JP2001061057A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP2001061057A
JP2001061057A JP11232735A JP23273599A JP2001061057A JP 2001061057 A JP2001061057 A JP 2001061057A JP 11232735 A JP11232735 A JP 11232735A JP 23273599 A JP23273599 A JP 23273599A JP 2001061057 A JP2001061057 A JP 2001061057A
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直子 浜村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】原画像とのずれが少ない拡大縮小処理が行な
え、出力画像の高画質化が図れる画像処理装置を提供す
る。 【解決手段】入力部200は、カラースキャナ部からの
画像データに対し色変換処理などを行なう。識別部21
Oは、入力部200からの画像信号を基に文字、非文字
などの識別信号を生成する。第1の処理部220は、入
力部200からの画像信号に対しフィルタなどの処理を
行ない、かつ、その処理方法などを識別部210からの
識別信号により切換える。拡大縮小部230は、識別部
210からの識別信号と第1の処理部220からの画像
信号を拡大または縮小処理する。第2の処理部240
は、拡大縮小部230からの拡大または縮小された画像
信号に墨加刷、ガンマ変換処理などを施し、かつ、その
処理方法などを拡大縮小部230からの拡大または縮小
された識別信号により切換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば、原稿上
のカラー画像を読取って入力し、その複製画像を形成す
るデジタル式複写機などの画像形成装置において、入力
された画像信号に対して色変換処理や拡大または縮小処
理などを行なう画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、デジタル式複写機やレーザープ
リンタでは、より鮮明で好感の持たれる出力画像を実現
するため、入力原稿や入力画像信号を画素や領域ごとに
文字とそれ以外の種別などとに識別し、その識別信号に
よって内部での画像処理方法の切換を行なっている。
【0003】そして、ユーザの要求などで入力画像を拡
大または縮小して出力画像を生成する場合、入力される
原画像に対し拡大または縮小処理を行なうことは当然だ
が、画像処理の構成によっては、上記識別信号の拡大ま
たは縮小処理も行なわれる。従来、これらの演算を入力
画像の特性を考慮することなく、固定の識別信号の拡大
縮小処理が行なわれてきた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、入力画像が写
真などの階調重視の画像であるか、文字画像であるか、
また、カラー画像であるかモノクロ画像であるかなどに
よって、適した画像処理がそれぞれ異なる場合がある。
これらを考慮せず、単に識別信号に対し拡大縮小処理を
行なうと、その結果、得られる識別信号が原稿の特性に
合わない画像処理を選択する場合が起こる。
【0005】そこで、本発明は、原画像とのずれが少な
い拡大縮小処理が行なえ、出力画像の高画質化が図れる
画像処理装置を提供することを目的とする。
【0006】また、本発明は、入力がカラー画像の場
合、各色にそれぞれ画像の特性や色の特性を考慮するこ
とで更に出力画像の高画質化が図れる画像処理装置を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の画像処理装置
は、原画像の画像情報から複数の色の色信号を発生する
画像入力手段と、この画像入力手段により入力された各
色画像信号を新たな色空間に変換し、濃度画像信号を生
成する色変換手段と、この色変換手段からの濃度画像信
号、および、前記画像入力手段からの各色画像信号のい
ずれか一方もしくは両方の信号に基づき画素ごとの属性
を判断してその識別信号を生成する識別手段と、前記色
変換手段からの濃度画像信号に対し所定の第1の画像処
理を施すそれぞれが異なる特性を持った複数の画像処理
部を有し、これら複数の画像処理部の各出力を前記識別
手段からの識別信号により選択して出力する第1の画像
処理手段と、この第1の画像処理手段からの画像信号に
対し拡大または縮小倍率に基づく拡大または縮小処理を
施す画像拡大縮小手段と、前記識別手段からの識別信号
に対し前記画像拡大縮小手段の拡大または縮小処理に合
わせた拡大または縮小処理を施す識別信号拡大縮小手段
と、前記画像拡大縮小手段からの拡大または縮小処理さ
れた画像信号に対し所定の第2の画像処理を施すそれぞ
れが異なる特性を持った複数の画像処理部を有し、これ
ら複数の画像処理部の各出力を前記識別信号拡大縮小手
段からの拡大または縮小処理された識別信号により選択
して出力する第2の画像処理手段とを具備している。
【0008】また、本発明の画像処理装置は、識別信号
拡大縮小手段は、識別手段からの識別信号に対し、画像
拡大縮小手段の拡大または縮小倍率に対応した拡大また
は縮小倍率に基づいて対象範囲となる画素情報を切り分
けて保持する画素切り分け手段と、この画素切り分け手
段により切り分けられた対象範囲の画素情報に対し所定
の演算を施すことにより拡大または縮小された画素の識
別信号を生成する複数の演算手段と、この複数の演算手
段の各出力を外部から与えられる切換条件によって選択
する選択手段とを具備したことを特徴とする。
【0009】また、本発明の画像処理装置は、原画像の
画像情報から複数の色の色信号を発生する画像入力手段
と、この画像入力手段により入力された各色画像信号を
新たな色空間に変換し、濃度画像信号を生成する色変換
手段と、この色変換手段からの濃度画像信号、および、
前記画像入力手段からの各色画像信号のいずれか一方も
しくは両方の信号に基づき入力画像を1つ以上の領域に
分割し、この分割した領域ごとの属性を判断してその領
域識別信号を生成する領域識別手段と、前記色変換手段
からの濃度画像信号、前記画像入力手段からの各色画像
信号のいずれか一方もしくは両方の信号、および、前記
領域識別手段からの領域識別信号に基づき画素ごとの属
性を判断してその属性識別信号を生成する属性識別手段
と、前記色変換手段からの濃度画像信号に対し所定の第
1の画像処理を施すそれぞれが異なる特性を持った複数
の画像処理部を有し、これら複数の画像処理部の各出力
を前記属性識別手段からの属性識別信号により選択して
出力する第1の画像処理手段と、この第1の画像処理手
段からの画像信号に対し拡大または縮小倍率に基づく拡
大または縮小処理を施す画像拡大縮小手段と、前記属性
識別手段からの属性識別信号に対し前記画像拡大縮小手
段の拡大または縮小処理に合わせた拡大または縮小処理
を施す識別信号拡大縮小手段と、前記画像拡大縮小手段
からの拡大または縮小処理された画像信号に対し所定の
第2の画像処理を施すそれぞれが異なる特性を持った複
数の画像処理部を有し、これら複数の画像処理部の各出
力を前記識別信号拡大縮小手段からの拡大または縮小処
理された識別信号により選択して出力する第2の画像処
理手段とを具備している。
【0010】さらに、本発明の画像処理装置は、識別信
号拡大縮小手段は、属性識別手段からの属性識別信号に
対し、画像拡大縮小手段の拡大または縮小倍率に対応し
た拡大または縮小倍率に基づいて対象範囲となる画素情
報を切り分けて保持する画素切り分け手段と、この画素
切り分け手段により切り分けられた対象範囲の画素情報
に対し所定の演算を施すことにより拡大または縮小され
た画素の識別信号を生成する複数の演算手段と、この複
数の演算手段の各出力を外部から与えられる切換条件に
よって選択する選択手段とを具備したことを特徴とす
る。
【0011】本発明によれば、入力画像の特性などによ
って識別信号の拡大縮小処理方法を切換え、その結果、
得られた識別信号に基づき、入力画像に合った画像処理
を選択することで、出力画像の高画質化が図れる。
【0012】また、入力がカラー画像の場合、各色にそ
れぞれ画像の特性や色の特性を考慮することで、更に出
力画像の高画質化が図れる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0014】まず、第1の実施の形態について説明す
る。
【0015】図1は、本発明に係る画像処理装置が適用
される、原稿上のカラー画像を読取ってその複製画像を
形成するデジタル式カラー複写機などの画像形成装置の
内部構成を概略的に示している。この画像形成装置は、
大別して、原稿上のカラー画像を読取って入力する画像
入力手段としてのカラースキャナ部1と、入力されたカ
ラー画像の複製画像を形成する画像出力手段としてのカ
ラープリンタ部2とから構成されている。
【0016】カラースキャナ部1は、その上部に原稿台
カバー3を有し、閉じた状態にある原稿台カバー3に対
向配設され、原稿がセットされる透明ガラスからなる原
稿台4を有している。原稿台4の下方には、原稿台4上
に載置された原稿を照明する露光ランプ5、露光ランプ
5からの光を原稿に集光させるためのリフレクタ6、お
よび、原稿からの反射光を図面に対して左方向に折り曲
げる第1ミラー7などが配設されている。露光ランプ
5、リフレクタ6、および、第1ミラー7は、第1キャ
リッジ8に固定されている。第1キャリッジ8は、図示
しない歯付きベルトなどを介して図示しないパルスモー
タによって駆動されることにより、原稿台4の下面に沿
って平行移動されるようになっている。
【0017】第1キャリッジ8に対して図中左側、すな
わち、第1ミラー7により反射された光が案内される方
向には、図示しない駆動機構(たとえば、歯付きベルト
並びに直流モータなど)を介して原稿台4と平行に移動
可能に設けられた第2キャリッジ9が配設されている。
第2キャリッジ9には、第1ミラー7により案内される
原稿からの反射光を図中下方に折り曲げる第2ミラー1
1、および、第2ミラー11からの反射光を図中右方向
に折り曲げる第3ミラー12が互いに直角に配置されて
いる。第2キャリッジ9は、第1キャリッジ8に従動さ
れるとともに、第1キャリッジ8に対して1/2の速度
で原稿台4に沿って平行移動されるようになっている。
【0018】第2,第3ミラー11,12で折り返され
た光の光軸を含む面内には、第3ミラー12からの反射
光を所定の倍率で結像させる結像レンズ13が配置さ
れ、結像レンズ13を通過した光の光軸と略直交する面
内には、結像レンズ13により集束性が与えられた反射
光を電気信号に変換するCCD形カラーイメージセンサ
(光電変換素子)15が配設されている。
【0019】しかして、露光ランプ5からの光をリフレ
クタ6により原稿台4上の原稿に集光させると、原稿か
らの反射光は、第1ミラー7、第2ミラー11、第3ミ
ラー12、および、結像レンズ13を介してカラーイメ
ージセンサ15に入射され、ここで入射光がR(レッ
ド),G(グリーン),B(ブルー)の光の3原色に応
じた電気信号に変換される。
【0020】カラープリンタ部2は、周知の減色混合法
に基づいて、各色成分ごとに色分解された画像、すなわ
ち、イエロウ(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、
およよび、ブラック(K)の4色の画像をそれぞれ形成
する第1〜第4の画像形成部10y,10m,10c,
10kを有している。
【0021】各画像形成部10y,10m,10c,1
0kの下方には、各画像形成部により形成された各色ご
との画像を図中矢印a方向に搬送する搬送手段としての
搬送ベルト21を含む搬送機構20が配設されている。
搬送ベルト21は、図示しないモータにより矢印a方向
に回転される駆動ローラ91と、駆動ローラ91から所
定距離離間された従動ローラ92との間に巻回されて張
設され、矢印a方向に一定速度で無端走行される。な
お、各画像形成部10y,10m,10c,10kは、
搬送ベルト21の搬送方向に沿って直列に配設されてい
る。
【0022】各画像形成部10y,10m,10c,1
0kは、それぞれ搬送ベルト21と接する位置で外周面
が同一の方向に回転可能に形成された像担持体としての
感光体ドラム61y,61m,61c,61kを含んで
いる。各感光体ドラム61y,61m,61c,61k
は、図示しないモータにより所定の周速度で回転される
ようになっている。
【0023】各感光体ドラム61y,61m,61c,
61kは、その軸線が互いに等間隔になるように配設さ
れているとともに、その軸線は搬送ベルト21により画
像が搬送される方向と直交するよう配設されている。な
お、以下の説明においては、各感光体ドラム61y,6
1m,61c,61kの軸線方向を主走査方向(第2の
方向)とし、感光体ドラム61y,61m,61c,6
1kの回転方向、すなわち、搬送ベルト21の回転方向
(図中矢印a方向)を副走査方向(第1の方向)とす
る。
【0024】各感光体ドラム61y,61m,61c,
61kの周囲には、主走査方向に延出された帯電手段と
しての帯電装置62y,62m,62c,62k、除電
装置63y,63m,63c,63k、主走査方向に同
様に延出された現像手段としての現像ローラ64y,6
4m,64c,64k、下撹拌ローラ67y,67m,
67c,67k、上撹拌ローラ68y,68m,68
c,68k、主走査方向に同様に延出された転写手段と
しての転写装置93y,93m,93c,93k、主走
査方向に同様に延出されたクリーニングブレード65
y,65m,65c,65k、および、排トナー回収ス
クリュ66y,66m,66c,66kが、それぞれ感
光体ドラム61y,61m,61c,61kの回転方向
に沿って順に配置されている。
【0025】なお、各転写装置93y,93m,93
c,93kは、対応する感光体ドラム61y,61m,
61c,61kとの間で搬送ベルト21を狭持する位
置、すなわち、搬送ベルト21の内側に配設されてい
る。また、後述する露光装置50による露光ポイント
は、それぞれ帯電装置62y,62m,62c,62k
と現像ローラ64y,64m,64c,64kとの間の
感光体ドラム61y,61m,61c,61kの外周面
上に形成される。
【0026】搬送機構20の下方には、各画像形成部1
0y,10m,10c,10kにより形成された画像を
転写する被画像形成媒体(記録媒体)としての用紙Pを
複数枚収容した用紙カセット22a,22bが配置され
ている。
【0027】用紙カセット22a,22bの一端部であ
って、従動ローラ92に近接する側には、用紙カセット
22a,22bに収容されている用紙Pをその最上部か
ら1枚ずつ取出すピックアップローラ23a,23bが
配置されている。ピックアップローラ23a,23bと
従動ローラ92との間には、用紙カセット22a,22
bから取出された用紙Pの先端と画像形成部10yの感
光体ドラム61yに形成されたyトナー像の先端とを整
合させるためのレジストローラ24が配置されている。
【0028】なお、他の感光体ドラム61y,61m,
61cに形成されたトナー像は、搬送ベルト21上を搬
送される用紙Pの搬送タイミングに合せて各転写位置に
供給される。
【0029】レジストローラ24と第1の画像形成部1
0yとの間であって、従動ローラ92の近傍、すなわ
ち、実質的に搬送ベルト21を挟んで従動ローラ92の
外周上には、レジストローラ24を介して所定のタイミ
ングで搬送される用紙Pに静電吸着力を付与するための
吸着ローラ26が配設されている。なお、吸着ローラ2
6の軸線と従動ローラ92の軸線とは、互いに平行にな
るように設定されている。
【0030】搬送ベルト21の一端であって、駆動ロー
ラ91の近傍、すなわち、実質的に搬送ベルト21を挟
んで駆動ローラ91の外周上には、搬送ベルト21上に
形成された画像の位置を検知するための位置ずれセンサ
96が配設されている。位置ずれセンサ96は、たとえ
ば、透過形あるいは反射形の光センサにより構成され
る。
【0031】駆動ローラ91の外周上であって、位置ず
れセンサ96の下流側の搬送ベルト21上には、搬送ベ
ルト21上に付着したトナーあるいは用紙Pの紙かすな
どを除去するための搬送ベルトクリーニング装置95が
配置されている。
【0032】搬送ベルト21を介して搬送された用紙P
が駆動ローラ91から離脱されて、さらに搬送される方
向には、用紙Pを所定温度に加熱することにより用紙P
に転写されたトナー像を溶融し、トナー像を用紙Pに定
着させる定着装置80が配設されている。定着装置80
は、ヒー卜ロ一ラ対81、オイル塗付ローラ82,8
3、ウェブ巻取りローラ84、ウェブローラ85、ウェ
ブ押付けローラ86とから構成されている。用紙P上に
形成されたトナーを用紙に定着させ、排紙ローラ対87
により排出される。
【0033】各感光体ドラム61y,61m,61c,
61kの外周面上にそれぞれ色分解された静電潜像を形
成する露光装置50は、後述する画像処理装置36にて
色分解された各色ごとの画像データ(Y,M,C,K)
に基づいて発光制御される半導体レーザ発振器60を有
している。半導体レーザ発振器60の光路上には、レー
ザビーム光を反射、走査するポリゴンモータ54に回転
されるポリゴンミラー51、および、ポリゴンミラー5
1を介して反射されたレーザビーム光の焦点を補正して
結像させるためのfθレンズ52,53が順に設けられ
ている。
【0034】fθレンズ53と各感光体ドラム61y,
61m,61c,61kとの間には、fθレンズ53を
通過した各色ごとのレーザビーム光を各感光体ドラム6
1y,61m,61c,61kの露光位置に向けて折り
曲げる第1の折り返しミラー55y,55m,55c,
55k、および、第1の折り返しミラー55y,55
m,55cにより折り曲げられたレーザビーム光を更に
折り曲げる第2および第3の折り返しミラー56y,5
6m,56c、57y,57m,57cが配置されてい
る。
【0035】なお、黒用のレーザービーム光は、第1の
折り返しミラー55kにより折り返された後、他のミラ
ーを経由せずに感光体ドラム61k上に案内されるよう
になっている。
【0036】図2は、図1に示した画像形成装置の電気
的接続および制御のための信号の流れを概略的に表わす
ブロック図を示している。図2において、制御系は、主
制御部30内のメインCPU(セントラル・プロセッシ
ング・ユニット)91、カラースキャナ部1のスキャナ
CPU100、および、カラープリンタ部2のプリンタ
CPU110の3つのCPUで構成される。
【0037】メインCPU91は、プリンタCPU11
0と共有RAM(ランダム・アクセス・メモリ)35を
介して双方向通信を行なうものであり、メインCPU9
1は動作指示をだし、プリンタCPU110は状態ステ
ータスを返すようになっている。プリンタCPU110
とスキャナCPU100はシリアル通信を行ない、プリ
ンタCPU110は動作指示をだし、スキャナCPU1
00は状態ステータスを返すようになっている。
【0038】操作パネル40は、液晶表示部42、各種
操作キー43、および、これらが接続されたパネルCP
U41を有し、メインCPU91に接続されている。
【0039】主制御部30は、メインCPU91、RO
M(リード・オンリ・メモリ)32、RAM33、NV
RAM34、共有RAM35、画像処理装置36、ペー
ジメモリ制御部37、ページメモリ38、プリンタコン
トローラ39、および、プリンタフォントROM121
によって構成されている。
【0040】メインCPU91は、全体的な制御を司る
ものである。ROM32は、制御プログラムなどが記憶
されている。RAM33は、一時的にデータを記憶する
ものである。
【0041】NVRAM(持久ランダム・アクセス・メ
モリ:nonvolatile RAM)34は、バッ
テリ(図示しない)にバックアップされた不揮発性のメ
モリであり、電源を遮断しても記憶データを保持するよ
うになっている。
【0042】共有RAM35は、メインCPU91とプ
リンタCPU110との間で、双方向通信を行なうため
に用いるものである。
【0043】ページメモリ制御部37は、ページメモリ
38に対して画像情報を記憶したり、読出したりするも
のである。ページメモリ38は、複数ページ分の画像情
報を記憶できる領域を有し、カラースキャナ部1からの
画像情報を圧縮したデータを1ページ分ごとに記憶可能
に形成されている。
【0044】プリンタフォントROM121には、プリ
ントデータに対応するフォントデータが記憶されてい
る。プリンタコントローラ39は、パーソナルコンピュ
ータなどの外部機器122からのプリントデータを、そ
のプリントデータに付与されている解像度を示すデータ
に応じた解像度でプリンタフォントROM121に記憶
されているフォントデータを用いて画像データに展開す
るものである。
【0045】カラースキャナ部1は、全体の制御を司る
スキャナCPU100、制御プログラムなどが記憶され
ているROM101、データ記憶用のRAM102、前
記カラーイメージセンサ15を駆動するCCDドライバ
103、前記第1キャリッジ8などを移動する走査モー
タの回転を制御する走査モータドライバ104、およ
び、画像補正部105などによって構成されている。
【0046】画像補正部105は、カラーイメージセン
サ15から出力されるR,G,Bのアナログ信号をそれ
ぞれデジタル信号に変換するA/D変換回路、カラーイ
メージセンサ15のばらつき、あるいは、周囲の温度変
化などに起因するカラーイメージセンサ15からの出力
信号に対するスレッショルドレベルの変動を補正するた
めのシェーディング補正回路、および、シェーディング
補正回路からのシェーディング補正されたデジタル信号
を一旦記憶するラインメモリなどから構成されている。
【0047】カラープリンタ部2は、全体の制御を司る
プリンタCPU110、制御プログラムなどが記憶され
ているROM111、データ記憶用のRAM112、前
記半導体レーザ発振器60を駆動するレーザドライバ1
13、前記露光装置50のポリゴンモータ54を駆動す
るポリゴンモータドライバ114、前記搬送機構20に
よる用紙Pの搬送を制御する搬送制御部115、前記帯
電装置、現像ローラ、および、転写装置を用いて帯電、
現像、転写を行なうプロセスを制御するプロセス制御部
116、前記定着装置80を制御する定着制御部11
7、および、オプションを制御するオプション制御部1
18などによって構成されている。
【0048】なお、画像処理装置36、ページメモリ3
8、プリンタコントローラ39、画像補正部105、お
よび、レーザドライバ113は、画像データバス120
によって接続されている。
【0049】図3は、前記画像処理装置36の構成を概
略的に示している。この画像処理装置36は、カラース
キャナ部1からの画像データに対し色変換処理などを行
なう入力部200、入力部200からの画像信号(以
後、画像データとも言う)を基に文字、非文字などの識
別信号を生成する識別手段としての識別部21O、入力
部200からの画像信号に対しフィルタなどの処理を行
ない、かつ、その処理方法などを識別部210からの識
別信号にしたがって切換える第1の画像処理手段として
の第1の処理部220、識別部210からの識別信号と
第1の処理部220からの画像信号を拡大または縮小処
理する拡大縮小手段としての拡大縮小部230、拡大縮
小部230からの拡大または縮小された画像信号に墨加
刷、ガンマ変換処理などを施し、かつ、その処理方法な
どを拡大縮小部230からの拡大または縮小された識別
信号にしたがって切換える第2の画像処理手段としての
第2の処理部240、および、第2の処理部240から
の画像信号をプリンタ出力用に処理する出力部250か
ら構成されている。
【0050】以下、各部について詳細に説明する。
【0051】入力部200は、前記カラースキャナ部1
からの画像データを入力処理する。すなわち、カラー画
像処理を後段で行なうならば、カラースキャナ部1から
のR,G,Bの画像データをカラープリンタ部2におけ
る画像形成の色材量を制御する色材の3原色の画像デー
タC(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロウ)に変
換する。この色変換には種々の方法があるが、たとえ
ば、マスキング方程式などが用いられる。また、モノク
ロ画像処理を後段で行なうならば、カラースキャナ部1
からのR,G,Bの画像データから、たとえば、K=
{(1−R)+(1−G)+(1−B)}/3といった
変換式により、K(ブラック)信号を生成する。
【0052】以上のように生成されたC,M,Yの画像
データもしくはK信号、および、入力されたR,G,B
の画像データは、識別部210、および、第1の処理部
220など、後段の処理部に送られる。
【0053】識別部210は、領域識別部211および
属性識別部212から構成されている。領域識別部21
1は、カラースキャナ部1からのR,G,Bの画像デー
タから、周波数特徴量を生成し、スメアリング処理など
を施して矩形領域識別信号を生成し、属性識別部212
へ送る。この矩形領域識別信号は、文字領域、写真領
域、下地領域などの領域種別を持っている。
【0054】なお、領域識別部211に入力されるR,
G,Bの画像データは、複写時に行なわれる本スキャン
走査の前に行なわれるプリスキャンによって入力された
R,G,Bの画像データである。また、一般にプリスキ
ャンは、本スキャンよりも解像度を低くし、高速スキャ
ンされる。
【0055】属性識別部212は、入力部200からの
C,M,Yの画像データもしくはK信号から、微分特徴
量などを生成し、膨張処理などを施して文字識別信号を
生成する。また、使用用途によっては、領域識別部21
1からの矩形領域識別信号に応じて識別の特性を切換え
る。この識別信号には、CMY識別信号およびK識別信
号など、いくつかの種類があり、後段の処理部が処理の
特性上必要な識別信号を使用する。
【0056】第1の処理部220は、画像処理部22
1、画像処理部222、および、画像信号切換部223
から構成されている。なお、この第1の処理部220
は、C、M,Y,Kの各色分用意されており、それぞれ
独立して各色の処理を行なうことができるようになって
いる。
【0057】画像処理部221,222は、入力部20
0からの画像信号に対し、エッジ強調のための高域強調
フィルタ処理や、原稿の網点などのモアレ低減のための
低域フィルタ処理や、無彩色の色領域に関する修正処理
などを施す。ただし、画像処理部221および画像処理
部222は、それぞれ異なるフィルタ特性や無彩色処理
特性などを持つようにしている。
【0058】画像信号切換部223は、識別部210か
らの識別信号にしたがい、画像処理部221および画像
処理部222のいずれかの出力信号を選択する。たとえ
ば、文字、非文字を表わす識別信号にしたがい、より輪
郭強調をした信号を文字部の画素で選択し、ざら付きを
少なくした信号を非文字の下地部分の画素で選択するこ
とができる。その結果、入力された画像信号をより鮮明
にする効果が得られる。
【0059】拡大縮小部230は、画像拡大縮小部23
1および識別信号拡大縮小部232から構成されてお
り、詳細は後述する。
【0060】第2の処理部240は、画像処理部24
1、画像処理部242、および、画像信号切換部243
から構成されている。なお、この第2の処理部240
は、第1の処理部と同様、C,M,Y,Kの各色分用意
されており、それぞれ独立して各色の処理を行なうこと
ができるようになっている。
【0061】画像処理部241および画像処理部242
は、画像拡大縮小部231からの画像信号に対し、画像
入力から画像出力までの装置全体の入出力関係を線形に
補正するためのガンマ補正処理や、CMY信号からK信
号を生成する墨加刷処理などを施す。ただし、画像処理
部241および画像処理部242は、それぞれ異なるガ
ンマ補正特性や墨加刷処理特性を持つようにしている。
【0062】画像信号切換部243は、識別信号拡大縮
小部232からの識別信号にしたがい、画像処理部24
1および画像処理部242のいずれかの出力信号を選択
する。これにより、たとえば、文字、非文字という識別
信号にしたがい、その画素に合う処理結果を選択するこ
とができる。
【0063】次に、本発明で最も重要である拡大縮小部
230内の識別信号拡大縮小部232について詳細に説
明する。
【0064】図4は、識別信号拡大縮小部232の構成
を示しており、大別して、画素切り分け部300および
拡大縮小演算部310にによって構成されている。画素
切り分け部300は、識別部210からの識別信号に対
し、メインCPU91からの倍率や2枚の原稿を1枚に
複写出力する2イン1などの機能により決定される倍率
に応じて画素を切り分け、保持する。
【0065】切り分ける画素数は倍率の逆数で求められ
る。たとえば、倍率が50%の場合、1÷0.5=2か
ら、2画素を切り分けして保持する。また、倍率が20
0%の場合、1÷2=0.5から、0.5画素を保持す
ることになるが、この場合は切り上げて、1画素を切り
分けて保持する。
【0066】この様子を図5に示す。この図は、倍率が
40%の場合を示している。切り分けの対象画素が1÷
0.4≒2.2から、2.2画素ごとに識別信号を区切
っていく。図5のように、2.2画素ごとに区切ってい
ても、対象画素は3画素または4画素となる。このよう
に、単に整数個の画素数で区切っていくのではなく、小
数部分も考慮し、画素を区切り保持する。
【0067】拡大縮小演算部310は、上述したように
切り分けられた対象画素範囲に対し、所定の演算を施
し、1画素分の情報として出力するもので、複数種の演
算部、たとえば、OR(論理和)演算部311、AND
(論理積)演算部312、重み付き加算平均演算部31
3、および、拡大縮小識別信号切換部314によって構
成されている。
【0068】たとえば、識別信号が2値の場合、各画素
は「1」か「0」かのいずれかであり、これに施す演算
として、たとえば、図6のようなOR演算(論理和演
算)や図7のようなAND演算(論理積演算)がある。
これらの演算の結果、生成される拡大もしくは縮小され
た識別信号をみると、OR演算の場合は、「1」になる
画素が多く、AND演算では、「0」になる画素が多
い。
【0069】今、識別信号が「1」のとき文字画素、
「0」のとき非文字画素を表わすとすると、OR演算を
施して縮小した識別信号は、文字画素が多くなり、AN
D演算では、非文字画素が多くなることになる。
【0070】拡大縮小識別信号切換部314は、上記の
ように異なった演算による拡大もしくは縮小された識別
信号、すなわち、演算部311,312,313の各出
力を、メインCPU91からの原稿モードやカラーモー
ドなどの情報、領域識別部211からの領域識別信号な
どによって選択する。この選択パターンを、前述の演算
特性を考慮してあらかじめ決定しておくことで、より出
力目的に合った画像処理が行なわれるような識別信号を
生成することが可能となる。
【0071】以上の各ブロックは、メインCPU91に
よって制御される。なお、あらかじめ与えられている必
要のあるデータについては、メインCPU91がROM
32などの記憶手段に格納された値を呼出し、必要とす
るブロックに与えている。
【0072】次に、第2の実施の形態について説明す
る。
【0073】図8は、識別信号が多値になった場合の前
記画像処理装置36の構成を概略的に示している。前述
した第1の実施の形態に係る画像処理装置36(図3)
との相違点は、識別信号によって切換えられる第1の処
理部220および第2の処理部240における画像処理
部の数が2つではなく、多値の識別信号で表現できる数
だけ存在する点にある。図8の例では、第1の処理部2
20は、それぞれ異なるフィルタ特性や無彩色処理特性
などを持つ7つの画像処理部2211〜2217が存在
し、第2の処理部240は、それぞれ異なるガンマ補正
特性や墨加刷処理特性を持つ7つの画像処理部2421
〜2427が存在する。
【0074】図9は、重み付き加算和平均演算の様子を
示す。2値信号に対しても同様の事が行なえるが、特に
有用と思われる多値の場合についてのみ説明する。図9
は、前述した図5と同様に、倍率が40%の場合を示し
ている。対象画素の範囲が2.2画素となるので、対象
画素範囲の両端にある画素については、その画素が対象
画素範囲に入っている割合を反映させるようにする。
【0075】具体的な例を図10に示す。最初の対象画
素範囲2.2画素分に関して見ていくと、倍率が40%
から、a=1、b=1、c=0.2となる。画素の値が
A=2、B=3、C=4とすると、この結果として得ら
れる縮小された識別信号の1画素分は、下記数1のよう
になる。これを四捨五入し、「3」として、縮小された
識別信号として出力する。
【0076】
【数1】
【0077】一般に、上記のように、対象画素範囲に入
っている割合を反映させる方法を、縮小処理では投影
法、拡大処理では線形補間法と呼ばれている。
【0078】また、重み付き加算和平均演算以外にも、
対象画素範囲のうち、最大値を選択する最大値選択演算
や、同様に最小値選択演算、中間値選択演算などを拡大
縮小演算として使用できる。
【0079】図11は、対象画素範囲の画素の最大値選
択演算の例である。また、図12は、対象画素範囲の画
素の最小値選択演算の例である。この図からも自明であ
るが、最大値選択は、縮小された識別信号がより大きい
値になり、最小値選択は、縮小された識別信号がより小
さい値となる。
【0080】今、識別信号が「7」のとき文字画素、
「0」のとき非文字画素を表わすとし、その間の値は、
値に応じた「文字らしさ」を表わすものとする。すなわ
ち、この識別信号が大きいほど、文字である可能性が高
くなる。最大値選択で縮小した識別信号は、より文字画
素らしい画素が多い信号となり、最小値選択では、より
非文字画素らしい画素が多い信号となる。また、投影法
で縮小した場合、最大値選択と最小値選択との間の性質
を持つことが期待される。
【0081】拡大縮小識別信号切換部314は、識別信
号が2値の場合と同様、前記のように異なった演算によ
る拡大もしくは縮小された識別信号を、メインCPU9
1からの原稿モードやカラーモードなどの情報、領域識
別部211からの領域識別信号によって選択する。この
選択パターンを、前述の演算特性を考慮してあらかじめ
決定しておくことで、より出力目的に合った画像処理が
行なわれるような識別信号を生成することが可能とな
る。
【0082】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、入
力画像の特性などによって識別信号の拡大縮小処理方法
を切換え、その結果、得られた識別信号に基づき、入力
画像に合った画像処理を選択することで、原画像とのず
れが少ない拡大縮小処理が行なえ、出力画像の高画質化
が図れる画像処理装置を提供できる。
【0083】また、本発明によれば、入力がカラー画像
の場合、各色にそれぞれ画像の特性や色の特性を考慮す
ることで、更に出力画像の高画質化が図れる画像処理装
置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る画像処理装置が適用
される画像形成装置の内部構成を模式的に示す側面図。
【図2】図1に示した画像形成装置の電気的接続および
制御のための信号の流れを概略的に示すブロック図。
【図3】図2における画像処理装置の第1の実施の形態
に係る構成を示すブロック図。
【図4】図3における識別信号拡大縮小部の構成を示す
ブロック図。
【図5】図4における画素切り分け部の動作を説明する
図。
【図6】図4の拡大縮小演算部におけるOR演算の動作
を説明する図。
【図7】図4の拡大縮小演算部におけるAND演算の動
作を説明する図。
【図8】図2における画像処理装置の第2の実施の形態
に係る構成を示すブロック図。
【図9】図4の拡大縮小演算部における重み付き加算和
平均演算の第1の動作例を説明する図。
【図10】図4の拡大縮小演算部における重み付き加算
和平均演算の第2の動作例を説明する図。
【図11】図4における拡大縮小演算部の演算に最大値
選択を使用した動作例を説明する図。
【図12】図4における拡大縮小演算部の演算に最小値
選択を使用した動作例を説明する図。 1……カラースキャナ部(画像入力手段) 2……カラープリンタ部(画像出力手段) 91……メインCPU 200……入力部(色変換手段) 210……識別部 211……領域識別部 212……属性識別部 220……第1の処理部(第1の画像処理手段) 221……画像処理部 222……画像処理部 223……画像信号切換部 230……拡大縮小部(拡大縮小手段) 231……画像拡大縮小部(画像拡大縮小手段) 232……識別信号拡大縮小部(識別信号拡大縮小手
段) 240……第2の処理部(第2の画像処理手段) 241……画像処理部 242……画像処理部 243……画像信号切換部 250……出力部 300……画素切り分け部(画素切り分け手段) 310……拡大縮小演算部(拡大縮小演算手段) 311……OR演算部(演算手段) 312……AND演算部(演算手段) 313……重み付き加算平均演算部(演算手段) 314……拡大縮小識別信号切換部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B057 AA11 BA02 BA26 CA01 CA08 CA12 CA16 CB01 CB08 CB12 CB16 CC02 CD05 CD06 CE02 CE03 CE06 CE11 CE17 CE18 CH01 CH08 CH18 DA08 DA17 DB02 DB06 DB09 DC02 DC25 5C055 AA07 AA08 AA09 AA14 BA03 BA08 EA05 EA06 EA18 EA21 HA31 HA36 HA37 5C076 AA01 AA21 AA22 AA27 AA31 BA05 BB04 BB07 BB08 BB25 CA10 CB01 5C077 LL19 MP06 MP08 PP03 PP15 PP20 PP27 PP28 PP32 PP33 PP38 PP65 PQ08 PQ12 PQ18 5C079 HB12 LA02 LA06 LA31 LA37 MA11

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原画像の画像情報から複数の色の色信号
    を発生する画像入力手段と、 この画像入力手段により入力された各色画像信号を新た
    な色空間に変換し、濃度画像信号を生成する色変換手段
    と、 この色変換手段からの濃度画像信号、および、前記画像
    入力手段からの各色画像信号のいずれか一方もしくは両
    方の信号に基づき画素ごとの属性を判断してその識別信
    号を生成する識別手段と、 前記色変換手段からの濃度画像信号に対し所定の第1の
    画像処理を施すそれぞれが異なる特性を持った複数の画
    像処理部を有し、これら複数の画像処理部の各出力を前
    記識別手段からの識別信号により選択して出力する第1
    の画像処理手段と、 この第1の画像処理手段からの画像信号に対し拡大また
    は縮小倍率に基づく拡大または縮小処理を施す画像拡大
    縮小手段と、 前記識別手段からの識別信号に対し前記画像拡大縮小手
    段の拡大または縮小処理に合わせた拡大または縮小処理
    を施す識別信号拡大縮小手段と、 前記画像拡大縮小手段からの拡大または縮小処理された
    画像信号に対し所定の第2の画像処理を施すそれぞれが
    異なる特性を持った複数の画像処理部を有し、これら複
    数の画像処理部の各出力を前記識別信号拡大縮小手段か
    らの拡大または縮小処理された識別信号により選択して
    出力する第2の画像処理手段と、 を具備したことを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記識別信号拡大縮小手段は、前記識別
    手段からの識別信号に対し、前記画像拡大縮小手段の拡
    大または縮小倍率に対応した拡大または縮小倍率に基づ
    いて対象範囲となる画素情報を切り分けて保持する画素
    切り分け手段と、この画素切り分け手段により切り分け
    られた対象範囲の画素情報に対し所定の演算を施すこと
    により拡大または縮小された画素の識別信号を生成する
    複数の演算手段と、この複数の演算手段の各出力を外部
    から与えられる切換条件によって選択する選択手段とを
    具備したことを特徴とする請求項1記載の画像処理装
    置。
  3. 【請求項3】 前記選択手段に入力される外部から与え
    られる切換条件は、外部入力操作により選択される拡大
    もしくは縮小倍率、または、原稿種別、または、画像処
    理調整値であることを特徴とする請求項2記載の画像処
    理装置。
  4. 【請求項4】 前記識別手段で生成される識別信号は2
    値であり、前記識別信号拡大縮小手段の複数の演算手段
    は、前記画素切り分け手段により切り分けられた対象範
    囲の画素情報の論理和、または、論理積、または、最初
    あるいは最後などの定位置の画素値あるいは倍率に応じ
    た重み付け加算和の演算を行なうことを特徴とする請求
    項2記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記識別手段で生成される識別信号は多
    値であり、前記識別信号拡大縮小手段の複数の演算手段
    は、前記画素切り分け手段により切り分けられた対象範
    囲の画素情報の最初あるいは最後などの定位置の画素
    値、または、対象画素中の最大値あるいは最小値、また
    は、倍率に応じた重み付け加算和の演算を行なうことを
    特徴とする請求項2記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 原画像の画像情報から複数の色の色信号
    を発生する画像入力手段と、 この画像入力手段により入力された各色画像信号を新た
    な色空間に変換し、濃度画像信号を生成する色変換手段
    と、 この色変換手段からの濃度画像信号、および、前記画像
    入力手段からの前もって入力された各色画像信号のいず
    れか一方もしくは両方の信号に基づき入力画像を1つ以
    上の領域に分割し、この分割した領域ごとの属性を判断
    してその領域識別信号を生成する領域識別手段と、 前記色変換手段からの濃度画像信号、前記画像入力手段
    からの各色画像信号のいずれか一方もしくは両方の信
    号、および、前記領域識別手段からの領域識別信号に基
    づき画素ごとの属性を判断してその属性識別信号を生成
    する属性識別手段と、 前記色変換手段からの濃度画像信号に対し所定の第1の
    画像処理を施すそれぞれが異なる特性を持った複数の画
    像処理部を有し、これら複数の画像処理部の各出力を前
    記属性識別手段からの属性識別信号により選択して出力
    する第1の画像処理手段と、 この第1の画像処理手段からの画像信号に対し拡大また
    は縮小倍率に基づく拡大または縮小処理を施す画像拡大
    縮小手段と、 前記属性識別手段からの属性識別信号に対し前記画像拡
    大縮小手段の拡大または縮小処理に合わせた拡大または
    縮小処理を施す識別信号拡大縮小手段と、 前記画像拡大縮小手段からの拡大または縮小処理された
    画像信号に対し所定の第2の画像処理を施すそれぞれが
    異なる特性を持った複数の画像処理部を有し、これら複
    数の画像処理部の各出力を前記識別信号拡大縮小手段か
    らの拡大または縮小処理された識別信号により選択して
    出力する第2の画像処理手段と、 を具備したことを特徴とする画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記識別信号拡大縮小手段は、前記属性
    識別手段からの属性識別信号に対し、前記画像拡大縮小
    手段の拡大または縮小倍率に対応した拡大または縮小倍
    率に基づいて対象範囲となる画素情報を切り分けて保持
    する画素切り分け手段と、この画素切り分け手段により
    切り分けられた対象範囲の画素情報に対し所定の演算を
    施すことにより拡大または縮小された画素の識別信号を
    生成する複数の演算手段と、この複数の演算手段の各出
    力を外部から与えられる切換条件、および、前記領域識
    別手段からの領域識別信号によって選択する選択手段と
    を具備したことを特徴とする請求項6記載の画像処理装
    置。
  8. 【請求項8】 前記選択手段に入力される外部から与え
    られる切換条件は、外部入力操作により選択される拡大
    もしくは縮小倍率、または、原稿種別、または、画像処
    理調整値であることを特徴とする請求項7記載の画像処
    理装置。
  9. 【請求項9】 前記属性識別手段で生成される属性識別
    信号は2値であり、前記識別信号拡大縮小手段の複数の
    演算手段は、前記画素切り分け手段により切り分けられ
    た対象範囲の画素情報の論理和、または、論理積、また
    は、最初あるいは最後などの定位置の画素値あるいは倍
    率に応じた重み付け加算和の演算を行なうことを特徴と
    する請求項7記載の画像処理装置。
  10. 【請求項10】 前記属性識別手段で生成される属性識
    別信号は多値であり、前記識別信号拡大縮小手段の複数
    の演算手段は、前記画素切り分け手段により切り分けら
    れた対象範囲の画素情報の最初あるいは最後などの定位
    置の画素値、または、対象画素中の最大値あるいは最小
    値、または、倍率に応じた重み付け加算和の演算を行な
    うことを特徴とする請求項7記載の画像処理装置。
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