JP4303873B2 - 座席の背もたれのためのヘッドレスト - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は改良されたヘッドレストとこのヘッドレストを備えた座席に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
すでに当該技術の現状では、例えば欧州特許EP−A−0 916 549号に示されているように、背もたれに対するヘッドレストの高さ調節ロック手段およびこうした高さ調節ロック手段のロック解除手段を含むタイプの座席の背もたれのためのヘッドレストが公知である。
【0003】
このロック解除手段には、ヘッドレストの側面に設置されており、かつ、このヘッドレストをほぼ横軸方向に動かすことができるボタンが備えられている。
【0004】
当該技術の現状においては、そのほかヘッドレストをほぼ横断する回転軸に対するヘッドレストの傾斜調節ロック手段を備えたこの種のヘッドレストが公知である。
【0005】
【発明が解決しよとする課題】
本発明の目的は、高さ調節手段と傾斜調節手段とを共に備え、しかもこの両手段とも簡単な手段によってロックすることもまたロック解除することもできるヘッドレストを供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
そのため、本発明は、上述のタイプの座席の背もたれのためのヘッドレストであって、このヘッドレストをほぼ横断する回転軸に対するヘッドレストの傾斜調節ロック手段をも更に含み、上記ロック解除手段は高さ調節ロック手段と傾斜調節ロック手段とを同時にロック解除できることを特徴とする座席の背もたれのためのヘッドレストを供する。
【0007】
【発明の実施の形態】
このヘッドレストの他の特徴は、以下の通り、すなわち
─ ヘッドレストには、背もたれとの連結のための固定フレームと、この固定フレームにそってほぼ垂直に移動できる第1の可動フレームと、そして回転軸を中心に可動な第1の可動フレームに連接するように取り付けられている第2の可動フレームとが含まれ、上記ロック解除手段は第2の可動フレームにより支持されている。
─ 高さ調節ロック手段には、第1の可動フレームによって支持されている、ラチェットを形成する機構と、固定フレームに配されているほぼ垂直に一線に並んでいる幾つかのノッチとが含まれている。
【0008】
ラチェットを形成する機構はこれらノッチとの協働位置と外れ位置とのいずれかに変位させることができ、この協働位置には弾性によって戻され、外れ位置には第1の可動フレームに滑動するように取り付けられている外し機構により復帰力に抗して移動させられる。
【0009】
傾斜調節ロック手段には、それぞれ外し機構および第2の可動フレームによって支持されている2つの可動フレームの2つの相互補完面がその間に含まれている。
【0010】
これらのノッチは固定フレームの分枝に配されており、ラチェットを形成する機構にはノッチと協働するピン状のばねが含まれている。
【0011】
相互補完面は外し機構に配置されている湾曲した歯付きトラックにより形成され、第2の可動フレームにより支持されている歯付きシューと協働する。
【0012】
ロック解除手段には、第2の可動フレームにそって滑動するように取り付けられている1つのボタンが含まれており、上記ボタンは、弾性によって戻される、高さ調節ロック手段および傾斜調節ロック手段のロック位置と、高さ調節ロック手段および傾斜調節ロック手段のロック解除位置とのいずれかに滑動させられる。
【0013】
ロック解除ボタンはヘッドレストの一方の側面に設置されており、その操作時には、回転軸Tにほぼ平行に移動させることができ、この回転軸Tはボタンの上に延びていることが好ましい。
【0014】
歯付きシューはロック解除ボタンが収められているソケットの端末により形成され、このロック解除ボタンは歯付きトラック上に設置されている湾曲した突出部と協働する。
【0015】
歯付きシューは、歯付きトラックに沿ってこの歯付きシューを案内するための湾曲した突出部に嵌め込まれてこの突出部と協働すること。
【0016】
【実施例】
添付の図面を参照しながら、例証としてのみ示されている以下の実施例に関する説明を読めば、本発明はよりよく理解できるであろう。
【0017】
図1には、特に自動車のための座席が示されており、この座席には一般的な参照番号として10が付されている。この座席10は、座り部分12と、本発明によるヘッドレスト16が上に乗っている背もたれ14とから成る。
【0018】
以下の説明において、上、下、高い、低い、横、縦、前そして後ろといった方向は、座席10に座っている人の通常の方向に関するものである。
【0019】
図2を参照すると、ヘッドレスト16には、背もたれ14と連結するための固定フレーム18が含まれているのが判る。この固定フレーム18は一般的なU字形を成していることが好ましく、そしてほぼ垂直に延びて背もたれ14と連結している金属の分枝20を有している。分枝20の2つの上端は、ヘッドレスト16をほぼ横断する金属のアーム22によりその間を連結されている。なお、このアームは図2ではその一部のみしか図示されていない。
【0020】
ヘッドレスト16にはまた同様に、好ましくはプラスチック製の2つの可動フレーム24、26も含まれる。第1の可動フレーム24は、それ自体は公知の手段によって、ほぼ垂直に移動可能なように固定フレームの分枝20に取り付けられる。第2の可動フレーム26はヘッドレスト16をほぼ横断する回転軸を中心に回転するように第1の可動フレーム24に連接されて取り付けられれる。図示されているように、第1の可動フレーム24に連結されている回転軸Tはヘッドレスト16の上端の近辺に延びている。
【0021】
回転軸Tは、ヘッドレスト16をほぼ横断し、かつ第1の可動フレーム24に係合しているバー28により具体化されている。このバー28は第2の可動フレーム26に係合しているリブ内に配置されて軸受を形成するスロット30内で回転するように取り付けられている。
【0022】
第2の可動フレーム26は固定フレームの分枝20の上端とそして第1の可動フレーム24とを覆うためのもので、一般的な箱形をなしている。この第2の可動フレーム26は例えば2つの半割り箱26A、26Bから成り、その第1の半割り箱26Aは図2に実線で示され、そしてこの図2では開位置で示されている第2の半割り箱26Bは鎖線で示されている。
【0023】
ヘッドレストを組み立てるとき、従来の手段である連結部32を用いて、閉位置で互いに2つの半割り箱26A、26Bを連結することができる。この2つの半割り箱26A、26Bは、例えばこれらの半割り箱と同じ素材から作られた従来のフィルムヒンジによって、互いに結合される。
【0024】
第2の可動フレーム26は、図1だけにしか示されていないカバー34で覆われている。このカバー34には通常、キャップに包まれている詰め物が含まれている。
【0025】
ヘッドレスト16には、特に図4に示されている、背もたれ14に対するこのヘッドレスト16の高さ調節ロック部36と、特に図5に示されている、回転軸Tに対するヘッドレストの傾斜調節ロック部38とが含まれている。ヘッドレスト16にはまた、高さ調節ロック部36と傾斜調節ロック部38とを同時にロック解除することができるロック解除部40も含まれている。
【0026】
高さ調節ロック部36は、第1の可動フレーム24によって支持されている、ラチェットを形成する少なくとも1つのピン状のばね42と、固定フレーム18に対応する分枝20上にほぼ垂直に一列に並んで刻まれている幾つかのノッチ44とから成る。ピン状のばね42には、第1の可動フレーム24への連結分枝42Aとそしてノッチ44にははめ込まれるラチェット機構分枝42Bとが含まれる。
【0027】
図示されているように、各ノッチ44は、一方では分枝20の下方に向かってピン状のばね42がずれるのを防止する止め面44Aによって、そして他方では分枝20の上方へピン状のばね42の移動を可能にする斜面44Bによって、画されている。
【0028】
ピン状のばね42のラチェット機構分枝42Bは、嵌め込み位置と外れ位置とのいずれかに変位させることができるが、この嵌め込み位置に向かっては弾性によって戻され、外れ位置に向かっては第1の可動フレーム24に係合している案内48内において、それ自体公知の方法によって滑動するように取り付けられている外し機構46により復帰力に抗して移動させられる。外し機構46は案内48において回転軸Tにほぼ平行に移動することができる。
【0029】
傾斜調節ロック手段38には、2つの可動フレーム24、26の間にこれらの可動フレームの2つの相互補完面が含まれる。これらの相互補完面は、外し機構46に配置されている歯付きトラック50によって構成されていることが好ましく、この歯付きトラック50は第2の可動フレーム26により支持されている歯付きシュー52と協働する(図3および5参照)。歯付きトラック50は回転軸Tを中心に湾曲している。
【0030】
したがって、図示されているように、外し機構46は2つの向かい合った端末を有し、その一つはピン状のばね42と協働し、もう一方は歯付きトラック50を支持して、歯付きシュー52と協働する。案内48内における外し機構46の行程は従来の手段によって制限される。
【0031】
歯付きトラック50は後ろから前にほぼ縦方向に延びている。歯付きトラック50および歯付きシュー52のそれぞれの歯の形状の故に、前方への第2の可動フレーム26の回転は可能であるが、歯付きトラック50が歯付きシュー52と噛み合っているとき、このフレーム26の後方への回転は不可能である。
【0032】
高さ調節ロック手段36には、それぞれ固定フレームの2つの分枝20に連結されている2つのピン状のばね42と2組のノッチ44とが含まれていることが好ましい。図4および5に示されている第1のピン状のばねに接している外し機構46の移動の効果は、図示されていない従来の伝達手段によって、図2に示されている第2のピン状のばね42に伝達される。
【0033】
図3を参照すると、図示されているように、第2の可動フレーム26に係合している首54にそれ自体公知の方法でロックされているソケットDの端末により、歯付きシュー52が形成されている。ソケットDはこの首54の両側において軸方向に延びている。図3を参照すると、首54の左に位置する、歯付きシュー52を形成するソケットDの端末の直径は、首54の右に位置するこのソケットDの端末の直径より小さい。ソケットDの周囲は、図4および5では鎖線で示されている。
【0034】
ロック解除手段40には、ソケットDの内部で軸方向に滑動するように取り付けられているボタン56が含まれる。ボタン56と同様にこのソケットDはヘッドレストの一方の側面に設置されている。ボタン56は、その操作時に、回転軸Tにほぼ平行に移動させることができる。この回転軸Tはボタン56の上に延びていることが判るであろう。
【0035】
ソケットDおよびボタン56は、図3に示されているような突起58とオリフィス60とによるタイプのように、ボタン56の軸方向行程を案内し、かつ制限する従来の手段を備えている。
【0036】
ボタン56はソケットD内を滑動して、図4および5に示されているように、高さ調節ロック部36および傾斜調節ロック部38のロック位置とそして上記の部36、38のロック解除位置とのいずれかになる。ボタン56はピン状のばね42の弾性によりロック位置に戻される。
【0037】
ボタン56は歯付きトラック50に配置されている湾曲した突出部(リブ)62と滑動する。この突出部62は、歯付きトラック50の中央において、歯付きトラック50のほぼ全長にわたって延びている。歯付きシュー52は、歯付きトラック50に沿ってこのシュー52を案内するために、切り欠き64により湾曲した突出部62に移動可能に嵌め込まれてこの突出部62と滑動する。
【0038】
本発明によるヘッドレストの動作の基本的特徴を以下に明らかにする。
【0039】
ヘッドレスト16の高さを上昇させるには、利用者は、第1の可動フレーム24を固定フレーム18に対して上方に移動させるように、ヘッドレスト16を上方に上げる。上方に向かう可動フレーム24の移動は、ノッチ44の斜面44Bによって可能になる。ノッチ44の数は、ヘッドレストの高さの調節可能な範囲に決定される。
【0040】
ほぼ前方に向かってヘッドレスト16を移動させるようにこのヘッドレスト16の傾斜を調整するには、利用者はこのヘッドレスト1をつかみ、回転軸Tを中心にして第2の可動フレーム26を前方に回転させるようにする。前方へのこの回転は歯付きトラック50および歯付きシュー52の歯の形状の故に、可能になる。外し機構46とピン状のばね42が協働し、この外し機構46を介してピン状のばね42が歯付きトラック50を弾性によって戻し、歯付きシュー52に接触させることに留意して欲しい。
【0041】
ヘッドレスト16の高さを低くするためには、そして/あるいは、このヘッドレストを後方に傾斜させるためには、外し機構46がピン状のばね42の弾性復帰力に抗するように、利用者はボタン56を作動させる。その結果、一方ではピン状のばね42のラチェット機構分枝42Bが外れることによって、そして他方では歯付きシュー52から歯付きトラック50が離れることによって、高さ調節ロック手段36と傾斜調節ロック手段38とを同時にロック解除することができる。
【0042】
利用者はそのとき、ボタンを離す前に所望の高さへの調節および/または所望の傾斜への調節を行う。
【0043】
ボタン56が作動しているとき、一方では、第1の可動フレーム24が固定フレーム18の分枝20にそって自由に滑動できるようになっているので、利用者はヘッドレストの高さを上げることも下げることも気ままにできるし、また他方では、第2の可動フレーム26が回転軸Tを中心に自由に回転できるようになっているので、ヘッドレストを前方にも後方にも気ままに、傾斜させることができることに留意してほしい。
【0044】
【発明の効果】
本発明の幾つかの利点の内でも、特にこの最後の利点によって、1つのボタンを用いて、高さ調節ロック手段と傾斜調節ロック手段とを同時にロック解除できることに留意してほしい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるヘッドレストを備えたシートの透視図である。
【図2】図1により示されているヘッドレストの拡大図である。なお、通常はヘッドレストを覆っているカバーはこの図には示されていない。
【図3】ロック解除ボタンが収められているヘッドレストのコンセントの拡大透視図である。
【図4】ヘッドレストの高さ調節ロック手段と傾斜調節ロック手段との一方の角度よりの拡大透視図である。
【図5】ヘッドレストの高さ調節ロック手段と傾斜調節ロック手段との他方の角度よりの拡大透視図である。
【符号の説明】
10 座席
12 座り部分
14 背もたれ
16 ヘッドレスト
18 固定フレーム
20 金属の分枝
22 金属のアーム
24 第1の可動フレーム
26 第2の可動フレーム
26A 半割り箱
26B 半割り箱
28 バー
30 スロット
32 連結部
34 カバー
36 高さ調節ロック部
38 傾斜調節ロック部
40 ロック解除部
42 ラチェットを形成する機構(ピン状のばね)
42A 連結分枝
42B ラチェット機構分枝
44 ノッチ
44A 止め面
44B 斜面
46 外し機構
48 案内
50 歯付きトラック
52 歯付きシュー
54 首
56 ボタン
58 突起
60 オリフィス
62 湾曲した突出部
D ソケット
T 回転軸
Claims (5)
- ヘッドレストを備えた背もたれ(14)に対するヘッドレストの高さ調節ロック手段(36)および該高さ調節ロック手段(36)のロック解除手段(40)と、
該ヘッドレストをほぼ横断する回転軸(T)に対する該ヘッドレストの傾斜調節ロック手段(38)および該ヘッドレストの前記傾斜調節ロック手段(38)のロック解除手段(40)と、
背もたれ(14)との連結のための固定フレーム(18)と、
該固定フレーム(18)にそってほぼ垂直に移動できる第1の可動フレーム(24)と、
回転軸(T)を中心に可動である前記第1の可動フレーム(24)に連接するように取り付けられている第2の可動フレーム(26)とを備えた、座席の背もたれ(14)のためのヘッドレストであって、
前記高さ調節ロック手段(36)は、前記第1の可動フレーム(24)に連結している、ラチェットを形成するピン状のばね(42)と、前記固定フレーム(18)の分枝(20)に配されている、ほぼ垂直に一線に並んでいる幾つかのノッチ(44)とから構成され、
前記ピン状のばね(42)は前記ノッチとの嵌め込み位置と外れ位置とのいずれかに変位させることができ、前記嵌め込み位置には前記ピン状のばね(42)の弾性によって戻され、また、前記外れ位置には前記第1の可動フレーム(24)に滑動するように取り付けられている外し機構(46)により前記ピン状のばね(42)の弾性の復帰力に抗して移動させられ、
前記傾斜調節ロック手段(38)は、前記第1の可動フレーム(24)と前記第2の可動フレーム(26)の間の2つの相互補完面(50、52)から構成され、該相互補完面(50、52)は、前記外し機構(46)に配置されている歯付きトラック(50)と前記第2の可動フレーム(26)に取り付けられている歯付きシュー(52)であり、
前記外し機構(46)と前記ピン状のばね(42)が協働し、前記外し機構(46)を介して前記ピン状のばね(42)が前記歯付きトラック(50)を前記ピン状のばね(42)の弾性によって戻し、前記歯付きトラック(50)と前記歯付きシュー(52)とは噛み合わせられ、前記傾斜調節ロック手段(38)はロックされ、
前記ロック解除手段(40)は、前記第2の可動フレーム(26)に沿って滑動するように取り付けられている1つのボタン(56)から構成され、
ヘッドレストの高さを調節するために、または、ヘッドレストの傾斜を調節するために、前記外し機構(46)が前記ピン状のばね(42)の弾性の復帰力に抗するように、前記ボタン(56)が滑動され、一方では前記ピン状のばね(42)が前記ノッチから外れることによって、他方では前記歯付きシュー(52)から前記歯付きトラック(50)が離れることによって、前記高さ調節ロック手段(36)と前記傾斜調節ロック手段(38)とを同時にロック解除する、座席の背もたれのためのヘッドレスト。 - ロックを解除する前記ボタン(56)はヘッドレストの一方の側面に設置されており、その操作時には、前記回転軸(T)にほぼ平行に移動させることができる、請求項1に記載の座席の背もたれのためのヘッドレスト。
- 歯付きシュー(52)はロックを解除する前記ボタン(56)が収められているソケット(D)の端末に形成され、前記ボタンは前記歯付きトラック(50)上に設置されている湾曲したリブ(62)と滑動する請求項1に記載の座席の背もたれのためのヘッドレスト。
- 歯付きシュー(52)は切り欠き(64)を有し、前記歯付きトラック(50)に沿って該歯付きシュー(52)を案内するために、湾曲している前記リブ(62)に前記歯付きシュー(52)が嵌め込まれて該リブ(62)と滑動する請求項3に記載の座席の背もたれのためのヘッドレスト。
- 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のヘッドレストを含む自動車のための座席。
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