JP2008107506A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】規制ローラ90の電圧制御を行うことなく、規制ローラ90との接触に起因する中間転写ベルト51の帯電ムラを解消して、細密なトナー像が散乱しない画像形成装置100を提供する。
【解決手段】中間転写ベルト51の直線部にイエロー、シアン、マゼンタ、ブラックのトナー像をそれぞれ形成する感光ドラム1a、1b、1c、1dを配置する。ブラック単色モードでは、感光ドラム1a、1b、1cから中間転写ベルト51を離間させる一方、規制ローラ90を上昇位置90bへ突き出して中間転写ベルト51を支持させ、感光ドラム1dのみで画像形成を行う。フルカラーモードでは、規制ローラ90を下降位置90aへ移動させて、接地電位に接続された規制ローラ90が、一次転写ローラ1cによる中間転写ベルト51の帯電状態に影響を及ぼさないようにする。
【選択図】図3

Description

本発明は、トナー像を直接的または間接的に搬送するベルト部材を用いてトナー像を記録材に転写する画像形成装置、詳しくはベルト部材を支持する支持部材を制御して搬送されるトナー像の乱れを防止する技術に関する。
感光ドラムに形成した分解色ごとのトナー像を中間転写ベルトに重ねて転写してフルカラー画像を画像形成する画像形成装置が実用化されている。記録材搬送ベルトに吸着搬送させた記録材に異なる分解色のトナー像を重ねて転写してフルカラー画像を画像形成する画像形成装置も実用化されている。ブラックのトナー像を形成する感光ドラムを最も下流側に配置し、白黒画像を形成する場合には、ブラックのトナー像を形成する感光ドラムだけを用いるフルカラー画像形成装置も実用化されている。
特許文献1乃至3には、ブラック以外の分解色のトナー像を形成する像担持体からベルト部材を離間させて、最も下流側の感光ドラムにより白黒画像を形成する画像形成装置が示される。ベルト部材を離間させて関係の無い感光ドラムや帯電装置を停止させることにより、不必要な機械的磨耗や電力消費を節約している。
また、最も下流側に位置する2つの感光ドラムの間には、ベルト部材の内側面を支持して、最も下流側の感光ドラムにおけるベルト部材の当たり位置を一定に保つ支持ローラが配置される。白黒画像を形成する際には、複数の感光ドラムから離間した下流側で、ベルト部材は、支持ローラによって曲げて支持される。
特許文献1には、ベルト部材の内側面を支持する3つの転写ローラを偏心カムを用いて一体に移動させるベルト部材の当接/離間機構が示される。特許文献3には、支持ローラの回転軸を中心にして回動される板材に、複数の感光ドラムの転写ローラを軸支させたベルト部材の当接/離間機構が示される。
特許文献4、5には、感光ドラムの下流側で中間転写ベルトを支持するローラ部材に印加する電圧を調整して、中間転写ベルトに担持されたトナー像の乱れを防止する技術が示される。特許文献6には、ローラ部材の前後で中間転写ベルトを除電して、中間転写ベルトに担持されたトナー像の乱れを防止する技術が示される。
特開2001−249519号公報 特開2004−117426号公報 特開2005−62642号公報 特開2000−298408号公報 特開2006−119508号公報 特開2004−317915号公報
特許文献1乃至3に示される画像形成装置では、中間転写ベルトを循環させてカラー画像を形成すると、中間転写ベルト上のトナー像に乱れが発生することが判明した。後述するように、中間転写ベルトが循環すると、支持ローラを通過する際に中間転写ベルトに帯電ムラが発生して、中間転写ベルト上の細密なトナー像を散乱させてしまうことが確認された。具体的には、細いライン画像の飛び散り現象や、ハーフトーン画像における横縞状のムラが発生してしまう。
しかし、特許文献4、5に示されるように、支持ローラの電位を調整しても、中間転写ベルト上の細密なトナー像の散乱は解消されない。後述するように、中間転写ベルトの速度や上流側での転写バイアス電圧によって、支持ローラを通過する時点での中間転写ベルトの内側面の帯電電位が変化するので、支持ローラを一律一様に電位調整しても帯電ムラの発生を完全には阻止できない。
また、特許文献6に示されるように、中間転写ベルトの除電を行っても、中間転写ベルト上の帯電したトナー像に起因する中間転写ベルトの帯電ムラは解消されない。トナー像と中間転写ベルトとの帯電バランスを無視した除電を行うと、トナー像の乱れは一段と激しくなる。
そこで、中間転写ベルトの速度や転写バイアス電圧に応じて支持ローラに印加する電圧を調整して、支持ローラを通過する中間転写ベルトの帯電電位に一致させることが提案された。
しかし、支持ローラに可変の電圧を印加する専用電源が必要となり、中間転写ベルトの帯電電位を検知するセンサや電圧を制御する制御回路等も必要となって、部品点数が増加し、機構設計、機器配置の自由度も損なわれる。
本発明は、支持ローラの電圧制御を行うことなく、支持ローラとの接触に起因する中間転写ベルトの帯電ムラを解消して、細密なトナー像が散乱しない画像形成装置を提供することを目的としている。
本発明の画像形成装置は、第1及び第2像担持体と、前記第1及び第2像担持体に接触しながら移動し、前記第1像担持体上のトナー像、及び、前記第2像担持体上のトナー像が転写される中間転写体とを有するものである。前記第1及び第2像担持体からトナー像が前記中間転写体へ転写されて画像が形成される第1モードと、前記第1像担持体と前記中間転写体とが離間している状態で、前記第2像担持体上のトナー像が前記中間転写体に転写されて画像が形成される第2モードとを実行する。前記第1像担持体と前記第2像担持体との間で前記中間転写体に接触し、前記第2モード中に、前記中間転写体の移動の軌跡を規制する規制部材を有するが、前記規制部材は、前記第1モード中に、前記中間転写体から離間している。
別発明の画像形成装置は、第1及び第2像担持体と、担持する記録材を介して前記第1及び第2像担持体に接触しながら移動し、前記記録材に前記第1像担持体上のトナー像、及び、前記第2像担持体上のトナー像が転写される記録材担持体とを有するものである。前記第1及び第2像担持体からトナー像が記録材へ転写される第1モードと、前記第1像担持体と前記記録材担持体とが離間している状態で、前記第2像担持体上のトナー像が記録材に転写される第2モードとを実行する。前記第1像担持体と前記第2像担持体との間で前記記録材担持体に接触し、前記第2モード中に、前記記録材担持体の移動の軌跡を規制する規制部材を有するが、前記規制部材は、前記第1モード中に、前記記録材担持体から離間している。
本発明の画像形成装置によれば、支持部材がベルト部材の帯電状態に影響を及ぼさない位置へ退去するので、上流側帯電手段によるベルト部材の帯電状態が、支持部材を通過する前後で変化しない。退去した支持部材は、ベルト部材上のトナー像の分布状態を無視した一様な帯電や一様な除電をベルト部材に施す心配がない。
従って、支持部材を通過する前のトナー像とベルト部材との帯電バランス、帯電分布が支持部材を通過した後もそのまま維持されるので、帯電バランス、帯電分布の変化に起因するトナー像の乱れが発生しない。細いライン、微細なパターン、グラデーションのトナー像におけるトナー粒子の散乱や移動が発生しないので、解像度の高い高品質の画像が得られる。
以下、本発明の一実施形態であるフルカラー画像形成装置について、図面を参照して詳細に説明する。本発明の画像形成装置は、以下に説明する実施形態の限定的な構成には限定されない。感光ドラムの下流側で支持ローラを離間させて中間転写ベルト等への電気的な影響を回避する限りにおいて、各実施形態の構成の一部または全部を、その代替的な構成で置き換えた別の実施形態でも実現可能である。
本実施形態では、中間転写ベルト51に沿って4つの感光ドラム1a、1b、1c、1dを配置したタンデム型画像形成装置を説明する。しかし、本発明の画像形成装置は、記録材搬送ベルトに沿って中間色を含む4つ以上の感光ドラムを配置した画像形成装置としてもよく、感光ドラム1つのモノクロ仕様でもよい。すなわち、本実施形態では、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色の画像を形成する装置において、ブラック単色モードにおける動作の詳細を説明する。しかし、本構成は、前記4色以外の色を用いた画像形成装置や、淡色トナーを用いた画像形成装置に適用することも可能である。
本発明の画像形成装置は、プリンタ、各種印刷機、複写機、FAX、複合機等、種々の用途に対応させて実施できる。
なお、特許文献1乃至6に示される画像形成装置の構成、搭載された各電源、装置機器の詳細構造、制御等については、繰り返しの煩雑を回避すべく、図示を省略して詳細な説明も省略する。
<画像形成装置>
図1はタンデム型フルカラー画像形成装置の構成を示す説明図、図2は各分解色の画像形成部の構成を示す説明図である。図1に示すように、画像形成装置100は、ユニット化された画像形成部Sa、Sb、Sc、Sdを中間転写ベルト51に沿って配列させた中間転写方式タンデム型フルカラー画像形成装置である。画像形成部Sa、Sb、Sc、Sdは、それぞれ感光ドラム1a、1b、1c、1dを有して、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各分解色のトナー像を電子写真プロセスにより形成する。
画像形成部Sa、Sb、Sc、Sdは、現像装置4a、4b、4c、4dに充填される現像剤(トナー)の色が異なる以外は共通に構成されている。従って、画像形成部Sa、Sb、Sc、Sdの詳細な構造については、添え字a、b、c、dを除いて総括的に図示した図2を参照して共通に説明する。
図2に示すように、画像形成部S(Sa、Sb、Sc、Sd:図1)は、それぞれ像担持体としての感光ドラム1(1a、1b、1c、1d:図1)を有する。矢印R1方向に回転する感光ドラム1を囲んで、一次帯電ローラ2、露光装置3、現像装置4、一次転写ローラ53、クリーニング装置6が矢印R1方向に順次配設されている。
感光ドラム1は、アルミニウム等の導電性基体11の外周に光導電層12を形成した円筒状の電子写真感光体であって、表面の帯電極性は負極性である。感光ドラム1は、中心の支軸13によって回転自在に支持され、不図示の駆動源によって回転駆動される。
一次帯電ローラ2は、帯電バイアス電源24によって帯電バイアス電圧を印加された状態で感光ドラム1に圧接して矢印R2方向へ従動回転することにより、感光ドラム1の表面を負極性の所定電位に帯電させる。一次帯電ローラ2は、導電性発泡材料の低抵抗導電層22の中心に導電性の芯金21を配置して回転軸とし、外周に中抵抗導電層23を被せて全体としてローラ状に構成されている。芯金21の両端部は、不図示の軸受部材によって回転自在に支持され、不図示の押圧ばねによって感光ドラム1に向けて付勢されているので、一次帯電ローラ2は、感光ドラム1の表面に所定の押圧力で圧接される。
露光装置3は、画像データを走査線に沿って展開した画像信号によってパルス変調されたレーザービームを不図示のポリゴンミラーにより走査して、感光ドラム1の表面を走査露光する。一様に帯電していた感光ドラム1の表面には、露光の走査線に沿って画素濃度に応じた電位が書き込まれ、感光ドラム1の表面に静電潜像が形成される。
現像装置4は、感光ドラム1の表面の静電潜像に現像剤を付着させてトナー像に現像する。現像容器41には、非磁性トナー粒子(トナー)と磁性キャリア粒子(キャリア)とを混合した2成分系現像剤が収容される。現像容器41は、現像室45と撹拌室46とに区画され、撹拌室46の上方には補給用のトナーを収容した補給室47が接続されている。
感光ドラム1に面した現像容器41の開口部に現像スリーブ42が回転自在に設置され、現像スリーブ42の内側にマグネットローラ43が非回転に固定配置されている。マグネットローラ43の磁界によって現像スリーブ42に担持された2成分現像剤は、現像スリーブ42の回転に伴って、規制ブレード44で薄層に規制され、感光ドラム1の表面に対向する現像領域に供給される。現像領域では、マグネットローラ43の磁界によって2成分現像剤が穂立ちして磁気ブラシを形成し、磁気ブラシによって感光ドラム1の表面が摺擦される。現像スリーブ42には、現像バイアス電源48によって現像バイアス電圧が印加されているので、磁気ブラシの穂を構成するキャリアに付着しているトナーが感光ドラム1の静電潜像に静電気的に移動して付着する。ここでは、感光ドラム1の表面の露光によって負極性の電位が減衰した部分に、感光ドラム1の帯電極性と同極性(負極性)に帯電させたトナーを付着させる反転現像によってトナー像を形成する。
感光ドラム1の表面に形成されたトナー像は、一次転写ローラ53を用いて帯電させた中間転写ベルト51に一次転写される。一次転写ローラ53は、回転軸を兼ねた芯金531の外周面に円筒状の導電層532を被せてある。回転自在に支持された芯金531の両端部を不図示のばね部材によって付勢することにより、導電層532が中間転写ベルト51を介して所定の押圧力で感光ドラム1に圧接される。一次転写ローラ53は、中間転写ベルト51の内側面に圧接しており、中間転写ベルト51の移動に伴って従動回転する。
一次転写ローラ53は、芯金531に一次転写バイアス電源54を接続して一次転写バイアス電圧を印加することにより、中間転写ベルト51と感光ドラム1との間に一次転写部N1を形成する。トナー像を一次転写する際の一次転写ローラ53には、トナーの正規の帯電極性(負極性)とは逆極性(正極性)の一次転写バイアス電圧が印加される。一次転写ローラ53と感光ドラム1との間には、感光ドラム1の表面の負極性に帯電したトナー粒子を中間転写ベルト51に向かって付勢する電界が形成され、電界に応答したトナー粒子が感光ドラム1から中間転写ベルト51へ移動する。
一次転写部N1で一次転写されなかった転写残トナー等は、クリーニング装置6により除去して、感光ドラム1の表面を、次回の一次帯電〜一次転写のプロセスに備えさせる。クリーニング装置6は、柔軟な弾性体材料のクリーニングブレード61を感光ドラム1の表面に摺擦させて、感光ドラム1の表面の付着物をドラムクリーナハウジング63に掻き落とす。ドラムクリーナハウジング63に堆積した廃トナーは、搬送スクリュー62によって軸方向に搬送して、不図示の廃トナー収容部に貯留される。
図1に示すように、画像形成部Sa、Sb、Sc、Sdに共通に圧接させて中間転写ベルト51が配置される。感光ドラム1a、1b、1c、1dで形成された4つの分解色のトナー像は、中間転写ベルト51に重ねて一次転写されて二次転写部N2に搬送され、二次転写部N2で記録材Pに一括して二次転写される。
中間転写ベルト51は、駆動ローラ52、従動ローラ55、二次転写内ローラ56、上流規制ローラ58に掛け渡して支持された状態で中間転写ユニット5にまとめられている。中間転写ベルト51は、不図示の駆動源に接続された駆動ローラ52に駆動されて矢印R3方向に循環し、圧接された感光ドラム1a、1b、1c、1dを従動回転させる。中間転写ベルト51は、一次転写ローラ53a、53b、53c、53dによって内側面を押圧されることにより、外側面を感光ドラム1a、1b、1c、1dに圧接して一次転写部N1a、N1b、N1c、N1dを形成する。
中間転写ベルト51を挟んで二次転写内ローラ56に対向する二次転写外ローラ57は、中間転写ベルト51に圧接して二次転写部N2を形成する。記録材供給部8は、中間転写ベルト51上のトナー像に同期したタイミングで二次転写部N2に記録材Pを供給する。すなわち、記録材Pを貯留したカセット81からピックアップローラ82によって記録材Pを1枚ずつ取り出してレジストローラ83で待機させる。そして、中間転写ベルト51上のトナー像の先頭にタイミングを合わせてレジストローラ83を作動させて記録材Pを二次転写部N2に受け渡す。記録材Pは、中間転写ベルト51の循環速度と等しい速度で二次転写部N2を通過して、中間転写ベルト51上のトナー像を二次転写される。
二次転写外ローラ57には、二次転写バイアス電源60が接続され、トナー像の二次転写に際しては、トナーの正規の帯電極性(負極性)とは逆極性(正極性)の二次転写バイアス電圧が印加される。これにより、接地電位に接続された二次転写内ローラ56と、二次転写バイアス電圧を印加された二次転写外ローラ57との間には、中間転写ベルト51上の負極性のトナー粒子を記録材Pに向かって付勢する電界が形成される。電界に応答したトナー粒子が中間転写ベルト51から記録材Pへ移動することにより、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各分解色のトナー像が一括して記録材Pに二次転写される。
二次転写部N2を通過してフルカラーのトナー像が二次転写された記録材Pは、定着装置7へ搬送される。定着装置7は、回転自在に配設された定着ローラ71と、定着ローラ71に圧接しながら回転する加圧ローラ72とを有する。定着ローラ71の内部には、ハロゲンランプヒータ73が配設され、ヒータ73へ供給する電力を制御して、定着ローラ71の表面の温度調節が行われている。定着装置7に搬送された記録材Pは、一定速度で回転する定着ローラ71と加圧ローラ72との加圧ニップを通過する過程で表裏両面からほぼ一定の圧力と温度とで加圧加熱される。これにより、記録材Pの表面の未定着トナー像は、溶融して記録材Pに定着されてフルカラー画像が形成される。
二次転写部N2で記録材Pに二次転写されずに中間転写ベルト51に残った転写残トナーは、中間転写ベルト51の循環に伴ってベルトクリーニング装置59に搬送されて除去、回収される。ベルトクリーニング装置59は、クリーニング装置6と同様に、クリーニングブレードを用いて転写残トナーをドラムクリーナハウジングに掻き落とし、搬送スクリューによって搬送して廃トナー収容部に貯留する。
本実施形態におけるプロセス速度、すなわち感光ドラム1及び中間転写ベルト51の周速度は、100mm/secである。中間転写ベルト51は、PC(ポリカーボネート)、PET(ポリエチレンテレフタレート)、PVDF(ポリフッ化ビニリデン)のような誘電体樹脂によって構成できる。本実施形態では、表面抵抗率1012Ω/□(JIS−K6911法準拠プローブを使用、印加電圧100V、印加時間60sec、23℃/50%RH)、厚み100μmのPI(ポリイミド)樹脂で形成されたものを用いた。しかし、これに限定されるものではなく、他の材料、体積抵抗率、及び厚みのものでも構わない。
一次転写ローラ53は、外径8mmの芯金531と、厚さ4mmの導電性ウレタンスポンジ層532とによって構成され、一次転写ローラ53の電気抵抗値は、約10Ω(23℃/50%RH)である。一次転写ローラ53の電気抵抗値は、500g重の荷重の下で接地された金属ローラに当接させた一次転写ローラ53を50mm/secの周速で回転させ、芯金531に100Vの電圧を印加して測定された電流値から求めた。
二次転写内ローラ56は、外径18mmの芯金561と、厚さ2mmの導電性のシリコンゴムのソリッド層562とによって構成され、二次転写内ローラ56の電気抵抗値は、一次転写ローラ53と同様に測定して約10Ωである。
二次転写外ローラ57は、外径20mmの芯金571と、厚さ4mmの導電性のEPDMゴムのスポンジ層572とによって構成され、二次転写外ローラ57の電気抵抗値は、一次転写ローラ53と同様に測定して約10Ωである。ただし、測定時の印加電圧は2000Vとした。
<第1実施形態>
図3は中間転写ベルトを感光ドラムから離間させた状態の説明図、図4は中間転写ベルトおよび支持ローラの着脱機構の説明図、図5は支持ローラの昇降制御のフローチャートである。第1実施形態では、上述した画像形成装置100で白黒画像を形成する際には、中間転写ベルト51を感光ドラム1a、1b、1cから離間して、規制ローラ90により中間転写ベルト51の内側面を支持させる。しかし、カラー画像を形成する際には、規制ローラ90を中間転写ベルト51の内側面から離間させて、規制ローラ90が中間転写ベルト51の帯電状態に影響を及ぼさないようにする。
図1に示すように、画像形成装置100は、感光ドラム1aの上流に上流規制ローラ58を備え、感光ドラム1dの上流に規制ローラ90を備える。
図3に示すように、上流規制ローラ58は、上昇位置58aと下降位置58bとの間を移動して中間転写ベルト51を昇降させることにより、感光ドラム1a、1b、1cと中間転写ベルト51との圧接/離間を制御する。上流規制ローラ58は、上昇位置58aで中間転写ベルト51の内側面を支持して、駆動ローラ52との間に中間転写ベルト51の直線部を形成して、感光ドラム1aと中間転写ベルト51との接触状態および接触位置を一定に確保する。
規制ローラ90は、中間転写ベルト51が下降して感光ドラム1a、1b、1cから離間すると、上昇位置90bで中間転写ベルト51の内側面を支持して、感光ドラム1dと中間転写ベルト51との接触状態および接触位置を一定に確保する。しかし、中間転写ベルト51が感光ドラム1a、1b、1cに圧接されると、下降位置90aへ移動して中間転写ベルト51から離間する。
図4に示すように、上流規制ローラ58と一次転写ローラ53a、53b、53cとは、それぞれの回転軸が共通のリトラクトフレーム581に固定される。上流規制ローラ58は接地電位に接続されている。しかし、一次転写ローラ53a、53b、53cは、リトラクトフレーム581から絶縁されて、それぞれ独立した一次転写バイアス電圧を印加可能にしてある。
リトラクトフレーム581は、回転軸584を中心に回動するカム582と、回転軸585を中心に回転するカム583とを並列に回動することにより、平行を保ったままに上下に移動する。リトラクトフレーム581の昇降に伴う中間転写ベルト51のたるみは、テンションローラ55の移動によって吸収される。ベルトクリーニング装置59は、テンションローラ55に位置関係を固定されているので、テンションローラ55が移動しても、ベルトクリーニング装置59と中間転写ベルト51との関係は一定に保たれる。
一方、規制ローラ90は、回転軸902を中心にして回動可能なアーム901の先端に軸支されて、接地電位に接続されている。回転軸904を中心にして回転可能なカム903を回転させることにより、アーム901を回動させて規制ローラ90を昇降させる。
回転軸584、585、904は、モータ905によって駆動される不図示の連動機構によって並列に回転駆動される。連動機構は、回転軸584、585を図中右回り方向に回転して上流規制ローラ58を上昇位置58aに停止させる過程で、回転軸904を反対方向に回転して規制ローラ90を下降位置90aへ停止させる。連動機構は、回転軸584、585を図中左回り方向に回転して上流規制ローラ58を下降位置58bに停止させる過程で、回転軸904を反対方向に回転して規制ローラ90を上昇位置90bへ停止させる。
図1〜図4を参照して図5に示すように、画像形成が指令されると、制御部110は、画像データが白黒画像か否かを判断する(S111)。白黒画像ではない場合(S111のNO)、白黒印刷モードが設定されているか否かを判断する(S112)。
白黒画像の場合(S111のYES)および白黒印刷モードの場合(S112のYES)、制御部110は、ブラック単色モードで画像形成する。モータ905を作動させて、上流規制ローラ58を下降位置58b、規制ローラ90を上昇位置90bへ位置決め、中間転写ベルト51を感光ドラム1a、1b、1cから離間させる(S113)。
これにより、感光ドラム1a、1b、1cが中間転写ベルト51に従動回転しなくなり、中間転写ベルト51は、規制ローラ90で曲がって支持される(S113)。中間転写ベルト51が離間しない場合と同じ位置に感光ドラム1dの一次転写部N1dが再現され、制御部110は、ブラックのトナー像を形成する画像形成部Sdだけを作動させて画像形成する(S114)。
カラー画像をカラー画像形成する場合(S112のNO)、制御部110は、フルカラーモードで画像形成する。モータ905を作動させて、上流規制ローラ58を上昇位置58a、規制ローラ90を下降位置90aへ位置決め(S115)、中間転写ベルト51が感光ドラム1a、1b、1cに圧接させる(S115)。これにより、感光ドラム1a、1b、1cが中間転写ベルト51に従動回転し、規制ローラ90が中間転写ベルト51に接触しなくなる(S115)。一次転写部N1a、N1b、N1c、N1dが等しく配列し、制御部110は、画像形成部Sa、Sb、Sc、Sdを作動させて、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各分解色のトナー像を形成させる(S116)。
画像形成装置100は、フルカラーモードとブラック単色モードとを持ち、これらのモードに応じて中間転写ベルト51を感光ドラム1a、1b、1cに対して当接/離間させる。そして、当接/離間に伴って中間転写ベルト51の転写面における張り角度が不安定にならないために、中間転写ベルト51の内側面を支持する規制ローラ90を設けており、必要に応じて中間転写ベルト51に当接/離間させる。
図1に示すように、画像形成装置100がフルカラーモードで画像形成する場合、中間転写ベルト51は、感光ドラム1a〜1dに圧接して一次転写部N1a〜N1dを等しく形成する。このとき、上流規制ローラ58が上昇位置58aに移動して中間転写ベルト51の位置を規制し、上流規制ローラ58と駆動ローラ52とに掛け渡される中間転写ベルト51の面は直線部を構成する。そして、中間転写ベルト51に形成されたトナー像への影響を避けるために、規制ローラ90は、中間転写ベルト51から離れた下降位置90aに退去している。
図3に示すように、画像形成装置100がブラック単色モードで画像形成する場合、中間転写ベルト51は、感光ドラム1dのみに圧接して転写ニップN1dのみを形成し、ブラックの単色画像が中間転写ベルト51に転写される。このとき、上流規制ローラ58は、下降位置58bへ移動して中間転写ベルト51の位置を規制している。
そして、ブラック単色モードにおいて、一次転写部N1dの転写ニップが安定して形成されるために、一次転写ローラ53dの上流に、中間転写ベルト51の内側面を規制する規制ローラ90が配置される。規制ローラ90は、フルカラーモードでは下降位置90aに退去しているが、ブラック単色モードでは、上昇位置90bに移動して、中間転写ベルト51を曲げるように支持する。
このように、規制ローラ90が、フルカラーモードでは退避し、ブラック単色モードでは中間転写ベルト51の内面に当接する。これにより、フルカラーモードにおけるライン画像の飛び散りやハーフトーン画像の横縞ムラを回避し、一方で、ブラック単色モード時のブラックの一次転写も安定して行うことができる。
なお、ブラック単色モードでは、テンションローラ55よりも低い位置へ下降位置58bを設定して、上流規制ローラ58を中間転写ベルト51から離間させてもよい。テンションローラ55と規制ローラ90と規制ローラ90とによって中間転写ベルト51の位置を規制して、上流規制ローラ58の従動負荷を無くすことができる。
規制ローラ90および上流規制ローラ58は、いずれも外径16mmの中空のアルミパイプを採用して接地電位に接続してある。ただし、この外径や材質は前記に限定されるものではなく、半導電性のゴムローラなどを用いることも可能である。
規制ローラ90の位置は、ブラック単色モードにおける二次転写部N1dが安定するように、二次転写部N1dの近くに設置することが好ましい。しかし、一次転写ローラ53c、53dへ一次転写バイアス電圧が印加された際の干渉や放電リークを避けるために、規制ローラ90は、一次転写ローラ53c、53dから表面距離を5mm以上確保することが好ましい。そこで、第1実施形態では、一次転写部N1cと一次転写部N1dとの間隔を80mmとし、規制ローラ90は、一次転写部N1dの40mm上流側に配置した。つまり、一次転写部N1cと一次転写部N1dとの中間点である。
さらに、接地電位の規制ローラ90と中間転写ベルト51との間で放電や短絡を起こさないために、中間転写ベルト51から離間させた際の規制ローラ90と中間転写ベルト51との間隔を5mm以上確保している。
また、規制ローラ90は、ブラック単色モードにおいて安定的に中間転写ベルト51を規制するためには、中間転写ベルト51の巻きつき角度を3度以上としてなるべく大きくすることが好ましい。しかし、巻きつき角度を大きく取りすぎると、規制ローラ90の着脱動作のストロークが大きくなり過ぎて機構の大型化が懸念されるので、上限は約30度が好ましい。
また、駆動ローラ52は接地電位に接続されているので、一次転写部N1dの下流で駆動ローラ52に中間転写ベルト51が接触すると、一次転写ローラ53dによる中間転写ベルト51の帯電状態が変化する。これにより、一次転写部N1dで一次転写されたトナー像が乱れる可能性がある。しかし、駆動ローラ52を規制ローラ90のように中間転写ベルト51から離間させることは不可能なので、駆動ローラ52は、一次転写部N1dからなるべく遠ざけることが好ましい。第1実施形態では、一次転写ローラ53dと駆動ローラ52の距離を80mm離すことにより、駆動ローラ52におけるトナー像の乱れは回避できることが確認された。
一方、この観察結果に基づけば、規制ローラ90を中間転写ベルト51に圧接したままでも、上流の一次転写ローラ53cと規制ローラ90との間隔を80mm離せばトナー像の乱れを回避できる可能性がある。しかし、画像形成部Sa、Sb、Sc、Sdは等しくユニット化され、一次転写ローラ53a、53b、53c、53dの間隔は等しく設定する必要がある。従って、規制ローラ90が配置される一次転写ローラ53cと一次転写ローラ53dとの間隔だけを大きくすることは無理がある。一次転写ローラ53a、53b、53c、53dの間隔を等しく大きくすると、中間転写ユニット5も大型化して本体サイズが著しく大きくなる。従って、本体サイズを小型化する観点から見ても規制ローラ90の着脱の構成をとる本発明は非常に有効である。
以上説明したように、第1実施形態によれば、規制ローラ90が、フルカラーモードでは退避し、ブラック単色モードでは中間転写ベルト51の内側面に当接する。これにより、フルカラーモードにおけるライン画像の飛び散りやハーフトーン画像の横縞ムラを回避し、一方でブラック単色モード時のブラックトナー像の一次転写も安定して行うことができる。
<第1実施形態の変形例>
第1実施形態では、中間転写ベルト51の昇降と完全同期して規制ローラ90を昇降させているが、中間転写ベルト51を昇降させるリトラクトフレーム581の昇降と、規制ローラ90を昇降させるアーム901の回転とは別駆動としてもよい。これにより、必要なモータ数は増えるが、第1実施形態よりもきめ細かく規制ローラ90の昇降を制御できる。
例えば、フルカラーモードからブラック単色モードに切り替わる際に、規制ローラ90の着脱の手順を以下のように制御できる。すなわち、感光ドラム1a、1b、1cで形成されて中間転写ベルト51に一次転写されたトナー像が規制ローラ90を通過した後に、規制ローラ90を上昇させて中間転写ベルト51に当接させる。その後、上流規制ローラ58を下方に移動して、中間転写ベルト51を感光ドラム1a、1b、1cから離間させる。
一方、ブラック単色モードからフルカラーモードへ切り替えるときは、上流規制ローラ58を上方に移動させて、中間転写ベルト51を感光ドラム1a、1b、1cへ当接させる。その後、感光ドラム1a、1b、1cで作像されたトナー像を中間転写ベルト51に転写するが、これらの画像が規制ローラ90を通過する以前に、規制ローラ90を中間転写ベルト51から離間させている。
以上のような動作手順により、フルカラーモードでフルカラー画像が規制ローラ90によって乱されることや、ブラック単色モードで一次転写部N1dが不安定になることを避けることができる。さらに、フルカラーモードとブラック単色モードとを短時間で相互に切り替えて画像形成装置の稼動率を高めることができる。
<第2実施形態>
図6は第2実施形態における中間転写ベルトおよび支持ローラの着脱機構の説明図である。第2実施形態は、図1〜図3を参照して説明した画像形成装置100において、中間転写ベルトおよび支持ローラの着脱機構だけを第1実施形態とは異ならせている。従って、図6中、図1〜図3と共通する構成には共通の符号を付して詳細な説明を省略する。
図6に示すように、上流規制ローラ58と規制ローラ90とは、回転軸913を中心にして一体に回動されるリンクアーム911とリンクアーム912とにそれぞれ回転自在に支持されている。制御部110がモータ905を作動させると、回転軸915が回転駆動されて、カム914が回転し、カム914が回転軸913を中心にしてリンクアーム912を回転させて、上流規制ローラ58と規制ローラ90とを連動して昇降させる。
制御部110は、フルカラーモードでは、カム914により上流規制ローラ58を上昇位置58aへ位置決めると同時に規制ローラ90を下降位置90aへ位置決める。これにより、中間転写ベルト51が感光ドラム1a、1b、1c、1dに等しく圧接して各分解色のトナー像の形成が可能となると同時に、規制ローラ90が中間転写ベルト51から離間する。
制御部110は、逆にブラック単色モードでは、上流規制ローラ58を下降位置58bへ位置決めて、中間転写ベルト51を感光ドラム1a、1b、1cから離間させる。同時に規制ローラ90を上昇位置90bへ位置決めて中間転写ベルト51の内側面を押し上げさせ、感光ドラム1dのみを用いた画像形成を可能にする。
なお、上流規制ローラ58および規制ローラ90の着脱機構は、第1実施形態、第2実施形態で説明した態様には限定されない。
<比較例の画像形成装置>
図7は比較例の画像形成装置の構成を示す説明図、図8は支持ローラを通過する際の中間転写ベルト上のトナー像の乱れの説明図である。比較例の画像形成装置300は、規制ローラ90が常時中間転写ベルト51に圧接している以外は第1実施形態の画像形成装置と同様に構成される。従って、図1〜図4と共通する構成には共通の符号を付して詳細な説明を省略する。
図7に示すように、比較例の画像形成装置300は、上流規制ローラ58と駆動ローラ52との間に中間転写ベルト51を架け渡した直線部(破線)に沿って感光ドラム1a、1b、1c、1dを等間隔で配置する。感光ドラム1c、1dの中間点に規制ローラ90を設けて中間転写ベルト51の内側面を支持させている。上流規制ローラ58を昇降させて、感光ドラム1a、1b、1cに対して中間転写ベルト51を当接/離間に制御できる。フルカラーモードでは、破線で示すように感光ドラム1a、1b、1c、1dに中間転写ベルト51を圧接した状態で、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各分解色のトナー像を電子写真プロセスにより形成する。しかし、ブラック単色モードでは、中間転写ベルト51を感光ドラム1a、1b、1cから離間させて、感光ドラム1dによるブラックのトナー像だけを形成する。
画像形成装置300では、中間転写ベルト51を感光ドラム1a、1b、1c、1dに圧接させてフルカラー画像を形成する場合、規制ローラ90に起因して中間転写ベルト51上のトナー像が乱れることがある。接地電位に接続されて中間転写ベルト51の内側面に接触する規制ローラ90を通過する際に、中間転写ベルト51上のライン画像の飛び散り等が発生する。感光ドラム1a、1b、1cで形成し、中間転写ベルト51に一次転写されたトナー画像が規制ローラ90を通過する際に、ライン画像の飛び散り現象や、ハーフトーン画像が横縞状にムラが発生してしまう。
ここで、中間転写ベルト51に形成されたトナー像が駆動ローラ52等を通過する際にトナー像が乱れる課題に対して、特許文献4、5では、駆動ローラ52等にバイアス電圧を印加している。また、特許文献6では、駆動ローラ52等に除電部材を設置している。しかし、特許文献4、5、6に示される方法は、中間転写ベルト51が規制ローラ90を通過する際の飛び散りや横縞状のムラを完全には解決できない。
さらに、画像形成装置300は、4色のトナー像を作成する4つの感光ドラム1a、1b、1c、1dが存在するため、これらの間隔をなるべく狭くして画像形成装置300の全体サイズを小さくする必要がある。そのため、規制ローラ90は、一次転写ローラ53c、53dに近接しており、規制ローラ90にバイアス電圧を印加する場合には縁面放電等の設計条件が厳しくなる上、高圧電源等のコストアップという課題もある。従って、特許文献4、5、6に示される方法では、フルカラーモードとブラック単色モードで中間転写ベルト51の張り角度を一定に保ちつつ、規制ローラ90を中間転写ベルト51が通過する際に発生する画像劣化を簡易な構成によって回避できない。
図8は、図7の規制ローラ90近傍におけるトナーの飛び散りの様子を示している。トナーの飛び散り現象は、以下のような理由で発生すると考えられる。
中間転写ベルト51の表面に形成されたトナー像は、中間転写ベルト51の裏面の電荷と対になって中間転写ベルト51に吸着されて図中の矢印方向に搬送される。中間転写ベルト51の裏面は、一次転写ローラ(53c:図7)により印加された一次転写バイアス電圧によって、トナー像が無い部分も含めて余剰電荷がチャージされている。この余剰電荷は、中間転写ベルト51の表面に一次転写バイアス電圧と逆極性の電荷を誘起して、トナー像の面積から同一極性に帯電したトナー粒子が静電気的に散乱することを阻止している。
しかし、この余剰電荷が、接地電位に接続された規制ローラ90に接触して放電されてしまうと、中間転写ベルト51の表面に誘起される電荷も消滅してトナー粒子の散乱阻止力が失われる。微細なトナー像の面積に閉じ込められた同一極性に帯電したトナー粒子は、相互の静電気的な反発力によって、トナー像の周囲に散乱してしまう。中間転写ベルト51と規制ローラ90との接触状態が変動して余剰電荷の放電ムラを生じると、放電ムラに応じたトナー像の散乱パターンが形成されてしまう。
中間転写ベルト51の裏面における余剰電荷の放電に及ぼす規制ローラ90の影響は、仮に規制ローラ90を抵抗を介して接地したり、バイアス電圧を印加したり、非接地にしたりしても、完全には無くせない。影響が残る限り、規制ローラ90の接触に起因して中間転写ベルト51の表面のトナー像におけるトナー粒子の飛び散り等が発生してしまうと考えられる。
従って、規制ローラ90によるトナー粒子の飛び散りは、中間転写ベルト51にチャージされる余剰電荷が、規制ローラ90に達するまでに緩和しない条件において発生し易いと言うことができる。
規制ローラ90に至るまでに要する時間は、一次転写ローラ53cと規制ローラ90の軸間距離L(mm)と、中間転写ベルト51のプロセススピードs(mm/sec)とを用いて、L/s(sec)で表せる。
そして、規制ローラ90に至るまでに中間転写ベルト51の電荷が減衰する際の特性時間は、中間転写ベルト51の表面抵抗率ρ(Ω/□)と前記L/s(sec)との関数で表される。ここで、一次転写ローラ53cによって与えられた電荷の減衰量を表す減衰指標として、exp−L/(s×logρ)なる値を導入した。
第1実施形態の画像形成装置100は、中間転写ベルト51の表面抵抗率ρは1012Ω/□であり、プロセススピードs(mm/sec)は100mm/secである。この条件において、一次転写ローラ53と規制ローラ90の軸間距離L(mm)の条件を変えて、規制ローラ90を通過するときの画像の飛び散りのレベルを確認した。
Figure 2008107506
表1に示すように、減衰指標であるexp−L/(s×logρ)が0.95以上の条件で、飛び散りが許容出来ないことが分かる。その他のプロセススピードやベルト表面抵抗等においても同様に確認した結果、exp−L/(s×logρ)>0.95の条件では、中間転写ベルト51の電荷の緩和が十分でなく、飛び散り現象が発生しやすいことが分かった。
従って、以下に説明する、規制ローラ90の着脱の構成は、規制ローラ90の配置およびその他の本体構成が、上記の値を満たす条件下で実施する場合に極めて有効である。
なお、減衰指標のexp−L/(s×logρ)は、関数の特性から、一次転写ローラ53と規制ローラ90の軸間距離Lをできる限り小さく、プロセススピードsをできる限り大きく、表面抵抗率ρをできる限り大きく設定しても、値が1未満である。従って、減衰指標は、0.95<exp−L/(s×logρ)<1の範囲が、規制ローラ90の離間効果がより有効な条件である。
<第3実施形態>
図9は第3実施形態の画像形成装置の構成を示す説明図である。第3実施形態の画像形成装置200は、直接転写方式を用いたフルカラー電子写真画像形成装置である。
なお、図9に示す画像形成装置200において、図1に示す画像形成装置100のものと実質的に同じ機能、構成を有する要素には同一符号を付して、詳細な説明は省略する。
また、画像形成装置200において、画像形成部Sa〜Sdの構成は、用いられるトナーの色が異なることを除いて実質的に同じである。従って、以下、特に区別を要しない場合は、いずれかの色用に設けられた要素であることを表すために、図中符号に与えた添え字a、b、c、dは省略して総括的に説明する。
第3実施形態の画像形成装置200は、画像形成部Sa〜Sdの感光ドラム1a〜1dに隣接して、記録材搬送ベルトとしての転写ベルト151を有する。転写ベルト151は、駆動ローラ152とテンションローラ155とに掛け渡されている。転写ベルト151は、不図示のモータ機構に接続された駆動ローラ152によって駆動力が伝達されて、図中の矢印R4方向に循環する。
転写ベルト151の内側面において感光ドラム1a〜1dに対向する位置には、転写ローラ153a〜153dが配置されている。転写ローラ153a〜153dによって転写ベルト151が感光ドラム1a〜1dに向けて付勢され、感光ドラム1a〜1dと転写ベルト151とが接触する転写部(転写ニップ)Na〜Ndが形成される。
画像形成装置200では、画像形成部Sa〜Sdにて形成された感光ドラム1a〜1d上の画像が、感光ドラム1a〜1dに隣接して移動通過する転写ベルト151上の紙等の記録材Pへ順次多重転写される。
画像形成時には、カセット81からピックアップローラ82によって1枚ずつ取り出された記録材Pは、レジストローラ83等を経て転写ベルト151に受け渡される。記録材Pは、帯電ローラ84によって転写ベルト151上に静電吸着され、転写ベルト151と一体に画像形成部Sa〜Sdの転写部Na〜Ndへ順次搬送される。
例えば、フルカラー画像の形成時には、4つの画像形成部Sa〜Sdの感光ドラム1a〜1d上にイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのトナー像がそれぞれ形成される。各分解色のトナー像は、記録材Pと転写ベルト51とを挟んで感光ドラム1a〜1dに対向する転写ローラ153a〜153dから転写バイアス電圧を受けて、順次転写ベルト151上の記録材P上に転写される。
転写部Na〜Ndにおける転写工程が終了すると、記録材Pは、分離除電器65による分離バイアス電圧を受けて転写ベルト151から分離され、続いて、定着装置7へと搬送される。転写工程後に転写ベルト151上に残留したトナー(転写残トナー)等は、ベルトクリーニング装置59によって除去、回収される。
ここで、転写ベルト151は、前述の中間転写ベルト51と同様に、PC(ポリカーボネート)、PET(ポリエチレンテレフタレート)、PVDF(ポリフッ化ビニリデン)のような誘電体樹脂によって構成することができる。第3実施形態では、表面抵抗率1014Ω/□(JIS−K6911法準拠プローブを使用、印加電圧1000V、印加時間60sec、23℃/50%RH)、厚み80μmの、カーボンが分散されたPI(ポリイミド)樹脂で形成されたものを用いた。しかし、これに限定されるものではなく、他の材料、体積抵抗率、及び厚みのものでも構わない。
転写ローラ153は、前述の1次転写ローラ53と同様の構成である。即ち、転写ローラ153は、外径8mmの芯金と、厚さ4mmの導電性ウレタンスポンジ層とによって構成されている。転写ローラ153の電気抵抗値は、約106.5Ω(23℃/50%RH)であった。転写ローラ153の電気抵抗値は、500g重の荷重の下で電気的に接地された金属ローラに当接された転写ローラ153を50mm/secの周速で回転させ、芯金に100Vの電圧を印加して測定された電流の関係から求めた。
第3実施形態においても、第1実施形態と同様に、規制ローラ90を転写ベルト151が通過する際に、ライン画像の飛び散り等が発生する。発生メカニズムは同様であると考えられるので詳細は省略するが、転写ベルト151は中間転写ベルト(51:図3)よりも表面抵抗率が高いものを用いることが多いため、より飛び散りが発生しやすい条件となる。
また、駆動ローラ152におけるライン画像の飛び散りについては、記録材Pが分離除電器65により分離除電される領域であることから、規制ローラ90で発生するほどには発生していなかった。
画像形成装置200は、フルカラーモードとブラック単色モードを持ち、ブラック単色モードでは、転写ベルト151を感光体ドラム1a、1b、1cから離間させる。離間に伴って転写部Ndにおける転写ベルト151の張り角度が不安定にならないために、ブラック単色モードでは、転写ベルト151の内側面を規制ローラ90によって支持させる。そして、フルカラーモードでは、規制ローラ90でのライン画像の飛び散りを防止するために、転写ベルト151の帯電状態に影響を及ぼさない位置へ規制ローラ90を退避させる。
フルカラーモードにおいては、テンションローラ155を上昇位置155aへ位置決めて、転写ベルト151を破線で示される位置に張り渡して直線部を形成する。転写ベルト151は、感光体ドラム1a、1b、1c、1dに当接して転写部Na〜Ndを形成し、転写ベルト151上の記録材Pに4色のトナー像が順次転写される。規制ローラ90は、第1実施形態と同様に下降位置90aへ移動させる。
ブラック単色モードにおいては、テンションローラ155を下降位置155bへ位置決めて、転写ベルト151を実線で示されるように、感光体ドラム1a、1b、1cから離間させる。転写ベルト151は、感光ドラム1dのみに接触して転写部Ndを形成し、転写ベルト151上の記録材Pにブラックのトナー像のみが転写される。規制ローラ90は、第1実施形態と同様に、フルカラーモードにおける下降位置90aから上昇位置90bへ移動して、転写ベルト151の内側面を支持する。これにより、感光ドラム1dに転写ベルト151が当接してフルカラーモードと等しく転写部Ndが再現される。
ブラック単色モードでは、テンションローラ155とともに転写ベルト151の上流側部分が下降するので、記録材Pを転写ベルト151へ導くガイド部材や帯電ローラ84も下降する。
第1実施形態と同様に、規制ローラ90は、フルカラーモードでは転写ベルト151から退避し、ブラック単色モードでは転写ベルト151の内側面を支持する。これにより、フルカラーモードにおけるライン画像の飛び散りやハーフトーン画像の横縞ムラを回避し、一方でブラック単色モード時のブラックの転写も安定して行うことができる。
第3実施形態では、規制ローラ90には外径16mmの中空のアルミパイプ、テンションローラ155には外径55mmのアルミパイプを用いて、それぞれ接地電位に接続してある。ただし、外径や材質は前記に限定されるものではなく、半導電性のゴムローラや樹脂ローラなどを用いてもよい。
また、規制ローラ90の転写ベルト151を挟んだ対向側にブラック単色モード専用の帯電ローラ(不図示)を配置し、ブラック単色モードにおける記録材Pの吸着を行わせてもよい。
また、規制ローラ90は、ブラック単色モードにおける転写部Ndが安定するように、Ndの近くに配置することが好ましい。しかし、転写部Ndと規制ローラ90とが近過ぎると、転写部Ndと規制ローラ90との間で記録材Pを通じて転写電流が干渉するので、規制ローラ90と転写ローラ153dとの間に所定の距離を確保した。転写部Nc、Ndの間隔(感光ドラム1c、1dの間隔)が100mmであるのに対して、規制ローラ90は、転写部Nc、Ndの中間点よりも転写部Ncに寄せて、転写ローラ153cの中心から30mm下流に配置した。
また、第3実施形態では、記録材Pと転写ベルト151との重なりに転写バイアス電圧を印加して転写を行うので、転写ローラ153には第1実施形態よりも高圧の転写バイアスが印加される。従って、誘導干渉や放電リーク等の影響を考慮して、転写ローラ153cと規制ローラ90の表面距離は10mm以上離すことが好ましい。
さらに、規制ローラ90を転写ベルト151から離間する場合、放電等の影響を避けるために、規制ローラ90と転写ベルト151の間隔を10mm以上離すことが好ましい。
また、規制ローラ90は、ブラック単色モードにおいて安定的に転写ベルト151を規制するために、転写ベルト151の巻きつき角度を大きくすることが好ましい。本発明者の検討によれば安定して規制できる角度として3度以上が必要であり、一方で巻きつき角を大きく取りすぎるとブラック単色モードでの通紙パスが不安定になることから上限は10度程度が好ましい。
また、規制ローラ90の着脱機構については、第1実施形態、第2実施形態で説明した機構構成を採用してもよく、必要な応答速度とストローク、動作の確実さを備えたその他の構成を用いてもよい。
さらに、規制ローラ90の着脱の手順については、以下のような関係を満たすことが好ましい。すなわち、フルカラーモードからブラック単色モードに切り替わる際には、感光ドラム1a、1b、1cで作像され記録材Pに転写された画像が、規制ローラ90を通過した後に、規制ローラ90を転写ベルト151に当接させる。その後、テンションローラ155を下降位置155bへ移動させて、転写ベルト151を感光ドラム1a、1b、1cから離間させる。
一方、ブラック単色モードからフルカラーモードへ切り替えるときは、テンションローラ155を上昇位置155aに移動させて、転写ベルト151を感光ドラム1a、1b、1cへ当接させる。その後、感光ドラム1a、1b、1cで作像された画像を記録材Pに転写し、記録材Pが規制ローラ90に達する前に、規制ローラ90を転写ベルト151から離脱させる。
以上のような動作手順により、フルカラー画像が規制ローラ90によって乱されることや、ブラック単色での作像時にブラックの転写部Ndが不安定になることが無い。
以上説明したように、第3実施形態によれば、直接転写方式を用いた画像形成装置200においても、規制ローラ90が、フルカラーモードでは退避し、ブラック単色モードでは転写ベルト151の内面に当接する。これにより、フルカラーモードにおけるライン画像の飛び散りやハーフトーン画像の横縞ムラを回避し、一方でブラック単色モード時のブラックの転写も安定して行うことができる。
<発明との対応>
第1実施形態の画像形成装置100は、感光ドラム1cおよび感光ドラム1dと、感光ドラム1cおよび感光ドラム1dに接触しながら移動し、感光ドラム1c上のトナー像、及び、感光ドラム1d上のトナー像が転写される中間転写ベルト51とを有する。感光ドラム1cおよび感光ドラム1dからトナー像が中間転写ベルト51へ転写されて画像が形成される第1モード(フルカラーモード)と、感光ドラム1cと中間転写ベルト51とが離間している状態で、感光ドラム1d上のトナー像が中間転写ベルト51に転写されて画像が形成される第2モード(ブラック単色モード)とを実行する。感光ドラム1cと感光ドラム1dとの間で中間転写ベルト51に接触し、前記第2モード中に、中間転写ベルト51の移動の軌跡を規制する規制ローラ90とを有し、規制ローラ90は、前記第1モード中に、中間転写ベルト51から離間している。
第3実施形態の画像形成装置200は、感光ドラム1cおよび感光ドラム1dと、担持する記録材Pを介して感光ドラム1cおよび感光ドラム1dに接触しながら移動し、記録材Pに感光ドラム1c上のトナー像、及び、感光ドラム1d上のトナー像が転写される転写ベルト151とを有する。感光ドラム1cおよび感光ドラム1dからトナー像が記録材Pへ転写される第1モード(フルカラーモード)と、感光ドラム1cと転写ベルト151とが離間している状態で、感光ドラム1d上のトナー像が記録材Pに転写される第2モード(ブラック単色モード)とを実行する。感光ドラム1cと感光ドラム1dとの間で転写ベルト151に接触し、前記第2モード中に、転写ベルト151の移動の軌跡を規制する規制ローラ90とを有し、規制ローラ90は、前記第1モード中に、転写ベルト151から離間している。
画像形成装置100は、中間転写ベルト51の移動方向における感光ドラム1dの上流側に感光ドラム1cが配置される。そして、中間転写ベルト51と感光ドラム1dとの相対位置関係を規制ローラ90が保持した状態で、中間転写ベルト51を感光ドラム1cから離間させるリトラクトフレーム581、カム582、583を備える。
第2実施形態では、規制ローラ90は、リンクアーム911、カム914と機構的に連動して、中間転写ベルト51における感光ドラム1dと反対側の面に当接する。
画像形成装置100は、中間転写ベルト51の直線部に、現像剤色の異なる複数の感光ドラム1a、1b、1cが一列に配列している。
画像形成装置100の感光ドラム1dは、ブラックのトナー像を形成し、白黒画像を形成する際に、リトラクトフレーム581、カム582、583を作動させて中間転写ベルト51を感光ドラム1a、1b、1cから離間させる制御部110を備える。
画像形成装置100は、感光ドラム1cとの転写部から規制ローラ90までの距離をL(mm)とし、中間転写ベルト51の移動速度をs(mm/sec)とし、中間転写ベルト51の表面抵抗率をρ(Ω/□)としたとき、0.95<exp−L/(s×logρ)<1の関係を満たす。
画像形成装置100は、循環する中間転写ベルト51の直線区間に上流側から感光ドラム1c、規制ローラ90、感光ドラム1dが順番に配置され、中間転写ベルト51を規制ローラ90で支持して折り曲げることにより、感光ドラム1cから中間転写ベルト51を離間させる。そして、前記直線区間を直線状に循環させる場合には、規制ローラ90を、中間転写ベルト51の帯電状態に影響を及ぼさない状態へ移行させる制御部110を備える。
画像形成装置100は、循環する中間転写ベルト51の直線区間に上流側から感光ドラム1c、規制ローラ90、感光ドラム1dが順番に配置され、中間転写ベルト51に規制ローラ90を接触させた状態で、感光ドラム1dに形成したトナー像を中間転写ベルト51へ転写する。そして、感光ドラム1cに形成したトナー像を中間転写ベルト51へ転写する場合には、規制ローラ90を、中間転写ベルト51の帯電状態に影響を及ぼさない状態へ移行させる制御部110を備える。
タンデム型フルカラー画像形成装置の構成を示す説明図である。 各分解色の画像形成部の構成を示す説明図である。 中間転写ベルトを感光ドラムから離間させた状態の説明図である。 中間転写ベルトおよび支持ローラの着脱機構の説明図である。 支持ローラの昇降制御のフローチャートである。 第2実施形態における中間転写ベルトおよび支持ローラの着脱機構の説明図である。 比較例の画像形成装置の構成を示す説明図である。 支持ローラを通過する際の中間転写ベルト上のトナー像の乱れの説明図である。 第3実施形態の画像形成装置の構成を示す説明図である。
符号の説明
1a、1b、1c 第1像担持体(感光ドラム)
1d 第2像担持体(感光ドラム)
51、151 中間転写体、記録材担持体(中間転写ベルト、転写ベルト)
53 一次転写ローラ
90 規制部材(規制ローラ)
110 制御手段(制御部)
153a、153b、153c、153d 転写ローラ
581、582、583 離間機構(リトラクトフレーム、カム)
901、903 規制部材離間機構(アーム、カム)

Claims (9)

  1. 第1及び第2像担持体と、
    前記第1及び第2像担持体に接触しながら移動し、前記第1像担持体上のトナー像、及び、前記第2像担持体上のトナー像が転写される中間転写体と、
    前記第1及び第2像担持体からトナー像が前記中間転写体へ転写されて画像が形成される第1モードと、
    前記第1像担持体と前記中間転写体とが離間している状態で、前記第2像担持体上のトナー像が前記中間転写体に転写されて画像が形成される第2モードと、
    前記第1像担持体と前記第2像担持体との間で前記中間転写体に接触し、前記第2モード中に、前記中間転写体の移動の軌跡を規制する規制部材と、を有する画像形成装置において、
    前記規制部材は、前記第1モード中に、前記中間転写体から離間していることを特徴とする画像形成装置。
  2. 第1及び第2像担持体と、
    担持する記録材を介して前記第1及び第2像担持体に接触しながら移動し、前記記録材に前記第1像担持体上のトナー像、及び、前記第2像担持体上のトナー像が転写される記録材担持体と、
    前記第1及び第2像担持体からトナー像が記録材へ転写される第1モードと、
    前記第1像担持体と前記記録材担持体とが離間している状態で、前記第2像担持体上のトナー像が記録材に転写される第2モードと、
    前記第1像担持体と前記第2像担持体との間で前記記録材担持体に接触し、前記第2モード中に、前記記録材担持体の移動の軌跡を規制する規制部材と、を有する画像形成装置において、
    前記規制部材は、前記第1モード中に、前記記録材担持体から離間していることを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記中間転写体または前記記録材担持体の移動方向における前記第2像担持体の上流側に前記第1像担持体が配置され、
    前記中間転写体または前記記録材担持体と前記第2像担持体との相対位置関係を前記規制部材が保持した状態で、前記中間転写体または前記記録材担持体を前記第1像担持体から離間させる離間機構を備えたことを特徴とする請求項1または2記載の画像形成装置。
  4. 前記規制部材は、前記離間機構と機構的に連動して、前記中間転写体または前記記録材担持体における前記第2像担持体と反対側の面に当接することを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  5. 前記中間転写体または前記記録材担持体の直線部に、現像剤の異なる複数の前記第1像担持体が一列に配列していることを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
  6. 前記第2像担持体は、ブラックのトナー像を形成し、
    白黒画像を形成する際に、前記離間機構を作動させて前記中間転写体または前記記録材担持体を前記第1像担持体から離間させる制御手段を備えたことを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
  7. 前記第1像担持体との転写部から前記規制部材までの距離をL(mm)とし、前記中間転写体または前記記録材担持体の移動速度をs(mm/sec)とし、前記中間転写体または前記記録材担持体の表面抵抗率をρ(Ω/□)としたとき、
    0.95<exp−L/(s×logρ)<1
    の関係を満たすことを特徴とする請求項6記載の画像形成装置。
  8. 循環する中間転写体または記録材担持体の直線区間に上流側から第1像担持体、規制部材、第2像担持体が順番に配置され、前記中間転写体または前記記録材担持体を前記規制部材で支持して折り曲げることにより、前記第1像担持体から前記中間転写体または前記記録材担持体を離間させる画像形成装置において、
    前記直線区間を直線状に循環させる場合には、前記規制部材を、前記中間転写体または前記記録材担持体の帯電状態に影響を及ぼさない状態へ移行させる制御手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  9. 循環する中間転写体または記録材担持体の直線区間に上流側から第1像担持体、規制部材、第2像担持体が順番に配置され、前記中間転写体または前記記録材担持体に前記規制部材を接触させた状態で、前記第2像担持体に形成したトナー像を前記記録材担持体に担持させた記録材または前記中間転写体へ転写する画像形成装置において、
    前記第1像担持体に形成したトナー像を前記記録材担持体に担持させた記録材または前記中間転写体へ転写する場合には、前記規制部材を、前記中間転写体または前記記録材担持体の帯電状態に影響を及ぼさない状態へ移行させる制御手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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