JP4467971B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、プリンタ,複写機,ファクシミリ等の画像形成装置に関し、詳しくは、転写部におけるトナーの飛び散りによる画質劣化を抑制し、またトナーの利用効率高めることのできる画像形成装置に係る。
4色フルカラーの画像形成装置においては、一般に、イエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C),ブラック(K)の4色のトナーによって4色フルカラーを形成する。
さらに、画像の低濃度部における粒状感を低減するために、例えば、特許文献1に記載されているように、同一色相で濃度の異なる複数種のトナー(濃淡トナー)を備える画像形成装置が提案されている。
その一例を図9に示す。同図に示す画像形成装置は、4個のプロセスユニット及び中間転写ベルト(中間転写体)を備えた、いわゆるタンデム方式のカラー画像形成装置である。中間転写体である中間転写ベルト14aの周囲には、イエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C),ブラック(K)から成る4組の各プロセスユニット100Y,M,C,Kが、中間転写ベルト14の移動方向に沿って上流側から下流側にかけて順次直列に配設されている。
各プロセスユニット100Y,M,C,Kは、それぞれの色の淡色トナーを収めた現像器13(L)と濃色トナーを収めた現像器13(H)とによってそれぞれトナー像が形成される2個の感光ドラム10を有しており、いずれも同様の構成となっている。
なお、上述の画像形成装置には、ほかに一次帯電器11A,11B、一次転写ローラ14c、クリーニング装置19、ローラ14d,14e,14j,14k,30、分離帯電器14m、ベルトクリーナ19a、記録材Sを収納する給紙カセット15、レジストローラ16、二次転写ローラ14g、除電針16b、定着ローラ17a及び加圧ローラ17bを有する定着器17等が配設されている。
画像形成に際しては、Y,M,C,K各色の画像データは、淡色トナー用の画像データと濃色トナー用の画像データとに分けられ、淡色トナー用の画像データは露光光学系12(L)によって像露光が行われ、一方の感光ドラム10上に現像器13(L)によって淡色トナーによる現像が行われる。これに対して、濃色トナー用の画像データは露光光学系12(H)によって像露光が行われ、他方の発光体ドラム10上に現像器13(H)によって濃色トナーによる現像が行われる。つまり淡色トナーによるトナー像と濃色トナーによるトナー像がそれぞれ異なる感光ドラム10上に個別に形成される。これらのトナー像は、転写位置において転写ローラ14cにより中間転写ベルト14a上に転写されるようになっている。
しかしながら、トナー像は、感光ドラム10から中間転写ベルト14aに転写される際に、転写ローラ14cによって印加される転写バイアスにより、感光ドラム10と中間転写ベルト14aの転写部(転写ニップ部)の上流においてトナー像の「飛び散り」が発生してしまう。
この「飛び散り」現象は、例えば、特許文献2によれば、転写ローラからの電界が、感光ドラムと中間転写ベルトとの接触領域(転写ニップ部)の上流にまで延びてトナー像を乱してしまうものと考えられている。そして、この対策として、転写ローラの位置を、感光ドラムと中間転写ベルトの接触領域近傍の下流に配置する方法が示されている。
しかしながら、上述の方法で「飛び散り」を回避しようとすると、一方で、「再転写」とよばれる現象が悪化してしまう。図8は、再転写を説明する模式図である。感光ドラム1a上に形成され、一次転写ローラ(転写部材)5aへの転写バイアスによって中間転写ベルト51へ転写されたトナー像が、その下流のステーションにおいて、一次転写ローラ5bのバイアスにより感光ドラム1b上へ再度転写されてしまう現象である。
この「再転写」現象は、特許文献3によれば、以下のようなメカニズムで発生することが説明されている。図8の第2の画像形成部である感光ドラム1bの転写ニップ部近傍において、感光ドラム1と中間転写ベルト51との分離部近傍の空隙では、感光ドラム1bや中間転写ベルト51が移動することにより、静電容量の急激な低下が発生し、剥離放電が発生する。この放電によって発生した電荷は、この空隙にかけられた電界の方向に沿って移動する。例えばトナー極性がマイナスの場合、一次転写ローラ5bには、プラスの電圧を印加しているため、放電によって発生したプラス電荷は感光ドラム1b表面に移動し、放電によって発生したマイナス電荷は、中間転写ベルト51表面へと移動する。
しかし、中間転写ベルト51表面に、第1の画像形成部で転写されたトナーがある場合は、そのトナーはマイナス極性であるため、トナー表面へもわずかに放電によって生じたプラス電荷の移動が生じてしまう。その結果、中間転写ベルト51表面にあったトナーの極性が一部反転し、第2の画像形成部の感光ドラム1bへと転移してしまう。
そして、この「再転写」現象を抑制するための方法として、以下の方法が示されている。
中間転写ベルト51と一次転写ローラ5a,5bとの裏面接触幅W2を、感光ドラム1a,1bと中間転写ベルト51との表面接触幅W1より大きくすることで、感光ドラム1a,1bと中間転写ベルト51とで形成される表面側接触部S1の上流側の空隙で放電を発生させ、中間転写ベルト51上のトナーのマイナス電荷量を、放電によって発生したマイナス電荷により増大させる。一方、感光ドラム1a,1b側は、放電により発生したプラス電荷の影響で帯電電位は低下する。この作用により、感光ドラム1a,1bと中間転写ベルト51との表面側接触部S1や、この表面側接触部S1の下流側の空隙での放電が抑制され、又は、仮に放電が発生しても、中間転写ベルト51上のトナーは、高いマイナスの電荷量を保持していることから、前述したような「再転写」を起こりにくくすることができる、というものである。
なお、特許文献4には、作像頻度が高い特定の像担持体に対する一次転写ローラのずらし量を、他の一次転写ローラよりも小さくする提案があるが、これは、作像頻度が高い像担持体における転写中抜けを防止するためのものであり、以下詳述する本発明とは、その構成、趣旨ともに異なるものである。
特開2002−148893号公報 特開平9−152791号公報 特開2000−315023号公報 特開2002−148898号公報
しかしながら、上述のように「飛び散り」を抑制するためには、転写ニップ部上流での放電を抑制することが必要であり、前述の「再転写」を抑制するためには、転写ニップ部での放電を促進する必要があるということとなり、これらを両立させることは、きわめて困難であるといえる。
さらに、前述の、濃淡のトナーを用いた、感光ドラムを8組具備する画像形成装置においては、図9のプロセスユニット100Yの現像器13(L)で現像された淡色イエローのトナー像は、中間転写ベルト14aに転写された後、7回の再転写を受けるため、Y,M,C,Kの4色のプロセスユニット100Y,100M,100C,100Kで画像形成する一般の画像形成装置に比べても、トナーの利用率はさらに悪化してしまう。
本発明は、これら「飛び散り」及び「再転写」を最小限に抑制し、濃淡のトナーを用いた画像形成装置においても、転写部での画像劣化がなく、かつトナーの利用効率の高い画像形成装置を提供することを目的とするものである。
請求項1に係る発明は、静電潜像を担持する像担持体と、該像担持体の静電潜像にトナー像を現像する現像手段と、前記像担持体上のトナー像を記録媒体上に静電的に転写する転写部とを有し、それぞれ、単一のトナーで、前記記録媒体上の単位面積当たりのトナー載り量が最大となるときのトナー像の明度が50未満の濃トナーを用いて画像を形成する、複数の濃トナー画像形成部と、静電潜像を担持する像担持体と、該像担持体の静電潜像にトナー像を現像する現像手段と、前記像担持体上のトナー像を記録媒体上に静電的に転写する転写部とを有し、それぞれ、単一のトナーで、前記記録媒体上の単位面積当たりのトナー載り量が最大となるときのトナー像の明度が50以上の明トナーを用いて画像を形成する、複数の明トナー画像形成部と、全ての前記濃トナー画像形成部に対してのみ、それぞれ前記転写部よりも前記記録媒体の移動方向上流に配置され、前記記録媒体をそれぞれ前記像担持体に向けて押し上げる押し上げ部材と、を備え、全ての前記濃トナー画像形成部は、全ての前記明トナー画像形成部よりも前記記録媒体の移動方向上流に配置されている、ことを特徴とする。
請求項2に係る発明は、前記記録媒体が、トナー像を一時的に担持する中間転写ベルトである、ことを特徴とする。
本発明によると、形成されるトナーの明度に応じて、転写部近傍のニップ部の形状を変えることで、転写部でのトナーの飛び散りによる画質劣化を抑制し、またトナーの利用効率を向上させることができる。
以下、図面に沿って、本発明の実施の形態について説明する。なお、各図面において同一の符号を付したものは、同一の構成又は作用をなすものであり、これらについての重複説明は適宜省略した。
参考例1>
図1に、本発明に係る画像形成装置の一例として、参考例1に係る画像形成装置を示す。同図に示す画像形成装置は、転写媒体として中間転写ベルト(中間転写体)51を使用した、電子写真方式の画像形成装置である。また6色分のプロセスユニット、すなわち中間転写ベルト51の回転方向(移動方向:矢印R51方向)に沿っての上流側から下流側にかけて順に、第1のプロセスユニットPa,第2のプロセスユニットPb,第3のプロセスユニットPc,第4のプロセスユニットPd,第5のプロセスユニットPe,第6のプロセスユニットPfを備えている。
本参考例では、第1〜第6のプロセスユニットPa〜Pfの順に、ブラック(K),濃色シアン(CH),濃色マゼンタ(MH),淡色シアン(CL),淡色マゼンタ(ML),イエロー(Y)のトナー像を形成するプロセスユニットである。各プロセスユニットPa,Pb,Pc,Pd,Pe,Pfは、それぞれ像担持体としてドラム形の電子写真感光体(以下「感光ドラム」という。)1a,1b,1c,1d,1e,1fを有しており、それぞれ駆動手段(不図示)によって矢印方向に所定のプロセススピード(周速度)で回転駆動される。
各感光ドラム1a,1b,1c,1d,1e,1fの周囲には、その回転方向に沿って上流側からほぼ順に、帯電ローラ(帯電手段)2a,2b,2c,2d,2e,2f、露光装置(露光手段)3a,3b,3c,3d,3e,3f、現像器(現像手段)4a,4b,4c,4d,4e,4f、転写部材(一次転写手段)としての一次転写ローラ5a,5b,5c,5d,5e,5f、そしてクリーニング装置(クリーニング手段)6a,6b,6c,6d,6e,6fが順次配設されている。
図2を参照して、プロセスユニットPa,Pb,Pc,Pd,Pe,Pfについて説明する。なお、これら6個のプロセスユニットPa,Pb,Pc,Pd,Pe,Pfは、同一の構成であるので、以下では、a,b,c,d,e,fの符号を省略して説明するものとする。
図2に示すように、プロセスユニットPは、画像形成装置本体(不図示)によって回転自在に支持された感光ドラム1を有している。感光ドラム1は、アルミニウム等の導電性基体11と、その外周に形成された光導電層12とを基本構成とする円筒状のOPC感光体である。その中心には支軸13を有し、この支軸13を中心として矢印R1方向に、駆動手段(不図示)によって所定のプロセススピード(周速度)で回転駆動されるようになっている。
感光ドラム1の上方には、帯電手段としての帯電ローラ2が配置されている。帯電ローラ2は、感光ドラム1表面に接触するように配置されており、感光ドラム1表面を所定の極性・電位に一様均一に帯電するものであり、全体としてローラ状に構成されている。帯電ローラ2は、中心に配置された導電性の芯金21と、その外周に形成された低抵抗導電層22と中抵抗導電層23からなり、芯金21の両端部が軸受部材(不図示)によって回転自在に支持されるとともに、感光ドラム1に対して平行に配置されている。これら両端部の軸受部材は押圧部材(不図示)によって感光ドラム1に向けて付勢されており、これにより、帯電ローラ2は、感光ドラム1表面に所定の押圧力を持って圧接されている。帯電ローラ2は、感光ドラム1の矢印R1方向の回転に伴って矢印R2方向に従動回転する。帯電ローラ2は、電源24によって帯電バイアス電圧が印加され、これにより、感光ドラム1表面を一様均一に接触帯電するようになっている。
感光ドラム1の回転方向についての帯電ローラ2の下流側には、露光手段としての露光装置3が配設されている。露光装置3は、例えば画像情報に基づいてレーザ光をOFF/ONしながら、帯電済みの感光ドラム1表面を走査露光するものであり、露光部分の電荷を除去して画像情報に応じた静電潜像を形成するものである。
露光装置3の下流側に配設された現像器4は、二成分現像剤を収容した現像容器41を有している。その現像容器41の感光ドラム1に面した開口部内には、現像スリーブ42が回転自在に設置されている。この現像スリーブ42内には現像スリーブ42上に現像剤を担持させるマグネットローラ43が、現像スリーブ42の回転に対して非回転に固定配置されている。現像容器41の現像スリーブ42の下方位置には、現像スリーブ42上に担持された現像剤を規制して薄層の現像剤層に形成する規制ブレード44が設置されている。さらに現像容器41内には、区画された現像室45及び撹拌室46が設けられ、その上方には補給用のトナーを収容した補給室47が設けられている。薄層の現像剤層に形成された現像剤は、感光ドラム1と対向した現像領域へ搬送されると、マグネットローラ43の現像領域に位置された現像主極の磁気力によって穂立ちし、現像剤の磁気ブラシが形成される。この磁気ブラシで感光ドラム1の面上を擦るとともに、現像スリーブ42に、電源48によって現像バイアス電圧を印加することにより、磁気ブラシの穂を構成するキャリヤに付着しているトナーが静電潜像の露光部に付着して現像し、感光ドラム1上にトナー像が形成される。
現像器4の下流側の感光ドラム1の下方には、一次転写ローラ5が配設されている。一次転写ローラ5は、電源54によってバイアス印加される芯金52と、その外周面に円筒状に形成された導電層53によって構成されている。一次転写ローラ5は、両端部がスプリング等の押圧部材(不図示)によって感光ドラム1に向けて付勢されており、これにより一次転写ローラ5の導電層53は、所定の押圧力で中間転写ベルト51を介して感光ドラム1表面に圧接され、感光ドラム1と中間転写ベルト51との間には一次転写部(一次転写ニップ部)T1が形成される。一次転写部T1には、中間転写ベルト51が挟まれており、電源54によってトナーの極性と逆極性の転写バイアス電圧が印加され、これによって感光ドラム1上のトナー像が中間転写ベルト51表面に転写(一次転写)される。
トナー像転写後の感光ドラム1は、クリーニング装置6によって残留トナー等の付着物が除去される。クリーニング装置6は、クリーナブレード61及び搬送スクリュー62を有しており、クリーナブレード61は、感光ドラム1に対して、所定の角度及び圧力で加圧手段(不図示)により当接されていて、感光ドラム1表面に残留したトナー等を回収する。回収された残留トナー等は搬送スクリュー62により搬送排出される。
図1において、各感光ドラム1a〜1fの下方には、中間転写ユニット59が配設されている。中間転写ユニット59は、中間転写ベルト51、この中間転写ベルト51が掛け渡される駆動ローラ55,従動ローラ58,二次転写対向ローラ56、上述の一次転写ローラ5a〜5f、二次転写ローラ57、ベルトクリーナ60等によって構成されている。上述の二次転写ローラ57は、二次転写対向ローラ56との間に中間転写ベルト51を挟持しており、これにより、二次転写ローラ57と中間転写ベルト51との間には、二次転写部(二次転写ニップ部)T2が形成される。
上述構成の画像形成装置において、感光ドラム1a,1b,1c,1d,1e,1f上に形成された各色のトナー像は、各一次転写部T1において、中間転写ベルト51を挟んで対向する一次転写ローラ5a,5b,5c,5d,5e,5fからの転写バイアスを受けて、順次に中間転写ベルト51上に転写(一次転写)され、中間転写ベルト51の矢印R51方向の回転とともに二次転写部T2まで搬送される。一方、このときまでに、給紙カセット8に格納されていた記録材Sは、給紙ローラ81によって給紙され、搬送ローラ82によって搬送され、さらにレジストローラ83によって、所定のタイミング、すなわち中間転写ベルト51上のトナー像とタイミングをあわせるようにして、二次転写部T2に供給される。記録材Sは、二次転写部T2において、二次転写ローラ57と二次転写対向ローラ56との間に印加される二次転写バイアスによって、表面にトナー像が一括で転写(二次転写)される。このとき記録材Sに転写されないで中間転写ベルト51上に残ったトナー(二次残留トナー)等は、ベルトクリーナ60によって除去され、回収される。
定着装置7は、回転自在に配設された定着ローラ71と、定着ローラ71に圧接しながら回転する加圧ローラ72とを有している。そして、定着ローラ71の内部には、ハロゲンランプ等のヒータ73が配設されていて、ヒータ73への電圧等を制御することにより定着ローラ71の表面の温度調節を行っている。この状態において、記録材Sが搬送されてくると、定着ローラ71と加圧ローラ72とは一定速度で回転し、記録材Sが定着ローラ71と加圧ローラ72の間を通過する際に表裏両面からほぼ一定の圧力、温度で加圧、加熱されることにより、記録材S表面上の未定着トナー像は溶融して定着され、記録材S上にフルカラー画像が形成される。
なお、中間転写ベルト51は、PC、PET、PVDFのような誘電体樹脂によって構成される。本参考例では、体積抵抗率108.5Ω・cm(JIS−K6911法準拠プローブを使用、印加電圧100V、印加時間60sec、23℃50%RH)、厚みt=100μmのPI樹脂を採用したが、他の材料、体積抵抗率、及び厚みのものでもよい。
また、一次転写ローラ5は、直径8mmの芯金52と、その外周を囲繞する導電層53としての厚さ4mmの導電性ウレタンスポンジ層とを有しており、抵抗値は、500g重の荷重の下で接地に対して一次転写ローラ5を50mm/secの周速で回転させ、芯金に500Vの電圧を印加して測定された電流の関係から求められ、その値は約10Ω(23℃50%RH)であった。
つづいて、本参考例の特徴的な部分である、転写部材の設定について述べる。
本発明者は、一次転写部で発生する「飛び散り」現象を、目視で判断した際の、許容できるかできないかの基準が、その画像の明度に相関することを突き止めた。
図3は、「飛び散り」画像の目視判断による許容度と明度との関係を示す図である。本評価においては、長さ50mm、幅0.169mm(600dpiにおいて4dot)のラインを、故意に「飛び散り」のある状態で作像し、トナーの顔料量等の条件を変えることで明度を振ったサンプルを作成し、目視により判断した。「飛び散り」画像の作成に際しては、前述の画像形成装置において、「飛び散り」があえて発生するように、一次転写部T1においてニップ部の上流へ転写バイアスの電界が及ぶように、一次転写ローラ5の位置を、感光ドラム1の真下よりも、中間転写ベルト51の回転方向(矢印R51方向)上流側へ2mmの位置に配置したものを用いた。
図3に示す評価結果よれば、明度50を上回るラインについては、飛び散りが発生していても許容することができるが、明度50を下回るラインについては、飛び散りが許容できないという結果を得た。
以上の結果より、本参考例の画像形成装置においては、トナー像の明度に応じて転写部の条件を最適化することにより、「飛び散り」及び「再転写」を最小限に抑え、転写部での画像劣化を抑制して、かつトナーの利用効率を最大限とすることができる。
図4に、ブラック(K),濃色シアンC),濃色マゼンタ(M),淡色シアン(淡C),淡色マゼンタ(淡M),イエローの各色の、単色での最大載り量での明度を示す。本参考例の画像形成装置における単色での最大載り量は、記録材S上で0.5mg/cmとなっている。図4によれば、ブラック,濃色シアン,濃色マゼンタの明度が50よりも低く、一方、淡色シアン,淡色マゼンタ,イエローについては、明度が50よりも高いことがわかる。
したがって、本参考例の画像形成装置では、明度が50よりも低い、ブラック,濃色シアン,濃色マゼンタについては、これらの色を転写する一次転写ローラ5a,5b,5cを下流に設置することで、一次転写部T1上流側での電界を抑制し、「飛び散り」を抑制する設定としている。本参考例では、一次転写ローラ5a,5b,5cは、感光ドラム1a,1b,1cの真下よりも中間転写ベルト51の回転方向に沿っての下流側へ2mmの位置に配置した。
そして、これらブラック,濃色シアン,濃色マゼンタのプロセスユニットPa,Pb,Pc自体は、その他の淡色シアン,淡色マゼンタ,イエローのプロセスユニットPd,Pe,Pfよりも、中間転写ベルト51の回転方向上流側(図1においては左側)に配置されている。「再転写」現象は、上流のプロセスユニットで作像、転写された記録材S上の画像に対して発生するものであるため、「再転写」が発生しやすいプロセスユニットはなるべく上流に配置した方が、「再転写」を受ける画像を最小限とすることができるためである。
一方、明度が50よりも高い、淡色シアン,淡色マゼンタ,イエローについては、これらの色を転写する一次転写ローラ5を比較的上流側に設置することで、それぞれの一次転写部T1上流での放電を促進し、「再転写」を抑制する設定としている。本参考例では、一次転写ローラ5は、感光ドラム1の直下の位置に配置した。そして、これら淡色シアン,淡色マゼンタ,イエローのプロセスユニットPd,Pe,Pf自体は、その他のブラック,濃色シアン,濃色マゼンタのプロセスユニットPa,Pb,Pcよりも、中間転写ベルト51の回転方向の下流側(図1においては右側)に配置されている。なお、本プロセスユニットで作像される画像は、転写の際に「飛び散り」現象が発生するが、前述の明度と飛び散り許容具合の関係から、これらの色については「飛び散り」が視覚的に問題となることはない。
以上のように、本参考例によれば、トナーの明度に応じて転写部材の条件、本参考例においては一次転写ローラ5の位置を変えることにより、一次転写部T1での飛び散りによる画質劣化がなく、かつトナーの利用効率を最大限とする、画像形成装置を得ることができる。
なお、本参考例で示した転写ローラ5の具体的な位置は、上述の限定されるものではない。すなわち転写ローラの外径,硬度,抵抗値,転写バイアス,中間転写ベルト(中間転写体)の抵抗等により、最適な位置が変化するので、それぞれに応じて適宜に設定すればよい。
参考例2>
本参考例に係る画像形成装置は、図5に示すように、中間転写ベルト51の回転方向に沿ってのプロセスユニットの配置順が異なる点を除いて、上述の参考例1(図1参照)に示す画像形成装置と同様の構成である。したがって、画像形成装置の構成や動作の詳細についての説明は省略する。
本参考例は、一般的な4色フルカラーの画像を形成する際に使用する、イエロー,濃色マゼンタ,濃色シアン,ブラックの4色を用いて画像形成をする場合に、動作が開始してから印字が完了するまでの時間を最短にできるようなプロセスユニットの配置になっている。
本参考例では、図5に示すように、中間転写ベルト51の回転方向(矢印R51方向)に沿っての上流側から順に配設された第1〜第6のプロセスユニットPa〜Pfが、この順に、淡色マゼンタ,淡色シアン,イエロー,濃色マゼンタ,濃色シアン,ブラックのプロセスユニットという順に配置されている。このような配置とすることで、イエロー,濃色マゼンタ,濃色シアン,ブラックの4色のみを用いて画像形成をする場合に、中間転写ベルト51が最短の移動距離で画像を形成できるようになっている。
本参考例において、一次転写ローラ5(5a〜5f)は、淡色マゼンタ,濃色マゼンタ,濃色シアン,ブラックについては、感光ドラム1の真下よりも中間転写ベルト51の回転方向下流側2mmに位置しており、「飛び散り」現象が発生しない構成となっている。淡色マゼンタは、参考例1で述べたように、明度が高いことから「飛び散り」現象を回避する必要性はないが、最上流のプロセスユニットであるために「再転写」の発生が無いため、「飛び散り」を回避する構成をとっている。
一方、淡色シアン,イエローについては、「再転写」を回避するために、一次転写ローラ5、すなわち一次転写ローラ5b,5cが感光ドラム1対向の真下に位置しており、淡色シアンの一次転写部T1においては、中間転写ベルト51の淡色マゼンタの再転写を、またイエローの一次転写部T1においては、淡色マゼンタ及び淡色シアンの再転写を回避することができる。
以上、本参考例によれば、濃淡トナーを用いた画像形成装置で、濃色トナーのみを用いて画像形成する場合に、最短の印字時間を達成すると同時に、一次転写部T1での飛び散りによる画質劣化がなく、かつトナーの利用効率を最大限とすることができる。
実施の形態
本発明に関する実施の形態に係る画像形成装置は、図6に示すように、第1,第2,第3のプロセスユニットPa,Pb,Pcの一次転写部T1の上流側に、押し上げ部材61a,61b,61cを設けた点が、前述の参考例1の図1に示す画像形成装置とは異なる。すなわち、転写部材の条件として、一次転写ローラ5の位置を変更するのではなく、上述のように押し上げ部材61a,61b,61cを設けている。
図6に示す画像形成装置は、参考例1と同様に、中間転写ベルト51の回転方向に沿っての上流側から順に6個のプロセスユニット(第1〜第6のプロセスユニットPa〜Pf)を有している。これら第1〜第6のプロセスユニットPa〜Pfは、この順に、ブラック,濃色シアン,濃色マゼンタ,淡色シアン,淡色マゼンタ,イエローの各色のプロセスユニットである。そして、「飛び散り」を最小限とする必要がある、明度の低い、ブラック,濃色シアン,濃色マゼンタのプロセスユニットPa,Pb,Pcに対しては、転写部材としての一次転写ローラ5a,5b,5cの上流側に、押し上げローラ61a,61b,61cを具備している。これら押し上げローラ61a,61b,61cは、中間転写ベルト51が一次転写ローラ5a,5b,5cからの電界の影響を受けるよりも前に、感光ドラム1a,1b,1cと中間転写ベルト51とを密着させるためのものであり、これにより転写時の「飛び散り」が発生するのを防ぐことができる。そして、明度の高い淡色シアン,淡色マゼンタ,イエローについては、一次転写ローラ55d,5e,5fは、実施の形態1と同様に感光ドラム1の直下の位置に配置した。この結果、一次転写部T1上流での放電が促進されて、「再転写」が抑制されている。
以上のように、本実施の形態によれば、トナーの明度に応じて転写部材の条件、本実施の形態においては、一次転写ローラ5の一次転写部T1近傍のニップの形状を変えることで、一次転写部T1での飛び散りによる画質劣化がなく、かつトナーの利用効率を最大限とすることができる。
参考例3>
本参考例に係る画像形成装置は、1個の感光ドラム1に対して、明度の異なるトナー像を形成した場合に、トナー像を感光ドラム1から中間転写ベルト(中間転写体)51に転写する再に、そのトナーの明度に応じて、転写時の条件を変えるものである。
図7に、本参考例に係る画像形成装置の概略を示す。同図に示す画像形成装置は、1個の感光ドラム1と、中間転写ベルト(中間転写体)51を有する、電子写真方式のフルカラーの画像形成装置である。
同図に示す画像形成装置は、像担持体としてのドラム形の電子写真感光体(感光ドラム)1を備えている。感光ドラム1の周囲には、その回転方向(矢印方向)に沿ってほぼ順に、帯電ローラ(帯電手段)2、露光装置(露光手段)3、現像ユニット(現像手段)4A、転写部材(一次転写部材)としての一次転写ローラ5、クリーニング装置(クリーニング手段)6等が配設されている。感光ドラム1に隣接して中間転写体としての中間転写ベルト51が配設されている。中間転写ベルト51は、駆動ローラ55,従動ローラ58,二次転写対向ローラ56に掛け渡されている。なお、感光ドラム1、一次帯電器2、露光装置3、クリーニング装置6等の構成及び動作は、上述の参考例1、2及び実施の形態とほぼ同様であるので、詳細な説明は省略する。
現像ユニット4Aは、回転自在なロータリ4Bと、これに搭載された6個の現像器、すなわち第1〜第6の現像器4a〜4fを有している。これら第1〜第6の現像器4a〜4fは、この順に、ブラック,濃色シアン,濃色マゼンタ,淡色シアン,淡色マゼンタ,イエローの6色のトナー像をそれぞれ形成する現像器である。これら6個の現像器4a〜4fのうち、現像に供される現像器がロータリ4Bの回転によって感光ドラム1表面に対向する現像位置に配置されるようになっている。
まずはじめに、1色目のトナー像を現像器4aによって感光ドラム1上に形成し、これを中間転写ベルト51上に一次転写する。一次転写後の感光ドラム1は、クリーニング装置6によって残留トナー等の付着物が除去される。つづいて、ロータリ4Bが回転し、2色目のトナーを現像する現像器4bが感光ドラム1に対向する現像位置に到達すると、同様に2色目のトナー像が感光ドラム1上に形成される。一方で中間転写ベルト51は、一次転写部T1において1色目の画像が転写された後、回転によって再び同一の部分が一次転写部T1に到達し、2色目のトナー像が感光ドラム1から一次転写される。この間、二次転写ローラ57及びベルトクリーナ60は、中間転写ベルト51から離間されており、中間転写ベルト51上のトナー像を乱すことはない。
その後、3〜6色目のトナー像が感光ドラム1上に順次に形成され、中間転写ベルト51上に順じに一次転写されると、二次転写部T2において、二次転写ローラ57が中間転写ベルト51に当接し、一方で、給紙カセット8から給紙ローラ81によって給紙された記録材Sが、搬送ローラ82により搬送ガイド84に沿ってレジストローラ83に搬送される。記録材Sは、このレジストローラ83により、中間転写ベルト51上のトナー像をタイミングを合わせるようにして、二次転写ローラ57と、中間転写ベルト51との間の二次転写部T2に供給される。記録材Sは、二次転写部T2を通過する際に、二次転写ローラ57と二次転写対向ローラ56との間に印加される二次転写バイアスによって、中間転写ベルト51上のトナー像が一括で二次転写される。なお、中間転写ベルト51上の残留トナー等は、ベルトクリーナ60によって除去され回収される。
その後、記録材Sは、定着装置7内の定着ローラ71と加圧ローラ72との間を通過する際に表裏両面から加圧、加熱されることにより記録材S表面上の未定着トナー像が溶融して定着され、記録材S上にフルカラー画像が形成される。
つづいて、本参考例の特徴的な部分である、一次転写時の一次転写ローラ(転写部材)5の動作について、詳述する。
本参考例の画像形成装置において、一次転写ローラ5はほぼ中間転写ベルト51の移動方向に沿って可動式になっている。一次転写ローラ5は、感光ドラム1と中間転写ベルト51との一次転写部に形成されるニップのほぼ中心に対応する位置Aと、この位置Aに対して中間転写ベルト51の回転方向(矢印R51方向)下流側である位置Bとの間を移動できるように構成されている。そして、明度の低いトナーが感光ドラム1上に形成され、このトナー像が転写される場合は、一次転写ローラ5は、位置Bに配置される。これにイより、「飛び散り」現象を最小限に抑制する。一方、明度の高いトナーを転写する場合は、一次転写ローラ5は位置Aに配置される。これにより「再転写」を最小限に抑制することができる。
以上のように、同一の感光ドラム1に対して、明度の異なるトナーを順次に形成して中間転写ベルト51上に一次転写する構成の画像形成装置においても、一次転写されるトナー像の明度に応じて、一次転写ローラ5の位置を適宜に移動させることにより、一次転写部T1での飛び散りによる画質劣化がなく、かつトナーの利用効率を最大限とすることができる。
なお、本参考例では、一次転写ローラ5の位置を可動とする構成について詳細を述べたが、これ以外にも、一次転写部T1の上流側に、実施の形態の図6を参照して説明したような押し上げ部材を配設するようにしてもよい。
さらに、本参考例では、感光ドラム1を一つだけ備える画像形成装置について述べたが、複数の感光ドラムを具備し、そのうちの少なくとも1つの感光ドラムに対して、明度の異なるトナー像を形成し転写する画像形成装置においても、本参考例を適用することができる。
上述の実施の形態及び参考例においては、感光ドラム1(像担持体)上のトナー像を、一旦、一次転写部T1において中間転写体に一次転写した後、二次転写部T2において中間転写体上から記録材Sに二次転写する方式の画像形成装置を例に説明したが、本発明は、これに代えて、像担持体上のトナー像を転写部において直接、記録材Sに転写する、いわゆる直接転写方式を用いた画像形成装置に対しても適用することができ、この場合においても、同様の効果をあげることができる。なお、直接転写方式の場合は、記録材Sが転写媒体ということになる。
参考例1の画像形成装置の概略構成図である。 参考例1の画像形成装置のプロセスユニットの概略構成図である。 参考例1において、明度と飛び散りの評価との関係を示す図である。 参考例1で用いられる各トナーの、最大載り量における明度を示す図である。 参考例2の画像形成装置の概略構成図である。 本発明に関する実施の形態の画像形成装置の概略構成図である。 参考例3の画像形成装置の概略構成図である。 再転写を説明する模式図である。 従来の画像形成装置の概略構成図である。
符号の説明
1,1a〜1f
像担持体(感光ドラム)
2,2a〜2f
帯電手段(一次帯電ローラ)
3,3a〜3f
露光手段(露光装置)
4,4a〜4f
現像手段(現像器)
5,5a〜5f
一次転写手段(転写部材、一次転写ローラ)
51 記録媒体(中間転写体、中間転写ベルト)
P,Pa〜Pf
プロセスユニット
S 記録媒体(記録材)
T1 転写部(一次転写部)
T2 二次転写部

Claims (2)

  1. 静電潜像を担持する像担持体と、該像担持体の静電潜像にトナー像を現像する現像手段と、前記像担持体上のトナー像を記録媒体上に静電的に転写する転写部とを有し、それぞれ、単一のトナーで、前記記録媒体上の単位面積当たりのトナー載り量が最大となるときのトナー像の明度が50未満の濃トナーを用いて画像を形成する、複数の濃トナー画像形成部と、
    静電潜像を担持する像担持体と、該像担持体の静電潜像にトナー像を現像する現像手段と、前記像担持体上のトナー像を記録媒体上に静電的に転写する転写部とを有し、それぞれ、単一のトナーで、前記記録媒体上の単位面積当たりのトナー載り量が最大となるときのトナー像の明度が50以上の明トナーを用いて画像を形成する、複数の明トナー画像形成部と、
    全ての前記濃トナー画像形成部に対してのみ、それぞれ前記転写部よりも前記記録媒体の移動方向上流に配置され、前記記録媒体をそれぞれ前記像担持体に向けて押し上げる押し上げ部材と、を備え、
    全ての前記濃トナー画像形成部は、全ての前記明トナー画像形成部よりも前記記録媒体の移動方向上流に配置されている、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記記録媒体が、トナー像を一時的に担持する中間転写ベルトである、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
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