JP2001092196A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001092196A
JP2001092196A JP26617399A JP26617399A JP2001092196A JP 2001092196 A JP2001092196 A JP 2001092196A JP 26617399 A JP26617399 A JP 26617399A JP 26617399 A JP26617399 A JP 26617399A JP 2001092196 A JP2001092196 A JP 2001092196A
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健太郎 永谷
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敦 河合
Hideki Hino
秀樹 日野
Koji Shakushi
浩二 杓子
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良昭 高野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 モノクロモードとカラーモードの切り替え可
能な画像形成装置において、トナーの消費を最小限に押
さえながら、的確な画像安定化調整を実行する。 【解決手段】 モノクロモード設定時に画像安定化調整
の時期が到来した場合に、まず、次にカラーモードを実
行するまでのモノクロモードでの画像形成回数Mと、画
像安定化調整の時期を決定するための閾値Nとを比較す
る(S401)。M≦Nであれば、次の画像安定化調整
の時期までに、カラーモードでの画像形成を実行するこ
とになるので、予めカラーの画像安定化調整をすべくフ
ラグF=1にする(S405)。N<Mである場合に
は、M≦2Nで、かつ、前回にカラーモードでの画像形
成(画像安定化調整用の基準パターンの形成含む)後の
モノクロモードでの画像形成回数Lが所定値Pよりも大
きい場合にのみ(S402でYes、S403でNo)
フラグF=1にし、カラー用トナーの帯電状態を事前に
回復させておく。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、それぞれ色の異な
る現像剤を使用する現像器を複数備え、全部の現像器を
使用して画像を形成するモードと、その中の特定の現像
器を使用して画像を形成するモードとが切換え可能な画
像形成装置に関し、特にこれらの各モードにおける画像
安定化調整の制御に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真式の画像形成装置においては、
帯電チャージャにより一様に帯電された感光体ドラムを
露光走査して静電潜像を形成して、これに現像器から帯
電されたトナーを供給して顕像化し、顕像化された像
(トナー像)を、転写装置の静電力により記録シート上
に転写して画像を形成するように構成される。
【0003】このように静電作用を利用して画像を形成
する構成において安定した画像濃度を得るためには、当
該画像形成のプロセス、特に静電潜像を顕像化するプロ
セスにおいて静電力の作用する条件が一定に保たれてい
ることが望ましいが、実際には、クリーニングブレード
と接触して感光体ドラムの感光体層が摩耗することに起
因する感光特性の変動や、装置環境、特に湿度の影響に
より生じるトナーの帯電量の変化などの様々な要因によ
り、再現画像の濃度を安定させるのは難しい。
【0004】このような不都合を解消して安定した画像
濃度を得るため、従来から電子写真式の画像形成装置に
おいては、各種の作像条件を調整する処理(以下、「画
像安定化調整」という。)を一定の時間的間隔をおいて
実行している。この画像安定化調整の具体例として、自
動濃度制御(AIDC)を挙げることができる。すなわ
ち、画像形成回数をカウントしておき、それが所定回数
(例えば500回)に到達すると、内部のメモリに格納
された所定の濃度値の画像データに基づきレーザビーム
を駆動して感光体ドラム上を露光走査し、トナーで顕像
化して基準パターンを形成し、この基準パターンの濃度
を光電センサにより検出する。そして、検出された濃度
値をメモリ内の画像データの濃度値と比較することによ
り、当該濃度データの通りに画像が再現できているか否
かを判定する。もし、検出された濃度値がメモリ内の画
像データの濃度値よりも小さければ、トナーの帯電量が
低下していることになるので、画像濃度を適正にすべ
く、帯電チャージャの電位を上げたり、現像器の現像ロ
ーラの電位と感光体ドラムの表面電位との差が大きくな
るように現像バイアスを変化させ、反対に検出された濃
度値がメモリ内の画像データの濃度値よりも大きけれ
ば、上記と反対の制御を行うことにより、画像濃度を一
定に保つようにしている。
【0005】ところで、カラーの画像形成装置では、原
稿画像を色分解して、シアン(C)、マゼンタ(M)、
イエロー(Y)、ブラック(K)の各再現色の画像デー
タを生成し、各画像データに基づき感光体ドラム上に順
次静電潜像を形成すると共に、これを対応する色のトナ
ーを収納する現像器で現像し、現像された各色のトナー
画像を記録シート上に重ね合わせて転写することにより
カラー画像を形成するようになっている。
【0006】このようなカラー画像形成装置にあって
は、原稿がカラー原稿かブラックのみのモノクロ原稿か
を判断し、カラー原稿の場合には、上述のように4色の
トナーの現像器により現像されたトナー像を多重転写す
るモード(以下、「カラーモード」という。)を実行
し、モノクロ原稿の場合には、感光体ドラム上にブラッ
ク画像作像のための静電潜像のみを形成してこれをブラ
ックのトナーで現像して画像形成するモード(以下、
「モノクロモード」という。)を実行するのが一般的と
なっており、これによりモノクロ原稿再現の際に、シア
ン、マゼンタ、イエローのトナー(以下、この3色のト
ナーを「カラー用トナー」という。)が無駄に消費され
たり、当該カラー用トナーに対応する感光体ドラムなど
が摩耗により消耗されないようにしている。
【0007】上述のようにカラー画像形成装置において
は、4色用の現像器が必要となるので、再現画像の画質
を維持するため、各トナー像の作像条件について上記画
像安定化調整を行う必要がある。そこで、従来では、
モノクロモード、カラーモードの設定状態に関わりなく
所定時間経過ごとに常に全色について基準パターンを形
成し、これらの検出値に基づいて各色の画像の作像条件
を調整する処理(以下、「カラーの画像安定化調整」と
いう。)を実行するように制御したり、モノクロモー
ド設定時に画像安定化調整の時期が到来したときには、
ブラックのみについて基準パターンを形成し、これを検
出してブラックの画像の作像条件を調整し(以下、「モ
ノクロの画像安定化調整」という。)、カラーモード設
定時に画像安定化調整の時期が到来したときにカラーの
画像安定化調整を実行すると共に、さらにモノクロモー
ドからカラーモードに切り替えるごとにカラー画像の形
成に備えてカラーの画像安定化調整を実行するように制
御していた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記
の方法によれば、モノクロモードで画像形成する機会が
圧倒的に多い使用環境下においても、常に全色について
基準パターンを作成して画像安定化調整を実行するた
め、比較的高価なカラー用トナーを無駄に消費してしま
うという問題がある。
【0009】また、の方法によれば、モノクロの画像
安定化調整を行った直後に、カラーモードに切り替わっ
たような場合には、改めてブラックを含めた全色につい
て画像安定化調整を実行するので、ブラックのトナーが
無駄に消費されることになる。このとき、ブラック以外
のカラー用トナーのみについて画像安定化調整を実行す
ることも考えられるが、そうするとブラックの画像安定
化調整とカラー用トナーの画像安定化調整との間に時間
差が生じ、その間ブラックの再現濃度特性が変化してし
まうので、再現画像のカラーバランスが悪くなるおそれ
があり、望ましくない。また、大部分がモノクロの原稿
の中にカラーの挿し絵やグラフなどの原稿をまばらに含
む原稿束を自動原稿搬送装置(ADF)で連続して読み
込んで画像形成する場合のようにモノクロモードからカ
ラーモードへの切り替えが頻繁に行われる使用環境下に
ある場合には、カラーの画像安定化調整が無駄に繰り返
されることになるので、この場合には、上記の方法よ
りもさらにトナーを無駄に消費してしまうという結果に
なる。
【0010】反対に、ほとんどの原稿がモノクロ原稿で
あり、モノクロモードばかり実行してカラーモードが長
時間実行されないような場合には、いざカラーモードを
実行しようとしてカラーの画像安定化調整を行っても、
長時間カラー用の現像器を動作させていないためトナー
の帯電量が低下しており、この状態で安定した基準パタ
ーンを形成することができず、そのような基準パターン
を検出して画像安定化調整を実行しても適正な作像条件
の設定はできない。適正でない作像条件に基づきカラー
モードの画像形成を実行すれば、カラーバランスが崩れ
て再現画像が劣化してしまうので、たとえ、トナーの節
約が実現できたとしてもあまり意味がなくなる。
【0011】本発明は、上述のような問題点に鑑みてな
されたものであって、色の異なる現像剤を使用する現像
器を複数備え、全部の現像器を使用して画像を形成する
モードと、その中の特定の現像器を使用して画像を形成
するモードとが切換え可能な画像形成装置において、ト
ナーの無駄な消費を押さえつつ、各色について的確な画
像安定化調整を実行することができる画像形成装置を提
供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係る画像形成装置は、それぞれ異なる色の現
像剤を有する現像器を複数備え、原稿画像の色情報に応
じて、前記複数の現像器を使用して画像を形成する第1
の画像形成モードと、そのうちの特定の色の現像剤を有
する現像器のみを使用して画像を形成する第2の画像形
成モードとを切り換えて、記録シートもしくは転写体上
に画像を形成する画像形成装置であって、前記各色の基
準パターンを形成し、形成された各基準パターンの検出
結果から、各色の画像の作像条件を適正化するための第
1の画像安定化調整を行う第1の画像安定化手段と、前
記特定の色の基準パターンを形成し、当該基準パターン
の検出結果から、当該色のみの画像の作像条件を適正化
するための第2の画像安定化調整を行う第2の画像安定
化手段と、所定の期間ごとに、前記第1の画像安定化手
段もしくは、第2の画像安定化手段のいずれかを選択し
て、該当する画像安定化調整を実行させる制御手段とを
備え、前記制御手段は、第1の画像形成モード設定時に
画像安定化調整の時期が到来する場合には、第1の画像
安定化手段を選択し、第2の画像形成モード設定時に画
像安定化調整の時期が到来する場合には、次に第1の画
像形成モードを実行する時期を予測し、その予測された
時期と、前記複数の現像器の過去の動作状態を示す情報
とに基づいて、第1もしくは第2の画像安定化手段のい
ずれかを選択することを特徴とする。
【0013】また、本発明に係る画像形成装置は、前記
複数の現像器の過去の動作状態を示す情報は、最後に当
該複数の現像器を全部動作させた後における、第2の画
像形成モードによる画像形成回数もしくは経過時間であ
って、前記制御手段は、第2の画像形成モード設定時に
画像安定化調整の時期が到来する場合において、次に第
1の画像形成モードを実行すると予測される時期が、次
の1回目の画像安定化調整の時期より前に到来するとい
う第1の条件を満たすか、当該第1の条件を満たさなく
ても、次に第1の画像形成モードを実行すると予測され
る時期が次の2回目の画像安定化調整の時期よりも前で
あって、かつ、上記複数の現像器の過去の動作状態を示
す情報の値が所定値を超えるという第2の条件を満たす
場合には、第1の画像安定化手段を選択し、前記第1と
第2の条件を共に満たさない場合に第2の画像安定化手
段を選択することを特徴とする。
【0014】さらに、本発明に係る画像形成装置は、入
力された原稿の画像データに基づき、原稿の頁ごとに前
記第1の画像形成モードで画像形成すべき原稿か、前記
第2の画像形成モードで画像形成すべき原稿かを判定す
ると共に、その判定結果を頁ごとの色情報として取得す
る色情報取得手段を備え、前記制御手段が、前記原稿の
頁毎の色情報に基づき、次に第1の画像形成モードを実
行する時期を予測するようにしていることを特徴とす
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る画像形成装置
の実施の形態を、タンデム型のレーザビームプリンタ
(以下、単に「プリンタ」という。)について説明す
る。 (1)プリンタ全体の構成 図1は、プリンタ10の全体の構成を示す図である。同
図に示すようにプリンタ10は、電子写真方式により画
像を形成するものであって、全体の動作を円滑に制御す
る制御部20、記録シートを給紙する給紙部30、給紙
された記録シートを搬送する転写ベルト41を有する記
録シート搬送部40、当該転写ベルト41に対向して記
録シート搬送方向上流側(以下、単に「上流側」とい
う)から搬送方向下流側(以下、単に「下流側」とい
う)に沿って所定間隔で配置されたマゼンタ(M)、シ
アン(C)、イエロー(Y)、ブラック(K)の各色の
画像プロセス部50M〜50K、および各画像プロセス
部ごとに設けられた露光走査部60M〜60Kとからな
る。
【0016】外部のパーソナルコンピュータやイメージ
リーダなど(以下、これらを「外部端末」という。)か
ら送られてきたR、G、Bの各色の画像データは、制御
部20において各種のデータ処理を受け、更にM、C、
Y、Kの各再現色の画像データに変換される。画像デー
タは、制御部20内の画像メモリ206(図3参照)に
各再現色ごとに格納され、記録シートの供給と同期して
1走査ラインごとに読み出されてレーザダイオードの駆
動信号となる。
【0017】露光走査部60M〜60Kは、それぞれ上
記制御部20から出力された駆動信号を受けてレーザ光
を発するレーザダイオードや、このレーザ光を偏向して
感光体ドラム51M〜51K上を主走査方向に露光走査
させるためのポリゴンミラ−等を備える。画像プロセス
部50M〜50Kは、感光体ドラム51M〜51Kと、
その周囲に配設された帯電チャージャ52M〜52K、
現像器53M〜53Kおよび転写チャージャ54M〜5
4Kなどからなる。
【0018】感光体ドラム51M〜51Kは、前記露光
を受ける前に不図示のクリーナで表面の残存トナーが除
去され、同じく不図示のイレーサランプに照射されて除
電された後、帯電チャージャ52M〜52Kにより一様
に帯電されており、このように一様に帯電した状態で上
記レーザ光による露光を受けると、感光体ドラム51M
〜51Kの表面に静電潜像が形成される。
【0019】各静電潜像は、それぞれ各色の現像器53
M〜53Kにより現像され、これにより感光体ドラム5
1M〜51K表面にM、C、Y、Kのトナー像が形成さ
れ、各転写位置において転写ベルト41の内側に配設さ
れた転写チャージャ54M〜54Kの静電力により、記
録シート搬送部40により搬送されてくる記録シート上
に順次転写されていく。
【0020】この際、各色の作像動作は、そのトナー像
が搬送されてくる記録シートの同じ位置に重ね合わせて
転写されるように上流側から下流側に向けてタイミング
をずらして実行される。給紙部30は、サイズの異なる
記録シート、例えば、A4サイズとB4サイズを収納可
能な用紙カセット31、32を備え、それぞれの用紙カ
セットに収納された記録シートは、ピックアップローラ
33もしくは34およびレジストローラ35などを介し
て、上記記録シート搬送部40の転写ベルト41上に給
紙される。
【0021】各色のトナー像が多重転写された記録シー
トは、転写ベルト41により定着部80にまで搬送さ
れ、定着ローラ81により高熱で加圧され、その表面の
トナー粒子がシート表面に融着して定着された後、排紙
トレイ82上に排出される。なお、プリンタ10の前面
の操作しやすい位置には、操作パネル70(図3参照)
が設けられており、ここから操作者がコピー開始の指示
やコピー枚数の設定、画像形成モードの指定などのキー
入力を行う。この操作パネル70には、液晶表示板など
で構成される表示部が設けられ、操作者により設定され
たコピーモードや各種のメッセージを表示するようにな
っている。
【0022】図2は、上記記録シート搬送部40の要部
を示す拡大図である。同図に示すように記録シート搬送
部40は、転写ベルト41と、同ベルトが張架される駆
動ローラ42、従動ローラ43、テンションローラ44
および補助ローラ45などからなる。従動ローラ43
は、駆動ローラ42の回転軸421を中心として上下に
揺動可能に保持された揺動フレーム46の右端部に回転
可能に保持される。駆動ローラ42は、揺動フレーム4
6に設置されたステッピングモータ(不図示)により回
転駆動され、その回転速度は、転写ベルト41の搬送面
の走行速度が、感光体ドラム51M〜51Kの周速と同
じ速度(システムスピード)となるように制御部20に
よって制御される。
【0023】揺動フレーム46は、ソレノイド47によ
り上下動させられるようになっており、カラーモードを
実行する時には、揺動フレーム46を図の実線の位置に
押し上げて全感光体ドラム51M〜51Kと転写ベルト
41の記録シート搬送面とを接触させる(このときの揺
動フレーム46の位置を、以下「非退避位置」とい
う。)。一方、モノクロモードを実行する際には、ソレ
ノイド47のロッド471を後退させて、揺動フレーム
46を下方に揺動させる。この際、補助ローラ45は図
示しない本体フレームに軸支されているので、図の破線
で示すように補助ローラ45より上流側の転写ベルトの
搬送面のみが下方に傾き(このときの揺動フレーム46
の位置を、以下「退避位置」という。)、ブラックの画
像形成に関与しない感光体ドラム51M〜51Yと転写
ベルト41の搬送面を離間させることができる。これに
より、モノクロモード設定時に、感光体ドラム51M〜
51Yを停止させても、転写ベルト41との間で摩擦が
生じたりせず、画像形成に悪影響を与えることなしに、
当該感光体ドラムの感光面の無駄な消耗を阻止すること
ができる。
【0024】なお、転写チャージャ54M〜54Y(図
2では図示を省略)は、上記揺動フレーム46上に付設
され、当該揺動フレーム46の退避位置への揺動動作と
共に下方に移動するように構成されているので、これら
が転写ベルト41を下方へ退避させる際の妨げとなるこ
とはない。また、テンションローラ44の軸受け部は、
バネなどの弾性部材を利用した付勢装置(不図示)によ
り図の矢印方向に付勢されており、上記揺動フレーム4
6を、退避位置と非退避位置に変化させても転写ベルト
41の張力がほぼ一定に保たれるように構成されてい
る。
【0025】駆動ローラ42のほぼ下方の位置には、転
写ベルト41表面の残留トナーを除去するためのクリー
ニングブレード49が配設されている。55M〜55K
は、それぞれ感光体ドラム51M〜51Kの表面に形成
された基準パターンの濃度を検出するためのAIDCセ
ンサであり、それぞれLEDなどの発光素子とフォトダ
イオードなどの受光素子を備えた反射型の光電センサに
より構成される。
【0026】制御部20は、AIDCセンサ55M〜5
5Kの検出値に基づき画像安定化調整を実行する。 (2)制御部20の構成 図3は、制御部20の構成を示すブロック図である。同
図に示すように、制御部20は、CPU201、データ
受信部202、カラー原稿判定部203、対応情報生成
部204、画像信号処理部205、画像メモリ206、
LD駆動回路207、駆動制御部208、電圧制御部2
09、第1〜第3カウンタ210〜212、RAM21
3およびROM214などから構成される。
【0027】データ受信部202は、外部端末に直接も
しくはネットワークを介して接続されており、当該外部
端末から送信されてきた送信データを受信する。この送
信データは、原稿画像を示すR、G、Bの画像データ
と、この画像データに付された制御データとからなる。
制御データには、印字要求のコマンドのほか、原稿の頁
ごとの区切りを示すページ信号や、原稿ごとの印字枚
数、用紙サイズに関する情報が含まれる。
【0028】データ受信部202は、上記送信データを
受信すると、この送信データの制御データのうちの印字
要求のコマンドをCPU201へ送信し、印字要求のコ
マンドとページ信号を除くその他の制御データを対応情
報生成部204に送信する。ページ信号は、画像データ
と共にカラー原稿判定部203と画像信号処理部205
に送出される。
【0029】画像信号処理部205は、再現画像の画質
を向上させるため、R、G、B各色の画像データに、エ
ッジ強調処理などの公知のデータ処理を施した後、C、
M、Y、Kの再現色の画像データに変換し、この画像デ
ータを上述のページ信号を参照しながら画像メモリ20
6にページ毎に格納する。この際、原稿画像のページ毎
に原稿ID番号を付し、この原稿ID番号と、画像メモ
リ206への格納位置(アドレス)とを関連付けてRA
M213内のアドレス管理テーブルに格納する。
【0030】一方、カラー原稿判定部203は、受信し
た画像データがカラー原稿か否かについて原稿のページ
毎に判定し、その判定結果を当該原稿の色情報として対
応情報生成部204に出力する。図4は、このカラー原
稿判定部203の構成を示すブロック図である。データ
受信部202より転送されてきたR、G、Bの画像デー
タは、HVC変換部2031において公知の変換式に従
ってマンセル表色系の均等色空間における色領域信号で
ある色相角(H*)、明度(V)、彩度(C*)のデー
タに変換され、その内の彩度(C*)のデータが画素毎
に順次、彩度判定部2032に送出される。
【0031】彩度判定部2032は、上記彩度データを
予め内部に設定された所定の閾値と比較して、当該画素
が有彩色であるか無彩色であるかを判断し、有彩色であ
ると判断する際には、第1画素カウンタ2033に、無
彩色であると判断する際には、第2画素カウンタ203
4にそれぞれ「1」の信号を送出し、原稿1ページ分の
画素データに対して前記所定信号の送出を終了すると、
ページ終了信号を第1画素カウンタ2033と第2画素
カウンタ2034に送出する。
【0032】第1画素カウンタ2033と第2画素カウ
ンタ2034は、前記彩度判定部2032から「1」を
受信する毎に1だけインクリメントし、前記ページ終了
信号を受信すると、カウントされた値を有彩色比率計算
部2035に送出すると共に、前記カウント値をリセッ
トする。有彩色比率計算部2035は、前記第1画素カ
ウンタ2033から入力した値(有彩色画素数)を前記
第1画素カウンタ2033と第2画素カウンタ2034
とから入力した値の加算値(有彩色画素数+無彩色画素
数)で除算し、原稿1ページ分の画素数に対する有彩色
画素数の比率を算出して比較部2036に送出する。
【0033】比較部2036は、前記有彩色比率計算部
2035から入力した算出値と、予め決められた所定
値、例えば0.01(1%)とを比較し、前記算出値が
所定値以上であれば、その原稿は有彩色、すなわちカラ
ー原稿であって、所定値より小さければ無彩色、すなわ
ちモノクロ原稿であると判断し、対応情報生成部204
にその結果を当該原稿の色情報として送出する。
【0034】対応情報生成部204は、上記カラー原稿
判定部203からの色情報と、データ受信部202から
の制御データに基づき、どの記録シートにどの原稿の画
像をどのような印字条件で作成するかを示す情報(以
下、「原稿/用紙対応情報」という。)を作成する。具
体的に、まず、カラー原稿判定部203から送られてき
た色情報、すなわち当該画像データで表される原稿がカ
ラーかモノクロかを示す情報と、制御データによる用紙
サイズと印字枚数の指定情報を、上記原稿ID番号に関
連付けることにより、原稿ごとの印字条件を示す原稿情
報を生成する。
【0035】図5の上段に模式的に示すように、例えば
原稿ID0からID2までの3枚の原稿に対して、それ
ぞれモノクロかカラーかの色情報と、記録シートのサイ
ズ、および印字枚数を関係付けて原稿情報が作成され
る。そして、給紙すべき記録シートに対応させて用紙I
D番号を付し、この用紙ID番号に、当該記録シートに
再現されるべき原稿の原稿情報を関連付けて、図5の下
段に示すような原稿/用紙対応情報を作成し、当該情報
をRAM213内の印字管理テーブルに格納する。
【0036】この印字管理テーブルを参照することによ
り、次に給紙すべき記録シートの用紙サイズや実行すべ
き印字モードのほか、当該用紙IDの記録シートにどの
原稿画像に基づき画像形成すべきかが即座に分かる。C
PU201は、この原稿/用紙対応情報に基づき、印字
モードをカラーモードかモノクロモードかに切り替える
と共に、画像メモリ206から該当する原稿IDの画像
データを各再現色ごとに読み出して対応するレーザダイ
オードを駆動するようにLD駆動回路207を制御し、
これに合わせて該当する用紙サイズの記録シートを給紙
するように駆動制御部208を介して給紙部30や記録
シート搬送部40などの動作を制御する。
【0037】これにより上述した画像形成動作が実行さ
れ、原稿の画像データに対応する画像が記録シート上に
再現される。なお、第1カウンタ210は、前回カラー
もしくはモノクロのどちらかで画像安定化調整を実行し
てからの画像形成回数Qをカウントする。この場合カラ
ーモード、モノクロモードを問わない。第2カウンタ2
11は、モノクロモードでの画像形成回数をカウントす
る。このカウント値Lは、カラーモードで画像形成する
か、もしくはカラーの画像安定化調整をしたときに0に
リセットされるようになっており、これによりカラーモ
ードの画像形成の休止期間をモノクロモードでの画像形
成回数により量的に示すようにしている。また、第3カ
ウンタ212は、モノクロモードに設定されている間に
画像安定化調整の時期に達したときに、RAM213内
に格納されている原稿/用紙対応情報の色情報を先読み
出して、次にカラーモードで画像形成を実行するまでに
実行されるモノクロモードでの画像形成回数Mをカウン
トするものである。
【0038】これらの第1〜第3カウンタ210〜21
2のカウント値Q、L、Mに基づいてCPU201によ
り各画像安定化調整の実行が制御される。詳しくは後述
する。また、RAM213は、上述のアドレス管理テー
ブルや印字管理テーブルのほか、各種の制御変数および
操作パネル70から設定された内容を一時記憶すると共
に制御用のフラグを格納する。ROM214には、上記
画像形成動作に関する制御プログラムなどのほか、各色
のAIDC用の基準パターンの印字用データなどが格納
されている。
【0039】CPU201は、AIDCセンサ55M〜
55Kを含む各種センサの入力を受ける一方、ROM2
14から必要なプログラムを読み出して、上述の画像信
号処理部205でのデータ処理や、画像メモリ206に
おける画像データの書込み/読出し、原稿/用紙対応情
報の生成、モノクロモード、カラーモードの切り替えお
よび画像安定化調整などの制御を実行し、円滑な画像形
成動作を達成する。 (3)制御部20による制御動作 次に、上記制御部20における制御内容を、図6〜図1
0のフローチャートに基づき説明する。
【0040】図6は、プリンタ10全体の制御動作のメ
インルーチンを示すフローチャートである。電源スイッ
チがオンされると、CPU201内部のレジスターやR
AM213に記憶されている各種変数の初期化を行う
(ステップS1)。そして、カラーの画像安定化調整を
実行する(ステップS2)。このカラーの画像安定化調
整は、前述した自動濃度制御を各画像プロセス部50M
〜50Kごとに実行するものである。より具体的には、
ROM214内に格納されている各色の基準パターンの
印字データに基づき、各感光体ドラム51M〜51K表
面に、それぞれ基準パターンを形成し、それらのトナー
濃度を対応するAIDCセンサ55M〜55Kで検出す
る。そして、これらの検出値とROM214内に格納さ
れている基準値とを比較し、その差分量に応じて各作像
ユニットごとの作像条件(グリッド電圧や現像バイアス
電圧など)を制御し、各色の画像濃度を適正化する。な
お、この自動濃度制御における電圧制御の方法自体は公
知の技術である。
【0041】さて、カラーの画像安定化調整後、第1、
第2カウンタ210,211のカウント値Q、Lをそれ
ぞれ「0」にリセットし(ステップS3)、データ受信
部202が外部から印字要求を受信したか否かを判断す
る(ステップS4)。受信していれば、画像データを取
り込んで(ステップS5)、当該画像データに基づいて
画像を形成する印字処理を実行する(ステップS6)。
その後、ステップS7に移り、その他の処理、例えば、
操作パネル70からの入出力制御や定着部80における
定着温度制御などを実行した後、ステップS4に戻って
再度印字要求の受信の有無を判断し、以下ステップS5
〜S7の処理を繰り返す。
【0042】なお、ステップS4において、印字要求を
受信していないと判断された場合には、ステップS5,
S6をスキップして、そのままステップS7に移る。図
7は、上記ステップS5の原稿画像取り込み処理のサブ
ルーチンを示すフローチャートである。データ受信部2
02で受信した受信データは、制御データと画像データ
に分離され、後者の画像データは、原稿の頁ごとに画像
信号処理部205に送られて、上述したようなデータ処
理を受けた後、C、M、Y、Kの濃度データに変換さ
れ、画像メモリ206に格納される(ステップS10
1)。この際、上述したように原稿ごとにID番号が付
され、当該原稿IDとメモリアドレスが関連付けられて
RAM213内のアドレス管理テーブルに格納される。
【0043】画像データは、カラー原稿判定部203に
も送られ、ここで原稿がカラー原稿か否かが判定され
(ステップS102)、この判定結果が対応情報生成部
204に送られる。対応情報生成部204では、上記判
定結果と制御データに基づき、図5で説明したような原
稿/用紙対応情報を作成し、印字管理テーブル内に格納
する(ステップS103)。
【0044】その後、データ受信部202で受け付けた
画像データにより、次の原稿の有無を判断し(ステップ
S104)、次原稿がなければ原稿画像取り込み処理を
終了して、図6のメインルーチンにリターンし、次原稿
があれば、ステップS101に戻って上記の原稿取り込
み処理を、次原稿がなくなるまで繰り返し、次原稿がな
くなった段階で(ステップS104でNo)、図6のメ
インルーチンにリターンする。
【0045】図8は、図6のステップS6の印字処理の
サブルーチンを示すフローチャートである。まず、nの
値として画像形成すべき1枚目の用紙ID番号を設定す
る(ステップS201)。この1枚目の用紙ID番号
は、RAM213内の印字管理テーブルに未処理分とし
て残っている用紙IDの番号のうち一番小さな番号とな
る。そして第1カウンタ210のカウント値Q、すなわ
ち前回画像安定化調整が実行されてからの画像形成回数
が、所定値Nより小さいか否かを判断する(ステップS
202)。この所定値Nは、画像安定化調整の時期を決
定するための閾値であり、予め求められてROM214
内に設定されている。
【0046】なお、この所定値Nの値は、使用されるト
ナーの特性や画像形成装置の機種などにより異なり、過
去の画像形成回数と画像劣化の関係を示す実験を繰り返
し、画像劣化に至る前の適当な画像形成回数が当該所定
値Nとして設定されるものであって、本実施の形態で
は、500に設定されている。このステップS202に
おいて、Q<Nと判定されたならば、まだ画像安定化調
整をする時期に至っていないので、用紙IDnの色情報
に基づき、次に画像形成すべき原稿画像がカラーか否か
を判断する(ステップS203)。カラーの場合には、
カラーモードに設定し該当する画像データに基づきカラ
ー印字を実行する(ステップS204)。すなわち、現
在の設定されている印字モードが、モノクロモードの場
合にはカラーモードに切り替え、用紙IDnの原稿情報
に基づいて、該当する原稿の画像データを画像メモリ2
06から読み出すと共に指定されたサイズの記録シート
を供給するように指示し、当該記録シート上にカラー画
像を形成するように制御する。その後、第2カウンタ2
11のカウント値Lを0にリセットする(ステップS2
05)。
【0047】また、ステップS203において、用紙I
Dnの色情報がモノクロであると判定された場合には、
ステップS206に移ってモノクロ印字を実行する。す
なわち、現在の設定されている印字モードが、カラーモ
ードである場合にはモノクロモードに切り替え、用紙I
Dnの原稿/用紙対応情報に基づいて、該当する原稿の
画像データを画像メモリ206から読み出すと共に指定
されたサイズの記録シートを供給するように指示し、当
該記録シート上にモノクロ画像を形成するように制御す
る。その後、第2カウンタ211のカウント値Lを1だ
けインクリメントする(ステップS207)。
【0048】カラーもしくはモノクロの印字終了後、第
1カウンタ210のカウント値Qを1だけインクリメン
トし(ステップS208)、RAM213内の印字管理
テーブルを検索して次の用紙IDの有無を判断し(ステ
ップS209)、次の用紙IDがなければ、図6のフロ
ーチャートにリターンするが、まだ残っていれば、nを
1だけインクリメントして(ステップS210)、ステ
ップS202に戻る。
【0049】このステップS202において、Q<Nで
ないと判断された場合には、すでに画像安定化調整の時
期が到来していることになるので、この場合にはステッ
プS211からS218までの画像安定化調整の処理を
実行する。すなわち、まず、現在カラーモードに設定さ
れているか否かを確認し(ステップS211)、カラー
モードに設定されておれば、カラーの画像安定化調整を
実行し(ステップS212)、カウント値Lを0にリセ
ットする(ステップS217)。また、ステップS21
1においてモノクロモードに設定されていると判定され
れば、ステップS213に移り、第3カウンタ212に
よるMのカウント処理を実行する。
【0050】図9は、このMカウント処理のサブルーチ
ンを示すフローチャートである。まず、変数mを現在の
用紙ID番号のnよりも一つ大きな「n+1」に設定す
ると共に第3カウンタ212のカウント値Mを0にリセ
ットする(ステップS301、S302)。そして、R
AM213の印字管理テーブルから用紙IDmの色情報
を取得し、それがカラーでない場合、すなわちモノクロ
であると判定された場合にのみ、カウント値Mを1だけ
インクリメントする(ステップS304でNo、ステッ
プS305)。その後、印字管理テーブルを検索して次
の用紙1Dが残っているか否かを判断し(ステップS3
06)、残っていれば、mの値を「1」だけインクリメ
ントして(ステップS307)、ステップS303に戻
り、次の用紙IDmについて色情報がカラーであるかモ
ノクロであるか否かを判定し、モノクロであれば上に述
べたMのインクリメント処理を繰り返し、カラーであれ
ば、図8のフローチャートにリターンする。また、ステ
ップS306において次の用紙IDがなくなった場合に
も図8のフローチャートにリターンし、以上でMのカウ
ント処理が終了する。これにより、画像安定化調整が必
要と判定された時点で、モノクロモードに設定されてい
る場合における次のカラーモードを実行するまで(もし
くは、用紙IDがなくなるまで)のモノクロモードによ
る画像形成回数を予めカウントできたことになる。
【0051】図8のフローチャートに戻り、上記のステ
ップS213のMのカウント処理後、当該Mの値に基づ
いて、実行すべき安定化調整の態様を決定する(ステッ
プS214)。図10は、当該ステップS214のサブ
ルーチンを示すフローチャートである。まず、M≦Nで
あるか否かを判断する(ステップS401)。前述した
ようにNは、画像安定化調整の時期を決定するための閾
値であったから、M≦Nであれば、次の画像安定化調整
の実行時期までに、(i)カラーモードでの画像形成を実
行するか、(ii)用紙IDがなくなることになるが、(i)
の場合には、将来カラーモードで画像形成する際に、改
めてカラーの画像安定化調整を実行するよりは、現時点
でカラーの画像安定化調整を実行しておく方がブラック
のトナーの節約になるし、(ii)の場合にも、この判定時
期直後に、新たにカラー画像の印字要求がある場合を考
えれば、現時点でやはりカラーでの画像安定化調整をし
ておく方が望ましいので、その旨を示すためステップS
405において、フラグFを1に設定する。
【0052】一方、ステップS401においてM≦Nで
ない場合、すなわちN<Mである場合には、ステップS
402に移って、M≦2Nであるか否かを判定する。こ
こでM≦2Nであれば、次の2回目の画像安定化調整の
実行時期までには、カラーの画像形成を実行することに
なるので、次に、L≦P()であるか否かを判定する
(ステップS403)。ここで、Pは、P=P’−Nと
なる所定値であり、これを上記式に代入すると、L+
N≦P’()となる。前述したように第2カウンタ2
11のカウント値Lは、前回にカラーの画像形成(画像
安定化調整のための基準パターンの形成も含む)した後
のモノクロモードでの過去の画像形成回数を意味するの
で(図8のステップS205、S217、S207参
照)、式左辺の(L+N)は、最後にC,M,Y,K
全ての現像器53M〜53Kを動作させてから、次の画
像安定化調整の時期までのモノクロモードでの画像形成
回数を意味する。一方、P’は、カラー用の現像器を動
作させないで放置していた場合、当該カラー用トナーの
帯電量が低下して基準パターンの作像に支障をきたすに
いたらない限界の時間を予め実験などにより求めてお
き、この限界時間内に連続して実行されるモノクロモー
ドでの画像形成回数を基準としつつ、実際には断続的に
画像形成が実行されることを考慮して、当該基準値より
小さな適当な値が設定される。なお、本実施の形態で
は、P’=800に設定されており、上述のようにN=
500であるから、P=P’−N=300となる。
【0053】したがって、ステップS403において
「No」の場合、すなわち、L>Pの場合には、次のカ
ラーの画像安定化調整時には、カラー用トナーの帯電状
態が悪くなっていることが予想されるので、今の段階で
カラー用現像器を動作させるべく、カラーの画像安定化
調整を実行させるため、ステップS405に移行してフ
ラグFを1に設定し、図8のフローチャートにリターン
する。
【0054】また、L≦Pの場合(ステップS403で
「Yes」)には、まだ、カラー用トナーの帯電状態が
悪化していないので、現段階でカラーの画像安定化調整
を行う必要はなく、ステップS404においてフラグF
を0に設定し、図8のフローチャートにリターンする。
さて、図8のステップS215では、上記ステップS2
14の安定化調整の態様決定処理で設定されたフラグF
の状態を判断し、F=1であれば、カラーの画像安定化
調整を実行させた後、第2カウンタ211におけるカウ
ント値Lを0にリセットし(ステップS212,S21
7)、F=0のときは、モノクロの画像安定化調整を実
行させる(ステップS216)。その後、第1カウンタ
210におけるカウント値Qを0にリセットし(ステッ
プS218)、上述したステップS203〜S210の
制御動作を実行した後、ステップS202に戻る。
【0055】以上のような処理が、ステップS209で
次の用紙IDがなくなったと判断されるまで繰り返さ
れ、次の用紙IDがなくなった時点で、印字処理のサブ
ルーチンを終了して図6のフローチャートにリターンす
る。上述したように、本実施の形態では、モノクロモー
ドの設定時に画像安定化調整の時期が到来した場合に、
直ぐにモノクロの画像安定化調整するのではなく、
(a)次の1回目の画像安定化調整の時期までにカラー
モードで画像形成する場合(図10、ステップS401
でYes)、もしくは、(b)次の1回目の画像安定化
調整までにカラーモードで画像形成しないが、次の2回
目の画像安定化調整までにはカラーモードで画像形成す
る場合であって、かつ、前回にカラーモードで画像形成
もしくは画像安定化調整により全ての現像器を動作させ
てからのモノクロモードによる画像形成回数(カウント
値L)が所定値Pを超える場合(図10、ステップS4
02でYes、ステップS403でNo)にはカラーの
画像安定化調整を実行させるように制御している。
(a)の場合には、近い将来にカラーモードによる画像
形成を実行するので、その際にカラーの画像安定化調整
を実行するよりも現時点で予めカラーモードを実行する
ことにより、ブラックのトナーの無駄な消費を防げるこ
とができるし、(b)の場合には、本当に必要なカラー
の画像安定化調整を実行する前に、いわば仮のカラーの
画像安定化調整を実行させて事前にカラー用のトナーの
帯電状態を回復させておくことになるので、その後に実
行されるカラーの画像安定化調整を適正化することがで
きる。
【0056】そして、(a)、(b)以外の場合(図1
0におけるステップS402でNoまたは、ステップS
403でYes)には、カラーの画像安定化調整の必要
がないので、モノクロの画像安定化調整を実行させる。
以上により、トナーの消費をできるだけ避けつつ、適正
な画像安定化調整を実行することが可能となる。 (4)変形例 なお、本発明の内容は、上記実施の形態に限定されない
のは言うまでもなく、以下のような変形例を考えること
ができる。
【0057】(4−1)上記実施の形態では、画像安定
化調整として自動濃度制御(AIDC)を例にして説明
したが、これと共にもしくはこれに代えて公知のレジス
ト補正を上記と同様に制御してもよい。このレジスト補
正は、主にタンデム型の画像形成装置において転写ベル
トなどに各色のレジストマークを形成し、これを検出し
て各色の像の転写位置のずれ量を求め、これにより画像
の書き込み位置を補正してカラー画像における色ずれを
解消するものであるが、再現画像の画質を安定化させる
という意味では、画像安定化調整の範疇に含まれるし、
トナーの消費も伴うからである。
【0058】レジスト補正は通常、カラー画像における
色ずれを補正するために実行されるものであるが、ボウ
(湾曲)補正を行う場合には、ブラック画像のみの場合
にもレジスト補正を実行する場合がある。すなわち、転
写ベルトの搬送方向と直交する方向(主走査方向)の異
なる位置にブラックのレジストマークを複数同時に形成
し、各レジストマークが直線上に位置しているか否かで
ボウの発生量を知ることができるので、このボウの発生
量を相殺するように公知の画像補正を実行すれば、ボウ
補正が行える。したがって、レジスト補正でもモノクロ
モードで実行する場合とカラーモードで実行する場合が
あり、この意味で上記AIDCと同列に考えることがで
きる。
【0059】なお、本実施の形態においては、モノクロ
モードでは、揺動フレーム46を退避位置(図2参照)
に移動させて転写ベルト41をカラー用の感光体ドラム
51M〜51Yから離間させるようにしているので、当
該モノクロモード設定時にカラーの画像安定化調整(レ
ジスト補正)を実行させる場合には、揺動フレーム46
を一旦非退避位置に移動させてカラーモードに設定する
必要がある。
【0060】(4−2)上記実施の形態では、第2カウ
ンタ211のカウント値Lをカラーモードでの画像形成
およびカラーの画像安定化調整の度にリセットしていた
が(図8のフローチャートにおけるステップS205、
S217参照)、上記(4−1)のレジスト補正も実行
する場合には、カラーモードでレジストマークが形成さ
れた後にもリセットされる。カウント値Lは、カラー用
の現像器内のトナーの帯電状態の劣化の程度を評価する
ためカウントされるものであるから、上記各色のレジス
トマーク形成時に現像器を動作させて内部のトナーを攪
拌することにより帯電状態が回復されるので、それを起
算点としてカウントしなおす必要があるからである。こ
のことは、他に何かの事情により全ての現像器を動作さ
せる必要が生じた場合も同様であり、その度にカウント
値Lがリセットされる。
【0061】(4−3)上記実施の形態においては、基
準パターンを対応する感光体ドラム51M〜51K上に
形成してAIDCを実行したが、当該基準パターンをさ
らに転写ベルト41上に転写して、転写ベルト41上の
基準パターンを検出することによりAIDCを実行する
ようにしてもよい。この場合には、上記(4−1)のレ
ジスト補正の場合と同様、モノクロモード設定時にカラ
ーの画像安定化調整(AIDC)を実行させる場合に揺
動フレーム46を一旦非退避位置に移動させてカラーモ
ードに設定する必要がある。
【0062】(4−4)上記実施の形態においては、カ
ラーまたはモノクロの画像安定化調整の必要性を判断す
るための負荷量として、画像形成回数をカウントするよ
うにしたが、特にトナーの帯電量の変化は時間の経過に
依存するところが大きいので、このような負荷量とし
て、前回に画像安定化調整を実行してからの経過時間を
用いてもよい。すなわち、図8のフローチャートにおけ
る「Q」は、前回にどちらかの画像安定化調整を実行し
てからの経過時間を示し、「L」は、最後にカラーモー
ドで画像形成もしくはカラーの画像安定化調整を実行し
た後の経過時間(すなわち、カラー用の現像器を動作さ
せていない時間)となる。また、「M」は、モノクロモ
ードに設定されている場合における、次にカラーモード
を実行するまでの予測時間(次にカラーモードを実行す
るまでのモノクロモードの実行回数をカウントし、この
回数にモノクロモード1回に要する時間を乗じて求めら
れる。)となる。このような負荷量の捉え方の違いによ
り、閾値となる「N」、「P」の値も異なってくるのは
言うまでもない。
【0063】(4−5)上記実施の形態においては、感
光体ドラムから直接記録シート上に画像を転写するもの
について説明したが、感光体ドラムから一旦転写ベルト
に転写して形成された多重色画像をさらに記録シート上
に転写して画像形成するようなものにも適用できる。ま
た、本発明は、特に画像安定処理における各色のトナー
の無駄な消費を無くすことを目的とするものであるか
ら、タンデム型のものに限定されず、1個の感光体ドラ
ムの周囲に複数の現像器を配設して、各色の画像を当該
感光体ドラム上に順次作成して記録シートに転写する方
式のように、要するに複数の現像器を使用して画像を形
成する全ての画像形成装置に適用可能である。
【0064】また、プリンタに限らず、カラー複写機や
カラーファクシミリ装置であってもよい。
【0065】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明は、それ
ぞれ異なる色の現像剤を有する現像器を複数備え、第1
の画像安定化調整原稿画像の色情報に応じて、前記複数
の現像器を使用して画像を形成する第1の画像形成モー
ドと、そのうちの特定の色の現像剤を有する現像器のみ
を使用して画像を形成する第2の画像形成モードとを切
り換えて記録シートもしくは転写体上に画像を形成する
画像形成装置において、所定の期間経過時に、設定され
ている画像形成モードに応じて対応する色に関して画像
安定化調整を実行することを原則としつつも、特に、第
2の画像形成モード設定時に画像安定化調整の時期が到
来した場合には、直ぐに当該第2の画像安定化調整を実
行するのではなく、次に第1の画像形成モードを実行す
る時期と、前記複数の現像器の過去の動作状態を示す情
報とに基づいて、全ての色について画像安定化調整を実
行すべきか、特定の色についてのみ画像安定化調整を実
行すべきかを選択するようにしている。
【0066】第2の画像形成モード設定時に画像安定化
調整の時期が到来した場合において、次に第1の画像形
成モードを実行する時期を考慮して当該第1の画像形成
モードを実行する時期が近い場合に予め全ての色につい
て画像安定化調整を実行するようにすれば、現像剤の無
駄な消費を防ぐことが可能になると共に、第1の画像形
成モードを実行する時期がそれほど近くなくても、前記
複数の現像器の過去の動作状態を示す情報に基づいて第
2の画像形成モード実行時に使用されない現像器におけ
る現像剤の帯電状態を回復させておく必要の有無を判断
でき、必要に応じて事前に全ての色について画像安定化
調整を実行するように制御すれば、全ての現像器におけ
る現像剤の帯電状態を良好な状態に回復した後に次回の
適正な画像安定化調整を実行することが可能となり、再
現画像の画質の安定化に資する。
【0067】これにより、適正な画像安定化調整の実行
を確保しつつ、従来のように常に全色による画像安定化
調整を実行する場合や、第2から第1の画像形成モード
に切り換える度に全色について頻繁に画像安定化調整す
る場合に比べ、現像剤の無駄な消費を低減させることが
できると共に頻繁な画像安定化調整の実行による画像形
成効率の低下や画像形成部の構成部品の不要な消耗を防
ぐことを可能ならしめる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るタンデム型のカラー
プリンタの全体の構成を示す図である。
【図2】上記プリンタ内の記録シート搬送部の構成を示
す斜視図である。
【図3】上記プリンタ内に設置される制御部の構成を示
すブロック図である。
【図4】上記制御部内のカラー原稿判定部の構成を示す
ブロック図である。
【図5】原稿情報と原稿/用紙対応情報の関係を示す図
である。
【図6】上記制御部により実行されるプリンタ全体の制
御動作を示すフローチャートである。
【図7】図6のフローチャートにおけるステップS5の
原稿画像取り込み処理のサブルーチンを示すフローチャ
ートである。
【図8】図6のフローチャートにおけるステップS6の
印字処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
【図9】図8のフローチャートにおけるステップS21
3のMカウント処理のサブルーチンを示すフローチャー
トである。
【図10】図8のフローチャートにおけるステップS2
14の安定化調整の態様決定のサブルーチンを示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
10 プリンタ 20 制御部 50 画像プロセス部 51M〜51K 感光体ドラム 53M〜53K 現像器 55M〜55K AIDCセンサ 60M〜60K 露光走査部 201 CPU 202 データ受信部 203 カラー原稿判定部 204 対応情報生成部 205 画像信号処理部 206 画像メモリ 207 LD駆動回路 208 駆動制御部 209 電圧制御部 210 第1カウンタ 211 第2カウンタ 212 第3カウンタ 213 RAM 214 ROM
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 21/00 384 G03G 21/00 384 H04N 1/29 H04N 1/29 G 1/46 1/46 Z (72)発明者 河合 敦 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 日野 秀樹 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 杓子 浩二 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 高野 良昭 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 Fターム(参考) 2H027 DA10 DA38 DA44 DB02 EB04 EC03 EC06 EC07 EC20 ED03 ED06 ED08 ED24 EE02 EE07 EE08 EF06 EF09 FA28 FA35 FB07 FB15 2H030 AA00 AB02 AD07 AD12 AD16 BB02 BB23 BB36 BB42 BB44 BB63 2H077 BA10 DA04 DA05 DA81 DB14 EA24 GA13 5C074 AA07 AA09 AA11 BB02 BB03 BB26 CC26 DD01 DD24 DD28 EE06 FF15 GG09 GG13 5C079 HA13 HA18 HB03 KA02 KA09 KA17 KA20 LA31 NA03 NA21 NA25 PA03

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ異なる色の現像剤を有する現像
    器を複数備え、原稿画像の色情報に応じて、前記複数の
    現像器を使用して画像を形成する第1の画像形成モード
    と、そのうちの特定の色の現像剤を有する現像器のみを
    使用して画像を形成する第2の画像形成モードとを切り
    換えて、記録シートもしくは転写体上に画像を形成する
    画像形成装置であって、 前記各色の基準パターンを形成し、形成された各基準パ
    ターンの検出結果から、各色の画像の作像条件を適正化
    するための第1の画像安定化調整を行う第1の画像安定
    化手段と、 前記特定の色の基準パターンを形成し、当該基準パター
    ンの検出結果から、当該色のみの画像の作像条件を適正
    化するための第2の画像安定化調整を行う第2の画像安
    定化手段と、 所定の期間ごとに、前記第1の画像安定化手段もしく
    は、第2の画像安定化手段のいずれかを選択して、該当
    する画像安定化調整を実行させる制御手段とを備え、 前記制御手段は、第1の画像形成モード設定時に画像安
    定化調整の時期が到来する場合には、第1の画像安定化
    手段を選択し、 第2の画像形成モード設定時に画像安定化調整の時期が
    到来する場合には、次に第1の画像形成モードを実行す
    る時期を予測し、その予測された時期と、前記複数の現
    像器の過去の動作状態を示す情報とに基づいて、第1も
    しくは第2の画像安定化手段のいずれかを選択すること
    を特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記複数の現像器の過去の動作状態を示
    す情報は、最後に当該複数の現像器を全部動作させた後
    における、第2の画像形成モードによる画像形成回数も
    しくは経過時間であって、 前記制御手段は、第2の画像形成モード設定時に画像安
    定化調整の時期が到来する場合において、次に第1の画
    像形成モードを実行すると予測される時期が、次の1回
    目の画像安定化調整の時期より前に到来するという第1
    の条件を満たすか、当該第1の条件を満たさなくても、
    次に第1の画像形成モードを実行すると予測される時期
    が次の2回目の画像安定化調整の時期よりも前であっ
    て、かつ、上記複数の現像器の過去の動作状態を示す情
    報の値が所定値を超えるという第2の条件を満たす場合
    には、第1の画像安定化手段を選択し、前記第1と第2
    の条件を共に満たさない場合に第2の画像安定化手段を
    選択することを特徴とする請求項1記載の画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】 入力された原稿の画像データに基づき、
    原稿の頁ごとに前記第1の画像形成モードで画像形成す
    べき原稿か、前記第2の画像形成モードで画像形成すべ
    き原稿かを判定すると共に、その判定結果を頁ごとの色
    情報として取得する色情報取得手段を備え、 前記制御手段は、前記原稿の頁毎の色情報に基づき、次
    に第1の画像形成モードを実行する時期を予測すること
    を特徴とする請求項1または2記載の画像形成装置。
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