JP2001088502A - タイヤとホイールとの組み立て体 - Google Patents

タイヤとホイールとの組み立て体

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JP2001088502A
JP2001088502A JP26564399A JP26564399A JP2001088502A JP 2001088502 A JP2001088502 A JP 2001088502A JP 26564399 A JP26564399 A JP 26564399A JP 26564399 A JP26564399 A JP 26564399A JP 2001088502 A JP2001088502 A JP 2001088502A
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rim
tire
assembly
diameter
wheel
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Fumio Takahashi
二三男 高橋
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60BVEHICLE WHEELS; CASTORS; AXLES FOR WHEELS OR CASTORS; INCREASING WHEEL ADHESION
    • B60B9/00Wheels of high resiliency, e.g. with conical interacting pressure-surfaces
    • B60B9/02Wheels of high resiliency, e.g. with conical interacting pressure-surfaces using springs resiliently mounted bicycle rims
    • B60B9/10Wheels of high resiliency, e.g. with conical interacting pressure-surfaces using springs resiliently mounted bicycle rims of rubber or the like
    • B60B9/12Wheels of high resiliency, e.g. with conical interacting pressure-surfaces using springs resiliently mounted bicycle rims of rubber or the like in the form of sleeves or rings concentric with the wheel axis

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Tires In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 タイヤとホイールとの組み立て体において、
従来タイヤの改良のみでは不可能であったランフラット
走行性能と乗り心地性能との両立を実現すると同時に、
リム組性をも改善する。 【解決手段】 空気入りラジアルタイヤ1と、車軸ハブ
に固着されるディスクと、前記空気入りラジアルタイヤ
を支承するリムとを備えたホイール7との組み立て体に
おいて、前記一対のビード部2、4の内径が互いに異径
で、リム8が前記異径に対応してリムフランジ9、10
が異径となっており、前記ディスク12と前記リム8と
の間の少なくとも一部に緩衝部材14を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タイヤとホイール
との組み立て体(以下、単に「組み立て体」ともいう)
に関し、詳しくは、内圧低下時における安全な走行を可
能とし、かつ、優れた乗り心地性能を有するとともに、
リム組が容易であるタイヤとホイールとの組み立て体に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、空気入りタイヤにおいては、
パンク等によるタイヤの内圧低下時においても所定距離
の走行、いわゆるランフラット走行を可能にする技術と
して、タイヤ構造を改良したものが種々提案されてい
る。かかるタイヤとしては一般に、タイヤ車輪として、
タイヤの空気室内におけるリムの部分に金属製または合
成樹脂製の環状中子を取り付けた中子タイプや、タイヤ
サイドウォール部のビード部からショルダー区域にかけ
て、カーカスの内面に断面が三日月形状の比較的硬質の
ゴムの層を配置して補強したサイドウォール補強タイプ
などが知られている。
【0003】一方、別の発想として、空気入りタイヤが
パンクしても別の補助タイヤが接地して所定の距離を走
りきるようにした提案も幾つかなされている。例えば、
米国特許第3508790号明細書には、タイヤリムに
補助外輪を装着することが提案されている。また、特開
平6−278425号公報には、パンクしたタイヤに代
わって自動車の運転を許容する、タイヤ径にほぼ等しい
径の円形プレートを備えた装置が開示されている。さら
には、リムフランジに外輪の機能を持たせたホイールも
提案されている(米国特許第4153302号明細
書)。
【0004】ところで、ホイールの改良技術としては、
ディスクとリムとの間に防振体を設け、防振性能や乗り
心地性能を高めたディスクホイールはこれまで種々提案
されている。例えば、実開昭59−188701号公報
には、防振体としてバネを用いて乗り心地の向上を図っ
たタイヤ用ホイールが提案されている。
【0005】また、防振体としてゴムを使用し、これを
リムとディスクとの間に配置したものも知られており、
例えば、実開昭57−73203号公報に、リムがゴム
様弾性体を介してディスクに連結される構成のディスク
ホイールが提案されている。さらに、特開平5−338
401号公報には、リムとディスクホイールとの間に隙
間を形成し、そこに防振ゴムを介装させたディスクホイ
ールが開示されている。さらにまた、WO983366
6号公報には、リムと同一プロファイルを有する内側リ
ムとリムとの間にゴムの環状ストリップを配置したホイ
ール・バリア組立体が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】これまで、ランフラッ
トタイヤではタイヤ構造自体を頑丈にする必要があった
ため、コスト高になることや転がり抵抗が増すこと、さ
らには乗り心地が悪くなることなど、通常使用時の性能
の低下を招くという問題があった。また、パンク後、長
い距離を走りきることのできるランフラットタイヤの開
発は容易ではなく、かかるランフラットタイヤの開発は
なお望まれている。
【0007】また、ランフラットタイヤについて、特殊
ホイールと組合せて使用するこれまでの技術は、防振性
能や乗り心地性能を十分に考慮したものはなく、一方、
これら性能を高め得る既知の弾性ホイールについては、
逆にランフラットタイヤ用のものは存在せず、よって構
造的にもランフラット走行に耐え得るような構造となっ
ていなかった。
【0008】さらに、従来のランフラットタイヤはケー
ス剛性が通常のタイヤと比べて高いが故に、リム組が容
易ではないという問題があった。
【0009】そこで本発明の目的は、タイヤとホイール
との組み立て体において、上記問題を解消し、従来タイ
ヤの改良のみでは不可能であったランフラット走行性能
と乗り心地性能との両立を実現すると同時に、リム組性
をも改善することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するために鋭意検討した結果、タイヤとホイール
との組み立て体において、タイヤとしてビード部の内径
が互いに異径であるタイヤを採用し、かつホイールのデ
ィスクとフランジとの接合部に緩衝部材を設けることに
より、ランフラット走行性能と乗り心地性能との両立を
図ることができ、しかもリム組性をも改善することがで
きることを見出して、本発明を完成するに至った。即
ち、本発明は以下の(1)〜(7)に示すとおりであ
る。
【0011】(1)一対のビードコアを埋設するビード
部と、該ビードコアで折り返されトロイド状に連なる少
なくとも1枚のカーカスプライからなるカーカスと、該
カーカスのクラウン部に配置されたトレッドと、該トレ
ッドと該カーカスとの間に配置された少なくとも1枚の
ベルトプライからなるベルトと、該トレッド部の左右に
配置された一対のサイドウォールとを具備する空気入り
ラジアルタイヤ(A)と、車軸ハブに固着されるディス
クと、前記空気入りラジアルタイヤを支承するリムとを
備えたホイール(B)との組み立て体において、前記一
対のビード部の内径が互いに異径で、前記リムが前記異
径に対応してリムフランジが異径となっており、前記デ
ィスクと前記リムとの間の少なくとも一部に緩衝部材を
有することを特徴とするタイヤとホイールとの組み立て
体である。
【0012】(2)前記(1)のタイヤとホイールとの
組み立て体において、前記リムのタイヤ軸方向中央部が
突出して2個の異径リム部が形成され、2本の前記空気
入りラジアルタイヤを支承する組み立て体である。
【0013】(3)前記(1)のタイヤとホイールとの
組み立て体において、前記リムが複数に分割され、分割
数に対応する数の前記空気入りラジアルタイヤを夫々の
リムが個々に支承し、分割されたリム同士の境界部には
弾性部材が介在して両者を結合している組み立て体であ
る。
【0014】(4)前記(3)のタイヤとホイールとの
組み立て体において、前記リムが2個に分割され、分割
されたリムのフランジ同士の間に前記ディスクの突出部
を介して防振ゴムが介在し、かつ前記リムのタイヤ半径
方向側面と前記ディスクに環状に形成された壁部との間
に防振ゴムが介在する組み立て体である。
【0015】(5)前記(1)のタイヤとホイールとの
組み立て体において、前記リムの内周面に環状に固設さ
れたガイドと、前記ディスクの外周面上に環状に形成さ
れた一対の壁部とを有し、前記ガイドの側面と前記壁部
の側面との間、および前記リムのタイヤ半径方向側面と
前記壁部の側面との間に、夫々防振ゴムが環状に介装さ
れている組み立て体である。
【0016】(6)前記(1)〜(5)のいずれかのタ
イヤとホイールとの組み立て体において、前記リムの径
の小さい側のフランジ部の内側に、リム組みのためのド
ロップ部を有する組み立て体である。
【0017】(7)前記(1)〜(6)のいずれかのタ
イヤとホイールとの組み立て体において、径が大きい側
のリムフランジ内側の平坦部が、ビードベース部の径の
まま少なくともリム部の中心面を越えるタイヤ幅方向位
置まで延在する組み立て体である。
【0018】本発明のタイヤとホイールとの組み立て体
においては、異径リムフランジホイールと異径ビードタ
イヤとの組合せとしたことで、通常タイヤ以上にリム組
みが容易となる。リム組みに必要なドロップ部は、径の
小さい側のフランジ部内側に設けることでタイヤの脱着
がより容易となる。
【0019】また、ホイールのリムをディスクに対し弾
性支持することで、ランフラット時の衝撃を吸収でき、
ランフラット走行時の乗り心地の悪化を抑制することが
できる。
【0020】さらに、径が大きい側のリムフランジ内側
にドロップ部を設けず、ビードベース部の径のまま少な
くともリム部の中心面を越えるタイヤ幅方向位置まで平
坦部を延在させたことで、その部分にランフラット時の
荷重を支える中子的な機能を持たせることができる。
【0021】さらにまた、リム部を複数とし、それに従
い複数本タイヤ、例えば、ツインタイヤとすることで、
排水性の確保、接地性の最適化等、一本のタイヤでは得
ることが困難な性能を実現することが可能となる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。図1に示す本発明の一実施の形態に係るタ
イヤとホイールとの組み立て体におけるタイヤ1は、異
径ビードタイヤである。大径ビード2および小径ビード
4と、トロイド状をしたカーカス層3とを有し、カーカ
ス層3は、内部にラジアル方向(子午線方向)に延びる
多数本のコードが埋設された少なくとも1枚のカーカス
プライから構成されている。
【0023】カーカス層3のタイヤ半径方向外側には、
少なくとも2枚のベルトプライからなるベルト層5が配
置され、これらのベルトプライ内には、周方向に対して
傾斜した多数本の補強コードが埋設され、これらの補強
コードは隣接するベルトプライ間において互いに交差し
ている。また、ベルト層5のタイヤ半径方向外側には、
主溝、横溝(図示せず)等が形成されたトレッド6が配
置されている。かかるタイヤ1は、図示するように、径
の大きい側ではほとんどサイドウォール部を持たないま
でに偏平な形状をなし、これによりランフラット時の撓
み形状変化が抑制され、ランフラット耐久性が高められ
ている。
【0024】尚、本発明に係る異径ビードタイヤ1は、
上述のようにしてランフラット走行性能を高めたもので
あり、上述した以外の構造および材料などは慣用に従い
定めることができる。
【0025】本発明に係るホイール7のリムフランジ
9、10は、図1に示すように、タイヤの異径ビードに
対応して異径となっており、1個のディスク12と1個
の異径リム8とは、幅方向2箇所で、剪断型の防振ゴム
にて弾性支持されている。具体的には、図1に示すよう
に、リム8の内周面に環状にガイド11が固設され、ま
たディスク12の外周面上には環状に一対の壁部13が
形成され、ガイド11の側面と壁部13の側面との間、
およびリム8のタイヤ半径方向側面17と壁部13の側
面との間に、夫々防振ゴム(緩衝用ゴム)14が環状に
介装されている。かかる防振ゴム14は積層体としても
よい。また、防振ゴム自体は防振用として既知のものを
採用することができる。
【0026】また、大入力時に壁部13の端部がリム8
の内周面に直接当たらないようにするために、フレッテ
ィング防止用ゴム15をリム内周面の該当箇所に接着さ
せておくことが好ましい。
【0027】リム8は、径の大きい側のビードベースが
ほとんど同径のままリム部中央を越えたところまで延在
しており、ランフラット時に荷重を支える機能を持たせ
てある。なお、かかるビードベースは、リム組みを考慮
して、若干のテーパをつけてもよい。
【0028】リム組みは、図中の矢印の方向から行うの
で、タイヤの大ビード径側はリム8の小径側10を容易
に通り抜けることができる。従って、ドロップ部を利用
して通常のリム組みのような作業を行う必要があるの
は、最後に小径側を組み込むときだけである。
【0029】次に、図2に、本発明の他の実施の形態に
係るタイヤ21とホイール27との組み立て体を示す。
リム28のタイヤ軸方向中央部には突出部36が形成さ
れ、2個の異径リム部を有し、2本の異径ビードタイヤ
21を支承する。2本の異径ビードタイヤ21は、図1
に示す好適例と同タイプの異径ビードタイヤとすること
ができ、かかる2本のタイヤ21は図示するように背中
合わせに装着される。1個のディスク32と、2個の異
径リム部を持つリム28とは、図1に示す好適例の場合
と同様に、タイヤ軸方向2箇所で、剪断型の防振ゴムに
て弾性支持されている。具体的には、図2に示すよう
に、ディスク32の外周面上に環状に一対の壁部33が
形成され、リム28のタイヤ半径方向側面37と壁部3
3の側面との間に、夫々防振ゴム(緩衝用ゴム)34が
環状に介装されている。また、図示するように、大入力
時に壁部33の端部がリム28の内周面に直接当たらな
いようにするために、フレッティング防止用ゴム35が
リム内周面の該当箇所に接着されている。
【0030】図2に示す好適例の組み立て体では、2つ
のリム部の間の突出部36は図のように突出させること
で、ランフラット時の荷重負担を一部受け持たせること
ができる。また、複数タイヤであるため、同時に2本が
パンクしない限り、残りの1本で荷重をある程度支持す
ることができるので、完全にランフラット状態になる確
率は小さいといえる。
【0031】次に、図3に、本発明のさらに他の実施の
形態に係るタイヤ41とホイール47との組み立て体を
示す。異径リムが2個に分割され、分割されたリムフラ
ンジ49、50の径の大きい側49同士の間にディスク
52の突出部56が介在する。2本の異径ビードタイヤ
41は、図示するように背中合わせに装着される。突出
部56上には防振ゴム58が加硫接着等により環状に固
着され、この防振ゴム58と径の大きい側のリムフラン
ジ49との間でも、加硫接着等による固着が行われてい
る。また、リム48のタイヤ半径方向側面57とディス
ク52に環状に形成された一対の壁部53の側面との間
に、夫々防振ゴム(緩衝用ゴム)54が環状に介装され
ている。また、図示するように、大入力時に壁部53の
端部がリム48の内周面に直接当たらないようにするた
めに、フレッティング防止用ゴム55がリム内周面の該
当箇所に接着されている。
【0032】図3に示す好適例の組み立て体では、2個
のリム48の間にディスクの突出部56および防振ゴム
58が存在することで、この部分でランフラット時の荷
重負担を一部受け持つことができる。また、複数タイヤ
であるため、図2に示す好適例の場合と同様に、同時に
2本がパンクしない限り、残りの1本で荷重をある程度
支持することができるので完全にランフラット状態にな
る確率は小さい。さらに、リム48を分離させたこと
で、両リムが独立に動き得るため、たとえばコーナリン
グ中に接地圧が一方のタイヤに偏ることが少なくなり、
接地性が良好となり、全体としてグリップ性(路面把持
性)が高くなる。さらには、排水性が向上して湿潤路面
での操縦安定性、制動性などのウェット性能にも優れた
効果を奏する。
【0033】図4に示すさらに他の実施の形態に係るタ
イヤ61とホイール67との組み立て体は、図3に示す
好適例の、2個に分割されたリム48の間部分を改良し
たものである。すなわち、図4に示すように、分割され
たリム68のフランジ径の大きい側69同士の間に形成
するディスクの突出部76の径を当該リムフランジ69
の端部の径と同程度とし、この突出部76の側面とリム
フランジ69の側面との間に夫々防振ゴム(緩衝用ゴ
ム)77を環状に介装したものである。この場合も、図
3に示す好適例の場合と同様の効果を得ることができ
る。
【0034】なお、図2、図3および図4に示す好適例
において、図中、破線で示すX−X線に沿う部分で切離
自在としておくことにより、ディスクに好みのデザイン
のものを選択することができる。
【0035】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づき説明する。比較例 コントロールとして、サイズ195/65R14のサイ
ド補強タイプのランフラットタイヤを作製した。タイヤ
外径610mm、リム径355.6mm、リム幅15
2.4mmとした。
【0036】このコントロールタイヤについて、(1)
リム組み容易性、(2)ランフラット時の乗り心地性、
(3)ランフラット性、(4)排水性および接地性の観
点からの操縦性の4点に関して、試験を行った。具体的
には、夫々(1)リム組み時間、(2)車内音、(3)
走行距離(ドラム試験機上)、(4)コーナリング時に
おけるハイドロプレーニング性能(限界速度)について
試験を行ったところ、以下の結果が得られた。 (1)リム組み時間:2分、(2)車内音:75dB
(A)(2000ccの乗用車で、60km/h走行
時)、(3)走行距離:50km(負荷荷重400k
g、88.5km/h走行時)、(4)コーナリング時
におけるハイドロプレーニング限界速度Vp:70km
/h(2000ccの乗用車)
【0037】実施例1 図1に示すタイプのタイヤとホイールとの組み立て体
を、以下の条件で作製した。リム:リム径(大径側45
7mm、小径側381mm)、リム幅178mm、タイ
ヤ:セクション幅185mm、ビード径(大径側457
mm、小径側381mm)、タイヤ外径526mm、緩
衝ゴム:断面寸度20mm×20mm、ゴム硬度62°
(Hs)、フレッティング防止用ゴム:厚さ2mm、幅
20mm
【0038】実施例1のタイヤについて比較例と同様の
試験を行った結果を、以下に示す。 (1)リム組み時間:1.5分、(2)車内音:73d
B(A)(2000ccの乗用車で、60km/h走行
時)、(3)走行距離:70km(負荷荷重400k
g、88.5km/h走行時)、(4)コーナリング時
におけるハイドロプレーニング限界速度Vp:75km
/h(2000ccの乗用車)
【0039】実施例2 図2に示すタイプのタイヤとホイールとの組み立て体
を、以下の条件で作製した。 リム:リム径(大径側457mm、小径側381m
m)、リム幅101.6mm(リム部)+25.4mm
(両リム部間)+101.6mm(リム部)、タイヤ:
セクション幅110mm、ビード径(大径側457m
m、小径側381mm)、タイヤ外径560mm、(×
2本)、緩衝ゴム:断面寸度20mm×20mm、ゴム
硬度62°(Hs)、フレッティング防止用ゴム:厚さ
2mm、幅20mm
【0040】実施例2のタイヤについて比較例と同様の
試験を行った結果を、以下に示す。 (1)リム組み時間:3分、(2)車内音:73.5d
B(A)(2000ccの乗用車で、60km/h走行
時)、(3)走行距離:55km(車両重量400k
g、88.5km/h走行時)、(4)コーナリング時
におけるハイドロプレーニング限界速度Vp:80km
/h(2000ccの乗用車)
【0041】実施例3 図3に示すタイプのタイヤとホイールとの組み立て体
を、以下の条件で作製した。 リム:リム径(大径側457mm、小径側381m
m)、リム幅101.6mm(リム部)+25.4mm
(両リム部間)+101.6mm(リム部)、タイヤ:
セクション幅110mm、ビード径(大径側457m
m、小径側381mm)、タイヤ外径560mm、(×
2本)、緩衝ゴム58:断面寸度(上部幅10mm、下
部幅20mm)×30mm、ゴム硬度62°(Hs)、
緩衝ゴム54:断面寸度20mm×20mm、ゴム硬度
62°(Hs)、フレッティング防止用ゴム:厚さ2m
m、幅20mm
【0042】実施例3のタイヤについて比較例と同様の
試験を行った結果を、以下に示す。 (1)リム組み時間:3分、(2)車内音:72.5d
B(A)(2000ccの乗用車で、60km/h走行
時)、(3)走行距離:60km(負荷荷重400k
g、88.5km/h走行時)、(4)コーナリング時
におけるハイドロプレーニング性能:85km/h(2
000ccの乗用車)
【0043】実施例4 図4に示すタイプのタイヤとホイールとの組み立て体
を、以下の条件で作製した。リム:リム径(大径側45
7mm、小径側381mm)、リム幅101.6mm
(リム部)+50.8mm(両リム部間)+101.6
mm(リム部)、タイヤ:セクション幅110mm、ビ
ード径(大径側457mm、小径側381mm)、タイ
ヤ外径560mm、(×2本)、緩衝ゴム77:断面寸
度20mm×10mm、ゴム硬度62°(Hs)、緩衝
ゴム74:断面寸度20mm×20mm、ゴム硬度62
°(Hs)、
【0044】実施例4のタイヤについて比較例と同様の
試験を行った結果を、以下に示す。 (1)リム組み時間:3分、(2)車内音:73.0d
B(A)(2000ccの乗用車で、60km/h走行
時)、(3)走行距離:65km(負荷荷重400k
g、88.5km/h走行時)、(4)コーナリング時
におけるハイドロプレーニング性能:87km/h(2
000ccの乗用車)
【0045】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明のタイ
ヤとディスクホイールとの組み立て体においては、通常
タイヤ以上にリム組みは容易となる。また、ランフラッ
ト時の衝撃を吸収でき、ランフラット走行時の乗り心地
の悪化を抑制することができるとともに、良好なランフ
ラット性能を得ることができる。さらには、リム部を複
数とし、それに従いタイヤも複数とすることで、排水性
の確保、接地性の最適化等、一本のタイヤでは得ること
が困難な性能を実現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るタイヤとホイール
との組み立て体の部分断面図である。
【図2】本発明の他の実施の形態に係るタイヤとホイー
ルとの組み立て体の部分断面図である。
【図3】本発明のさらに他の実施の形態に係るタイヤと
ホイールとの組み立て体の部分断面図である。
【図4】本発明のさらに他の実施の形態に係るタイヤと
ホイールとの組み立て体の部分断面図である。
【符号の説明】
1,21,41,61 タイヤ 2 大径ビード 3 カーカス層 4 小径ビード 5 ベルト層 6 トレッド 7,27,47,67 ホイール 8,28,48,68 リム 9,10,49,50,69 リムフランジ 11 ガイド 12,32,52 ディスク 13,33,53 壁部 14,34,54,58,74,77 防振ゴム 15,35,55 フレッティング防止用ゴム 17 半径方向側面 36,56,76 突出部 37,57 タイヤ半径方向側面

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対のビードコアを埋設するビード部
    と、該ビードコアで折り返されトロイド状に連なる少な
    くとも1枚のカーカスプライからなるカーカスと、該カ
    ーカスのクラウン部に配置されたトレッドと、該トレッ
    ドと該カーカスとの間に配置された少なくとも1枚のベ
    ルトプライからなるベルトと、該トレッド部の左右に配
    置された一対のサイドウォールとを具備する空気入りラ
    ジアルタイヤ(A)と、車軸ハブに固着されるディスク
    と、前記空気入りラジアルタイヤを支承するリムとを備
    えたホイール(B)との組み立て体において、 前記一対のビード部の内径が互いに異径で、前記リムが
    前記異径に対応してリムフランジが異径となっており、
    前記ディスクと前記リムとの間の少なくとも一部に緩衝
    部材を有することを特徴とするタイヤとホイールとの組
    み立て体。
  2. 【請求項2】 前記リムのタイヤ軸方向中央部が突出し
    て2個の異径リム部が形成され、2本の前記空気入りラ
    ジアルタイヤを支承する請求項1記載の組み立て体。
  3. 【請求項3】 前記リムが複数に分割され、分割数に対
    応する数の前記空気入りラジアルタイヤを夫々のリムが
    個々に支承し、分割されたリム同士の境界部には弾性部
    材が介在して両者を結合している請求項1記載の組み立
    て体。
  4. 【請求項4】 前記リムが2個に分割され、分割された
    リムのフランジ同士の間に前記ディスクの突出部を介し
    て防振ゴムが介在し、かつ前記リムのタイヤ半径方向側
    面と前記ディスクに環状に形成された壁部との間に防振
    ゴムが介在する請求項3記載の組み立て体。
  5. 【請求項5】 前記リムの内周面に環状に固設されたガ
    イドと、前記ディスクの外周面上に環状に形成された一
    対の壁部とを有し、前記ガイドの側面と前記壁部の側面
    との間、および前記リムのタイヤ半径方向側面と前記壁
    部の側面との間に、夫々防振ゴムが環状に介装されてい
    る請求項1記載の組み立て体。
  6. 【請求項6】 前記リムの径の小さい側のフランジ部の
    内側に、リム組みのためのドロップ部を有する請求項1
    〜5のうちいずれか一項記載の組み立て体。
  7. 【請求項7】 径が大きい側のリムフランジ内側の平坦
    部が、ビードベース部の径のまま少なくともリム部の中
    心面を越えるタイヤ幅方向位置まで延在する組み立て体
    である請求項1〜6のうちいずれか一項記載の組み立て
    体。
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