JP2001117173A - 画像露光装置 - Google Patents

画像露光装置

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JP2001117173A
JP2001117173A JP29931299A JP29931299A JP2001117173A JP 2001117173 A JP2001117173 A JP 2001117173A JP 29931299 A JP29931299 A JP 29931299A JP 29931299 A JP29931299 A JP 29931299A JP 2001117173 A JP2001117173 A JP 2001117173A
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cut
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Yoshiaki Miyamoto
佳明 宮本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】露光中にカット印画紙の先端が露光後搬送部に
進行しても、露光後搬送部がこの露光搬送中のカット印
画紙に不必要な負荷を与えない。 【解決手段】プリントサイズに合わせてカットされたカ
ット印画紙2を副走査方向に搬送する露光搬送部8d
と、前記露光搬送部によって搬送されるカット印画紙を
ライン露光する主走査方向に延びた露光ヘッド5aと、
前記露光搬送部から印画紙搬送を引き継ぐ領域に前記カ
ット印画紙を湾曲させながら搬送するターン搬送ユニッ
ト90Aを設けた露光後搬送部9eとを備えた画像露光
装置において、ターン搬送ユニットの外側ターンガイド
100が印画紙搬送方向に駆動するベルトコンベヤとし
て構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリントサイズに
合わせてカットされたカット印画紙を副走査方向に搬送
する露光搬送部と、前記露光搬送部によって搬送される
カット印画紙をライン露光する主走査方向に延びた露光
ヘッドと、前記露光搬送部から印画紙搬送を引き継ぐ領
域に前記カット印画紙を湾曲させながら搬送するターン
搬送ユニットを設けた露光後搬送部とを備えた画像露光
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の画像露光装置では、光源からの照
明光を写真フィルムに照射し、写真フィルムを透過した
透過光で印画紙を露光することで写真フィルムに撮像さ
れた画像を印画紙に焼き付けており、この露光済みの印
画紙を現像処理することで写真プリントを得ていた。最
近、このような投影露光式の画像露光装置に代えて、フ
ィルム画像を光電変換することで取得したデジタル画像
データに適当な画像処理を施してプリントデータを生成
し、このプリントデータに基づいてデジタル露光ヘッド
が印画紙を露光する、いわゆるデジタル露光式の画像露
光装置が登場している。
【0003】このようなデジタル露光式は、取得したデ
ジタル画像データを画像処理技術を用いて自由に加工す
ることができるため、画像合成や部分修正などの作業が
容易となる利点があるが、投影露光式に匹敵する高い解
像度を得るためには、主走査方向に延びた露光ヘッドを
用い、この露光ヘッドに対してプリントサイズに合わせ
てカットされたカット印画紙を主走査方向に直交する副
走査方向に搬送することにより、フィルム画像全体の露
光を完了するリニア露光方式を採用している。このた
め、高い仕上がり品質を得るためには、カット印画紙の
副走査搬送を十分な精度をもって行わなければならない
ので、高い精度をもって製作された露光搬送部がこの副
走査搬送を、つまりカット印画紙の露光搬送を行い、露
光の完了後そのカット印画紙の搬送を露光後搬送部に引
き継がせる。しかも、画像露光装置全体の構造をコンパ
クトにするため、露光搬送部の印画紙搬送方向は露光後
搬送部によって例えば90°といった角度で方向転換さ
れており、そのような方向転換の領域にカット印画紙を
湾曲させながら搬送するターン搬送ユニットが設けられ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したような、露光
搬送部と露光後搬送部の関係では、露光中にカット印画
紙の先端が露光後搬送部に進行してくるが、この露光搬
送中のカット印画紙に不必要な負荷を与えるとすじむら
の発生など露光品質に悪影響を与えることになる。特に
露光搬送中のカット印画紙がターン搬送ユニットを通過
する場合、どうしても外側のターンガイドと接触するこ
とになり、そのような接触にともなう搬送負荷が露光品
質における重要な問題となってきた。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、プリントサイズに合わせてカットされたカット印画
紙を副走査方向に搬送する露光搬送部と、前記露光搬送
部によって搬送されるカット印画紙をライン露光する主
走査方向に延びた露光ヘッドと、前記露光搬送部から印
画紙搬送を引き継ぐ領域に前記カット印画紙を湾曲させ
ながら搬送するターン搬送ユニットを設けた露光後搬送
部とを備えた画像露光装置において、本発明では、ター
ン搬送ユニットの外側ターンガイドが印画紙搬送方向に
駆動するベルトコンベヤとして構成されている。
【0006】この構成によれば、ターン搬送ユニットに
進行してきた露光搬送中のカット印画紙の先端部は外側
ターンガイドとして構成されたベルトコンベヤのベルト
に接触することになるが、このベルトは印画紙搬送方向
に印画紙を駆動しているので、そのカット印画紙の先端
部はベルトの動きに沿って湾曲しながらスムーズにター
ン搬送ユニットを通過し、露光品質に悪影響を与えるよ
うな負荷は生じない。
【0007】本発明による好適な実施形態の1つでは、
前記露光後搬送部による印画紙搬送速度は、前記露光搬
送部による印画紙搬送速度と同じか又はより低く設定さ
れているとともに、前記ターン搬送ユニットが前記カッ
ト印画紙のたるみを防止する第1状態とカット印画紙の
たるみを許す第2状態に切り換え可能なものがある。搬
送方向に非常に長いカット印画紙を露光する場合、露光
中にカット印画紙のかなりの長さ分が露光後搬送部に入
り込んでくるため、露光後搬送部においてもカット印画
紙の搬送を行う必要があるが、もし露光後搬送部による
印画紙搬送速度が露光搬送部による印画紙搬送速度より
速くなると露光搬送部が露光搬送中のカット印画紙を引
っ張ることとなり露光品質に重大な悪影響を与えること
になる。このため、この好適実施形態では、露光後搬送
部による印画紙搬送速度を露光搬送部による印画紙搬送
速度と同じか又はより低く設定し、場合によっては生じ
るカット印画紙のたるみをターン搬送ユニットが許すの
である。
【0008】このようなカット印画紙のたるみを吸収す
るための好適な構造として、ターン搬送ユニットの外側
ターンガイドが印画紙搬送方向下流側に設けられた揺動
支点周りに揺動可能とすることが提案される。つまり、
カット印画紙の先端部を露光後搬送部が、その後端部を
露光搬送部が異なる速度で搬送するために生じるカット
印画紙の中間領域のたるみは、外側ターンガイドが外方
に揺動することにより、カット印画紙の中間領域が外側
に膨れることを許すスペースを作り出し、結果的にその
たるみを吸収するのである。
【0009】さらに本発明の好適な実施形態の1つで
は、前記ターン搬送ユニットには、前記ベルトコンベヤ
と共働して前記カット印画紙を挟持搬送する引継搬送ロ
ーラが設けられている。この構成によれば、ターン搬送
ユニットが露光搬送装置の直後に配置されていても、露
光を完了した印画紙を即座にターン搬送ユニットのベル
トと引継搬送ローラによって挟み付けて搬送することが
できるので、露光後のカット印画紙の搬送が安定する。
このことは、特に、露光終了時に印画紙先端がターン搬
送ユニット内にまだ存在するような搬送方向に短いカッ
ト印画紙に対して大きな利点となる。本発明によるその
他の特徴及び利点は、以下図面を用いた実施例の説明に
より明らかになるだろう。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明による画像露光装置を搭載
した写真処理装置の概略ブロック図が図1に示されてい
る。この写真処理装置はデジタル露光式を採用してお
り、ここでは図示されていないフィルム現像機によって
現像処理された写真フィルム(以後単にフィルムと称
す)1のコマ画像をデジタル画像データとして取得する
フィルムスキャナー3と、取得されたデジタル画像デー
タを処理してプリントデータを作成するコントローラ7
と、このプリントデータに基づいて印画紙2にコマ画像
に対応する画像を露光するデジタルプリント部5と、露
光された印画紙2を現像処理する現像処理部6とを備え
ている。現像処理部6で現像された印画紙2は、乾燥工
程を経て仕上がりプリントとして排出される。
【0011】フィルムスキャナ3は、主な構成要素とし
て、照明光学系31、撮像光学系32、光電変換素子と
してラインCCDセンサを用いた光電変換部33、フィ
ルム1に対する光の照射範囲を決定するとともにフィル
ム1をスキャニングのために副走査方向に搬送するオー
トフィルムマスク9を備えている。
【0012】照明光学系31は、白色光源としてのハロ
ゲンランプ31a、調光フィルタ31b、ミラートンネ
ル31cなどから構成され、光源からの光ビームの色分
布や強度分布を整えてフィルム1を照射する。フィルム
2からの透過光ビームを処理する撮像光学系32は、レ
ンズユニット32bと光の方向を変えるミラー32aと
から構成されている。
【0013】撮像光学系32によって導かれた光ビーム
を光電変換する光電変換部33は、ラインCCDセンサ
としてRGBの各色を検出するために割り当てられた3
つのCCDセンサ33a、33b、33cを備えてお
り、各CCDセンサは多数(例えば5000個)のCC
D素子が主走査方向、つまりフィルム1の幅方向に配列
されている。赤色用CCDセンサ33aの撮像面にはフ
ィルム1を透過した光の赤色成分のみを通過させるカラ
ーフィルタが、緑色用CCDセンサ33bの撮像面には
フィルム1を透過した光の緑色成分のみを通過させるカ
ラーフィルタが、青色用CCDセンサ33cの撮像面に
はフィルム1を透過した光の青色成分のみを通過させる
カラーフィルタが設けられており、それぞれ、青色成
分、赤色成分、緑色成分のみを光電変換する。
【0014】フィルム1のコマ画像がオートフィルムマ
スク9に設定されているスキャン位置に位置決めされる
と、コマ画像の読取処理が開始され、コマ画像の透過光
は、フィルム搬送機構9aによるフィルム1の送りによ
り、順次3つのCCDセンサ33a、33b、33cに
よって読み取られるが、各CCDセンサがフィルム1の
搬送方向に沿って数画素分の間隔を隔てて配置されてい
るので、同一の画素におけるR、G、Gの各成分色の検
出タイミングには時間差が生じるが、これは光電変換部
33の後段での信号処理により同一の画素のR、G、B
画像信号が対応づけられてコントローラ7の所定のメモ
リに格納される。このような、フィルムスキャナー3の
照明光学系31、撮像光学系32、光電変換部33、及
びオートフィルムマスク9の各制御はコントローラ7に
よって行われる。
【0015】デジタルプリント部5には、この実施形態
では、PLZTシャッター方式が採用されている。つま
り、露光ヘッド5aとして、PLZT素子からなるシャ
ッタアレイを採用したものである。このPLZT素子か
らなるシャッタアレイは、チタン酸ジルコン酸鉛にラン
タンを添加することにより得られる透明強誘電性セラミ
ックス材料から構成され、その材料の有する電気光学効
果を利用したもので、各シャッターには光源5bから多
数の光ファイバを介してR、G、B各色の光が導入され
る。このシャッタアレイは印画紙2の幅方向、つまり搬
送方向の横断方向に沿って2列に並んだ印画紙2にわた
って延びている。各シャッターに所定レベルの電圧が印
加されると、光透過状態になり、その電圧の印加が停止
されると光遮断状態となる。従って、コントローラ7か
らプリントデータに基づいて各画素に対応するシャッタ
ーに駆動電圧が印加されると、そのシャッターが開いて
光源から導入されている色の光が印画紙2に照射され
る。光源5bには、R、G、Bの3色の光学フィルタか
らなる回転フィルタが備えられており、この回転フィル
タを回転位相制御することにより、R、G、Bの内の1
つが選択的に光源に対向し、その色のフィルタを介して
選択色の光が光ファイバーを通じてシャッターに送られ
る。デジタルプリント部の方式としては、このPLZT
シャッター方式以外に液晶シャッター方式、蛍光ビーム
方式、FOCRT方式、DMD(デジタルマイクロミラ
ーデバイス)方式などが知られており、露光仕様に応じ
て任意に選択することができる。
【0016】このデジタルプリント部5は、複列の、こ
の実施形態では2列に並んだカット印画紙2のそれぞれ
を同時に露光できるものである。このため、印画紙搬送
機構8はカット印画紙2を単列で搬送する印画紙供給ラ
イン8Aと、カット印画紙2を2列で搬送する露光搬送
ライン8Bと現像搬送ライン8Cとに区分けされ、印画
紙供給ライン8Aと露光搬送ライン8Bとの間に、印画
紙供給ライン8Aから順次送られてくる印画紙2を露光
搬送ライン8Bの各列に振り分ける振り分け装置4が設
けられている。
【0017】図2と図3とから明らかなように、印画紙
供給ライン8Aは、乳剤面を外側にして印画紙2をロー
ル状に収納している2つの印画紙マガジン10のいずれ
か一方から選択的に印画紙2を引き出す引き出しローラ
群からなる引き出し搬送部8aと、振り分け装置4に印
画紙2を受け渡す振り分け前搬送部8bとから構成され
ている。
【0018】振り分け前搬送部8bの上流端には、印画
紙マガジン10から引き出された印画紙2をプリントサ
イズに合わせてカットするペーパーカッター11が設け
られており、このペーパーカッター11の下流側に位置
するバックプリント部12が設けられている。バックプ
リント部12は、印画紙2の裏面(非乳剤面)に、フィ
ルムIDやコマ番号、さらにプリントデータ作成時に行
われた画像処理を示す補正情報などを印字するものであ
り、通常ドットインパックトプリンタが用いられてい
る。
【0019】振り分け前搬送部8bは、バックプリント
部12を挟むように配置された、2対の搬送ローラユニ
ットを備えており、特に下流側の搬送ローラユニットは
印画紙供給ライン8Aにおける印画紙搬出エリアを構成
するものであり、印画紙2の非乳剤面側に接当する駆動
ローラ81と乳剤面側に接当する圧着ローラ82から成
り、圧着ローラ82は駆動ローラ81に対して遠近変位
可能で、駆動ローラ81と圧着ローラ82との間で印画
紙2を圧着したり、解放したりすることができる。
【0020】露光搬送ライン8Bは、搬送方向の順で、
中間搬送部8cと、露光搬送部8dと、露光後搬送部8
eとから構成されている。これらの搬送部は全て、カッ
ト印画紙2を2列の横並びで同時搬送することが可能な
ように幅広の搬送ローラユニットと、それぞれの列に対
応させたガイド部材を備えている。ただし、中間搬送部
8cでは、中間駆動ローラ83は2列をカバーする幅広
ローラであるが、中間圧着ローラは、右列用と左列用と
に分けられている。つまり、中間搬送部8cは、露光搬
送ライン8Bの2列の搬入エリアを構成する中間搬送ロ
ーラユニット80Aとして構成されており、カット印画
紙2の非乳剤面側に接当する中間駆動ローラ83とこの
中間駆動ローラ83に対して遠近変位可能な第1中間圧
着ローラ84aと第2中間ローラ84bとからなる。第
1中間圧着ローラ84aは露光搬送ライン8Bの右列を
搬送されるカット印画紙2を圧着し、第2中間圧着ロー
ラ84bは露光搬送ライン8Bの左列を搬送されるカッ
ト印画紙2を圧着するものであり、その圧着・解放操作
は互いに独立的に行うことができる。つまり、2枚のカ
ットカット印画紙2を順番に第1中間圧着ローラ84a
と第2中間圧着ローラ84bで受け取り保持し、同時に
2枚のカット印画紙2を露光搬送部8dへ送り出すこと
ができる。
【0021】振り分け装置4は、ペーパーカッター12
によってカットされた印画紙2を受け取って、中間搬送
ローラユニット80Aの左右の列位置に交互に移載する
2台のチャッカー式のX−Y移動機構から構成されてい
る。もちろん、幅広の大型印画紙2を取り扱う場合は1
列での露光となるので、単に印画紙供給ライン8Aから
受け取った印画紙2をそのまま中間搬送ローラユニット
80Aに引き渡すだけである。
【0022】露光搬送部8dは、デジタルプリント部5
の露光ヘッド5aを挟むように配置された入り口側の第
1露光搬送ローラユニット80Bと出口側の第2露光搬
送ローラユニット80Cとを備えており、第1露光搬送
ローラユニット80Bはカット印画紙2の非乳剤面側に
接当する第1露光駆動ローラ85とこの第1露光駆動ロ
ーラ85に対して遠近変位可能な第1露光圧着ローラ8
6を、そして第2露光搬送ローラユニット80Cはカッ
ト印画紙2の非乳剤面側に接当する第2露光駆動ローラ
87とこの第2露光駆動ローラ87に対して遠近変位可
能な第2露光圧着ローラ88を有している。第1・第2
露光駆動ローラ85、87は1つの駆動源89からのベ
ルト伝動機構89aによって同期駆動されるが、第1・
第2露光圧着ローラ86、88はそれぞれ独立的に対向
する露光駆動ローラに対して遠近変位可能である。この
ため、第1露光圧着ローラ86を遠近変位させる第1駆
動体86aと第2露光圧着ローラ87を遠近変位させる
第2駆動体87aが備えられているが、これらの駆動体
の構成は、モータとリンクの組み合わせや、モータと偏
芯カムの組み合わせなど、仕様に応じた機構を採用する
ことができる。このような構成により、第1露光搬送ロ
ーラユニット80Bのみで、又は第2露光搬送ローラユ
ニット80Cのみで、あるいは第1・第2露光搬送ロー
ラユニット80B、80Cの両方でカット印画紙2を露
光搬送することができる。
【0023】露光後搬送部8eは、ターン搬送ユニット
90Aと直線搬送ユニット90Bとから構成されてい
る。ターン搬送ユニット90Aは垂直に延びた露光搬送
部8dから水平に方向転換する領域に設けられており、
カット印画紙2を垂直方向から水平方向に湾曲させなが
ら搬送する。直線搬送ユニット90Bはターン搬送ユニ
ット90Aから引き継いだカット印画紙を圧着搬送ロー
ラ群96によってほぼ水平方向に搬送して、現像処理部
6に送り込む。カット印画紙がスムーズに方向転換搬送
されるように、ターン搬送ユニット90Aのターン内側
には固定式の内側ターンガイド91が設けられており、
カット印画紙のターン内側の所定の軌跡を作り出してい
る。同様な目的でターン搬送ユニット90Aのターン外
側には揺動式の外側ターンガイド100が設けられてお
り、後で詳しく説明するが、この外側ターンガイド10
0は印画紙搬送方向上流側を開口する揺動式であり、カ
ット印画紙2と接する面はベルトコンベヤとして構成さ
れている。
【0024】さらに、ターン搬送ユニット90Aの上流
端側のターン内側には引継搬送駆動ローラ92が設けら
れているとともに、ターン搬送ユニット90Aの下流端
側のターン内側には駆動ローラ93が、そしてターン搬
送ユニット90Aの下流端側のターン外側にはこの駆動
ローラ93に対して遠近変位可能な圧着ローラ94が設
けられている。外側ターンガイド100の閉鎖揺動姿勢
において引継搬送駆動ローラ92は外側ターンガイド1
00のベルト101との間でカット印画紙2を挟み込む
ことが可能で、これによりカット印画紙2に搬送力を与
えることができる。引継搬送駆動ローラ92と駆動ロー
ラ93は模式的にしか図示されていないベルト伝動機構
95を介して同期駆動されている。このベルト伝動機構
95は同時に直線搬送ユニット90Bをも同期駆動して
いる。引継搬送駆動ローラ92や駆動ローラ93、さら
に直線搬送ユニット90Bが作り出す印画紙搬送速度は
露光搬送部8dが作り出す印画紙搬送速度よりわずかに
低速となっている。
【0025】図4と図5に示すように、ベルトコンベヤ
として形成された外側ターンガイド100は、ベルト1
01を掛け回している、印画紙搬送方向下流側に位置す
る駆動プーリ102と印画紙搬送方向上流側に位置する
従動プーリ103とテンションプーリとして機能する中
間プーリ104を備え、これらのプーリは略三角形状の
フレーム105に取り付けられている。駆動プーリ10
2と従動プーリ103との間で印画紙搬送ラインに向き
合う側のベルト部分101aは湾曲しながらターンする
カット印画紙2の所定の軌跡を決定すべく凹状湾曲面に
形成する必要があるため、ベルト101の両端を押さえ
込む湾曲押さえローラ106が多数配置されている。こ
の湾曲押さえローラ106の作用によりベルト中心領域
も所定の凹状湾曲面となるように、ベルト101の材質
として、いわゆる腰の強い金属や樹脂が使用される。こ
の湾曲押さえローラ106はフレーム105に取り付け
てもよいが、この実施例では、内側ターンガイド91の
左右側壁91aの外面に取り付けられている。
【0026】従動プーリ103や中間プーリ104を含
めてフレーム105は、駆動プーリ102の軸芯102
a周りで揺動可能となっており、その閉鎖揺動姿勢でベ
ルト101は引継搬送駆動ローラ92と接当可能となる
とともに、駆動プーリ102と従動プーリ103との間
のベルト部分101aはその両側端部が湾曲押さえロー
ラ106と接当することで所定の凹状湾曲面となり、湾
曲しながらターンするカット印画紙2を案内することが
できる。さらに、その開放揺動姿勢においては、前述し
たベルト部分101aが湾曲押さえローラ106から離
れるとともに、従動プーリ103から駆動プーリ102
にかけてのベルト部分と内側ターンガイド91との間に
略三角柱状のスペースを形成することになる。
【0027】ここでは図示されていない動力源によって
駆動プーリ102が図4で反時計方向に回転するとベル
ト部分101aも印画紙搬送方向に沿って移動し、ター
ンするカット印画紙2をスムーズに案内することができ
る。このベルト101の速度は、露光搬送部8dによる
印画紙搬送速度と同じかわずかに遅く設定されており、
露光搬送中のカット印画紙2とベルト101との間での
滑りが極力少なくなるように考慮されている。
【0028】駆動ローラ93に対する圧着ローラ94の
遠近変位と外側ターンガイド100の揺動は、カム機構
20によって行われる。カム機構20は、コントローラ
7によって制御されるモータ21の回転軸21aに取り
付けられた第1カム板22と第2カム板23、及び第1
カム板のカム面に沿って追従変位する第1カムフォロア
24と第2カム板23のカム面に沿って追従変位する第
2カムフォロア25を備えている。外側ターンガイド1
00の中間スプロケット軸104aは第1揺動軸26a
周りで揺動する二股の第1揺動リンク26の一端と融通
をもって連結されており、第1揺動リンク26の他端に
第1カムフォロア24が取り付けられている。従って、
第1カム板22の回転変位にともなって外側ターンガイ
ド100は、前述した閉鎖揺動姿勢と開放揺動姿勢との
間で変位することになる。
【0029】同様に、圧着ローラ94は第2揺動軸27
a周りで揺動する二股の第2揺動リンク27の一端に取
り付けられており、第2揺動リンク27の他端に第2カ
ムフォロア25が取り付けられている。従って、第2カ
ム板23の回転変位にともなって圧着ローラ94は駆動
ローラ93との間でカット印画紙を圧着搬送する圧着搬
送位置から圧着解除位置まで揺動変位することになる。
第1・第2揺動リンク26、27は閉じ方向にバネ付勢
されている。
【0030】図4と図5で示されたカム機構20の位置
では、外側ターンガイド100は閉鎖揺動姿勢で圧着ロ
ーラ94は圧着姿勢となっているが、露光工程の進展に
応じてカム機構20の位置が変わり、外側ターンガイド
100の閉鎖・開放操作と圧着ローラ94の圧着・解除
操作が行われる。これらの状態を図6を用いて説明す
る。
【0031】図6の(イ)では、カム機構20の回転軸
21aが反時計方向に少し回転しており、第1カム板2
2が第1カムフォロア24を図4で示された位置から少
し持ち上げて、第1揺動リンク26が時計方向に揺動す
ることにより外側ターンガイド100のベルト部分10
1aは引継搬送駆動ローラ92から少し離脱しており、
圧着解除姿勢となっているが、外側ターンガイド100
はカット印画紙2に対するガイド機能はまだ失っていな
い。圧着ローラ94は、圧着姿勢のままである。
【0032】図6の(ロ)では、カム機構20の回転軸
21aが図6の(イ)からさらに反時計方向に約60度
回転しており、第1カム板22による第1カムフォロア
24の持ち上げ位置は変わらないので引継搬送駆動ロー
ラ92に対する外側ターンガイド100の圧着は解除さ
れたままであるが、第2カム板23が第1カムフォロア
25を図4で示された位置から持ち上げることで第2揺
動リンク27が時計方向に揺動することにより圧着ロー
ラ94も圧着解除姿勢となっている。
【0033】図6の(ハ)では、カム機構20の回転軸
21aが図5の(ロ)からさらに反時計方向に回転して
おり、第1カム板22が第1カムフォロア24を図6の
(ロ)で示された位置よりさらに持ち上げることで第1
揺動リンク26が時計方向にさらに揺動して、外側ター
ンガイド100を時計方向に大きく揺動させて開放揺動
姿勢とする。従って、ここでは駆動ローラ93と圧着ロ
ーラ94が圧着搬送状態であるとともに外側ターンガイ
ド100のベルト部分101aと内側ターンガイド91
との間に略三角柱状のスペースが生じ、そのスペースが
このターン搬送ユニット90Aを通過するカット印画紙
の外方への膨らみ(たるみ)を許す。つまり、この状態
では、カット印画紙2が、その後部分を第2露光搬送ロ
ーラユニット80Cによって、そしてその前部分を駆動
ローラ93と圧着ローラ94からなる搬送ローラユニッ
トや直線搬送ユニット90Bによって圧着搬送される
際、それぞれの搬送速度差のためにターン搬送ユニット
90Aに入っているカット印画紙2の中間部分が外方に
膨らんで、第2露光搬送ローラユニット80Cと第2露
光後搬送ローラユニット90Bの搬送速度差によるカッ
ト印画紙2のたるみを吸収する。
【0034】各種処理情報を表示するモニター7aや各
種処理命令を入力するための操作卓7bが接続されてい
るコントローラ7は、CPU、ROM、RAM、I/F
回路などからなるマイクロコンピュータシステムを中核
部材として構成され、上述したようなこの写真処理装置
の制御に必要な各種機能をハードウエア又はソフトウエ
ア或いはその両方で実現させている。ここで実現されて
いる主な機能要素は、図7に示すように、フィルム搬送
機構9とフィルムスキャナー4を制御するスキャナー制
御部71、フィルムスキャナー3によって取得した画像
データに対してホワイトバランスやネガポジ反転や輪郭
強調などの種々の画像処理を行ってプリントデータを生
成する画像処理部72、画像処理部72によって処理さ
れた画像データをモニター7aに表示するためのビデオ
信号を生成するビデオ処理部73、プリントデータに基
づいてデジタルプリント部5を駆動するデジタルプリン
ト制御部74、バックプリント部12を駆動するバック
プリント制御部75、振り分け装置4を制御する振り分
け制御部77、印画紙搬送機構8を制御する印画紙搬送
制御部76、ターン搬送ユニット90Aの外側ターンガ
イド100のベルトコンベヤやカム機構20を制御する
ターン搬送制御部78である。さらに、コントローラ7
には、CD−ROMやMOやFDなどの画像データ記録
メディアから画像データを受け付けたり、通信回線を介
して伝送されてくるデジタル画像データを受け付ける外
部画像入力部7cが接続されている。この外部画像入力
部7cが設けられていることにより、この写真処理装置
は、入力されるオリジナル画像として写真フィルムだけ
でなく、デジタルカメラによって撮像された画像、外付
けのフィルムスキャナーによって読み取られた画像、コ
ンピュータグラフィックソフトなどで作成されたCG画
像をも取り扱うことができる。
【0035】比較的短い印画紙サイズにおける露光搬送
及び露光後搬送の動作説明図が図8と図9に、長い印画
紙サイズにおける露光サイズの動作説明図が図10と図
11に示されている。なお、これらの一連の露光搬送動
作は印画紙搬送制御部76とターン搬送制御部78によ
って制御される。
【0036】まず短いカット印画紙2の場合、 (1)図8(イ)カット印画紙2の先端が第1露光搬送
ローラユニット80Bに達すると、第1露光圧着ローラ
85が第1露光駆動ローラ84の方に変位し、第1露光
駆動ローラ84と第1露光圧着ローラ85との間にカッ
ト印画紙2を挟み込む。この第1露光搬送ローラユニッ
ト80Bの圧着動作の完了後、第1・第2中間圧着ロー
ラ84a、84bを中間駆動ローラ84から遠ざかるよ
うに変位させて中間搬送ローラユニット80Aにおける
カット印画紙2の圧着を解除する。これにより、カット
印画紙2の搬送は、中間搬送ローラユニット80Aから
第1露光搬送ローラユニット80Bに引き継がれたこと
になる。
【0037】(2)図8(ロ)カット印画紙2の先端が
露光ヘッド5aに達すると、露光ヘッド5aが露光動作
し、第1露光搬送ローラユニット80Bによる副走査下
でのカット印画紙2の前端領域の露光が開始する。 (3)図8(ハ)カット印画紙2の先端が第2露光搬送
ローラユニット80Cに達すると、第2露光圧着ローラ
88が第2露光駆動ローラ87の方に変位し、第2露光
駆動ローラ87と第2露光圧着ローラ88との間に2列
のカット印画紙2を挟み込む。これにより、カット印画
紙2の露光搬送は、露光ヘッド5aの両側に配置された
第1露光搬送ローラユニット80Bと第2露光搬送ロー
ラユニット80Cによる二重駆動で行われる。
【0038】(4)図9(ニ)第1露光搬送ローラユニ
ット80Bと第2露光搬送ローラユニット80Cの両方
によるカット印画紙2の露光搬送が、印画紙長さによっ
て異なる所定長さ分だけ行われると、第1露光圧着ロー
ラ86を第2露光駆動ローラ85から遠ざかるように変
位させて第1露光搬送ローラユニット80Bにおけるカ
ット印画紙2の圧着を解除する。これにより、以後のカ
ット印画紙2の搬送は第2露光搬送ローラユニット80
Cによって露光終了まで行われる。外側ターンガイド1
00はそのベルト部分101aによるカット印画紙2の
ガイド機能を失わない程度にそのベルト部分101aが
引継搬送駆動ローラ92から少し離脱する姿勢に設定さ
れており、圧着ローラ94は駆動ローラ93に対して圧
着解除姿勢をとっている。
【0039】(5)図9(ホ)カット印画紙2の後端が
露光ヘッド5aを通過すると、外側ターンガイド100
はそのベルト部分101aを引継搬送駆動ローラ92に
接触させる閉鎖揺動姿勢に切り換えられ、圧着ローラ9
4も駆動ローラ93に対して圧着姿勢をとる。この時点
で外側ターンガイド100のベルト部分101aと引継
搬送ローラ92との間にカット印画紙2が挟み込こまれ
るように、露光ヘッド5aの露光ポイントから引継搬送
ローラ92までの距離は取り扱うカット印画紙2の最小
長さより短く設定されている。これにより、カット印画
紙2の搬送は露光搬送部8dから露光後搬送部8eに引
き継がれたことになる。
【0040】(6)図9(へ)カット印画紙2の先端が
ターン搬送ユニット90Aの駆動ローラ94と圧着ロー
ラ93の間に入り込み、この駆動ローラ94と圧着ロー
ラ93によっても圧着搬送されると、外側ターンガイド
100はそのベルト部分101aが引継搬送駆動ローラ
92から少し離脱する姿勢に切り換えられ、カット印画
紙2の搬送は、駆動ローラ94と圧着ローラ93に引き
継がれる。その後カット印画紙2が直線搬送ユニット9
0Bに入り込んでいくと、圧着ローラ93は圧着解除姿
勢に切り換えられる。
【0041】次に、長いカット印画紙2の場合、 (1)図10(イ)上述した図8(イ)の説明に準ず
る。 (2)図10(ロ)上述した図8(ロ)の説明に準ず
る。 (3)図10(ハ)上述した図8(ハ)の説明に準ず
る。
【0042】(4)図11(ニ)カット印画紙2の先端
が、露光搬送部8dの搬送速度よりわずかに低速に設定
されている露光後搬送部8eを構成する駆動ローラ93
と圧着ローラ94の間に到達すると、カム機構20は、
図6(ハ)に示した状態に切り換えられる。これによ
り、カット印画紙2の先端は駆動ローラ93と圧着ロー
ラ94の間に挟まれ、搬送速度が異なるターン搬送ユニ
ット90Aによってもカット印画紙2は搬送されること
になり、その速度差によって生じるカット印画紙2の外
方への膨らみは、同時に大きく開放揺動した外側ターン
ガイド100によって作り出されたされたスペースに吸
収させることが可能となる。
【0043】(5)図11(ホ)第1露光搬送ローラユ
ニット80Bと第2露光搬送ローラユニット80Cの両
方によるカット印画紙2の露光搬送が、所定長さ分(例
えば、全長200mmのカット印画紙2で約160mm程
度)だけ行われると、第1露光圧着ローラ86を第1露
光駆動ローラ85から遠ざかるように変位させて第1露
光搬送ローラユニット80Bにおけるカット印画紙2の
圧着を解除する。そして、カット印画紙2の露光搬送
は、第2露光搬送ローラユニット80Cによる搬送速度
で露光終了まで行われ、ターンガイド95内を通過する
カット印画紙2に生じたたるみは外側ターンガイド10
0によって開放されたスペース内への膨らみとなる。
【0044】(6)図11(ヘ)カット印画紙2の後端
が露光ヘッド5eを通過すると、外側ターンガイド10
0はそのベルト部分101aによるカット印画紙2のガ
イド機能を失わない程度にそのベルト部分101aが引
継搬送駆動ローラ92から少し離脱する姿勢に切り換え
られるとともに、圧着ローラ94も駆動ローラ93に対
して圧着解除姿勢に切り換えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による複列画像露光装置を採用した写真
処理装置の全体ブロック図
【図2】振り分け装置とデジタルプリント部周辺での印
画紙搬送を説明する説明図
【図3】振り分け装置とデジタルプリント部周辺での印
画紙搬送機構を示す概略側面図
【図4】ターン搬送ユニットの模式図
【図5】外側ターンガイドの概略図
【図6】カム機構の動作位置を説明する模式図
【図7】コントローラの機能を示す機能ブロック図
【図8】短いカット印画紙における露光搬送動作を説明
する説明図
【図9】短いカット印画紙における露光搬送動作を説明
する説明図
【図10】長いカット印画紙における露光搬送動作を説
明する説明図
【図11】長いカット印画紙における露光搬送動作を説
明する説明図
【符号の説明】
2 印画紙(カット印画紙) 4 振り分け装置 5 デジタルプリント部 5a 露光ヘッド 6 現像処理部 7 コントローラ 8 印画紙搬送機構 8a 引き出し搬送部 8b 振り分け前搬送部 8c 中間搬送部 8d 露光搬送部 8e 露光後搬送部 20 カム機構 80A 中間搬送ローラユニット 80B 第1露光搬送ローラユニット 80C 第2露光搬送ローラユニット 90A ターン搬送ユニット 90B 直線搬送ユニット 91 内側ターンガイド 92 引継搬送ローラ 93 駆動ローラ 94 圧着ローラ 96 搬送ローラ群 100 外側ターンガイド 101 ベルト 106 湾曲押さえローラ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プリントサイズに合わせてカットされたカ
    ット印画紙を副走査方向に搬送する露光搬送部と、前記
    露光搬送部によって搬送されるカット印画紙をライン露
    光する主走査方向に延びた露光ヘッドと、前記露光搬送
    部から印画紙搬送を引き継ぐ領域に前記カット印画紙を
    湾曲させながら搬送するターン搬送ユニットを設けた露
    光後搬送部とを備えた画像露光装置において、 前記ターン搬送ユニットの外側ターンガイドが印画紙搬
    送方向に印画紙を駆動するベルトコンベヤとして構成さ
    れていることを特徴とする画像露光装置。
  2. 【請求項2】前記露光後搬送部による印画紙搬送速度
    は、前記露光搬送部による印画紙搬送速度と同じか又は
    より低く設定されているとともに、前記ターン搬送ユニ
    ットが前記カット印画紙のたるみを防止する第1状態と
    カット印画紙のたるみを許す第2状態に切り換え可能で
    あることを特徴とする請求項1に記載の画像露光装置。
  3. 【請求項3】前記第1状態又は第2状態を作り出すため
    に前記外側ターンガイドが印画紙搬送方向下流側に設け
    られた揺動支点周りに揺動可能であることを特徴とする
    請求項2に記載の画像露光装置。
  4. 【請求項4】前記ターン搬送ユニットには、前記ベルト
    コンベヤと共働して前記カット印画紙を挟持搬送する引
    継搬送ローラが設けられていることを特徴とする請求項
    1〜3のいずれかに記載の画像露光装置。
JP29931299A 1999-10-21 1999-10-21 画像露光装置 Withdrawn JP2001117173A (ja)

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