JP4232063B2 - 画像露光装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プリントサイズに合わせてカットされたカット印画紙を副走査方向に搬送する露光搬送部としての第1露光搬送ローラユニットと第2露光搬送ローラユニットと、前記第1・第2露光搬送ローラユニットの間に配置されるとともに前記搬送されるカット印画紙をライン露光する主走査方向に延びた露光ヘッドと、前記カット印画紙の搬送を前記露光搬送部から引き継ぐ露光後搬送部とを備えた画像露光装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の画像露光装置では、光源からの照明光を写真フィルムに照射し、写真フィルムを透過した透過光で印画紙を露光することで写真フィルムに撮像された画像を印画紙に焼き付けており、この露光済みの印画紙を現像処理することで写真プリントを得ていた。最近、このような投影露光式の画像露光装置に代えて、フィルム画像を光電変換することで取得したデジタル画像データに適当な画像処理を施してプリントデータを生成し、このプリントデータに基づいてデジタル露光ヘッドが印画紙を露光する、いわゆるデジタル露光式の画像露光装置が登場している。
【0003】
このようなデジタル露光式は、取得したデジタル画像データを画像処理技術を用いて自由に加工することができるため、画像合成や部分修正などの作業が容易となる利点があるが、投影露光式に匹敵する高い解像度を得るためには、主走査方向に延びた露光ヘッドを用い、この露光ヘッドに対してプリントサイズに合わせてカットされたカット印画紙を主走査方向に直交する副走査方向に搬送することにより、フィルム画像全体の露光を完了するリニア露光方式を採用している。このため、高い仕上がり品質を得るためには、カット印画紙の副走査搬送を十分な精度をもって行わなければならないので、高い精度をもって製作された露光搬送部がこの副走査搬送を、つまりカット印画紙の露光搬送を行い、さらにそのカット印画紙の搬送を露光後搬送部に引き継がせる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述したような画像露光装置における露光搬送では、カット印画紙の先端部に無用な余白が形成されることを避けるためには、まず第1露光搬送ローラユニットによって露光すべきカット印画紙が挟持搬送された後、露光ヘッドによる露光が開始され、次いで第2露光搬送ローラユニットがそのカット印画紙を挟持搬送することになるが、露光中のカット印画紙の先端が第2露光搬送ローラユニットに突入する際の生じる搬送負荷が露光むらを引き起こすことになる。このような搬送負荷を抑えるため、例えば、特開昭62−135064号公報などでは、印画紙搬送方向下流側のローラ対の、つまり第2露光搬送ローラユニットの圧着ローラを対応する駆動ローラに対して遠近変位可能とし、露光中のカット印画紙が第2露光搬送ローラユニットを通過してから圧着ローラを変位させて駆動ローラとの間でカット印画紙を挟むようにしている。
【0005】
ところがこのような画像露光装置においても、印画紙搬送方向に長いカット印画紙を露光する場合露光中にもかかわらずその先端は露光後搬送部まで進行して露光後搬送ローラユニットに突入し、やはり露光中印画紙の搬送負荷となり露光むらを引き起こす。上記実状に鑑み、本発明の課題は、露光搬送部によって露光搬送されている長めのカット印画紙に対しても露光後搬送部ができるだけ搬送負荷を与えない画像露光装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、プリントサイズに合わせてカットされたカット印画紙を副走査方向に搬送する露光搬送部としての第1露光搬送ローラユニットと第2露光搬送ローラユニットと、前記第1・第2露光搬送ローラユニットの間に配置されるとともに前記搬送されるカット印画紙をライン露光する主走査方向に延びた露光ヘッドと、前記カット印画紙の搬送を前記露光搬送部から引き継ぐ露光後搬送部とを備えた画像露光装置において、本発明では、前記露光後搬送部は駆動ローラとこの駆動ローラに対して遠近変位可能な圧着ローラとからなる複数の露光後搬送ローラユニットから構成され、各露光後搬送ローラユニットの圧着ローラは露光中のカット印画紙の少なくとも一部が通過した後に初めてそのカット印画紙を圧着する。
【0007】
この構成によれば、露光搬送部のみならず露光後搬送部も駆動ローラに対して遠近変位可能な圧着ローラを備えており、各圧着ローラはカット印画紙の露光が完了した後露光中のカット印画紙を圧着するので、長いカット印画紙を扱うときでさえ、露光中のカット印画紙の先端が閉じられた駆動ローラと圧着ローラとの間に突入することがなくなり、露光搬送中の搬送負荷変動が抑制され、高い露光品質が得られる。
【0008】
前記露光後搬送部における圧着ローラの圧着制御にあたって、露光完了時においてカット印画紙が通過している圧着ローラは印画紙長さによって異なることを考慮するならば、前記露光後搬送部における圧着ローラを露光されている印画紙の長さに応じて別々のタイミングで圧着制御するように構成することが望ましい。
【0009】
また、数多くある露光後搬送部の圧着ローラを遠近変位させる構造を簡単化するため、本発明の好適な実施形態では、前記露光後搬送部は印画紙搬送方向上流側が第1露光後搬送部として、印画紙搬送方向下流側が第2露光後搬送部として形成されており、直接露光搬送部の印画紙搬送方向下流側に位置する前記第1露光後搬送部の各圧着ローラはカット印画紙の搬送タイミングなどによってそれぞれ異なる圧着変位をしなければならないので個別のタイミングで圧着制御できるように構成されるが、前記第2露光後搬送部の各圧着ローラはカット印画紙の長さが長い時にだけ露光搬送部との印画紙搬送の引継を行うだけなので圧着制御機構を共通化して全圧着ローラが一体的に圧着制御するように構成する。
【0010】
また、本発明の好適な実施形態の1つとして、前記第1露光後搬送部がターン搬送部として構成し、前記第2露光後搬送部を直線搬送部として構成するならば、印画紙搬送ラインを露光搬送部を境として所望の方向に方向転換することができるので、搬送ラインの設計的自由度が得られるとともに画像露光装置の全体構成をコンパクトにすることにも貢献する。
【0011】
さらに、露光後搬送部の各圧着ローラの変位を制御する好適なしくみとして、前記ターン搬送部の各圧着ローラはカム体が回転する回転カム機構によって圧着制御され、前記直線搬送部の各圧着ローラはカム体が直動するスライドカム機構によって圧着制御されることが提案される。特に数多くの圧着ローラが含まれる直線搬送部はスライドカム機構の採用により、カム体の簡単なスライド操作だけで全圧着ローラを一体的に変位させることが可能である。
本発明によるその他の特徴及び利点は、以下図面を用いた実施例の説明により明らかになるだろう。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明による画像露光装置を搭載した写真処理装置の概略ブロック図が図1に示されている。この写真処理装置はデジタル露光式を採用しており、ここでは図示されていないフィルム現像機によって現像処理された写真フィルム(以後単にフィルムと称す)1のコマ画像をデジタル画像データとして取得するフィルムスキャナー3と、取得されたデジタル画像データを処理してプリントデータを作成するコントローラ7と、このプリントデータに基づいて印画紙2にコマ画像に対応する画像を露光するデジタルプリント部5と、露光された印画紙2を現像処理する現像処理部6とを備えている。現像処理部6で現像された印画紙2は、乾燥工程を経て仕上がりプリントとして排出される。
【0013】
フィルムスキャナ3は、主な構成要素として、照明光学系31、撮像光学系32、光電変換素子としてラインCCDセンサを用いた光電変換部33、フィルム1に対する光の照射範囲を決定するとともにフィルム1をスキャニングのために副走査方向に搬送するオートフィルムマスク9を備えている。
【0014】
照明光学系31は、白色光源としてのハロゲンランプ31a、調光フィルタ31b、ミラートンネル31cなどから構成され、光源からの光ビームの色分布や強度分布を整えてフィルム1を照射する。フィルム2からの透過光ビームを処理する撮像光学系32は、レンズユニット32bと光の方向を変えるミラー32aとから構成されている。
【0015】
撮像光学系32によって導かれた光ビームを光電変換する光電変換部33は、ラインCCDセンサとしてRGBの各色を検出するために割り当てられた3つのCCDセンサ33a、33b、33cを備えており、各CCDセンサは多数(例えば5000個)のCCD素子が主走査方向、つまりフィルム1の幅方向に配列されている。赤色用CCDセンサ33aの撮像面にはフィルム1を透過した光の赤色成分のみを通過させるカラーフィルタが、緑色用CCDセンサ33bの撮像面にはフィルム1を透過した光の緑色成分のみを通過させるカラーフィルタが、青色用CCDセンサ33cの撮像面にはフィルム1を透過した光の青色成分のみを通過させるカラーフィルタが設けられており、それぞれ、青色成分、赤色成分、緑色成分のみを光電変換する。
【0016】
フィルム1のコマ画像がオートフィルムマスク9に設定されているスキャン位置に位置決めされると、コマ画像の読取処理が開始され、コマ画像の透過光は、フィルム搬送機構9aによるフィルム1の送りにより、順次3つのCCDセンサ33a、33b、33cによって読み取られるが、各CCDセンサがフィルム1の搬送方向に沿って数画素分の間隔を隔てて配置されているので、同一の画素におけるR、G、Bの各成分色の検出タイミングには時間差が生じるが、これは光電変換部33の後段での信号処理により同一の画素のR、G、B画像信号が対応づけられてコントローラ7の所定のメモリに格納される。このような、フィルムスキャナー3の照明光学系31、撮像光学系32、光電変換部33、及びオートフィルムマスク9の各制御はコントローラ7によって行われる。
【0017】
デジタルプリント部5には、この実施形態では、PLZTシャッター方式が採用されている。つまり、露光ヘッド5aとして、PLZT素子からなるシャッタアレイを採用したものである。このPLZT素子からなるシャッタアレイは、チタン酸ジルコン酸鉛にランタンを添加することにより得られる透明強誘電性セラミックス材料から構成され、その材料の有する電気光学効果を利用したもので、各シャッターには光源5bから多数の光ファイバを介してR、G、B各色の光が導入される。このシャッタアレイは印画紙2の幅方向、つまり搬送方向の横断方向に沿って2列に並んだ印画紙2にわたって延びている。各シャッターに所定レベルの電圧が印加されると、光透過状態になり、その電圧の印加が停止されると光遮断状態となる。従って、コントローラ7からプリントデータに基づいて各画素に対応するシャッターに駆動電圧が印加されると、そのシャッターが開いて光源から導入されている色の光が印画紙2に照射される。光源5bには、R、G、Bの3色の光学フィルタからなる回転フィルタが備えられており、この回転フィルタを回転位相制御することにより、R、G、Bの内の1つが選択的に光源に対向し、その色のフィルタを介して選択色の光が光ファイバーを通じてシャッターに送られる。デジタルプリント部の方式としては、このPLZTシャッター方式以外に液晶シャッター方式、蛍光ビーム方式、FOCRT方式、DMD(デジタルマイクロミラーデバイス)方式などが知られており、露光仕様に応じて任意に選択することができる。
【0018】
このデジタルプリント部5は、複列の、この実施形態では2列に並んだカット印画紙2のそれぞれを同時に露光できるものである。このため、印画紙搬送機構8はカット印画紙2を単列で搬送する印画紙供給ライン8Aと、カット印画紙2を2列で搬送する露光搬送ライン8Bと現像搬送ライン8Cとに区分けされ、印画紙供給ライン8Aと露光搬送ライン8Bとの間に、印画紙供給ライン8Aから順次送られてくる印画紙2を露光搬送ライン8Bの各列に振り分ける振り分け装置4が設けられている。
【0019】
図2と図3とから明らかなように、印画紙供給ライン8Aは、乳剤面を外側にして印画紙2をロール状に収納している2つの印画紙マガジン10のいずれか一方から選択的に印画紙2を引き出す引き出しローラ群からなる引き出し搬送部8aと、振り分け装置4に印画紙2を受け渡す振り分け前搬送部8bとから構成されている。
【0020】
振り分け前搬送部8bの上流端には、印画紙マガジン10から引き出された印画紙2をプリントサイズに合わせてカットするペーパーカッター11が設けられており、このペーパーカッター11の下流側に位置するバックプリント部12が設けられている。バックプリント部12は、印画紙2の裏面(非乳剤面)に、フィルムIDやコマ番号、さらにプリントデータ作成時に行われた画像処理を示す補正情報などを印字するものであり、通常ドットインパックトプリンタが用いられている。
【0021】
振り分け前搬送部8bは、バックプリント部12を挟むように配置された、2対の搬送ローラユニットを備えており、特に下流側の搬送ローラユニットは印画紙供給ライン8Aにおける印画紙搬出エリアを構成するものであり、印画紙2の非乳剤面側に接当する駆動ローラ81と乳剤面側に接当する圧着ローラ82から成り、圧着ローラ82は駆動ローラ81に対して遠近変位可能で、駆動ローラ81と圧着ローラ82との間で印画紙2を圧着したり、解放したりすることができる。
【0022】
露光搬送ライン8Bは、搬送方向の順で、中間搬送部8cと、露光搬送部8dと、露光後搬送部8eとから構成されている。これらの搬送部は全て、カット印画紙2を2列の横並びで同時搬送することが可能なように幅広の搬送ローラユニットと、それぞれの列に対応させたガイド部材を備えている。ただし、中間搬送部8cでは、中間駆動ローラ83は2列をカバーする幅広ローラであるが、中間圧着ローラは、右列用と左列用とに分けられている。つまり、中間搬送部8cは、露光搬送ライン8Bの2列の搬入エリアを構成する中間搬送ローラユニット80Aとして構成されており、カット印画紙2の非乳剤面側に接当する中間駆動ローラ83とこの中間駆動ローラ83に対して遠近変位可能な第1中間圧着ローラ84aと第2中間ローラ84bとからなる。第1中間圧着ローラ84aは露光搬送ライン8Bの右列を搬送されるカット印画紙2を圧着し、第2中間圧着ローラ84bは露光搬送ライン8Bの左列を搬送されるカット印画紙2を圧着するものであり、その圧着・解放操作は互いに独立的に行うことができる。つまり、2枚のカットカット印画紙2を順番に第1中間圧着ローラ84aと第2中間圧着ローラ84bで受け取り保持し、同時に2枚のカット印画紙2を露光搬送部8dへ送り出すことができる。
【0023】
振り分け装置4は、ペーパーカッター12によってカットされた印画紙2を受け取って、中間搬送ローラユニット80Aの左右の列位置に交互に移載する2台のチャッカー式のX−Y移動機構から構成されている。もちろん、幅広の大型印画紙2を取り扱う場合は1列での露光となるので、単に印画紙供給ライン8Aから受け取った印画紙2をそのまま中間搬送ローラユニット80Aに引き渡すだけである。
【0024】
露光搬送部8dは、デジタルプリント部5の露光ヘッド5aを挟むように配置された入り口側の第1露光搬送ローラユニット80Bと出口側の第2露光搬送ローラユニット80Cとを備えており、第1露光搬送ローラユニット80Bはカット印画紙2の非乳剤面側に接当する第1露光駆動ローラ85とこの第1露光駆動ローラ85に対して遠近変位可能な第1露光圧着ローラ86を、そして第2露光搬送ローラユニット80Cはカット印画紙2の非乳剤面側に接当する第2露光駆動ローラ87とこの第2露光駆動ローラ87に対して遠近変位可能な第2露光圧着ローラ88を有している。第1・第2露光駆動ローラ85、87は1つの駆動源89からのベルト伝動機構89aによって同期駆動されるが、第1・第2露光圧着ローラ86、88はそれぞれ独立的に対向する露光駆動ローラに対して遠近変位可能である。このため、第1露光圧着ローラ86を遠近変位させる第1駆動体86aと第2露光圧着ローラ87を遠近変位させる第2駆動体87aが備えられているが、これらの駆動体の構成は、モータとリンクの組み合わせや、モータと偏芯カムの組み合わせなど、仕様に応じた機構を採用することができる。このような構成により、第1露光搬送ローラユニット80Bのみで、又は第2露光搬送ローラユニット80Cのみで、あるいは第1・第2露光搬送ローラユニット80B、80Cの両方でカット印画紙2を露光搬送することができる。
【0025】
露光後搬送部8eは、ターン搬送部90Aと直線搬送部90Bとから構成されている。ターン搬送部90Aは垂直に延びた露光搬送部8dから水平に方向転換する領域に設けられており、カット印画紙2を垂直方向から水平方向に湾曲させながら搬送する。直線搬送部90Bはターン搬送部90Aから引き継いだカット印画紙2をほぼ水平方向に搬送して、現像処理部6に送り込む。
【0026】
図4から最もよく理解することができるが、ターン搬送部90Aには、印画紙搬送方向の上流側に、つまり垂直に延びた露光搬送部8dから水平に方向転換し始める領域に設けられた第1露光後搬送ローラユニット91、印画紙搬送方向の下流側、つまり露光後搬送ライン8eが水平への方向転換を終える領域に設けらた第2露光後搬送ローラユニット92、及びカット印画紙2の方向転換をスムーズに案内するためにこの第1露光後搬送ローラユニット91から第2露光後搬送ローラユニット92にわたって延びているターンガイド93が設けられており、このターンガイド93は、乳剤面側の内側ターンガイド93aと非乳剤面側の外側ターンガイド93bからなる。
【0027】
第1露光後搬送ローラユニット91は、カット印画紙2の乳剤面側に接当する第1ターン駆動ローラ91とこの第1ターン駆動ローラ91aに対して遠近変位可能な第1ターン圧着ローラ91bを、第2露光後搬送ローラユニット92は、カット印画紙2の乳剤面側に接当する第2ターン駆動ローラ92aとこの第2ターン駆動ローラ92aに対向して取り付けられている第2ターン圧着ローラ92bを有している。
【0028】
直線搬送部90Bにも、複数の露光後搬送ローラユニット群として直線搬送ローラユニット94が設けられており、この直線搬送ローラユニット94のそれぞれは、乳剤面側に位置する直線駆動ローラ94aとこの直線駆動ローラ94aに対して遠近変位可能な直線圧着ローラ94bを備えている。さらに直線搬送90B内でのカット印画紙2の搬送ガイドとして直線ガイド95が設けられており、この直線ガイド95は、乳剤面側の内側直線ガイド95aと非乳剤面側の外側直線ガイド95bからなる。
【0029】
第1ターン駆動ローラ91aと第2ターン駆動ローラ92aは模式的にしか図示されていないベルト伝動機構96を介して同期駆動されている。このベルト伝動機構96は同時に直線搬送ユニット90Bの直線駆動ローラ94aをも同期駆動している。このベルト伝動機構96によって露光後搬送部8eが作り出す印画紙搬送速度、つまり第1・第2ターン駆動ローラ91a、92aや直線駆動ローラ94aが作り出す印画紙搬送速度は露光搬送部8dが作り出す印画紙搬送速度と実質的に同じとなるように構成されている。
【0030】
図4に示すように、第1・第2ターン圧着ローラ91b、92bは、回転カム機構50によって位置変更可能に構成されている。回転カム機構50は、コントローラ7によって制御されるモータ51の回転軸51aに取り付けられた第1カム板52と第2カム板53、及び第1カム板52のカム面に沿って追従変位する第1カムフォロア54と第2カム板53のカム面に沿って追従変位する第2カムフォロア55を備えている。第1ターン圧着ローラ91bは第1揺動軸56a周りで揺動する二股の第1揺動リンク56の一端に取り付けられており、第1揺動リンク56の他端に第1カムフォロア54が取り付けられている。従って、第1カム板52の回転変位にともなって第1ターン圧着ローラ91bは第1ターン駆動ローラ91aとの間でカット印画紙2を圧着搬送する圧着搬送位置から圧着解除位置まで揺動変位することになる。
【0031】
同様に、第2ターン圧着ローラ92bは第2揺動軸57a周りで揺動する二股の第2揺動リンク57の一端に取り付けられており、第2揺動リンク57の他端に第2カムフォロア55が取り付けられている。従って、第2カム板53の回転変位にともなって第2ターン圧着ローラ92bは第2ターン駆動ローラ92aとの間でカット印画紙を圧着搬送する圧着搬送位置から圧着解除位置まで揺動変位することになる。第1・第2揺動リンク56、57、28はそれぞれの圧着ローラ91b、92bに対する圧着位置方向にバネ付勢されている。
【0032】
複数の直線圧着ローラ94bはスライドカム機構60によって位置変更可能に構成されている。このスライドカム機構60は、コントローラによって制御される回転ソレノイド61の回転軸61aに取り付けられた回転板62、回転板62の偏芯位置に立設されたピン63が係入する長孔64aを有する細長いスライドカム体44を備えている。このスライドカム体44は、図示されないガイドによって印画紙搬送ラインにそって摺動可能に構成されており、各直線圧着ローラ94bの支軸94bの延長部を受け入れることができる傾斜面付き切り欠き部64bを備えている。つまり、この切り欠き部64bの傾斜面がカム面として、そして直線圧着ローラ94bの支軸94cの延長部がカムフォロアとして作用するように設計されており、スライドカム体44が長手方向に摺動することにより支軸94cの延長部が切り欠き部64bの傾斜面を上ったり下がったりし、全ての直線圧着ローラ94bが一体的に圧着・圧着解除変位する。
【0033】
この目的のため、直線圧着ローラ94bは直線駆動ローラ94aに対して遠近変位するように構成されているとともに、ばね97によって直線駆動ローラ94aの方に付勢されている。また、スライドカム体44も図4で右方向にばね98によって付勢されている。従って、回転ソレノイド61が図4で反時計方向に回転することにより、ピン63が長孔64aを介してスライドカム体44を左方向にばね98に抗してスライドさせ、支軸94cの延長部がその切り欠き部64bの斜面を上ることにより、直線圧着ローラ94bは圧着解除位置となる。逆に、回転ソレノイド61をOFFにすると、ばね98によってスライドカム体44は右方向に摺動し、支軸94cの延長部がその切り欠き部64bの斜面を下がり、直線圧着ローラ94bは圧着位置となる。
【0034】
図4で示された回転カム機構50とスライドカム機構60の位置では、第1ターン圧着ローラ91b、第2ターン圧着ローラ92b、及び直線圧着ローラ94bは圧着姿勢となっているが、回転カム機構50とスライドカム機構60の位置が変わることにより、これらの圧着ローラ91b、92b、94bの圧着・解除操作が行われる。これらの姿勢変更の切り換えの様子を図5を用いて説明する。
【0035】
図5の(イ)では、回転カム機構50の回転軸51aが図4に比べ反時計方向に約60度回転しており、第1カム板52が第1カムフォロア54を図4で示された位置から少し持ち上げて、第1揺動リンク56が時計方向に揺動することにより第1ターン圧着ローラ91bが圧着解除姿勢となっているが、第2ターン圧着ローラ92bは圧着姿勢のままである。スライドカム機構50の回転ソレノイド61はOFFとなっており、全てのターン圧着ローラ94bが圧着解除姿勢となっている。
【0036】
図5の(ロ)では、回転カム機構50の回転軸51aが図5の(イ)からさらに反時計方向に約60度回転しており、第1カム板52による第1カムフォロア24持ち上げ位置は変わらないので第1ターン圧着ローラ91bは圧着解除姿勢のままであるが、第2カム板53が第1カムフォロア55を図4で示された位置から持ち上げることで第2揺動リンク57が時計方向に揺動することにより第2ターン圧着ローラ92aも圧着解除姿勢となっている。ターン圧着ローラ94bが圧着解除姿勢のままである。
【0037】
図5の(ハ)では、回転カム機構50は図5(ロ)の位置の位置を保持しており、第1・第2ターン圧着ローラ91b、91bは圧着解除姿勢のままである。ここでは、スライドカム機構60の回転ソレノイド61が励起され、回転板62が反時計方向に約45度°回転しており、これにともなってスライドカム体44が左方向にスライドしているので、支軸94cの延長部がその切り欠き部64bの斜面を上りきっており、全直線圧着ローラ94bは圧着解除位置となっている。従って、ここでは第1・第2ターン圧着ローラ91b、92b、及び直線圧着ローラ94bの全てが圧着解除状態となっている。
【0038】
この実施の形態では回転カム機構50とスライドカム機構60を個別に制御されているので、第1・第2ターン圧着ローラ91b、92bと直線圧着ローラ94bは互いに独立した関係で圧着・解除姿勢の切り換えが可能である。また回転カム機構50においても、第1カム板52と第2カム板のカム面形状を変更することによって、第1・第2ターン圧着ローラ91b、92bの圧着・解除姿勢の切り換えタイミングを任意に設定することが可能である。
【0039】
各種処理情報を表示するモニター7aや各種処理命令を入力するための操作卓7bが接続されているコントローラ7は、CPU、ROM、RAM、I/F回路などからなるマイクロコンピュータシステムを中核部材として構成され、上述したようなこの写真処理装置の制御に必要な各種機能をハードウエア又はソフトウエア或いはその両方で実現させている。ここで実現されている主な機能要素は、図6に示すように、フィルム搬送機構9とフィルムスキャナー4を制御するスキャナー制御部71、フィルムスキャナー3によって取得した画像データに対してホワイトバランスやネガポジ反転や輪郭強調などの種々の画像処理を行ってプリントデータを生成する画像処理部72、画像処理部72によって処理された画像データをモニター7aに表示するためのビデオ信号を生成するビデオ処理部73、プリントデータに基づいてデジタルプリント部5を駆動するデジタルプリント制御部74、バックプリント部12を駆動するバックプリント制御部75、振り分け装置4を制御する振り分け制御部77、印画紙搬送機構8を制御する印画紙搬送制御部76、回転カム機構50やスライドカム機構60を制御するカム機構制御部78である。さらに、コントローラ7には、CD−ROMやMOやFDなどの画像データ記録メディアから画像データを受け付けたり、通信回線を介して伝送されてくるデジタル画像データを受け付ける外部画像入力部7cが接続されている。この外部画像入力部7cが設けられていることにより、この写真処理装置は、入力されるオリジナル画像として写真フィルムだけでなく、デジタルカメラによって撮像された画像、外付けのフィルムスキャナーによって読み取られた画像、コンピュータグラフィックソフトなどで作成されたCG画像をも取り扱うことができる。
【0040】
比較的短い印画紙サイズにおける露光搬送及び露光後搬送の動作説明図が図7と図8に、長い印画紙サイズにおける露光サイズの動作説明図が図9と図10に示されている。なお、これらの一連の露光搬送動作は印画紙搬送制御部76とカム機構制御部78によって制御される。
【0041】
まず短いカット印画紙2の場合、
(1)図7(イ)カット印画紙2の先端が第1露光搬送ローラユニット80Bに達すると、第1露光圧着ローラ85が第1露光駆動ローラ84の方に変位し、第1露光駆動ローラ84と第1露光圧着ローラ85との間にカット印画紙2を挟み込む。この第1露光搬送ローラユニット80Bの圧着動作の完了後、第1・第2中間圧着ローラ84a、84bを中間駆動ローラ84から遠ざかるように変位させて中間搬送ローラユニット80Aにおけるカット印画紙2の圧着を解除する。これにより、カット印画紙2の搬送は、中間搬送ローラユニット80Aから第1露光搬送ローラユニット80Bに引き継がれたことになる。
【0042】
(2)図7(ロ)カット印画紙2の先端が露光ヘッド5aに達すると、露光ヘッド5aが露光動作し、第1露光搬送ローラユニット80Bによる副走査下でのカット印画紙2の前端領域の露光が開始する。
(3)図7(ハ)カット印画紙2の先端が第2露光搬送ローラユニット80Cに達すると、第2露光圧着ローラ88が第2露光駆動ローラ87の方に変位し、第2露光駆動ローラ87と第2露光圧着ローラ88との間に2列のカット印画紙2を挟み込む。これにより、カット印画紙2の露光搬送は、露光ヘッド5aの両側に配置された第1露光搬送ローラユニット80Bと第2露光搬送ローラユニット80Cによる二重駆動で行われる。
【0043】
(4)図8(ニ)第1露光搬送ローラユニット80Bと第2露光搬送ローラユニット80Cの両方によるカット印画紙2の露光搬送が、印画紙長さによって異なる所定長さ分だけ行われると、第1露光圧着ローラ86を第2露光駆動ローラ85から遠ざかるように変位させて第1露光搬送ローラユニット80Bにおけるカット印画紙2の圧着を解除する。これにより、以後のカット印画紙2の搬送は第2露光搬送ローラユニット80Cによって露光終了まで行われる。第1・第2ターン圧着ローラ91b、92bは圧着解除姿勢となっており、露光中のカット印画紙2の先端がフリー状態ででターン搬送部90Aを通過することができる。直線搬送部90Bは先に露光したカット印画紙2を現像部6に送り込む必要があるので、直線圧着ローラ94bは圧着姿勢を保っている。
【0044】
(5)図8(ホ)カット印画紙2の後端が露光ヘッド5eを通過すると、ターン搬送部90Aの第1・第2ターン圧着ローラ91b、92bは同時に圧着姿勢に切り換えられ、露光済みのカット印画紙2はターン搬送部90Aによって挟持搬送される。既に搬送すべきカット印画紙2は露光を完了しているので、直線搬送部90Bの直線圧着ローラ94bは圧着姿勢のままで、カット印画紙2の先端を迎える。これにより、カット印画紙2の搬送は露光搬送部8dから露光後搬送部8eに引き継がれたことになる。なお、続いて後続のカット印画紙2がターン搬送部90Aに入ってくる場合、先行のカット印画紙2の後端が第1ターン圧着ローラ91bを過ぎるやいなや第1ターン圧着ローラ91bを圧着解除し、続いて先行のカット印画紙2の後端が第2ターン圧着ローラ92bを過ぎるやいなや第2ターン圧着ローラ92bを圧着解除すればよい。 (6)図8(へ)カット印画紙2の先端が直線搬送部90Bに進入すると、ターン搬送部90Aの第1・第2ターン圧着ローラ91b、92bは同時又は第1ターン圧着ローラ91bから順に圧着解除姿勢に切り換えられ、カット印画紙2の搬送はターン搬送部90Aから直線搬送部90Bに引き継がれていき、ターン搬送部90Aは次のカット印画紙2の受け入れ姿勢を維持する。
【0045】
次に、長いカット印画紙2の場合、
(1)図9(イ)上述した図7(イ)の説明に準ずる。
(2)図9(ロ)上述した図7(ロ)の説明に準ずる。
(3)図9(ハ)上述した図7(ハ)の説明に準ずる。
【0046】
(4)図10(ニ)直線搬送部90Bが先に露光したカット印画紙2が現像部6に送り込むと、直線圧着ローラ94bは圧着解除姿勢に切り換えられ、露光中のカット印画紙2の先端が送り込まれてくるのを待つ。この時点では、第1・第2ターン圧着ローラ91b、92b、及び直線圧着ローラ94bの全てが圧着解除状態となっており、カット印画紙2は第1露光搬送ローラユニット80Bと第2露光搬送ローラユニット80Cによって露光搬送されている。
【0047】
(5)図10(ホ)第1露光搬送ローラユニット80Bと第2露光搬送ローラユニット80Cの両方によるカット印画紙2の露光搬送が、所定長さ分(例えば、全長200mmのカット印画紙2で約160mm程度)だけ行われると、第1露光圧着ローラ86を第1露光駆動ローラ85から遠ざかるように変位させて第1露光搬送ローラユニット80Bにおけるカット印画紙2の圧着を解除する。そして、カット印画紙2の露光搬送は、第2露光搬送ローラユニット80Cによる搬送速度で露光終了まで行われる。
【0048】
(6)図10(ヘ)カット印画紙2の後端が露光ヘッド5eを通過すると、もはや露光むらの心配はないので、、第1・第2ターン圧着ローラ91b、92b、及び直線圧着ローラ94bの全てが圧着姿勢に切り換えられ、続いて第2露光搬送ローラユニット80Cの第2露光圧着ローラ88が圧着解除され、印画紙搬送はターン搬送部90Aと直線搬送部90Bに引き継がれる。
【0049】
上記の実施の形態では、回転カム機構50とスライドカム機構60とを別個に構成していたが、例えば、スライドカム機構60の回転体61を回転カム機構50の回転軸51aに第3のカム板として取り付け、このカム板に従動するカムフォロアを一端に設けた適当な揺動リンクの他端でスライドカム体64を摺動するように構成することで、回転カム機構50とスライドカム機構60を一体化することも可能であり、このような構成も本発明の枠内に入るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による複列画像露光装置を採用した写真処理装置の全体ブロック図
【図2】振り分け装置とデジタルプリント部周辺での印画紙搬送を説明する説明図
【図3】振り分け装置とデジタルプリント部周辺での印画紙搬送機構を示す概略側面図
【図4】露光後搬送部の模式図
【図5】回転カム機構とスライドカム機構の動作位置を説明する模式図
【図6】コントローラの機能を示す機能ブロック図
【図7】短いカット印画紙における露光搬送動作を説明する説明図
【図8】短いカット印画紙における露光搬送動作を説明する説明図
【図9】長いカット印画紙における露光搬送動作を説明する説明図
【図10】長いカット印画紙における露光搬送動作を説明する説明図
【符号の説明】
2 印画紙(カット印画紙)
4 振り分け装置
5 デジタルプリント部
5a 露光ヘッド
6 現像処理部
7 コントローラ
8 印画紙搬送機構
8a 引き出し搬送部
8b 振り分け前搬送部
8c 中間搬送部
8d 露光搬送部
8e 露光後搬送部
50 回転カム機構
60 スライドカム機構
80A 中間搬送ローラユニット
80B 第1露光搬送ローラユニット
80C 第2露光搬送ローラユニット
90A ターン搬送部
90B 直線搬送部
91a 第1ターン駆動ローラ
91b 第1ターン圧着ローラ
92a 第2ターン駆動ローラ
92b 第2ターン圧着ローラ
93a 直線駆動ローラ
93b 直線圧着ローラ

Claims (5)

  1. プリントサイズに合わせてカットされたカット印画紙を副走査方向に搬送する露光搬送部としての第1露光搬送ローラユニットと第2露光搬送ローラユニットと、前記第1・第2露光搬送ローラユニットの間に配置されるとともに前記搬送されるカット印画紙をライン露光する主走査方向に延びた露光ヘッドと、前記カット印画紙の搬送を前記露光搬送部から引き継ぐ露光後搬送部とを備えた画像露光装置において、
    前記露光後搬送部は駆動ローラとこの駆動ローラに対して遠近変位可能な圧着ローラとからなる複数の露光後搬送ローラユニットから構成され、各露光後搬送ローラユニットの圧着ローラはカット印画紙の露光完了後に初めてそのカット印画紙を圧着することを特徴とする画像露光装置。
  2. 前記露光後搬送部における圧着ローラは露光されている印画紙の長さに応じて別々のタイミングで圧着制御されるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の画像露光装置。
  3. 前記露光後搬送部は印画紙搬送方向上流側が第1露光後搬送部として、印画紙搬送方向下流側が第2露光後搬送部として形成されており、前記第1露光後搬送部の各圧着ローラは印画紙の長さに応じて個別のタイミングで圧着制御され、前記第2露光後搬送部の各圧着ローラは一体的に圧着制御されることを特徴とする請求項1に記載の画像露光装置。
  4. 前記第1露光後搬送部がターン搬送部であり、前記第2露光後搬送部が直線搬送部であることを特徴とする請求項であることを特徴とする請求項3に記載の画像露光装置。
  5. 前記ターン搬送部の各圧着ローラは回転カム機構によって圧着制御され、前記直線搬送部の各圧着ローラはスライドカム機構によって圧着制御されることを特徴とする請求項4に記載の画像露光装置。
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