JP2002112048A - カラー画像形成装置と階調補正方法と階調補正テーブル作成方法 - Google Patents

カラー画像形成装置と階調補正方法と階調補正テーブル作成方法

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JP2002112048A
JP2002112048A JP2000291280A JP2000291280A JP2002112048A JP 2002112048 A JP2002112048 A JP 2002112048A JP 2000291280 A JP2000291280 A JP 2000291280A JP 2000291280 A JP2000291280 A JP 2000291280A JP 2002112048 A JP2002112048 A JP 2002112048A
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gradation
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JP2000291280A
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Takahiro Fuchigami
隆博 渕上
Takeshi Takano
岳 高野
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】単色と2色以上の混合色との階調特性の違いに
応じて画素毎に階調補正を行う。 【解決手段】画像処理装置において、色判定部137
は、画像加工部132からのC,M,Y信号から対象画
素の色相および彩度を算出し、算出結果をRAMセレク
タ139に出力する。RAMセレクタ139は、入力さ
れる算出結果の色相および彩度により対象画素を分類
し、この分類結果に対応したテーブル格納部140のテ
ーブル格納用RAM内の階調補正テーブルを選択する。
階調補正部134は、選択されたテーブル格納部140
のテーブル格納用RAM内の階調補正テーブルにより、
黒信号生成部133からの対象画素のC,M,Y,K信
号のそれぞれの値を補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、カラー画像形成
装置に係り、特にデジタルカラー複写機の色再現、階調
性を補正することのできるカラー画像形成装置と階調補
正方法と階調補正テーブル作成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、Y(イエロウ),M(マゼン
タ),C(シアン),K(ブラック)のインク色を用い
たカラー複写機では、環境変化、経時変化に伴い現像、
転写性等が変化するために最適なカラー画質を維持する
ことは難しく、このように変化した状態で原稿に忠実な
再現はできない。
【0003】また、カラーバランス等の調整作業は一般
のオペレータには難しく、専門知識を必要とするため限
られた専門家にしか使えないという欠点がある。これら
の問題点を解決するために、例えば、特開平7−222
013号公報では、3色の混色によるグレーパッチと黒
のパッチとを生成し、入力側用色変換部の色処理パラメ
ータを補正してグレーバランス調整とすることで読み取
り装置のばらつき等をおさえ、続いて異なる3色のグレ
ーパッチと黒のパッチのデータを比較して出力のガンマ
補正を行い、調整が困難なグレーバランスの調整を行っ
ている。
【0004】この例では、3色混色のグレーパッチと黒
のパッチデータとを比較して出力のガンマ補正を行うこ
とでグレーバランスは保たれるが、それぞれの色の階調
が保たれない。そのため、各色の階調性が悪化すること
がある。
【0005】この各色の階調性の悪化を防ぐために、例
えば、特開平11−136532号公報では、グレーバ
ランスを補正する第1の階調補正手段と、単色の階調補
正を行う第2の階調補正手段とを備え、各色の階調を第
2の階調補正手段で補正させ、さらに第1の階調補正手
段によりグレーバランスを補正させている。
【0006】しかしながら、上記例では各色毎の階調を
補正するとはいえ、特に2色以上のインクを混合した場
合など良好な階調再現性を得ることが難しく、また、よ
り良好な階調再現性を追及する場合、画素毎の階調補正
が必要となるが実現していなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、各色
毎の階調を補正する際、特に2色以上のインクを混合し
た場合など良好な階調再現性を得ることが難しく、ま
た、より良好な階調再現性を追及する場合、画素毎の階
調補正が必要となるが実現していないという問題があっ
た。
【0008】そこで、この発明は、単色と2色以上の混
合色との階調特性の違いに応じて画素毎に階調補正を行
うことのできるカラー画像形成装置と階調補正方法と、
この階調補正で用いられる複数の階調補正テーブルを作
成する階調補正テーブル作成方法とを提供することを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明のカラー画像形
成装置は、複数の画素より構成されるカラー画像を読み
取る読取手段と、この読取手段で読み取った画像信号を
色信号に変換する変換手段と、この変換手段で変換され
る色信号の対象画素の色を判定する判定手段と、予め単
色と混合色とに対応した階調補正テーブルを含む複数の
階調補正テーブルを記憶する記憶手段と、上記判定手段
で判定された色により対象画素を分類し、上記記憶手段
に記憶されている複数の階調補正テーブルから上記分類
結果に対応した階調補正テーブルを選択する選択手段
と、この選択手段で選択された階調補正テーブルによ
り、上記対象画素の色信号を補正する補正手段と、この
補正手段で補正された色信号に基づいてカラー画像を形
成する画像形成手段とを具備したことを特徴とするカラ
ー画像形成装置を提供するものである。
【0010】この発明の階調補正方法は、入力される複
数の画素より構成される画像信号を色信号に変換し、こ
の変換された色信号から対象画素の色を判定し、予め単
色と混合色とに対応した階調補正テーブルを含む複数の
階調補正テーブルを記憶し、上記判定された色により対
象画素を分類し、上記記憶されている複数の階調補正テ
ーブルから上記分類結果に対応した階調補正テーブルを
選択し、この選択された階調補正テーブルにより上記対
象画素の色信号を補正するようにしたことを特徴とする
階調補正方法を提供するものである。
【0011】この発明の階調補正テーブル作成方法は、
カラースキャナとカラープリンタとを有するカラー画像
形成装置で用いられる階調補正データを作成する階調補
正データ作成方法であって、予め格納されている基準デ
ータを読み出し、この基準データを用いて分類グループ
毎に基準とする色信号を発生させ当該カラー画像形成装
置のカラープリンタで用紙に印刷し、この印刷された用
紙を当該カラー画像形成装置のカラースキャナで読み取
り、この読み取られた画像データを色信号に変換し、こ
の変換された色信号から読取データを算出し、この算出
された読取データと上記基準データとを比較演算して階
調補正テーブルを作成し、この作成された階調補正テー
ブルを上記分類グループに対応して格納するようにした
ことを特徴とする階調補正テーブル作成方法を提供する
ものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施の形態に
ついて図面を参照して説明する。
【0013】図1は、この発明に係るカラー画像の複製
画像を形成するデジタル式カラー複写機などのカラー画
像形成装置の内部構成を概略的に示している。このカラ
ー画像形成装置は、大別して、原稿上のカラー画像を読
み取る画像読取手段としてのカラースキャナ部1と、読
み取ったカラー画像の複製画像を形成する画像形成手段
としてのカラープリンタ部2とから構成されている。
【0014】カラースキャナ部1は、その上部に原稿台
カバー3を有し、閉じた状態にある原稿台カバー3に対
向配設され、原稿がセットされる透明ガラスからなる原
稿台4を有している。原稿台4の下方には、原稿台4上
に載置された原稿を照明する露光ランプ5、露光ランプ
5からの光を原稿に集光させるためのリフレクタ6、お
よび、原稿からの反射光を図面に対して左方向に折り曲
げる第1ミラー7などが配設されている。露光ランプ
5、リフレクタ6、および、第1ミラー7は、第1キャ
リッジ8に固設されている。第1キャリッジ8は、図示
しない歯付きベルトなどを介して図示しないパルスモー
タによって駆動されることにより、原稿台4の下面に沿
って平行移動されるようになっている。
【0015】第1キャリッジ8に対して図中左側、すな
わち、第1ミラー7により反射された光が案内される方
向には、図示しない駆動機構(たとえば、歯付きベルト
並びに直流モータなど)を介して原稿台4と平行に移動
可能に設けられた第2キャリッジ9が配設されている。
第2キャリッジ9には、第1ミラー7により案内される
原稿からの反射光を図中下方に折り曲げる第2ミラー1
1、および、第2ミラー11からの反射光を図中右方向
に折り曲げる第3ミラー12が互いに直角に配置されて
いる。第2キャリッジ9は、第1キャリッジ8に従動さ
れるとともに、第1キャリッジ8に対して1/2の速度
で原稿台4に沿って平行移動されるようになっている。
【0016】第2、第3ミラー11、12で折り返され
た光の光軸を含む面内には、第3ミラー12からの反射
光を所定の倍率で結像させる結像レンズ13が配置さ
れ、結像レンズ13を通過した光の光軸と略直交する面
内には、結像レンズ13により集束性が与えられた反射
光を電気信号に変換するCCD形カラーイメージセンサ
(光電変換素子)15が配設されている。
【0017】しかして、露光ランプ5からの光をリフレ
クタ6により原稿台4上の原稿に集光させると、原稿か
らの反射光は、第1ミラー7、第2ミラー11、第3ミ
ラー12、および、結像レンズ13を介してカラーイメ
ージセンサ15に入射され、ここで入射光がR(レッ
ド)、G(グリーン)、B(ブルー)の光の3原色に応
じた電気信号に変換される。
【0018】カラープリンタ部2は、周知の減色混合法
に基づいて、各色成分ごとに色分解された画像、すなわ
ち、イエロウ(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、
および、ブラック(K)の4色の画像をそれぞれ形成す
る第1〜第4の画像形成部10y、10m、10c、1
0kを有している。
【0019】各画像形成部10y、10m、10c、1
0kの下方には、各画像形成部により形成された各色ご
との画像を図中矢印a方向に搬送する搬送手段としての
搬送ベルト21を含む搬送機構20が配設されている。
搬送ベルト21は、図示しないモータにより矢印a方向
に回転される駆動ローラ91と、駆動ローラ91から所
定距離離間された従動ローラ92との間に巻回されて張
設され、矢印a方向に一定速度で無端走行される。な
お、各画像形成部10y、10m、10c、10kは、
搬送ベルト21の搬送方向に沿って直列に配置されてい
る。
【0020】各画像形成部10y、10m、10c、1
0kは、それぞれ搬送ベルト21と接する位置で外周面
が同一の方向に回転可能に形成された像担持体としての
感光体ドラム61y、61m、61c、61kを含んで
いる。各感光体ドラム61y、61m、61c、61k
には、図示しないモータにより所定の周速度で回転され
るようになっている。
【0021】各感光体ドラム61y、61m、61c、
61kは、その軸線が互いに等間隔になるように配設さ
れているとともに、その軸線は搬送ベルト21により画
像が搬送される方向と直交するよう配置されている。な
お、以下の説明においては、各感光体ドラム61y、6
1m、61c、61kの軸線方向を主走査方向(第2の
方向)とし、感光体ドラム61y、61m、61c、6
1kの回転方向、すなわち、搬送ベルト21の回転方向
(図中矢印a方向)を副走査方向(第1の方向)とす
る。
【0022】各感光体ドラム61y、61m、61c、
61kの周囲には、主走査方向に延出された帯電手段と
しての帯電装置62y、62m、62c、62k、除電
装置63y、63m、63c、63k、主走査方向に同
様に延出された現像手段としての現像ローラ64y、6
4m、64c、64k、下撹拌ローラ67y、67m、
67c、67k、上撹拌ローラ68y、68m、68
c、68k、主走査方向に同様に延出された転写手段と
しての転写装置93y、93m、93c、93k、主走
査方向に同様に延出されたクリーニングブレード65
y、65m、65c、65k、および、排トナー回収ス
クリュ66y、66m、66c、66kが、それぞれ対
応する感光体ドラム61y、61m、61c、61kの
回転方向に沿って順に配置されている。
【0023】なお、各転写装置93y、93m、93
c、93kは、対応する感光体ドラム61y、61m、
61c、61kとの間で搬送ベルト21を狭持する位
置、すなわち、搬送ベルト21の内側に配設されてい
る。また、後述する露光装置50による露光ポイント
は、それぞれ帯電装置62y、62m、62c、62k
と現像ローラ64y、64m、64c、64kとの間の
感光体ドラム61y、61m、61c、61kの外周面
上に形成される。
【0024】搬送機構20の下方には、各画像形成部1
0y、10m、10c、10kにより形成された画像を
転写する被画像形成媒体としての用紙Pを複数枚収容し
た用紙カセット22a,22bが配置されている。
【0025】用紙カセット22a,22bの一端部であ
って、従動ローラ92に近接する側には、用紙カセット
22a,22bに収容されている用紙Pをその最上部か
ら1枚ずつ取り出すピックアップローラ23a,23b
が配置されている。ピックアップローラ23a,23b
と従動ローラ92との間には、用紙カセット22a,2
2bから取り出された用紙Pの先端と画像形成部10y
の感光体ドラム61yに形成されたyトナー像の先端と
を整合させるためのレジストローラ24が配置されてい
る。
【0026】なお、他の感光体ドラム61m、61c、
61kに形成されたトナー像は、搬送ベルト21上を搬
送される用紙Pの搬送タイミングに合せて各転写位置に
供給される。
【0027】レジストローラ24と第1の画像形成部1
0yとの間であって、従動ローラ92の近傍、すなわ
ち、実質的に搬送ベルト21を挟んで従動ローラ92の
外周上には、レジストローラ24を介して所定のタイミ
ングで搬送される用紙Pに静電吸着力を付与するための
吸着ローラ26が配設されている。なお、吸着ローラ2
6の軸線と従動ローラ92の軸線とは、互いに平行にな
るように設定されている。
【0028】搬送ベルト21の一端であって、駆動ロー
ラ91の近傍、すなわち、実質的に搬送ベルト21を挟
んで駆動ローラ91の外周上には、搬送ベルト21上に
形成された画像の位置を検知するための位置ずれセンサ
96が配設されている。位置ずれセンサ96は、たとえ
ば、透過型あるいは反射形の光センサにより構成され
る。
【0029】駆動ローラ91の外周上であって、位置ず
れセンサ96の下流側の搬送ベルト21上には、搬送ベ
ルト21上に付着したトナーあるいは用紙Pの紙かすな
どを除去する搬送ベルトクリーニング装置95が配置さ
れている。
【0030】搬送ベルト21を介して搬送された用紙P
が駆動ローラ91から離脱されて、さらに搬送される方
向には、用紙Pを所定温度に加熱することにより用紙P
に転写されたトナー像を溶融し、トナー像を用紙Pに定
着させる定着装置80が配設されている。定着装置80
は、ヒー卜ロ一ラ対81、オイル塗付ローラ82、8
3、ウェブ巻取りローラ84、ウェブローラ85、ウェ
ブ押付けローラ86とから構成されている。用紙P上に
形成されたトナーを用紙に定着させ、排紙ローラ対87
により排出される。
【0031】各感光体ドラム61y、61m、61c、
61kの外周面上にそれぞれ色分解された静電潜像を形
成する露光装置50は、後述する画像処理装置36にて
色分解された各色ごとの画像データ(y、m、c、k)
に基づいて発光制御される半導体レーザ発振器60を有
している。半導体レーザ発振器60の光路上には、レー
ザービームを反射、走査するポリゴンモータ54に回転
されるポリゴンミラー51、および、ポリゴンミラー5
1を介して反射されたレーザービームの焦点を補正して
結像させるためのfθレンズ52、53が順に設けられ
ている。
【0032】fθレンズ53と各感光体ドラム61y、
61m、61c、61kとの間には、fθレンズ53を
通過した各色ごとのレーザービーム光を各感光体ドラム
61y、61m、61c、61kの露光位置に向けて折
り曲げる第1の折り返しミラー55y、55m、55
c、55k、および、第1の折り返しミラー55y、5
5m、55cにより折り曲げられたレーザービーム光を
更に折り曲げる第2および第3の折り返しミラー56
y、56m、56c、57y、57m、57cが配置さ
れている。
【0033】なお、黒用のレーザービーム光は、第1の
折り返しミラー55kにより折り返された後、他のミラ
ーを経由せずに感光体ドラム61k上に案内されるよう
になっている。
【0034】図2は、図1におけるデジタル複写機の電
気的接続および制御のための信号の流れを概略的に表わ
すブロック図を示している。図2において、制御系は、
主制御部30内のメインCPU(セントラル・プロセッ
シング・ユニット)31、カラースキャナ部1のスキャ
ナCPU100、および、カラープリンタ部2のプリン
タCPU110の3つのCPUで構成される。
【0035】メインCPU31は、プリンタCPU11
0と共有RAM(ランダム・アクセス・メモリ)35を
介して双方向通信を行うものであり、メインCPU31
は動作指示をだし、プリンタCPU110は状態ステー
タスを返すようになっている。プリンタCPU110と
スキャナCPU100はシリアル通信を行い、プリンタ
CPU110は動作指示をだし、スキャナCPU100
は状態ステータスを返すようになっている。
【0036】操作パネル40は、液晶表示器42、各種
操作キー43、および、これらが接続されたパネルCP
U41を有し、メインCPU31に接続されている。
【0037】主制御部30は、メインCPU31、RO
M(リード・オンリ・メモリ)32、RAM33、NV
RAM34、共有RAM35、画像処理装置36、ペー
ジメモリ制御部37、ページメモリ38、プリンタコン
トローラ39、および、プリンタフォントROM121
によって構成されている。
【0038】メインCPU31は、全体的な制御を司る
ものである。ROM32は、制御プログラムなどが記憶
されている。RAM33は、一時的にデータを記憶する
ものである。
【0039】NVRAM(持久ランダム・アクセス・メ
モリ:nonvolatile RAM)34は、バッテリ(図示し
ない)にバックアップされた不揮発性のメモリであり、
電源を遮断しても記憶データを保持するようになってい
る。
【0040】共有RAM35は、メインCPU31とプ
リンタCPU110との間で、双方向通信を行うために
用いるものである。
【0041】ページメモリ制御部37は、ページメモリ
38に対して画像情報を記憶したり、読出したりするも
のである。ページメモリ38は、複数ページ分の画像情
報を記憶できる領域を有し、カラースキャナ部1からの
画像情報を圧縮したデータを1ページ分ごとに記憶可能
に形成されている。
【0042】プリンタフォントROM121には、プリ
ントデータに対応するフォントデータが記憶されてい
る。プリンタコントローラ39は、パーソナルコンピュ
ータなどの外部機器122からのプリントデータを、そ
のプリントデータに付与されている解像度を示すデータ
に応じた解像度でプリンタフォントROM121に記憶
されているフォントデータを用いて画像データに展開す
るものである。
【0043】カラースキャナ部1は、全体を制御を司る
スキャナCPU100、制御プログラム等が記憶されて
いるROM101、データ記憶用のRAM102、前記
カラーイメージセンサ15を駆動するCCDドライバ1
03、前記第1キャリッジ8などを移動する走査モータ
の回転を制御する走査モータドライバ104、および、
画像補正部105などによって構成されている。
【0044】画像補正部105は、カラーイメージセン
サ15から出力されるR,G,Bのアナログ信号をそれ
ぞれデジタル信号に変換するA/D変換回路、カラーイ
メージセンサ15のばらつき、あるいは、周囲の温度変
化などに起因するカラーイメージセンサ15からの出力
信号に対するスレッショルドレベルの変動を補正するた
めのシェーディング補正回路、および、シェーディング
補正回路からのシェーディング補正されたデジタル信号
を一旦記憶するラインメモリなどから構成されている。
【0045】カラープリンタ部2は、全体の制御を司る
プリンタCPU110、制御プログラムなどが記憶され
ているROM111、データ記憶用のRAM112、半
導体レーザ発振器60を駆動するレーザドライバ11
3、露光装置50のポリゴンモータ54を駆動するポリ
ゴンモータドライバ114、搬送機構20による用紙P
の搬送を制御する搬送制御部115、前記帯電装置、現
像ローラ、および、転写装置を用いて帯電、現像、転写
を行うプロセスを制御するプロセス制御部116、定着
装置80を制御する定着制御部117、およびオプショ
ンを制御するオプション制御部118によって構成され
ている。
【0046】なお、画像処理装置36、ページメモリ3
8、プリンタコントローラ39、画像補正部105、レ
ーザドライバ113は、画像データバス120によって
接続されている。
【0047】図3は、前記画像処理装置36の構成を概
略的に示している。図3において、カラースキャナ部1
から出力される画像データR(レッド),G(グリー
ン),B(ブルー)は、それぞれ画像処理装置36の色
変換部131に送られる。色変換部131は、入力され
る画像データR,G,BをC(シアン),M(マゼン
タ),Y(イエロウ)の色信号に変換する。色変換部1
31から出力されるC,M,Yの色信号は、それぞれ画
像加工部132に送られる。画像加工部132は、入力
されるC,M,Yの色信号を各種加工をする。画像加工
部132から出力されるC,M,Yの色信号は、それぞ
れ黒信号生成部133と色判定部137に送られる。色
判定部137は、入力されるC,M,Yの色信号から色
を判定し、その判定結果をRAMセレクタ139に出力
する。
【0048】黒信号生成部133は、入力されるC,
M,Yの色信号からK(ブラック)の信号を生成する。
カラー印刷をする場合、3色のC,M,Yのインクから
だと黒に近いグレーになってしまうので黒色部分を正確
に黒い画素として印刷できるよう黒色部分の信号(K)
を生成している。黒信号生成部133から出力される
C,M,Y,Kの信号は、階調補正部134に送られ
る。
【0049】階調補正部134は、入力されるC,M,
Y,Kの信号と対応する各パターン信号とから詳しくは
後述するが、本発明の最も重要な部分であって、RAM
セレクタ139で選択されたテーブル格納部140の階
調補正テーブルを参照して階調を補正する。階調補正部
134から出力される階調補正されたC,M,Y,Kの
信号は、階調処理部135に送られる。階調処理部13
5は、入力されるC,M,Y,Kの信号をカラープリン
タ部2の記録可能なビット数にあわせて例えば誤差拡散
法等の処理を行う。階調処理部135から出力される
C,M,Y,Kの信号は、カラープリンタ部2に送られ
る。
【0050】また、詳しくは後述するが階調補正テーブ
ル作成の際、色変換部131で変換されたC,M,Yの
色信号は、バッファメモリ136にバッファされ、メイ
ンCPU31に送られる。
【0051】RAMセレクタ139は、色判定部137
からの判定結果に基づいてテーブル格納部140内の階
調補正テーブルを選択する。
【0052】RAM33は、後述するパッチ読取データ
を格納している。
【0053】NVRAM34は、後述する基準パッチデ
ータ(CMY値)を格納している。
【0054】また、詳しくは後述するが階調補正テーブ
ル作成の際、メインCPU31によりパターン発生部1
38からC,M,Y,Kに対応する各パターン信号が階
調補正部134に送られる。
【0055】テーブル格納部140は、テーブル格納用
RAMを複数有し、RAMセレクタ139によりテーブ
ル格納用RAM内の階調補正テーブルが選択される。
【0056】次に、この発明のカラー画像形成装置の概
要を説明する。
【0057】このカラー画像形成装置のカラープリンタ
部2で使用するインク色(例えば、C,M,Y,K)の
階調補正をする際、画像処理装置36は、画像信号の各
画素の色情報に応じて、テーブル格納部140内の複数
のテーブル格納用RAMに格納されている階調補正テー
ブルを切り替える。
【0058】また、カラー画像形成装置において、メイ
ンCPU31は、単一インク色の階調および複数インク
色の重ね色の階調を印刷した階調パッチ(紙)をカラー
プリンタ部2から出力し、カラースキャナ部1からそれ
らの階調パッチ(紙)の画像データを入力してインク色
の階調補正テーブルを自動的に作成し、テーブル格納部
140内のテーブル格納用RAMに格納する。
【0059】ここで、この発明の簡単な説明を行う。
【0060】カラー画像信号をカラープリンタ部2へ送
出する際の記録インク色の階調補正において、各画素に
ついて色相を算出し、その色相(あるいはインク色の混
合比)に基づいて対象画素を複数のグループに分類し、
分類されたグループに応じて各画素の階調補正テーブル
の切り替えを行う。
【0061】また、階調補正テーブルを作成する際は、
カラー画像形成装置のカラープリンタ部2から分類グル
ープにおける中心色相の記録インク色の単色ならびに混
合色に関して所定の階調パッチ(紙)を出力する。同装
置のカラースキャナ部1からそれらの階調パッチを読み
取った際、メインCPU31は、各階調パッチの読み取
り値と出力した所定値とを比較することにより、色相
(あるいはインク色の混合比)で分類されたグループご
とに記録インク色の階調補正テーブルを作成し、テーブ
ル格納部140内のテーブル格納用RAMに格納する。
【0062】各記録インク色に関して、上記のように作
成した複数の階調補正テーブルを統合し、従来の階調補
正手段でも混合色の階調再現性を向上させることができ
る。
【0063】次に、このような構成において、本発明の
カラー画像形成装置における階調補正の動作を図4のフ
ローチャートを参照して説明する。
【0064】まず、カラースキャナ部1で読み取られた
R,G,Bの画像データは、画像処理装置36に入力さ
れる。
【0065】画像処理装置36において、色変換部13
1は、入力される画像データR,G,BをC(シア
ン),M(マゼンタ),Y(イエロウ)の色信号に変換
し(ST1)、画像加工部132に出力する。画像加工
部132は、入力されるC,M,Yの色信号を各種加工
をし、黒信号生成部133と色判定部137とに出力す
る。
【0066】色判定部137は、画像加工部132から
のC,M,Y信号から対象画素の色相および彩度を算出
し(ST2)、算出結果をRAMセレクタ139に出力
する。
【0067】RAMセレクタ139は、入力される算出
結果の色相および彩度により対象画素を分類し(ST
3)、この分類結果に対応したテーブル格納部140の
テーブル格納用RAM内の階調補正テーブルを選択する
(ST4)。このステップST3、4は、本発明の最も
重要な動作であるので詳しく後述する。
【0068】一方、黒信号生成部133は入力される
C,M,Yの色信号からK(ブラック)の信号を生成
し、この生成されたC,M,Y,Kの信号は階調補正部
134に出力される。
【0069】階調補正部134は、RAMセレクタ13
9により選択されたテーブル格納部140のテーブル格
納用RAM内の階調補正テーブルにより、黒信号生成部
133から入力される対象画素のC,M,Y,K信号の
それぞれの値を補正する(ST5)。階調補正部134
は、補正したC,M,Y,K信号を階調処理部135に
出力する。
【0070】階調処理部135は、入力されるC,M,
Y,Kの信号をカラープリンタ部2の記録可能なビット
数にあわせて階調処理してカラープリンタ部2に出力す
る。
【0071】カラープリンタ部2は、画像処理装置36
の階調処理部135から出力されたC,M,Y,Kの信
号に基づいてカラー画像を形成する(ST6)。
【0072】図5は、RAMセレクタ139で対象画像
を分類する分類例を示すものである。図5で示す色差平
面において、彩度、色相で分類する場合、例えば、R
(レッド)を中心とした(1),Y(イエロウ)を中心
とした(2),G(グリーン)を中心とした(3),C
(シアン)を中心とした(4),B(ブルー)を中心と
した(5),M(マゼンタ)を中心とした(6),及び
彩度中心部(中心はK:ブラック)となる(7)という
ように7つに分類する。これら(1)〜(7)の分類に
対応する階調補正データを作成するが、階調補正データ
の作成は後述する。
【0073】これら分類(1)〜(7)に対応する階調
補正動作を図6のフローチャートを参照して説明する。
【0074】RAMセレクタ139は、ステップST2
によって入力される算出結果が、図5で示す色差平面に
おいて、(1)に分類できるとした場合(ST11)、
R中心の補正テーブルを選択し(ST12)、あるいは
(2)に分類できるとした場合(ST13)、Y中心の
補正テーブルを選択し(ST14)、あるいは(3)に
分類できるとした場合(ST15)、G中心の補正テー
ブルを選択し(ST16)、あるいは(4)に分類でき
るとした場合(ST17)、C中心の補正テーブルを選
択し(ST18)、あるいは(5)に分類できるとした
場合(ST19)、B中心の補正テーブルを選択し(S
T20)、あるいは(6)に分類できるとした場合(S
T21)、M中心の補正テーブルを選択し(ST2
2)、あるいは残る(7)の分類となった場合(ST2
1)、K中心の補正テーブルを選択する(ST23)。
【0075】次に、テーブル格納部140内の階調補正
テーブルを作成する動作を図7のフローチャートを参照
して説明する。
【0076】まず、メインCPU31は、NVRAM3
4に格納してある基準パッチデータとしてのCMY値を
読み出し、パターン発生部138にて読み出したCMY
値で基準階調パッチを分類グループごとに発生させてカ
ラープリンタ部2から出力する(ST31)。ここでい
う分類グループとは、例えば、図5で示す色差平面にお
ける(1)〜(7)の分類である。
【0077】すなわち、パターン発生部138は、メイ
ンCPU31からのCMY値からC,M,Y,Kのパタ
ーン信号をそれぞれ階調補正部134に出力する。階調
補正部134、階調処理部135を介してカラープリン
タ部2から階調パッチ(紙)が出力される。
【0078】図8は、カラープリンタ部2から出力され
た階調パッチ(紙)の例を示すものである。図8におい
て、最上部のP部は、位置合わせパターンである。各列
ごとに、C(シアン),M(マゼンタ),Y(イエロ
ウ),K(ブラック),R(M+Y),G(Y+C),
B(C+M),K’(C+M+Y)が印刷される。
【0079】こんどは、この出力された階調パッチ
(紙)をカラースキャナ部1でRGBデジタル信号とし
て読み込ませる(ST32)。
【0080】メインCPU31は、カラースキャナ部1
で読み込まれたRGB信号を色変換部131にてCMY
信号に変換する(ST33)。
【0081】メインCPU31は、変換されたCMY信
号をバッファメモリ136を介して入力し、このCMY
信号からパッチ読取データを算出してRAM33に格納
する(ST34)。
【0082】続いてメインCPU31は、NVRAM3
4に格納してある基準パッチデータとRAM33に格納
したパッチ読取データとを比較演算して階調補正テーブ
ルを作成する(ST35)。
【0083】そしてメインCPU31は、作成した階調
補正テーブルを上述した分類グループに応じてRAMセ
レクタ139で格納するテーブル格納部140内のテー
ブル格納用RAMを切り替えて格納する(ST36)。
【0084】なお、階調パッチに存在しない色の階調補
正テーブルは、単色で作成したものを流用する。
【0085】図9、図10は、単色(C、またはM、ま
たはY、またはK)の場合の階調補正テーブル作成を示
すものである。例えば、図9に示すように読取値と基準
値との比較結果(曲線)を得た場合、図10に示すよう
なリニア値(直線斜めの点線)を得るために階調補正テ
ーブルは、比較演算されて実線で示すような入力値と出
力値で作成される。
【0086】図11、図12は、2色混合の場合の階調
補正テーブル作成を示すものである。2色混合とは、
(C,M)、または(M,Y)、または(Y,C)であ
る。例えば、図11に示すように読取値と基準値との比
較結果(曲線)を得た場合、図12に示すようなリニア
値(直線斜めの点線)を得るために階調補正テーブル
は、比較演算されて実線で示すような入力値と出力値で
作成される。
【0087】図13、図14は、2色混合の他の例とし
ての階調補正テーブル作成を示すものである。例えば、
図13に示すように読取値と基準値との比較結果(曲
線)を得た場合、図14に示すようなリニア値(直線斜
めの点線)を得るために階調補正テーブルは、比較演算
されて実線で示すような入力値と出力値で作成される。
【0088】以上説明したように上記発明の実施の形態
によれば、複数の色を混合することでカラー表現を行う
カラー画像形成装置において、単色で印写した場合と2
色以上の混合色との階調特性の違いに応じてきめ細かく
階調補正を行うことができる。
【0089】また、特に、各成分色のトナーを異なる角
度の万線として紙上に重ねて印写するカラー複写機で
は、トナーの重なり具合などによって原画像の色と再生
画像の色とが大きく変わることがあるので良好なカラー
複写のために有効である。
【0090】なお、本発明は、上記実施例では2色の混
合の場合を示したが、2色以上の混合の場合にも適用す
ることが可能である。
【0091】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
単色と2色以上の混合色との階調特性の違いに応じて画
素毎に階調補正を行うことのできるカラー画像形成装置
と階調補正方法と、この階調補正で用いられる複数の階
調補正テーブルを作成する階調補正テーブル作成方法と
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るカラー画像の複製画像を形成する
デジタル式カラー複写機などのカラー画像形成装置の内
部構成を概略的に示す図。
【図2】図1におけるカラー画像形成装置の電気的接続
および制御のための信号の流れを概略的に表わすブロッ
ク図。
【図3】画像処理装置の構成を概略的に示すブロック
図。
【図4】カラー画像形成装置における階調補正動作を説
明するためのフローチャート。
【図5】RAMセレクタで対象画像を分類する分類例を
示す図。
【図6】分類に対応する階調補正動作を説明するための
フローチャート。
【図7】階調補正テーブルを作成する動作を説明するた
めのフローチャート。
【図8】カラープリンタ部から出力された階調パッチ
(紙)の例を示す図。
【図9】単色の場合の階調補正テーブル作成を説明する
ための図。
【図10】単色の場合の階調補正テーブル作成を説明す
るための図。
【図11】2色混合の場合の階調補正テーブル作成を説
明するための図。
【図12】2色混合の場合の階調補正テーブル作成を説
明するための図。
【図13】2色混合の場合の階調補正テーブル作成を説
明するための図。
【図14】2色混合の場合の階調補正テーブル作成を説
明するための図。
【符号の説明】
1…カラースキャナ部 2…カラープリンタ部 33…RAM 34…NVRAM 36…画像処理装置 91…メインCPU 131…色変換部 132…画像加工部 133…黒信号生成部 134…階調補正部 135…階調処理部 136…バッファメモリ 137…色判定部 138…パターン発生部 139…RAMセレクタ 140…テーブル格納部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/407 B41J 3/00 A 5C079 1/46 H04N 1/40 101E 9/68 1/46 Z 9/79 9/79 H Fターム(参考) 2C262 AA26 AB07 AB11 AC02 AC04 BA09 BB03 BC01 BC10 BC17 5B057 CA01 CA08 CA12 CB01 CB08 CB12 CE11 CE17 CH07 CH18 DB02 DB06 DB09 5C055 AA14 BA08 EA05 GA00 HA18 HA19 HA31 5C066 AA11 BA20 CA08 EA03 EA11 EC01 GA01 GA05 GB01 HA01 JA01 KD02 KD06 KE16 5C077 LL12 LL19 MM27 MP08 MP09 PP15 PP31 PP32 PP33 PP37 PQ08 PQ12 PQ20 PQ22 PQ23 SS01 TT02 TT06 5C079 HB01 HB03 HB12 LA02 LA12 LA31 LB01 MA01 MA04 MA11 NA03 NA05 PA02 PA03

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の画素より構成されるカラー画像を
    読み取る読取手段と、 この読取手段で読み取った画像信号を色信号に変換する
    変換手段と、 この変換手段で変換される色信号の対象画素の色を判定
    する判定手段と、 予め単色と混合色とに対応した階調補正テーブルを含む
    複数の階調補正テーブルを記憶する記憶手段と、 上記判定手段で判定された色により対象画素を分類し、
    上記記憶手段に記憶されている複数の階調補正テーブル
    から上記分類結果に対応した階調補正テーブルを選択す
    る選択手段と、 この選択手段で選択された階調補正テーブルにより、上
    記対象画素の色信号を補正する補正手段と、 この補正手段で補正された色信号に基づいてカラー画像
    を形成する画像形成手段と、 を具備したことを特徴とするカラー画像形成装置。
  2. 【請求項2】 入力される複数の画素より構成される画
    像信号を色信号に変換し、この変換された色信号から対
    象画素の色を判定し、予め単色と混合色とに対応した階
    調補正テーブルを含む複数の階調補正テーブルを記憶
    し、上記判定された色により対象画素を分類し、上記記
    憶されている複数の階調補正テーブルから上記分類結果
    に対応した階調補正テーブルを選択し、この選択された
    階調補正テーブルにより上記対象画素の色信号を補正す
    るようにしたことを特徴とする階調補正方法。
  3. 【請求項3】 カラースキャナとカラープリンタとを有
    するカラー画像形成装置で用いられる階調補正データを
    作成する階調補正データ作成方法であって、 予め格納されている基準データを読み出し、この基準デ
    ータを用いて分類グループ毎に基準とする色信号を発生
    させ当該カラー画像形成装置のカラープリンタで用紙に
    印刷し、この印刷された用紙を当該カラー画像形成装置
    のカラースキャナで読み取り、この読み取られた画像デ
    ータを色信号に変換し、この変換された色信号から読取
    データを算出し、この算出された読取データと上記基準
    データとを比較演算して階調補正テーブルを作成し、こ
    の作成された階調補正テーブルを上記分類グループに対
    応して格納するようにしたことを特徴とする階調補正テ
    ーブル作成方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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