JPH07246551A - 板材用研削装置 - Google Patents

板材用研削装置

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Publication number
JPH07246551A
JPH07246551A JP6575494A JP6575494A JPH07246551A JP H07246551 A JPH07246551 A JP H07246551A JP 6575494 A JP6575494 A JP 6575494A JP 6575494 A JP6575494 A JP 6575494A JP H07246551 A JPH07246551 A JP H07246551A
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JP
Japan
Prior art keywords
grinding
base
board
plate material
conveyor device
Prior art date
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Pending
Application number
JP6575494A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Iguchi
浩二 井口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FUJITA GIKEN KOGYO KK
Original Assignee
FUJITA GIKEN KOGYO KK
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Filing date
Publication date
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Priority to JP6575494A priority Critical patent/JPH07246551A/ja
Publication of JPH07246551A publication Critical patent/JPH07246551A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) [目的]板材の上面隅部を研削加工する研削装置におい
て、研削ベルトの板材との当接位置を変える作業が簡単
にでき、切り込み量も再調整前と変わらず、また、被加
工板材の上面の研削を同時に行えるようにする。 [構成]板材用研削装置は装置基台を有し、上部にはコ
ンベア装置が設けてある。装置基台の側部には、コンベ
ア装置に対応して三基の研削ユニット3が設けてある。
装置基台の排出側には上面研削機が設けてある。研削ユ
ニット3は基台30を有し、基台には昇降台31を備え
ている。昇降台には移動台32が設けてある。移動台に
は回動台33が回動調整具330を介して取り付けてあ
る。回動台には斜行台34が斜行ガイド340を介して
取り付けてある。斜行台には研削機35が設けてある。
研削機はモ−タMにより駆動される駆動ローラ350を
有し、駆動ローラと従動ローラ352との間には研削ベ
ルト353が巻き掛けてある。駆動ローラの軸方向と上
記斜行台の移動方向は同じ方向に設定してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、家具の前板などの木板
の表面を研削(または研磨)加工する板材用研削装置に
関するものである。
【0002】
【従来技術】家具の前板などの表面には、隅部を斜めに
研削する加工が施される。この加工は、一般的には、被
加工板材を送るコンベア装置と、コンベア装置横に設け
られモータ駆動するローラ間に無端状に巻き掛けられた
サンドペーパーベルトを備えた研削装置により行なわれ
ている。
【0003】図5は従来の研削装置の研削ユニットの概
略側面図である。研削ユニットは、一台の研削装置に数
基設けてある。研削ユニットは、螺子ロッド50により
垂直方向に調整が可能な昇降台51と、螺子ロッド52
により水平方向に移動調整が可能な移動台53を備えて
いる。移動台53には、回動台55が回動調整具54を
介して取り付けてある。回動台55の下部にはモータM
が固定してあり、その回動軸にはスポンジ状の弾性体か
らなる駆動ローラ56が取り付けてある。
【0004】また、回動台55の上部には回転軸を取り
付けた軸受57が固定してあり、その回動軸には従動ロ
ーラ58が取り付けてある。そして、駆動ローラ56と
従動ローラ58の間にはサンドペーパーなどからなる研
削ベルト59が巻き掛けてある。この構造によれば、研
削ベルト59の位置、角度を所定値に設定しておけば、
コンベア装置Cにより送られる木板Wの上隅部を研削す
ることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
の研削装置には次のような課題があった。すなわち、木
板の隅部の研削においては、研削ベルト59の一部しか
当接しないので、研削ベルト59の寿命を伸ばすには当
接部分を順次変えていく必要がある。そのためには、
螺子ロッド50により昇降台51を上昇させ、次に螺子
ロッド52により移動台53を左方向へ移動させて木板
Wに当接させる、あるいは螺子ロッド52により移動
台53を右方向へ移動させ、次に螺子ロッド50により
昇降台51を下降させて木板Wに当接させるという、い
ずれかの方向を採って調整していた。
【0006】けれども、上記した方法では研削ベルト5
9の位置を上下左右に調整しなければならないので作業
がとても面倒である。特に問題になるのは、研削の切り
込み量を再調整前と同一に調整することが難しいという
ことで、これが製品の寸法のばらつきを生じる一因とな
っていた。また、この装置で加工された被加工板材は、
次の工程で上面の研削を行なう必要があるために、仕上
がりまでに長時間を要していた。本発明は上記課題を解
消するもので、板材の上面隅部を研削加工する研削装置
において、研削ベルトの被加工板材との当接位置を変え
る作業が簡単にでき、かつ切り込み量も再調整前と変わ
ることがなく、更には、板材の上面研削を同時に行なう
ことができる板材用研削装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明が上記課題を解決
するために講じた手段は次のとおりである。第1の手段
にあっては、被加工板材の上面隅部を研削する板材用研
削装置であって、この装置は、被加工板材を送るコンベ
ア装置と、このコンベア装置の送り方向に沿って所要数
配置してある研削ユニットと、を備え、上記研削ユニッ
トは、基台と、この基台に設けられ昇降調整が可能な昇
降台と、この昇降台に設けられ上記コンベア装置へ向け
て進退調整が可能な移動台と、この移動台に回動調整具
を介して回動可能に取り付けてある回動台と、この回動
台に移動調整が可能に設けてある斜行台と、この斜行台
に設けてある研削機と、を備え、上記研削機は、上記斜
行台に設けられ研削面を有する駆動ローラを備え、この
駆動ローラの軸方向と上記斜行台の移動方向は、実質的
に同じ方向に設定してある、板材用研削装置である。
【0008】第2の手段にあっては、コンベア装置の近
傍に配設してあり被加工板材の上面を実質的に全幅にわ
たり研削する上面研削機を備え、この上面研削機は、コ
ンベア装置の搬送面と実質的に平行な研削面を有する駆
動ローラを備えている、第1の手段にかかる板材用研削
装置である。
【0009】
【作用】昇降台の高さと、移動台の位置と、回動台の角
度を調整して、駆動ローラの研削面の被加工板材との当
接角度及び切り込み量の設定を行なう。そして、コンベ
ア装置で被加工板材を送ることにより、上面隅部を全長
にわたり研削できる。更に、被加工板材を順次送り、駆
動ローラの研削面のうち被加工板材との当接部が摩耗し
て研削に不適当になったら、斜行台を移動調整すれば、
研削面の被加工板材との当接角度及び切り込み量は変わ
ることなく、当接部だけを研削面の幅方向に移動させる
ことができる。このように、簡単な調整で研削ベルトの
全面を効率よく使用することができる。
【0010】第2の手段にかかる板材用研削装置にあっ
ては、コンベア装置の近傍に設けてある上面研削機によ
り、上面隅部の研削加工と同時に上面の全幅にわたる研
削加工もできるので、仕上がりまでの工程数を減らすこ
とができ、作業効率を向上させることができる。
【0011】
【実施例】本発明を図面に示した実施例に基づき更に詳
細に説明する。図1は本発明にかかる板材用研削装置の
一実施例を示す概略正面図、図2は概略側面図、図3は
研削ユニットの斜視図、図4は研削ユニットの概略側面
図である。符号Aは板材用研削装置で、装置基台1を有
している。装置基台1の上部には長さ方向に沿ってコン
ベア装置2が設けてある。コンベア装置2は、下側に設
けてありモ−タ駆動される駆動コンベア21と、この駆
動コンベア21の上方に所要の間隔をおいて設けられた
従動コンベア22とを備えている。
【0012】装置基台1の一方の側部には、コンベア装
置2に対応して三基の研削ユニット3、3、3が設けて
ある。また、装置基台1の排出側にはコンベア装置2後
部に上面研削機4が設けてある。
【0013】上記研削ユニット3、3、3の構造を図
3、図4を参照して説明する。なお、研削ユニット3、
3、3は同一構造であるので、一基についてのみ説明す
る。研削ユニット3は基台30を有し、基台30には昇
降台31を備えている。昇降台31は、螺子ロッド31
0を回転操作することにより一定の範囲で昇降調整が可
能な構造を有している。この昇降台31には、上記コン
ベア装置2へ向けて進退調整が可能な移動台32が設け
てある。移動台32は、螺子ロッド320を回転操作す
ることにより一定の範囲で進退移動調整が可能な構造を
有している。
【0014】この移動台32には、回動台33が回動調
整具330を介して回動可能に、かつ任意の角度で固定
可能に取り付けてある。この回動台33には、斜行台3
4が斜行ガイド340を介して移動可能に取り付けてあ
る。斜行ガイド340には、螺子ロッド341が設けて
あり、斜行台34は螺子ロッド341を回転操作するこ
とにより移動調整ができる構造である。
【0015】斜行台34には、被加工板材を研削する研
削機35が設けてある。研削機35は、斜行台34の下
部に取り付けてあるモ−タMを有している。モ−タMの
回転軸には表面側がスポンジ製の駆動ローラ350が取
り付けてある。また、斜行台34の上部には軸受351
が設けられ、その回転軸には金属製の従動ローラ352
が取り付けてある。駆動ローラ350と従動ローラ35
2との間には、表面にサンドペーパー状の研削面を有す
る研削ベルト353が巻き掛けてある。なお、符号36
は研削粉塵を吸引するための吸引管であり、先部は駆動
ローラ350近傍まで延出してあり、元部にはバキュ−
ムホ−スが連結される。そして、上記駆動ローラ350
の軸方向と上記斜行台34の移動方向は、実質的に同じ
方向に設定してある。
【0016】上記上面研削機4は、コンベア装置2の排
出側に位置し、被加工板材の上面を実質的に全幅にわた
り研削するものである。上面研削機4は、上記研削ユニ
ット3とほぼ同様の構造であり、斜行台40の下部には
モ−タMにより駆動される駆動ローラ41が設けてあ
る。斜行台40の上部には従動ローラ42が設けてあ
る。そして、駆動ローラ41と従動ローラ42には研削
ベルト43が巻き掛けてある。なお、本実施例において
は、駆動ローラ41の軸方向は、コンベア装置2の駆動
コンベア21の上面と平行に設定してある。
【0017】(作 用)図1ないし図4を参照して、本
実施例の作用を説明する。 各研削ユニット3、3、3の昇降台31の高さと、
移動台32の位置と、回動台33の角度を調整して、駆
動ローラ350に巻き掛けてある研削ベルト353の研
削面の被加工板材Wとの当接角度及び切り込み量の設定
を行なう。
【0018】 コンベア装置2で被加工板材Wを送る
ことにより、上面隅部を全長にわたり研削できる。そし
て、被加工板材Wを次々に送り、研削ベルト353の研
削面のうち被加工板材Wとの当接部が摩耗して研削に不
適になったら、斜行台34を移動調整すれば、研削ベル
ト353の研削面の被加工板材Wとの当接角度及び切り
込み量は変わることなく、当接部だけを研削ベルト35
3の幅方向に移動させることができる。このように、簡
単な調整で研削ベルト353の全面を効率よく使用する
ことができる。
【0019】 各研削ユニット3、3、3のによる加
工後、コンベア装置2の後部に設けてある上面研削機4
により、一回の送りによって上面隅部の研削加工と同時
に上面の全幅にわたる研削加工もできる。これにより、
従来の研削装置と比較して作業効率がよくなり、加工時
間を短縮することが可能となる。本発明は図示の実施例
に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載内に
おいて種々の変形が可能である。
【0020】
【発明の効果】本発明は上記構成を備え、次の効果を有
する。 (a)被加工板材の上面隅部の研削加工において、あら
かじめ各研削ユニットの昇降台の高さと、移動台の位置
と、回転台の角度を調整して、駆動ローラに巻き掛けて
ある研削ベルトの研削面の被加工板材との当接角度及び
切り込み量の設定を行ない、コンベア装置で被加工板材
を送ることにより、上面隅部を全長にわたり研削でき
る。そして、被加工板材を次々に送り、研削ベルトの研
削面のうち被加工板材との当接部が摩耗して研削に不適
になったら、斜行台を移動調整すれば、研削ベルトの研
削面の被加工板材との当接角度及び切り込み量は変わる
ことなく、当接部だけを研削ベルトの幅方向に移動させ
ることができる。このように、簡単な調整で研削ベルト
の全面を効率よく使用することができるので便利であ
る。
【0021】(b)コンベア装置後部に対応して上面研
削機を備えた板材用研削装置にあっては、上面研削機に
より被加工板材の上面隅部の研削加工と同時に上面の全
幅にわたる研削加工もできるので、仕上がりまでの工程
数を減らすことができ、作業効率が向上し加工時間を短
縮することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる板材用研削装置の一実施例を示
す概略正面図。
【図2】本発明にかかる板材用研削装置の一実施例を示
す概略側面図。
【図3】研削ユニットの斜視図。
【図4】研削ユニットの概略側面図。
【図5】従来の研削装置の研削ユニットの概略側面図。
【符号の説明】
A 板材用研削装置 1 装置基台 2 コンベア装置 3 研削ユニット 30 基台 31 昇降台 32 移動台 33 回動台 34 斜行台 340 斜行ガイド 35 研削機 350 駆動ローラ 352 従動ローラ 353 研削ベルト M モ−タ 4 上面研削機 40 斜行台 41 駆動ローラ 42 従動ローラ 43 研削ベルト

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被加工板材の上面隅部を研削する板材用
    研削装置であって、この装置は、 被加工板材を送るコンベア装置と、 このコンベア装置の送り方向に沿って所要数配置してあ
    る研削ユニットと、を備え、 上記研削ユニットは、 基台と、 この基台に設けられ昇降調整が可能な昇降台と、 この昇降台に設けられ上記コンベア装置へ向けて進退調
    整が可能な移動台と、 この移動台に回動調整具を介して回動可能に取り付けて
    ある回動台と、 この回動台に移動調整が可能に設けてある斜行台と、 この斜行台に設けてある研削機と、を備え、 上記研削機は、 上記斜行台に設けられ研削面を有する駆動ローラを備
    え、 この駆動ローラの軸方向と上記斜行台の移動方向は、実
    質的に同じ方向に設定してある、板材用研削装置。
  2. 【請求項2】 コンベア装置の近傍に配設してあり被加
    工板材の上面を実質的に全幅にわたり研削する上面研削
    機を備え、この上面研削機は、コンベア装置の搬送面と
    実質的に平行な研削面を有する駆動ローラを備えてい
    る、請求項1記載の板材用研削装置。
JP6575494A 1994-03-08 1994-03-08 板材用研削装置 Pending JPH07246551A (ja)

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JP6575494A JPH07246551A (ja) 1994-03-08 1994-03-08 板材用研削装置

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JP6575494A JPH07246551A (ja) 1994-03-08 1994-03-08 板材用研削装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010017800A (ja) * 2008-07-09 2010-01-28 Okuma Corp バリ取り方法及びバリ取り装置
CN112213874A (zh) * 2020-09-24 2021-01-12 深圳市金晓时代科技有限公司 一种液晶显示器的制造装置及方法
CN116352566A (zh) * 2023-06-01 2023-06-30 沈阳强航时代精密科技有限公司 一种航空叶片进排气边抛光装置及抛光方法

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