JP3961074B2 - 画像処理装置と画像形成装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、入力された画像もしくはデータとして与えられた画像に対して最適な画像処理を施す画像処理装置と、この画像処理装置を有して複数の感光体ドラムに各色成分毎の画像を形成して記録紙上で重ね合わせることによりカラー画像を形成するカラー複写機等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
複数の感光体ドラムに各色成分毎の画像を形成して記録紙上で重ね合わせることによりカラー画像を形成するカラー複写機等の画像形成装置において、通常、入力されたカラー画像もしくはデータとして与えられたカラー画像に対して最適な画像処理を施す画像処理装置を有している。
【0003】
従来、このような画像処理装置においては、文字画像と中間調画像が混在する画像に対して識別処理を行い、その識別結果によってγ変換やフィルタリング処理などの画像処理を切り替えて画質の向上を図っている。
【0004】
しかしながら、このような画像処理装置において、単純に識別結果に応じて画点ごとに処理を切り替えてしまうと、誤識別がある場合や切り替え部分に余裕がある場合、とくに網点を背景とした文字など、文字周辺の網点が強調されるなどしてノイズとして目立たせてしまう恐れがある。このような従来の技術では、識別の境界に相当する部分や誤識別された部分がノイズとして強調されたり、逆に境界がぼけてしまうことがあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記したように、画像形成装置の画像処理装置において、単純に文字画像や中間調画像等の異なる種類の画像の識別結果に応じて画点ごとに処理を切り替えてしまうと、誤識別がある場合や切り替え部分に余裕がある場合、とくに網点を背景とした文字など、文字周辺の網点が強調されるなどしてノイズとして目立たせてしまう恐れがあり、また、識別の境界に相当する部分や誤識別された部分がノイズとして強調されたり、逆に境界がぼけてしまうという問題があった。
【0006】
そこで、この発明は、異なる種類の画像が混在する画像に対し識別処理を行って種類毎に適した処理を行う際、誤判定があったり識別能力が低い場合でも好ましい画像を得ることができる画像処理装置と画像形成装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するべく、
入力画像の対象画素を含む小領域内の画素値の最大値と最小値との差を求めて所定値以上である場合に文字画像として識別し、それ以外を階調画像または下地画像として識別して識別結果を出力する識別部と、
前記識別部からの識別結果について、参照領域の主走差方向および副走差方向のそれぞれの画素数m、 n1 と、前記対象画素を含む参照領域の画素数kと、所定画素数k0とを用いて、文字優先処理を行なう場合は、
α=k/(m× n1 −k0)により、
下地優先処理を行なう場合は、
α=(k−k0)/(m× n1 −k0)
により求めた合成比率αを出力する加工部と、
前記入力画像を受けて低域周波数通過の第 1 フィルタを通過させる第 1 処理部と、
前記入力画像を受けて前記第 1 フィルタの低域周波数よりも高域である高域周波数を強調する第2フィルタを通過させる第 2 処理部と、
前記第1処理部と前記第2処理部の出力をそれぞれ受けて、前記加工部から供給される前記合成比率αに基づいて合成して出力する出力部と、
を具備したことを特徴とする画像処理装置である。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の一実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、この発明の画像処理装置と、この画像処理装置を有する画像形成装置に係るデジタルカラー複写機の構成を示すものである。デジタルカラー複写機は、読取手段としてのスキャナ部1と画像形成手段としてのプリンタ部2とから構成されている。
【0014】
原稿の画像を読取るスキャナ部1は、その上部に原稿台カバー3を有し、閉じた状態にある原稿台カバー3に対向され、原稿Dがセットされる透明なガラスからなる原稿台4を有している。原稿台4の下方には、原稿台4に載置された原稿Dを照明する露光ランプ5、露光ランプ5からの光を原稿Dに集光させるためのリフレクター6、および原稿Dからの反射光を図中左方向に折曲げる第1ミラー7などが配設されている。なお、これらの露光ランプ5、リフレクター6、および第1ミラー7は、第1キャリッジ8に固設されている。第1キャリッジ8は、図示しない歯付きベルト等を介して図示しないパルスモータに接続され、パルスモータの駆動力が伝達されて原稿台4に沿って平行に移動されるようになっている。
【0015】
第1キャリッジ8に対して図中左側、すなわち第1ミラー7により反射された反射光が案内される方向には、図示しない駆動機構たとえば歯付きベルトならびにDCモータなどを介して原稿台4と平行に移動可能に設けられた第2キャリッジ9が配設されている。第2キャリッジ9には、第1ミラー7により案内される原稿Dからの反射光を下方に折曲げる第2ミラー11、および第2ミラー11からの反射光を図中右方に折り曲げる第3ミラー12が互いに直角に配置されている。第2キャリッジ9は、第1キャリッジ8に従動されるとともに、第1キャリッジ8に対して1/2の速度で原稿台4に沿って平行に移動されるようになっている。
【0016】
第2キャリッジ9を介して折返された光の光軸を含む面内には、第2キャリッジ9からの反射光を所定の倍率で結像させる結像レンズ13が配置され、結像レンズ13を通過した光の光軸と略直交する面内には、結像レンズ13により集束性が与えられた反射光を電気信号すなわち画像データに変換するCCDイメージセンサ(光電変換素子)15が配置されている。
【0017】
しかして、露光ランプ5からの光をリフレクター6により原稿台4上の原稿Dに集光させると、原稿Dからの反射光が、第1ミラー7、第2ミラー11、第3ミラー12、および結像レンズ13を介してCCDイメージセンサ15に入射され、ここで画像データに変換される。
【0018】
プリンタ部2は、周知の減色混合法に基づいて、各色成分毎に色分解された画像、即ち、シアン (青みがかった紫、以下、Cと示す) 、マゼンタ (赤の一種、以下、Mと示す) 、イエロー (黄、以下、Yと示す) 、および墨色 (黒、以下、Kと示す) の4色の画像をそれぞれ形成する第1乃至第4の画像形成部10y、10m、10c、10kを有している。
【0019】
各画像形成部10y、10m、10c、10kの下方には、各画像形成部により形成された各色毎の画像を図中矢印a方向に搬送する搬送ベルト21を含む搬送手段としての搬送機構20が配設されている。搬送ベルト21は、図示しないベルトモータにより矢印a方向に回転される駆動ローラ91と駆動ローラ91から所定距離離間された従動ローラ92との間に巻回されて張設され、矢印a方向に一定速度で無端走行される。なお、各画像形成部10y、10m、10c、10kは、搬送ベルト21の搬送方向に沿って直列に配置されている。
【0020】
各画像形成部10y、10m、10c、10kは、それぞれ、搬送ベルト21と接する位置で外周面が同一の方向に回転可能に形成された像担持体としての感光体ドラム61y、61m、61c、61kを含んでいる。各感光体ドラムには、各感光体ドラムを所定の周速度で回転させるための図示しないドラムモータがそれぞれ接続されている。
【0021】
それぞれの感光体ドラム61y、61m、61c、61kの軸線は、搬送ベルト21により画像が搬送される方向と直交するよう配置され、各感光体ドラムの軸線が互いに等間隔に配置される。なお、以下の説明においては、各感光体ドラムの軸線方向を主走査方向(第2の方向)とし、感光体ドラムが回転される方向すなわち搬送ベルト21の回転方向(図中矢印a方向)を副走査方向(第1の方向)とする。
【0022】
各感光体ドラム61y、61m、61c、61kの周囲には、主走査方向に延出された帯電手段としての帯電装置62y、62m、62c、62k、除電装置63y、63m、63c、63k、主走査方向に同様に延出された現像手段としての現像ローラ64y、64m、64c、64k、下撹拌ローラ67y、67m、67c、67k、上撹拌ローラ68y、68m、68c、68k、主走査方向に同様に延出された転写手段としての転写装置93y、93m、93c、93k、主走査方向に同様に延出されたクリーニングブレード65y、65m、65c、65k、および排トナー回収スクリュー66y、66m、66c、66kが、それぞれ、対応する感光体ドラムの回転方向に沿って順に配置されている。
【0023】
なお、各転写装置は、対応する感光体ドラムとの間で搬送ベルト21を狭持する位置、すなわち搬送ベルト21の内側に配設されている。また、後述する露光装置による露光ポイントは、それぞれ帯電装置と現像ローラとの間の感光体ドラムの外周面上に形成される。
【0024】
搬送機構20の下方には、各画像形成部10y、10m、10c、10kにより形成された画像を転写する被画像形成媒体としての記録紙Pを複数枚収容した用紙カセット22a,22bが配置されている。
【0025】
用紙カセット22a,22bの一端部であって、従動ローラ92に近接する側には、用紙カセット22a,22bに収容されている記録紙Pを (最上部から) 1枚ずつ取り出すピックアップローラ23a,23bが配置されている。ピックアップローラ23a,23bと従動ローラ92との間には、用紙カセット22a,22bから取り出された記録紙Pの先端と画像形成部10yの感光体ドラム61yに形成されたyトナー像の先端とを整合させるためのレジストローラ24が配置されている。なお、他の感光体ドラム11y、11m、11cに形成されたトナー像(m、c、k)は、搬送ベルト21上を搬送される記録紙Pの搬送タイミングに合せて各転写位置に供給される。
【0026】
レジストローラ24と第1の画像形成部10yとの間であって、従動ローラ92の近傍、実質的に、搬送ベルト21を挟んで従動ローラ92の外周上には、レジストローラ24を介して所定のタイミングで搬送される記録紙Pに、所定の静電吸着力を提供する吸着ローラ26が配置されている。なお、吸着ローラ26の軸線と従動ローラ92の軸線は、互いに平行に配置される。
【0027】
搬送ベルト21の一端であって、駆動ローラ91の近傍、実質的に、搬送ベルト21を挟んで駆動ローラ91の外周上には、搬送ベルト21上に形成された画像の位置を検知するための位置ずれセンサ96が、駆動ローラ91から所定距離離間して配置されている。位置ずれセンサ96は、透過型あるいは反射型の光センサにより構成される。
【0028】
駆動ローラ91の外周上であって位置ずれセンサ96の下流側の搬送ベルト21上には、搬送ベルト21上に付着したトナーあるいは記録紙Pの紙かすなどを除去する搬送ベルトクリーニング装置95が配置されている。
【0029】
搬送ベルト21を介して搬送された記録紙Pが駆動ローラ91から離脱されてさらに搬送される方向には、記録紙Pを所定温度に加熱することにより記録紙Pに転写されたトナー像を溶融し、トナー像を記録紙Pに定着させる定着装置80が配置されている。定着器80は、ヒー卜ローラ対81、オイル塗付ローラ82、83、ウェブ巻き取りローラ84、ウェブローラ85、ウェブ押し付けローラ86とから構成されている。記録紙P上に形成されたトナーを記録紙に定着させ、排紙ローラ対87により排出される。
【0030】
各感光体ドラムの外周面上にそれぞれ色分解された静電潜像を形成する露光装置50は、後述する画像処理装置にて色分解された各色毎の画像データ(y、m、c、k)に基づいて発光制御される半導体レーザ60を有している。半導体レーザ60の光路上には、レーザービームを反射、走査するポリゴンモータ54に回転されるポリゴンミラー51、およびポリゴンミラー51を介して反射されたレーザービームの焦点を補正して結像させるためのfθレンズ52、53が順に設けられている。
【0031】
fθレンズ53と各感光体ドラム61y、61m、61c、61kとの間には、fθレンズ53を通過された各色毎のレーザービームを各感光体ドラムの露光位置に向けて折り曲げる第1の折り返しミラー55(y、m、c、k)、および、第1の折り返しミラー55y、55m、55cにより折り曲げられたレーザービームを更に折り曲げる第2および第3の折り返しミラー56(y、m、c)、57(y、m、c)が配置されている。なお、黒用のレーザービームは、第1の折り返しミラー55kにより折り返された後、他のミラーを経由せずに感光体ドラム61kに案内される。
【0032】
図2には、図1におけるデジタルカラー複写機の電気的接続および制御のための信号の流れを概略的に表わすブロック図が示されている。図2によれば、デジタルカラー複写機において、主制御部30内のメインCPU31とスキャナ部1のスキャナCPU100とプリンタ部2のプリンタCPU110の3つのCPUで構成される。メインCPU31は、プリンタCPU110と共有RAM35を介して双方向通信を行うものであり、メインCPU31は動作指示をだし、プリンタCPU110は状態ステータスを返すようになっている。プリンタCPU110とスキャナCPU100はシリアル通信を行い、プリンタCPU110は動作指示をだし、スキャナCPU100は状態ステータスを返すようになっている。
【0033】
操作パネル40はメインCPU31に接続され、全体を制御するパネルCPU41、液晶表示器42、及びプリントキー43とから構成されている。
主制御部30は、メインCPU31、ROM32、RAM33、NVM34、共有RAM35、画像処理装置36、ページメモリ制御部37、ページメモリ38、プリンタコントローラ39、およびプリンタフォントROM121によって構成されている。
【0034】
メインCPU31は、主制御部30の全体を制御するものである。ROM32は、制御プログラムが記憶されている。RAM33は、一時的にデータを記憶するものである。
【0035】
NVM(持久ランダムアクセスメモリ:nonvolatile RAM)34は、バッテリ(図示しない)にバックアップされた不揮発性のメモリであり、電源を切った時NVM34上のデータを保持するようになっている。
【0036】
共有RAM35は、メインCPU31とプリンタCPU110との間で、双方向通信を行うために用いるものである。
ページメモリ制御部37は、ページメモリ38に画像データを記憶したり、読出したりするものである。ページメモリ38は、複数ページ分の画像データを記憶できる領域を有し、スキャナ部1からの画像データを圧縮したデータを1ページ分ごとに記憶可能に形成されている。
【0037】
プリンタフォントROM121には、プリントデータに対応するフォントデータが記憶されている。
プリンタコントローラ39は、パーソナルコンピュータ等の外部機器122からのプリントデータをそのプリントデータに付与されている解像度を示すデータに応じた解像度でプリンタフォントROM121に記憶されているフォントデータを用いて画像データに展開するものである。
【0038】
スキャナ部1は、スキャナ部1の全体を制御するスキャナCPU100、制御プログラム等が記憶されているROM101、データ記憶用のRAM102、CCDイメージセンサ15を駆動するCCDドライバ103、露光ランプ5およびミラー7、11、12等を移動するモータの回転を制御するスキャンモータドライバ104、CCDイメージセンサ15からのアナログ信号をディジタル信号に変換するA/D変換回路とCCDイメージセンサ15のばらつきあるいは周囲の温度変化などに起因するCCDイメージセンサ15からの出力信号に対するスレッショルドレベルの変動を補正するためのシェーディング補正回路とシェーディング補正回路からのシェーディング補正されたディジタル信号を一旦記憶するラインメモリからなる画像補正部105によって構成されている。
【0039】
プリンタ部2は、プリンタ部2の全体を制御するプリンタCPU110、制御プログラム等が記憶されているROM111、データ記憶用のRAM112、半導体レーザ60による発光をオン/オフするレーザドライバ113、露光装置50のポリゴンモータ54の回転を制御するポリゴンモータドライバ114、搬送機構20による用紙Pの搬送を制御する紙搬送部115、帯電装置62y、62m、62c,62k、現像ローラ64y、64m、64c、64k、転写装置93y、93m、93c、93kを用いて帯電、現像、転写を行う現像プロセス部116、定着器80を制御する定着制御部117、およびオプション部118によって構成されている。
【0040】
また、画像処理装置36、ページメモリ38、プリンタコントローラ39、画像補正部105、レーザドライバ113は、画像データバス120によって接続されている。
【0041】
図3は、画像処理装置36の構成例を示すもので、以下に図3の各部の機能について説明する。
原稿から読み取られた画像の拡大、縮小の際には、主走査方向に読み取られた画像に対してはデジタル処理、副走査方向に読み取られた画像に対してはスキャナキャリッジの移動速度を変えることで行うが、RGB3ラインCCDセンサ (8ラインピッチ)を用いた構成の場合、等倍/整数倍時は問題ないが、その他の倍率時ではR、G、B間で副走査方向に位置ずれが生じる。位置合せ補間部201では、このずれ量をもとに画素値を補間し位置ずれを補うようになっている。
【0042】
ACS202は、原稿がカラー原稿であるのか、モノクロ原稿であるかを判定するものである。プリスキャン時に、上記判定を行い本スキャン時にカラー処理とモノクロ処理とのいずれかに切り替えるようになっている。
【0043】
スキャナ入力信号はRGBであるが、プリンタ信号はCMYKであるため、色信号の変換が必要である。色変換部205では、RGB信号をCMY信号に変換するもので、ユーザの好みによる色調整も色変換部205のパラメータを切り替えることで行われる。なお、K信号は墨入れ部217で生成される。
【0044】
モノクロ生成部206は、モノクロコピーモード時にRGBカラー信号からモノクロ信号を生成する。
下地除去部207、ヒストグラム生成部204、下地/文字レベル検出部213は、例えば、新聞等の下地のある原稿の下地を除去するものである。すなわち、まず、ヒストグラム生成部204にて原稿のカラー濃度ヒストグラムを生成し、そのヒストグラムの値から下地の色レベルおよび文字部のレベルを検出し、その検出レベルを基に下地除去部207にて下地部を除去し、文字部を濃く出力することができる。
【0045】
マクロ識別部208は、原稿中の写真領域と文字領域とを判定する。すなわち、原稿をプリスキャンしてページメモリ38に入力されたラン画像を基に大局的に判定する。マクロ識別部208での領域識別結果は、一旦、識別メモリ209に格納される。、本スキャン時に、入力高画質化部130に出力されるようになっている。
【0046】
入力高画質化部130は、詳しくは後述するが原稿中の写真領域と文字領域とを判定する。ここでは、例えば、3×3画素程度の局所領域を参照し判定を行う。この判定結果に基づき黒文字生成部216、セレクタ218、記録処理部220、スクリーン処理部221における処理を切り替えるようになっている。また、入力高画質化部130は、高画質化処理を行って処理結果の画像を拡大・縮小部215に出力する。
【0047】
拡大・縮小部215は、主走査方向の拡大/縮小処理を行う。
電子ソートや画像の回転処理では、画像をページメモリ(PM)233に一旦蓄積し、各処理部では処理対象の必要部分を随時メモリ233から読み出して処理実行を行うため、画像の任意領域を一定レートで読み出す必要がある。従って、ページメモリ233に画像を蓄積する際には、まず、YIQ変換部231、誤差拡散部232で固定長の圧縮/伸長処理を行うようになっている。
【0048】
YIQ変換部231では、CMYの画像信号をYIQ信号に変換して色成分の冗長性を削除し、誤差拡散部232では誤差拡散により階調性を保存しつつビット削減を行う。ページメモリ233から圧縮された画像データを読み出す際には、CMY変換部236にて、画像データの伸長とYIQ信号からCMY信号への変換を行うようになっている。
【0049】
ページメモリ233だけでは容量不十分な電子ソート機能の動作時には、ハードディスク装置(HDD)235に画像データを蓄積するようになっている。その際、HDD235へのアクセス速度には制限があるため、できるだけ圧縮効率のよい可変長圧縮処理を可変長圧縮部234にて行うようになっている。
【0050】
黒文字生成部216は、CMYの各色信号を重ねてK信号を生成するようになっている。しかし、黒文字は、CMYの各色信号を重ねて記録するよりも黒一色で記録した方が色と解像性の両面で高画質となる。従って、セレクタ218では、墨入れ部217の出力と黒文字生成部216の出力とを入力高画質化部130から出力される識別信号にて切り替えて、γ補正部219に出力するようになっている。
【0051】
γ補正部219ではプリンタのγ特性の補正を行う。この補正の際には、CMYK毎に設定されているγテーブルを参照して行うようになっている。
記録処理部220は、誤差拡散等の階調処理を行い、例えば、入力8ビットの画像信号を階調性を損なわずに4ビット程度の信号の変換するようになっている。
【0052】
例えば、4連タンデム方式のプリンタの場合、4色の画像信号を記録する位相がそれぞれ異なるため、ダイレクトメモリ(DM)240にて、各画像信号に対し、その位相に見合う遅延を施すようになっている。また、4連タンデム方式のプリンタの場合、各色の画像信号を同じ万線構造で出力すると、各色の僅かなスキューや倍率誤差等でモアレや色誤差が生じる。そのため、スクリーン処理部221では、各色のスクリーンに角度をつけ、モアレや色誤差の発生を抑制するようになっている。
【0053】
パルス幅変換部223は、上記各部で画像処理される信号レベルと記録濃度とがリニアでないため、プリンタのレーザ変調部のパルス駆動時間を制御し、リニアな特性となるようパルス幅を変換するようになっている。
【0054】
なお、プリンタインタフェース(I/F)237、スキャナインタフェース (I/F)238、及びプリンタインタフェース(I/F)239は、外部機器と接続するためのものである。
【0055】
図4は、第1実施例に係る入力高画質化部130の構成を示すものである。すなわち、入力高画質化部130は、上述したスキャナ部1等からのCMYなどの画像信号Dが入力される入力系131、識別手段としての領域識別部132、複数の画像処理手段としての第1処理部133と第2処理部134、演算手段としての識別信号加工部135、及び出力手段としての切替部136とプリンタ部2等へ処理画像信号を出力する出力系137とから構成されている。
【0056】
図4において、まず、画像信号Dが入力系131より入力される。画像信号Dは、「0」の場合は非印字、「1」の場合はベタをそれぞれ表している。
この画像信号Dは、領域識別部132、第1処理部133および第2処理部134へ入力される。
【0057】
領域識別部132は、ここでは入力された対象画素が文字画像に属するものであるか、階調画像もしくは下地画像に属するのかを識別するものである。領域識別部132では、下地部分が網点などのパターンで構成されている場合を考慮して、予め低域通過フィルタをかけるなどしてテクスチャ成分を除去することにより文字部として識別されるのを防いでいる。つぎに対象画素を含む小領域内の画素値の最大値と最小値との差を求めて(たとえばバット法など)、その差が所定の値以上である場合に対象画素を文字として識別する。
【0058】
この領域識別部132からの識別結果は、識別信号として、たとえば2値(非文字→「0」、文字→「1」)で出力され、識別信号加工部135へ入力される。
【0059】
この識別信号は、識別エラーが孤立点として存在する場合や、下地パターン上の文字の周辺部のテクスチャまでが文字画素として識別された場合にそのまま識別信号として切り替えに用いて文字専用の処理を適用すると、その部分がノイズとして目立ってしまう。これを防止するために、この識別信号加工部135にて、識別信号に対して識別の対象となっている画素の周辺画素の識別結果を参照して対象画素に対する処理切り替え時の合成比率を求める(スムージング処理)。
【0060】
図5は、この対象画素と周辺画素配列を表したものである。図5は、参照範囲が3×3で、9画素のうち対象画素を含む2画素が文字として識別された場合の一例を示している。このようにほとんど文字と識別されている画素が周辺にほとんどない画素は、ノイズもしくは文字の周辺部である可能性が高い。このような場合、識別信号加工部135は、文字識別の合成比率を低くして処理の切り替えを行うようにする。この合成比率αは一般式で次のように表される。
【0061】
α=k/(m×n1)………(1)
ここで、m、n1は参照領域の主走差方向および副走差方向のそれぞれの画素数、kは参照領域のうち文字であると識別された画素数、αは対象画素の識別に対する合成比率を表している。
【0062】
図6は、文字画素数kと合成比率αとの関係を表したものである。
図6の(a)は、上述の式(1)に示したような標準的な合成比率の例を表している。また、画像を作成、もしくは入力した環境によって入力系のMTF(Modulation Transfer Function)特性で高域のモジュレーションの再現性が悪く、実際の文字部分より大きい範囲を文字領域として判定したり、逆に文字として判定した範囲が文字領域ぎりぎりの範囲であったりした場合、文字と判定された画素を優先させたり、下地部分の方を優先させたりすることで切り替えの出力がより好ましいものになる。
【0063】
このような処理に対応させるための処理の一例として、図6の(b)に文字優先の文字画素数−合成比率の関係、図6の(c)に下地優先の文字画素数−合成比率の関係を示している。図6の(b)の文字優先処理の場合は、例えば参照領域のうちk0画素分残っても文字画素であると判定されたならば、文字用の処理の合成比率を1とする処理で、合成比率αは次式で求められる。
【0064】
α=k/(m×n1−k0)………(2)
また、図6の(c)の下地優先処理の場合、例えば参照領域中k0画素分文字と識別されたとしても無視するならば、合成比率αを求める式は次式の通りになる。
【0065】
α=(k−k0)/(m×n1−k0)………(3)
上述したような操作によって識別信号を加工することによって求められた合成比率は切替部136へ入力される。
【0066】
次に、第1処理部133、第2処理部194で行われる画像処理の詳細について説明する。文字画像と階調画像が混在する画像において高画質化処理として最もポピュラーなのはフィルタの切り替えである。
【0067】
図7は、2種類のフィルタ処理用のオペレータの組み合わせ例を表わしたものである。例えば、第1処理部133を低域通過フィルタ(LPF)、第2処理部134を高域強調フィルタ(HEF)とする。
【0068】
図7の(a)は、第1処理部133の低域通過フィルタで、下地部分であると識別された画素に対して適用する。下地部分が(テクスチャを含む場合は特に)滑らかに再現することが求められており、対象画素に対してn×n1(n1>1の整数)の平均化した値を出力とする場合が多い。ここでは特に平均化の際の対象画素の比率を高くできるように係数fl(0<fl<1)を当てはめた場合を示す。対象画素の信号値をDij、hn=int((u-1)/2) とすると、このフィルタを適用したときの出力D1ijは次式で表される。
【0069】
i+hn j+hn
D1ij=(fl-(1-fl)/n2 ) ・Dij+ Σ Σ Dxy・(1-fl)/ n2 ………(4)
x=i-hn y=j-hn
逆に、文字などの画像はシャープな出力が求められているので、図7の(b)に示されるようなn×nオペレータを用いた第2処理部134の高域強調フィルタをかけることが多い。高域強調フィルタで用いる係数をfh(fh>0)とすると、対象画素のフィルタ出力値D2ijは次式の、
i+hn j+hn
D2ij=(n2 ・fh+1) ・Dij- Σ Σ Dxy・fh………(5)
x=i-hn y=j-hn
より求めることができる。
【0070】
切替部136では、これらの処理の出力を合成比率に応じて最終的な出力値を決定する。この出力値Doijは合成比率α、フィルタ出力D2ijおよびD1ijから次式にて求められる。
【0071】
Doij=α・D2ij(1−α)・D1ij………………(6)
このような処理を行うことで、文字画像や階調画像が混在する画像、テクスチャのある下地上の文字がある画像に対して文字識別を行い、それぞれに適したフィルタリング処理を画素単位で切り替える場合も切り替え部分や誤識別された画素のノイズが強調されることなく行うことが可能になる。
【0072】
また、以下に示すように同じ構成で、第1処理部133、第2処理部134をγ変換に置き換えて画質の向上をはかることも可能である。
処理切り替えの合成比率αは上述と同様にして求められる。第1処理部133および第2処理部134において、図8の(a)、(b)に示すようにそれぞれに適したγ特性をかける。
【0073】
図8の(a)は、非文字領域に対するγ変換特性で、滑らかな画像を得ることができるように比較的軟調な特性を適用することが望ましい。一方、図8の(b)は、文字部に対するγ特性であるが、文字は読みやすいようにコントラストを高めたいという目的から図8の(a)に示した特性よりも調子の硬い特性を用いる。なお、切り替えの方法については上述したフィルタ(第1処理部133、第2処理部134)と同じようにして切り替える。
【0074】
上述したように第1実施例によれば、文字もしくはグラフなどの画像の鮮鋭度が求められる画像と階調画像のように滑らかさが求められる画像とを識別し、その処理を異ならせることで、それぞれに適した処理がなされるようにする。そして、対象画素の周辺画素の識別結果を参照して対象画素の識別の重み付けに反映させて、画像の入力装置のMTF(Modulation Transfer Function)特性やノイズの混入などの影響で識別エラーが発生したり、識別の切り替え部分に不適切な処理が行われて画質が低下するのを防止することができる。
【0075】
さらに、単純に低域通過フィルタを識別結果にかけるより周辺画素を参照することにより、文字などのエッジ部分がぼけてしまうのも防ぐことができる。
図9は、入力高画質化部130の回路構成例を示すものである。
【0076】
入力系131は、ラインメモリ151a〜151pから構成されている。
第1処理部133は、LPF処理部153C、レンジ補正基準補正値算出部171C、レンジ補正部172C、LPF処理部153M、レンジ補正基準補正値算出部171M、レンジ補正部172M、LPF処理部153Y、レンジ補正基準補正値算出部171Y、レンジ補正部172Yとから構成されている。
【0077】
第2処理部134は、HEF処理部154C、HEF処理部154M、HEF処理部154Yとから構成されている。
切替部136は、フィルタ組み合わせ部156C、フィルタ組み合わせ部156M、フィルタ組み合わせ部156Yとから構成されている。
【0078】
領域識別部132は、CMY・Y変換部161、LPF処理部162、ラインメモリ163a〜163c、ミクロ識別部152とから構成されている。
識別信号加工部135は、高濃度検出部164、無彩色検出部165、合成部166、ラインメモリ167a〜167g、膨張処理部168、ラインメモリ169a,169b、スムース切替部170とから構成されている。
【0079】
切替部136は、フィルタ組み合わせ部156C,156M,156Yとから構成されている。
出力系137は、フィルタ組み合わせ部156C,156M,156Yからの信号を拡大縮小部215へ出力する。
【0080】
次に、第2実施例について説明する。
図10は、第2実施例に係る入力高画質化部140の構成を示すものである。なお、第1実施例と同一箇所には同一符号を付して説明を省略する。
【0081】
第2実施例では、第1実施例の識別信号加工部135における識別信号加工の機能を切替部138にもたせて第1実施例と同様の処理を行う。
ただし、ここでは第1実施例で示した処理の合成比率αは求めないので、第1処理部133の出力をD1ij、第2処理部134の出力をD2ij、m n1の参照範囲中、第2処理部134を適応させると判定された画素数をk2とすると、切替部138における処理は次式で表すようになる。
【0082】
Doij=k2/(m×n1) ・D2ij−(1−k2/(m×n1))・D1ij……(7)
このようにして求めた出力Doijは、出力系137から後段へ供給される。このような構成で処理を行うことで画像のそれぞれの部分に最も適した処理を行い、誤識別が多少ある場合でもそれがノイズとして目立たないようにすることができる。
【0083】
以上説明したように上記発明の実施の形態によれば、文字もしくはグラフなどの画像などの鮮鋭度が求められる画像と階調画像のように滑らかさが求められる画像とが混在する画像に対して識別処理を行い、それぞれに適した処理を施す際、対象画素の周辺画素の識別結果を参照して対象画素の識別の合成比率に反映させ、画像の入力装置のMTF特性やノイズの混入などの影響で識別エラーが発生した場合、あるいは識別の切り替え部分に不適切な処理が行われるなどしても画質が低下するのを防止することができる。
さらに、合成比率を求める際のパラメータの適正化により、文字などのエッジ部分がぼけてしまうのを防ぎつつ、良好な出力画像を得ることが可能となる。
【0084】
【発明の効果】
以上詳述したようにこの発明によれば、異なる種類の画像が混在する画像に対し識別処理を行って種類毎に適した処理を行う際、誤判定があったり識別能力が低い場合でも好ましい画像を得ることができる画像処理装置と画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の画像形成装置に係るデジタルカラー複写機の構成を示す断面図。
【図2】デジタルカラー複写機の概略構成を示す図。
【図3】画像処理装置の概略構成を示す図。
【図4】第1実施例に係る入力高画質化部の構成を示すブロック図。
【図5】対象画素と周辺画素配列とを示す図。
【図6】文字画素数と合成比率との関係を示す図。
【図7】2種類のフィルタ処理を説明するための図。
【図8】非文字領域と文字領域に対するγ変換特性を説明するための図。
【図9】入力高画質化部の回路構成例を示す図。
【図10】第2実施例に係る入力高画質化部の構成を示すブロック図。
【符号の説明】
1…スキャナ部
2…プリンタ部
31…メインCPU
36…画像処理装置
100…スキャナCPU
110…プリンタCPU
130…入力高画質化部
131…入力系
132…領域識別部
133…第1処理部
134…第2処理部
135…識別信号加工部
136…切替部
137…出力部
Claims (2)
- 入力された画像信号の対象画素を含む小領域内の画素値の最大値と最小値との差を求めて所定値以上である場合に文字画像として識別し、それ以外を階調画像または下地画像として識別して識別結果を出力する識別部と、
前記識別部からの識別結果について、参照領域の主走差方向および副走差方向のそれぞれの画素数m、 n1 と、前記対象画素を含む参照領域の画素数kと、所定画素数k0とを用いて、文字優先処理を行なう場合は、
α=k/(m× n1 −k0)により、
下地優先処理を行なう場合は、
α=(k−k0)/(m× n1 −k0)
により求めた合成比率αを出力する加工部と、
前記画像信号を受けて低域周波数通過の第 1 フィルタを通過させる第 1 処理部と、
前記画像信号を受けて前記第 1 フィルタの低域周波数よりも高域である高域周波数を強調する第2フィルタを通過させる第 2 処理部と、
前記第1処理部と前記第2処理部の出力をそれぞれ受けて、前記加工部から供給される前記合成比率αに基づいて合成して出力する出力部と、
を具備することを特徴とする画像処理装置。 - 入力された画像信号の対象画素を含む小領域内の画素値の最大値と最小値との差を求めて所定値以上である場合に文字画像として識別し、それ以外を階調画像または下地画像として識別して識別結果を出力する識別部と、
前記識別部からの識別結果について、参照領域の主走差方向および副走差方向のそれぞれの画素数m、 n1 と、前記対象画素を含む参照領域の画素数kと、所定画素数k0とを用いて、文字優先処理を行なう場合は、
α=k/(m× n1 −k0)により、
下地優先処理を行なう場合は、
α=(k−k0)/(m× n1 −k0)
により求めた合成比率αを出力する加工部と、
前記画像信号を受けて低域周波数通過の第 1 フィルタを通過させる第 1 処理部と、
前記画像信号を受けて前記第 1 フィルタの低域周波数よりも高域である高域周波数を強調する第2フィルタを通過させる第 2 処理部と、
前記第1処理部と前記第2処理部の出力をそれぞれ受けて、前記加工部から供給される前記合成比率αに基づいて合成した合成画像信号を出力する出力部と、
前記出力部からの前記合成画像信号に基づいて画像形成する画像形成部と、
を具備することを特徴とする画像形成装置。
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