JP2002332023A - トレー - Google Patents

トレー

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JP2002332023A
JP2002332023A JP2001139687A JP2001139687A JP2002332023A JP 2002332023 A JP2002332023 A JP 2002332023A JP 2001139687 A JP2001139687 A JP 2001139687A JP 2001139687 A JP2001139687 A JP 2001139687A JP 2002332023 A JP2002332023 A JP 2002332023A
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JP
Japan
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tray
liquid crystal
crystal display
flat
side wall
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Application number
JP2001139687A
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English (en)
Inventor
Takeshi Asano
武史 浅野
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液晶表示パネル等の小型製品を載置し、搬送
するトレーにおいて、単位容積当たりの小型製品の収納
量を多くし、また、トレーの周縁部が外袋を破断するこ
とを防止し、さらに、水平方向の衝撃力を十分に緩和す
る。 【解決手段】 液晶表示パネル1等の製品を平置きする
平形トレー14Aに、トレーの側壁15の底面側縁辺か
ら延びた水平リブ16、及び水平リブ16の側壁15と
反対側の縁辺17を支点とする片持ち梁構造20を設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、小物製品を載置
し、出荷するために好適なトレーに関する。
【0002】
【従来の技術】小物製品を出荷するため、あるいは製造
ラインの工程間の搬送のために、製品を載置するトレー
が使用されており、特に、液晶表示パネルのように割れ
やすく、取り扱いに注意が必要とされる製品のトレーと
しては、製品が相互に接触しないようにするため、特定
形状のものが使用されている。
【0003】例えば、図6(a)に示すように、フレキ
シブルプリント配線板2が接続されている液晶表示パネ
ル1の出荷トレー10としては、所定間隔で液晶表示パ
ネル1を立てて載置するトレー本体11とその蓋12か
らなるものが使用されている。この出荷トレー10のト
レー本体11に液晶表示パネル1を載置した後は、同図
(b)に示すように、トレー本体11に蓋12を被せ、
それを同図(c)に示すように防湿性の外袋13で密封
し、脱気して出荷トレー10を押さえ、それをアウター
カートンに複数個充填して出荷がなされる。
【0004】しかしながら、この出荷トレー10は充填
効率よく複数段積載することができないため、広い在庫
スペースが必要となり、また、輸送コストもかかるとい
う問題がある。
【0005】そこで、図7(a)に示すように、液晶表
示パネル1をトレーの上面に平置きするようにした平形
トレー14Xも使用されるようになった。この平形トレ
ー14Xによれば、液晶表示パネル1を載置した後、同
図(c)に示すように複数段積層することができるの
で、単位容積当たりの製品の収納量を増加させることが
できる。出荷時には、同図(d)に示すように、製品を
収納した平形トレー14Xの積層体を防湿性の外袋13
で密封し、脱気し、それをアウターカートンに複数個充
填する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図7に
示した従来の平形トレー14Xでは、その側壁15の底
面側縁辺から水平リブ16が延びているため、同図
(d)に示すように平形トレー14Xを積層して外袋1
3に入れると、水平リブ16の縁辺17で外袋13が破
断するという問題がある。なお、同図(b)は、同図
(a)に破線で示した、平形トレー14Xの周辺部Aの
拡大断面図である。
【0007】これに対しては、図8(a)に示す平形ト
レー14Yのように、側壁15の縁辺の水平リブを省略
することが考えられる。同図(b)は、同図(a)に示
した、平形トレー14Yの周辺部Aの拡大断面図であ
る。
【0008】しかし、水平リブを省略するとトレー自体
の横剛性が不足し、図8(c)に破線で示すように、ト
レーに、撓み、ねじれ、反り等が発生し、載置した製品
を安定的に保持することができない。
【0009】また、図7、図8の平形トレー14X、1
4Yにおいては、移送時に加わる水平方向の衝撃力P
1、P2(図8(a))に対して、載置した製品を十分
に保護することができないという問題もある。
【0010】このような衝撃力の緩和のためには、平形
トレーの周縁部の断面形状を図9に示すように段付けす
ることも考えられるが、このような構造にしても、撓
み、ねじれ、反り等の発生を防止することはできない。
【0011】以上のような従来の問題に対し、液晶表示
パネル等の小型製品を載置し、搬送するトレーにおい
て、単位容積当たりの小型製品の収納量を多くし、ま
た、トレーの周縁部が外袋を破断することを防止し、さ
らに、水平方向の衝撃力を十分に緩和できるようにする
ことを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明者は、平形トレー
の側壁の底面側縁辺に水平リブを設け、さらに、その水
平リブの側壁と反対側の縁辺を支点として片持ち梁構造
を設けると、片持ち梁構造のバネ効果により水平方向の
衝撃力を緩和でき、また、この片持ち梁構造により水平
リブの縁辺が外袋を破断することも解消できることを見
出した。
【0013】即ち、本発明は、載置する製品を平置きす
る平形トレーであって、トレーの側壁の底面側縁辺から
延びた水平リブ、及び水平リブの側壁と反対側の縁辺を
支点とする片持ち梁構造が設けられていることを特徴と
するトレーを提供する。
【0014】特に、このようなトレーであって、載置す
る製品が液晶表示パネルであるものを提供する。
【0015】また、本発明は、液晶表示パネルをトレー
に載置し、検査、加工又は工程間の移送を行う液晶表示
装置の製造方法において、トレーとして、上述のトレー
を使用する方法を提供する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ、本発明
を説明する。なお、各図中、同一符号は同一又は同等の
構成要素を表している。
【0017】図1は、本発明のトレーの一実施例の斜視
図(a)とその断面図(b)、(c)であり、図2は、
このトレーの周縁部Aの拡大断面図である。
【0018】このトレー14Aは、フレキシブルプリン
ト配線板2が接続された液晶表示パネル1を平置きする
点では、図7に示した従来の平形トレー14Xと同様で
あり、所定の位置に載置した液晶表示パネル1がその位
置で保持されるように、表面に凹凸が形成されている。
また、液晶表示パネル1をトレー14A内に載置した状
態で図3のように多数段積層することができる。したが
って、単位容積当たりに多数の液晶表示パネル1を収納
することができる。
【0019】また、このトレー14Aの側壁15の底面
側縁辺から水平リブ16が延びている点でも従来の平形
トレー14Xと同様である。したがって、図8の平形ト
レー14Yで生じる撓み、ねじれ、反り等が防止され
る。
【0020】一方、このトレー14Aでは、水平リブ1
6の側壁15と反対側の縁辺17を支点とする片持ち梁
構造20として、縁辺17から平板面21が立ち上がっ
ている点が特徴的となっている。
【0021】このように片持ち梁構造20を設けると、
その高さLに応じて定まるバネ剛性により、水平方向の
衝撃力P1、P2を緩和することができる。したがっ
て、トレー14A内に載置している液晶表示パネル1を
衝撃力P1、P2から保護することができる。
【0022】また、このトレー14Aは、水平リブ16
の縁辺17から片持ち梁構造20を構成する平板面21
が立ち上がっているので、この縁辺17が突出している
従来の平形トレー14Xのように周囲のものを損傷する
ことはない。よって、トレー14Aを外袋等に入れた場
合でも外袋が破断することはない。
【0023】本発明のトレーは、この他、種々の態様を
とることができる。
【0024】例えば、片持ち梁構造は、水平リブの側壁
と反対側の縁辺を支点として設けられている限り、その
形状に特に制限はない。したがって、上述のトレー14
Aにおいて、平板面21に代えて、図4に示す断面構造
の曲面22で片持ち梁構造20を構成してもよい。
【0025】また、必要に応じて、図5に示すように、
製品を載置するトレーの底面に開口部23を設けてもよ
い。これにより、ここに載置した液晶表示パネル1に対
して、ギャップ検査等の光学的検査を行うことが可能と
なる。
【0026】トレーの構成素材としては、導電特性を有
しているものが好ましく、例えば、カーボン粉末を混入
させた導電ポリプロピレン樹脂、導電ポリスチレン樹脂
等を使用することができる。
【0027】また、本発明のトレーに載置する製品は、
液晶表示パネルに限らず、例えば、CCD、光学レンズ
等の小型製品の搬送用トレーあるいは出荷トレーとして
も好適に使用することができるが、特に、液晶表示パネ
ルをトレーに載置し、検査、加工又は工程間の移送を行
う液晶表示装置の製造方法において、トレーとして、本
発明の液晶表示パネルを使用すると、従前のトレーを使
用していた場合に比して、収納量を増やし、保持安定性
や衝撃に対する安全性を顕著に向上させることができ、
有用である。したがって、本発明は、本発明のトレーを
用いた液晶表示装置の製造方法も包含する。
【0028】
【発明の効果】本発明のトレーによれば、液晶表示パネ
ル等の小型製品を載置し、搬送するにあたり、単位容積
当たりの小型製品の収納量を多くし、また、トレーの周
縁部が外袋を破断することを防止し、さらに、水平方向
の衝撃力を十分に緩和することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のトレーの斜視図(a)とその断面図
(b)、(c)である。
【図2】 本発明のトレーの周縁部の拡大断面図であ
る。
【図3】 本発明のトレーを複数段積層した状態の断面
図である。
【図4】 本発明の異なる態様のトレーの周縁部の拡大
断面図である。
【図5】 本発明の異なる態様のトレーの断面図であ
る。
【図6】 従来の出荷トレーの説明図である。
【図7】 従来の平形トレーの斜視図(a)、周縁部の
断面図(b)、複数段積層した状態の斜視図(c)、複
数段積層し、さらに外袋に入れた状態の斜視図(d)で
ある。
【図8】 従来の平形トレーの斜視図(a)、周縁部の
拡大断面図(b)、平面の外形図(c)である。
【図9】 平形トレーの周縁部の拡大断面図である。
【符号の説明】
1…液晶表示パネル、 2…フレキシブルプリント配線
板、 13…外袋、14A…本発明のトレー、 15…
側壁、 16…水平リブ、 17…縁辺、20…片持ち
梁構造、 21…平板面、 22…曲面

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 載置する製品を平置きする平形トレーで
    あって、トレーの側壁の底面側縁辺から延びた水平リ
    ブ、及び水平リブの側壁と反対側の縁辺を支点とする片
    持ち梁構造が設けられていることを特徴とするトレー。
  2. 【請求項2】 片持ち梁構造が、平板面から形成されて
    いる請求項1記載のトレー。
  3. 【請求項3】 片持ち梁構造が、曲面から形成されてい
    る請求項1記載のトレー。
  4. 【請求項4】 製品の載置部位の底面に開口部が設けら
    れている請求項1〜3のいずれかに記載のトレー。
  5. 【請求項5】 載置する製品が液晶表示パネルである請
    求項1〜4のいずれかに記載のトレー。
  6. 【請求項6】 液晶表示パネルをトレーに載置し、検
    査、加工又は工程間の移送を行う液晶表示装置の製造方
    法において、トレーとして、液晶表示パネルを平置きす
    る平形トレーであって、トレーの側壁の底面側縁辺から
    延びた水平リブ、及び水平リブの側壁と反対側の縁辺を
    支点とする片持ち梁構造が設けられているトレーを用い
    ることを特徴とする液晶表示装置の製造方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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