JP2797837B2 - ブースト電位発生回路 - Google Patents
ブースト電位発生回路Info
- Publication number
- JP2797837B2 JP2797837B2 JP4143878A JP14387892A JP2797837B2 JP 2797837 B2 JP2797837 B2 JP 2797837B2 JP 4143878 A JP4143878 A JP 4143878A JP 14387892 A JP14387892 A JP 14387892A JP 2797837 B2 JP2797837 B2 JP 2797837B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transistor
- potential
- gate
- drain
- boost
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Static Random-Access Memory (AREA)
- Manipulation Of Pulses (AREA)
- Logic Circuits (AREA)
- Dram (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はブースト電位発生回路に
関し、特に電源電位より高いブースト電位を発生するブ
ースト電位発生回路に関する。
関し、特に電源電位より高いブースト電位を発生するブ
ースト電位発生回路に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、半導体メモリICでは、ワード線
駆動回路の様に、選択されたメモリセルのトランジスタ
のゲート電位を電源電位Vcc以上にブーストしてこの
トランジスタのしきい値Vtによる電位降下をなくす技
術が一般的に使用されている。
駆動回路の様に、選択されたメモリセルのトランジスタ
のゲート電位を電源電位Vcc以上にブーストしてこの
トランジスタのしきい値Vtによる電位降下をなくす技
術が一般的に使用されている。
【0003】従来のこの種のブースト電位発生回路の一
例を図3に示す。
例を図3に示す。
【0004】このブースト電位発生回路は、ゲートに電
源電位Vccを受けソース・ドレインの一方に第1の制
御信号Φ1を入力するN型のトランジスタQ8と、ゲー
トをトランジスタQ8のソース・ドレインの他方と接続
しドレインに電源電圧Vccを受けるN型のトランジス
タQ9と、ゲートに第2の制御信号Φ2を入力しドレイ
ンをトランジスタQ9のソースと接続しソースをブース
ト電位Vbの出力端とするN型のトランジスタQ4、ゲ
ートに第1の制御信号Φ1を入力しドレインをブースト
電位Vbの出力端と接続しソースを基準電位点(接地電
位点)と接続するN型のトランジスタQ5、ゲートに第
2の制御信号Φ2を入力しドレインをトランジスタQ4
のドレインと接続するN型のトランジスタQ6、ゲート
に第1の制御信号Φ1を入力しドレインをトランジスタ
Q6のソースと接続しソースを基準電位点と接続するN
型のトランジスタQ7、及びトランジスタQ6のゲート
・ソース間に接続された容量素子C2を含みブースト電
位Vbの出力制御を行う出力制御部2と、一端に発振回
路の出力信号OSCを受け他端をトランジスタQ9のゲ
ートと接続する容量素子C3と、一端に第3の制御信号
Φ3を受け他端をトランジスタQ4のドレインと接続す
るブースト用の大容量値の容量素子C1とを有する構成
となっている。
源電位Vccを受けソース・ドレインの一方に第1の制
御信号Φ1を入力するN型のトランジスタQ8と、ゲー
トをトランジスタQ8のソース・ドレインの他方と接続
しドレインに電源電圧Vccを受けるN型のトランジス
タQ9と、ゲートに第2の制御信号Φ2を入力しドレイ
ンをトランジスタQ9のソースと接続しソースをブース
ト電位Vbの出力端とするN型のトランジスタQ4、ゲ
ートに第1の制御信号Φ1を入力しドレインをブースト
電位Vbの出力端と接続しソースを基準電位点(接地電
位点)と接続するN型のトランジスタQ5、ゲートに第
2の制御信号Φ2を入力しドレインをトランジスタQ4
のドレインと接続するN型のトランジスタQ6、ゲート
に第1の制御信号Φ1を入力しドレインをトランジスタ
Q6のソースと接続しソースを基準電位点と接続するN
型のトランジスタQ7、及びトランジスタQ6のゲート
・ソース間に接続された容量素子C2を含みブースト電
位Vbの出力制御を行う出力制御部2と、一端に発振回
路の出力信号OSCを受け他端をトランジスタQ9のゲ
ートと接続する容量素子C3と、一端に第3の制御信号
Φ3を受け他端をトランジスタQ4のドレインと接続す
るブースト用の大容量値の容量素子C1とを有する構成
となっている。
【0005】次にこのブースト電位発生回路の動作につ
いて説明する。図4はこのブースト電位発生回路の動作
を説明するための各部信号の波形図である。
いて説明する。図4はこのブースト電位発生回路の動作
を説明するための各部信号の波形図である。
【0006】スタンバイ時は制御信号Φ2は低レベル、
制御信号Φ1は高レベルにあり、トランジスタQ5,Q
7,Q9はオン、トランジスタQ4,Q6はオフ状態に
ある。発振回路の出力信号OSCは一定の周期で低レベ
ル,高レベルをくり返している。この出力信号OSCの
電位変化は、容量素子C3によって節点N1(トランジ
スタQ9のゲート)を電源電位Vcc以上に押し上げ
る。この節点N1の電位が電源電位Vccからトランジ
スタQ9のしきい値Vt分以上に上がれば節点N2(ト
ランジスタQ9のソース)には電源電位Vccが供給さ
れることになる。
制御信号Φ1は高レベルにあり、トランジスタQ5,Q
7,Q9はオン、トランジスタQ4,Q6はオフ状態に
ある。発振回路の出力信号OSCは一定の周期で低レベ
ル,高レベルをくり返している。この出力信号OSCの
電位変化は、容量素子C3によって節点N1(トランジ
スタQ9のゲート)を電源電位Vcc以上に押し上げ
る。この節点N1の電位が電源電位Vccからトランジ
スタQ9のしきい値Vt分以上に上がれば節点N2(ト
ランジスタQ9のソース)には電源電位Vccが供給さ
れることになる。
【0007】ブースト動作状態では、制御信号Φ1が低
レベルとなり、トランジスタQ5,Q7,Q9がオフと
なる。
レベルとなり、トランジスタQ5,Q7,Q9がオフと
なる。
【0008】次に制御信号Φ2が高レベルとなりトラン
ジスタQ4,Q6がオンになると、容量素子C2による
ゲートのブーストによりブースト電位Vbの出力端に電
源電位Vccが供給され、次に制御信号Φ3が低レベル
から高レベルに変化すると容量素子C1によって節点N
2は電源電位Vcc以上の電位に押し上げられる。
ジスタQ4,Q6がオンになると、容量素子C2による
ゲートのブーストによりブースト電位Vbの出力端に電
源電位Vccが供給され、次に制御信号Φ3が低レベル
から高レベルに変化すると容量素子C1によって節点N
2は電源電位Vcc以上の電位に押し上げられる。
【0009】この結果、ブースト電位Vbは電源電位V
cc以上の電位となる。
cc以上の電位となる。
【0010】このブースト電位Vbが、例えばワード線
のブーストに用いられるとすれば、その電位(Vb)
は、電源電位Vcc+2Vt程度になる様に設定され
る。これは、メモリセルのトランジスタのしきい値が一
般的に他の制御回路用のトランジスタのしきい値より高
く設定されているからである。
のブーストに用いられるとすれば、その電位(Vb)
は、電源電位Vcc+2Vt程度になる様に設定され
る。これは、メモリセルのトランジスタのしきい値が一
般的に他の制御回路用のトランジスタのしきい値より高
く設定されているからである。
【0011】このブースト電位発生回路では、節点N2
は、スタンバイ時に安定して電源電位Vccを供給して
おく必要があり、この電源電位Vccの供給にはN型の
トランジスタQ9が使用されているが、これはP型のト
ランジスタを使用した場合、ゲート電位が電源電位Vc
cだとしても、ブーストされる節点N2が大容量の容量
素子C1のカップリングによって電源電位Vcc+P型
のトランジスタのしきい値以上になると、このP型のト
ランジスタのソースに接続された電源端子にブーストさ
れた電位が抜けてしまいブースト電位Vbが低下するか
らである。またこの節点N2の電位の保持のために、発
振回路の出力信号OSCが使用される。
は、スタンバイ時に安定して電源電位Vccを供給して
おく必要があり、この電源電位Vccの供給にはN型の
トランジスタQ9が使用されているが、これはP型のト
ランジスタを使用した場合、ゲート電位が電源電位Vc
cだとしても、ブーストされる節点N2が大容量の容量
素子C1のカップリングによって電源電位Vcc+P型
のトランジスタのしきい値以上になると、このP型のト
ランジスタのソースに接続された電源端子にブーストさ
れた電位が抜けてしまいブースト電位Vbが低下するか
らである。またこの節点N2の電位の保持のために、発
振回路の出力信号OSCが使用される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】この従来のブースト電
位発生回路では、ブースト動作時に電源電位Vcc以上
の安定したブースト電位Vbを得るために、スタンバイ
時、N型のトランジスタQ9により節点N2の電位を電
源電位Vccに保持しこのトランジスタQ9のゲートに
は発振回路の出力信号OSCを供給する構成となってい
るので、発振回路の出力信号OSCによる容量素子C3
の充放電がくり返えされるため消費電流が増大するとい
う問題点があった。
位発生回路では、ブースト動作時に電源電位Vcc以上
の安定したブースト電位Vbを得るために、スタンバイ
時、N型のトランジスタQ9により節点N2の電位を電
源電位Vccに保持しこのトランジスタQ9のゲートに
は発振回路の出力信号OSCを供給する構成となってい
るので、発振回路の出力信号OSCによる容量素子C3
の充放電がくり返えされるため消費電流が増大するとい
う問題点があった。
【0013】本発明の目的は、ブースト電位を安定して
得ると共に消費電流を低減することができるブースト電
位発生回路を提供することにある。
得ると共に消費電流を低減することができるブースト電
位発生回路を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明のブースト電位発
生回路は、ゲートに第1の制御信号を入力する一導電型
の第1のトランジスタ,及びゲートに前記第1の制御信
号を入力しドレインを前記第1のトランジスタのドレイ
ンと接続しソースを基準電位点と接続する逆導電型の第
2のトランジスタを備えたインバータと、ゲートを前記
インバータの出力端と接続しドレインを前記第1のトラ
ンジスタのソースと接続しソースを電源端子と接続する
一導電型の第3のトランジスタと、ゲートに第2の制御
信号を入力しドレインを前記第3のトランジスタのドレ
インと接続しソースをブースト電位の出力端とする逆導
電型の第4のトランジスタ、及びゲートに前記第1の制
御信号を入力しドレインを前記ブースト電位の出力端と
接続しソースを前記基準電位点と接続する逆導電型の第
5のトランジスタを含み前記ブースト電位の出力制御を
行う出力制御部と、一端に第3の制御信号を入力し他端
を前記第3及び第4のトランジスタのドレインと接続す
るブースト用の容量素子とを有している。
生回路は、ゲートに第1の制御信号を入力する一導電型
の第1のトランジスタ,及びゲートに前記第1の制御信
号を入力しドレインを前記第1のトランジスタのドレイ
ンと接続しソースを基準電位点と接続する逆導電型の第
2のトランジスタを備えたインバータと、ゲートを前記
インバータの出力端と接続しドレインを前記第1のトラ
ンジスタのソースと接続しソースを電源端子と接続する
一導電型の第3のトランジスタと、ゲートに第2の制御
信号を入力しドレインを前記第3のトランジスタのドレ
インと接続しソースをブースト電位の出力端とする逆導
電型の第4のトランジスタ、及びゲートに前記第1の制
御信号を入力しドレインを前記ブースト電位の出力端と
接続しソースを前記基準電位点と接続する逆導電型の第
5のトランジスタを含み前記ブースト電位の出力制御を
行う出力制御部と、一端に第3の制御信号を入力し他端
を前記第3及び第4のトランジスタのドレインと接続す
るブースト用の容量素子とを有している。
【0015】また、第3のトランジスタのチャネル長を
少なくとも第1のトランジスタより長くして構成され
る。
少なくとも第1のトランジスタより長くして構成され
る。
【0016】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
説明する。
説明する。
【0017】図1は本発明の一実施例を示す回路図であ
る。
る。
【0018】この実施例は、ゲートに第1の制御信号Φ
1を入力するP型の第1のトランジスタQ1、及びゲー
トに第1の制御信号Φ1を入力しドレインを第1のトラ
ンジスタQ1のドレインと接続しソースを基準電位点
(接地電位点)と接続するN型の第2のトランジスタQ
2を備えたインバータ1と、ゲートをインバータ1の出
力端と接続しドレインを第1のトランジスタQ1のソー
スと接続しソースを電源端子(電源電位Vcc)と接続
するP型の第3のトランジスタQ3と、(第4の)トラ
ンジスタQ4のドレインを第3のトランジスタQ3のド
レインと接続し図3に示された従来例と同一構成の出力
制御部2と、一端に第3の制御信号Φ3を入力し他端を
第3及び第4のトランジスタQ3,Q4のドレインと接
続するブースト用の容量素子C1とを有する構成となっ
ている。
1を入力するP型の第1のトランジスタQ1、及びゲー
トに第1の制御信号Φ1を入力しドレインを第1のトラ
ンジスタQ1のドレインと接続しソースを基準電位点
(接地電位点)と接続するN型の第2のトランジスタQ
2を備えたインバータ1と、ゲートをインバータ1の出
力端と接続しドレインを第1のトランジスタQ1のソー
スと接続しソースを電源端子(電源電位Vcc)と接続
するP型の第3のトランジスタQ3と、(第4の)トラ
ンジスタQ4のドレインを第3のトランジスタQ3のド
レインと接続し図3に示された従来例と同一構成の出力
制御部2と、一端に第3の制御信号Φ3を入力し他端を
第3及び第4のトランジスタQ3,Q4のドレインと接
続するブースト用の容量素子C1とを有する構成となっ
ている。
【0019】次にこの実施例の動作について説明する。
図2はこの実施例の動作を説明するための各部信号の波
形図である。
図2はこの実施例の動作を説明するための各部信号の波
形図である。
【0020】まず、スタンバイ状態において、制御信号
Φ2は低レベルでトランジスタQ4,Q6はオフとなっ
ており、制御信号Φ1は高レベルにあり、トランジスタ
Q2,Q5,Q7はオン状態、トランジスタQ1はオフ
状態になっている。
Φ2は低レベルでトランジスタQ4,Q6はオフとなっ
ており、制御信号Φ1は高レベルにあり、トランジスタ
Q2,Q5,Q7はオン状態、トランジスタQ1はオフ
状態になっている。
【0021】したがって節点N1は低レベルになり、ト
ランジスタQ3はONとなり節点N2に電源電位Vcc
を供給する。
ランジスタQ3はONとなり節点N2に電源電位Vcc
を供給する。
【0022】また、ブースト動作状態では、まず、制御
信号Φ1が低レベルになり、トランジスタQ2,Q5,
Q7をオフにし、トランジスタQ1をオンにする。
信号Φ1が低レベルになり、トランジスタQ2,Q5,
Q7をオフにし、トランジスタQ1をオンにする。
【0023】そのため、節点N1には節点N2の電位が
供給される。その後、制御信号Φ2が電源電位Vccに
なりトランジスタQ4,Q6がオンになると、容量素子
C2によるゲートのブーストによりブースト電位Vbの
出力端は電源電位Vccとなる。
供給される。その後、制御信号Φ2が電源電位Vccに
なりトランジスタQ4,Q6がオンになると、容量素子
C2によるゲートのブーストによりブースト電位Vbの
出力端は電源電位Vccとなる。
【0024】次に、制御信号Φ3が低レベルから高レベ
ルへ変化すると、容量素子C1によって節点N1は電源
電位Vccから電源電位Vcc以上の電位にブーストさ
れる。
ルへ変化すると、容量素子C1によって節点N1は電源
電位Vccから電源電位Vcc以上の電位にブーストさ
れる。
【0025】その結果、ブースト電位Vbは電源電位V
cc以上になる。
cc以上になる。
【0026】また、節点N2が電源電位Vcc以上にブ
ーストされてもP型のトランジスタQ3のゲートにはこ
の節点N2の電位が供給されるため、トランジスタQ3
はオフとなり節点N2から電源端子にその電位が抜ける
ことはない。
ーストされてもP型のトランジスタQ3のゲートにはこ
の節点N2の電位が供給されるため、トランジスタQ3
はオフとなり節点N2から電源端子にその電位が抜ける
ことはない。
【0027】この実施例においては、従来例のような発
振回路の出力信号OSCを使用していないので、この出
力信号OSCによる容量素子の充放電がなく、その分消
費電流を低減することができる。
振回路の出力信号OSCを使用していないので、この出
力信号OSCによる容量素子の充放電がなく、その分消
費電流を低減することができる。
【0028】この実施例で、スタンバイ状態からアクテ
ィブ状態(ブースト動作状態)に変わった時、節点N2
の電位がP型のトランジスタQ3のゲートに加えられる
が、この電位の応答が遅くなり、節点N2は電源電位V
cc以上にブーストされたがトランジスタQ3のゲート
電位はまだ電源電位Vccのままである状態が存在する
可能性がある。この場合、節点N2の電位がトランジス
タQ3によって電源端子に抜けてしまう危険性がある。
ィブ状態(ブースト動作状態)に変わった時、節点N2
の電位がP型のトランジスタQ3のゲートに加えられる
が、この電位の応答が遅くなり、節点N2は電源電位V
cc以上にブーストされたがトランジスタQ3のゲート
電位はまだ電源電位Vccのままである状態が存在する
可能性がある。この場合、節点N2の電位がトランジス
タQ3によって電源端子に抜けてしまう危険性がある。
【0029】そこでこのような場合には、このトランジ
スタQ3にこの半導体IC内で標準的に使われているP
型のトランジスタ(例えばQ1等)よりもチャネル長の
長いトランジスタを使用する。これによってトランジス
タQ3のゲートの電位の応答が遅れても、節点N2のブ
ーストされた電位が電源端子に抜けるのを防止できる。
スタQ3にこの半導体IC内で標準的に使われているP
型のトランジスタ(例えばQ1等)よりもチャネル長の
長いトランジスタを使用する。これによってトランジス
タQ3のゲートの電位の応答が遅れても、節点N2のブ
ーストされた電位が電源端子に抜けるのを防止できる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、節点N2
の電位の供給及び保持を、ソースを節点N2と接続しゲ
ートに第1の制御信号を入力する一導電型の第1のトラ
ンジスタ、及びソースを基準電位点と接続しドレインを
第1のトランジスタのドレインと接続しゲートに第1の
制御信号を入力する逆導電型の第2のトランジスタを備
えたインバータと、ソースを電源端子と接続しドレイン
を節点N2と接続しゲートをインバータの出力端と接続
する一導電型の第3のトランジスタとにより行う構成と
することにより、節点N2の電位が電源電位以上になっ
てもこの電位が電源端子に抜けることがなく、しかも発
振回路の出力信号を使用しなくて済むので、安定したブ
ースト電位を得ることができると共に消費電流を低減す
ることができる効果がある。
の電位の供給及び保持を、ソースを節点N2と接続しゲ
ートに第1の制御信号を入力する一導電型の第1のトラ
ンジスタ、及びソースを基準電位点と接続しドレインを
第1のトランジスタのドレインと接続しゲートに第1の
制御信号を入力する逆導電型の第2のトランジスタを備
えたインバータと、ソースを電源端子と接続しドレイン
を節点N2と接続しゲートをインバータの出力端と接続
する一導電型の第3のトランジスタとにより行う構成と
することにより、節点N2の電位が電源電位以上になっ
てもこの電位が電源端子に抜けることがなく、しかも発
振回路の出力信号を使用しなくて済むので、安定したブ
ースト電位を得ることができると共に消費電流を低減す
ることができる効果がある。
【図1】本発明の一実施例を示す回路図である。
【図2】図1に示された実施例の動作を説明するための
各部信号の波形図である。
各部信号の波形図である。
【図3】従来のブースト電位発生回路の一例を示す回路
図である。
図である。
【図4】図3に示されたブースト電位発生回路の動作を
説明するための各部信号の波形図である。
説明するための各部信号の波形図である。
1 インバータ 2 出力制御部 C1〜C3 容量素子 Q1〜Q9 トランジスタ
Claims (2)
- 【請求項1】 ゲートに第1の制御信号を入力する一導
電型の第1のトランジスタ,及びゲートに前記第1の制
御信号を入力しドレインを前記第1のトランジスタのド
レインと接続しソースを基準電位点と接続する逆導電型
の第2のトランジスタを備えたインバータと、ゲートを
前記インバータの出力端と接続しドレインを前記第1の
トランジスタのソースと接続しソースを電源端子と接続
する一導電型の第3のトランジスタと、ゲートに第2の
制御信号を入力しドレインを前記第3のトランジスタの
ドレインと接続しソースをブースト電位の出力端とする
逆導電型の第4のトランジスタ、及びゲートに前記第1
の制御信号を入力しドレインを前記ブースト電位の出力
端と接続しソースを前記基準電位点と接続する逆導電型
の第5のトランジスタを含み前記ブースト電位の出力制
御を行う出力制御部と、一端に第3の制御信号を入力し
他端を前記第3及び第4のトランジスタのドレインと接
続するブースト用の容量素子とを有することを特徴とす
るブースト電位発生回路。 - 【請求項2】 第3のトランジスタのチャネル長を少な
くとも第1のトランジスタより長くした請求項1記載の
ブースト電位発生回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4143878A JP2797837B2 (ja) | 1992-06-04 | 1992-06-04 | ブースト電位発生回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4143878A JP2797837B2 (ja) | 1992-06-04 | 1992-06-04 | ブースト電位発生回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05342867A JPH05342867A (ja) | 1993-12-24 |
JP2797837B2 true JP2797837B2 (ja) | 1998-09-17 |
Family
ID=15349118
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4143878A Expired - Fee Related JP2797837B2 (ja) | 1992-06-04 | 1992-06-04 | ブースト電位発生回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2797837B2 (ja) |
-
1992
- 1992-06-04 JP JP4143878A patent/JP2797837B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05342867A (ja) | 1993-12-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2604530B2 (ja) | 基板電圧及び昇圧電圧を発生する電圧発生回路 | |
US5521547A (en) | Boost voltage generating circuit | |
US5243228A (en) | Substrate bias voltage generator circuit | |
JP3129131B2 (ja) | 昇圧回路 | |
US4731552A (en) | Boost signal generator with bootstrap means | |
JP3497601B2 (ja) | 半導体集積回路 | |
JPH1079191A (ja) | 半導体メモリ装置の内部昇圧電圧発生器 | |
US4952863A (en) | Voltage regulator with power boost system | |
JPH021456B2 (ja) | ||
US5134317A (en) | Booster circuit for a semiconductor memory device | |
KR100347355B1 (ko) | 승압회로및그구동방법 | |
KR19990050472A (ko) | 승압전압 발생회로 | |
JP2000067578A (ja) | 基板バイアス電圧発生回路 | |
US4570088A (en) | Semiconductor device for pulling down output terminal voltage | |
US4716303A (en) | MOS IC pull-up circuit | |
JP2820910B2 (ja) | 半導体集積回路の内部電圧昇圧回路 | |
JPH1145574A (ja) | 半導体記憶装置 | |
JP2797837B2 (ja) | ブースト電位発生回路 | |
JPH09294367A (ja) | 電圧供給回路 | |
JPH11260053A (ja) | 半導体記憶装置の昇圧回路 | |
US5805519A (en) | Semiconductor memory device | |
US5587956A (en) | Semiconductor memory device having function of generating boosted potential | |
US5638023A (en) | Charge pump circuit | |
JPH01134796A (ja) | 不揮発性半導体記憶装置 | |
JP2868860B2 (ja) | 昇圧出力回路 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980602 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |