5(b)を参照しつ
つ、圧着ローラ部13aの圧着解除動作が行われる際
の、偏芯カム26及び圧着ローラ13ないしは圧着ロー
ラ部13aの動作を説明する。
【0045】カム26が、図5(a)に示す状態(カム
ノーズが左向き)からR方向に回転し、図5(b)中に
実線で示された状態(カムノーズが下向き)となったと
きに、偏芯カム26のカム面がカム当接プーリ25に接
触し始める。なお、この状態以前では、偏芯カム26の
カム面はカム当接プーリ25とは離反している。そし
て、さらに偏芯カム26がR方向に回転すると、偏芯カ
ム26がカム当接プーリ25を右向きに押圧して右向き
に移動させ、ひいては圧着ローラ13を右向きに移動さ
せる。
【0046】しかしながら、圧着ローラ部13aは、搬
送ローラ部12aに圧着されてへこんだ状態にあるの
で、圧着ローラ13が圧着ローラ動作範囲Bだけ右向き
に移動するまでは、該圧着は継続される(なお、圧着の
度合いは弱くなる)。そして、実線25、26で示され
た上記状態から、偏芯カム26がR方向に角度αだけ回
転したときに、カム当接プーリ25ひいては圧着ローラ
13が、圧着ローラ動作範囲Bの右側端部に到達し、圧
着ローラ部13aの搬送ローラ部12aに対する圧着が
解除される。なお、この状態は、仮想線(二点鎖線)2
5’、26’で示されている。
【0047】つまり、偏芯カム26が上記角度αの範囲
内を回転するときに、圧着ローラ部13aの搬送ローラ
部12aに対する圧着が徐々に解除されてゆくことにな
る。したがって、偏芯カム26が上記角度αの範囲内を
回転するときに、偏芯カム26の回転速度を低下させあ
るいは、間欠的(段階的)に回転させれば、圧着ローラ
部13aの圧着解除動作を緩速化、あるいは間欠化する
ことができることになる。そこで、この圧着ローラ制御
機構では、偏芯カム26が上記角度αの範囲内を回転す
るときには、カム駆動モータ27の回転速度を、処理能
力上許容される時間範囲内で可及的に低下させ、又は間
欠的(段階的)に回転させて、圧着ローラ部13aの圧
着解除動作を緩速化ないしは間欠化するようにしてい
る。
【0048】かくして、圧着ローラ部13aの圧着解除
時には、ローラ駆動モータ16に急激な負荷変動が加わ
るのが防止され、ローラ駆動モータ16に回転ムラが生
じるのが防止される。その結果、ペーパ3の搬送速度に
ばらつき(搬送ムラ)が生じるのを有効に防止すること
ができる。したがって、ペーパ3の搬送速度が露光位置
でばらつくのが防止され、ペーパ3に焼き付けられた画
像(プリント)の品質が高められる。
【0049】なお、以上の説明は、圧着ローラ13の圧
着解除が行われる際の偏芯カム26及び圧着ローラ13
の動作についてのものであるが、圧着ローラ13の圧着
が行われる際にも、同様にローラ駆動モータ16に急激
な負荷変動が加わるのが防止され、ローラ駆動モータ1
6に回転ムラが生じるのが防止されるのはもちろんであ
る。また、第2圧着ローラ15の圧着及び圧着解除につ
いても、第1圧着ローラ13の場合と同様に、ローラ駆
動モータ16に急激な負荷変動が加わるのが防止され、
ローラ駆動モータ16に回転ムラが生じるのが防止され
るのはもちろんである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかるペーパ搬送装置を備えたデジ
タルプリンタのシステム構成図である。
【図2】 (a)は、図1に示すデジタルプリンタの露
光搬送ライン(ペーパ搬送装置)の露光エンジン近傍部
分の斜視図であり、(b)は(a)に示す露光搬送ライ
ンの概略断面を示す模式図である。
【図3】 図2(a)に示す露光搬送ラインの圧着ロー
ラ制御機構の斜視図である。
【図4】 図2(a)に示す露光搬送ラインにおけるペ
ーパの搬送手順を示す図である。
【図5】 (a)及び(b)は、それぞれ、圧着ローラ
制御機構における偏芯カム及び圧着ローラの動作を示す
図である。
【図6】 (a)及び(b)は、それぞれ、圧着ローラ
動作範囲の具体例を示す図である。
【図7】 従来のデジタルプリンタのペーパ搬送装置の
露光位置近傍部の斜視図である。
【符号の説明】
IP…デジタルプリンタ、C…ペーパ搬送装置、C1
ペーパ供給ライン、C2…露光搬送ライン、C3…現像搬
送ライン、D…現像処理部、P…デジタルプリント部、
S…フィルムスキャナ、1…フィルム、2…コントロー
ラ、3…ペーパ、4…照明光学系、5…撮像光学系、6
…光電変換部、7…フィルム搬送機構、8…マガジン、
9…ペーパーカッタ、10…バックプリント部、11…
露光エンジン、11a…露光ヘッド、11b…光源、1
1c…光ケーブル、12…第1搬送ローラ、12a…ロ
ーラ部、12b…軸部、13…第1圧着ローラ、13a
…ローラ部、13b…軸部、14…第2搬送ローラ、1
4a…ローラ部、14b…軸部、15…第2圧着ロー
ラ、15a…ローラ部、15b…軸部、16…ローラ駆
動モータ、17…駆動プーリ、18…第1アイドルプー
リ、19…第1ローラ駆動ベルト、20…第2アイドル
プーリ、21…第1従動プーリ、22…第2従動プー
リ、23…第2ローラ駆動ベルト、25…第1カム当接
プーリ、26…第1偏芯カム、27…第1カム駆動モー
タ、28…第1駆動プーリ、29…第1カム駆動ベル
ト、30…第1カム従動プーリ、31…第2カム当接プ
ーリ、32…第2偏芯カム、33…第2カム駆動モー
タ、34…第2駆動プーリ、35…第2カム駆動ベル
ト、36…第2カム従動プーリ、40…回転軸(支
点)。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送ローラと圧着ローラとの間にシート
    材料を挟み、上記両ローラを回転させることにより上記
    シート材料を搬送するローラ機構と、 上記シート材料の搬送状態に応じて、上記圧着ローラを
    上記搬送ローラ側に圧着させ又は該圧着を解除させる圧
    着ローラ制御機構とが設けられているシート材料搬送装
    置において、 上記圧着ローラ制御機構が、上記圧着ローラを上記搬送
    ローラ側に圧着させる際及び該圧着を解除させる際に
    は、上記圧着又は該圧着の解除を、緩速で又は間欠的に
    行わせるようになっていることを特徴とするシート材料
    搬送装置。
  2. 【請求項2】 上記圧着ローラ制御機構が、上記圧着を
    行わせる際には上記圧着ローラを上記搬送ローラに向か
    って移動させ、該圧着を解除させる際には上記圧着ロー
    ラを上記搬送ローラ側から離反させるカムと、 上記カムを回転駆動するカム駆動モータとを備えている
    ことを特徴とする請求項1に記載のシート材料搬送装
    置。
  3. 【請求項3】 上記カムが、上記圧着を行わせる際及び
    該圧着を解除させる際には上記移動又は上記離反の速度
    が低下するようなカム形状を有していることを特徴とす
    る請求項2に記載のシート材料搬送装置。
  4. 【請求項4】 上記カムが偏芯カムであり、かつ上記カ
    ム駆動モータが、その回転速度の変更又は間欠運転が可
    能なモータであって、 上記圧着を行わせる際及び該圧着を解除させる際には、
    上記カム駆動モータの回転速度が低下させられ、又は間
    欠的に回転させられるようになっていることを特徴とす
    る請求項2に記載のシート材料搬送装置。
  5. 【請求項5】 上記シート材料がペーパであることを特
    徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載のシート材
    料搬送装置。
  6. 【請求項6】 該シート材料搬送装置がデジタル写真焼
    付け装置用のものであって、上記シート材料が印画紙で
    あることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記
    載のシート材料搬送装置。
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