JP2001061592A - 座席の背もたれのためのヘッドレスト - Google Patents

座席の背もたれのためのヘッドレスト

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JP2001061592A JP2000228047A JP2000228047A JP2001061592A JP 2001061592 A JP2001061592 A JP 2001061592A JP 2000228047 A JP2000228047 A JP 2000228047A JP 2000228047 A JP2000228047 A JP 2000228047A JP 2001061592 A JP2001061592 A JP 2001061592A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 座席の背もたれに設けられたヘッドレスト
で、高さと傾斜の設定が任意に調節可能で、かつ同時に
設定解除可能な構成を提供する。 【解決手段】 本ヘッドレストは、座席の背もたれに対
するヘッドレストの高さ調節ロック手段(36)と、こ
の高さ調節ロック手段(36)のロック解除手段(4
0)とを含む。本ヘッドレストは更に、該ヘッドレスト
をほぼ横断する回転軸(T)に対するヘッドレストの傾
斜調節ロック手段(38)を含む。このロック解除手段
(40)によって、高さ調節ロック手段(36)と傾斜
調節ロック手段(38)とを同時にロック解除できる。
ロック解除手段(40)には、ヘッドレストの側面に設
置されている1つのボタンが含まれることが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は改良されたヘッドレ
ストとこのヘッドレストを備えた座席に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】すでに当該技術の現状では、例えば欧州
特許EP−A−0 916 549号に示されているよ
うに、背もたれに対するヘッドレストの高さ調節ロック
手段およびこうした高さ調節ロック手段のロック解除手
段を含むタイプの座席の背もたれのためのヘッドレスト
が公知である。
【0003】このロック解除手段には、ヘッドレストの
側面に設置されており、かつ、このヘッドレストをほぼ
横軸方向に動かすことができるボタンが備えられてい
る。
【0004】当該技術の現状においては、そのほかヘッ
ドレストをほぼ横断する回転軸に対するヘッドレストの
傾斜調節ロック手段を備えたこの種のヘッドレストが公
知である。
【0005】
【発明が解決しよとする課題】本発明の目的は、高さ調
節手段と傾斜調節手段とを共に備え、しかもこの両手段
とも簡単な手段によってロックすることもまたロック解
除することもできるヘッドレストを供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】そのため、本発明は、上
述のタイプの座席の背もたれのためのヘッドレストであ
って、このヘッドレストをほぼ横断する回転軸に対する
ヘッドレストの傾斜調節ロック手段をも更に含み、上記
ロック解除手段は高さ調節ロック手段と傾斜調節ロック
手段とを同時にロック解除できることを特徴とする座席
の背もたれのためのヘッドレストを供する。
【0007】
【発明の実施の形態】このヘッドレストの他の特徴は、
以下の通り、すなわち ─ ヘッドレストには、背もたれとの連結のための固定
フレームと、この固定フレームにそってほぼ垂直に移動
できる第1の可動フレームと、そして回転軸を中心に可
動な第1の可動フレームに連接するように取り付けられ
ている第2の可動フレームとが含まれ、上記ロック解除
手段は第2の可動フレームにより支持されている。 ─ 高さ調節ロック手段には、第1の可動フレームによ
って支持されている、ラチェットを形成する機構と、固
定フレームに配されているほぼ垂直に一線に並んでいる
幾つかのノッチとが含まれている。
【0008】ラチェットを形成する機構はこれらノッチ
との協働位置と外れ位置とのいずれかに変位させること
ができ、この協働位置には弾性によって戻され、外れ位
置には第1の可動フレームに滑動するように取り付けら
れている外し機構により復帰力に抗して移動させられ
る。
【0009】傾斜調節ロック手段には、それぞれ外し機
構および第2の可動フレームによって支持されている2
つの可動フレームの2つの相互補完面がその間に含まれ
ている。
【0010】これらのノッチは固定フレームの分枝に配
されており、ラチェットを形成する機構にはノッチと協
働するピン状のばねが含まれている。
【0011】相互補完面は外し機構に配置されている湾
曲した歯付きトラックにより形成され、第2の可動フレ
ームにより支持されている歯付きシューと協働する。
【0012】ロック解除手段には、第2の可動フレーム
にそって滑動するように取り付けられている1つのボタ
ンが含まれており、上記ボタンは、弾性によって戻され
る、高さ調節ロック手段および傾斜調節ロック手段のロ
ック位置と、高さ調節ロック手段および傾斜調節ロック
手段のロック解除位置とのいずれかに滑動させられる。
【0013】ロック解除ボタンはヘッドレストの一方の
側面に設置されており、その操作時には、回転軸Tにほ
ぼ平行に移動させることができ、この回転軸Tはボタン
の上に延びていることが好ましい。
【0014】歯付きシューはロック解除ボタンが収めら
れているソケットの端末により形成され、このロック解
除ボタンは歯付きトラック上に設置されている湾曲した
突出部と協働する。
【0015】歯付きシューは、歯付きトラックに沿って
この歯付きシューを案内するための湾曲した突出部に嵌
め込まれてこの突出部と協働すること。
【0016】
【実施例】添付の図面を参照しながら、例証としてのみ
示されている以下の実施例に関する説明を読めば、本発
明はよりよく理解できるであろう。
【0017】図2には、特に自動車のための座席が示さ
れており、この座席には一般的な参照番号として10が
付されている。この座席10は、座り部分12と、本発
明によるヘッドレスト16が上に乗っている背もたれ1
4とから成る。
【0018】以下の説明において、上、下、高い、低
い、横、縦、前そして後ろといった方向は、座席10に
座っている人の通常の方向に関するものである。
【0019】図1を参照すると、ヘッドレスト16に
は、背もたれ14と連結するための固定フレーム18が
含まれているのが判る。この固定フレーム18は一般的
なU字形を成していることが好ましく、そしてほぼ垂直
に延びて背もたれ14と連結している金属の分枝20を
有している。分枝20の2つの上端は、ヘッドレスト1
6をほぼ横断する金属のアーム22によりその間を連結
されている。なお、このアームは図2ではその一部のみ
しか図示されていない。
【0020】ヘッドレスト16にはまた同様に、好まし
くはプラスチック製の2つの可動フレーム24、26も
含まれる。第1の可動フレーム24は、それ自体は公知
の手段によって、ほぼ垂直に移動可能なように固定フレ
ームの分枝20に取り付けられる。第2の可動フレーム
26はヘッドレスト16をほぼ横断する回転軸を中心に
回転するように第1の可動フレーム24に連接されて取
り付けられれる。図示されているように、第1の可動フ
レーム24に連結されている回転軸Tはヘッドレスト1
6の上端の近辺に延びている。
【0021】回転軸Tは、ヘッドレスト16をほぼ横断
し、かつ第1の可動フレーム24に係合しているバー2
8により具体化されている。このバー28は第2の可動
フレーム26に係合しているリブ内に配置されて軸受を
形成するスロット30内で回転するように取り付けられ
ている。
【0022】第2の可動フレーム26は固定フレームの
分枝20の上端とそして第1の可動フレーム24とを覆
うためのもので、一般的な箱形をなしている。この第2
の可動フレーム26は例えば2つの半割り箱26A、2
6Bから成り、その第1の半割り箱26Aは図2に実線
で示され、そしてこの図2では開位置で示されている第
2の半割り箱26Bは鎖線で示されている。
【0023】ヘッドレストを組み立てるとき、従来の手
段である連結部32を用いて、閉位置で互いに2つの半
割り箱26A、26Bを連結することができる。この2
つの半割り箱26A、26Bは、例えばこれらの半割り
箱と同じ素材から作られた従来のフィルムヒンジによっ
て、互いに結合される。
【0024】第2の可動フレーム26は、図1だけにし
か示されていないカバー34で覆われている。このカバ
ー34には通常、キャップに包まれている詰め物が含ま
れている。
【0025】ヘッドレスト16には、特に図4に示され
ている、背もたれ14に対するこのヘッドレスト16の
高さ調節ロック部36と、特に図5に示されている、回
転軸Tに対するヘッドレストの傾斜調節ロック部38と
が含まれている。ヘッドレスト16にはまた、高さ調節
ロック部36と傾斜調節ロック部38とを同時にロック
解除することができるロック解除部40も含まれてい
る。
【0026】高さ調節ロック部36は、第1の可動フレ
ーム24によって支持されている、ラチェットを形成す
る少なくとも1つのピン状のばね42と、固定フレーム
18に対応する分枝20上にほぼ垂直に一列に並んで刻
まれている幾つかのノッチ44とから成る。ピン状のば
ね42には、第1の可動フレーム24への連結分枝42
Aとそしてノッチ44にははめ込まれるラチェット機構
分枝42Bとが含まれる。
【0027】図示されているように、各ノッチ44は、
一方では分枝20の下方に向かってピン状のばね42が
ずれるのを防止する止め面44Aによって、そして他方
では分枝20の上方へピン状のばね42の移動を可能に
する斜面44Bによって、画されている。
【0028】ピン状のばね42のラチェット機構分枝4
2Bは、嵌め込み位置と外れ位置とのいずれかに変位さ
せることができるが、この嵌め込み位置に向かっては弾
性によって戻され、外れ位置に向かっては第1の可動フ
レーム24に係合している案内48内において、それ自
体公知の方法によって滑動するように取り付けられてい
る外し機構46により復帰力に抗して移動させられる。
外し機構46は案内48において回転軸Tにほぼ平行に
移動することができる。
【0029】傾斜調節ロック手段38には、2つの可動
フレーム24、26の間にこれらの可動フレームの2つ
の相互補完面が含まれる。これらの相互補完面は、外し
機構46に配置されている歯付きトラック50によって
構成されていることが好ましく、この歯付きトラック5
0は第2の可動フレーム26により支持されている歯付
きシュー52と協働する(図3および5参照)。歯付き
トラック50は回転軸Tを中心に湾曲している。
【0030】したがって、図示されているように、外し
機構46は2つの向かい合った端末を有し、その一つは
ピン状のばね42と協働し、もう一方は歯付きトラック
50を支持して、歯付きシュー52と協働する。案内4
8内における外し機構46の行程は従来の手段によって
制限される。
【0031】歯付きトラック50は後ろから前にほぼ縦
方向に延びている。歯付きトラック50および歯付きシ
ュー52のそれぞれの歯の形状の故に、前方への第2の
可動フレーム26の回転は可能であるが、歯付きトラッ
ク50が歯付きシュー52と噛み合っているとき、この
フレーム26の後方への回転は不可能である。
【0032】高さ調節ロック手段36には、それぞれ固
定フレームの2つの分枝20に連結されている2つのピ
ン状のばね42と2組のノッチ44とが含まれているこ
とが好ましい。図4および5に示されている第1のピン
状のばねに接している外し機構46の移動の効果は、図
示されていない従来の伝達手段によって、図2に示され
ている第2のピン状のばね42に伝達される。
【0033】図3を参照すると、図示されているよう
に、第2の可動フレーム26に係合している首54にそ
れ自体公知の方法でロックされているソケットDの端末
により、歯付きシュー52が形成されている。ソケット
Dはこの首54の両側において軸方向に延びている。図
3を参照すると、首54の左に位置する、歯付きシュー
52を形成するソケットDの端末の直径は、首54の右
に位置するこのソケットDの端末の直径より小さい。ソ
ケットDの周囲は、図4および5では鎖線で示されてい
る。
【0034】ロック解除手段40には、ソケットDの内
部で軸方向に滑動するように取り付けられているボタン
56が含まれる。ボタン56と同様にこのソケットDは
ヘッドレストの一方の側面に設置されている。ボタン5
6は、その操作時に、回転軸Tにほぼ平行に移動させる
ことができる。この回転軸Tはボタン56の上に延びて
いることが判るであろう。
【0035】ソケットDおよびボタン56は、図3に示
されているような突起58とオリフィス60とによるタ
イプのように、ボタン56の軸方向行程を案内し、かつ
制限する従来の手段を備えている。
【0036】ボタン56はソケットD内を滑動して、図
4および5に示されているように、高さ調節ロック部3
6および傾斜調節ロック部38のロック位置とそして上
記の部36、38のロック解除位置とのいずれかにな
る。ボタン56はピン状のばね42の弾性によりロック
位置に戻される。
【0037】ボタン56は歯付きトラック50に配置さ
れている湾曲した突出部62と協働する。この突出部6
2は、歯付きトラック50の中央において、歯付きトラ
ック50のほぼ全長にわって延びている。歯付きシュー
52は、歯付きトラック50に沿ってこのシュー52を
案内するために、切り欠き64により湾曲した突出部6
2に移動可能に嵌め込まれてこの突出部62と協働す
る。
【0038】本発明によるヘッドレストの動作の基本的
特徴を以下に明らかにする。
【0039】ヘッドレスト16の高さを上昇させるに
は、利用者は、第1の可動フレーム24を固定フレーム
18に対して上方に移動させるように、ヘッドレスト1
6を上方に上げる。上方に向かう可動フレーム24の移
動は、ノッチ44の斜面44Bによって可能になる。ノ
ッチ44の数は、ヘッドレストの高さの調節可能な範囲
に決定される。
【0040】ほぼ前方に向かってヘッドレスト16を移
動させるようにこのヘッドレスト16の傾斜を調整する
には、利用者はこのヘッドレスト1をつかみ、回転軸T
を中心にして第2の可動フレーム26を前方に回転させ
るようにする。前方へのこの回転は歯付きトラック50
および歯付きシュー52の歯の形状の故に、可能にな
る。外し機構46とピン状のばね42が協働し、この外
し機構46を介してピン状のばね42が歯付きトラック
50を弾性によって戻し、歯付きシュー52に接触させ
ることに留意して欲しい。
【0041】ヘッドレスト16の高さを低くするために
は、そして/あるいは、このヘッドレストを後方に傾斜
させるためには、外し機構46がピン状のばね42の弾
性復帰力に抗するように、利用者はボタン56を作動さ
せる。その結果、一方ではピン状のばね42のラチェッ
ト機構分枝42Bが外れることによって、そして他方で
は歯付きシュー52から歯付きトラック50が離れるこ
とによって、高さ調節ロック手段36と傾斜調節ロック
手段38とを同時にロック解除することができる。
【0042】利用者はそのとき、ボタンを離す前に所望
の高さへの調節および/または所望の傾斜への調節を行
う。
【0043】ボタン56が作動しているとき、一方で
は、第1の可動フレーム24が固定フレーム18の分枝
20にそって自由に滑動できるようになっているので、
利用者はヘッドレストの高さを上げることも下げること
も気ままにできるし、また他方では、第2の可動フレー
ム26が回転軸Tを中心に自由に回転できるようになっ
ているので、ヘッドレストを前方にも後方にも気まま
に、傾斜させることができることに留意してほしい。
【0044】
【発明の効果】本発明の幾つかの利点の内でも、特にこ
の最後の利点によって、1つのボタンを用いて、高さ調
節ロック手段と傾斜調節ロック手段とを同時にロック解
除できることに留意してほしい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるヘッドレストを備えたシートの透
視図である。
【図2】図1により示されているヘッドレストの拡大図
である。なお、通常はヘッドレストを覆っているカバー
はこの図には示されていない。
【図3】ロック解除ボタンが収められているヘッドレス
トのコンセントの拡大透視図である。
【図4】ヘッドレストの高さ調節ロック手段と傾斜調節
ロック手段との一方の角度よりの拡大透視図である。
【図5】ヘッドレストの高さ調節ロック手段と傾斜調節
ロック手段との他方の角度よりの拡大透視図である。
【符号の説明】
10 座席 12 座り部分 14 背もたれ 16 ヘッドレスト 18 固定フレーム 20 金属の分枝 22 金属のアーム 24 第1の可動フレーム 26 第2の可動フレーム 26A 半割り箱 26B 半割り箱 28 バー 30 スロット 32 連結部 34 カバー 36 高さ調節ロック部 38 傾斜調節ロック部 40 ロック解除部 42 ラチェットを形成する機構(ピン状のばね) 42A 連結分枝 42B ラチェット機構分枝 44 ノッチ 44A 止め面 44B 斜面 46 外し機構 48 案内 50 歯付きトラック 52 歯付きシュー 54 首 56 ボタン 58 突起 60 オリフィス 62 湾曲した突出部 D ソケット T 回転軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 イァシン ジア フランス国 91260 ジュヴィシ シュル オルジュ リュ ジァン−ジァック ル ソー 7

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッドレストを備えた背もたれ(14)
    に対するヘッドレストの高さ調節ロック手段(36)お
    よび該高さ調節ロック手段(36)のロック解除手段
    (40)と、該ヘッドレストをほぼ横断する回転軸
    (T)に対する該ヘッドレストの傾斜調節ロック手段
    (38)と、該ヘッドレストの前記傾斜調節ロック手段
    (38)のロック解除手段(40)とを含むタイプの座
    席の背もたれのためのヘッドレストにおいて、前記高さ
    調節ロック手段と前記傾斜調節ロック手段とを同時にロ
    ック解除できる単一の手段を含むことを特徴とする座席
    の背もたれ(14)のためのヘッドレスト。
  2. 【請求項2】 ヘッドレストには背もたれ(14)との
    連結のための固定フレーム(18)と、該固定フレーム
    (18)にそってほぼ垂直に移動できる第1の可動フレ
    ーム(24)と、回転軸(T)を中心に可動である前記
    第1の可動フレーム(24)に連接するように取り付け
    られている第2の可動フレーム(26)とが含まれ、前
    記ロック解除手段(40)が前記第2の可動フレーム
    (26)により支持されている請求項1記載の座席の背
    もたれのためのヘッドレスト。
  3. 【請求項3】 高さ調節ロック手段(36)には前記第
    1の可動フレーム(24)によって支持されている、ラ
    チェットを形成する機構(42)と、前記固定フレーム
    (18)に配されている、ほぼ垂直に一線に並んでいる
    幾つかのノッチ(44)とが含まれており、 前記ラチェットを形成する機構(42)は前記ノッチと
    の協働位置と外れ位置とのいずれかに変位させることが
    でき、前記協働位置には弾性によって戻され、 また、前記外れ位置には前記第1の可動フレーム(2
    4)に滑動するように取り付けられている外し機構(4
    6)により復帰力に抗して移動させられ、 前記傾斜調節ロック手段(38)にはそれぞれ前記外し
    機構(46)および前記第2の可動フレーム(26)に
    よって支持されている前記2つの可動フレーム(24、
    26)の2つの相互補完面(50、52)がその間に含
    まれている請求項2記載の座席の背もたれのためのヘッ
    ドレスト。
  4. 【請求項4】 ノッチ(44)は前記固定フレーム(1
    8)の分枝(20)に配されており、前記ラチェットを
    形成する機構(42)にはノッチ(44)と協働するピ
    ン状のばね(42)が含まれている請求項3記載の座席
    の背もたれのためのヘッドレスト。
  5. 【請求項5】 相互補完面は前記外し機構(46)に配
    置されている湾曲した歯付きトラック(50)により形
    成され、前記第2の可動フレーム(26)により支持さ
    れている歯付きシュー(52)と協働する請求項3また
    は4記載の座席の背もたれのためのヘッドレスト。
  6. 【請求項6】 ロック解除手段(40)には前記第2の
    可動フレーム(26)に沿って滑動するように取り付け
    られている1つのボタン(56)が含まれており、前記
    高さ調節ロック手段(36)および前記傾斜調節ロック
    手段(38)をロックするロック位置であって、該ボタ
    ン(56)が弾性によって戻されるロック位置と、前記
    高さ調節ロック手段(36)および前記傾斜調節ロック
    手段(38)を解除するロック解除位置とのいずれかに
    前記ボタン(56)が滑動させられる請求項2から5ま
    でのいずれか1項に記載の座席の背もたれのためのヘッ
    ドレスト。
  7. 【請求項7】 ロックを解除する前記ボタン(56)は
    ヘッドレストの一方の側面に設置されており、その操作
    時には、前記回転軸(T)にほぼ平行に移動させること
    ができ、該回転軸(T)は前記ボタン(56)の上に延
    びていることが好ましい請求項6記載の座席の背もたれ
    のためのヘッドレスト。
  8. 【請求項8】 歯付きシュー(52)はロックを解除す
    る前記ボタン(56)が収められているソケット(D)
    の端末に形成され、前記ボタンは前記歯付きトラック
    (50)上に設置されている湾曲した突出部(62)と
    協働する請求項5および6に記載の座席の背もたれのた
    めのヘッドレスト。
  9. 【請求項9】 歯付きシュー(52)は切り欠き(6
    4)を有し、前記歯付きトラック(50)に沿って該歯
    付きシュー(52)を案内するために、湾曲している前
    記突出部(62)に嵌め込まれて該突出部と協働する請
    求項8記載の座席の背もたれのためのヘッドレスト。
  10. 【請求項10】 前記請求項のいずれか1項に記載のヘ
    ッドレストを含む自動車のための座席。
JP2000228047A 1999-07-30 2000-07-28 座席の背もたれのためのヘッドレスト Expired - Lifetime JP4303873B2 (ja)

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