JPH11205577A - 画像処理装置と画像形成装置と画像処理方法と画像形成方法 - Google Patents

画像処理装置と画像形成装置と画像処理方法と画像形成方法

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JPH11205577A
JPH11205577A JP10003925A JP392598A JPH11205577A JP H11205577 A JPH11205577 A JP H11205577A JP 10003925 A JP10003925 A JP 10003925A JP 392598 A JP392598 A JP 392598A JP H11205577 A JPH11205577 A JP H11205577A
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pixels
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JP10003925A
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English (en)
Inventor
Yuichi Akiyama
雄一 秋山
Hiroyuki Fuse
浩幸 布施
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】特定パターンを付加すべき領域の画像の背景が
高濃度のイエローや黒である場合でも容易に特定パター
ンを認識出来るようにする。 【解決手段】特定パターン付加部G4において、加算器
132、減算器133で入力画像データ(IYDAT)
と、LUT138からのSEL1信号によりセレクタ1
31で選択出力される付加データ「X」または「0」と
を演算し、この演算結果がセレクタ134に入力され、
セレクタ134でYDET信号が「1」の時に減算器1
33から入力した画像データ(SYDAT)を、YDE
T信号が「0」の時に加算器132から入力された画像
データ(AYDAT)を選択し、セレクタ135でLU
T139から入力されるSEL2信号が「1」の時にセ
レクタ134からの変調された画像データを、SEL2
信号が「0」の時に入力画像データ(IYDAT)を選
択して出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、スキャナ等の読
取手段で読み取られた画像を処理する画像処理装置と画
像処理方法と、この画像処理装置を有して複数の感光体
ドラムに各色成分毎の画像を形成して用紙上で重ね合わ
せることによりカラー画像を形成するデジタル式カラー
電子複写機等の画像形成装置と画像形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、スキャナやプリンタ、複写機等の
画像形成装置の高画質化・カラー化に於いて、その再現
性が著しく向上し、本来再生されてはならない様な紙幣
や有価証券等が簡単に本物と区別出来ない程高画質で再
生出来るようになり、悪用されるという危惧が生じてい
る。
【0003】これに伴い、画像が紙幣や有価証券等であ
るか否かを識別し、画像が紙幣や有価証券等であると判
断した場合、画像の再生動作を禁止する等の偽造防止技
術が不可欠となっている。
【0004】しかしながら、上記の偽造防止技術を駆使
しても、偽造防止の効果は完全ではなく、実際に、本来
再生されてはならない様な紙幣や有価証券等が再生され
てしまうことが有り得る。
【0005】そこで、本来再生されてはならない紙幣や
有価証券等が再生されたとしても、再生画像から画像形
成装置を特定出来る様に、紙幣や有価証券等の再生され
てはならない画像に限らず全ての再生画像に対して、肉
眼では識別しにくいイエローの色材を用いて画像形成装
置を特定出来る様な機体固有の特定パターンを再生画像
に付加している。
【0006】しかしながら、上述した従来の技術では、
再生画像に特定パターンを付加する際にイエローの色材
を用いるため、特定パターンを付加すべき領域の画像の
背景が、高濃度のイエローや黒である場合、再生画像に
イエローで付加された特定パターンを識別することは非
常に困難であった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、紙幣
や有価証券等の再生されてはならない画像に限らず全て
の再生画像に対して、肉眼では識別しにくいイエローの
色材を用いて画像形成装置を特定出来る様な機体固有の
特定パターンを再生画像に付加しているが、再生画像に
特定パターンを付加する際にイエローの色材を用いるた
め、特定パターンを付加すべき領域の画像の背景が高濃
度のイエローや黒である場合、再生画像にイエローで付
加された特定パターンを識別することは非常に困難であ
るという問題があった。
【0008】そこで、この発明は、特定パターンを付加
すべき領域の画像の背景が高濃度のイエローや黒である
場合でも容易に特定パターンを認識出来る画像処理装置
と画像形成装置と画像処理方法と画像形成方法を提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明の画像処理装置
は、特定色の特定パターンを再生する画像に付加する付
加手段を有する画像処理装置において、上記特定パター
ンを印字すべき画素や周辺画素が高濃度の上記特定色で
あるか否かを検出する検出手段と、この検出手段で上記
特定パターンを印字すべき画素や周辺画素が高濃度の特
定色であった場合、上記付加手段で特定パターンを付加
すべき画素に対して周辺画素の濃度より下げるか、また
は印字しない処理を行う処理手段とから構成されてい
る。
【0010】この発明の画像形成装置は、画像信号を読
み取る読取手段と、この読取手段で読み取られる画像信
号に特定色の特定パターンを付加する付加手段と、この
付加手段で付加される特定パターンを印字すべき画素や
周辺画素が高濃度の上記特定色であるか否かを検出する
検出手段と、この検出手段で上記特定パターンを印字す
べき画素や周辺画素が高濃度の特定色であった場合、上
記付加手段で特定パターンを付加すべき画素に対して周
辺画素の濃度より下げるか、または印字しない処理を行
う処理手段と、この処理手段で処理された画像信号に基
づいて画像を形成する画像形成手段とから構成されてい
る。
【0011】この発明の画像処理方法は、特定色の特定
パターンを再生する画像に付加して画像を処理する画像
処理方法であって、上記特定パターンを印字すべき画素
や周辺画素が高濃度の上記特定色の場合、上記特定パタ
ーンを付加すべき画素に対して周辺画素の濃度より下げ
るか、または印字しない処理をすることを特徴とする。
【0012】この発明の画像形成方法は、画像信号を読
み取り、この読み取られる画像信号に特定色の特定パタ
ーンを付加し、この付加される特定パターンを印字すべ
き画素や周辺画素が高濃度の上記特定色であった場合、
上記特定パターンを付加すべき画素に対して周辺画素の
濃度より下げるか、または印字しない処理を行い、この
処理された画像信号に基づいて画像を形成するようにし
たことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施の形態に
ついて図面を参照して説明する。図1は、本発明に係る
カラー画像の複製画像を形成するデジタル式カラー複写
機などの画像形成装置の内部構成を概略的に示してい
る。この画像処理装置は、大別して、原稿上のカラー画
像を読み取る読取手段としてのカラースキャナ部1と、
読み取ったカラー画像の複製画像を形成する画像形成手
段としてのカラープリンタ部2とから構成されている。
【0014】カラースキャナ部1は、その上部に原稿台
カバー3を有し、閉じた状態にある原稿台カバー3に対
向され、原稿Dがセットされる透明なガラスからなる原
稿台4を有している。原稿台4の下方には、原稿台4に
載置された原稿Dを照明する露光ランプ5、露光ランプ
5からの光を原稿Dに集光させるためのリフレクター
6、および原稿Dからの反射光を図中左方向に折曲げる
第1ミラー7などが配設されている。露光ランプ5、リ
フレクター6、および第1ミラー7は、第1キャリッジ
8に固設されている。第1キャリッジ8は、図示しない
歯付きベルト等を介して図示しないパルスモータに接続
され、パルスモータの駆動力が伝達されて原稿台4に沿
って平行に移動されるようになっている。
【0015】第1キャリッジ8に対して図中左側、すな
わち、第1ミラー7により反射された反射光が案内され
る方向には、図示しない駆動機構たとえば歯付きベルト
ならびにDCモータなどを介して原稿台4と平行に移動
可能に設けられた第2キャリッジ9が配設されている。
第2キャリッジ9には、第1ミラー7により案内される
原稿Dからの反射光を下方に折曲げる第2ミラー11、
および第2ミラー11からの反射光を図中右方に折り曲
げる第3ミラー12が互いに直角に配置されている。第
2キャリッジ9は、第1キャリッジ8に従動されるとと
もに、第1キャリッジ8に対して1/2の速度で原稿台
4に沿って平行に移動されるようになっている。
【0016】第2キャリッジ9を介して折返された光の
光軸を含む面内には、第2キャリッジ9からの反射光を
所定の倍率で結像させる結像レンズ13が配置され、結
像レンズ13を通過した光の光軸と略直交する面内に
は、結像レンズ13により集束性が与えられた反射光を
電気信号すなわち画像データに変換するCCD形カラー
イメージセンサ(光電変換素子)15が配置されてい
る。
【0017】しかして、露光ランプ5からの光をリフレ
クター6により原稿台4上の原稿Dに集光させると、原
稿Dからの反射光が、第1ミラー7、第2ミラー11、
第3ミラー12、および結像レンズ13を介してカラー
イメージセンサ15に入射され、ここで入射光がR(レ
ッド)、G(グリーン)、B(ブルー)の光の3原色に
応じた電気信号に変換される。
【0018】および、ブラック(k)の4色の画像をそ
れぞれ形成する第1〜第4の画像形成部10y、10
m、10c、10kを有している。各画像形成部10
y、10m、10c、10kの下方には、各画像形成部
により形成された各色毎の画像を図中矢印a方向に搬送
する搬送ベルト21を含む搬送手段としての搬送機構2
0が配設されている。搬送ベルト21は、図示しないベ
ルトモータにより矢印a方向に回転される駆動ローラ9
1と駆動ローラ91から所定距離離間された従動ローラ
92との間に巻回されて張設され、矢印a方向に一定速
度で無端走行される。なお、各画像形成部10y、10
m、10c、10kは、搬送ベルト21の搬送方向に沿
って直列に配設されている。
【0019】各画像形成部10y、10m、10c、1
0kは、それぞれ、搬送ベルト21と接する位置で外周
面が同一の方向に回転可能に形成された像担持体として
の感光体ドラム61y、61m、61c、61kを含ん
でいる。各感光体ドラム61y、61m、61c、61
kは、図示しないモータにより所定の速度で回転される
ようになっている。
【0020】感光体ドラム61y、61m、61c、6
1kは、その軸線がお互いに等間隔になるように配設さ
れているとともに、その軸線は搬送ベルト21により画
像が搬送される方向と直交するよう配設されている。な
お、以下の説明においては、各感光体ドラム61y、6
1m、61c、61kの軸線方向を主走査方向(第2の
方向)とし、感光体ドラムが回転される方向すなわち搬
送ベルト21の回転方向(図中矢印a方向)を副走査方
向(第1の方向)とする。
【0021】各感光体ドラム61y、61m、61c、
61kの周囲には、主走査方向に延出された帯電手段と
しての帯電装置62y、62m、62c、62k、除電
装置63y、63m、63c、63k、主走査方向に同
様に延出された現像手段としての現像ローラ64y、6
4m、64c、64k、下撹拌ローラ67y、67m、
67c、67k、上撹拌ローラ68y、68m、68
c、68k、主走査方向に同様に延出された転写手段と
しての転写装置93y、93m、93c、93k、主走
査方向に同様に延出されたクリーニングブレード65
y、65m、65c、65k、および排トナー回収スク
リュー66y、66m、66c、66kがそれぞれ感光
体ドラム61y、61m、61c、61kの回転方向に
沿って順に配置されている。
【0022】なお、各転写装置93y、93m、93
c、93kは、対応する感光体ドラム61y、61m、
61c、61kとの間で搬送ベルト21を狭持する位
置、すなわち搬送ベルト21の内側に配設されている。
また、後述する露光装置50による露光ポイントは、そ
れぞれ帯電装置62y、62m、62c、62kと現像
ローラ64y、64m、64c、64kとの間の感光体
ドラム61y、61m、61c、61kの外周面上に形
成される。
【0023】搬送機構20の下方には、各画像形成部1
0y、10m、10c、10kにより形成された画像を
転写する被画像形成媒体としての用紙Pを複数枚収容し
た用紙カセット22a,22bが配置されている。
【0024】用紙カセット22a,22bの一端部であ
って、従動ローラ92に近接する側には、用紙カセット
22a,22bに収容されている用紙Pをその最上部か
ら1枚ずつ取り出すピックアップローラ23a,23b
が配置されている。ピックアップローラ23a,23b
と従動ローラ92との間には、用紙カセット22a,2
2bから取り出された用紙Pの先端と画像形成部10y
の感光体ドラム61yに形成されたyトナー像の先端と
を整合させるためのレジストローラ24が配置されてい
る。
【0025】なお、他の感光体ドラム61y、61m、
61cに形成されたトナー像は、搬送ベルト21上を搬
送される用紙Pの搬送タイミングに合せて各転写位置に
供給される。
【0026】レジストローラ24と第1の画像形成部1
0yとの間であって、従動ローラ92の近傍、すなわ
ち、実質的に搬送ベルト21を挟んで従動ローラ92の
外周上には、レジストローラ24を介して所定のタイミ
ングで搬送される用紙Pに静電吸着力を付与するための
吸着ローラ26が配設されている。なお、吸着ローラ2
6の軸線と従動ローラ92の軸線は、互いに平行になる
ように設定されている。
【0027】搬送ベルト21の一端であって、駆動ロー
ラ91の近傍、すなわち、実質的に搬送ベルト21を挟
んで駆動ローラ91の外周上には、搬送ベルト21上に
形成された画像の位置を検知するための位置ずれセンサ
96が配設されている。
【0028】位置ずれセンサ96は、たとえば、透過形
あるいは反射形の光センサにより構成される。駆動ロー
ラ91の外周上であって、位置ずれセンサ96の下流側
の搬送ベルト21上には、搬送ベルト21上に付着した
トナーあるいは用紙Pの紙かすなどを除去する搬送ベル
トクリーニング装置95が配置されている。
【0029】搬送ベルト21を介して搬送された用紙P
が駆動ローラ91から離脱されて、さらに搬送される方
向には、用紙Pを所定温度に加熱することにより用紙P
に転写されたトナー像を溶融し、トナー像を用紙Pに定
着させる定着装置80が配設されている。定着器80
は、ヒー卜ロ一ラ対81、オイル塗付ローラ82、8
3、ウェブ巻き取りローラ84、ウェブローラ85、ウ
ェブ押し付けローラ86とから構成されている。用紙P
上に形成されたトナーを用紙に定着させ、排紙ローラ対
87により排出される。
【0030】各感光体ドラム61y、61m、61c、
61kの外周面上にそれぞれ色分解された静電潜像を形
成する露光装置50は、後述する画像処理装置36にて
色分解された各色毎の画像データ(Y、M、C、K)に
基づいて発光制御される半導体レーザ発振器60を有し
ている。半導体レーザ発振器60の光路上には、レーザ
ビームを反射、走査するポリゴンモータ54に回転され
るポリゴンミラー51、および、ポリゴンミラー51を
介して反射されたレーザビームの焦点を補正して結像さ
せるためのfθレンズ52、53が順に設けられてい
る。
【0031】fθレンズ53と各感光体ドラム61y、
61m、61c、61kとの間には、fθレンズ53を
通過された各色毎のレーザビームを各感光体ドラム61
y、61m、61c、61kの露光位置に向けて折り曲
げる第1の折り返しミラー55y、55m、55c、5
5k、および、第1の折り返しミラー55y、55m、
55cにより折り曲げられたレーザビームを更に折り曲
げる第2および第3の折り返しミラー56y、56m、
56c、57y、57m、57cが配置されている。
【0032】なお、黒用のレーザビームは、第1の折り
返しミラー55kにより折り返された後、他のミラーを
経由せずに感光体ドラム61kに案内されるようになっ
ている。
【0033】図2は、図1に示したデジタル複写機の電
気的接続および制御のための信号の流れを概略的に表わ
すブロック図を示している。図2において、制御系は、
主制御部30内のメインCPU(セントラル・プロセッ
シング・ユニット)91、カラースキャナ部1のスキャ
ナCPU100、および、カラープリンタ部2のプリン
タCPU110の3つのCPUで構成される。
【0034】メインCPU91は、プリンタCPU11
0と共有RAM(ランダム・アクセス・メモリ)35を
介して双方向通信を行うものであり、メインCPU91
は動作指示をだし、プリンタCPU110は状態ステー
タスを返すようになっている。プリンタCPU110と
スキャナCPU100はシリアル通信を行い、プリンタ
CPU110は動作指示をだし、スキャナCPU100
は状態ステータスを返すようになっている。
【0035】操作パネル40は、液晶表示部42、各種
操作キー43、および、これらが接続されたパネルCP
U41を有し、メインCPU91に接続されている。主
制御部30は、メインCPU91、ROM(リード・オ
ンリ・メモリ)32、RAM33、NVRAM34、共
有RAM35、画像処理装置36、ページメモリ制御部
37、ページメモリ38、プリンタコントローラ39、
および,プリンタフォントROM121によって構成さ
れている。
【0036】メインCPU91は、全体的な制御を司る
ものである。ROM32は、制御プログラムが記憶され
ている。RAM33は、一時的にデータを記憶するもの
である。
【0037】NVRAM(持久ランダムアクセスメモ
リ:nonvolatile RAM)34は、バッテリ(図示しな
い)にバックアップされた不揮発性のメモリであり、電
源を遮断しても記憶データを保持するようになってい
る。
【0038】共有RAM35は、メインCPU91とプ
リンタCPU110との間で、双方向通信を行うために
用いるものである。ページメモリ制御部37は、ページ
メモリ38に対して画像データを記憶したり、読み出し
たりするものである。ページメモリ38は、複数ページ
分の画像データを記憶できる領域を有し、カラースキャ
ナ部1からの画像データを圧縮したデータを1ページ分
ごとに記憶可能に形成されている。
【0039】プリンタフォントROM121には、プリ
ントデータに対応するフォントデータが記憶されてい
る。プリンタコントローラ39は、パーソナルコンピュ
ータなどの外部機器122からのプリントデータをその
プリントデータに付与されている解像度を示すデータに
応じた解像度でプリンタフォントROM121に記憶さ
れているフォントデータを用いて画像データに展開する
ものである。
【0040】カラースキャナ部1は、全体の制御を司る
スキャナCPU100、制御プログラムなどが記憶され
ているROM101、データ記憶用のRAM102、前
記カラーイメージセンサ15を駆動するCCDドライバ
103、前記第1キャリッジ8などを移動する走査モー
タの回転を制御する走査モータドライバ104、およ
び、画像補正部105などによって構成されている。
【0041】画像補正部105は、カラーイメージセン
サ15から出力されるR,G,Bのアナログ信号をそれ
ぞれデジタル信号に変換するA/D変換回路、カラーイ
メージセンサ15のばらつき、あるいは、周囲の温度変
化などに起因するカラーイメージセンサ15からの出力
信号に対するスレッショルドレベルの変動を補正するた
めのシェーディング補正回路、および、シェーディング
補正回路からのシェーディング補正されたデジタル信号
を一旦記憶するラインメモリなどから構成されている。
【0042】カラープリンタ部2は、全体の制御を司る
プリンタCPU110、制御プログラムなどが記憶され
ているROM111、データ記憶用のRAM112、前
記半導体レーザ発振器60を駆動するレーザドライバ1
13、前記露光装置50のポリゴンモータ54を駆動す
るポリゴンモータドライバ114、前記搬送機構20に
よる用紙Pの搬送を制御する紙搬送部115、前記帯電
装置、現像ローラ、および、転写装置を用いての帯電、
現像、転写を行うプロセスを制御する現像プロセス部1
16、前記定着装置80を制御する定着制御部117、
および、オプションを制御するオプション部118など
によって構成されている。
【0043】なお、画像処理装置36、ページメモリ3
8、プリンタコントローラ39、画像補正部105、レ
ーザドライバ113は、画像データバス120によって
接続されている。
【0044】図3は、画像処理装置36の構成を示すも
のである。画像処理装置36は、カラースキャナ部1か
ら赤・緑・青(以下、R・G・Bと記述する)に色分解
された画像が入力される入力処理部G1、入力処理部G
1よりの出力をシアン・マゼンタ・イエロー・黒(以
下、C・M・Y・Kと記述する)に変換する色変換部G
2、色変換部G2より出力される画像信号に拡大・縮小
・下地除去・ノイズ除去・エッジ強調等を行うフィルタ
処理部G3、および特定パターン付加部G4より構成さ
れている。
【0045】入力処理部G1は、カラースキャナ部1か
ら色分解された画像Rが入力される入力処理回路G1
R、カラースキャナ部1から色分解された画像Gが入力
される入力処理回路G1G、カラースキャナ部1から色
分解された画像Bが入力される入力処理回路G1Bを有
している。
【0046】フィルタ処理部G3は、色変換部G2より
色変換された画像信号Cが入力されるフィルタ処理回路
G4C、色変換部G2より色変換された画像信号Mが入
力されるフィルタ処理回路G4M、色変換部G2より色
変換された画像信号Yが入力されるフィルタ処理回路G
4Y、色変換部G2より色変換された画像信号Kが入力
されるフィルタ処理回路G4Kを有している。
【0047】図4は、本発明の第1実施例に係る特定パ
ターン付加回路G4の構成を示すものである。第1実施
例の特定パターン付加回路G4は、セレクタ131、1
34、134、加算器132、減算器133、副走査カ
ウンタ136、主走査カウンタ137、及びルックアッ
プテーブル(以下、LUTと記述する)138、139
とから構成されている。
【0048】詳しくは後述するが図4中のSEL1信
号、SEL2信号は、主走査方向に1ライン分の画素を
カウントすることの出来る主走査カウンタ137、副走
査方向に1ページ分のライン数をカウントすることの出
来る副走査カウンタ136、及びLUT138、139
とから構成される回路により生成される。
【0049】副走査カウンタ136は、VSYNC(副
走査方向の同期信号)によりクリアスタートされ、HS
YNC(主走査方向の同期信号)によりライン数をカウ
ントする。カウント値の下位4ビット(bit)はLU
T139のアドレス上位4ビットに入力され、上位4ビ
ットはLUT138のアドレス上位4ビットに入力され
る。
【0050】主走査カウンタ137は、HSYNCによ
りクリアスタートされ、MCLK(画像処理クロック、
1画素を現す)により画素数をカウントする。カウント
値の下位4ビットはLUT139のアドレス下位4ビッ
トに入力され、上位4ビットはLUT138のアドレス
下位4ビットに入力される。
【0051】LUT138は、図6の(a)に示すよう
な16×16画素のパターンを持っている。図6の
(a)に示す16×16画素のパターンは、ドットの形
状を示し、画素毎に付加データを加えるかどうかを指示
するデータである。アドレスA7〜A0によりこのデー
タをSEL1信号としてセレクタ131に出力する。
【0052】LUT139は、図6の(b)に示すよう
なドットの配置(特定パターン)を示し、LUT138
の16×16画素パ夕一ンを単位ブロックとしてそのパ
ターンを加えるかどうかを「0」(加えない)、「1」
(加える)で指示しているデータであり、アドレスA7
〜A0により指定されるデータをSEL2信号としてセ
レクタ135に出力する。
【0053】次に、このような構成において第1実施例
の特定パターン付加回路G4における特定パターン付加
処理を図4を参照して説明する。入力画像データ(イエ
ロー:IYDAT、ここでは濃度データとして取扱う)
は、加算器132、減算器133、セレクタ135に入
力される。加算器132、減算器133では、LUT1
38からのSEL1信号によりセレクタ131で選択出
力されるメインCPU91からレジスタ設定された付加
データ「X」、または「0」と演算される。
【0054】加算器132の演算結果AYDAT、減算
器133の演算結果SYDATは、セレクタ134に入
力される。セレクタ134は、後述するYDET信号が
「1」の時に減算器133から入力された画像データ
を、「0」の時に加算器132から入力された画像デー
タを選択してセレクタ135へ出力する。
【0055】なお、付加データXは、特定パターンを入
力画像に重畳される時に注目画素に加えられる画素デー
タである。また、YDET信号は、図5に示す比較器1
40の回路構成から生成されている。比較器140は、
入力画像データIYDATをメインCPU91から設定
される閾値ThrYと比較してYDET信号を出力す
る。入力画像データIYDATが閾値(ThrY)より
も大きい場合にYDET=1を出力し、それ以外はYD
ET=0を出力する。
【0056】上述した加算器132と減算器133の演
算結果はセレクタ134に入力される。セレクタ13
4、YDET=1の時は減算器133から入力した画像
データ(SYDAT)を、YDET=0の時は加算器1
32から入力された画像データ(AYDAT)を選択し
てセレクタ135へ出力する。セレクタ135は、LU
T139からのSEL2信号により、SEL2=1の時
にセレクタ134からの変調された画像データを、SE
L2=0の時に入力画像データ(IYDAT)を選択し
て出力する。
【0057】以上のような回路構成により第1実施例
は、注目画素のイエロー濃度が大きく特定パターンをイ
エローで重畳しても、スキャナ等の読取装置でのパター
ンの検出が難しい場合、イエロー画像データを低く抑え
るか、あるいは印字しないことでその部分のパターンが
背景画像(周辺画像)との濃度差(コントラスト)が現
れ、検出が容易になる。
【0058】次に、第2実施例について説明している。
上述した第1実施例では、入力画像データのうちイエロ
ーデータを使用した。しかしながら、入力画素データが
ブラック(k)の場合でも単純にイエローを重畳しただ
けでは、すでにブラックにイエロー成分が含まれている
ため、スキャナ等の読取装置でのパターンの検出は難し
い。第2実施例では入力画像データのうちのブラックデ
ータ(IKDAT)を変調することでパターンの検出を
行う。
【0059】図7は、第2実施例に係る特定パターン付
加回路G4の構成を示すものである。第2実施例の特定
パターン付加回路G4は、減算器141、比較器14
2、セレクタ143とから構成されている。
【0060】まず、入力画像データ(ブラック:IKD
AT)は、減算器141、比較器142、セレクタ14
3に入力される。信号「X」は、メインCPU91から
のレジスタ設定された値であり、減算器141で入力画
像データIKDATから「X」が減算される。
【0061】比較器142はメインCPU91から予め
設定される閾値(ThrK)と入力画像データIKDA
Tとを比較し、閾値よりも大きい場合「1」を出力し、
それ以外は「0」となりセレクタ143に入力される。
【0062】セレクタ143では、入力画像データIK
DATと減算器141からの減算結果SKDATとを、
比較器142からの比較結果としてのKDET信号とS
EL1信号とで選択して出力する。SEL1信号は図3
に示すように特定パターンが付加される画素を現してお
り、SEL1=0の時はKDET信号の結果に関わらず
IKDATを出力する。SEL1=1の時にはKDET
信号により、KDET=0の時はIKDATを、KDE
T=1の時はSKDATを選択し出力する。
【0063】以上のような回路構成により第2実施例
は、注目画素のブラック濃度が大きく特定パターンをイ
エローで重畳しても、スキャナ等の読取装置でのパター
ンの検出が難しい場合、入力画像データのブラックデー
タを低く抑えることでその部分のパターンの検出が容易
となる。
【0064】次に、第3実施例について説明する。上述
した第1、第2実施例では、特定パターンを重畳しよう
とする注目画素自身の画像データを変調した。しかし、
注目画素を含むある領域でのイエロー、またはブラック
成分の画像データの濃度を検出し、注目画素以外の画素
データを変調してもパターンの検出が出来る。例えば、
ある領域が一様なブラック(グレー)、イエロー、レッ
ド、グリーンなどのような画像に対してである。
【0065】図8は、第3実施例に係る特定パターン付
加回路G4の構成を示すものである。第3実施例の特定
パターン付加回路G4は、セレクタ151、155、1
56、159、アンド回路152、加算器153、減算
器154、副走査カウンタ157、主走査カウンタ15
8、インバータ160、及びルックアップテーブル(L
UT)161、162とから構成されている。
【0066】図8中のSEL1信号、SEL2信号は、
主走査方向に1ライン分の画素をカウントすることの出
来る主走査カウンタ158、副走査方向に1ページ分の
ライン数をカウントすることの出来る副走査カウンタ1
57、及びLUT161、162とから構成される回路
により生成される。
【0067】副走査カウンタ157は、VSYNC(副
走査方向の同期信号)によりクリアスタートされ、HS
YNC(主走査方向の同期信号)によりライン数をカウ
ントする。カウント値の下位4ビット(bit)はLU
T162のアドレス上位4ビットに入力され、上位4ビ
ットはLUT161のアドレス上位4ビットに入力され
る。
【0068】主走査カウンタ158は、HSYNCによ
りクリアスタートされ、MCLK(画像処理クロック、
1画素を現す)により画素数をカウントする。カウント
値の下位4ビットはLUT162のアドレス下位4ビッ
トに入力され、上位4ビットはLUT161のアドレス
下位4ビットに入力される。
【0069】LUT161は、図6の(a)に示すよう
な16×16画素のパターンを持っている。図6の
(a)に示す16×16画素のパターンは、ドットの形
状を示し、画素毎に付加データを加えるかどうかを指示
するデータである。アドレスA7〜A0によりこのデー
タをSEL1信号としてセレクタ159に出力する。な
お、図6の(a)と図12の(a)とは、同じものであ
る。
【0070】LUT139は、図6の(b)に示すよう
なドットの配置(特定パターン)を示し、LUT161
の16×16画素パ夕一ンを単位ブロックとしてそのパ
ターンを加えるかどうかを「0」(加えない)、「1」
(加える)で指示しているデータであり、アドレスA7
〜A0により指定されるデータをSEL2信号としてセ
レクタ156に出力する。
【0071】図9は、図8中のSEL3信号を生成する
回路構成を示すものである。SEL3信号は、主走査方
向に1ライン分の画素をカウントすることに出来るの主
走査カウンタ172、副走査方向に1ページ分のライン
数をカウントすることの出来る副走査カウンタ171、
及びルックアップテーブル(LUT)173とから構成
される回路により生成される。
【0072】主走査カウンタ172は、HSYNC(主
走査方向の同期信号)によりクリアスタートされ、MC
LK(画像処理クロック、1画素を現す)により画素数
をカウントする。カウント値(DO〜7の8ビット)の
うちD3,2の2ビットをLUT2のアドレス下位2ビ
ットに入力する。
【0073】副走査カウンタ171は、VSYNC(副
走査方向の同期信号)によりクリアスタートされ、HS
YNCによりライン数をカウントする。カウント値の下
位4ビット(DO〜3)は、LUT173のアドレスに
入力されるが、前述アドレスの上位4ビットに入力さ
れ、全体として6ビットがLUT173のアドレスとし
て入力される。
【0074】LUT173は、図12の(b)に示すよ
うに16×4の構成となっており、設定されるデータは
1×4画素の領域でIDATと付加データとの演算があ
るかどうかを示している。「0」のときその領域には演
算無し、「1」のときは演算がある。
【0075】図10は、図8中のDET1、2信号を生
成する回路構成を示すものである。この回路は、判定部
180、及びフリップフロップ(F/F)181、18
2、183、184とから構成されている。DET1、
2信号は、入力画像データ(IDAT)が付加データを
加算するかしないかの領域に在るとき(SEL3=
「1」とされる領域のとき。図12の(b)参照)、4
画素分(a−d)の入力画像データをラッチして平均濃
度(AV信号)を算出する。
【0076】AV信号がメインCPU91からレジスタ
設定された閾値(Thr)より大きい場合、SEL1信
号の値によりSEL1=「0」のときDET1=1、S
EL1=1のときDET1=0を出力する。AV信号が
閾値(Thr)以下の場合は、SEL1=「0」または
「1」のとき、DET1=「0」を出力する。DET1
信号の真理値を図11の(a)に示す。
【0077】DET2信号は、AV信号と閾値Thrと
の大小関係により、AV>ThrのときDET2=1、
AV≦ThrのときDET2=0とする。図11の
(b)に示す。
【0078】SEL1信号は画素毎の付加データを加え
るかどうかを指示するLUT161のデータであり、S
EL3信号は1ライン×4画素単位の領域で付加データ
を加える画素があるかどうかを指示している。
【0079】次に、このような構成において第3実施例
の特定パターン付加回路G4における特定パターン付加
処理を図8を参照して説明する。入力画像データ(ID
AT)は、加算器153、減算器154、セレクタ15
6に入力される。セレクタ159は、入力されるSEL
1信号とインバータ160を介したSEL1信号の否定
信号を、入力されるDET2信号によりアンド回路15
2へ選択出力する。アンド回路152は、セレクタ15
9の出力信号とDET1信号との論理積をとった信号を
セレクタ151へ出力する。
【0080】セレクタ151は、アンド回路152から
の信号によりメインCPU91からレジスタ設定された
付加データ「X」または「0」を加算器153、減算器
154へ出力する。加算器153は入力画像データID
ATとセレクタ151からの付加データ「X」または
「0」とを加算し、減算器154は入力画像データID
ATからセレクタ151からの付加データ「X」または
「0」を減算する。
【0081】これら加算器153の加算結果ADAT、
減算器154の減算結果SDATは、セレクタ155に
入力される。セレクタ155は、DET1信号が「1」
の時に減算器154から入力した画像データ(SDA
T)を、「0」の時に加算器153から入力された画像
データ(ADAT)を選択してセレクタ156へ出力す
る。
【0082】セレクタ156では、SEL2信号によ
り、SEL2=1の時に変調されたセレクタ155から
の画像データ(ADATまたはSDAT)を、SEL2
=0の時に入力画像データ(IDAT)を選択して出力
する。
【0083】以上のような回路構成により第3実施例
は、画像一面、またはある領域がブラック、レッド、グ
リーンなどのような注目画像データのイエロー成分濃度
が大きく、イエローで印可された迫跡パターンが検出さ
れ難い場合でも、注目画素データ周辺のイエロー画像デ
ータを低く抑える。あるいは印字しないことで、注目画
素との濃度差(コントラスト)ができ、パターンとして
検出できるようになる。
【0084】なお、第3実施例では濃度で処理している
が輝度で処理しても良い。また、ライン毎に注目画素両
端の画素データを変調したが、注目画素周辺の画素デー
タを変調しても良く、第1、第2実施例などのように注
目画素自身の画素データを変調しても良い。もちろん、
注目画素、両端画素(周辺画素)の両方を変調しても良
い。
【0085】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
特定パターンを付加すべき領域の画像の背景が高濃度の
イエローや黒である場合でも容易に特定パターンを認識
出来る画像処理装置と画像形成装置と画像処理方法と画
像形成方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置に係るデジタルカラー複
写機の構成を示す断面図。
【図2】デジタルカラー複写機の概略構成を示す図
【図3】画像処理装置の構成を示す図。
【図4】第1実施例に係る特定パターン付加部の内部構
成を示すブロック図。
【図5】入力画像データと閾値とを比較する回路構成を
示す図。
【図6】ルックアップテーブルの内容例を示す図。
【図7】第2実施例に係る特定パターン付加部の内部構
成を示すブロック図。
【図8】第3実施例に係る特定パターン付加部の内部構
成を示すブロック図。
【図9】信号を生成する回路の構成例を示す図。
【図10】信号を生成する回路の構成例を示す図。
【図11】信号の判定内容を示す図。
【図12】ルックアップテーブルの内容例を示す図。
【符号の説明】
1…カラースキャナ部 2…カラープリンタ部 36…画像処理装置 91…メインCPU 131、134、135…セレクタ 132…減算器 133…加算器 136…副走査カウンタ 137…主走査カウンタ 138、139…ルックアップテーブル(LUT) G1…入力処理部 G2…色変換部 G3…フィルタ処理部 G4…特定パターン付加部

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特定色の特定パターンを再生する画像に
    付加する付加手段を有する画像処理装置において、 上記特定パターンを印字すべき画素や周辺画素が高濃度
    の上記特定色であるか否かを検出する検出手段と、 この検出手段で上記特定パターンを印字すべき画素や周
    辺画素が高濃度の特定色であった場合、上記付加手段で
    特定パターンを付加すべき画素に対して周辺画素の濃度
    より下げるか、または印字しない処理を行う処理手段
    と、 を具備したことを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 特定色の特定パターンを再生する画像に
    付加する付加手段を有する画像処理装置において、 上記特定パターンを印字すべき画素や周辺画素が高濃度
    の黒色であるか否かを検出する検出手段と、 この検出手段で上記特定パターンを印字すべき画素や周
    辺画素が高濃度の黒色であった場合、上記付加手段で特
    定パターンを付加すべき画素に対して周辺画素の濃度よ
    り下げた黒色か、または印字しない処理を行う処理手段
    と、 を具備したことを特徴とする画像処理装置。
  3. 【請求項3】 特定色の特定パターンを再生する画像に
    付加する付加手段を有する画像処理装置において、 上記特定パターンを印字すべき画素や周辺画素が高濃度
    の黒色または上記特定色であるか否かを検出する検出手
    段と、 この検出手段で上記特定パターンを印字すべき画素や周
    辺画素が高濃度の黒色または特定色であった場合、上記
    付加手段で特定パターンを付加すべき画素に対する周辺
    画素の濃度を下げるか、または印字しない処理を行う処
    理手段と、 を具備したことを特徴とする画像処理装置。
  4. 【請求項4】 画像信号を読み取る読取手段と、 この読取手段で読み取られる画像信号に特定色の特定パ
    ターンを付加する付加手段と、 この付加手段で付加される特定パターンを印字すべき画
    素や周辺画素が高濃度の上記特定色であるか否かを検出
    する検出手段と、 この検出手段で上記特定パターンを印字すべき画素や周
    辺画素が高濃度の特定色であった場合、上記付加手段で
    特定パターンを付加すべき画素に対して周辺画素の濃度
    より下げるか、または印字しない処理を行う処理手段
    と、 この処理手段で処理された画像信号に基づいて画像を形
    成する画像形成手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 画像信号を読み取る読取手段と、 この読取手段で読み取られる画像信号に特定色の特定パ
    ターンを付加する付加手段と、 この付加手段で付加される特定パターンを印字すべき画
    素や周辺画素が高濃度の黒色であるか否かを検出する検
    出手段と、 この検出手段で上記特定パターンを印字すべき画素や周
    辺画素が高濃度の黒色であった場合、上記付加手段で特
    定パターンを付加すべき画素に対して周辺画素の濃度よ
    り下げた黒色か、または印字しない処理を行う処理手段
    と、 この処理手段で処理された画像信号に基づいて画像を形
    成する画像形成手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 画像信号を読み取る読取手段と、 この読取手段で読み取られる画像信号に特定色の特定パ
    ターンを付加する付加手段と、 この付加手段で付加される特定パターンを印字すべき画
    素や周辺画素が高濃度の黒色または上記特定色であるか
    否かを検出する検出手段と、 この検出手段で上記特定パターンを印字すべき画素や周
    辺画素が高濃度の黒色または特定色であった場合、上記
    付加手段で特定パターンを付加すべき画素に対する周辺
    画素の濃度を下げるか、または印字しない処理を行う処
    理手段と、 この処理手段で処理された画像信号に基づいて画像を形
    成する画像形成手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】 特定色の特定パターンを再生する画像に
    付加して画像を処理する画像処理方法であって、 上記特定パターンを印字すべき画素や周辺画素が高濃度
    の上記特定色の場合、上記特定パターンを付加すべき画
    素に対して周辺画素の濃度より下げるか、または印字し
    ない処理をすることを特徴とする画像処理方法。
  8. 【請求項8】 特定色の特定パターンを再生する画像に
    付加して画像を処理する画像処理方法であって、 上記特定パターンを印字すべき画素や周辺画素が高濃度
    の黒色であった場合、上記特定パターンを付加すべき画
    素に対して周辺画素の濃度より下げた黒色か、または印
    字しない処理をすることを特徴とする画像処理方法。
  9. 【請求項9】 特定色の特定パターンを再生する画像に
    付加して画像を処理する画像処理方法であって、 上記特定パターンを印字すべき画素や周辺画素が高濃度
    の黒色または上記特定色であった場合、上記特定パター
    ンを付加すべき画素に対する周辺画素の濃度を下げる
    か、または印字しない処理をすることを特徴とする画像
    処理方法。
  10. 【請求項10】 画像信号を読み取り、この読み取られ
    る画像信号に特定色の特定パターンを付加し、この付加
    される特定パターンを印字すべき画素や周辺画素が高濃
    度の上記特定色であった場合、上記特定パターンを付加
    すべき画素に対して周辺画素の濃度より下げるか、また
    は印字しない処理を行い、この処理された画像信号に基
    づいて画像を形成するようにしたことを特徴とする画像
    形成方法。
  11. 【請求項11】 画像信号を読み取り、この読み取られ
    る画像信号に特定色で特定パターンを付加し、この付加
    される特定パターンを印字すべき画素や周辺画素が高濃
    度の黒色であった場合、上記特定パターンを付加すべき
    画素に対して周辺画素の濃度より下げた黒色か、または
    印字しない処理を行い、この処理された画像信号に基づ
    いて画像を形成するようにしたことを特徴とする画像形
    成方法。
  12. 【請求項12】 画像信号を読み取り、この読み取られ
    る画像信号に特定色の特定パターンを付加し、この付加
    される特定パターンを印字すべき画素や周辺画素が高濃
    度の黒色または上記特定色であった場合、上記特定パタ
    ーンを付加すべき画素に対する周辺画素の濃度を下げる
    か、または印字しない処理を行い、この処理された画像
    信号に基づいて画像を形成するようにしたことを特徴と
    する画像形成方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7280701B2 (en) 2003-05-20 2007-10-09 Fujitsu Limited Image data processing apparatus, image data processing method, and computer readable medium

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