JP2648040B2 - 基板電位供給回路 - Google Patents

基板電位供給回路

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JP2648040B2
JP2648040B2 JP3094619A JP9461991A JP2648040B2 JP 2648040 B2 JP2648040 B2 JP 2648040B2 JP 3094619 A JP3094619 A JP 3094619A JP 9461991 A JP9461991 A JP 9461991A JP 2648040 B2 JP2648040 B2 JP 2648040B2
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JP
Japan
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pmos transistor
capacitor
level
input
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幸義 清田
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NIPPON DENKI AISHII MAIKON SHISUTEMU KK
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NIPPON DENKI AISHII MAIKON SHISUTEMU KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は基板電位供給回路に関
し、特に、半導体集積回路に対する基板電位供給回路に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の基板電位供給回路は、その一例が
図2に示されるように、CMOSインバータ8と、PM
OSトランジスタ9〜11と、容量12および13とを
備えて構成されており、ハイ・レベレまたはロウ・レベ
ルのパルス信号103の入力に対応して動作している。
図2において、入力信号103がロウ・レベルからハイ
・レベルに転移すると、容量12の蓄積される電荷の移
動により、節点Aの電位がハイ・レベルになり、これに
伴ないPMOSトランジスタ9がオン状態となると、節
点Aの電位はPMOSトランジスタ9のしきい値電圧V
T9のレベルまで低下する。次に、入力信号103がハイ
・レベルからロウ・レベルに転移すると、節点Aの電位
は、容量12の電荷の移動により或る負のレベル迄低下
し、これに伴ないPMOSトランジスタ11がオン状態
となり、この時、CMOSインバータ8の出力信号10
4を介して容量13の電荷が移動し、節点Bの電位がハ
イ・レベルとなるが、PMOSトランジスタ11がオン
状態にあるため、この電位レベルは接地電位レベル迄低
下する。そして、再度入力信号103がハイ・レベルに
転移すると、容量12の電荷の移動により、節点Aの電
位も上昇し、PMOSトランジスタ11はオフ状態に移
行する。この時点において、CMOSインバータ8の出
力信号104(入力信号103の反転信号)はロウ・レ
ベルよりハイ・レベルに変化するため、容量12の電荷
が移動して節点Bの電位は負の電位迄低下し、従って、
PMOSトランジスタ10はオン状態になって、基板電
位VSUBは、節点Bの電位に引かれて負のレベルに低下
する。この一連の動作を繰返すことにより、基盤電位V
SUB は、節点Bの電位よりPMOSトランジスタ10の
しきい値電圧VT10 まで低下し、半導体集積回路の基板
に所定の負電圧を供給するとが可能となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の基板電
位供給回路においては、接点Aの電位レベルは容量12
の電荷の移動により決定されるため、電位の設定状態と
してはフローティング状態にあり、何等かの要因により
節点Aの電位が低下する場合には、PMOSトランジス
タ11がオン状態のままに推移して基板電位VSUB と接
地電位が短絡し、基板に対して、安定した負電圧を供給
することが不可能になる可能性があるという欠点があ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の基板電位供給回
路は、ハイ・レベルまたはロウ・レベルの、それぞれの
レベルをとるパルス信号を入力信号として、この入力信
号の反転信号を出力するCMOSインバータと、ゲート
およびドレインが共に接地電位に接続され、前記入力信
号が第1の容量を介してソースに入力される第1のPM
OSトランジスタと、ドレインが接地電位に接続され、
前記入力信号が前記第1の容量を介してソースに入力さ
れる第2のPMOSトランジスタと、ゲートとドレイン
が連結されて、共に前記第2のPMOSトランジスタの
ゲートに接続されるとともに、前記反転信号が第2の容
量を介してゲートに入力されて、ソースより所定の基板
電位が出力される第3のPMOSトランジスタと、ソー
スが前記第3のPMOSトランジスタのドレインおよび
ゲートに接続され、ドレインが接地電位に接続されると
ともに、前記入力信号が前記第1の容量を介してソース
に入力される第4のPMOSトランジスタと、を備えて
構成される。
【0005】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0006】図1は本発明の一実施例を示すブロック図
である。図1に示されるように、本実施例は、CMOS
インバータ1と、PMOSトランジスタ2〜5と、容量
6および7とを備えて構成される。
【0007】図1において、入力信号101がロウ・レ
ベルからハイ・レベルに転移すると、節点Aにおける電
位は、容量6の電荷の移動によりハイ・レベルに上昇し
ようとするが、節点Aの電位がPMOSトランジスタ2
のしきい値電圧VT2以上になると、PMOSトランジス
タ2はオン状態となり、節点Aの電位は、PMOSトラ
ンジスタ2のしきい値電圧VT2以上の電位となることは
ない。
【0008】次に、入力信号101がハイ・レベルから
ロウ・レベルに転移すると、容量7の電荷が移動し、節
点Aの電位は負のレベル迄低下し、これに伴ないPMO
Sトランジスタ5オン状態となる。この時点において、
CMOSインバータ1の出力信号102はロウ・レベル
からハイ・レベルに変化するため、容量7の電荷の移動
により節点Aの電位はハイ・レベルに上昇しようとする
が、PMOSトランジスタ5がオン状態にあるため、こ
のPMOSトランジスタ5により接地電位レベル迄引下
げられてしまう。そして、再度入力信号101がロウ・
レベルからハイ・レベルに転移すると、容量6の電荷の
移動分だけ節点Aの電位は上昇するが、CMOSインバ
ータ1の出力信号102がハイ・レベルからロウ・レベ
ルに変化するため、節点Aの電位は、容量7の電荷の移
動により接地電位レベルから負の電位レベルに低下し、
PMOSトランジスタ3がオン状態となって、節点Aの
電位は接地電位レベルとなり、PMOSトランジスタ5
はオフ状態となる。この時点においては、節点Aの電位
はロウ・レベルとなり、PMOSトランジスタ4はオン
状態となって、基板電位VSUB は、節点Aの電位レベル
に引かれて負の電位レベルとなる。従って、PMOSト
ランジスタ4および5は、同時にオン状態となることが
なく、基板電位VSUB と接地電位とが短絡する状態があ
り得ないために、この一連の動作を繰返すことにより、
半導体集積回路の基板に対して、常時安定した負電位の
基板電位を供給し続けることができる。これにより、メ
モリおよびマイクロコンピュータ等の安定した動作を実
現することが可能となる。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、ゲート
に、基板電位を引くPMOSトランジスタのゲート電位
が入力され、ソースが、基板電位と接地点を短絡させな
いPMOSトランジスタのゲートに接続されるととも
に、ドレインが接地されるPMOSトランジスタを新た
に付加することにより、基板電位と接地点との短絡の可
能性を排除することが可能となり、基板電位を安定に供
給することができるという効果がある。
【0010】
【0011】
【0012】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】本実施例における動作の一例を示す流れ図であ
る。
【符号の説明】
1,8 CMOSインバータ 2〜5,9〜11 PMOSトランジスタ 6,7,12,13 容量

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハイ・レベルまたはロウ・レベルの、そ
    れぞれのレベルをとるパルス信号を入力信号として、こ
    の入力信号の反転信号を出力するCMOSインバータ
    と、 ゲートおよびドレインが共に接地電位に接続され、前記
    入力信号が第1の容量を介してソースに入力される第1
    のPMOSトランジスタと、 ドレインが接地電位に接続され、前記入力信号が前記第
    1の容量を介してソースに入力される第2のPMOSト
    ランジスタと、 ゲートとドレインが連結されて、共に前記第2のPMO
    Sトランジスタのゲートに接続されるとともに、前記反
    転信号が第2の容量を介してゲートに入力されて、ソー
    スより所定の基板電位が出力される第3のPMOSトラ
    ンジスタと、 ソースが前記第3のPMOSトランジスタのドレインお
    よびゲートに接続され、ドレインが接地電位に接続され
    るとともに、前記入力信号が前記第1の容量を介してソ
    ースに入力される第4のPMOSトランジスタと、 を備えることを特徴とする基板電位供給回路。
JP3094619A 1991-04-25 1991-04-25 基板電位供給回路 Expired - Lifetime JP2648040B2 (ja)

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JPH05206839A JPH05206839A (ja) 1993-08-13
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