JPH09293789A - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

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JPH09293789A
JPH09293789A JP8102908A JP10290896A JPH09293789A JP H09293789 A JPH09293789 A JP H09293789A JP 8102908 A JP8102908 A JP 8102908A JP 10290896 A JP10290896 A JP 10290896A JP H09293789 A JPH09293789 A JP H09293789A
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circuit
well
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substrate
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JP8102908A
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Yuichi Yoneda
裕一 米田
Tetsuya Watanabe
哲也 渡邉
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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    • G11C5/145Applications of charge pumps; Boosted voltage circuits; Clamp circuits therefor
    • G11C5/146Substrate bias generators
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05FSYSTEMS FOR REGULATING ELECTRIC OR MAGNETIC VARIABLES
    • G05F3/00Non-retroactive systems for regulating electric variables by using an uncontrolled element, or an uncontrolled combination of elements, such element or such combination having self-regulating properties
    • G05F3/02Regulating voltage or current
    • G05F3/08Regulating voltage or current wherein the variable is dc
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    • G05F3/16Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics being semiconductor devices
    • G05F3/20Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics being semiconductor devices using diode- transistor combinations
    • G05F3/24Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics being semiconductor devices using diode- transistor combinations wherein the transistors are of the field-effect type only
    • G05F3/242Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics being semiconductor devices using diode- transistor combinations wherein the transistors are of the field-effect type only with compensation for device parameters, e.g. channel width modulation, threshold voltage, processing, or external variations, e.g. temperature, loading, supply voltage
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03LAUTOMATIC CONTROL, STARTING, SYNCHRONISATION OR STABILISATION OF GENERATORS OF ELECTRONIC OSCILLATIONS OR PULSES
    • H03L7/00Automatic control of frequency or phase; Synchronisation
    • H03L7/06Automatic control of frequency or phase; Synchronisation using a reference signal applied to a frequency- or phase-locked loop

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 PチャネルMOSトランジスタのNウェル、
又はNチャネルMOSトランジスタのPウェルの電位が
固定されているため閾値が一意的に定まり、動作速度,
消費電力の精細な調整が出来なかったのを精細な調整を
可能とする。 【解決手段】 直列接続されたPチャネルMOSトラン
ジスタ1のNウェル(N基板)、及びNチャネルMOS
トランジスタ2のPウェル(P基板)の電位を電位制御
部3にて連続的又は離散的に調整可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、1又は複数の回路
を備えるMOSIC(Metal Oxide Semiconductor Inte
grated Crrcuits)等における回路又はこの回路を構成す
る半導体素子の動作速度又は消費電力の調節を可能とし
た半導体集積回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図19は従来のウェル電位(又は基板電
位)が固定されたPチャネルMOSトランジスタ,Nチ
ャネルMOSトランジスタを用いたインバータの回路図
である。図19(a),図19(b)において、図中1
はPチャネルMOSトランジスタ,2はNチャネルMO
Sトランジスタを示している。PチャネルMOSトラン
ジスタ1とNチャネルMOSトランジスタ2とは直列接
続され、両者の接続点は出力端Outに接続されてい
る。また各PチャネルMOSトランジスタ1のドレイン
には電源電圧Vccが与えられ、またNチャネルMOS
トランジスタ2のソースは接地され、各ゲートは図示し
ない電圧印加手段に接続されている。
【0003】そして、図19(a)に示すPチャネルM
OSトランジスタ1のNウェルにはドレインと共に電源
電圧Vccが与えられ、またNチャネルMOSトランジ
スタ2のPウェルにはソースと共に接地電位が与えら
れ、いずれも固定電位となっている。なお、図19
(b)に示すPチャネルMOSトランジスタ1のNウェ
ル、NチャネルMOSトランジスタ2のPウェルにも夫
々固定電位が与えられている。
【0004】また他の従来技術として回路の動作状態に
よってトランジスタの閾値電圧を変化させるようにした
MOSICが、ISSCC95/FP19.4(50% Ac
tivePower Saving without Speed Degration Using Sta
nd by Power Reduction (SPR)Circuitt) に紹介されて
いる。このMOSICにおいては、ウェル電位を回路動
作時又は非動作時に応じて2値のうちのいずれか一方に
選択的に切り替えるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した如
きMOSICの回路を構成するトランジスタにおけるウ
ェル又は基板の電位が固定されている場合には、回路を
構成するトランジスタの閾値電圧が一意的に決まり、回
路又はトランジスタにおける動作速度,消費電力を制御
することが出来ないという問題があった。またウェル電
位を2段階に変更可能とした技術の場合も、動作速度,
消費電力の微妙な制御が困難であった。更にMOSIC
のなかには動作周波数を任意に設定可能とした回路、或
いは複数の電源電圧で動作する回路を有するものがある
が、いずれも動作周波数又は電源電圧に対応してウェル
電位又は基板電位を変化させることが出来ないため、次
のような問題があった。
【0006】即ち、前者にあっては、通常動作周波数を
変化させると、当該回路における所定の動作を完了する
のに必要な時間が変化し、例えばMOSICの回路を高
周波で動作させる場合には、回路を構成するトランジス
タは高速な動作を要求されるが、一方低周波で動作させ
る場合にはトランジスタの動作は遅くてもよく、回路を
高周波での動作を満足するよう設計すると、低周波での
動作ではトランジスタは無駄な高速動作をすることとな
る。また後者にあっては、回路を高電源電圧で使用する
とトランジスタの動作は高速になる反面、消費電力が増
大し、逆に低電源電圧で使用すると消費電力は小さくな
るがトランジスタの動作が低下するという問題があっ
た。
【0007】本発明はかかる事情に鑑みなされたもので
あって、その目的とするところはウェル電位又は基板電
位を精細に制御可能とすることでトランジスタの動作速
度の微調整及び消費電力の節減を可能とした半導体集積
回路を提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る半導体
集積回路は、ウェル電位又は基板電位を連続的又は離散
的に変化させる電位制御回路と、該電位制御回路にて電
位を制御されるウェル又は基板を構成要素とする1又は
複数の回路とを備えることを特徴とする。第1の発明に
あっては、ウェル電位又は基板電位を調整することによ
り、回路又は半導体素子の動作速度及び消費電力の精細
な調節をすることが可能となる。
【0009】第2の発明に係る半導体集積回路は、動作
周波数を任意に設定可能とした半導体集積回路におい
て、設定された前記周波数に対応してウェル電位又は基
板電位を連続的又は離散的に変化させる電位制御回路
と、該電位制御回路にて電位を設定されるウェル又は基
板を構成要素とする1又は複数の回路とを備えることを
特徴とする。第2の発明にあっては、動作周波数に対応
してウェル電位又は基板電位を調整することで回路又は
半導体素子の動作速度及び消費電力の精細な調節が可能
となる。
【0010】第3の発明に係る半導体集積回路は、PL
L回路を有する半導体集積回路において、前記PLL回
路からの出力の逓倍率に応じてウェル電位又は基板電位
を連続的又は離散的に変化させる電位制御回路と、該電
位制御回路にて電位を設定されるウェルまたは基板を構
成要素とする1又は複数の回路とを備えることを特徴と
する。第3の発明にあっては、PLL回路からの出力の
逓倍率に対応してウェル電位又は基板電位を調整するこ
とで、回路又は半導体素子の動作速度及び消費電力の精
細な調節が可能となる。
【0011】第4の発明に係る半導体集積回路は、複数
の電源電圧の設定がなされる半導体集積回路において、
前記設定された電圧に応じてウェル電位又は基板電位を
連続的又は離散的に変化させる電位制御回路と、該電位
制御回路にて電位を設定されるウェル又は基板を構成要
素とする1又は複数の回路とを備えることを特徴とす
る。第4の発明にあっては、可変な電源電圧に対応して
ウェル電位又は基板電位を調整することで回路又は半導
体素子の動作速度及び消費電力の精細な調節が可能とな
る。
【0012】第5の発明に係る半導体集積回路は、1又
は複数の回路を備える半導体集積回路において、前記回
路の動作状態を識別する識別回路と、該識別回路からの
識別信号に応じてウェル電位又は基板電位を連続的又は
離散的に変化させる電位制御回路とを備え、前記1又は
複数の回路は前記電位制御回路にて電位を設定されるウ
ェル又は基板を構成要素とすることを特徴とする。第5
の発明にあっては、回路の動作状態を識別する識別回路
からの識別信号に対応してウェル電位又は基板電位を調
整することで回路又は半導体素子の動作速度及び消費電
力を精細に調節することが可能となる。
【0013】第6の発明に係る半導体集積回路は、外部
信号の入力端と、該外部信号の入力端の電圧値に応じて
ウェル電位又基板電位を連続的又は離散的に変化させる
電位制御回路と、該電位制御回路にて電位を設定される
ウェル又は基板を構成要素とする1又は複数の回路とを
備えることを特徴とする。第6の発明にあっては、外部
信号を電位制御部に入力してウェル電位又は基板電位を
調整することで回路又は半導体素子の動作速度及び消費
電力を精細に調節することが可能となる。
【0014】第7の発明に係る半導体集積回路の電位制
御回路は、外部のMOSICにおけるウェル電位又は基
準電位を制御するための外部出力用の端子を備えること
を特徴とする。第7の発明にあっては、電位制御部によ
って外部のMOSICにおけるウェル電位又は基板電位
の制御も可能となり、広範囲の対象について回路又は半
導体素子の動作速度及び消費電力の精細な調節が可能と
なる。
【0015】(原理)先ず本発明の原理を図1〜図3に
基づいて説明する。図1は本発明の基本原理を示すブロ
ック図であり、図中1はMOSICにおける制御対象と
なる回路を構成するPチャネルMOSトランジスタ、2
は同じくNチャネルMOSトランジスタ、3は前記Pチ
ャネルMOSトランジスタ1及びNチャネルMOSトラ
ンジスタ2のウェル又は基板の電位を制御する電位制御
部を示している。
【0016】PチャネルMOSトランジスタ1及びNチ
ャネルMOSトランジスタ2は直列接続されており、相
互の接続位置は出力端子Outに接続されている。Pチ
ャネルMOSトランジスタ1のドレインには電源電位V
ccが与えられ、またNチャネルMOSトランジスタ2
のソースにはグランド電位が与えられ、更に各ゲートは
夫々図示しない制御信号線に接続されている。そしてP
チャネルMOSトランジスタ1及びNチャネルMOSト
ランジスタ2のウェル又は基板は夫々電位制御部3に接
続されている。
【0017】電位制御部3はMOSIC内部又は外部か
ら所定の信号を受けると、前記PチャネルMOSトラン
ジスタ1及び/又はNチャネルMOSトランジスタ2の
ウェル及び/又は基板の電位を連続的又は離散的に制御
するようにしてある。
【0018】図2はPチャネルMOSトランジスタにお
ける閾値電圧のNウェル電位依存性(温度27℃で調査
した結果)を示すグラフ、図3はNチャネルMOSトラ
ンジスタにおけるNチャネルMOSトランジスタにおけ
る閾値電圧のPウェル電位依存性(温度27℃で調査し
た結果)を示すグラフである。図2に示すグラフ中、a
〜dは夫々ウェル電位を3.0V、4.0V、5.0
V、6.0Vに設定した場合の結果である。
【0019】図2に明らかな如くPチャネルMOSトラ
ンジスタにおいてはNウェル電位を上昇させるに伴っ
て、閾値電圧の絶対値が上昇し、ドレイン・ソース間電
流が減少することが解る。一方図3に示すグラフ中a〜
dは、夫々ウェル電位を0.0V、−1.0V、−2.
0V、−3.0Vに設定した場合の結果である。図3か
ら明らかな如くNチャネルMOSトランジスタにおい
て、Pウェル電位を上昇させるに伴ってトランジスタの
閾値電圧が上昇し、ドレイン・ソース電流が減少するこ
とが解る。
【0020】ところでトランジスタの閾値電圧Vtとド
レイン・ソース間電流Idsとの間には次の関係があ
る。即ち、トランジスタの線形領域においては下記
(1)式の関係が成立する。 Ids∝{2(Vgs−Vt)−Vds}×Vds …(1) 但し、Vgs:ゲート・ドレイン間電圧 Vds:ドレイン・ソース間電流 またトランジスタの飽和領域においては下記(2)式の
関係が成立する。 Ids∝(Vgs−Vt)2 …(2)
【0021】一方閾値電圧Vtと基板電位との間には下
記(3)式の関係がある。 Vt=Vt0 +γ{√(|2φf|+|Vsb|)−√(|2φf|) …(3) 但し、Vt0 :Vgs=0での閾値電圧 γ:基板スレッショルド電圧係数 φf:フェルミレベル Vsb:ソース・ウェル(又は基板)間電圧
【0022】上記した(1)〜(3)式より明らかな如
く、トランジスタの閾値電圧の絶対値を上昇させると、
ドレイン・ソース間に流れる電流量は減少する。電流量
が減少するとトランジスタが充放電するノードの容量は
一定であるから、充放電時間が長くなり、それだけ回路
動作は遅くなる。一方トランジスタの閾値電圧の絶対値
を低下させた場合には逆に電流量が増加し、回路動作は
速くなる。上記した第1〜第7の発明及び以下に示す各
実施例はいずれもこの基本原理を利用して構成されてい
る。
【0023】
【発明の実施の形態】以下本発明をその実施の形態を示
す図面に基づき具体的に説明する。 (実施の形態1)この実施の形態1にあっては前述した
図1に示す電位制御部3を図4に示す如く構成し、Pチ
ャネルMOSトランジスタ1、NチャネルMOSトラン
ジスタ2夫々のウェル電位(又は基板電位)を制御する
ようにしてある。
【0024】図4は図1に示す電位制御部3の具体的な
構成を示す回路図であり、図4(a)はPチャネルMO
Sトランジスタ1のウェル用の、また図4(b)はNチ
ャネルMOSトランジスタ2のウェル用の電位制御回路
である。図4(a)に示すNウェル用の電位制御回路
は、1個のPチャネルMOSトランジスタTP1と4個の
NチャネルMOSトランジスタTN1〜TN4とを直列に接
続すると共に、PチャネルMOSトランジスタTP1のゲ
ートには定電源電圧(3V)を、またドレイン及びウェ
ルには共に定電源電圧(6V)を与えてある。Nチャネ
ルMOSトランジスタTN1のゲートは、図2に示すPチ
ャネルMOSトランジスタ1のNウェルに接続されてい
る。
【0025】NチャネルMOSトランジスタTN2のゲー
トはNチャネルMOSトランジスタTN1、TN2のソース
・ドレイン接続点に接続され、NチャネルMOSトラン
ジスタTN3のゲートには定電源電圧(3V)が与えら
れ、NチャネルMOSトランジスタTN4のゲートは信号
VINの反転信号/VIN(3V−可変電源電圧値)が
与えられ、またそのソースにはNチャネルMOSトラン
ジスタTN1〜TN4のウェルと共にグランド電位が与えら
れている。
【0026】一方Pウェル用の電位制御回路は、図4
(b)に示す如く4個のPチャネルMOSトランジスタ
P1〜TP4と1個のNチャネルMOSトランジスタTN1
とを直列に接続して構成されている。PチャネルMOS
トランジスタTP1のゲートには可変電源電圧VINが与
えられ、またドレイン及びウェルには定電源電圧(3
V)が与えられる。
【0027】またPチャネルMOSトランジスタTp2
のゲートにはグランド電圧が与えられ、またPチャネル
MOSトランジスタTP3のゲートはPチャネルMOSト
ランジスタTP3とTP4とのソース・ドレインの接続点に
接続されている。PチャネルMOSトランジスタTP4
ゲートは、図2に示したNチャネルMOSトランジスタ
2のPウェルに接続されている。そしてNチャネルMO
SトランジスタTN1のゲートにはグランド電位が与えら
れ、ソース及びウェルには定電源電圧(−3V)が与え
られている。
【0028】図5は図4(b)に示す電位制御回路の温
度27℃における動作特性を示すグラフであり、横軸に
図示しない可変電圧源からの入力信号電圧(V)を、ま
た縦軸に図1に示すPチャネルMOSトランジスタ1の
Nウェルの電位(V)をとって示してある。このグラフ
から明らかな如く入力信号の電圧(V)が0〜1.25
に増大変化させると、Nウェル電位は6.00(V)か
ら4.00(V)に急激に低下し、それ以降は入力信号
の電圧(V)の増大に伴ってNウェル電位(V)が漸減
する。従って、前記した可変電源電圧からの電圧、即ち
入力信号の電圧が増大するに伴ってPチャネルMOSト
ランジスタ1のNウェル電位が低下し、動作速度が速め
られる。
【0029】図6は実施の形態1の作用、効果を確認す
るためのシミュレーションに用いた半導体集積回路装置
たる5段のインバータの回路図である。PチャネルMO
SトランジスタとNチャネルMOSトランジスタと直列
接続してなる直列回路を5段並設し、各PチャネルMO
Sトランジスタのドレインには電源電圧Vccを、また
各NチャネルMOSトランジスタのソースにはグランド
電圧GNDを夫々与え、更に各段のPチャネルMOSト
ランジスタ及びNチャネルMOSトランジスタのゲート
は前段のPチャネルMOSトランジスタのソースとNチ
ャネルMOSトランジスタのドレインとの接続点に接続
されている。
【0030】また各段のPチャネルMOSトランジスタ
のNウェルには図1に示す電位制御部3にて電位Vn
が、また各NチャネルMOSトランジスタのPウェルに
は同じく電位Vpが夫々与えられている。そして第1段
目のPチャネルMOSトランジスタ及びNチャネルMO
Sトランジスタのゲートは入力端子Vinに接続され、
また最後段のPチャネルMOSトランジスタ及びNチャ
ネルMOSトランジスタのゲートは出力端子Voutに
接続されている。
【0031】図7,図8は温度27℃でのシミュレーシ
ョン結果を示すグラフである。図7はウェル電位を変化
させたときのトランジスタの動作速度を示し、横軸に時
間(ns)を、また縦軸に電圧(V)をとって示してあ
る。グラフ中実線はNウェル電位が6.0V、Pウェル
電位が−3.0Vの場合の出力端子Voutの出力波
形、また破線はNウェル電位が3.0V、Pウェル電位
が0.0Vの場合の出力端子Voutの出力波形であ
る。図7から明らかな如く、Nウェル電位、Pウェル電
位を増減調整することでトランジスタの動作に遅速が生
じることが解る。
【0032】図8は温度27℃でのインバータの貫通電
流のシミュレーション結果を示すグラフであり、横軸に
時間(ns)を、また縦軸に電流(A)をとって示して
ある。グラフ中実線はNウェル電位を6.0V、Pウェ
ル電位を−3.0Vとしたときのインバータ貫通電流
を、また破線はNウェル電位を3.0V、Pウェル電位
を0.0Vとしたときのインバータ貫通電流を夫々示し
ている。図8から明らかな如くウェル電位を調整するこ
とで閾値電圧の絶対値が変化してインバータの貫通電流
が増減し、消費電力の調節が可能となることが解る。
【0033】(実施の形態2)この実施の形態2は複数
のクロック周波数で動作が可能なMOSICを対象と
し、クロックの周波数に応じてMOSICにおける各ト
ランジスタの動作速度、消費電力の調節を行うようにし
てある。例えばクロック周波数が高い場合、各トランジ
スタとしては高速動作を要求されるが、同じMOSIC
の回路を低い周波数で動作させる場合はトランジスタの
動作がクロック周期に対して必要以上に高速となり、無
駄な電力が消費されることとなる。
【0034】図9は実施の形態2の構成を示すブロック
図であり、図中4はPチャネルMOSトランジスタのN
ウェル(又はN型の基板)、5はNチャネルMOSトラ
ンジスタのPウェル(又はP型の基板)である。電位制
御部3にはMOSICの動作クロックであるクロック信
号が入力され、このクロック信号の周波数により電位制
御部3にてNウェル4、Pウェル5の電位を制御するよ
うにしてある。
【0035】図10は電位制御部3の構成を示すブロッ
ク図であり、電位制御部3は周波数検出回路11及びウ
ェル(又は基板)の電位制御回路12からなる。前記ク
ロック信号は周波数検出回路11に入力され、その周波
数が検出され、クロックの周波数が電位制御回路12へ
入力される。電位制御回路12はこのクロックの周期に
基づきNウェル、Pウェルの電位を制御する。図11は
周波数検出回路11の構成を示す回路図である。なお電
位制御回路12は図4に示した回路と実質的に同じであ
る。
【0036】図11においてクロック信号はEX−NO
R回路23の一方の入力端子へ直接に、また遅延回路2
4を経て他方の入力端子へ入力される。EX−NOR回
路23の出力はインバータ25を構成するPチャネルM
OSトランジスタ及びNチャネルMOSトランジスタの
両ゲートに入力される。インバータ25の出力端は抵抗
26を介在させて電位制御回路22へ接続されると共
に、抵抗26,27及びキャパシタ28を介在させて接
地されている。
【0037】図12は図11に示した周波数検出回路1
1の動作特性を示すグラフであり、横軸にクロックの周
波数を、また縦軸にウェル電位制御信号(電圧V)をと
って示してある。図12から明らかなように、クロック
の周波数とウェル電位制御信号とは略比例関係にある。
いまクロックの周波数が高い場合、電位制御回路12は
Nウェル電位を上昇し、Pウェル電位を低下させること
で、これらNウェル,Pウェルを夫々バックゲートに持
つPチャネルMOSトランジスタ,NチャネルMOSト
ランジスタの閾値電圧の絶対値を下げ、動作速度を上昇
させる。
【0038】またクロックの周波数が低い場合には、上
記とは逆にNウェル電位を低下し、Pウェル電位を上昇
させ、両トランジスタの閾値電圧の絶対値を上げ、トラ
ンジスタに流れる電流量を抑制し、各トランジスタの消
費電力を低減する。このような実施の形態2にあって
は、クロックの周波数に対応して各トランジスタの動作
速度及び消費電力を適切な値に調節することが可能とな
る。
【0039】(実施の形態3)この実施の形態3にあっ
てはPLL(Phase Locked Loop)回路を備え、そのPL
L逓倍率に対応してトランジスタの動作速度及び消費電
力の調節を行う。PLL回路それ自体は公知のものであ
り、参照周波数信号をもとに位相を調整し、クロックを
生成する。即ち参照周波数と分周器の出力(PLL回路
自らの出力のフィードバック信号に相当する)とを比較
する位相検出回路を備えており、分周器の出力が遅れて
いる場合はアップ信号を生成し、逆の場合にはダウン信
号を生成し、チャージポンプへ出力する。
【0040】チャージポンプはアップ信号又はダウン信
号に応じて制御電圧を調整し、これをフィルタを通じて
電圧制御型発振器(VCO)へ出力する。電圧制御型発
振器は制御電圧によってインバータリングの発振周波数
を調整する機能を備えており、調整した発振周波数を出
力すると共に、一部は前記分周器を通じて分周し、前記
位相検出回路へ戻すようになっている。
【0041】図13は実施の形態3の構成を示すブロッ
ク図であり、電位制御部3にはPLL回路から3ビット
のPLL逓倍率信号が入力されるようにしてある。図1
4はPLL回路におけるPLL逓倍率信号の出力回路の
構成を示す回路図であり、PチャネルMOSトランジス
タTP1のソース側に3個のNチャネルMOSトランジス
タTN1,TN2,TN3のドレインが並列に接続され、Pチ
ャネルMOSトランジスタTP1のドレインには電源電圧
Vccが与えられ、この接続点は抵抗34を介在させて
電位制御回路12に接続され、また抵抗34,35、コ
ンデンサ36を介在させて接地電位が与えられている。
【0042】また各NチャネルMOSトランジスタ
N1,TN2,TN3のソースにはグランド電位が与えられ
ている。PチャネルMOSトランジスタTP1のゲートに
はグランド電位が与えられ、また3個のNチャネルMO
SトランジスタTN1,TN2,TN3の各ゲートにはPLL
逓倍率信号(3ビットで2〜9段階の逓倍率に切替可
能)が夫々インバータ31,32,33を経て入力され
るようにしてある。
【0043】このような逓倍率は、NチャネルMOSト
ランジスタTN1のゲート幅に対してNチャネルMOSト
ランジスタTN2のゲート幅は2倍、またNチャネルMO
SトランジスタTN3のゲート幅は4倍、PチャネルMO
SトランジスタTP3のゲート幅は8倍とすることで設定
してある。なおNチャネルMOSトランジスタTN1のゲ
ートには下位ビットの、またNチャネルMOSトランジ
スタTN3のゲートには上位ビットのPLL逓倍率信号が
入力される。
【0044】図15はPLL逓倍率信号の出力回路の動
作特性を示すグラフであり、横軸に逓倍率を、また縦軸
にウェル電位制御信号の電圧をとって示してある。図1
5から明らかな如くPLL逓倍率とウェル電位制御信号
の電圧とは略比例関係にあり、PLL逓倍率が大きくな
るに従ってウェル電位制御信号の電圧は大きくなり、電
位制御回路12はNウェル電位を低下し、Pウェル電位
を上昇させて、これらNウェル,Pウェルをバックゲー
トとするPチャネルMOSトランジスタ1,Nチャネル
MOSトランジスタ2の閾値電圧の絶対値を下げ、動作
速度を上昇させる。
【0045】またPLL逓倍率信号が小さい場合は、こ
れとは逆にウェル電位制御信号の電圧が小さくなり、N
ウェル電位を上昇し、Pウェル電位を低下させてPチャ
ネルMOSトランジスタ1,NチャネルMOSトランジ
スタ2の閾値電圧の絶対値を上げ、各トランジスタでの
消費電力を節減し、また貫通電流、サブスレッショルド
電流を夫々抑制する。
【0046】このような実施の形態3にあっては、PL
L逓倍率に対応して各トランジスタの動作速度及び消費
電力を適切な値に調節することが可能となる。MOSI
Cが高逓倍率で動作する際には各トランジスタの閾値電
圧の絶対値を下げることで各トランジスタの動作速度が
上昇し、また低逓倍率動作では閾値電圧を上げることで
各トランジスタでの消費電力の節減が可能となる。
【0047】(実施の形態4)この実施の形態4にあっ
ては、複数の電源電圧の設定がなされるMOSICにお
いて、設定された電源電圧夫々に対応してトランジスタ
の動作速度、消費電力の調節を可能としてある。図16
は実施の形態4の構成を示すブロック図であり、電位制
御部3は図示しない可変電源電圧回路から所定の電源電
圧が与えられると、この電源電圧に基づいてNウェル4
及びPウェル5の電位を制御し得るようにしてある。電
位制御部3の構成は図4に示す回路と、また動作特性は
図5に示すものと夫々実質的に同じである。
【0048】いま可変電源電圧の最大値が3.0Vであ
るとすると、図4(a)に示すPチャネルMOSトラン
ジスタTP1のゲートには3V、同じくドレイン及びウェ
ルには6Vの電源電圧が与えられ、また図4(b)に示
すPチャネルMOSトランジスタTP1のドレイン及びウ
ェルには3.0Vの、またNチャネルMOSトランジス
タTN1のソースには−3Vの、各一定の電源電圧が夫々
与えられる。そして図4(b)のPチャネルMOSトラ
ンジスタTP1のゲートには変化された電源電圧値VIN
(3.0V)が、また図4(a)のNチャネルMOSト
ランジスタTN4のゲートには/VIN(3.0V−電源
電圧値)が夫々与えられる。
【0049】一般に電源電圧値が高い程トランジスタの
動作は高速になるが、消費電力も増大する。一方電源電
圧が低いと消費電力は小さくなるが、トランジスタの動
作速度は低下する。電源電圧値が小さい場合、電位制御
部3はNウェル電位を低下し、Pウェル電位を上昇させ
ることで、Nウェル,Pウェルをバックゲートに持つP
チャネルMOSトランジスタ、NチャネルMOSトラン
ジスタの閾値電圧の絶対値を上昇させ、また電源電圧値
が大きい場合は、逆にトランジスタの閾値電圧の絶対値
を上げ、貫通電流及びサブスレッショルド電流を抑制す
る。このような実施の形態4においては、MOSIC中
の回路に与えられる電源電圧値に応じて各トランジスタ
の動作速度、消費電力の調節が可能となる。
【0050】(実施の形態5)この実施の形態5にあっ
ては、MOSICにおける特定回路の動作状態に応じて
この回路又はこの回路を含む他の回路のトランジスタの
動作速度及び消費電力の調節を行うようにしてある。図
17は実施の形態5の構成を示すブロック図であり、図
中13は回路動作状態検出回路を示している。回路動作
状態検出回路13はMOSIC中の所定の回路に、一定
の時間内に入力及び出力がなかった場合、その回路を停
止状態とみなし、回路動作状態の識別信号を電位制御回
路12へ出力するようにしてある。電位制御回路12の
構成は図4に示したものと実質的に同じである。
【0051】前記所定の回路が停止状態と認識された場
合は、電位制御回路12は当該回路におけるトランジス
タのNウェル電位を低下し、またPウェル電位を上昇さ
せてこれらNウェル,Pウェルをバックゲートに持つP
チャネルMOSトランジスタ,NチャネルMOSトラン
ジスタの閾値電圧の絶対値を上げ、各トランジスタに流
れる貫通電流、サブスレッショルド電流を抑制する。一
方当該回路が動作状態のときは逆に閾値電圧の絶対値を
低下させ、トランジスタの動作速度を向上させる。な
お、制御対象回路群を細分化して動作していない回路毎
にトランジスタの動作速度、消費電力の制御を行うこと
としてもよい。
【0052】(実施の形態6)この実施の形態6にあっ
ては、MOSICの外部からの制御信号によりMOSI
C内のトランジスタの動作速度、消費電力の制御を行う
ようになしてある。図18は実施の形態6の構成を示す
ブロック図であり、電位制御回路12にはピン(端子)
を通じて外部からウェル電位制御信号が入力されるよう
にしてある。電位制御回路12の構成は図4に示すもの
と実質的に同じであり、またウェル電位制御信号の出力
回路としては図14に示すPLL回路又は図16におい
て用いる可変電源電圧回路を用いてもよい。
【0053】この実施の形態6にあってはMOSICの
外部からウェル電位制御信号を与えることで、MOSI
C内部のトランジスタの動作速度,トランジスタの消費
電力の調整が可能となる。またウエハプロセスに起因し
てトランジスタの閾値電圧にばらつきがある場合も外部
からウェル電位を制御することでアセンブリ後に修正す
ることが可能となる。なお、前述した実施の形態1〜6
にあっては、いずれも1つのMOSIC内のトランジス
タのウェル電位(又は基板電位)を調整する場合を示し
たが、これに限らず他のMOSICの回路のウェル電位
又は基板電位を調整することとしてもよい。
【0054】
【発明の効果】第1の発明にあってはウェル又は基板を
構成要素とする回路における前記ウェル又は基板の電位
を連続的又は離散的に変化させる機能を備えた電位制御
回路を備えるから、回路又は半導体素子の動作特性,消
費電力特性の精細な制御が可能となる。
【0055】第2,第3及び第4の発明にあってはクロ
ックの周波数、PLL回路の出力の逓倍率又は複数の電
源電圧値に応じてウェル電位又は基板電位を連続的又は
離散的に変更可能な電位制御回路を備えるから、動作状
態に応じて回路又は半導体素子の動作速度、消費電力の
調節が可能となる。
【0056】第5の発明にあっては回路の動作状態を識
別する識別回路からの信号によりウェル又は基板の電位
を連続的又は離散的に制御するから、回路の動作状態に
応じた適正な回路又は半導体素子の動作速度及び消費電
力の調節が可能となる。
【0057】第6の発明にあっては外部信号の電圧値に
応じてウェル又は基板の電位を連続的又は離散的に変化
させることが可能となり、回路又は半導体素子の動作速
度及び消費電力の調節を簡単な構成にて行い得る。
【0058】第7の発明にあっては電位制御回路は外部
のMOSICにおける回路のウェル電位又は基板電位を
制御することとしたから、単一の電位制御回路で複数の
MOSICの回路の動作特性,消費電力特性の調整が可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の基本原理を示すブロック図である。
【図2】 PチャネルMOSトランジスタにおける閾値
電圧のNウェル電位依存性を示すグラフである。
【図3】 NチャネルMOSトランジスタにおける閾値
電圧のPウェル電位依存性を示すグラフである。
【図4】 図1に示す電位制御部の構成を示す回路図で
ある。
【図5】 図4(b)に示す回路の動作特性を示すグラ
フである。
【図6】 図3に示す実施の形態1の作用,効果を確認
するためのシミュレーションに用いた半導体集積回路装
置たる5段のインバータの回路図である。
【図7】 図6に示す回路のシミュレーション結果を示
すグラフである。
【図8】 図6に示す回路のシミュレーション結果を示
すグラフである。
【図9】 実施の形態2の構成を示すブロック図であ
る。
【図10】 図9に示す電位制御部の構成を示すブロッ
ク図である。
【図11】 図10に示す周波数検出回路の回路図であ
る。
【図12】 図11に示した周波数検出回路の動作特性
を示すグラフである。
【図13】 実施の形態3の構成を示すブロック図であ
る。
【図14】 図13に示すPLL逓倍率信号の出力回路
の回路図である。
【図15】 図14に示すPLL逓倍率信号の出力回路
の動作特性を示すグラフである。
【図16】 実施の形態4の構成を示すブロック図であ
る。
【図17】 実施の形態5の構成を示すブロック図であ
る。
【図18】 実施の形態6の構成を示すブロック図であ
る。
【図19】 従来のウェル電位(又は基板電位)が固定
されたPチャネルMOSトランジスタ,NチャネルMO
Sトランジスタを用いたインバータの回路図である。
【符号の説明】
1 PチャネルMOSトランジスタ、2 NチャネルM
OSトランジスタ、3 電位制御部、11 周波数検出
回路、12 電位制御回路、13 回路動作状態検出回
路。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウェル電位又は基板電位を連続的又は離
    散的に変化させる電位制御回路と、該電位制御回路にて
    電位を制御されるウェル又は基板を構成要素とする1又
    は複数の回路とを備えることを特徴とする半導体集積回
    路。
  2. 【請求項2】 動作周波数を任意に設定可能とした半導
    体集積回路において、設定された前記周波数に対応して
    ウェル電位又は基板電位を連続的又は離散的に変化させ
    る電位制御回路と、該電位制御回路にて電位を設定され
    るウェル又は基板を構成要素とする1又は複数の回路と
    を備えることを特徴とする半導体集積回路。
  3. 【請求項3】 PLL回路を有する半導体集積回路にお
    いて、前記PLL回路からの出力の逓倍率に応じてウェ
    ル電位又は基板電位を連続的又は離散的に変化させる電
    位制御回路と、該電位制御回路にて電位を設定されるウ
    ェルまたは基板を構成要素とする1又は複数の回路とを
    備えることを特徴とする半導体集積回路。
  4. 【請求項4】 複数の電源電圧の設定がなされる半導体
    集積回路において、前記設定された電圧に応じてウェル
    電位又は基板電位を連続的又は離散的に変化させる電位
    制御回路と、該電位制御回路にて電位を設定されるウェ
    ル又は基板を構成要素とする1又は複数の回路とを備え
    ることを特徴とする半導体集積回路。
  5. 【請求項5】 1又は複数の回路を備える半導体集積回
    路において、前記回路の動作状態を識別する識別回路
    と、該識別回路からの識別信号に応じてウェル電位又は
    基板電位を連続的又は離散的に変化させる電位制御回路
    とを備え、前記1又は複数の回路は前記電位制御回路に
    て電位を設定されるウェル又は基板を構成要素とするこ
    とを特徴とする半導体集積回路。
  6. 【請求項6】 外部信号の入力端と、該外部信号の入力
    端の電圧値に応じてウェル電位又基板電位を連続的又は
    離散的に変化させる電位制御回路と、該電位制御回路に
    て電位を設定されるウェル又は基板を構成要素とする1
    又は複数の回路とを備えることを特徴とする半導体集積
    回路。
  7. 【請求項7】 電位制御回路は、外部のMOSICにお
    けるウェル電位又は基準電位を制御するための外部出力
    用の端子を備えることを特徴とする請求項1〜6のいず
    れかひとつに記載の半導体集積回路。
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