JP2001075932A - ライン制御装置、ライン制御方法及びラインシステム - Google Patents

ライン制御装置、ライン制御方法及びラインシステム

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JP2001075932A JP25430199A JP25430199A JP2001075932A JP 2001075932 A JP2001075932 A JP 2001075932A JP 25430199 A JP25430199 A JP 25430199A JP 25430199 A JP25430199 A JP 25430199A JP 2001075932 A JP2001075932 A JP 2001075932A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各々のワークの処理装置に接続された複数の
制御ユニットをネットワークで接続したラインシステム
において、簡易な構成で、ライン全体の調停をとること
ができるようにする。 【解決手段】 各々の処理装置及び搬送装置に接続され
た複数の制御ユニット4−1〜4−Nをシーケンサネッ
トワーク3で接続し、ラインコントローラ1によりバッ
ファを含めたライン全体を制御する。また、ワーク及び
ワークの搬送に関する情報と各処理装置の状態に関する
情報を記憶装置2に記憶するとともに、その記憶情報を
基に任意の制御ユニットに接続されたバッファとその下
流側の制御ユニットに接続されたバッファ間でライン状
態に関する情報を共有する共有メモリを各制御ユニット
に設ける。そして、共有メモリの情報に基づいてライン
動作を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の処理装置に
よりワークを順次搬送して処理するシステムのライン制
御装置、ライン制御方法及びラインシステムに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図13は従来の製造ラインシステムの構
成を示すブロック図であり、ここでは加工処理装置とし
て三つのステーション(1〜3)101〜103がホス
トコンピュータ104により制御されている例を示して
いる。
【0003】ステーション(1)101の加工装置と搬
送装置は、第1のラインコントローラ(PLC1)11
1によって管理されており、同様にステーション(2)
102の加工装置と搬送装置は、第2のラインコントロ
ーラ(PLC2)112によって管理され、ステーショ
ン(3)103の加工装置と搬送装置は、第3のライン
コントローラ(PLC3)113によって管理されてい
る。
【0004】また、これらの第1、第2、及び第3のラ
インコントローラ111〜113のそれぞれは、各々の
通信回線K1〜K3によりホストコンピュータ104と
接続されている。そして、ホストコンピュータ104
は、第1、第2、及び第3のラインコントローラ111
〜113のそれぞれを介して、あるタイミングで各ワー
クのトラッキングデータ、品質データを収集、管理し、
また全体のライン状態を監視し、状況に応じて各装置へ
のワークの投入、排出、バッファリング指示及び再投入
指示や中止指示を出している。
【0005】このように、全体のライン内の調停動作指
示等をホストコンピュータ104が司る構成となってお
り、これによりライン動作がスムーズに行われるように
なっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来のシステム構成では、管理する装置や設備の
数が増えた場合、ホストコンピュータにはより高い処理
能力が要求される。また、ホストコンピュータと各ライ
ンコントローラとの間の通信の頻度も煩雑になり、しか
も1ワーク当たりの各工程のサイクルタイムが短い場合
には、ホストコンピュータで一元管理することが非常に
難しくなる。更に、ホストコンピュータにおいて、トラ
ッキングデータの収集や全体の設備状態監視による各装
置への作業開始信号(バッファリング指示)、中止信号
(再投入指示)、及び完了信号が集中するので、優先的
に情報を伝達するためにはホストコンピュータと各ライ
ンコントローラとの間に専用の回線等が必要になり、そ
れに伴う処理もかなり煩雑になる。
【0007】本発明は、上記のような問題点に鑑みてな
されたもので、各処理装置に接続された制御ユニット間
で状況を判断し、ライン内同期をとることができるよう
に、ライン内の最適な位置へワークを一時収納、投入で
きるバッファを設置し、全体ラインの調停をとることが
できるライン制御装置、ライン制御方法及びラインシス
テムを提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係るライン制御
装置、ライン制御方法及びラインシステムは、次のよう
に構成したものである。
【0009】(1)各々のワークの処理装置に接続され
た複数の制御ユニットをネットワークで接続したライン
制御装置であって、前記ワーク及び該ワークの搬送に関
する情報と各処理装置の状態に関する情報を記憶する記
憶手段と、該記憶手段に記憶された情報を基に任意の制
御ユニットに接続されたバッファとその下流側の制御ユ
ニットに接続されたバッファ間でライン状態に関する情
報を共有する共有手段とを備え、該共有手段で共有した
情報に基づいてライン動作を制御するようにした。
【0010】(2)各々のワークの処理装置に接続され
た複数の制御ユニットをネットワークで接続したシステ
ムのライン制御方法であって、前記ワーク及び該ワーク
の搬送に関する情報と各処理装置の状態に関する情報を
記憶手段に記憶するとともに、該記憶手段に記憶された
情報を基に任意の制御ユニットに接続されたバッファと
その下流側の制御ユニットに接続されたバッファ間でラ
イン状態に関する情報を共有するようにし、該共有した
情報に基づいてライン動作を制御するようにした。
【0011】(3)各々のワークの処理装置に接続され
た複数の制御ユニットをネットワークで接続したライン
システムであって、前記複数の制御ユニットによりアク
セス可能で前記ワーク及び該ワークの搬送に関する情報
と各処理装置の状態に関する情報を記憶する記憶手段
と、該記憶手段に記憶された情報を基に任意の制御ユニ
ットに接続されたバッファとその下流側の制御ユニット
に接続されたバッファ間でライン状態に関する情報を共
有する共有手段とを備え、該共有手段で共有した情報に
基づいてライン動作を制御するようにした。
【0012】(4)上記(3)の構成において、制御ユ
ニットは接続している処理装置で処理しているワークに
関する情報を記憶しておき、該情報と下流側の制御ユニ
ットのワークの搬送に関する情報とに基づいてライン動
作を制御するようにした。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る製造ラインシ
ステム全体の基本構成を示すブロック図である。同図に
おいて、1はラインシステム全体を制御するラインコン
トローラで、ワーク及びワーク搬送に関する情報と各処
理装置の状態に関する情報を記憶する記憶装置2が接続
されている。3はシーケンサネットワークで、これに上
記の処理装置を含む複数のステーションが接続されてい
る。
【0014】上記各ステーションには、各々の処理装置
及び搬送装置に接続された制御ユニットがあり、これら
の制御ユニットがネットワーク3に接続されている。す
なわち、図1中の4−1,4−2,4−3,…4−(N
−1),4−Nは制御ユニット、5−2,5−3,…5
−(N−1)は加工装置、6−1,6−2,6−3,…
6−(N−1),6−Nは搬送装置、7は本供給ユニッ
ト、8は本収納ユニットである。
【0015】図2は上記システムの加工ライン構成を示
すブロック図である。同図中、51,52及び53は加
工装置(1〜3)、60は搬送コンベアー、70はワー
ク投入ステーション、80はワーク収納ステーション、
91,92はバッファ(1,2)である。
【0016】ここで、ラインの各装置内にワークが規定
時間以上長時間停滞できないプロセス関係では、例えば
温度等による経時変化(品質変化)が考えられ、内部に
規定時間以上停滞できない装置の下流に一時収納するた
めのバッファを設けており、該バッファ以降の装置でト
ラブルが発生した場合に、“停滞できない装置内のワー
クを救済する”目的でその位置にバッファを設置してい
る。
【0017】このような目的で設置したバッファは、単
体でも上記の点で効果はあるが、ライン全体でみた場
合、後半でトラブルが発生したときにその情報が上流に
は伝わらなく、バッファ収納可能枚数以降は全ての装置
が満杯になるまで投入が続いてしまう。
【0018】この場合、途中で他の装置でトラブルが発
生した場合にも、復旧作業に手間がかかるばかりか、ト
ラブル後途中で作業を中止したい場合にも、かなりの作
業手間を多く必要とする。
【0019】このため、バッファに収納する枚数分以内
で、ライン内に複数台のバッファを設置することが効果
的である。
【0020】上記バッファの収納動作を行う判断基準
(動作トリガー)としては、下流工程のトラブルによる
ものや、下流バッファが収納動作を行ったときに連動す
る動作がある。また、各バッファが動作を行う判断範囲
は、次の下流バッファとその下流バッファまでの各装置
状態(トラブル等)を見て決められる。そして、その情
報の伝達手段として、装置間を共有メモリタイプのネッ
トワークで接続しており、バッファは次に流れてきたワ
ークが到達する以前に上記の判断基準である動作トリガ
ーをそのネットワークを介して受信した場合は、そのワ
ークを取り込み、自局内のカセットに一時収納する。そ
のとき、収納段数とワークと一緒に流れてくるワーク固
有のデータ(ID番号等)とをバッファ制御用のPLC
(プログラマブルコントローラ)内の内部レジスタに順
次記憶していく。
【0021】また、バッファの収納動作を行った後の排
出動作の判断基準(動作トリガー)としては、例えば各
バッファと上流のバッファまでの各装置にワークがない
ことをネットワーク上の共有メモリの各アドレスで確認
したり、バッファリング動作を行った最下流のバッファ
が排出できる条件がそろった場合(下流工程からの搬入
OK信号がONした場合)に、最下流バッファから排出
動作を始める。このとき、払い出す段数に応じた上記収
納時にPLC内の内部レジスタに記憶してあるワーク固
有のデータ(ID番号等)を決められている共有メモリ
上へワークの払い出しと同時に下流工程へ払い出す。
【0022】上記構成の製造ラインシステムの装置間
は、図1に示すようにシーケンサネットワーク3で接続
されているが、このシーケンサネットワーク3は、従来
より良く用いられるリング型の共有メモリ方式のもの
で、このネットワーク3に接続されている各ステーショ
ンの制御ユニット4から各自の制御ユニット4の共有メ
モリの特定エリアへの書き込みが可能で、また他の制御
ユニット4の共有メモリの全エリアを読み取ることがで
きるとともに、親局であるラインコントローラ1でも各
制御ユニット4の共有メモリの特定エリアへの書き込み
が可能なネットワークとなっている。また、このネット
ワーク3は、共有メモリ方式のものであればバス型接続
のものでも良い。
【0023】図3は本実施の形態の制御ユニット4の構
成を示すブロック図であり、図1の各制御ユニット4−
1〜4−Nは同じ構成であるものとする。
【0024】図3において、11は制御ユニット全体を
制御するマイクロプロセッサ等のCPU、12はCPU
11により実行される制御プログラムを格納しているプ
ログラムメモリで、通常はROMで構成されている。1
3はRAMで、CPU11による各種制御の実行時に各
種データを記憶するためのワークエリアとして使用され
るとともに、ネットワーク3及びラインインターフェー
ス16を介して他の制御ユニットからもアクセスできる
共有メモリ14のエリアを備えている。
【0025】15は入出力インターフェース(I/O・
I/F)で、このインターフェース15を介して加工装
置5及び搬送装置6が接続され、CPU11によりその
動作が制御される。17は操作盤で、作業者により操作
される各種キースイッチや、LED、表示器等が配置さ
れている。18は加工装置5及び搬送装置6におけるワ
ークの位置や状態を検出するセンサで、対応する信号を
発生して制御ユニット4に出力している。
【0026】なお、加工装置5は、搬送装置6からワー
クを受け取って一時的に保持するとともに、加工済みの
ワークを搬送装置6に出力する前に一時的に保持するた
めのバッファを備えている。
【0027】上記ネットワーク3に接続された各ステー
ションの制御ユニット4の共有メモリ204は、他のス
テーション制御ユニットとの間で情報を伝達するために
ワード(16ビット)単位でデータを記憶するエリア
と、ビット(1ビット)単位でデータを記憶するエリア
とを備えている。更に、各制御ユニット4は、トラッキ
ングデータを記憶して保持するための内部レジスタを有
している。
【0028】図4はバッファ装置の構成を示す図であ
り、(a)は平面図、(b)は側面図である。
【0029】このバッファ装置は、ワーク収納用のロボ
ットハンド21、搬送用のコンベアー22、一時収納用
のカセット23から構成されている。一時収納用のカセ
ット23は、運搬用のカセットとしても使用できるよう
に着脱可能な構成となっている。また、24は減速制御
用のセンサ、25は位置決め停止用のセンサである。
【0030】簡単な動作を説明すると、まず上流より搬
送コンベアーによってワークが搬送されてくると、この
バッファ装置内に搬送され、センサ24がONした時点
で搬送用のコンベアー22が減速し、位置決め停止用の
センサ25がONした時点で搬送コンベアー22が停止
される。
【0031】そして、位置決め完了後、共有メモリの情
報により動作を判断し、収納の場合には搬送用のコンベ
アー22の下にあった収納用のロボットハンド21が上
昇し、ワークを吸着して自装置内のメモリで管理してい
る一時収納用のカセット23の空エリアに収納する。こ
のとき、基本的にはカセット上段から収納していく。
【0032】また、払い出し動作の場合はその反対とな
り、下流工程からの払い出し条件がそろった場合にF1
F0にのっとり、カセット上段より収納用のロボットハ
ンド21で取り出し、搬送用のコンベアー22上に置
く。この置かれたタイミングで搬送用のコンベアー22
が回転を始め、下流工程に排出する。
【0033】図5は本実施形態におけるライン全体のビ
ット・ワードマップを示す図であり、子局側及び親局側
用の全体ビットマップと、子局側用の全体ワードマップ
を一覧表として示している。
【0034】また、図6及び図7はバッファ(1)のデ
ータ構成を示す図であり、図6はリンクビット情報、図
7はリンクワード情報を示している。同様に、図8及び
図9はバッファ(2)のデータ構成を示す図であり、図
8はリンクビット情報、図9はリンクワード情報を示し
ている。
【0035】すなわち、図6,8はビット単位でデータ
を記憶している共有メモリ14のリンクビット情報のデ
ータ構成を示し、図7,9はワード単位でデータを記憶
している共有メモリ14のリンクワード情報のデータ構
成を示している。なお、各制御ユニット4における共有
メモリ14のデータフォーマットは同じであり、各ステ
ーション毎にベースアドレスに対応するアドレス分、各
データのアドレスが同一メモリ空間内でシフトして割り
付けられている。
【0036】例えば、バッファ(1)では、図6に示す
ように、操作盤情報の“自動”は、共有メモリ14のア
ドレス“B0F0H”番地から3ビット目に設定されて
おり、そのアドレスは“B0F3H”となっている。
【0037】次に、図10〜図12のフローチャートを
用いて、本実施形態におけるバッファ動作を説明する。
このフローチャートに示す制御処理は、図1のラインコ
ントローラ1により予め記憶されたプログラムにしたが
って実行されるものである。
【0038】最初にバッファの通常動作を説明する。
【0039】まず、本動作に入る前に、下流工程の状態
チェックを行う(S1)。このときの下流工程は、自装
置から下流側の次のバッファ(2)までを指す。そし
て、下流バッファ(2)の状態チェックを行う(S
2)。
【0040】このとき、下流バッファ(2)の状態に問
題(バッファリング中やトラブル等)がなければ、上流
工程に対して受入準備をし(S25)、搬入可能信号の
“搬入可”信号を共有メモリ上に書く(S26)。つま
り、B110HをONする。その後、上流から流れてき
たワークの情報を上流装置の共有メモリより取り込み、
自装置のメモリに書き込み記憶する(S27〜S3
1)。
【0041】次に、ワーク及び情報の取り込みが終了し
た時点で、到着信号をONする(S32)。そして、上
流工程の排出信号がOFFするまで待ち(S33)、O
FFした時点で到着信号をOFFする(S34)。以上
のようにして、上流とシェイクハンドを行う。
【0042】次に、下流側の搬入可信号を確認し(S1
7)、ONであれば、自装置の共有メモリにデータをセ
ットし(S18)、ワークを排出する(S19)。そし
て、センサにより排出を確認し(S20)、排出信号が
オンになって(S21)、下流工程よりの信号“到着”
がONになれば(S22)、読取り完了信号をONにし
て(S23)、排出信号をOFFする(S24)。
【0043】次に、バッファの収納動作を説明する。
【0044】まず、本動作に入る前に、上記と同様下流
工程の状態チェックを行う(S1)。このときの下流工
程は、自装置から下流側の次のバッファ(2)までを指
す。そして、下流バッファ2の状態チェックを行う(S
2)。
【0045】このとき、下流工程で異常が発生していれ
ば、自装置内のメモリエリアにフラグを立て、内容を記
憶する。そして、ワークと情報を自装置内のメモリに取
り込む。
【0046】すなわち、上流工程に対して受入れ準備完
了であれば(S3)、上流側に「搬入可」信号を出力し
(S4)、上流側の基板情報等を共有メモリより自装置
のメモリエリアに取り込み(S5)、到着信号をONす
る(S6)。そして、上流工程の排出信号がOFFする
まで待ち(S7)、OFFした時点で到着信号をOFF
し(S8)、共有メモリにバッファ中信号を立てる(B
10EHをONする)(S9)。
【0047】次に、自装置搬送部及び上流部にまだワー
クがあるかどうかをチェックする(最終ワーク判断)
(S10)。このとき、もし他にワークがあれば、自装
置内のメモリエリア(カセット内容用で、収納段数、ワ
ーク情報を収納)に内容を記憶し(S11)、収納カセ
ットへワークを収納する(S12)。また、最後のワー
クであれば、自装置内のメモリエリア(カセット内容用
で、収納段数、ワーク情報を収納)に内容を記憶し(S
13)、収納カセットへワークを収納した後(S1
4)、バッファ中フラグをOFFする(S15)。
【0048】次に、カセット内に収納したワークがある
かどうかをチェックする(S16)。このとき、もしあ
れば、S17〜S24の処理のように下流側にワークと
情報を自装置内のメモリから共有メモリをセットし、下
流工程に渡す。
【0049】以上のような手順で、ライン内のバッファ
は下流装置のトラブル及び下流バッファのバッファリン
グ動作に連動してバッファリング及び投入を始める。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
共有メモリを利用してライン内の各処理装置に接続され
た制御ユニット間で同期及びライン情報をとることがで
き、その情報を基にライン動作を制御することができ
る。
【0051】また、簡易な構成で、複数の制御ユニット
間で処理するワークに関する情報を共有しながら、各処
理装置での処理の同期を取ってワークを処理でき、ライ
ン調停のために一時収納してもその情報を同様に管理で
き、払い出し時に再度同時に排出していくので、情報と
ワークがいつも一緒で移動できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る製造ラインシステム全体の基本
構成を示すブロック図
【図2】 加工ライン構成を示すブロック図
【図3】 制御ユニットの構成を示すブロック図
【図4】 バッファ装置の構成を示す図
【図5】 ライン全体のビット・ワードマップを示す図
【図6】 バッファ(1)のデータ構成を示す図
【図7】 バッファ(1)のデータ構成を示す図
【図8】 バッファ(2)のデータ構成を示す図
【図9】 バッファ(2)のデータ構成を示す図
【図10】 バッファ動作を示すフローチャート
【図11】 バッファ動作を示すフローチャート
【図12】 バッファ動作を示すフローチャート
【図13】 従来の製造ラインシステムの構成を示すブ
ロック図
【符号の説明】
1 ラインコントローラ 2 記憶装置 3 シーケンサネットワーク 4 制御ユニット 5 加工装置 6 搬送装置 7 本供給ユニット 8 本収納ユニット 11 CPU 12 プログラムメモリ 13 RAM 14 共有メモリ 91 バッファ(1) 92 バッファ(2)
フロントページの続き Fターム(参考) 5B045 AA00 AA05 GG01 JJ08 5B049 BB07 CC21 CC40 DD01 FF04 FF07 GG04 GG07 5H215 AA06 CC09 CX04 CX09 GG03 HH01 KK03 5H220 AA04 CC09 CX04 CX09 EE10 HH01 HH04 JJ02 JJ12 JJ38 JJ59

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各々のワークの処理装置に接続された複
    数の制御ユニットをネットワークで接続したライン制御
    装置であって、前記ワーク及び該ワークの搬送に関する
    情報と各処理装置の状態に関する情報を記憶する記憶手
    段と、該記憶手段に記憶された情報を基に任意の制御ユ
    ニットに接続されたバッファとその下流側の制御ユニッ
    トに接続されたバッファ間でライン状態に関する情報を
    共有する共有手段とを備え、該共有手段で共有した情報
    に基づいてライン動作を制御することを特徴とするライ
    ン制御装置。
  2. 【請求項2】 各々のワークの処理装置に接続された複
    数の制御ユニットをネットワークで接続したシステムの
    ライン制御方法であって、前記ワーク及び該ワークの搬
    送に関する情報と各処理装置の状態に関する情報を記憶
    手段に記憶するとともに、該記憶手段に記憶された情報
    を基に任意の制御ユニットに接続されたバッファとその
    下流側の制御ユニットに接続されたバッファ間でライン
    状態に関する情報を共有するようにし、該共有した情報
    に基づいてライン動作を制御するようにしたことを特徴
    とするライン制御方法。
  3. 【請求項3】 各々のワークの処理装置に接続された複
    数の制御ユニットをネットワークで接続したラインシス
    テムであって、前記複数の制御ユニットによりアクセス
    可能で前記ワーク及び該ワークの搬送に関する情報と各
    処理装置の状態に関する情報を記憶する記憶手段と、該
    記憶手段に記憶された情報を基に任意の制御ユニットに
    接続されたバッファとその下流側の制御ユニットに接続
    されたバッファ間でライン状態に関する情報を共有する
    共有手段とを備え、該共有手段で共有した情報に基づい
    てライン動作を制御することを特徴とするラインシステ
    ム。
  4. 【請求項4】 制御ユニットは接続している処理装置で
    処理しているワークに関する情報を記憶しておき、該情
    報と下流側の制御ユニットのワークの搬送に関する情報
    とに基づいてライン動作を制御することを特徴とする請
    求項3記載のラインシステム。
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