JP2001072176A - 液体輸送用の可撓性容器とその容器による液体輸送方法及び同容器による液体輸送装置 - Google Patents

液体輸送用の可撓性容器とその容器による液体輸送方法及び同容器による液体輸送装置

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JP2001072176A
JP2001072176A JP24770999A JP24770999A JP2001072176A JP 2001072176 A JP2001072176 A JP 2001072176A JP 24770999 A JP24770999 A JP 24770999A JP 24770999 A JP24770999 A JP 24770999A JP 2001072176 A JP2001072176 A JP 2001072176A
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Nobuhiro Ichikawa
伸広 市川
Koitsu Morioka
幸逸 森丘
Yoshimitsu Asano
芳満 浅野
Hiromasa Asano
浩正 浅野
Junichiro Kudo
順一郎 工藤
Tokuo Ozeki
得男 大関
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BRIDGESTONE KOGYO YOHIN IWATE HANBAI KK
ASANO TSUUN KK
BRIDGESTONE KOGYO YOHIN IWATE
Taiyo Kogyo Co Ltd
YKK Corp
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ASANO TSUUN KK
BRIDGESTONE KOGYO YOHIN IWATE HANBAI KK
ASANO TSUUN KK
BRIDGESTONE KOGYO YOHIN IWATE
Taiyo Kogyo Co Ltd
YKK Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】洗浄処理や除菌処理、及びそれらの処理に続く
加熱による乾燥処理を効率的に行うことができ、しかも
強度と気密防水性が確保された液体輸送用の可撓性容器
を提供する。 【解決手段】頂面部(11)と、底面部(12)と、頂面部(11)
及び底面部(12)を連結する周面部(13)とを有する液体輸
送用の可撓性容器(1) の前記周面部(13)に気密防水性ス
ライドファスナー(20)を開閉可能に装着している。この
スライドファスナー(20)は、液体輸送時の液体移動によ
り発生する応力変化の少ない容器本体(10)の全高Hの1
/2以下である前記底面(12)からの取付高さhに取り付
けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液体を封入したゴ
ム引き布などからなる液体輸送用の可撓性容器に関し、
更に詳しくは気密防水性のスライドファスナーにより密
閉及び展開可能にした輸送用可撓性容器とその容器によ
る液体輸送方法及び同容器による液体輸送装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、液体輸送専用車両により特定の液
体を輸送する場合、例えば往路で特定の液体を収容して
輸送し、復路で別の液体を収容して輸送する場合には都
合がよいが、液体を輸送しない場合には復路では何も収
容せず、空の状態で帰路につくことになり、経済性の点
から極めて効率的でなかった。
【0003】かかる課題を解決すべく、例えば特開平3
−275485号公報や実開平5−13993号公報な
どには、往路で液体を折り畳み可能な可撓性容器に封入
して目的地まで輸送し、同目的地において封入された液
体を他の容器に入れ換えたのち、前記可撓性容器を折り
畳み、車両には他の通常の荷物を積載して復路を輸送す
るための可撓性容器が開発されている。これらの容器
は、いずれも注・排液口を備えている。
【0004】しかして、液体を封入したこれらの可撓性
容器をコンテナ内に積載して輸送する場合、図19に実
線で示すように車両が加減速なく一定速度で走行する定
常走行時には、特に液体の移動も少なく可撓性容器の変
形も少ないが、車両の制動時や始動時又は加速時には、
2点鎖線に示すように、慣性により液体が車両の前後方
向に移動して輸送用可撓性容器を局部的に膨出させ、輸
送用可撓性容器に局部的な歪みを繰り返して発生させる
ため耐久性を低下させるばかりでなく、特に制動時の慣
性力による液体の移動が大きいことから、制動時、特に
急停止時には可撓性容器の膨出の割合が他の加減速時よ
りも大きくなって、制動のたびに運転手に衝撃的な荷重
が作用し、以降の運転に支障を来しかねない。
【0005】上記公報による提案は、前述のような可撓
性容器の耐久性の低下や運転手に対する不快感をなくす
べく、同容器の液体移動による変形を極力低減させる構
造を採用しようとするものであり、例えば特開平3−2
75485号公報では、制動時に最も変形のしやすい容
器の前方側1/4の位置までの素材、特にその上部基材
のヤング率を他の部分より大きく設定して補強するもの
であり、或いは前記実開平5−13993号公報では可
撓性を有する筒状容器の底面から1/2以下の高さの周
面にバンドを固定したり、或いは芯材補強層と高弾性体
とを積層一体化して剛性を高めるようにしている。
【0006】ところで、上述の可撓性容器は輸送が終え
たのち洗浄や、殺菌処理などの液体処理を行う必要があ
るが、それらの処理をしやすくするため、例えば米国特
許第3,965,953号明細書では、1m3 の液体収
容量をもつ横長立方形状の可撓性容器の上面中央部に長
手方向に5cmの長さの気密防水性スライドファスナー
を取付、その部分を開閉可能としている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、専用車両に
液体を封入した可撓性容器を積載して輸送する場合、図
19に実線で示すように車両が加減速なく一定速度で走
行する定常走行時には、可撓性容器内で液体の移動も少
なく同容器の変形が少ないが、車両の制動時や始動時又
は加速時においては、同図に2点鎖線で示すように慣性
により液体が車両の前後方向に移動して可撓性容器を局
部的に膨出させる現象が生じ、特にその膨出は可撓性容
器の上部分で波状に発生する。
【0008】上記米国特許第3,965,953号明細
書に開示された可撓性容器のごとく、その上面部に気密
防水性スライドファスナーを取り付けた場合にあって
は、可撓性容器の度重なる膨出により気密防水性スライ
ドファスナーに大きな応力が繰り返し加わり、気密防水
性が低下して液漏れの発生につながるものであった。
【0009】更に、この種の可撓性容器により輸送され
る液体は、通常、食用の液体や飲料類が多く、容器内は
常に清浄化がなされており衛生的に管理されていなけれ
ばならない。ところが、前述の米国特許第3,965,
953号明細書に開示された可撓性容器のごとく横長立
方形状容器の上面中央に気密防水性のスライドファスナ
ーにより開閉可能に形成された僅かな大きさのスリット
状開口部だけでは、容器内を洗浄や殺菌処理を確実に行
おうとすると極めて手間取るばかりでなく、特にその後
の乾燥処理に長時間を要するなどの課題が残るものであ
った。
【0010】本発明は、上述の多様な課題を解決するこ
とを目的としてなされたものであり、特に洗浄や殺菌処
理、及びそれらの処理に続く加熱による乾燥処理を効率
的に行うことができ、しかも強度と気密防水性が確保さ
れる液体輸送用の可撓性容器とその容器による液体輸送
方法及び同容器による液体輸送装置を提供することを目
的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段及び作用効果】本発明者等
は、上記目的を達成するには容器の構造を如何にする
と、最も効率的な洗浄や殺菌処理等を行うことができる
と共に、所要の強度が確保され、しかも液体の漏れのな
い容器が得られるか鋭意検討と実験を重ねた。その結
果、洗浄時には容器の内部表面の大部分を外部に露呈さ
せることができる構造を採用することが、液体による上
記処理及び乾燥を短時間にしかも効果的に行えるとの結
論に達した。
【0012】そのための容器構造としては、頂面部と底
面部とを連結する周面部を上下に2分割して、その一部
が固定され、前記周面部の少なくとも1/2の周囲にわ
たり気密的に開閉可能にすることができれば、上記洗浄
や殺菌処理と乾燥とを効率的に行うことができると考え
た。
【0013】本件請求項1に係る発明は、以上の検討結
果に基づく最も簡単で且つ合理的な構造を採用してい
る。すなわち、同発明の構成は、頂面部と、底面部と、
頂面部及び底面部を連結する周面部とを有する液体輸送
用の可撓性容器であって、前記周面部には気密防水性ス
ライドファスナーが開閉可能に装着されてなり、同スラ
イドファスナーの前記底面部からの取付高さhが全高H
の1/2以下であることを特徴とする液体輸送用の可撓
性容器にある。
【0014】本発明にあっては、容器の形態を特に規定
するものではなく、横長立方形状の容器や円筒形状の容
器、或いは3角形や5角形以上の多角形状断面をもつ角
筒形状の容器であってよく、頂面部と、底面部と、前記
頂面部及び底面部を連結する周面部とを有していればよ
い。
【0015】多くの実験によると、輸送中における始動
時や制動時の加減速による可撓性容器内の液体の挙動
は、図19に示すように液面から略1/2の高さまでが
大きく前後に移動し、それ以上の深さではその移動量が
極端に少なくなることが判明している。つまり、容器内
の液体は頂面部の前面部寄りで最も大きく移動して、深
くなるほど移動量は漸減し、その深さが容器の1/2の
深さよりも深くなると殆ど移動がなくなる。このように
移動量が変化すると容器の前面部或いは後面部に作用す
る応力も同様に変化して、その変化量に応じて可撓性容
器の膨出量も左右される。
【0016】一方、この種の可撓性容器に適用される気
密防水性スライドファスナーとしては、従来の防水服や
潜水服等に使用される気密防水性スライドファスナーと
同様の構造を採用することができるが、前述のごとく液
体輸送中に受ける液圧は極めて大きいため、その材質や
加工精度などには様々な制限が加えられる。
【0017】前記潜水服等に使用される気密防水性スラ
イドファスナーの構造について見ると、同気密防水型ス
ライドファスナーは防水性テープにより構成される一対
のファスナーストリンガーは、防水性テープの一側縁は
略横Ω字状に折曲され、その折曲部に略横T字状の多数
の務歯がそれぞれC字状の務歯クランパーにより挟持さ
れて並列固定されている。スライダーは相対する務歯同
士を噛合させると同時に、テープ折曲部の対向する上下
の折曲部を押圧密閉させてスライドファスナーに気密防
水性を付与するように構成されている。
【0018】本発明に使われるファスナーストリンガー
を構成する防水性テープは、経糸及び緯糸により織成さ
れた基布に、合成ゴム、ポリ塩化ビニール樹脂、ポリウ
レタン樹脂等をコーテイング処理又は貼り合わせなどを
して防水性及び弾性を付与したテープである。一方、前
記務歯及びスライダーには各種の金属が使われている。
【0019】因みに、長さ4290mm×幅2290m
m×高さ1140mmの横長立方形状容器に11m3
液体を封入したときの、車両が急停止時に容器の頂面部
から下方へ200mmの位置における応力は容器の底面
部から上方へ200〜300mmの位置に作用する容器
内応力の略2.5〜3倍程度である。
【0020】これらを考慮して、更に安全性を加える
と、請求項1に係る発明のごとく容器の全高さの1/2
以下の位置に気密防水性スライドファスナーを取り付け
ることが必要である。望ましくは、請求項2に係る発明
のように気密防水性スライドファスナーの容器底面部か
らの取付高さhは容器全高Hの1/10〜1/2の範囲
である。気密防水性スライドファスナーを容器の底面部
と周面部との境界である角部に取り付けた場合、気密防
水性スライドファスナーは噛合部分の長手方向を中心と
して直角状に折り曲げられ、噛合部分に無理な力が加わ
って液漏れを発生させる恐れがある。そのため、気密防
水性スライドファスナーは容器の角部を除いた平坦な位
置に取り付けることが好ましい。更に望ましくは、請求
項3に係る発明のように、気密防水性スライドファスナ
ーの底面部からの取付高さhは容器全高さHの1/7〜
1/3の範囲である。容器の底面部近傍の周面部には注
排口を設ける必要があり、気密防水性スライドファスナ
ーは注排口の取付位置を避けた上方位置に取り付けるこ
とが好ましい。
【0021】請求項4に係る発明は、前記容器が、前記
周面部を前面部と、後面部と、第1及び第2の側面部と
から構成した横長立方形状容器に規定するものであり、
しかも前記気密防水性スライドファスナーが前記前面
部、後面部及び第1及び第2の側面部のうちの3面部に
わたり連続して取り付けられるとともに、同気密防水性
スライドファスナーの上止具及び下止具を前記前面部を
除く他面部に配することを規定している。
【0022】このように気密防水性スライドファスナー
を、横長立方形状容器の4周面部のうち、少なくとも前
面部と後面部及び第1及び第2の側面部のうちの3面部
にわたり連続して取り付けることにより、同スライドフ
ァスナーを開くと容器は同スライドファスナーが連続的
に取り付けられた3面部から2つに展開し、容器の内表
面が略完全に露呈することになる。そのため、容器の洗
浄や殺菌処理並びに乾燥処理を連続して、しかも効率的
に行うことができ、常に清潔な容器として使用すること
ができ、特に牛乳や果汁などの飲料液の輸送では衛生上
の管理が容易となる。
【0023】なお、気密防水性スライドファスナーが連
続して取り付けられる3面部に前面部を必ず含ませるよ
うにしたのは、既述したとおり前記可撓性容器には繰り
返し操作がなされる輸送車両の急速制動時に、容器内の
液体が前方へと大きく移動して、前面部に最も大きな荷
重が加わるため、前面部に同気密防水性スライドファス
ナーの上止具及び下止具を取り付ける場合には早期に気
密防水性を失う恐れがあるがためである。
【0024】請求項5に係る発明は、前記気密防水性ス
ライドファスナーが前記前面部、後面部及び第2の側面
部にわたり連続して取り付けられるとともに、前記上止
具及び下止具が前記第1の側面部に配されていることを
規定している。
【0025】請求項5に係る発明は、前記請求項4に係
る発明の構成を更に限定したものであり、前記気密防水
性スライドファスナーの上止具と下止具とを前記第1の
側面部に取り付けている。つまり、この種の可撓性容器
による液体の輸送時にあって、輸送車両の制動或いは加
減速に基づき容器内部の液体が移動するときに過大な荷
重が作用するのは容器の前面部又は後面部であり、側面
部にはさして大きな荷重変動は少ない。従って、最も気
密防水性スライドファスナーにあって最も損傷しやすい
上止具及び下止具を前記第1の側面部に取り付けるよう
にしている。
【0026】また、前記気密防水性スライドファスナー
の容器に対する開閉端部を第1側面まで延ばしており、
このことによって容器を更に大きく、しかも確実に展開
することを可能にして、特に上記洗淨や殺菌処理によっ
ても液体の残留量を極力減少させ、乾燥効率を更に向上
させている。
【0027】請求項6に係る発明は、前記気密防水性ス
ライドファスナーの閉鎖時にあって、そのスライダーを
前記気密防水性スライドファスナーの上止具及び/又は
周面部の一部に係着固定する係着手段を有してなること
を構成としている。通常も、気密防水性スライドファス
ナーは、その閉鎖時にはスライダーが上止具に係止でき
る構造を有してはいるが、本発明のごとく上述のような
衝撃的な過大な荷重が繰り返しスライドファスナーにか
かる場合には、前記係止が外れてスライダーが自然に動
き、スライドファスナーの上端を開き、容器内の液体を
漏出させる恐れがある。そこで、本発明では前記係止が
外れないように、スライダーの一部、例えばスライダー
に取り付けられている引手を気密防水性スライドファス
ナーの上止具の周辺にスナップ釦のような係着具により
係着固定できる構成を採用する。
【0028】請求項7に係る発明は、可撓性容器の前記
頂面部に上方に突出する攪拌口を設けるとともに、同攪
拌口には気密防水性スライドファスナーを開閉可能に装
着することを構成としているものである。かかる構成に
より、攪拌口を設けられる気密防水性スライドファスナ
ー位置が容器の頂面部から上方に離間するため、液体輸
送中に液体移動により生じる過大な圧力変動に影響され
ることがなく、攪拌口の大きさも自由に設定できる。
【0029】請求項8〜11は、上記可撓性容器による
液体輸送方法に関する発明に関し、請求項8に係る発明
は、頂面部と、底面部と、頂面部及び底面部を連結する
周面部とを有するとともに、前記周面部に気密防水性ス
ライドファスナーを開閉可能に装着してなる液体輸送用
の可撓性容器による液体輸送方法であって、前記可撓性
容器に液体を充填し、輸送先まで輸送すること、輸送さ
れた前記容器から同容器内の液体を所要の容器に排出す
ること、液体排出後に上記気密防水性スライドファスナ
ーを開くとともに、前記容器の周面部の一部を基点とし
て頂面部と底面部とが離間する方向に周面部を拡開解放
し、容器内面を露呈させること、内面が露呈した前記可
撓性容器を洗浄や殺菌処理に曝し、次いで乾燥するこ
と、及び乾燥後に前記容器の気密防水性スライドファス
ナーを閉じることを含んでなることを特徴とする液体輸
送方法にある。
【0030】この種の可撓性容器により輸送される液体
の多くは各種の飲料液であって、容器は常に清潔で衛生
的でなくてはならない。本発明による液体輸送方法にあ
っては、前記可撓性容器の周面部に気密防水性スライド
ファスナーを開閉可能に装着していることによって、同
容器の少なくとも周面部を大きく開放することを可能に
している。このように容器の周面部を大きく開放するこ
とを可能にすることにより、液体輸送後の容器から液体
を排出したのちの、同容器内部の洗浄や殺菌処理に曝す
にあたって、前記気密防水性スライドファスナーを操作
して周面部を大きく開放させることにより、容器を外方
に展開させることができるようになり、容器の内面を外
部に露呈でき、その状態で可撓性容器を洗浄や殺菌処理
に曝すと、効率的に且つ容器内部の隅々にわたって洗浄
や殺菌を行うことができ、更にはその後の乾燥時にも容
器内面を直接外部に露呈するため乾燥時間を速めること
ができる。
【0031】また、乾燥後に前記容器の気密防水性スラ
イドファスナーを閉じれば、容器内面が外気などに触れ
ることが防止され、清潔さと無菌状態を長く維持させる
ことが可能となり、極めて衛生的である。
【0032】請求項9及び10記載の発明は、前記請求
項8記載の発明において、前記周面部に気密防水性スラ
イドファスナーの前記底面部からの取付高さが全高の1
/2以下であることと、前記周面部は前面部、後面部、
第1及び第2の側面部を有するとともに、前記気密防水
性スライドファスナーは前記周面部の3面部に連続して
装着することを規定しており、請求項11記載の発明は
前記構成を備えた可撓性容器の洗浄や殺菌処理への曝し
時及び乾燥時に、前記気密防水性スライドファスナーを
開くとともに、前記容器を吊り下げて、上記周面部の3
面部を除く他面部を上方の基点として前記頂面部と前記
底面部とが離間する方向に周面部の下方を拡開解放し、
容器内面を外部に露呈させることを含んでいる。
【0033】このように容器の周面部を大きく開放する
ことを可能にすることにより、上述のごとく液体輸送後
の容器から液体を排出したのちの、同容器内部の洗浄や
殺菌処理にあたって、前記気密防水性スライドファスナ
ーを操作して周面部を大きく開口させることにより、容
器を外方に展開させることができるようになり、容器の
内面を外部に露呈でき、その状態で可撓性容器を洗浄や
殺菌処理に曝すと、効率的に且つ容器内部の隅々にわた
って洗浄や殺菌を行うことができ、更にはその後の乾燥
時にも容器内面を直接外部に露呈するため乾燥時間を大
幅に速めることができる。
【0034】請求項12記載の発明は、上記可撓性容器
による液体輸送装置に係る発明に関し、頂面部と、底面
部と、頂面部及び底面部を連結する周面部とを有すると
ともに、それらの一部に気密防水性スライドファスナー
を開閉可能に装着してなる液体輸送用の可撓性容器によ
る液体輸送装置であって、前記気密防水性スライドファ
スナーが前記可撓性容器の前記周面部に装着されてな
り、荷台に前記可撓性容器を収納可能な収納室を有する
車両と、前記荷台の前後方向へ移動自在で、荷台に固定
可能な一対の支持壁部とを備え、前記支持壁部が、前記
可撓性容器の底縁に設けた底面部固定片を固定可能な掛
止部を有してなることを特徴とする液体輸送装置にあ
る。
【0035】前記可撓性容器の収容室内にあって、特に
荷台の前後方向に配される前後一対の支持壁部を配する
ことにより、液体輸送時に最も過大な繰り返し圧力変動
を受けやすい液体が封入された可撓性容器の前面部及び
後面部を前記前後支持壁部に支持させて、同可撓性容器
の前後方向への膨出を防止して同容器の耐久性を確保す
るとともに、運転者に対して液体移動時の急制動や急加
速に基づき発生する衝撃荷重を緩和する。また、前後一
対の前記支持壁部は前記可撓性容器の底縁に設けた底面
部固定片と係合可能な係合部を有している。前記底面部
固定片と係合部とを係合させることにより、可撓性容器
の底面部を荷台上に安定して不動に固定することができ
る。
【0036】
【発明の実施形態】以下、本発明の好適な実施の形態を
添付図面に基いて具体的に説明する。図1〜図3は、本
発明の代表的な液体輸送用の可撓性容器1による液体輸
送装置の一部を切開して示す側面図であり、図1は液体
を充填した前記可撓性容器を荷台に載置して輸送する車
両を示し、図2は液体充填前の減容した前記可撓性容器
を積載した輸送車両を示している。また、図3は折り畳
んだ状態にある前記可撓性容器を収納したときの同輸送
車両を示している。
【0037】本発明の液体輸送装置の構成要素の一つで
ある液体輸送用車両40は、可撓性容器1を荷台41上
に載置収納する収納室42を備えており、通常、同室内
は冷却器43により冷却雰囲気にある。前記荷台41の
前後には一対の剛性と強度を備えた支持壁部44が立設
されている。
【0038】前記支持壁部44は、例えば鋼板材製の板
状パネルから構成され、荷台41の表面に沿って前後方
向に移動可能とされている。一枚の支持壁部44の背面
44aには支承ブラケット45が脱着自在に取り付けら
れている。可撓性容器1により液体を輸送するときは、
前述のようにして支持壁部44を立設位置にて立設し、
液体輸送後の可撓性容器1を折り畳んで車両の収納室4
2に収納したのちに、前記支持壁部44から支承ブラケ
ット45を取外し、同支持壁部44を図3に示すごと
く、前記荷台41の表面に沿って前方に移動させて、フ
ック等の適当な固定手段により運転室の後壁面に固定さ
せる。
【0039】前後一対の各支持壁部44の上端縁には、
液体充填済みの可撓性容器1を上方から抑えて、輸送中
における可撓性容器1の形態を安定化するため、押えバ
ー46の両端部がボルト等の固着手段により脱着可能に
固定される。
【0040】図4は本発明の代表的な実施形態である可
撓性容器の外観を模式的に示す斜視図、図5は同容器の
気密防水性スライドファスナー(以下、単に防水性ファ
スナーという。)の端部取付態様を示す平面図である。
【0041】本実施形態による可撓性容器本体10は、
繊維補強層をポリウレタン樹脂により被覆した弾性シー
ト材から構成され、矩形状の頂面部11、同じく矩形状
の底面部12、及び前記頂面部11と底面部12とを連
結する周面部13とからなり、同周面部13は前面部1
3a、後面部13b及び左右一対の第1及び第2側面部
13c,13dより構成された全体が横長立方形状を有
している。
【0042】可撓性容器本体10の前記頂面部11の前
面部寄り中央には円筒状の排気口11a−1が突設され
ると共に、その頂面部11の後面部寄りには円筒状の攪
拌口11a−2が突設されている。本実施形態では、前
記排気口11a−1及び攪拌口11a−2を容器本体1
0との馴染みをよくするため同等の材質で構成している
が、金属或いは硬質の合成樹脂材料により構成すること
もできる。それらの開口の閉塞は、硬質である場合には
密閉蓋や栓を取外し自在に取り付けるようにすればよい
が、軟質である場合には通常のホース類の端部を閉塞す
るバネ製のクリップ等の図示せぬ閉め金具が使われる。
また、前記容器本体10の後面部13bにあって、下端
部中央には輸送する液体の注排口13b−1が突設され
ている。この注排口13b−1には液体の注排時に外部
から図示せぬホース類が接続される。
【0043】また、可撓性容器本体10の4つの上部隅
角部には、それぞれにテープをループ状にした上述の吊
り片10aが取り付けられている。この吊り片10a
は、減容した状態の可撓性容器本体10を膨らませて立
ち上がらせるときに用いられる。具体的に説明すると、
防水性ファスナー20を閉じた可撓性容器本体10は、
図2に示すごとく車両の荷台41に減容した状態で載置
される。液体の注入に先立って、容器本体10内に空気
を吹き込み膨らませて立ち上がらせた状態とする。吊り
片10aは、人手により或いはクレーンにより上方に引
き上げられて容器本体10の上寄り部分を持ち上げ、容
器本体10内に空気が入り込みやすくするために使用さ
れる。
【0044】更に、可撓性容器本体10の前記前面部1
3a及び後面部13bの下端縁には、それぞれ帯状のテ
ープの一面に、面ファスナーの係合部を備えた4個の底
面部固定片10bが取り付けられている。図6は同底面
部固定片10bにより可撓性容器本体10の底面部12
を上記支持壁部44に係合固定するときの態様を示して
いる。同図のAに示すように、底面部固定片10bの下
面には例えば雄係合素子と雌係合素子とが混在する面フ
ァスナー係合部10b′が設けられており、一方の支持
壁部44の背面44aの下端縁に沿って複数の掛止部4
4eが取り付けられている。前記底面部固定片10b
は、同図Bに示すように車両40の荷台41に設置した
前後支持壁部44の掛止部44eに巻回され、面ファス
ナー係合部10b′を対向係合させて固定される。
【0045】なお、前記吊り片10aと前記底面部固定
片10bとは、防水性ファスナー20を開き可撓性容器
本体10を展開して、同容器1を洗浄、殺菌、或いは乾
燥処理を行うとき、図13又は図14に示すようにクレ
ーン30のフック31に懸垂させるために用いてもよ
い。
【0046】本発明にあって、特に前記防水性ファスナ
ー20の取付位置は重要である。図7はその取付位置の
関係を示している。同図によれば、防水性ファスナー2
0を底面部12からの高さhが容器全体の高さHの略1
/3の位置であって、同防水性ファスナー20を容器本
体10の周面部13の前面部13a、左側面部13d及
び後面部13bの全体にわたって連続的に取り付けると
共に、図4に示すように同防水性ファスナー20の端部
が前面部13a及び後面部13bからそれぞれ右側面部
13cの前後両端部にかけて所要の長さを内側に入った
位置まで延設されており、同防水性ファスナー20の上
止具20a及び下止具20bが右側面部13cの前記延
設位置にそれぞれ配される。
【0047】図8のA〜Dは、本発明における前記防水
性ファスナー20の種々の延設位置の例を示しており、
同防水性ファスナー20の上止具20a及び下止具20
bは図4の例、すなわち図8のAのように可撓性容器本
体10の右側面部13cに限定されず、図8のB〜Dに
示すごとく左側面部13dや後面部13bでもよく、或
いは上止具20a及び下止具20bを右側面部13c及
び左側面部13dに振り分けて取り付けるようにしても
よい。
【0048】しかし、前記上止具20a及び下止具20
は、液体輸送時において最も衝撃荷重を受けやすい、特
に前面部13aへの取付けは避けるほうが好ましく、図
4に示す実施形態にあって、前記各止具20a,20b
を容器本体10の右側面部13cのそれぞれ前後端側に
設けている理由は、液体輸送中の容器本体10にかかる
負荷の最も大きい部位は容器本体10の前後面部13
a、13bであり、特に急停止時に衝撃的な大荷重が作
用する前面部13aに各止具20a、20bを配する
と、同止具20a、20bが早期に損傷しやすいがため
である。
【0049】また、因みに実験によると、図4に示す形
態をもつ上述の可撓性容器1にあり、且つ容器の大きは
長さ4290mm×幅2290mm×高さ1140mm
であって、11m3 の液体を封入し、そして同図中の
〜に示す位置における輸送中に作用する応力について
解析を行ったところ、図20に示す結果が得られた。
【0050】図20から理解できるように、制動時にか
かる応力は容器頂面部11の前面部13a寄りの位置が
最も大きく、次いで容器頂面部11から200mm下方
の前面部13aの位置であり、最も応力が小さい部位
は容器底面部12から上方に200〜300mmの前面
部13aの位置である。特に、容器底面部12から上
方に200〜300mmの前面部13aの位置におけ
る応力は他の部位に対して極端に小さく、容器頂面部1
1の前面部13a寄りの位置の略1/3である。
【0051】この解析結果により、可撓性容器1に対す
る防水性ファスナー20の取付位置を、上部側よりも下
部側に寄った位置とする方が、液体輸送時の急制動等に
よる急激な応力変化が少なく、防水性ファスナー20の
横断方向に作用する横引き力をも小さくすることができ
ることが分かる。そして、その防水性ファスナー20の
取付位置は、容器1の使用回数、液体輸送中の制動回数
(通常制動及び急制動の回数)、容器1の耐用年数、防
水性ファスナーの耐用年数等により決まるために、一律
に規定することはできないが、図7において少なくとも
容器本体10の底面部12からの取付高さhが全高さH
の1/2以下の高さ位置に取り付けることが好ましい。
【0052】前記防水性ファスナー20の構造及びその
取付態様が、図7、図9及び図10に示されている。こ
れらの図から理解できるように、同防水性ファスナー2
0は繊維製の基布に弾性を有する例えばポリウレタン樹
脂などの防水層をコーテイングした防水性テープ21の
一側縁を略横Ω字状に折曲して固定し、その折曲部21
cに務歯22を取付けた一対のフアスナーストリンガー
23,23と、対向する務歯22を噛合解除すると共
に、対向する上下垂直部分21c′,21c″を互いに
密接離反させるスライダー24とから構成される。前記
防水層の材質としては、前記ポリウレタン樹脂の他に
も、例えば各種の合成ゴム、ポリ塩化ビニール樹脂等が
挙げられる。
【0053】前記略横Ω字状の折曲部21cは務歯保持
部を構成し、この務歯保持部に務歯22をその噛合頭部
22aが突出するように脚部22bを保持すると共に、
その折曲部21cを外側よりC字状の務歯クランパー2
5により挟持させて務歯22を挟持固定する。前記折曲
部21cの上下端はほぼ垂直に平面状に延びており、務
歯22を噛合させたとき、相手方の対応する部分同士が
互いに密着して気密防水構造を構成するようになってい
る。
【0054】そして、防水性ファスナー20の開閉はス
ライダー24の摺動操作によりなされ、このとき務歯2
2は同務歯22を固定した折曲部21cの外側が、図1
1に示すようにスライダー24の案内路24aにより誘
導されて案内される。スライダー24の案内路24a
は、相対する前記折曲部21cの上下垂直部分21
c′,21c″を案内するため、図10に示すようにそ
の天井面に案内溝24bが、またその底部にはスリット
24cがそれぞれ形成されている。
【0055】また、スライダー24には図11に示すよ
うに引手26との連結環27が回動自在に取り付けられ
ており、スライダー24の閉操作により防水性ファスナ
ー20を閉塞するとき、前記スライダー24は上記上止
具20aの後面に当接する。この当接後に前記連結環2
7を回動させて、図12に示すように上止具20aの前
面に係止させるような構成になっている。これにより、
液体輸送時の液体の移動或いは車両の振動により、スラ
イダー24が自然に動きだすことを防止する。また、容
器本体10に対する前記防水性ファスナー20の取付方
法は、気密防水性を確保するには、縫着による固定では
なく、高周波溶着や超音波溶着によることが好ましく、
こうした溶着の場合には互いに親和性が高いほうが溶着
強度が高くなることから、同一系の熱可塑性樹脂である
ことが好ましく、本実施形態では防水性テープ21のコ
ーティング材としてポリウレタン樹脂を使うと共に、容
器本体10を構成する繊維補強層を被覆する樹脂材料と
してポリウレタン樹脂を使っている。勿論、本発明にあ
って、防水性テープ21のコーティング材及び繊維補強
層の被覆材料はポリウレタン樹脂に限定されるものでは
なく、既述した他の熱可塑性合成樹脂材料を使うことも
できる。
【0056】図13は上記構造を備えた可撓性容器本体
10の洗浄や殺菌処理時の態様を示している。上記実施
形態による容器本体10は、既述したように防水性ファ
スナー20が容器本体10の周面13の右側面部13c
の前後端部まで周回状に取り付けられているため、スラ
イダー24で防水性ファスナー20を開くと、容器本体
10は右側面部13cを介して略逆V字状に展開して容
器内面を外部へ露呈するようになる。このような状態
で、クレーン30のフック31に容器本体10の右側面
部13c側に取り付けられた吊り片10a及び底面部固
定片10bを利用して引っかけて吊り下げ、クレーン3
0を降ろして例えば洗浄する処理槽32内の洗浄液33
に展開状態にある前記容器本体10を浸漬して洗浄を行
う。
【0057】このように、容器本体10を展開状態で一
気に洗浄や殺菌を行うことができるばかりでなく、次の
乾燥工程に移行させるときも前記クレーン30を移動さ
せれば、容易に容器を移動でき、しかもその移行の途中
で容器本体10内の液切れがなされるため、乾燥効率も
向上する。
【0058】なお、このような洗浄や殺菌処理におい
て、処理槽32内へ容器本体10を投入するものだけで
なく、図14に示すように、洗浄液や殺菌液を噴射ノズ
ル34によって、容器本体10の展開している内部へ噴
射して処理することもできる。
【0059】なお、図中の符号36は吊り片10a及び
底面部固定片10bに着脱自在に連結した引張りロープ
であり、この引張りロープ36を左右方向に引張ること
で容器本体10の展開を積極的に拡開して、洗浄や殺菌
処理をより容易にすることもできる。
【0060】ところで、図11に示したスライダー構造
の場合には、スライダー24を連結環27を介して単に
上止具20aに係止させるだけでは、液体輸送時の液体
の移動、或いは車両の振動により、前記連結環27が上
止具20aから外れて、スライダー24と上止具20a
とが非接触状態となり、防水性ファスナー20の上止具
20a側の端部が開いてしまい、液体漏れが発生するこ
とがある。
【0061】図15は、前述の液体漏れを確実に防止す
るため、スライダー24と容器本体10の右側面部13
cとを係脱自在に係着させる係脱手段を設けた例を示し
ている。同図の係脱手段の例としては、スライダー24
の上記引手26にスナップファスナーの雌部材28aを
固着すると共に、前記右側面部13cには同スナップフ
ァスナーの雄部材28bを固着している。
【0062】防水性ファスナー20を閉鎖したとき、ス
ライダー24の連結環27を回動して上止具20aに係
止させると共に、図16に示すように前記雌部材28a
に雄部材28bを係着させれば、意図的に係着を外さな
いかぎり連結環27が上止具20aから外れることがな
く、液体漏れの発生が皆無となる。また、スライダー2
4の連結環27が上止具20aに係止させるようなもの
でなくとも、上述したようなスナップファスナーによる
係脱手段のみで、係着させるものでもよいことは勿論で
ある。
【0063】図17は前記係脱手段の変形例を示してお
り、連結環27が上止具20aに係止した状態で、容器
本体10の右側面部13cにあってスライダー24の引
手26が届く範囲内に、面ファスナーの雌部材29aと
雄部材29bとが係着したとき、その面ファスナーによ
り前記引手26を跨いで右側面部13cの表面に押し付
け得るように、面ファスナーを固着している。なお、図
示は省略するが前記引手に面ファスナーの雌部材29a
又は雄部材29bを一体に取付け或いは成形し、容器本
体10の前記右側面部13cの表面に相手方の雄部材2
9b又は雌部材29aを固着するようにすれば、右側面
部13cに対する引手26の係着強度が増加する。
【0064】図18は、容器本体10の頂面部11の中
央部に略方形状に突出した攪拌口11a−3を設けたも
のであり、その頂部の開口部に防水性ファスナー20と
同等の構成を備えた防水性ファスナー34を固着して、
開閉可能とされている。こうすることで、防水性ファス
ナー34は容器本体10の頂面部11より離間し、液体
輸送中に加わる様々な大きさの圧力に影響されることな
く、しかも攪拌口11a−3を任意の大きさに設定でき
る。
【0065】以上は、本発明の好適な実施形態及び変形
例について説明したものであり、本発明がこれらの実施
形態や変形例に止まるものではなく、特許請求の範囲に
記載された技術的範囲において多様な変更が可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液体輸送装置の代表的な実施形態を一
部を切開して示す側面図である。
【図2】同液体輸送装置において荷台上に液体注入前の
減容した状態の可撓性容器を載置したときの状態を一部
切開して示す側面図である。
【図3】前記可撓性容器を折り畳んで収納したときの同
液体輸送装置の状態を一部切開して示す側面図である。
【図4】本発明の液体輸送用の可撓性容器の代表的な実
施形態を概略で示す斜視図である。
【図5】同容器に取り付けられた防水性ファスナーの端
部取付部位を示す正面図である。
【図6】本発明の可撓性容器の底面部の固定構造例を部
分的に示す説明図である。
【図7】本発明の可撓性容器に対する防水性ファスナー
の取付態様の一例を示す部分断面図である。
【図8】本発明による可撓性容器に対する他の前記防水
性ファスナーの取付態様の例を示す平面図である。
【図9】前記容器に適用される防水性ファスナーの噛合
状態を一部切開して示す平面図である。
【図10】同防水性ファスナーの断面図である。
【図11】前記防水性ファスナーの閉鎖時におけるスラ
イダーと上止具との位置関係を示す部分斜視図である。
【図12】前記スライダーと上止具との係止状態を示す
一部を切断して示す部分側面図である。
【図13】前記可撓性容器の洗浄殺菌処理工程の一態様
を示す斜視図である。
【図14】洗浄や殺菌処理工程の他の態様を示す斜視図
である。
【図15】前記防水性ファスナーと容器との係着手段の
一例を示す部分斜視図である。
【図16】前記係着手段による係着状態を一部切断して
示す部分側面図である。
【図17】前記防水性ファスナーと容器との係着手段の
他例を示す部分斜視図である。
【図18】本発明の液体輸送用の可撓性容器の他の実施
形態を概略で示す斜視図である。
【図19】可撓性容器による液体輸送中の液体移動に基
づく同容器の変形状態を説明するための説明図である。
【図20】可撓性容器による液体輸送中の液体移動に基
づく同容器の測定位置と同位置に作用する応力の関係を
示す説明図である。
【符号の説明】
1 液体輸送用の可撓性容器 10 容器本体 10a 吊り片 10b 底面部固定片 10b′ 面ファスナー係合部 11 頂面部 11a−1 排気口 11a−2 攪拌口 11a−3 攪拌口 12 底面部 13 周面部 13a 前面部 13b 後面部 13b−1 液体の注排口 13c 右側面部(第1の側面部) 13d 左側面部(第2の側面部) 20 防水性ファスナー 20a 上止具 20b 下止具 21 防水性テープ 21c 折曲部 21c′ 上垂直部分 21c″ 下垂直部分 22 務歯 22a 噛合頭部 22b 脚部 23 フアスナーストリンガー 24 スライダー 24a 案内路 24b 案内溝 24c スリット 25 務歯クランパー 26 引手 27 連結環 28a (スナップファスナーの)雌部材 28b (スナップファスナーの)雄部材 29a (面ファスナーの)雌部材 29b (面ファスナーの)雄部材 30 クレーン 31 フック 32 洗浄槽 33 洗浄液 34 噴射ノズル 35 防水性ファスナー 36 引張りロープ 40 液体輸送用車両 41 荷台 42 収納室 43 冷却器 44 支持壁部 44a 背面 44e 掛止部 45 支承ブラケット 46 押えバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 599123728 ブリヂストン工業用品岩手販売株式会社 岩手県盛岡市津志田24地割27番地4 (72)発明者 市川 伸広 富山県滑川市坪川新11 (72)発明者 森丘 幸逸 富山県黒部市沓掛58−3 (72)発明者 浅野 芳満 岩手県大船渡市大船渡町字笹崎1番地8 (72)発明者 浅野 浩正 岩手県大船渡市大船渡町字笹崎1番地8 (72)発明者 工藤 順一郎 東京都町田市忠生2丁目15番70号 (72)発明者 大関 得男 岩手県紫波郡紫波町日詰字石田12−9 Fターム(参考) 3B201 AA26 AB08 AB42 BB02 BB21 BB92 CB01 CC11 3E070 AA31 AB01 GB20 QA01 QA03 WH01 WH02 WH03 WJ10 WK05

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 頂面部(11)と、底面部(12)と、頂面部(1
    1)及び底面部(12)を連結する周面部(13)とを有する液体
    輸送用の可撓性容器(1) であって、 前記周面部(13)には気密防水性スライドファスナー(20)
    が開閉可能に装着されてなり、 同スライドファスナー(20)の前記底面部(12)からの取付
    高さhが全高Hの1/2以下である、ことを特徴とする
    液体輸送用の可撓性容器。
  2. 【請求項2】 気密防水性スライドファスナー(20)の前
    記底面部(12)からの取付高さhが容器全高Hの1/10
    〜1/2である請求項1記載の可撓性容器。
  3. 【請求項3】 気密防水性スライドファスナー(20)の前
    記底面部(12)からの取付高さhが容器全高Hの1/7〜
    1/3である請求項2記載の可撓性容器。
  4. 【請求項4】 前記容器(1) は、前記周面部(13)が前面
    部(13a) と、後面部(13b) と、第1及び第2の側面部(1
    3c,13d) とから構成された横長方立形状容器であって、
    前記気密防水性スライドファスナー(20)が前記前面部(1
    3a) 、後面部(13b) 及び第1及び第2の側面部(13c,13
    d) のうちの3面部にわたり連続して取り付けられると
    ともに、同気密防水性スライドファスナー(20)の上止具
    (20a) 及び下止具(20b) が前記前面部(13a) を除く他面
    部(13b〜13d)に配されてなる請求項1〜3のいずれかに
    記載の可撓性容器。
  5. 【請求項5】 前記気密防水性スライドファスナー(20)
    が前記前面部(13a) 、後面部(13b) 及び第2の側面部(1
    3d) にわたり連続して取り付けられるとともに、前記上
    止具(20a)及び下止具(20b) が前記第1の側面部(13c)
    に配されてなる請求項4記載の可撓性容器。
  6. 【請求項6】 前記気密防水性スライドファスナー(20)
    の閉鎖時にあって、そのスライダー(24)を前記気密防水
    性スライドファスナー(20)の上止具(20a) 及び/又は周
    面部(13)の一部に係着固定する係着手段を有してなる請
    求項1記載の可撓性容器。
  7. 【請求項7】 前記頂面部(11)に上方に突出する攪拌口
    (11a-3) が設けられ、同攪拌口(11a-3) には気密防水性
    スライドファスナー(34)が開閉可能に装着されてなる請
    求項1記載の可撓性容器。
  8. 【請求項8】 頂面部(11)と、底面部(12)と、頂面部(1
    1)及び底面部(12)を連結する周面部(13)とを有するとと
    もに、前記周面部(13)に気密防水性スライドファスナー
    (20)を開閉可能に装着してなる液体輸送用の可撓性容器
    (1) による液体輸送方法であって、 前記可撓性容器(1) に液体を充填し、輸送先まで輸送す
    ること、 輸送された前記容器(1) から同容器内の液体を所要の容
    器に排出すること、 液体排出後に上記気密防水性スライドファスナー(20)を
    開くとともに、前記容器(1) の周面部(13)の一部を基点
    として頂面部(11)と底面部(12)とが離間する方向に周面
    部(13)を拡開解放し、容器内面を露呈させること、 内面が露呈した前記可撓性容器(1) を洗浄や殺菌処理に
    曝し、次いで乾燥すること、及び乾燥後に前記容器(1)
    の気密防水性スライドファスナー(20)を閉じること、を
    含んでなることを特徴とする液体輸送方法。
  9. 【請求項9】前記周面部(13)に装着した気密防水性スラ
    イドファスナー(20)の前記底面部(12)からの取付高さh
    が全高Hの1/2以下であることを特徴とする請求項8
    記載の液体輸送方法。
  10. 【請求項10】前記周面部(13)は前面部(13a) 、後面部
    (13h)、第1及び第2の側面部(13c,13d) を有するとと
    もに、前記気密防水性スライドファスナー(20)は周面部
    (13)の3面部に連続して装着してあることを特徴とする
    請求項8及び9記載の液体輸送方法。
  11. 【請求項11】前記可撓性容器(1) の洗浄や殺菌処理へ
    の曝し時及び乾燥時に、前記気密防水性スライドファス
    ナー(20)を開くとともに、前記容器(1) を吊り下げて、
    上記周面部(13)の3面部を除く他面部を上方の基点とし
    て前記頂面部(11)と前記底面部(12)とが離間する方向に
    周面部(13)の下方を拡開解放し、容器内面を外部に露呈
    させることを含んでなる請求項8〜10記載の液体輸送
    方法。
  12. 【請求項12】頂面部(11)と、底面部(12)と、頂面部(1
    1)及び底面部(12)を連結する周面部(13)とを有するとと
    もに、それらの一部に気密防水性スライドファスナー(2
    0)を開閉可能に装着してなる液体輸送用の可撓性容器
    (1) による液体輸送装置であって、 前記気密防水性スライドファスナー(20)が前記可撓性容
    器(1) の前記周面部に装着されてなり、 荷台(41)に前記可撓性容器(1) を収納可能な収納室(42)
    を有する車両(40)と、 前記荷台(41)の前後方向へ移動自在で、荷台(41)に固定
    可能な一対の支持壁部(44)とを備え、 前記支持壁部(44)が、前記可撓性容器(1) の底縁に設け
    た底面部固定片(10d)を固定可能な掛止部(44e) を有し
    てなる、ことを特徴とする液体輸送装置。
JP24770999A 1999-09-01 1999-09-01 液体輸送用の可撓性容器とその容器による液体輸送方法及び同容器による液体輸送装置 Pending JP2001072176A (ja)

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