JP2001079740A - バリ取り装置 - Google Patents

バリ取り装置

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JP2001079740A
JP2001079740A JP25480899A JP25480899A JP2001079740A JP 2001079740 A JP2001079740 A JP 2001079740A JP 25480899 A JP25480899 A JP 25480899A JP 25480899 A JP25480899 A JP 25480899A JP 2001079740 A JP2001079740 A JP 2001079740A
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JP
Japan
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pipe
sander
deburring
peripheral edge
outer peripheral
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JP25480899A
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English (en)
Inventor
Nobuhiko Oda
信彦 織田
Masami Okada
昌巳 岡田
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YABASHI RINGYO KK
Original Assignee
YABASHI RINGYO KK
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  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 パイプ端部の外周縁と内周縁に形成されるバ
リを容易かつ短時間で効果的に除去することができるバ
リ取り装置を提供する。 【解決手段】 バリ取り装置の前方には円筒状をなすパ
イプ70を支持するためのパイプ支持部10が配設され
ている。このパイプ支持部10の両側部には、支持され
たパイプ70の両端部に対応して一対のバリ取り機構3
0が配設されている。これらバリ取り機構30には、パ
イプ70の端部外周縁をバリ取りする外周用サンダー3
1と、パイプ70の端部内周縁をバリ取りする内周用サ
ンダー32とがパイプ70の軸線方向に対して斜め方向
に配置されるようにそれぞれ備えられている。パイプ支
持部10の後方には、まだバリ取りされていない未加工
のパイプ70をパイプ支持部10に供給するためのパイ
プ供給機構50が備えられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、金属製のパイプ
を切断加工等した場合にパイプの端部に形成されるバリ
を除去するためのバリ取り装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】通常、レーザ加工機等を用いて金属製の
円筒状をなすパイプを切断加工するとパイプ端部の加工
面にはバリが形成される。このようにして形成されたバ
リを除去するためにバリ取り装置が用いられている。
【0003】このバリ取り装置を構成するテーブル上に
はパイプを研磨加工するための平面長方形状をなすベッ
トが設けられている。同ベット上にはパイプを回転可能
に支持するための回転支持装置がベットの長さ方向に移
動できるように載置されている。パイプはその中間部が
回転支持装置により支持された状態で、回転支持装置と
ともに移動し、ベット上の所定位置でその長さ方向に延
びるように固定される。
【0004】ベット上において、パイプ端部の一側方に
はスタンドが立設されるとともに、このスタンドにはパ
イプ端部に向かって延びる上下一対の支持アームがそれ
ぞれスタンドに対して上下方向に移動できるように取付
けられている。一対の支持アームのうち上方位置の支持
アームにはパイプの外周面を研磨するための外周用ベル
トサンダーがパイプの接線方向に延びるように支持固定
されている。また、下方位置の支持アームにはパイプの
内周面を研磨するための内周用ベルトサンダーがパイプ
の軸線方向に延びるように支持固定されている。
【0005】そして、回転支持装置に支持されたパイプ
に対し、上方位置の支持アームが下降し、下方位置の支
持アームが上昇することによって、パイプ端部を上下か
ら挟み込むようにして外周用ベルトサンダー及び内周用
ベルトサンダーのベルトがそれぞれパイプの外周面及び
内周面に接触される。このとき、外周用ベルトサンダー
及び内周用ベルトサンダーは、それぞれパイプの軸線と
直交する方向及び平行方向からその外周面及び内周面に
接触する。この状態で各ベルトサンダーのベルトを回転
させながら、回転支持装置によってパイプを回転させる
ことにより、パイプ端部の全周が研磨され、バリが除去
される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記バリ取
り装置の外周用ベルトサンダーにおいては、パイプの外
周縁から内方へ延びるバリを取り除くことが困難であ
り、内周用ベルトサンダーにおいては、パイプの内周縁
から外方へ延びるバリを取り除くことが困難である。こ
のため、各ベルトサンダーで取り除くことができなかっ
たバリを手作業で除去しなければならず、こういった作
業が煩雑なものであり、作業時間が長くなるという問題
があった。
【0007】この発明は、このような従来技術に存在す
る問題点に着目してなされたものである。その目的とす
るところは、パイプ端部の外周縁と内周縁に形成される
バリを容易かつ短時間で効果的に除去することができる
バリ取り装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載のバリ取り装置の発明は、円筒状
をなすパイプの端部をバリ取りするためのバリ取り装置
であって、パイプを所定位置に支持するパイプ支持部
と、パイプの端部位置に配設され、パイプの端部外周縁
をバリ取りする外周用サンダーと、同じくパイプの端部
位置に配設され、パイプの端部内周縁をバリ取りする内
周用サンダーと、両サンダーをパイプの軸線方向に対し
て斜め方向に配置し、両サンダーをパイプの端部外周縁
又は端部内周縁に対して接離可能にする移動機構とを備
えたものである。
【0009】請求項2に記載のバリ取り装置の発明は、
請求項1に記載の発明において、前記パイプ支持部には
パイプを一定速度で回転させる回転機構を備え、パイプ
を回転させながら両サンダーでパイプ端部のバリ取りを
行うように構成したものである。
【0010】請求項3に記載のバリ取り装置の発明は、
請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記両サ
ンダーをパイプに対して同時に接触させてパイプの端部
の外周縁及び内周縁を同時にバリ取りするように構成し
たものである。
【0011】請求項4に記載のバリ取り装置の発明は、
請求項2又は請求項3に記載の発明において、前記パイ
プの回転速度を両サンダーの送り速度より遅くなるよう
に設定したものである。
【0012】請求項5に記載のバリ取り装置の発明は、
請求項1から請求項4のいずれかに記載の発明におい
て、前記パイプ支持部の側方には、パイプ支持部にパイ
プを供給するためのパイプ供給機構を備えたものであ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を、図
面に基づいて詳細に説明する。図1及び図2に示すよう
に、バリ取り装置の前方(図1で下側、図2で左側)に
は円筒状をなすパイプ70を支持するためのパイプ支持
部10が配設されている。このパイプ支持部10の両側
部には、支持されたパイプ70の両端部に対応して一対
のバリ取り機構30が配設されている。これらバリ取り
機構30には、パイプ端部の外周縁及び内周縁をバリ取
りするための外周用サンダー31及び内周用サンダー3
2がそれぞれ備えられている。パイプ支持部10の後方
には、まだバリ取りされていない未加工のパイプ70を
パイプ支持部10に供給するためのパイプ供給機構50
が備えられている。
【0014】パイプ供給機構50を構成する底部フレー
ム51は四角枠状に形成され、その底面にはパイプ支持
部10との間で高さを微調整するための高さ調整脚51
aが設けられている。底部フレーム51の後端部、中央
部及び前端部にはそれぞれ第1、第2及び第3支持フレ
ーム52,53,54が立設されている。第1及び第2
支持フレーム52,53上には未加工のパイプ70を一
時的に保持するためのローラコンベア55が配設されて
いる。ローラコンベア55の一側部(図1で左側)には
ストッパ55aが設けられ、図1の矢印方向からローラ
コンベア55上に送り込まれたパイプ70はストッパ5
5aに接触することでその端部が揃えられるようになっ
ている。
【0015】ローラコンベア55はその後端部が第1支
持フレーム52上面に載置され、支持されている。ロー
ラコンベア55の前面には回動軸55bが取着されてい
る。第2支持フレーム53の側面にはほぼ三角形状をな
す回動支持板56が取着されるとともに、この回動支持
板56に回動軸55bが回動可能に取り付けられること
によって、ローラコンベア55は第2支持フレーム53
に対し回動軸55bを中心に図2で反時計方向に回動で
きるようになっている。
【0016】底部フレーム51とローラコンベア55の
底面との間には第1シリンダ57が配設されている。第
2支持フレーム53の上端と第3支持フレーム54の中
間部との間には前方に向かうほど低くなるように傾斜し
た状態でガイドアーム58が架設されている。底部フレ
ーム51前部のガイドアーム58先端と対応する位置に
は第2シリンダ59が配設されている。第2シリンダ5
9上端には連結板60の基端が取着されるとともに、こ
の連結板60の先端からは上方に開口した枠状をなすリ
フト枠61が垂下されている。このリフト枠61の内側
にはリフト爪62がリフト枠61の底部から上方へ延び
るように垂設されるとともに、リフト爪62の上端には
前方に向かうほど低くなる斜面状をなす傾斜面62aが
切り欠き形成されている。第3支持フレーム54の上端
には、前方に向かうほど低くなる斜面状をなす供給シュ
ート63が取付けられている。
【0017】図2に2点鎖線で示すように、ローラコン
ベア55上のパイプ70は第1シリンダ57が伸張し、
ローラコンベア55が傾斜することによってガイドアー
ム58上へと転がり落ちる。ガイドアーム58上に転が
り落ちたパイプ70は転動しながらその前端まで移動
し、第3支持フレーム54の側面に接触して、その位置
に保持される。ガイドアーム58の前端に保持されたパ
イプ70は、第2シリンダ59の伸張とともに上方へ移
動するリフト枠61のリフト爪62によって1本づつ供
給シュート63まで押し上げられ、その傾斜面62aか
ら転がり落ちることでパイプ支持部10へと供給され
る。
【0018】次に、前記パイプ支持部10の構成につい
て詳細に説明する。スタンド11は角パイプよりなる枠
体を組み合わせることによって四角箱状に形成され、そ
の後面及び前面の上部にはそれぞれ第1レール11a及
び第2レール11bがスタンド11の長さ方向に延びる
ように架設されている。また、スタンド11の底面には
パイプ供給機構50との間でその高さを微調整するため
の調整脚11cが設けられている。スタンド11の後面
の中間部には、供給シュート63から転がり落ちるパイ
プ70の移動を案内するための受入れシュート12が前
記供給シュート63と連続する斜面状をなすように取付
けられている。スタンド11の前面の中間部には受入れ
シュート12の延長線上に位置する斜面状をなす排出シ
ュート13が受入れシュート12との間に所定距離をお
いた状態で取付けられている。
【0019】受入れシュート12と排出シュート13の
間には丸棒状をなす一対の駆動ローラ14が互いの間に
所定距離をおいた状態でスタンド11の長さ方向に沿っ
て平行に延びるとともに、スタンド11に対し回転でき
るように取付けられている。スタンド11の外部におい
て、駆動ローラ14の両端には図示しないモータ、プー
リー46等が内包された駆動装置15が接続されてお
り、この駆動装置15により両駆動ローラ14は所定速
度で回転することができるようになっている。各駆動ロ
ーラ14上にはその直径が駆動ローラ14の直径よりも
長い複数の接触ローラ16が所定間隔おきに外嵌されて
いる。
【0020】上記の駆動ローラ14、駆動装置15及び
接触ローラ16によりパイプ70を回転させるための回
転機構が構成されている。図3に2点鎖線で示すよう
に、受入れシュート12を介して供給シュート63から
転がり落ちてきたパイプ70は両駆動ローラ14間に落
ち込み、その外周面に接触ローラ16の周面が接触され
た状態で駆動ローラ14間に支持される。そして、支持
されたパイプ70は駆動ローラ14の回転が接触ローラ
16を介して伝達されることにより、所定速度で回転さ
れる。
【0021】図1及び図2に示すように、両駆動ローラ
14の上方位置において、前記第1レール11a上には
ガイドローラ17を介して移動支持板18がスタンド1
1内を左右に移動できるように支持されている。移動支
持板18上には押さえシリンダ19が装着されるととも
に、この押さえシリンダ19の下端にはパイプ70を駆
動ローラ方向へ押圧するための押圧ローラ20が取付け
られている。上記の移動支持板18、押さえシリンダ1
9、押圧ローラ20等によりパイプ70を所定位置に保
持するための位置保持機構が構成されている。そして、
図3に2点鎖線で示すように、駆動ローラ14上のパイ
プ70は押さえシリンダ19の伸張により下方へ移動さ
れた押圧ローラ20によって押圧され、その位置が保持
された状態で前記バリ取り機構30の外周用サンダー3
1及び内周用サンダー32によりバリ取りされる。
【0022】図1及び図2に示すように、スタンド11
の底壁上には押出シリンダ21が立設されている。押出
シリンダ21の上端には前方に向かうほど低くなる斜面
状をなす押出爪22が切り欠き形成されている。上記の
押出シリンダ21及び押出爪22によりパイプ70を両
駆動ローラ14間から押し出すための押出機構が構成さ
れている。そして、バリ取りされたパイプ70は押出シ
リンダ21の伸張とともに上方へと移動する押出爪22
により両駆動ローラ14間から持ち上げられ、斜面状を
なす押出爪22上から排出シュート13上へと転がり落
ちる。
【0023】上記したスタンド11、受入れシュート1
2、排出シュート13、回転機構、位置保持機構、押出
機構等によりパイプ支持部10は構成されている。そし
て、排出シュート13から排出されたパイプ70は、パ
イプ支持部10の前方に配設された図示されないストッ
カに搬送される。
【0024】続いて、前記バリ取り機構30の構成につ
いて詳細に説明する。図1に示すように、一対のバリ取
り機構30のうち、図1で右側に位置する一方のバリ取
り機構30はスタンド11の第2レール11bに対しガ
イドローラ17を介して支持されることにより、スタン
ド11内を左右に移動できるようになっている。一方の
バリ取り機構30に備えられる外周用サンダー31及び
内周用サンダー32は、パイプ70の軸線方向に対して
その先端が斜め前方に向かうように配置されている。こ
れに対し、図1で左側に位置する他方のバリ取り機構3
0はガイドローラ17が省略され、スタンド11に固定
されるとともに、外周用サンダー31及び内周用サンダ
ー32はパイプ70の軸線方向に対してその先端が斜め
後方に向かうように配置されている。一方のバリ取り機
構30と他方のバリ取り機構30において、上記したガ
イドローラ17の有無と外周用サンダー31及び内周用
サンダー32の配置方向以外の構成は同じであるため、
これ以降一方のバリ取り機構30を中心に説明する。
【0025】図3〜図6に示すように、第2レール11
bに支持された断面L字状をなす支持板33の内側にお
いて、その底壁上には前後一対のガイドレール34を介
装した状態で移動台35が支持板33に対し左右に移動
することができるように取付けられている。移動台35
上にはローラ移動用シリンダ36が配設され、その図示
されない先端は支持板33に固定されている。移動台3
5の端面には断面クランク状をなすローラ支持アーム3
7が下方へ向かうように取着されるとともに、このロー
ラ支持アーム37の下端部にはパイプ70の長さを測定
するための測定ローラ38がローラ支持アーム37に対
し回転できるように装着されている。
【0026】上記した移動台35、ローラ移動用シリン
ダ36、ローラ支持アーム37、測定ローラ38等から
パイプ長さ測定機構39が構成されている。そして、図
4に2点鎖線で示すように、ローラ移動用シリンダ36
の伸張によりパイプ方向へ移動された測定ローラ38の
周面がパイプ70の端部に接触されるとともに、このと
きの移動量を図示されないセンサが検知することにより
パイプ70の長さを測定するようになっている。
【0027】前記支持板33の前面には上下一対のガイ
ドレール34を介装した状態で移動板40が支持板33
に対し左右に移動することができるように取付けられて
いる。移動板40の前面にはサンダー移動用シリンダ4
1が配設され、その先端は支持板33に固定されてい
る。移動板40の前面下部にはサンダー吊下アーム42
が下方へ延びるように取着されるとともに、このサンダ
ー吊下アーム42の下端部にはサンダー支持アーム43
が後方へ延びるように連結されている。サンダー支持ア
ーム43の先端の底面には内周用サンダー32が吊り下
げられた状態で取付けられるとともに、これよりも内側
となる底面には外周用サンダー31が内周用サンダー3
2と平行に延びるように吊り下げられた状態で取付けら
れている。
【0028】外周用サンダー31及び内周用サンダー3
2は、サンダー支持アーム43に取着される本体44
と、本体44の基端に回転可能に装着された円柱状をな
す気筒45と、本体44の先端に回転可能に装着された
プーリー46と、本体44をその内側に囲い込むように
気筒45及びプーリー46の間に掛設されたベルト47
とから構成されている。気筒45の周面には吸気弁45
aが接続されており、この吸気弁45aに図示しないコ
ンプレッサーから圧縮空気を送り込むことによって、本
体44に対し気筒45が回転し、気筒45とプーリー4
6の間でベルト47が所定の送り速度で回転するように
なっている。
【0029】上記の移動板40、サンダー移動用シリン
ダ41、サンダー吊下アーム42、サンダー支持アーム
43等から移動機構48が構成されている。このサンダ
ー移動用シリンダ41の伸縮により移動板40は支持板
33に対し左右に移動して、外周用サンダー31及び内
周用サンダー32のベルト47をパイプ70の端部の外
周縁及び内周縁に接触又は離間させる。
【0030】なお、サンダー支持アーム43のサンダー
吊下アーム42との連結部には高さ調整クランプ43a
及び位置調整クランプ43bが設けられており、パイプ
70のサイズに対応して外周用サンダー31及び内周用
サンダー32の上下及び前後位置を調整することができ
るようになっている。さらに、内周用サンダー32がサ
ンダー支持アーム43に固定されるとともに、外周用サ
ンダー31のサンダー支持アーム43との連結部には幅
調整レバー43cが設けられることによって、パイプ7
0の直径に対応して外周用サンダー31と内周用サンダ
ー32の間の距離を微調整することができるようになっ
ている。
【0031】上記した支持板33、パイプ長さ測定機構
39、移動機構48、外周用サンダー31及び内周用サ
ンダー32等によりバリ取り機構30は構成されてい
る。そして、パイプ支持部10上で回転するパイプ70
の端部のバリは外周用サンダー31及び内周用サンダー
32のベルト47によって研磨され、除去される。
【0032】このとき、外周用サンダー31及び内周用
サンダー32の延びる方向とパイプ70の軸線方向との
なす角度は10〜20゜の範囲内となるように設定する
ことが好ましい。角度が10゜未満の場合、外周用サン
ダー31及び内周用サンダー32がパイプ70とほぼ平
行に延びることとなり、外周用サンダー31においては
パイプ70の端部の外周縁から内方へ延びるバリを、内
周用サンダー32においては内周縁から外方へ延びるバ
リを除去することができなくなる可能性がある。角度が
20゜より大きい場合、外周用サンダー31においては
パイプ70の端部の外周縁から外方へ延びるバリを、内
周用サンダー32においては内周縁から内方へ延びるバ
リを除去することができなくなる可能性がある。
【0033】また、パイプ70の回転速度は外周用サン
ダー31及び内周用サンダー32のベルト47の送り速
度よりも遅くなるように設定することが好ましい。パイ
プ70の回転速度をベルト47の送り速度よりも速くし
た場合、バリを除去しないうちにパイプ70が回転され
てしまい、バリを充分に除去できない可能性がある。こ
の実施形態ではパイプ70の回転速度が約0.3m/
秒、外周用サンダー31及び内周用サンダー32のベル
ト47の送り速度が30〜40m/秒に設定されてい
る。
【0034】次に、前記バリ取り装置によるパイプ端部
のバリ取りについて記載する。さて、図1に示すよう
に、切断加工が施されたパイプ70は、まず図中に矢印
で示す方向からパイプ供給機構50のローラコンベア5
5上に送られ、一時的に保持された後、ガイドアーム5
8を介して供給シュート63からパイプ支持部10へ1
本ずつ供給される。図2に2点鎖線で示すように、供給
シュート63上から転がり落ちたパイプ70は、このま
まパイプ支持部10の受入れシュート12上を転がり落
ち、やがて一対の駆動ローラ14間に落ち込み、停止さ
れる。図3に示すように、この状態で押さえシリンダ1
9が伸張し、その下端の押圧ローラ20がパイプ70を
駆動ローラ方向へ押圧し、パイプ70の上下方向への移
動が規制されて、パイプ70が駆動ローラ14上の一対
のバリ取り機構30間に保持される。
【0035】次に、図4に2点鎖線で示すように、支持
されたパイプ70に対しては、パイプ長さ測定機構39
の測定ローラ38が左右方向から接近し、その両端部に
接触され、パイプ70の駆動ローラ14上における左右
方向への移動が規制されるとともに、測定ローラ38の
移動量からパイプ70の長さが検出される。このとき、
測定ローラ38が最大限に移動しても、測定ローラ38
がパイプ70の端部に接触しない場合等、必要であれば
一方のバリ取り機構30をパイプ支持部10のスタンド
11に対して手動で移動させる。
【0036】次いで、図6に示すように、パイプ70の
端部から外周用サンダー31及び内周用サンダー32が
離間された状態で、回転機構が作動し、パイプ70が回
転し始めるとともに、外周用サンダー31及び内周用サ
ンダー32が同時に作動し始める。この後、図5に示す
ように、移動機構48が作動し、検出されたパイプ70
の長さに基づいてサンダー移動用シリンダ41が伸張す
ることによりパイプ70の端部に外周用サンダー31及
び内周用サンダー32が接近して、その外周縁及び内周
縁に外周用サンダー31及び内周用サンダー32が接触
される。この状態で、必要であればサンダー支持アーム
43に設けられた高さ調整クランプ43a、位置調整ク
ランプ43b及び幅調整レバー43cにより外周用サン
ダー31及び内周用サンダー32がパイプ70の端部に
確実に接触するように微調整を行う。そして、パイプ7
0の両端部の外周縁及び内周縁に形成されたバリが外周
用サンダー31及び内周用サンダー32によって同時に
研磨され、除去される。
【0037】このとき、外周用サンダー31及び内周用
サンダー32はパイプ70の軸線方向に対して斜め方向
に配置され、外周用サンダー31はパイプ70の端部の
外周縁において内方から外方へ向かうように斜めに接触
し、内周用サンダー32はパイプ70の端部の内周縁に
おいて外方から内方へ向かうように斜めに接触される。
このため、パイプ70の外周縁から外方へ延びるバリ及
びパイプ70の内周縁から内方へ延びるバリだけでな
く、パイプ70の外周縁から内方へ延びるバリ及びパイ
プ70の内周縁から外方へ延びるバリも除去される。ま
た、パイプ70が回転するとともに、パイプ70の回転
速度を両サンダー31,32の送り速度より遅くなるよ
うに設定したことにより、パイプ70の端部の全周縁の
バリが確実に除去される。加えて、内周縁及び外周縁の
バリが同時に除去されるため作業時間が短縮される。
【0038】所定時間だけ研磨され、パイプ70の端部
のバリが除去された後には、まず、ローラ移動用シリン
ダ36及びサンダー移動用シリンダ41が収縮すること
によりパイプ70の端部から測定ローラ38、外周用サ
ンダー31及び内周用サンダー32が離間する。次い
で、押さえシリンダ19が収縮し、パイプ70の外周面
から押圧ローラ20が離間した後、押出シリンダ21が
伸張し、パイプ70を駆動ローラ14上から押し上げ
る。このとき、押出シリンダ21上端に設けられた押出
爪22が斜面状をなしていることから、押し上げられた
パイプ70は排出シュート13上に転がり落ちる。そし
て、バリ取りされたパイプ70は排出シュート13上を
転がりながらパイプ支持部10の前方に配設されたスト
ッカへ送られる。
【0039】前記の実施形態によって発揮される効果に
ついて、以下に記載する。 ・ 外周用サンダー31及び内周用サンダー32はパイ
プ70の軸線方向に対して斜め方向に配置されている。
これにより、パイプ70の外周縁から外方へ延びるバリ
及びパイプ70の内周縁から内方へ延びるバリだけでな
く、パイプ70の外周縁から内方へ延びるバリ及びパイ
プ70の内周縁から外方へ延びるバリも除去されるた
め、パイプ端部の外周縁と内周縁に形成されるバリを容
易かつ効果的に除去することができる。
【0040】さらに、外周用サンダー31及び内周用サ
ンダー32をパイプ70の端部外周縁及び内周縁に対し
て接離可能にする移動機構48を備えたことにより、パ
イプ支持部10へのパイプ70の供給又はパイプ支持部
10からのパイプ70の排出の際、両サンダー31,3
2の移動が自動で速やかに行われることから、バリ取り
作業を短時間で行うことができる。
【0041】・ パイプ支持部10上に支持されたパイ
プ70を一定速度で回転させる回転機構を備えたことに
より、パイプ70の端部の全周面を均一に研磨すること
ができる。
【0042】・ 外周用サンダー31及び内周用サンダ
ー32をパイプ70に同時に接触させ、外周縁及び内周
縁を同時にバリ取りするように構成したことにより、バ
リ取り作業を迅速に行うことができる。
【0043】・ パイプ70の回転速度を両サンダー3
1,32の送り速度よりも遅くなるように設定したこと
により、パイプ70の端部の全周面を効果的かつより均
一に研磨することができる。
【0044】・ パイプ供給機構50を備えたことによ
り、パイプ支持部10上へパイプ70を容易に供給する
ことができる。加えて、パイプ支持部10上へのパイプ
70のセットを短時間で行うことができ、バリ取り作業
のさらなる短縮化を図ることができる。
【0045】・ パイプ70をパイプ支持部10の所定
位置に保持するための位置保持機構を設けたことによ
り、バリ取り時におけるパイプ70の上下及び前後方向
への位置ずれを防止することができる。
【0046】・ パイプ長さ測定機構39を設けたこと
により、パイプ70の長さに対応して両サンダー31,
32を迅速に移動させることができるとともに、バリ取
り時にはパイプ長さ測定機構39の測定ローラ38がパ
イプ70を両側から挟み込むことによって、バリ取り時
におけるパイプ70の左右方向への位置ずれを防止する
ことができる。
【0047】なお、本実施形態は、次のように変更して
具体化することも可能である。 ・ 例えば、一方の端部に切断加工が施されず、バリ取
りしなくてもよいパイプ70を加工する等の場合には、
一方のバリ取り機構30を省略して構成してもよい。
【0048】このように構成した場合、バリ取り装置の
構成を簡易なものとすることができる。 ・ パイプ供給機構50を省略し、パイプ70をパイプ
支持部10へ手動で供給するように構成してもよい。
【0049】このように構成した場合、バリ取り装置の
簡易化及び小型化を図ることができる。 ・ パイプ70をパイプ支持部10の所定位置に保持す
るための位置保持機構及びパイプ長さ測定機構39のう
ち少なくともいずれか一方を省略してもよい。
【0050】このように構成した場合、バリ取り装置の
構成を簡易なものとすることができる。さらに、前記実
施形態より把握できる技術的思想について以下に記載す
る。
【0051】・ 前記両サンダーをパイプの両端部にそ
れぞれ配設し、両端部の外周縁及び内周縁に対して同時
に接触させて、パイプの両端部の外周縁及び内周縁を同
時にバリ取りするように構成した請求項3から請求項5
のいずれかに記載のバリ取り装置。
【0052】このように構成した場合、パイプの両端部
の外周縁と内周縁に形成されるバリを容易かつ短時間で
効果的に除去することができる。 ・ 前記両サンダーの延びる方向とパイプの軸線方向と
のなす角度を10〜20゜の範囲内に設定した請求項1
から請求項5のいずれかに記載のバリ取り装置。
【0053】このように構成した場合、パイプ端部の外
周縁及び内周縁のバリをより良好に除去することができ
る。
【0054】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、次のような効果を奏する。請求項1に記載の発明の
バリ取り装置によれば、両サンダーをパイプの軸線方向
に対して斜め方向に配置するとともに、両サンダーをパ
イプに対して接離可能にする移動機構を備えたことによ
り、パイプ端部の外周縁と内周縁に形成されるバリを容
易かつ短時間で効果的に除去することができる。
【0055】請求項2に記載の発明のバリ取り装置によ
れば、請求項1に記載の発明の効果に加えて、パイプの
端部の全周面を均一に研磨することができる。請求項3
に記載の発明のバリ取り装置によれば、請求項1又は請
求項2に記載の発明の効果に加えて、バリ取り作業を迅
速に行うことができる。
【0056】請求項4に記載の発明のによれば、請求項
1から請求項3のいずれかに記載の発明の効果に加え
て、パイプの端部の全周面を効果的かつより均一に研磨
することができる。
【0057】請求項5に記載の発明のによれば、請求項
1から請求項4のいずれかに記載の発明の効果に加え
て、パイプ支持部へのパイプの供給を容易に行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 バリ取り装置を示す一部を破断した平面図。
【図2】 バリ取り装置を示す一部を破断した側面図。
【図3】 パイプ支持部上にパイプが支持された状態を
示す断面図。
【図4】 パイプの長さを測定する状態を示す一部を破
断した正面図。
【図5】 両サンダーがパイプに接近した状態を示す平
面図。
【図6】 両サンダーがパイプから離間した状態を示す
平面図。
【符号の説明】
10…パイプ支持部、31…外周用サンダー、32…内
周用サンダー、48…移動機構、50…パイプ供給機
構、70…パイプ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3C049 AA05 AA18 AB03 BA02 CA01 CB03 3C058 AA05 AA13 AA18 AB03 AB04 AC02 BA02 BA04 BA07 CA01 CA02 CB01 CB03 CB04

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒状をなすパイプの端部をバリ取りす
    るためのバリ取り装置であって、 パイプを所定位置に支持するパイプ支持部と、パイプの
    端部位置に配設され、パイプの端部外周縁をバリ取りす
    る外周用サンダーと、同じくパイプの端部位置に配設さ
    れ、パイプの端部内周縁をバリ取りする内周用サンダー
    と、両サンダーをパイプの軸線方向に対して斜め方向に
    配置し、両サンダーをパイプの端部外周縁又は端部内周
    縁に対して接離可能にする移動機構とを備えたパイプ端
    部のバリ取り装置。
  2. 【請求項2】 前記パイプ支持部にはパイプを回転させ
    る回転機構を備え、パイプを一定速度で回転させながら
    両サンダーでパイプ端部のバリ取りを行うように構成し
    た請求項1に記載のバリ取り装置。
  3. 【請求項3】 前記両サンダーをパイプに対して同時に
    接触させてパイプの端部の外周縁及び内周縁を同時にバ
    リ取りするように構成した請求項1又は請求項2に記載
    のバリ取り装置。
  4. 【請求項4】 前記パイプの回転速度を両サンダーの送
    り速度より遅くなるように設定した請求項2又は請求項
    3に記載のバリ取り装置。
  5. 【請求項5】 前記パイプ支持部の側方には、パイプ支
    持部にパイプを供給するためのパイプ供給機構を備えた
    請求項1から請求項4のいずれかに記載のバリ取り装
    置。
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