JP2805991B2 - 基板バイアス発生回路 - Google Patents

基板バイアス発生回路

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    • G11C5/145Applications of charge pumps; Boosted voltage circuits; Clamp circuits therefor
    • G11C5/146Substrate bias generators

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はメモリ等の半導体集積回路装置に内蔵される
基板バイアス発生回路に関し、特にそのポンピング動作
の効率を高めたものである。
〔発明の概要〕 本発明は、基板電位検出回路とオシレータ回路とポン
ピング回路を少なくとも備えた基板バイアス発生回路に
おいて、前記ポンピング回路はNウェルに形成された整
流用のpチャンネルMOSトランジスタを有し、前記Nウ
ェルは前記整流用のpチャンネルMOSトランジスタの作
動時に負電位に保持されることにより、高効率のポンピ
ング動作を実現するものである。
〔従来の技術〕
メモリ等の半導体集積回路装置では、メモリセルに記
憶されるデータを有効に保持するために、通常−2〜−
3.5V程度の基板電圧VBBが半導体基板に供給される。こ
の基板電圧VBBは、接地電圧(0V)よりも低い値に設定
され、容量を用いたポンピング動作により、所要の基板
電圧VBBが基板に供給される(例えば、特開平1−15439
5号公報参照。)。
第5図はその従来の基板バイアス発生回路の一例であ
る。pMOSトランジスタからなる容量101,102を交互にチ
ャージポンピング動作させるように、インバーター107,
108を介して互いに逆相のクロック信号が図示しないオ
シレータ回路から供給される。これら容量101,102の各
端子P0,Q0には、整流用のpMOSトランジスタ103,104がそ
れぞれ接続されており、更にこれらpMOSトランジスタ10
3,104は基板電圧VBBを与えるノード109を互いの接続点
としている。また、上記各端子P0,Q0には、接地線(0
≒GNDレベル)への放電用のpMOSトランジスタ105,106が
それぞれ接続されている。
この回路の動作を簡単に説明すると、初めに、容量10
1の端子R0のレベルが“H"レベル(高レベル≒5V)とさ
れ、且つpMOSトランジスタ105を介した放電により容量1
01の端子P0がGNDレベルとされた状態で、インバーター1
07により端子R0のレベルが“H"レベルから“L"レベル
(低レベル≒0V)に遷移したものとする。すると、容量
101の端子P0のレベルはほぼ0Vから一旦−5V近くまで下
がるが、そのレベルがpMOSトランジスタ103の閾値電圧V
thを越えたところで、pMOSトランジスタ103が導通状態
に転ずる。そしてこれと同時にpMOSトランジスタ105
は、ゲート電圧が端子Q0の電位となるために遮断状態と
なり、結局、端子P0のレベルは、ノード109からの電流
によって上昇して、基板電圧VBB+閾値電圧Vthの付近の
値となる。次に、端子R0が“H"レベル遷移すると、それ
に追従して、端子P0もそのレベルが持ち上げられる。す
ると、pMOSトランジスタ103が遮断状態となると共に、p
MOSトランジスタ105が導通状態になり、その結果、再び
端子P0が接地レベル近くにリセットされる。このような
チャージポンピング動作は、同時に容量102,pMOSトラン
ジスタ104,106についても行われ、基板の電荷はノード1
09からpMOSトランジスタ105,106を交互に介して掃き出
され、その結果、基板電圧BBが所定の値にされる。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、このような第5図に示す従来例では、その
ポンピング効率が高くならないと言う問題を生ずる。
すなわち、pMOSトランジスタ103はp型の半導体基板
上のnウェル内に形成されるが、そのnウェルは、第5
図に示すように、端子R0に接続されており、電源電圧Vc
cと接地電圧GNDの各レベルが交互に供給される。ところ
が、pMOSトランジスタ103に注目してみると、そのノー
ド109の電位はほぼ定常的に−2〜−3V程度の値となる
ために、当該トランジスタの導通時ではnウェルは逆に
2〜3V程度ソース電位より高くなってしまう。その結
果、pMOSトランジスタ103の閾値電圧Vthが高くなる。第
6図は、第5図の回路の波形図であり、端子R0が低レベ
ルの時には、端子P0の電圧は基板電圧VBBより閾値電圧V
th0分だけ低いレベルに落ち着くが、閾値電圧Vth0が大
きければ大きいほど、早めにpMOSトランジスタ103を通
過する電荷量は少なくなり、ノード109の電荷を掃き出
す効率は低下してしまうことになる。
そこで、本発明は、上述の技術的な課題に鑑み、高効
率のポンピング動作を実現するような基板バイアス発生
回路の提供を目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上述の目的を達成するために、本発明の基板バイアス
発生回路は、基板電位検出回路とオシレータ回路とポン
ピング回路を少なくとも備えた基板バイアス発生回路に
おいて、前記ポンピング回路はnウェルに形成された整
流用のpチャンネルMOSトランジスタを有し、前記nウ
ェルは前記整流用のpチャンネルMOSトランジスタ作動
時に負電位に保持されることを特徴とする。
ここで、このようなnウェルの負電位の保持は、nウ
ェルにおけるチャージポンピング動作により行うことが
でき、特にnウェルとpチャンネルMOSトランジスタの
ソース・ドレインとの間の寄生容量を利用することがで
きる。
〔作用〕
nウェルを整流用のpチャンネルMOSトランジスタの
作動時に負電位に保持することで、当該pチャンネルMO
Sトランジスタの閾値電圧Vthが大きくなることが抑えら
れる。その結果、基板電圧からの電位差が小さくとも、
整流用のpチャンネルMOSトランジスタは導通状態を続
けることができ、そのポンピング効率が向上する。
〔実施例〕
本発明の好適な実施例を図面を参照しながら説明す
る。
本実施例は、ダイナミックRAMに用いられる基板バイ
アス発生回路の例であり、概ね第2図に示す基本構成を
有している。
すなわち、第2図に示すように、本実施例は基板バイ
アス発生回路は、基板電圧VBBをチャージポンピング動
作によって供給するためのポンピング回路1と、基板電
圧VBBが所定の電圧であるか否かを検出するための基板
電位検出回路2と、その検出結果の信号を遅延させる遅
延回路3と、その遅延回路3からの信号によって発振動
作を開始するオシレータ回路4とから構成されている。
この基板バイアス発生回路では、所定の電圧以上に基板
電圧VBBが上昇している場合、基板電位検出回路2がそ
の検出結果に応じた信号を出力する。その信号は、多段
のインバーターからなる遅延回路3を介してオシレータ
回路4に供給され、そのオシレータ回路4では所定の周
波数の矩形波を発生させる。この矩形波は増幅されて次
のような構成からなるポンピング回路1に供給される。
そして、ポンピング回路1の作動によって、所定の電圧
の基板電圧VBBが供給され、さらに基板電圧VBBが所定の
電圧以下になった時では、基板電位検出回路2がそれを
検出し、その基板電位検出回路2からの信号によりオシ
レータ回路4での発振動作が停止する。
次に、本実施例の要部であるポンピング回路1の具体
的な回路について、第1図を参照しながら説明する。
第1図に示すように、ポンピング回路1は、2つのpM
OSトランジスタからなる容量11,12を有している。これ
ら容量11,12は、ソース,ドレイン,チャンネル領域が
共通に接続されたノードR1,S1が一端側とされ、ゲート
側のノードP1,Q1が他端側とされる。容量11,12のノード
R1,S1には、それぞれオシレータ回路4で発振した矩形
波の信号が増幅用のインバーターを介して供給される。
容量11のノードR1には、pMOSトランジスタ17とnMOSトラ
ンジスタ18からなるインバーターと、pMOSトランジスタ
19とnMOSトランジスタ20からなるインバーターの2段の
インバーターを介して信号が供給される。容量12のノー
ドS1には、pMOSトランジスタ21とnMOSトランジスタ22か
らなる一段のインバーターを介して信号が供給される。
このようにインバーターの段数が1段異なるため、2つ
の容量11,12の各ノードR1,S1には、互いに逆相の矩形波
からなる信号が供給されることになる。
容量11,12の他端側のノードP1,Q1と、基板電圧VBB
供給するためのノード27との間には、整流用のpMOSトラ
ンジスタ13,14が配設される。pMOSトランジスタ13の一
方のソース・ドレインは容量11のノードP1に接続され、
pMOSトランジスタ13の他方のソース・ドレインはノード
27に接続される。pMOSトランジスタ14の一方のソース・
ドレインは容量12のノードQ1に接続され、pMOSトランジ
スタ14の他方のソース・ドレインはノード27に接続され
る。pMOSトランジスタ13のゲートは、ノードP1に接続さ
れると共にpMOSトランジスタ16のゲートに接続される。
また、pMOSトランジスタ14のゲートは、ノードQ1に接続
されると共にpMOSトランジスタ15のゲートに接続され
る。このようにpMOSトランジスタ13,14の各ゲートがそ
れぞれそのドレインと接続されるため、整流素子として
機能する。また、特にこれらpMOSトランジスタ13,14
は、共に後述するようにnウェル内に形成される。そし
て、nウェルによる寄生容量により、当該nウェルを負
電圧に保持できることになる。
ノードP1にはpMOSトランジスタ15のソース・ドレイン
の一方が接続され、このpMOSトランジスタ15のゲートは
ノードQ1に接続される。ノードQ1にはpMOSトランジスタ
16のソース・ドレインの一方が接続され、このpMOSトラ
ンジスタ16のゲートはノードP1に接続される。これらpM
OSトランジスタ15,16のソース・ドレインの他方はそれ
ぞれ接地電圧GNDが供給される。また、pMOSトランジス
タ15,16のウェルには、それぞれノードR1,S1の電圧が供
給される。これらpMOSトランジスタ15,16は、それぞれ
ノードP1,Q1の電荷を接地電圧GNDを供給する接地線に放
電して、該ノードP1,Q1を接地電圧GNDにクランプする機
能を有する。
次に、本実施例のポンピング回路では、pMOSトランジ
スタ13,14のnウェルX1,Y1にpMOSトランジスタ23〜26が
接続され、これらpMOSトランジスタ23〜26によってnウ
ェルX1,Y1は負電圧に保持される。まず、各pMOSトラン
ジスタ23〜26の一方のソース・ドレインには、共通に接
地電圧GNDが与えられる。そして、pMOSトランジスタ13
のnウェルX1には、pMOSトランジスタ23の他方のソース
・ドレイン、pMOSトランジスタ24のゲート並びにpMOSト
ランジスタ25のゲート及びその他方のソース・ドレイン
が接続され、pMOSトランジスタ14のnウェルY1には、pM
OSトランジスタ24の他方のソース・ドレイン、pMOSトラ
ンジスタ23のゲート並びにpMOSトランジスタ26のゲート
及びその他方のソース・ドレインが接続される。また、
pMOSトランジスタ23のチャンネルが形成されるウェル
は、ノードR1の電圧が供給され、pMOSトランジスタ24の
チャンネルが形成されるウェルは、ノードS1の電圧が供
給される。
このような接続関係を有する本実施例の回路では、n
ウェルX1,Y1がその寄生容量CSを利用してそれぞれ負電
圧に保持されるために、効率の良いポンピング動作が実
現される。
まず、第3図を参照して、その寄生容量CSについて説
明すると、p型の半導体基板31上にnウェル32が形成さ
れており、そのnウェル32にp型の不純物拡散領域33,3
4が離間して形成される。これらp型の不純物拡散領域3
3,34の間の領域上には、図示しないゲート絶縁膜を介し
てゲート電極35が形成される。これら不純物拡散領域3
3,34やゲート電極35が、第1図の回路におけるpMOSトラ
ンジスタ13,14を構成する場合、nウェル32が第1図の
nウェルX1,Y1となる。そして、このnウェル32とp型
の不純物拡散領域33,34の間の接合には、寄生容量が形
成される。特に、不純物拡散領域33が第1図のノード
P1,Q1に接続される場合では、nウェル32との間の寄生
容量Csによる容量結合によって、nウェル32はノード
P1,Q1の電位変化の影響を受け、具体的には、寄生容量C
sによるカップリングによってオシレータからの信号に
駆動されるように挙動する。
次に第4図を参照しながら、第1図のポンピング回路
の動作、特にpMOSトランジスタ23〜26によるnウェル
X1,Y1の負電圧の保持動作について説明する。
まず、時刻t0での状態について説明すると、ノードR1
が“H"レベル(Vccレベル≒5V)とされ、容量11のノー
ドP1は、pMOSトランジスタ15が導通状態とされるため
に、ほぼ接地電圧GNDとされる。なお、この時、反対側
のノードS1は“L"レベル(GNDレベル≒0V)とされ、同
時にノードQ1はGNDレベルよりもさらに低いレベル(例
えば−VVBB−Vth1;Vth1はpMOSトランジスタ13,14の閾値
電圧)とされている。また、この時、nウェルX1のレベ
ルもGNDレベルに近いレベルとされている。
次に、時刻t1で、オシレータ回路4からの信号によっ
て、ノードR1のレベルが“H"レベルから“L"レベル(GN
Dレベル≒0V)に遷移する。すると、pMOSトランジスタ
による容量11の容量結合によって、ノードP1のレベルが
接地電圧GNDのレベルから下がり、時刻t2では例えば−5
Vに近いレベルまで下がることになる。
ここで、nウェルX1のレベルについて説明すると、n
ウェルX1は、ノードP1との間の寄生容量Csを用いた容量
結合によって、ノードP1の電位降下に追従する。従っ
て、nウェルX1はGNDレベルに近いレベルから、第4図
中、破線で示すように負電圧のレベルに遷移する。この
ようにnウェルX1が負電圧のレベルに遷移した状態で
は、pMOSトランジスタ24が導通状態になり、反対側のn
ウェルY1のレベルは、pMOSトランジスタ14の寄生容量Cs
の影響を受けて持ち上げられながらも、接地電圧GNDへ
とクランプされる。また、pMOSトランジスタ23は、その
ゲート電圧が閾値電圧Vthを越えないため、遮断状態に
あり、この段階で当該pMOSトランジスタ23を介してnウ
ェルX1に接地電圧GNDが供給されることはない。従っ
て、nウェルX1が負電圧のレベルに保持されたままとな
る。pMOSトランジスタ25は、ダイオードとして機能する
が、このpMOSトランジスタ25が導通状態となるのは、n
ウェルX1のレベルがpMOSトランジスタ25の閾値電圧Vth
を越えた時である。すなわち、このpMOSトランジスタ25
は、nウェルX1のレベルが下がり過ぎるのを防止し、n
ウェルX1のレベルが下がり過ぎたために生ずるp型の半
導体基板からnウェルX1への順方向電流の発生を防止す
る。なお、順方向電流はDRAMのデータ破壊を招く。そし
て、このようにnウェルX1が基板に対して順方向電流を
発生させない範囲で負電圧のレベルに保持されること
で、次に説明するようにpMOSトランジスタ13の閾値電圧
Vth1が小さくなる。
時刻t2でのpMOSトランジスタ13の状態について説明す
ると、ノードP1が−5Vに近いレベルまで下げられること
で、そのゲートにもノードP1の電位が与えられることか
らpMOSトランジスタ13が導通状態となり、ノード27から
ノードP1に向かって電流が流れる。これは基板電圧VBB
を下げるような回路動作である。ノードP1に向かって電
流が流れこむことで、当該ノードP1のレベルは高くな
る。そして、ノードP1のレベルが、ソース電圧である基
板電圧VBBからpMOSトランジスタ13の閾値電圧Vth1を差
し引いた値よりも高くなった場合では、pMOSトランジス
タ13が導通状態から遮断状態に転ずることになる。ここ
で、この場合におけるpMOSトランジスタ13の閾値電圧Vt
h1は、既に説明したようにnウェルX1のレベルが負電圧
に保持されているために、小さいものとされる。すなわ
ち、nウェルX1のレベルが基板電圧VBBに対しても電位
差が小さいため、閾値電圧が大きくならずに済むことに
なる。従って、閾値電圧Vth1が小さい分だけpMOSトラン
ジスタ13は、同じノードP1のレベルに対して大きな電流
を流すことができ、且つより多くの電荷をノード27から
運び出すことができる。なお、時刻t2の段階で、pMOSト
ランジスタ14はゲートであるノードQ1が正電圧に持ち上
げられるため、pMOSトランジスタ14が導通状態になるこ
とはなく、pMOSトランジスタ16では逆に導通状態になる
ことから、そのpMOSトランジスタ16を介してノードQ1
らの電流が接地電圧GNDに向かって流れることになる。
pMOSトランジスタ13が遮断状態となった後、次の時刻
t3で、ノードR1のレベルが“L"レベルから“H"レベルに
シフトし、それに容量結合するノードP1のレベルも基板
電圧VBBに閾値電圧Vth1を加えたマイナスのレベルか
ら、電源電圧Vcc分遷移する。その結果、pMOSトランジ
スタ13はそのまま遮断状態を続け、pMOSトランジスタ15
は導通状態となることからノードP1のレベルは接地電圧
GNDに変化して行って、最初の時刻t0の状態に戻る。こ
の時、pMOSトランジスタ23〜26では、ノードP1のレベル
上昇に伴って、pMOSトランジスタ13の容量結合からnウ
ェルX1の電位も少しプラス側に引上げられる。しかし、
この時同時にnウェルY1は、pMOSトランジスタ14の容量
結合から負電圧に保持されており、その結果そのnウェ
ルY1のレベルがゲート電圧であるpMOSトランジスタ23が
導通して、nウェルX1は直ちに放電して、接地電圧GND
近くの値を保持することになる。
以上のような動作をポンピング回路1は繰り返し、所
要の基板電圧VBBをノード27から供給する。そして、特
に本実施例の基板バイアス発生回路では、整流用のpMOS
トランジスタのnウェルがその作動時に負電圧に保持さ
れるため、その閾値電圧Vthを小さくすることができ、
その結果、ポンピング効率を高くすることができる。ま
た、換言すれば、整流用のpMOSトランジスタの閾値電圧
Vthが小さくなる分だけ基板電圧VBBをより深い電位にす
ることができ、データ保持特性の向上に好適である。
なお、pMOSトランジスタ13,14のソース・ドレインと
ウェルの間の寄生容量では十分な容量が得られない場
合、第1図に示すように、ノードR1,S1とnウェルX1,Y1
の間に、pMOSトランジスタ27,28からなる容量を配設す
ることも可能である。
〔発明の効果〕
本発明の基板バイアス発生回路は、その整流用のpチ
ャンネルMOSトランジスタを形成したnウェルが作動時
に負電圧に保持されるため、その閾値電圧をより小さい
値にすることができる。その結果、ポンピング動作の高
効率化を図ることができ、ラッチアップ耐性を強くする
ことや深い基板電圧を得ることができる。また、本発明
では、チャージポンピング動作のための容量を小さいサ
イズにすることも可能となり、低消費電力も実現可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の基板バイアス発生回路の一例の要部回
路図、第2図は本発明の基板バイアス発生回路の一例の
ブロック図、第3図はその一例の整流用のpMOSトランジ
スタ部分の模式的なチップの断面図、第4図はその一例
の動作を説明するための波形図、第5図は従来の基板バ
イアス発生回路の一例の要部回路図、第6図はその従来
の基板バイアス発生回路の一例の動作を説明するための
波形図である。 1……ポンピング回路 2……基板電位検出回路 4……オシレータ回路 11,12……容量 13,14……整流用のpMOSトランジスタ 15,16,23〜26……pMOSトランジスタ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板電位検出回路とオシレータ回路とポン
    ピング回路を少なくとも備えた基板バイアス発生回路に
    おいて、 前記ポンピング回路はnウェルに形成された整流用のp
    チャンネルMOSトランジスタを有し、前記nウェルは前
    記整流用のpチャンネルMOSトランジスタ作動時に負電
    位に保持されることを特徴とする基板バイアス発生回
    路。
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