JP2001097474A - 電子部品の収納用トレイ - Google Patents

電子部品の収納用トレイ

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JP2001097474A
JP2001097474A JP27232499A JP27232499A JP2001097474A JP 2001097474 A JP2001097474 A JP 2001097474A JP 27232499 A JP27232499 A JP 27232499A JP 27232499 A JP27232499 A JP 27232499A JP 2001097474 A JP2001097474 A JP 2001097474A
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trays
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Hisayoshi Kunii
久良 国井
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】トレイに衝撃が生じた際、収納された電子部品
の飛び出し及び挟まり、またクラックやダストの発生を
抑制する。 【解決手段】トレイ11a、11bには、電子部品20
が透視できる例えば四角形の透視窓15a、15bが設
けられ、この透視窓15bの周囲に、電子部品20を支
持する支持段差部16bが設けられている。また、トレ
イ11a、11bの表面、裏面にテーパーを有する第1
の突起部17b、第2の突起部18aが設けられ、この
第1の突起部17bと第2の突起部18aを嵌合して電
子部品20が収納されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子部品の組み立
て検査工程、運搬輸送の包装工程、及び基板実装工程等
に使用する電子部品の収納用トレイに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、ボール端子を有するCSP(Ch
ip Size Package)等のような薄い電子部品は、組み立
て検査工程、運搬輸送の包装工程、及び基板実装工程等
における衝撃から保護をするため、トレイに収納されて
いる。
【0003】図13は従来のトレイの表面を示し、図1
4は従来のトレイの裏面を示す。また、図15は図1
3、図14の15−15線に沿った断面図を示す。
【0004】図13、図14に示すように、トレイ51
の表面には、電子部品を収納する複数のポケット52が
設けられている。また、図15に示すように、トレイ5
1の側面には、トレイ51同士を積み重ねるために、嵌
合段差部53と、この嵌合段差部53と一体に形成され
た嵌合スカート部54が設けられている。
【0005】次に、ポケット52の詳細な構造について
説明する。図15に示すように、ポケット52の中央に
は、例えば四角形状の凹溝55が設けられ、この凹溝5
5の周囲に、電子部品を支持する支持段差部56が設け
られている。また、ポケット52の表面に、支持段差部
56の上面の凹溝55の例えば4辺に設けられた図16
に示すL型突起部57は、電子部品の幅と長さよりやや
大きく、また、電子部品の厚みよりやや厚くされてい
る。また、ポケット52の裏面には、凹溝55の例えば
4辺に平行し、かつ前記表面のL型突起部57の相互間
に位置して角型突起部58が設けられている。この角型
突起部58は、電子部品の厚みよりやや厚くされてい
る。
【0006】次に、このようなトレイ51を複数個重ね
合わせ、電子部品を収納する場合について説明する。
【0007】図17に示すように、蓋としての第1のト
レイ51aの角型突起部58aと容器としての第2のト
レイ51bのL型突起部57bを嵌合することにより、
凹溝55a、55b間に空洞59が生じる。従って、第
2のトレイ51bの支持段差部56bに電子部品20の
モールド部21を載置することにより、空洞59に電子
部品20が収納される。
【0008】ここで、第2のトレイ51bの支持段差部
56bは、電子部品20のボール端子22が第2のトレ
イ51bと接触しないような高さで形成されている。ま
た、第2のトレイ51bのL型突起部57bと第1のト
レイ51aの角型突起部58aは、電子部品20のマー
キング部23が第1のトレイ51aと接触しないように
嵌合されている。
【0009】また、電子部品を収納する上記以外の一般
的な方法を図18(a)乃至図18(c)に示す。
【0010】まず、図18(a)に示すように、トレイ
61の表面には、電子部品20の幅と長さよりやや大き
く、電子部品20の厚みよりやや厚い凹溝62が設けら
れている。また、トレイ61の裏面は平面部63となっ
ている。
【0011】従って、このようなトレイ61の場合、第
2のトレイ61bの凹溝62の突起部62aに第1のト
レイ61aの平面部63が載置され、凹溝62に電子部
品20が収納される。
【0012】また、図18(b)に示すように、トレイ
71の表面及び裏面には、電子部品20の幅と長さより
やや大きく、電子部品20の半分程度の深さである表凹
溝72及び裏凹溝73がそれぞれ設けられている。
【0013】従って、このようなトレイ71の場合、第
2のトレイ71bの表凹溝72の突起部72aに第1の
トレイ71aの裏凹溝73の突起部73aが載置され、
表凹溝72に電子部品20が収納される。
【0014】また、図18(c)に示すように、トレイ
81の表面には、電子部品20の幅と長さよりやや大き
く、電子部品20の厚みよりやや厚い表凹溝82が設け
られている。また、トレイ81の裏面には、表凹溝82
よりも幅と長さが大きい裏凹溝83が設けられている。
【0015】従って、このようなトレイ81の場合、第
2のトレイ81bの突起部82aの外側に第1のトレイ
81aの突起部83aが嵌合され、表凹溝82に電子部
品20が収納される。
【0016】このようなトレイを用いた電子部品の組立
検査は、まず電子部品がトレイの凹溝に収納され、この
トレイを積み重ねて運搬される。そして、積み重ねたト
レイを反転した後、上面のトレイが取り除かれる。この
ようにして、電子部品のボール端子の検査が行われる。
検査終了後は、トレイは元の状態に戻される。
【0017】また、電子部品の輸送は、電子部品の収納
されたトレイが例えば5段程度重ねられ、空トレイを載
せてバンド結束される。そして、防湿袋詰めされ、さら
に箱詰め包装される。
【0018】また、プリント基板の電子部品の実装は、
電子部品の収納用トレイを例えば20枚程度重ねて機械
に投入し、半導体基板に実装される。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のトレイ51、61、71、81に電子部品20を収
納し、組み立て、運搬輸送、基板実装等を行った場合、
以下のような問題が生じる。
【0020】まず、図13乃至17に示すトレイ51で
は、L型突起部57bと角型突起部58aの嵌合の際
に、L型突起部57bと角型突起部58aのかみ合う部
分に隙間が生じる。このため、組み立て、基板実装時に
機械の振動衝撃によって、電子部品20に傾きが発生す
る。さらに、輸送振動によって、電子部品20のコーナ
ー部がL型突起部57bのコーナー部に衝突し、クラッ
クやダストが発生する。
【0021】また、トレイ51、61、71、81に収
納された電子部品20のボール端子22を検査する場
合、この状態のままでは凹溝52、62、72、82の
底面により、ボール端子22が観察できない。このた
め、トレイ51、61、71、81を反転し、上面のト
レイを取り除かなければならない。しかし、トレイ5
1、61、71、81を反転又は反転戻しをするとトレ
イ51、61、71、81に振動が生じ、トレイ51、
61、71、81を重ね合わせている部分に隙間が生じ
る。また、輸送振動の衝撃によっても隙間が生じる。そ
の結果、電子部品20は薄いため、隙間に挟まったり、
隙間から飛び出したりするという問題が発生する。
【0022】本発明は上記課題を解決するためになされ
たものであり、その目的とするところは、トレイに衝撃
が生じた際、収納された電子部品の飛び出し及び挟ま
り、またクラックやダストの発生を抑制できる電子部品
の収納用トレイを提供することにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために以下に示す手段を用いている。
【0024】本発明の電子部品の収納用トレイは、トレ
イ本体と、前記トレイ本体に設けられ、電子部品を収納
する収納部と、前記収納部内の前記トレイ本体に貫通し
て設けられ、前記電子部品の一部を透視可能とする窓部
と、前記トレイ本体の一方の面で、前記収納部の周囲に
配置され、前記窓部と対向する第1の面と、前記窓部と
反対側の第2の面の先端が互いに接近するように傾斜さ
れた複数の第1の突起部と、前記トレイ本体の前記一方
の面と反対側の他方の面で、前記収納部の周囲に配置さ
れ、前記窓部と対向する第3の面と、前記窓部と反対側
の第4の面の先端が互いに接近するように傾斜され、前
記第3の面と第4の面の先端位置が前記第1の突起部の
前記第1の面と第2の面の先端位置と相違された複数の
第2の突起部とを具備している。
【0025】また、本発明の電子部品の収納用トレイ
は、トレイ本体と、前記トレイ本体に設けられ、電子部
品を収納する収納部と、前記収納部内の前記トレイ本体
に貫通して設けられ、前記電子部品の一部を透視可能と
する窓部と、前記トレイ本体の一方の面で、前記収納部
の周囲に配置され、前記窓部と対向する第1の面と、前
記窓部と反対側の第2の面の先端が互いに接近するよう
に傾斜された複数の第1の突起部と、前記トレイ本体の
前記一方の面と反対側の他方の面で、前記収納部の周囲
に配置され、前記窓部と対向する第3の面と、前記窓部
と反対側の第4の面の先端が互いに接近するように傾斜
され、前記複数の第1の突起部の隙間を埋めるように位
置する複数の第2の突起部とを具備している。
【0026】また、本発明の電子部品の収納用トレイ
は、前記トレイ本体の表面に設けられた切り孔と、前記
トレイ本体の側面に設けられた切り溝とをさらに有して
もよい。
【0027】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を以下に図面
を参照して説明する。
【0028】[第1の実施例]図1は第1の実施例に係
るトレイの表面を示し、図2は第1の実施例に係るトレ
イの裏面を示す。また、図3は図1、図2の3−3線に
沿った断面図を示す。
【0029】図1、図2に示すように、トレイ11の表
面には、電子部品を収納する複数のポケット12が設け
られている。また、図3に示すように、トレイ11の側
面には、トレイ11同士を積み重ねるために、嵌合段差
部13と、この嵌合段差部13と一体に形成された嵌合
スカート部14が設けられている。
【0030】次に、第1の実施例に係るポケット12の
詳細な構造について説明する。図3に示すように、ポケ
ット12の中央には、トレイ11の表裏が透視できる例
えば四角形の透視窓15が設けられ、この透視窓15の
周囲に、電子部品を支持する支持段差部16が設けられ
ている。また、ポケット12の表面に、支持段差部16
の上面の透視窓15の例えば4辺に設けられた図4に示
す第1の突起部17は、電子部品の幅と長さよりやや大
きく、また、電子部品の厚みよりやや厚くされている。
また、ポケット12の裏面に、表面と同様、透視窓15
の例えば4辺に設けられた第2の突起部18は、電子部
品の幅と長さよりやや大きく、また、電子部品の厚みよ
りやや厚くされている。ここで、第1の突起部17と第
2の突起部18の形状は、前記透視窓15と対向する面
と、反対側の面の両方の面が、先端方向に傾斜してテー
パーを設けている。このため、第1の突起部17と第2
の突起部18の長手方向と垂直な方向の断面は三角形状
に形成されている。また、第1の突起部17は透視窓1
5と反対側の面が大きく傾斜し、第2の突起部18は透
視窓15と対向する面が大きく傾斜している。なお、テ
ーパーの方向は嵌合する突起部同士が互いに対になる向
きに設けられていればよく、上記と逆の関係でもよい。
【0031】次に、このようなトレイ11を複数個重ね
合わせ、電子部品を収納する場合について説明する。
【0032】図5に示すように、蓋としての第1のトレ
イ11aの第2の突起部18aと容器としての第2のト
レイ11bの第1の突起部17bを嵌合することによ
り、透視窓15a、15b間に空洞19が生じる。従っ
て、第2のトレイ11bの支持段差部16bに電子部品
20のモールド部21を載置することにより、空洞19
に電子部品20が収納される。ここで、第2の突起部1
8aと第1の突起部17bは、それぞれのテーパーの任
意の位置に係合される。
【0033】なお、第2のトレイ11bの支持段差部1
6bは、電子部品20のボール端子22が第2のトレイ
11bと接触しないような高さに形成されている。ま
た、第2のトレイ11bの第1の突起部17bと第1の
トレイ11aの第2の突起部18aは、電子部品20の
マーキング部23が第1のトレイ11aと接触しないよ
うに嵌合されている。また、透視窓15a、15bは、
電子部品20のマーキング部23の表面積より大きく形
成されている。
【0034】このように、トレイ11a、11bに収納
された電子部品20は、組み立て又は検査工程において
は、トレイ11a、11bが反転及び反転戻しされ、電
子部品20の検査等が行われる。また、肉眼で確認する
ような簡易な外観検査等の場合は、1段に詰めて空トレ
イを被せた状態で、透視窓15a、15bから透視して
電子部品20の検査が行われる。
【0035】上記第1の実施例によれば、トレイ11の
表面、裏面にトレイ11の積み重ね時に嵌合する第1の
突起部17、第2の突起部18を設けている。このた
め、トレイ11に衝撃が生じた際、突起部17、18は
強固に嵌合されているため隙間が生じない。従って、収
納された電子部品20が傾くことが防止でき、また飛び
出しや挟まりを抑制することができる。またクラックや
ダストの発生を抑制できる。
【0036】また、ポケット12の中央に電子部品20
を観察できる透視窓15を設けている。このため、ポケ
ット12に電子部品20を収納した状態で、ボール端子
22及びマーキング面23が透視でき、電子部品20の
検査を容易に行うことができる。
【0037】また、電子部品20の収納の際、突起部1
7、18のテーパーを利用して嵌合されている。このた
め、ポケット12の4隅を固定せずに電子部品を収納で
きる。従って、電子部品20のコーナー部が突起部1
7、18等に衝突することがないため、電子部品20の
コーナー部の損傷、及びこれに伴うダストの発生を抑制
できる。
【0038】[第2の実施例]次に、第2の実施例につ
いて説明する。尚、第2の実施例において、第1の実施
例と同様の構造については説明を省略する。
【0039】図6は第2の実施例に係るトレイの表面を
示し、図7は第2の実施例に係るトレイの裏面を示す。
また、図8に図6、図7の8−8線に沿った断面図を示
す。
【0040】図6、図7に示すように、トレイ31の表
面には、電子部品を収納する複数のポケット32が設け
られている。また、図8に示すように、トレイ31の側
面には、トレイ31同士を積み重ねるために、嵌合段差
部33と、この嵌合段差部33と一体に形成された嵌合
スカート部34が設けられている。
【0041】次に、第2の実施例に係るポケット32の
詳細な構造について説明する。図8に示すように、ポケ
ット32の中央には、トレイ31の表裏が透視できる例
えば四角形の透視窓35が設けられ、この透視窓35の
周囲に、電子部品を支持する支持段差部36が設けられ
ている。また、ポケット32の表面に、支持段差部36
の上面の透視窓35の例えば4辺に設けられた図9
(a)に示す鋸歯状の第1の突起部37は、電子部品の
厚みよりやや厚くされている。また、ポケット32の裏
面に、表面と同様に、透視窓35の例えば4辺の端部付
近に設けられた図9(b)に示す鋸歯状の第2の突起部
38は、電子部品の厚みよりやや厚くされている。ここ
で、第1の突起部37と第2の突起部38の形状は、前
記透視窓35と対向する面と、反対側の面の両方の面
が、先端方向に傾斜してテーパーを設けている。このた
め、第1の突起部37と第2の突起部38の長手方向と
垂直な方向の断面は三角形状に形成されている。また、
図9(c)に示すように、2個のトレイ31を重ね合わ
せた場合、トレイの第1の突起部37と別のトレイの第
2の突起部38が互いの隙間を埋めるように嵌合され
る。
【0042】次に、このようなトレイ31を複数個重ね
合わせ、電子部品を収納する場合について説明する。
【0043】図10に示すように、蓋としての第1のト
レイ31aの第2の突起部38aと容器としての第2の
トレイ31bの第1の突起部37bを嵌合することによ
り、透視窓35a、35b間に空洞39が生じる。従っ
て、第2のトレイ31bの支持段差部36bに電子部品
20のモールド部21を載置することにより、空洞39
に電子部品20が収納される。
【0044】このように、トレイ31a、31bに収納
された電子部品20は、第1の実施例と同様の方法で検
査される。
【0045】上記第2の実施例によれば、第1の実施例
と同様の効果を得ることができる。
【0046】[第3の実施例]次に、第3の実施例は、
図11に示すように、トレイ41の表面には、電子部品
を収納する複数のポケット42が設けられ、トレイ41
の側面には、トレイ41同士を積み重ねるために、嵌合
段差部43と、この嵌合段差部43と一体に形成された
嵌合スカート部44が設けられている。ここで、ポケッ
ト42は、第1又は第2の実施例と同様のポケットであ
る。
【0047】また、トレイ41の表面の周縁部には、複
数の抜き孔45を設けている。また、スカート部44に
は、バンド掛け又は搬送用の複数の詰め掛け部46が設
けられ、この詰め掛け部46間には、複数の切り溝47
が設けられている。尚、抜き孔45、切り溝47の位置
はトレイ41の左右対称になるように形成されればどこ
に設けてもよい。
【0048】上記第3の実施例によれば、第1、第2の
実施例と同様の効果を得ることができる。
【0049】さらに、第3の実施例は、トレイ41にね
じれ対策用の抜き孔45、スカート部44の切り溝47
を設けている。ここで、トレイ41成形後にアニール、
及び電子部品脱湿気のためのベーキングにおける加熱冷
却が行われると、図12(a)に示すように、トレイ4
1に熱応力による反りが発生する。しかし、抜き孔45
及び切り溝47で熱応力を吸収することにより、トレイ
41の反りやねじれ、また、スカート部44の倒れ込み
や膨れが抑制できる。従って、規格内に納まるようなト
レイの構造設計が容易となる。
【0050】また、トレイ41に抜き孔45、切り溝4
7を設けることにより、肉減らしができる。このため、
価格低減を図ることができる。
【0051】その他、本発明は、その要旨を逸脱しない
範囲で、種々変形して実施することが可能である。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ト
レイに衝撃が生じた際、収納された電子部品の飛び出し
及び挟まり、またクラックやダストの発生を抑制できる
電子部品の収納用トレイを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係わるトレイの表面を
示す上面図。
【図2】本発明の第1の実施例に係わるトレイの裏面を
示す上面図。
【図3】本発明の第1の実施例に係わるポケットを示す
断面図。
【図4】本発明の第1の実施例に係わるトレイの第1の
突起部を示す斜視図。
【図5】本発明の第1の実施例に係わるトレイを重ね合
わせて電子部品を収納する場合を示す断面図。
【図6】本発明の第2の実施例に係わるトレイの表面を
示す上面図。
【図7】本発明の第2の実施例に係わるトレイの裏面を
示す上面図。
【図8】本発明の第2の実施例に係わるポケットを示す
断面図。
【図9】図9(a)は本発明の第2の実施例に係わるト
レイの第1の突起部を示す斜視図、図9(b)は第2の
突起部を示す斜視図、図9(c)は第1の突起部と第2
の突起部の嵌合を示す断面図。
【図10】本発明の第2の実施例に係わるトレイを重ね
合わせて電子部品を収納する場合を示す断面図。
【図11】本発明の第3の実施例に係わるトレイを示す
斜視図。
【図12】本発明の第3の実施例に係わるトレイを示す
斜視図。
【図13】従来技術によるトレイの表面を示す上面図。
【図14】従来技術によるトレイの裏面を示す上面図。
【図15】従来技術によるポケットを示す断面図。
【図16】従来技術によるトレイの第1の突起部を示す
斜視図。
【図17】従来技術によるトレイを重ね合わせて電子部
品を収納する場合を示す断面図。
【図18】図8(a)乃至図8(c)は、従来技術によ
る種々のトレイを重ね合わせて電子部品を収納する場合
を示す断面図。
【符号の説明】
11、31、41…トレイ、 11a、31a…第1のトレイ、 11b、31b…第2のトレイ、 12、32、42…ポケット、 13、33、43…嵌合段差部、 14、34、44…スカート部、 15、15a、15b、35、35a、35b…透視
窓、 16、16a、16b、36、36a、36b…支持段
差部、 17、17a、17b…第1の突起部、 18、18a、18b…第2の突起部、 19、39…空洞、 20…電子部品、 21…モールド部、 22…ボール端子、 23…マーキング部、 37、37a、37b…鋸歯状第1の突起部、 38、38a、38b…鋸歯状第2の突起部、 45…抜き孔、 46…詰め掛け、 47…切り溝。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トレイ本体と、 前記トレイ本体に設けられ、電子部品を収納する収納部
    と、 前記収納部内の前記トレイ本体に貫通して設けられ、前
    記電子部品の一部を透視可能とする窓部と、 前記トレイ本体の一方の面で、前記収納部の周囲に配置
    され、前記窓部と対向する第1の面と、前記窓部と反対
    側の第2の面の先端が互いに接近するように傾斜された
    複数の第1の突起部と、 前記トレイ本体の前記一方の面と反対側の他方の面で、
    前記収納部の周囲に配置され、前記窓部と対向する第3
    の面と、前記窓部と反対側の第4の面の先端が互いに接
    近するように傾斜され、前記第3の面と第4の面の先端
    位置が前記第1の突起部の前記第1の面と第2の面の先
    端位置と相違された複数の第2の突起部とを具備するこ
    とを特徴とする電子部品の収納用トレイ。
  2. 【請求項2】 トレイ本体と、 前記トレイ本体に設けられ、電子部品を収納する収納部
    と、 前記収納部内の前記トレイ本体に貫通して設けられ、前
    記電子部品の一部を透視可能とする窓部と、 前記トレイ本体の一方の面で、前記収納部の周囲に配置
    され、前記窓部と対向する第1の面と、前記窓部と反対
    側の第2の面の先端が互いに接近するように傾斜された
    複数の第1の突起部と、 前記トレイ本体の前記一方の面と反対側の他方の面で、
    前記収納部の周囲に配置され、前記窓部と対向する第3
    の面と、前記窓部と反対側の第4の面の先端が互いに接
    近するように傾斜され、前記複数の第1の突起部の隙間
    を埋めるように位置する複数の第2の突起部とを具備す
    ることを特徴とする電子部品の収納用トレイ。
  3. 【請求項3】 前記トレイ本体の表面に設けられた切り
    孔と、 前記トレイ本体の側面に設けられた切り溝とをさらに有
    することを特徴とする請求項1又は2記載の電子部品の
    収納用トレイ。
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