JP2001094418A - 電圧制御発振器 - Google Patents

電圧制御発振器

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JP2001094418A
JP2001094418A JP26764999A JP26764999A JP2001094418A JP 2001094418 A JP2001094418 A JP 2001094418A JP 26764999 A JP26764999 A JP 26764999A JP 26764999 A JP26764999 A JP 26764999A JP 2001094418 A JP2001094418 A JP 2001094418A
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drain
gate
channel
power supply
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Takehiko Nakao
尾 健 彦 中
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    • H03LAUTOMATIC CONTROL, STARTING, SYNCHRONISATION OR STABILISATION OF GENERATORS OF ELECTRONIC OSCILLATIONS OR PULSES
    • H03L7/00Automatic control of frequency or phase; Synchronisation
    • H03L7/06Automatic control of frequency or phase; Synchronisation using a reference signal applied to a frequency- or phase-locked loop
    • H03L7/08Details of the phase-locked loop
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03LAUTOMATIC CONTROL, STARTING, SYNCHRONISATION OR STABILISATION OF GENERATORS OF ELECTRONIC OSCILLATIONS OR PULSES
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    • H03LAUTOMATIC CONTROL, STARTING, SYNCHRONISATION OR STABILISATION OF GENERATORS OF ELECTRONIC OSCILLATIONS OR PULSES
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    • H03L7/06Automatic control of frequency or phase; Synchronisation using a reference signal applied to a frequency- or phase-locked loop
    • H03L7/16Indirect frequency synthesis, i.e. generating a desired one of a number of predetermined frequencies using a frequency- or phase-locked loop
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    • HELECTRICITY
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    • H03F3/00Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements
    • H03F3/45Differential amplifiers

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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 温度変化による発振周波数の変動を抑制する
ことが可能な電圧制御発振器を提供する。 【解決手段】 複数段の遅延素子111〜114におい
て、定電流源として動作するトランジスタ1115から
入力電圧10により決定される定電流が発生される。こ
の電流が二組のインバータに供給され、反転した極性で
動作し出力OUT+、OUT−を出力する。ここで、二
組のインバータにおいて、それぞれトランジスタ111
3、1114が定電流を供給されて出力端子を充電する
期間よりも、トランジスタ1111、1114が放電す
る期間の方が短い。よって、温度変化の影響を受けやす
いトランジスタ1111、1114のオン抵抗が周波数
に与える影響が小さくなり、温度に対する周波数の変動
が抑制される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電圧制御発振器に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、データ通信の高速・多量化や、マ
イクロプロセッサの動作速度の高速化に伴い、高速動作
を要求される分野においてアナログ回路の重要性が再認
識されるに至っている。なかでも、PLL(Phase Lock
ed Loop)のような同期回路は、重要なマクロブロック
として位置付けられており、このような同期回路の性能
がLSI(Large Scale Integrated Circuit)全体の性
能を決めると言っても過言ではない。
【0003】そして、同期回路を構成する回路の一つに
電圧制御発振器がある。従来の電圧制御発振器につい
て、その回路構成を示した図8を用いて説明する。
【0004】この電圧制御発振器は、遅延素子341、
342、343、344として差動アンプを用い、その
差動アンプを流れる電流を入力電圧30の値により変え
ることで発振周波数を変えている。
【0005】遅延素子341〜344は、それぞれ次の
ような構成を有している。入力電圧30をゲートに入力
されるPチャネルトランジスタ3417は定電流源とし
て動作し、その下に接続されるトランジスタ群に一定電
流を供給する。
【0006】ソース・カップル接続されたPチャネルト
ランジスタ3415及び3416は、前段の遅延素子か
らの出力信号を入力信号(IN+及びIN−)としてゲ
ートに与えられる。Pチャネルトランジスタ3415の
ドレインと接地端子との間には、二つのNチャネルトラ
ンジスタ3411及び3412のドレイン、ソースが並
列に接続され、Pチャネルトランジスタ3416のドレ
インと接地端子との間には、二つのNチャネルトランジ
スタ3413及び3414のドレイン、ソースが並列に
接続されている。
【0007】これら2組のNチャネルトランジスタ34
11及び3412、3413及び3414のうち、トラ
ンジスタ3412及び3413のゲートには制御電圧3
3が入力されて導通を制御される。トランジスタ341
1及び3414はゲートとドレインとが短絡したいわゆ
るダイオード接続となっている。これら2組のトランジ
スタ3411及び3412、3413及び3414は、
抵抗値が可変の負荷抵抗として作用する。また、Pチャ
ネルトランジスタ3415及び3416のドレインから
は、信号OUT+及びOUT−が出力されて次段の遅延
素子に伝えられる。
【0008】ここで、図8に示された4段のリングオシ
レータでは、最終段遅延素子344の出力信号OUT−
及びOUT+は、初段の遅延素子341に極性を反転さ
せて入力信号IN+及びIN−として伝えられ、遅延素
子341の出力信号OUT+、OUT−は次段の遅延素
子342の入力信号IN+、IN−、遅延素子342の
出力信号OUT+、OUT−は遅延素子343の入力信
号IN+、IN−、遅延素子343の出力信号OUT
+、OUT−は遅延素子344の入力信号IN+、IN
−として順次伝えられていく。
【0009】ところで、負荷抵抗として動作する2組の
Nチャネルトランジスタ3411及び3412、341
3及び3414のうち、トランジスタ3412及び34
13のゲートに接続される制御電圧33は、制御電圧生
成回路32において生成される。
【0010】この制御電圧生成回路32は、遅延素子3
41〜344における片側のトランジスタを模写したダ
ミー回路と、基準電圧31を一方の入力端子に与えられ
るオペアンプ321を有している。ダミー回路は、遅延
素子341〜344における片側に全ての電流が流れる
場合を再現したもので、Pチャネルトランジスタ324
及び325、Nチャネルトランジスタ322及び323
から構成されている。
【0011】そして、オペアンプ321の働きによっ
て、ダミー回路のNチャネルトランジスタ322及び3
23のドレインに印加される電圧、即ちオペアンプ32
1の入力電圧NS1は、基準電圧31に等しくなるよう
に制御される。これにより、入力電圧30がいかなる電
圧値をとっても、電圧NS1が基準電圧31に一致する
ように動作する。
【0012】即ち、遅延素子341〜344の出力電圧
の最大値は、遅延素子341〜344を流れる電流によ
らず基準電圧31に等しく一定となる。
【0013】このような構成を有する電圧制御発振器の
発振周波数は、各段の遅延素子341〜344の出力に
見える負荷容量、具体的には次段の遅延素子のPチャネ
ルトランジスタ3417のゲート容量や、自分の段にお
ける遅延素子の出力端子の拡散層容量等の充放電時間に
反比例する。
【0014】そこで、負荷容量をCload、2組のNチャ
ネルトランジスタ3411及び3412、3413及び
3414から成る可変抵抗の容量Rdelayとすると、充
放電の際の時定数はRdelayとCloadとの積で表され、
発振周波数は1/(Rdelay・Cload)に比例する。
【0015】ここで、容量Rdelayは、制御電圧生成回
路32の動作により、基準電圧31が印加された時に入
力電圧30によって決定される遅延素子341〜344
に流れる電流が負荷抵抗(トランジスタ3411〜34
14)の両端に流れる。よって、基準電圧31の値をV
ref、遅延素子に流れる電流をIvcoとした場合、RdeIa
y=Vref/Ivcoとすることができる。
【0016】従って、発振周波数fは次の式のように表
される。
【0017】 f=K1*Ivco/(Vref・Cload) (1) 但し、K1は比例定数とする。
【0018】ここで、基準電圧Vrefと付加容量Cload
はほぼ一定である。従って、この電圧制御発振器は、入
力電圧31により決定される電流Ivcoに比例して周波
数fが変化することになる。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の電圧制
御発振器には次のような問題があった。通信分野で用い
られるPLLでは、広い温度範囲に渡って厳しいジッタ
の規格を満足しなければならない。そのためには、温度
によってPLLのループゲインが変動しないことが必要
であり、電圧制御発振器の発振周波数も温度によらず一
定であることが望まれる。
【0020】ところが、図8に示されたような従来の電
圧制御発振器では、発振周波数が温度変動の影響を大き
く受けて変動していた。以下に、その原因について説明
する。
【0021】遅延素子の負荷抵抗Rde1ayは、Vref/I
vcoで表すことができるが、このことは以下の説明から
も導くことができる。
【0022】図8における遅延素子341〜344に含
まれる2組のNチャネルトランジスタ3411及び34
12、3413及び3414から成る負荷抵抗の電流−
電圧特性を図9に示す。
【0023】Nチャネルトランジスタ3411〜341
4のうち、トランジスタ3412及び3413は、ゲー
ト電圧を制御電圧33によって制御される。このため、
トランジスタ3412及び3413の特性は、高電圧領
域で飽和するいわゆるMOSトランジスタのドレイン電
圧−ドレイン電流曲線を描く。一方、トランジスタ34
11、3414は、ドレインとゲートが短絡されている
ため、その電流−電圧特性は2次曲線を描く。
【0024】これら2つの曲線を重ね合せたものが、ト
ランジスタ3411〜3414から成る負荷抵抗の電流
−電圧特性となる。
【0025】図9における太い実線L2が室温における
特性を示し、太く粗い点線L1が高温における特性を示
している。ここで、どちらの特性も電圧が基準電圧Vre
fになった時に電流Ivcoが流れるという点では一致して
いるが、他の領域では温度によって電圧−電流特性が異
なっている。
【0026】上述したRdelay=Vref・Ivcoという見
積もりは、負荷抵抗の電流−電圧特性を直線で近似した
ものであるが、現実の特性はこの近似から外れており、
さらにその外れ方も温度によって異なる。
【0027】上記電圧制御発振器の発振周波数が、流れ
る電流を一定にして温度を変えた場合にどの程度変動す
るかをシミュレーションで調べた結果を図10に示す。
【0028】室温としての摂氏27度における発振周波
数を基準にすると、氷点下20度では4.3%発振周波
数が高くなり、摂氏120度度では7.7%発振周波数
が低くなる。
【0029】このように、負荷抵抗における電流−電圧
特性が温度によって大きく変動する従来の電圧制御発振
器によれば、その発振周波数が温度変化により大きく変
動することになる。よって、このような電圧制御発振器
を用いてPLLを構成した場合、そのループゲインも温
度により大きく変動してしまい、広い温度範囲に渡って
ジッタの規格を満足することが困難であるという問題が
あった。
【0030】この問題は、発振周波数が負荷抵抗の電流
−電圧特性に依存する従来の電圧制御発振器では、本質
的に不可避な問題として設計者を悩ませていた。
【0031】本発明は上記事情に鑑み、温度変化による
発振周波数の変動を抑制することが可能な電圧制御発振
器を提供することを目的とする。
【0032】
【課題を解決するための手段】本発明の電圧制御発振器
は、第1、第2、…、第nの基本素子を備え、前記第1
の基本素子の差動出力が同一の極性で前記第2の基本素
子の差動入力となり、…、第n−1の基本素子の差動出
力が同一の極性で前記第nの基本素子の差動入力とな
り、前記第nの差動出力が極性が反転されて前記第1の
差動入力となる電圧制御発振器であって、前記第1、第
2、…、第nの基本素子はそれぞれ、第1の電源端子に
入力端子が接続され、制御端子に入力される制御電圧に
応じた電流を出力端子から出力する定電流源と、前記定
電流源の出力端子と第2の電源端子との間に並列に接続
され、前記差動入力の一方をそれぞれ与えられて動作
し、前記差動出力の一方をそれぞれの出力端子から出力
する2組のインバータとを備えたことを特徴としてい
る。
【0033】ここで、前記2組のインバータはそれぞ
れ、前記定電流源から出力された電流を供給されて前記
出力端子を放電又は充電する期間よりも、前記出力端子
を受電又は放電する期間の方が短く、さらに前記制御電
圧により発振周波数が変化するものであってよい。
【0034】また、前記定電流源が、第1の電源端子に
ソースを接続され、ゲートに前記制御電圧を入力される
第1のPチャネルトランジスタを含み、前記2組のイン
バータは、前記第1のPチャネルトランジスタのドレイ
ンにソースが共通に接続された第2、第3のPチャネル
トランジスタと、前記第2、第3のPチャネルトランジ
スタのドレインにそれぞれのドレインが接続されソース
が共に第2の電源端子に接続された第1、第2のNチャ
ネルトランジスタとを含み、前記第2のPチャネルトラ
ンジスタ及び前記第1のNチャネルトランジスタのゲー
トと、前記第3のPチャネルトランジスタ及び前記第2
のNチャネルトランジスタのゲートとにそれぞれ差動入
力の一方を入力されるものであってもよい。
【0035】または、前記定電流源が、第1の電源端子
にソースを接続され、ゲートに前記制御電圧を入力され
る第1のNチャネルトランジスタを含み、前記2組のイ
ンバータは、前記第1のNチャネルトランジスタのドレ
インにソースが共通に接続された第2、第3のNチャネ
ルトランジスタと、前記第2、第3のNチャネルトラン
ジスタのドレインにそれぞれのドレインが接続され、第
2の電源端子にソースが共通に接続された第1、第2の
Pチャネルトランジスタとを含み、前記第1のPチャネ
ルトランジスタ及び前記第2のNチャネルトランジスタ
のゲートと、前記第2のPチャネルトランジスタ及び前
記第3のNチャネルトランジスタのゲートとにそれぞれ
差動入力の一方を入力されるものであってもよい。
【0036】あるいは前記定電流源は、第1の電源端子
にソースを接続され、ゲートに前記制御電圧を入力され
る第1のPチャネルトランジスタを含み、前記2組のイ
ンバータは、前記第1のPチャネルトランジスタのドレ
インにソースが共通に接続された第2、第3のPチャネ
ルトランジスタと、前記第2、第3のPチャネルトラン
ジスタのドレインにそれぞれのドレインが接続された第
1、第2のNチャネルトランジスタと、前記第1のNチ
ャネルトランジスタのドレインにドレインが接続され、
前記第2のNチャネルトランジスタのドレインにゲート
が接続され、前記第1のNチャネルトランジスタのソー
スにソースが接続された第3のNチャネルトランジスタ
と、前記第2のNチャネルトランジスタのドレインにド
レインが接続され、前記第1のNチャネルトランジスタ
のドレインにゲートが接続され、前記第2のNチャネル
トランジスタのソースにソースが接続された第4のNチ
ャネルトランジスタとを含み、前記第2のPチャネルト
ランジスタ及び前記第1のNチャネルトランジスタのゲ
ートと、前記第3のPチャネルトランジスタ及び前記第
2のNチャネルトランジスタのゲートとにそれぞれ差動
入力の一方を入力されるものであってもよい。
【0037】あるいはまた、前記定電流源は、第1の電
源端子にソースを接続され、ゲートに前記制御電圧を入
力される第1のNチャネルトランジスタを含み、前記2
組のインバータは、前記第1のNチャネルトランジスタ
のドレインにソースが共通に接続された第2、第3のN
チャネルトランジスタと、前記第2、第3のNチャネル
トランジスタのドレインにそれぞれのドレインが接続さ
れ、第2の電源端子にソースが共通に接続された第1、
第2のPチャネルトランジスタと、第2の電源端子にソ
ースが接続され、前記第2のPチャネルトランジスタの
ドレインにゲートが接続され、前記第1のPチャネルト
ランジスタのドレインにドレインが接続された第3のP
チャネルトランジスタと、第2の電源端子にソースが接
続され、前記第1のPチャネルトランジスタのドレイン
にゲートが接続され、前記第2のPチャネルトランジス
タのドレインにドレインが接続された第4のPチャネル
トランジスタとを含み、前記第1のPチャネルトランジ
スタ及び前記第2のNチャネルトランジスタのゲート
と、前記第2のPチャネルトランジスタ及び前記第3の
Nチャネルトランジスタのゲートとにそれぞれ差動入力
の一方を入力されるものであってもよい。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0039】第1の実施の形態による電圧制御発振器
は、図1に示されるような構成を備えている。この電圧
制御発振器は、複数の基本素子として4段の遅延素子1
11〜114を備えている。初段の遅延素子111の出
力信号OUT+及びOUT−は、同一の極性で次段の遅
延素子112の入力信号IN+及びIN−として与えら
れ、遅延素子112の出力信号OUT+及びOUT−は
その次段の遅延素子113に同一の極性で入力信号IN
+及びIN−として与えられ、…、最終段の遅延素子1
14の出力信号OUT+及びOUT−は、初段の遅延素
子111に極性を反転させて入力信号IN−及びIN+
として与えられる。
【0040】そして、各々の遅延素子112〜114
は、遅延素子111と同様に、Pチャネルトランジスタ
1113〜1115、Nチャネルトランジスタ1111
〜1112を有している。Pチャネルトランジスタ11
15は、ソースが電源端子に接続され、入力電圧10を
ゲートに入力されて、入力電圧10により決定される一
定電流を供給する定電流源として動作する。
【0041】トランジスタ1115のドレインと接地端
子との間には、2つのインバータが並列に接続されてい
る。1つのインバータは、Pチャネルトランジスタ11
13とNチャネルトランジスタ1111から成り、他の
インバータはPチャネルトランジスタ1114とNチャ
ネルトランジスタ1112とから成る。トランジスタ1
113及び1111のゲートには入力信号IN+が入力
され、共通に接続されたドレインからは出力信号OUT
+が出力される。トランジスタ1114及び1112の
ゲートには入力信号IN−が入力され、共通接続された
ドレインからは出力信号OUT−が出力される。
【0042】このような2組のインバータが、遅延素子
111〜114間でリング状に接続されている。各々の
遅延素子において、2組のインバータのうち一方の入力
信号IN+又はIN−がハイレベルであるとき、他方の
入力信号IN−又はIN+がローレベルとなる。よっ
て、いずれか一方のインバータが定電流源としてのトラ
ンジスタ1115から供給される電流を用いて出力端子
を充電し、他方のインバータは出力端子を放電するとい
う動作を行う。
【0043】本実施例では、Nチャネルトランジスタ1
111又は1112によって行われる放電の方が、定電
流源から供給される電流によってPチャネルトランジス
タ1113又は1114が行う充電よりも強力に駆動さ
れる。よって、図2に示されたように放電が短時間で行
われるのに対し、充電には長い時間を要することにな
る。
【0044】そして、出力端子が十分充電されて次段の
遅延素子のインバータの論理閾値に達すると、次段の出
力端子の電圧が反転する。このようにして反転する二組
の出力信号OUT+及びOUT−が伝播されて発振に至
る。よって、発振周波数fは定電流源が2つのインバー
タに供給する電流値Ivco(入力電圧10により決定さ
れる)と、定電流源に接続されているインバータの論理
閾値Vth logicと、出力端子の容量負荷Cloadとによ
り、以下のように表される。
【0045】 f=K2*Ivco/Vth logic・Cload (2) ここで、K2は比例定数とする。
【0046】ここで、定電流Ivcoは温度に依存しない
ように生成するのが通例であり、Cloadは温度によらず
ほぼ一定であると考えられる。また、閾値Vth logicは
PチャネルトランジスタとNチャネルトランジスタの駆
動能力によって決定されるが、温度の変化がトランジス
タの駆動能力に及ぼす影響はNチャネルトランジスタも
Pチャネルトランジスタも同一方向に作用する。
【0047】例えば、温度が上昇するとNチャネルトラ
ンジスタ及びPチャネルトランジスタが共に駆動力が低
下するので、結果的に相殺される。このため、論理閾値
は温度変化に影響を受けにくいとみなし得る。従って、
本実施の形態によれば、発振周波数に対する温度変化の
影響が抑制される。
【0048】本発明の第2の実施の形態による電圧制御
発振器の構成を図3に示す。本実施の形態は、各々の遅
延素子211〜214が、上記第1の実施の形態におけ
るトランジスタ1111〜1115の他に、さらに2つ
のNチャネルトランジスタ1116及び1117を有し
ている。
【0049】これらNチャネルトランジスタ1116及
び1117は、トランジスタ1111のドレインとトラ
ンジスタ1112のドレインとの間で、わずかな電位差
が生じた場合に一方の出力端子の放電を加速するように
作用する。よって、2組のインバータが逆相で動作する
ことを補助することになる。
【0050】本実施の形態においても、上記第1の実施
の形態と同様に発振周波数は上記(2)式で表されるの
で、温度変化の影響を抑制することができる。
【0051】図8に示された従来の電圧制御発振器と、
上記第1、第2の実施の形態による電圧制御発振器にお
いて、それぞれ定電流値Ivcoを一定とした場合におけ
るそれぞれの温度変化による発振周波数の変動率をシミ
ュレーションで解析した結果を図4に示す。この図4か
らも明らかなように、第1又は第2の実施の形態によれ
ば、従来と比較して発振周波数の温度に対する依存性が
約1/6以下に抑えられていることがわかる。
【0052】上述のように、第1、第2の実施の形態に
よれば、Pチャネルトランジスタ1111から成る定電
流源より一定の電流を供給してPチャネルトランジスタ
1113及び1114により出力端子の充電を行う期間
よりも、Nチャネルトランジスタ1111及び1112
により出力端子の放電を行う期間の方が短くなるように
構成されていることにより、定電流による充電の期間に
よって発振周波数が決定されるように動作する。即ち、
トランジスタ1111又は1112のオン抵抗は温度変
化の影響を受けて変動し易いが、このトランジスタ11
11または1112により放電するときのオン抵抗が周
波数に殆ど影響しないようになる。
【0053】この結果、温度に依存せず広い温度範囲に
渡って発振周波数が一定な電圧制御発振器を実現するこ
とが可能となる。そして、このような電圧制御発振器を
用いたPLLを構成した場合、その特性は広い温度範囲
に渡ってループゲインを一定に保つことができる。
【0054】次に、本発明の第3の実施の形態について
図5を用いて説明する。上記第1の実施の形態では、P
チャネルトランジスタ1111で定電流源を構成し、こ
の回路で生成した一定電流を用いて出力端子をPチャネ
ルトランジスタ1113又は1114で充電する時間よ
りも、Nチャネルトランジスタ1111又は1112で
放電する時間の方が短くなるようにしている。
【0055】これに対し、第3の実施の形態ではNチャ
ネルトランジスタ2115で定電流源を構成し、この回
路で生成した一定電流を用いてNチャネルトランジスタ
2111又は2112で出力端子を放電する時間より
も、Pチャネルトランジスタ2113又は2114で充
電する時間の方が短くなるように構成した点が相違す
る。
【0056】この電圧制御発振器は、4段の遅延素子3
11〜314を備えている。初段の遅延素子311の出
力信号OUT+及びOUT−は、同一の極性で次段の遅
延素子312の入力信号IN+及びIN−として与えら
れ、遅延素子312の出力信号OUT+及びOUT−は
その次段の遅延素子313に同一の極性で入力信号IN
+及びIN−として与えられ、…、最終段の遅延素子3
14の出力信号OUT+及びOUT−は、初段の遅延素
子311に極性を反転させて入力信号IN−及びIN+
として与えられる。
【0057】そして、各々の遅延素子311〜314
は、遅延素子311と同様に、Pチャネルトランジスタ
2113及び2114、Nチャネルトランジスタ211
1、2112及び2115を有している。Nチャネルト
ランジスタ2115は、ソースが接地端子に接続され、
入力電圧30をゲートに入力され、この入力電圧30に
より決定される一定電流を供給する定電流源として動作
する。
【0058】トランジスタ2115のドレインと電源電
圧端子との間に、2組のインバータが並列に接続されて
いる。1つのインバータは、Pチャネルトランジスタ2
113とNチャネルトランジスタ2111から成り、他
のインバータはPチャネルトランジスタ2114とNチ
ャネルトランジスタ2112とから成る。トランジスタ
2113及び2111のゲートに入力信号IN+が入力
され、共通接続されたドレインから出力信号OUT+が
出力される。トランジスタ2114及び2112のゲー
トに入力信号IN−が入力され、共通接続されたドレイ
ンから出力信号OUT−が出力される。
【0059】このような2組のインバータが、遅延素子
311〜314間でリング状に接続されている。各々の
遅延素子において、2組のインバータのうち一方の入力
信号IN+又はIN−がハイレベルであるとき、他方の
入力信号IN−又はIN+がローレベルとなる。よっ
て、いずれか一方のインバータが定電流源としてのトラ
ンジスタ2115から供給される電流によって出力端子
を放電し、他方のインバータは出力端子を充電するとい
う動作を行う。
【0060】本実施例では上記第1、第2の実施の形態
と異なり、Pチャネルトランジスタ2113又は211
4によって行われる出力端子を充電する方が、定電流源
から供給される電流によってNチャネルトランジスタ2
111又は2112が放電するよりも強力に駆動され
る。この結果、図6に示されるように充電の方が放電よ
りも短時間で行われることになる。
【0061】この場合の発振周波数fは、定電流源回路
が2つのインバータに供給する電流値Ivco(入力電圧
30により決定される)と、定電流源に接続されている
インバータの論理閾値Vth logicと、出力端子の容量負
荷Cloadとにより、上記(2)式で表される。
【0062】よって、本実施の形態においても、上記第
1、第2の実施の形態と同様に発振周波数に与える温度
変化の影響が抑制される。
【0063】本発明の第4の実施の形態による電圧制御
発振器の構成を、図7に示す。本実施の形態では、上記
第3の実施の形態におけるトランジスタ2111〜21
15を有する構成に、さらに2つのPチャネルトランジ
スタ2116及び2117が付加されている。
【0064】Pチャネルトランジスタ2116及び21
17は、上記第2の実施の形態におけるNチャネルトラ
ンジスタ1116及び1117と同様に作用する。即
ち、トランジスタ2111のドレインとトランジスタ2
112のドレインとの間でわずかな電位差が生じた場合
に、一方の出力端子の充電を加速するように作用する。
このため、2つのインバータが逆相で動作することを補
助することになる。
【0065】本実施の形態においても、上記第3の実施
の形態と同様に発振周波数は上記(2)式で表され、温
度変化の影響を抑制することができる。
【0066】上述した実施の形態はいずれも一例であ
り、本発明を限定するものではない。例えば、上記実施
の形態では遅延素子が4段接続されているが、2段以上
のいずれの数に対しても本発明を適用することができ
る。また、上記第1〜第4の実施の形態における具体的
な回路構成は一例であり、電源端子に一端を接続され入
力電圧により決定される定電流を生成する定電流源と、
定電流源により供給される電流により出力端子を充電又
は放電する時間よりも充電又は放電する時間が短いイン
バータとを備えるものであれば、必要に応じて様々に変
形することが可能である。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の電圧制御
発振器によれば、複数段の基本素子において、制御電圧
により決定されて定電流源から供給される定電流に基づ
いて2組のインバータが出力端子を充電又は放電するよ
りも短時間で出力端子を放電又は充電することにより、
定電流による充電又は放電の期間により発振周波数が決
定されるように動作することとなり、温度変化の影響を
受け易いトランジスタのオン抵抗が周波数に影響しない
ようにすることができ、周波数への温度変化の影響を抑
制することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による電圧制御発振
器の構成を示した回路図。
【図2】同電圧制御発振器における充電期間及び放電期
間を対比して示したグラフ。
【図3】本発明の第2の実施の形態による電圧制御発振
器の構成を示した回路図。
【図4】上記第1、第2の実施の形態による電圧制御発
振器と、図8に示された電圧制御発振器におけるそれぞ
れの温度変化に対する発振周波数の変動率をシミュレー
ション解析した結果を示すグラフ。
【図5】本発明の第3の実施の形態による電圧制御発振
器の構成を示した回路図。
【図6】同電圧制御発振器における充電期間及び放電期
間を対比して示したグラフ。
【図7】本発明の第4の実施の形態による電圧制御発振
器の構成を示した回路図。
【図8】従来の電圧制御発振器の構成を示した回路図。
【図9】図8に示された電圧制御発振器における遅延素
子内の負荷抵抗の電流−電圧特性を示したグラフ。
【図10】図8に示された電圧制御発振器における温度
変化に対する発振周波数の変動率をシミュレーション解
析した結果を示すグラフ。
【符号の説明】
111〜114、211〜214、311〜314、4
11〜414 遅延素子 10、20、30、40 入力電圧 1111、1112、1116、1117、2111、
2112、2115 Nチャネルトランジスタ 1113〜1115、2113、2114、2116、
2117 Pチャネルトランジスタ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1、第2、…、第n(nは2以上の整
    数)の基本素子を備え、前記第1の基本素子の差動出力
    が同一の極性で前記第2の基本素子の差動入力となり、
    …、第n−1の基本素子の差動出力が同一の極性で前記
    第nの基本素子の差動入力となり、前記第nの差動出力
    が極性が反転されて前記第1の差動入力となる電圧制御
    発振器であって、 前記第1、第2、…、第nの基本素子はそれぞれ、 第1の電源端子に入力端子が接続され、制御端子に入力
    される制御電圧に応じた電流を出力端子から出力する定
    電流源と、 前記定電流源の出力端子と第2の電源端子との間に並列
    に接続され、前記差動入力の一方をそれぞれ与えられて
    動作し、前記差動出力の一方をそれぞれの出力端子から
    出力する2組のインバータと、 を備えることを特徴とする電圧制御発振器。
  2. 【請求項2】前記2組のインバータはそれぞれ、前記定
    電流源から出力された電流を供給されて前記出力端子を
    放電又は充電する期間よりも、前記出力端子を充電又は
    放電する期間の方が短く、さらに前記制御電圧により発
    振周波数が変化することを特徴とする請求項1記載の電
    圧制御発振器。
  3. 【請求項3】前記定電流源は、前記第1の電源端子にソ
    ースを接続され、ゲートに前記制御電圧を入力される第
    1のPチャネルトランジスタを含み、 前記2組のインバータは、前記第1のPチャネルトラン
    ジスタのドレインにソースが共通に接続された第2、第
    3のPチャネルトランジスタと、前記第2、第3のPチ
    ャネルトランジスタのドレインにそれぞれのドレインが
    接続されソースが共に第2の電源端子に接続された第
    1、第2のNチャネルトランジスタとを含み、前記第2
    のPチャネルトランジスタ及び前記第1のNチャネルト
    ランジスタのゲートと、前記第3のPチャネルトランジ
    スタ及び前記第2のNチャネルトランジスタのゲートと
    にそれぞれ差動入力の一方を入力されることを特徴とす
    る請求項1又は2記載の電圧制御発振器。
  4. 【請求項4】前記定電流源は、前記第1の電源端子にソ
    ースを接続され、ゲートに前記制御電圧を入力される第
    1のNチャネルトランジスタを含み、 前記2組のインバータは、前記第1のNチャネルトラン
    ジスタのドレインにソースが共通に接続された第2、第
    3のNチャネルトランジスタと、前記第2、第3のNチ
    ャネルトランジスタのドレインにそれぞれのドレインが
    接続され、第2の電源端子にソースが共通に接続された
    第1、第2のPチャネルトランジスタとを含み、前記第
    1のPチャネルトランジスタ及び前記第2のNチャネル
    トランジスタのゲートと、前記第2のPチャネルトラン
    ジスタ及び前記第3のNチャネルトランジスタのゲート
    とにそれぞれ差動入力の一方を入力されることを特徴と
    する請求項1又は2記載の電圧制御発振器。
  5. 【請求項5】前記定電流源は、前記第1の電源端子にソ
    ースを接続され、ゲートに前記制御電圧を入力される第
    1のPチャネルトランジスタを含み、 前記2組のインバータは、前記第1のPチャネルトラン
    ジスタのドレインにソースが共通に接続された第2、第
    3のPチャネルトランジスタと、前記第2、第3のPチ
    ャネルトランジスタのドレインにそれぞれのドレインが
    接続されソースが共に第2の電源端子に接続された第
    1、第2のNチャネルトランジスタと、前記第1のNチ
    ャネルトランジスタのドレインにドレインが接続され、
    前記第2のNチャネルトランジスタのドレインにゲート
    が接続され、前記第1のNチャネルトランジスタのソー
    スにソースが接続された第3のNチャネルトランジスタ
    と、前記第2のNチャネルトランジスタのドレインにド
    レインが接続され、前記第1のNチャネルトランジスタ
    のドレインにゲートが接続され、前記第2のNチャネル
    トランジスタのソースにソースが接続された第4のNチ
    ャネルトランジスタとを含み、前記第2のPチャネルト
    ランジスタ及び前記第1のNチャネルトランジスタのゲ
    ートと、前記第3のPチャネルトランジスタ及び前記第
    2のNチャネルトランジスタのゲートとにそれぞれ差動
    入力の一方を入力されることを特徴とする請求項1又は
    2記載の電圧制御発振器。
  6. 【請求項6】前記定電流源は、前記第1の電源端子にソ
    ースを接続され、ゲートに前記制御電圧を入力される第
    1のNチャネルトランジスタを含み、 前記2組のインバータは、前記第1のNチャネルトラン
    ジスタのドレインにソースが共通に接続された第2、第
    3のNチャネルトランジスタと、前記第2、第3のNチ
    ャネルトランジスタのドレインにそれぞれのドレインが
    接続され、第2の電源端子にソースが共通に接続された
    第1、第2のPチャネルトランジスタと、第2の電源端
    子にソースが接続され、前記第2のPチャネルトランジ
    スタのドレインにゲートが接続され、前記第1のPチャ
    ネルトランジスタのドレインにドレインが接続された第
    3のPチャネルトランジスタと、第2の電源端子にソー
    スが接続され、前記第1のPチャネルトランジスタのド
    レインにゲートが接続され、前記第2のPチャネルトラ
    ンジスタのドレインにドレインが接続された第4のPチ
    ャネルトランジスタとを含み、前記第1のPチャネルト
    ランジスタ及び前記第2のNチャネルトランジスタのゲ
    ートと、前記第2のPチャネルトランジスタ及び前記第
    3のNチャネルトランジスタのゲートとにそれぞれ差動
    入力の一方を入力されることを特徴とする請求項1又は
    2記載の電圧制御発振器。
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