JP2007210626A - 梱包方法およびそれに用いられる梱包材 - Google Patents

梱包方法およびそれに用いられる梱包材 Download PDF

Info

Publication number
JP2007210626A
JP2007210626A JP2006031236A JP2006031236A JP2007210626A JP 2007210626 A JP2007210626 A JP 2007210626A JP 2006031236 A JP2006031236 A JP 2006031236A JP 2006031236 A JP2006031236 A JP 2006031236A JP 2007210626 A JP2007210626 A JP 2007210626A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
packing material
surface portion
packed
packing
box
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2006031236A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Nishinakama
英樹 西中間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Funai Electric Co Ltd filed Critical Funai Electric Co Ltd
Priority to JP2006031236A priority Critical patent/JP2007210626A/ja
Publication of JP2007210626A publication Critical patent/JP2007210626A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Buffer Packaging (AREA)

Abstract

【課題】作業手間が簡略化されるとともに作業時間が短縮された梱包方法およびそれに用いられる梱包材を提供する。
【解決手段】梱包材500は、底面部501と底面部501の主表面に対して垂直な方向に対して外側に傾斜した側面部502とを備えている。このような梱包材500によれば、梱包材500の外側面が箱体1000の上端開口部に係止された状態で、被梱包物50を梱包材500の底面部501上に載置することができる。したがって、被梱包物50とともに梱包材500を箱体1000の底面まで押し込むことができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、被梱包物を箱体内に梱包するための方法およびそれに用いられる梱包材に関するものである。
従来から、箱体体に被梱包物を梱包するときに梱包材が用いられている。この梱包材は、箱体と被梱包物との間でクッション材として機能する。以下、図30〜図36を用いて、従来の梱包方法を説明する。
まず、従来の梱包材を説明する。図30および図31に示すように、従来の下側の梱包材10は、底面部1と底面部1の端部から垂直方向に延びる側面部2とを有している。また、従来の上側の梱包材20も、底面部11と底面部11の端部から垂直下方に延びる側面部12とを有している。また、従来の箱体1000は、図32および図33に示すように、底面部110と底面部110の4辺から底面部110に対してほぼ垂直に延びる側面部120と、側面部120の上端に折り曲げ可能に設けられた蓋部150とを有している。
被梱包物の梱包が行なわれるときには、まず、図34に示すように、矢印で示す方向に、梱包材10が箱体1000内に挿入される。それにより、梱包材10の底面部1は箱体1000の底面部110と接触し、梱包材10の側面部2は、箱体1000の側面部120の下部に接触する。次に、図35に示すように、梱包材10の底面部1と側面部2とによって構成される空間内に被梱包物50の下部が矢印で示される方向に挿入される。次に、図36に示すように、梱包材20が被梱包物50の上部を覆うように箱体1000内へ挿入される。その後、4つの蓋部150のそれぞれが内側に折り曲げられ、梱包が完了する。
実開昭50−43079号公報
上記従来の梱包方法によれば、図34に示すように、一旦、梱包材10を箱体1000の底面部110まで押し下げた後に、底面部1と側面部2とによって構成される空間内に被梱包物50の下部を挿入する必要がある。この作業には、非常に煩雑で手間がかかるものとなっている。
本発明は、上述の問題に鑑みなされたものであり、その目的は、箱体内に被梱包物を梱包するための作業手間を簡略化し得る梱包方法およびそれに用いられる梱包材を提供することである。
本は発明の梱包方法は、箱体と、箱体内に梱包される被梱包物と、箱体と被梱包物との間でクッション材として機能する梱包材とを用いる梱包方法である。その梱包方法においては、まず、梱包材が箱体の上部開口部に係止されるように、梱包材が上部開口部上に載置される。次に、被梱包物が梱包材の底面部上に載置される。その後、梱包材の弾性変形または塑性変形を利用して、梱包材が被梱包物とともに箱体の底面部まで押し下げられる。
上記の方法によれば、梱包材および被梱包物を箱体内へ挿入する作業が容易になる。
本発明の一の局面の梱包材は、被梱包物が載置される底面部と、底面部の端部から上側に延びる側面部とを備えている。側面部の外側面は、外側に傾斜している。側面部の内側面は、外側に傾斜しているか、または、被梱包物の外側面に実質的に対応した形状である。側面部の内側面から内側に突出する内側突出部が設けられている。内側突出部は、被梱包物が梱包材内に挿入されたときに弾性変形または塑性変形する。底面部と側面部との接続部が他の部分よりも曲げ剛性が低い。これによれば、次の他の局面の梱包材によって得られる効果を全て得ることができる。
また、本発明の他の局面の梱包材は、被梱包物が載置される底面部と、底面部の端部から上側に延びる側面部とを備えている。側面部の外側面は、外側に傾斜している。これによれば、側面部の外側面が箱体の上部開口に係止され得る。そのため、被梱包物および梱包材を一体として箱体の底面部まで押し下げることができる。その結果、被梱包物および梱包材を箱体内に挿入することが容易になる。
また、側面部の内側面も外側に傾斜していれば、梱包材の底面部まで被梱包物を挿入することが容易になる。
また、側面部の内側面が被梱包物の外側面に実質的に対応した形状であれば、被梱包物と梱包材との間に大きな隙間が生じることがない。そのため、搬送中に被梱包物が箱体内で振動することが防止される。その結果、被梱包物が損傷することがより確実に防止される。
また、側面部の内側面から内側に突出する内側突出部が設けられていれば、被梱包物が内側突出部によってより安定して保持される。
また、内側突出部が、被梱包物が梱包材内に挿入されたときに弾性変形または塑性変形すれば、内側突出部が被梱包物を損傷させてしまうことが防止される。
また、底面部と側面部との接続部が他の部分よりも曲げ剛性が低ければ、梱包材が箱体内に挿入されるときに、側面部が接続部を支点として内側に折り曲げられても、接続部が大きな応力によって損傷してしまうという不具合の発生が抑制される。
また、本発明の別の局面の梱包材は、被梱包物が載置される底面部と、底面部の端部から底面部の主表面に対してほぼ垂直に延びる側面部と、側面部の外側面から外方へ突出する外側突出部とを備えている。外側突出部は、梱包材が箱体内に挿入されたときに弾性変形または塑性変形する。側面部の内側面から内側に突出する内側突出部が設けられている。また、内側突出部は、被梱包物が梱包材内に挿入されたときに弾性変形または塑性変形する。これによれば、次のさらに別の局面の梱包材によって得られる効果を全て得ることができる。
本発明のさらに別の局面の梱包材は、被梱包物が載置される底面部と、底面部の端部から底面部の主表面に対してほぼ垂直に延びる側面部と、側面部の外側面から外方へ突出する外側突出部とを備えている。この構成によれば、梱包材の外側突出部が箱体の上部開口に係止され得る。そのため、被梱包物および梱包材を一体として箱体の底面部まで押し下げることができる。その結果、被梱包物および梱包材を箱体内に挿入することが容易になる。
また、外側突出部が、梱包材が箱体内に挿入されたときに弾性変形または塑性変形すれば、梱包材が箱体の底面部まで移動する間に、外側突出部が箱体に対して不必要に大きな力を与えることがない。そのため、外側突出部が箱体を外方へ押し広げてしまうという不具合の発生が防止される。
また、側面部の内側面から内側に突出する内側突出部が設けられていれば、内側突出部によって被梱包物がより安定して保持される。
また、内側突出部が、被梱包物が梱包材内に挿入されたときに弾性変形または塑性変形すれば、内側突出部が被梱包物を損傷させることが防止される。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態の梱包方法およびそれに用いられる梱包材を説明する。
(実施の形態1)
まず、図1〜図24を用いて実施の形態1の梱包方法およびそれに用いられる梱包材を説明する。
本実施の形態の梱包材500は、発泡スチロールからなっている。ただし、本実施の形態の梱包方法における梱包材として用いられ得る材質であれば、つまり、クッション材として機能し、多少の弾性を有する材質であれば、ゴムまたはプラスチック等の他の材料からなっていてもよい。また、本実施の形態の梱包方法においては、箱体1000は、紙材料が積層されたダンボール箱からなっているが、他の材質からなっていてもよい。
本実施の形態の梱包材500は、図1および図2に示すように、底面部501と側面部502とを備えている。側面部502は底面部501の両端のそれぞれから上方に向かって延びている。ただし、側面部502の外側面は、外側に傾斜している。底面部501に対して垂直な面と側面部502の外側面とがなす角度はθである。また、側面部502の内側面は側面部502の外側面とほぼ平行に延びている。つまり、側面部502の内側面も外側に傾斜している。底面部501に対して垂直な面と側面部502の内側面とがなす角度はθである。なお、本発明の特徴の理解を容易にするために、角度θは、各図において、誇張して大きく描かれているが、たとえば、1度程度の小さい値であってもよい。
側面部502と底面部501とは、接続部512を介して接続されている。接続部512の肉厚tは、他の部位の肉厚Tよりも小さい。したがって、接続部512の曲げ剛性は、他の部位の曲げ剛性よりも小さい。そのため、側面部502は、接続部512を支点として、矢印で示す方向に、回転し易くなっている。本実施の形態においては、底面部501、側面部502、および、接続部512は、一体成形されたものである。ただし、底面部501、側面部502、および、接続部512のそれぞれが、別個独立した部材からなり、それらの部材が接続されることによって梱包材500が形成されていてもよい。
また、側面部502の側端部には、他の側面部503が設けられている。他の側面部503は側面部502の側端部から側面部502の主表面に対して垂直な面に沿って延びている。また、側面部502と底面部501とは接続されているが、底面部501と側面部503とは接続されていない。また、側面部502の内側面には内側に突出する内側突出部520が設けられている。内側突出部520は、弾性変形または塑性変形する部材である。内側突出部520は、側面部502と一体成形されていても、側面部502に取付けられたものであってもよい。また、他の側面部503の内側面には内側に突出する内側突出部530が設けられている。内側突出部530は、弾性変形または塑性変形する部材である。内側突出部530は、他の側面部503と一体成形されていても、側面部502に取付けられたものであってもよい。
次に、図3〜図6を用いて、本実施の形態の梱包方法を説明する。まず、図1および図2に示される梱包材500は、箱体1000の上端開口部に係止されるように、上端開口部上に載置される。つまり、本実施の形態の梱包材500は、側面部502が外方に広がるように延びているため、箱体1000の上端開口部に引っかかり、梱包材500は、その自重だけでは、箱体1000の底面部110まで落下しない。言い換えれば、箱体1000の側面部120の上端部に梱包材500は引っかかっている。
次に、被梱包物50の底面が梱包材500の底面部501に載置される。このとき、2つの側面部502同士の間の距離は、底面部501から上方へいくにしたがって大きくなっている。そのため、被梱包物50は容易に底面部501に押し当てられる。つまり、作業者は、側面部502が支障となることなく、底面部501上に被梱包物50を容易に載置することができる。
次に、図5に示すように、被梱包物50の上部が作業員によって押され、被梱包物50とともに梱包材500は押し下げられる。その結果、梱包材500の底面部501が箱体1000の底面部110まで到達する。このとき、図1および図2に示すように、底面部501と側面部502との接続部512の厚さtは、他の部分の厚さTに比較して小さいため、底面部501と側面部502との接続部512が容易に曲げられる。その結果、側面部502は、被梱包物50の外側面と箱体1000の側面部120の内側面との間の空間に沿って適合するように、箱体1000の側面部120と被梱包物50との間の空間に挿入される。その結果、側面部502は、底面部501の主表面に対してほぼ垂直に延びるように、箱体1000内に収められる。
また、内側突出部520および内側突出部530は、それぞれ、弾性変形または塑性変形し押し潰される。このとき、内側突出部520および530は、それぞれ、被梱包物50に接触する。それにより、被梱包物50はより安定的に保持される。
その後、図6に示すように、従来の梱包方法と同様に、梱包材20が上から箱体1000内に挿入される。つまり、梱包材20の側面部12が、梱包材500の側面部502の上側であって、箱体1000の側面部120と被梱包物50との間の空間に挿入される。また、梱包材20の底面部11は、被梱包物50の上面上に載置される。その後、蓋部150が梱包材20の底面部11上に位置するまで、蓋部150と側面部120との接続部が折り曲げられる。それにより、被梱包物50の箱体1000内への梱包材500および20を用いての梱包が終了する。
上記のような本実施の形態の梱包方法によれば、従来技術で説明したような図34〜図35に示すような作業性が良好ではない動作を行なうことなく、被梱包物50と梱包材500とを箱体1000内に容易に挿入することができる。その結果、梱包作業の手間が簡略化されるとともに、梱包作業の時間が短縮される。
本実施の形態の梱包方法においては、図1および図2に示すように、側面部502同士の間の距離が上方に向かうにしたがって大きくなる梱包材500が示されている。しかしながら、本実施の形態の梱包方法においては、図7および図8に示すように、一方の側面部502が外側に傾斜し、他方の側面部504が底面部501の主表面に対してほぼ垂直に延びる梱包材500が用いられてもよい。つまり、一方の側面部502の外側面のみが外側に傾斜している梱包材500が用いられてもよい。この場合、側面部504に接続された他の側面部505は、底面部501に固定されていてもよい。図7および図8に示された梱包材500も、図9に示すように、箱体1000の上端開口部に係止され得る。したがって、図1および図2に示された梱包材500の代わりに、図7および図8に示された梱包材500が用いられても、図1〜図6に示された本実施の形態の梱包方法と同様の梱包方法を実行することが可能である。
また、本実施の形態においては側面部503が設けられた梱包材500が示されているが、他の側面部503は本発明の梱包方法にとって必須の構成ではない。図10および図11に示すように、側面部502のみが接続部512を介して底面部501に接続されており、他の側面部が設けられていない構造の梱包材500が用いられても、図3〜図6に示された梱包方法と同様の梱包方法を実行することが可能である。
なお、図10および図11に示すような他の側面部を有しない梱包材500が用いられる場合には、図12に示すような1つの箱体1000内に複数の被梱包物50が梱包されるときの梱包作業が容易になる。ただし、図12に示すように、被梱包物50同士の間および梱包材500と箱体1000の側面部120との間のそれぞれに、平板状の他の梱包材80が挿入されることが必要である。また、図13に示される梱包材500が用いられてもよい。図13に示される梱包材500は、図7および図8に示される梱包材500から他の側面部503が除去された構造を有している。
また、本実施の形態の梱包方法において用いられる被梱包物50はほぼ立方体であるが、被梱包物50の外側面が、平面形状でなく、図14に示すような曲面形状を有する外側面50aであってもよい。この場合には、図15に示すように、梱包材500の内側面502aが、外側面50aの曲面形状に対応する曲面形状を有していることが望ましい。これによれば、図16に示すように、箱体1000内に被梱包物50が挿入されたときに、梱包材500の側面部502と被梱包物50の外側面50aとの間に隙間が生じることが防止される。なお、被梱包材50が梱包材500の底面部501まで押し込まれるときには、被梱包材50の下側のコーナー部が、内側面502aに当接するため、2つの側面部502の間隔が広げられるように、接続部512を支点として、2つの側面部502のそれぞれが外側に倒れるように移動する。
また、図17に示すような曲面形状を有する外側面50bを有する被梱包物50が用いられる場合には、図18に示すような外側面50bの曲面形状に対応する曲面形状を有する内側面502bを有する梱包材500が用いられれば、図19に示すように、被梱包物50の外側面50bと梱包材500の側面部502の内側面502bとの間に隙間が生じることが防止される。また、図14および図15に示される被梱包物500および梱包材50を用いる梱包方法と同様に、図14に示される被梱包材50が図15に示される梱包材500の底面部501まで押し込まれるときには、被梱包材50の下側のコーナー部が、内側面502bに当接するため、2つの側面部502の間隔が広げられるように、接続部512を支点として、2つの側面部502のそれぞれが外側に倒れるように移動する。
また、図1および図2に示す構造を有する梱包材500によれば、側面部502の内側面と外側面とがほぼ平行に延びているが、図20および図21に示すように、梱包材500の側面部502の外側面502dのみが外側に傾斜していもよい。つまり、梱包材500の側面部502の内側面502eは底面部501に対してほぼ垂直に延びていてもよい。このような梱包材500によっても、図22および図23に示すように、梱包材500が箱体1000の上部開口部に係止される。その後、被梱包物50とともに梱包材500が箱体1000の底面部110まで押し下げられる。
このような梱包材500によれば、図24に示すように、梱包材500が底面部501まで押し下げられたときに、梱包材500の側面部502の上部は、箱体1000の側面部120と被梱包物50との間で、箱体1000の側面部120と被梱包物50とによって強く圧縮される。言い換えれば、梱包材500の復元力Fによって、側面部120と被梱包物50との間に隙間が形成されることが防止される。その結果、被梱包物50の梱包状態がより安定する。ただし、図24に示された状態において、側面部502の復元力Fによって、被梱包物50が損傷したり、箱体1000が外方に膨らんだりすることがないように、梱包材500の側面部502は弾性を有している。
(実施の形態2)
次に、図25〜図29を用いて、実施の形態2の梱包方法および梱包材を説明する。本実施の形態2の梱包材600は、図25および図26に示すように、底面部601と、底面部601の4つの辺からそれぞれ底面部601の主表面に対して垂直な方向に沿って延びる4つの側面部602を有している。隣接する側面部602同士は互いの側端部を介して固定されている。側面部602の内側面には、内側に突出する内側突出部602aが設けられている。内側突出部602aは、側面部602の中央部よりも上側に設けられている。また、側面部602の外側面には、外側に突出する外側突出部602bが設けられている。外側突出部602bは、側面部602の中央よりも下側に設けられている。
本実施の形態の梱包材600は、図27に示すように、まず、実施の形態1の梱包材500と同様に、箱体1000の上部開口部に係止される。このとき、外側突出部602bが側面部120の上端部に係止される。次に、図28に示すように、底面部601と側面部602とによって構成された空間に被梱包物50の下部が挿入される。このとき、内側突出部602aは押し潰される。つまり、内側突出部602aは弾性変形または塑性変形する材料からなっている。また、内側突出部602aは、側面部602に一体的に設けられていてもよいが、別体として側面部602に取付けられたものであってもよい。
次に、図29に示すように、梱包材500の底面部601が箱体1000の底面部110に接触するまで、被梱包物50とともに梱包材600が押し下げられる。その結果、外側突出部602bが押し潰される。つまり、外側突出部602bは、弾性変形または塑性変形する部材からなっている。外側突出部602bは、側面部602と一体的に設けられていてもよいが、別体として側面部602に取付けられたものであってもよい。
このような本実施の形態の梱包方法によっても、実施の形態1の梱包方法と同様に、被梱包物50と梱包材600とを同時に箱体1000内へ押し込むことができる。その結果、梱包作業が容易になっている。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
実施の形態1の梱包材の断面図である。 実施の形態1の梱包材の上面図である。 実施の形態1の梱包材を用いた梱包方法を説明するための断面図である。 実施の形態1の梱包材を用いた梱包方法を説明するための断面図である。 実施の形態1の梱包材を用いた梱包方法を説明するための断面図である。 実施の形態1の梱包材を用いた梱包方法を説明するための断面図である。 実施の形態1の変形例の梱包材の断面図である。 実施の形態1の変形例の梱包材の上面図である。 実施の形態1の変形例の梱包材を用いる梱包方法を説明するための断面図である。 実施の形態1の他の変形例の梱包材の断面図である。 実施の形態1の他の変形例の梱包材の上面図である。 実施の形態1の他の変形例の梱包材を用いる梱包方法を説明するための断面図である。 実施の形態1の別の変形例の梱包材の断面図である。 実施の形態1の他の被梱包物の断面図である。 実施の形態1の他の被梱包物の形状に対応する形状を有する梱包材の断面図である。 実施の形態1の他の被梱包物を梱包するための梱包材を用いる梱包方法を説明するための断面図である。 実施の形態1の別の被梱包物の断面図である。 実施の形態1の別の被梱包物の形状に対応する形状を有する梱包材の断面図である。 実施の形態1の別の被梱包物を梱包するための梱包材を用いる梱包方法を説明するための断面図である。 実施の形態1のさらに別の梱包材の断面図である。 実施の形態1のさらに別の梱包材の上面図である。 実施の形態1のさらに別の梱包材を用いる梱包方法を説明するための断面図である。 実施の形態1のさらに別の梱包材を用いる梱包方法を説明するための断面図である。 実施の形態1のさらに別の梱包材を用いる梱包方法を説明するための断面図である。 実施の形態2の梱包材の断面図である。 実施の形態2の梱包材の上面図である。 実施の形態2の梱包材を用いる梱包方法を説明するための断面図である。 実施の形態2の梱包材を用いる梱包方法を説明するための断面図である。 実施の形態2の梱包材を用いる梱包方法を説明するための断面図である。 従来の梱包材の図31のXXX−XXX線断面図である。 従来の梱包材の図30のXXXI−XXXI線断面図である。 箱体の図33のXXXII−XXXII線断面図である。 箱体の上面図である。 従来の梱包方法を説明するための断面図である。 従来の梱包材を用いる梱包方法を説明するための断面図である。 従来の梱包材を用いる梱包方法を説明するための断面図である。
符号の説明
1 底面部、2 側面部、10 梱包材、11 底面部、12 側面部、20 梱包材、50a 外側面、50b 外側面、50 被梱包物、80 梱包材、110 底面部、120 側面部、150 蓋部、500 梱包材、501 底面部、502 側面部、502a 内側面、502b 内側面、502e 内側面、502d 外側面、503 側面部、504 側面部、505 側面部、512 接続部、520 内側突出部、530 内側突出部、600 梱包材、601 底面部、602 側面部、602a 内側突出部、602b 外側突出部、1000 箱体、F 力、t 肉厚、T 肉厚、θ 角度。

Claims (13)

  1. 箱体と、前記箱体内に梱包される被梱包物と、前記箱体と前記被梱包物との間でクッション材として機能する梱包材とを用いる梱包方法であって、
    前記箱体の上部開口部に前記梱包材が係止されるように、前記梱包材を前記上部開口部上に載置するステップと、
    前記梱包材の底面部上に前記被梱包物を載置するステップと、
    前記梱包材の弾性変形または塑性変形を利用して、前記被梱包物とともに前記梱包材を前記箱体の底面部まで押し下げるステップとを備えた、梱包方法。
  2. 被梱包物が載置される底面部と、
    前記底面部の端部から上側に延びる側面部とを備え、
    前記側面部の外側面は、外側に傾斜しており、
    前記側面部の内側面は、外側に傾斜しているか、または、被梱包物の外側面に実質的に対応した形状であり、
    前記側面部の内側面から内側に突出する内側突出部が設けられており、
    前記内側突出部は、前記被梱包物が前記梱包材内に挿入されたときに弾性変形または塑性変形し、
    前記底面部と前記側面部との接続部が他の部分よりも曲げ剛性が低い、梱包材。
  3. 被梱包物が載置される底面部と、
    前記底面部の端部から上側に延びる側面部とを備え、
    前記側面部の外側面は、外側に傾斜している、梱包材。
  4. 前記側面部の内側面も外側に傾斜している、請求項3に記載の梱包材。
  5. 前記側面部の内側面は、前記被梱包物の外側面に実質的に対応した形状である、請求項3に記載の梱包材。
  6. 前記側面部の内側面から内側に突出する内側突出部が設けられた、請求項3に記載の梱包材。
  7. 前記内側突出部は、前記被梱包物が前記梱包材内に挿入されたときに弾性変形または塑性変形する、請求項6に記載の梱包材。
  8. 前記底面部と前記側面部との接続部が他の部分よりも曲げ剛性が低い、請求項3に記載の梱包材。
  9. 被梱包物が載置される底面部と、
    前記底面部の端部から前記底面部の主表面に対してほぼ垂直に延びる側面部と、
    前記側面部の外側面から外方へ突出する外側突出部とを備え、
    前記外側突出部は、前記梱包材が前記箱体内に挿入されたときに弾性変形または塑性変形し、
    前記側面部の内側面から内側に突出する内側突出部が設けられており、
    前記内側突出部は、前記被梱包物が前記梱包材内に挿入されたときに弾性変形または塑性変形する、梱包材。
  10. 被梱包物が載置される底面部と、
    前記底面部の端部から前記底面部の主表面に対してほぼ垂直に延びる側面部と、
    前記側面部の外側面から外方へ突出する外側突出部とを備えた、梱包材。
  11. 前記外側突出部は、前記梱包材が前記箱体内に挿入されたときに弾性変形または塑性変形する、請求項10に記載の梱包材。
  12. 前記側面部の内側面から内側に突出する内側突出部が設けられた、請求項10に記載の梱包材。
  13. 前記内側突出部は、前記被梱包物が前記梱包材内に挿入されたときに弾性変形または塑性変形する、請求項12に記載の梱包材。
JP2006031236A 2006-02-08 2006-02-08 梱包方法およびそれに用いられる梱包材 Withdrawn JP2007210626A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006031236A JP2007210626A (ja) 2006-02-08 2006-02-08 梱包方法およびそれに用いられる梱包材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006031236A JP2007210626A (ja) 2006-02-08 2006-02-08 梱包方法およびそれに用いられる梱包材

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007210626A true JP2007210626A (ja) 2007-08-23

Family

ID=38489406

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006031236A Withdrawn JP2007210626A (ja) 2006-02-08 2006-02-08 梱包方法およびそれに用いられる梱包材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007210626A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018152367A1 (en) * 2017-02-16 2018-08-23 Vericool, Inc. Compostable insulation for shipping container
US11572973B2 (en) 2015-05-20 2023-02-07 TemperPack Technologies, Inc. Thermal insulation liners

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11572973B2 (en) 2015-05-20 2023-02-07 TemperPack Technologies, Inc. Thermal insulation liners
WO2018152367A1 (en) * 2017-02-16 2018-08-23 Vericool, Inc. Compostable insulation for shipping container
US10807788B2 (en) 2017-02-16 2020-10-20 Vericool, Inc. Compostable insulation for shipping container
US11040818B2 (en) 2017-02-16 2021-06-22 Vericool, Inc. Compostable insulation for shipping container
US11358780B2 (en) 2017-02-16 2022-06-14 Vericool World, Llc Compostable insulation for shipping container
US11794983B2 (en) 2017-02-16 2023-10-24 Vericool, Inc. Compostable insulation for shipping container

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8833560B2 (en) Packing cushion
US20100187149A1 (en) Packaging device, cushioning member used for the same, and method of manufacturing cushioning member
JP2005255227A (ja) 電子機器の梱包箱
JP5115843B2 (ja) ガラス基板梱包箱
JP2007210626A (ja) 梱包方法およびそれに用いられる梱包材
US8047370B2 (en) Packing cushion
WO2018199026A1 (ja) 包装トレイ
JP2008120447A (ja) 梱包用緩衝材、およびこれを用いた梱包具
JP3165127U (ja) 移動規制部材及びこれを用いた運搬用箱
JP4714717B2 (ja) 包装用緩衝材および包装箱
JP5282861B2 (ja) 包装箱
JP6594097B2 (ja) 物品保持容器
JP2007276808A (ja) 梱包構造
JP2008018953A (ja) 包装材
JP6230493B2 (ja) 梱包構造
JP4272569B2 (ja) 包装用緩衝体
JP3183929U (ja) 梱包材及びこれを用いた梱包体
JP2002332023A (ja) トレー
JP3987835B2 (ja) 電子機器の梱包箱
JP4021420B2 (ja) パルプモールド緩衝材、及び包装装置
JP5426042B1 (ja) 電子機器用包装体
JP2010285208A (ja) パルプモールド製緩衝材
JP2016141442A (ja) 物品運搬用箱
JP5492863B2 (ja) 緩衝材
JP2012166822A (ja) 緩衝部材

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20090512