JP2006237986A - 画像形成システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 スキャナを用いてドキュメントをスキャンし、スキャンした画像を4in1等のページレイアウトでプリントする際、画像縮小の処理によって印刷結果が見え難いと言う問題を解決する。
【解決手段】 スキャンした画像をNin1で出力することを認識し、Nin1で出力する場合、スキャナの読取り解像度とプリンタの出力可能な解像度とページレイアウト情報を基に、実際にプリントする際の出力解像を決定し、スキャン画像の解像度変換を行う。その後プリントする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、画像処理装置及び画像処理方法に関し、例えば、原稿画像に基づいて電気的に読み取られたカラー画像データをプリンタ等に出力する場合の画質の向上を目的とした画像処理装置及び画像処理方法に関するものである。
従来から、スキャナで画像を読取り、読取った画像をプリンタに出力させる複写機等の画像処理装置において、通常、スキャナの読取り解像度よりもプリンタの出力解像度の方が高い解像度で画像処理することができる。
このように、画像読取り解像度と印刷出力する解像度とが異なる通常の画像処理システムにおいては、プリンタの解像度を画像読取り解像度と一致するようにして出力する。
又、別の従来例としては、特許文献1及び特許文献2をあげることが出来る。
特開平09−130565号公報 特開平08−223403号公報
しかしながら、例えばスキャナのような画像読取り装置から複数枚のドキュメント情報を画像として読込み、一枚のドキュメント上に複数ページを印刷するようなNin1でプリンタに出力する場合、画像読取装置により読込んだ画像がドキュメント上で小さく印刷され、見えにくいといった問題があった。また、画像読取り装置の読取り解像度よりも出力装置の解像度のほうが高い場合、画像読取装置の解像度に合わせてプリンタの解像度を決定しているため、プリンタの画像出力能力を十分に活用できていないという問題があった。
画像入力手段と、出力手段と、前記画像入力手段によって生成した画像をページレイアウトする手段と、ページレイアウトを決定するための決定手段とを有し、前記画像入力手段における解像度を認識し、前記画像出力手段における解像度を認識し、前記画像入力手段によって生成した画像をページレイアウトし前記出力手段で出力するとき、前記画像出力手段において前記画像入力手段によって生成した画像の出力ページレイアウトを認識する手段と、前記画像入力手段における読取り解像度と前記画像出力手段における出力解像度とを比較する手段と、前記ページレイアウトを認識する手段から得られるページレイアウトと前記画像入力手段における読取り解像度と前記画像出力手段における出力解像度から画像出力解像度を決定する手段と、前記決定された画像出力解像度と前記画像入力手段における読取り解像度を比較し比較した結果解像度が異なっていれば解像度変換を行う手段と、を有するものである。
以上説明したように、本発明によれば、ドキュメントをスキャンし、スキャン結果をページレイアウトNin1で出力した時、スキャナの読取り解像度がプリンタの出力解像度よりも低い場合、コントローラ部において、画像データを高解像度に変換することで、従来のような。Nin1で出力時における画像縮小処理による印刷結果の画質低下を防ぐことができる。
〔システムの概要説明〕
本実施例の構成を説明する前に、本実施例を適用するに好適なカラー複写機の構成について図1〜図7を参照しながら説明する。なお、本実施例を適用するプリンタは、カラー複写機に限られるものではなく、画像読取り部と印刷結果出力部が分離してある場合などのような他形態でも良いことは言うまでもない。
図1にカラー複写機のブロック図を示す。カラー複写機は、画像読取りを行うスキャナ部201とその画像データを画像処理するIP部202、カラー複写機の使い方に応じてコア部206で画像信号の一時保存を行い、経路を決定する。
次に、コア部206から出力された画像データは、画像形成を行うプリンタ部208に送られる。
また、ディスプレイ部210は、例えば画像をプリントせずに画像の内容を確認する等を行うためのものであり、プリントする前に画像の様子を確認する(プレビュー)ために用いられる。
〔スキャナ部201の構成〕
次に図2を用いてスキャナ部201の構成を説明する。301は原稿台ガラスであり、読取られるべき原稿302が置かれる。原稿302は照明ランプ303により照射され、その反射光はミラー304、305、306を経て、レンズ307によりCCD308上に結像される。ミラー304、照明ランプ303を含む第1ミラーユニット310において、ミラー304は速度vで移動し、ミラー305、306を含む第2ミラーユニット311は速度1/2vで移動することにより、原稿302の前面を走査する。第1ミラーユニット310及び第2ミラーユニット311はモータ309により駆動する。
〔画像処理部202の構成〕
図3を用いてIP部(画像処理部)202について説明する。入力された光学的信号は、CCDセンサ308により電気信号に変換される。このCCDセンサ308はRGB3ラインのカラーセンサであり、RGBそれぞれの画像信号としてA/Dコンバータで、各色信号毎に8bitのデジタル画像信号RO、GO、BOに変換される。その後、402のシェーディング補正で色ごとに、基準白色版の読取り信号を用いた、公知のシェーディング補正が施される。更に、CCDセンサ308各色ラインセンサは、相互に所定の距離を隔てて配置されているためラインディレイ調整回路(ライン補間部)403において、副走査方向の空間的ずれが補正される。
次に、入力マスキング部404はCCDセンサ308のR、G、Bフィルタの分光特性で決まる読取色空間を、NTSCの標準色空間に変換する部分であり、CCDセンサ308の感度特性/照明ランプのスペクトル特性等の諸特性を考慮した装置固有の定数を用いた3×3のマトリックス演算を行い、入力された(RO、GO、BO)信号を標準的な(R、G、B)信号に変換する。
更に、輝度/濃度変換部(LOG変換部)405はルックアップテーブル(LUT)RAMにより、構成され、RGBの輝度信号がC1、M1、Y1の濃度信号になるように変換される。
406は出力マスキング/UCR回路図であり、C1、M1、Y1信号を画像形成装置のトナー色であるC、M、Y、K信号に補正して出力する。
次に、ガンマ補正部407にて、トナーの色味諸特性を考慮したルックアップテーブル(LUT)RAMを使って画像出力のためのC、M、Y、Kデータに変換されて、空間フィルタ408は、シャープネスまたは、スムージングが施された後、画像信号はコア部206へと送られる。
〔コア部206の構成〕
図4を用いてコア部206について説明する。コア部206のバスセレクタ部701は、カラー複写機の利用における、いわば交通整理の役割を担っている。すなわち、複写機能、ネットワークスキャン、ネットワークプリンタ、ファクシミリ送信/受信、あるいは、ディスプレイ表示などカラー複写機における各種機能に応じてバスの切り替えを行うところである。
以下に各機能を実行するためのバスの切り替えのパターンは複写機能:スキャナ201→コア206→プリンタ208のようになる。
〔PWM部207の構成〕
図5によりPWM部207の説明をする。コア部206を出たイエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の4色に色分解された画像データ(MFP105の場合は、単色となる)はそれぞれのPWM部207を通ってそれぞれ画像形成される。801は三角波発生部、802は入力されるデジタル画像信号をアナログ信号に変換するD/Aコンバータ(D/A変換部)である。三角波発生部801からの信号(図5−2a)及びD/Aコンバータ802からの信号(図5−2b)は、コンパレータ803で代償比較されて、図8のような信号となってレーザ駆動部804に送られ、CMYKそれぞれが、CMYKそれぞれのレーザ805でレーザビームに変換される。
そして、ポリゴンスキャナ913で、それぞれのレーザビームを走査して、それぞれの感光ドラム917、921、925、929に照射される。
〔プリンタ部208の構成(カラーMFP104の場合)〕
次に図6に、カラープリンタ部の概要図を示す。913は、ポリゴンミラーであり、4つの半導体レーザ805より発光された4本のレーザ光を受ける。その内の1本はミラー914、915、916をへて感光ドラム917を走査し、次の1本はミラー918、919、920をへて感光ドラム921を走査し、922、923、924をへて感光ドラム925を走査し、次の1本はミラー926、927、928をへて感光ドラム929を走査する。
一方、930はイエロー(Y)のトナーを供給する現像器であり、レーザ光に従い、感光ドラム917上にイエローのトナー像を形成し、931はマゼンタ(M)のトナーを供給する現像器であり、レーザ光に従い、感光ドラム921上にマゼンタのトナー像を形成し、932はシアン(C)のトナーを供給する現像器であり、レーザ光に従い、感光ドラム925上にシアンのトナー像を形成し、933はブラック(K)のトナーを供給する現像器であり、レーザ光に従い、感光ドラム929上にマゼンタのトナー像を形成する。以上4色(Y、M、C、K)のトナー像がシートに転写され、フルカラーの出力画像を得ることができる。
シートカセット934、935および、手差しトレイ936のいずれかより供給されたシートは、レジストローラ937をへて、転写ベルト938上に吸着され、搬送される。給紙のタイミングと同期がとられて、予め感光ドラム917、921、925、929には各色のトナーが現像されており、シートの搬送とともに、トナーがシートに転写される。各色のトナーが転写されたシートは、分離され、搬送ベルト939により搬送され、定着器940によって、トナーがシートに定着される。定着器940を抜けたシートはフラッパ950によりいったん下方向へ導かれてシートの後端がフラッパ950を抜けた後、スイッチバックさせて排出する。これによりフェイスダウン状態で排出され、先頭頁から順にプリントしたときに正しい順となる。
なお、4つの感光ドラム917、921、925、929は、距離dをおいて、等間隔に配置されており、搬送ベルト939により、シートは一定速度vで搬送されており、このタイミング同期がなされて、4つの半導体レーザ805は駆動される。
〔ディスプレイ部210の構成〕
図7に、ディスプレイ部210を示す。コア部206より出された画像データは、CMYKデータであるため、逆LOG変換部1101でRGBデータに変換する必要がある。次に、出力されるCRTなどのディスプレイ装置1104、1105の色の特性に合わせるためにガンマ変換部1102でルックアップテーブルを使用して出力変換を行う。変換された画像データは、一度メモリ部1103に格納されて、CRTなどのディスプレイ装置1104、1105によって表示させる。
ここで、ディスプレイ部210、を使用するのは、出力画像を予め確認するプレビュー機能や出力する画像が意図したものと間違いないか検証するグループ機能、あるいは、プリントの必要がないかどうかを確認するなどの場合にプリントシートの無駄を省く為である。
このように構成された画像形成装置において本発明の詳細を説明する。
まず、図4コア部206内に含まれているコントローラ部205のブロック図について説明する。
102はパネルインタフェース(I/F)であり、ディスプレイ部に接続されており、バス113に接続されている。104はビットマップデータを発生する画像データ発生部であり、該発生したビットマップデータは画像メモリ105内に書き込まれる。
107はRAMであり、コントローラ部を制御するための各種データが格納される。108はROMであり、CPU109によって実行される制御プログラム及び、フォントデータ等が書き込まれている。
106は通信回路であり、ビデオI/F回路111を介してPWM部との通信を行う。112は画像メモリ105に格納されたビットマップデータをシリアルデータに変換して出力する出力バッファである。
バスセレクタ103は、カラー複写機の利用における、いわば交通整理の役割を担っている。すなわち、複写機能、ネットワークスキャン、ネットワークプリンタ、ファクシミリ送信/受信、あるいは、ディスプレイ表示などカラー複写機における各種機能に応じてバスの切り替えを行うところである。複写機能におけるバス切り替えのパターンは、スキャナ201→コントローラ103→プリンタ208となる。
本出願の詳細な説明となるデータ変換部113は後述する。
尚、コントローラ部内における全ての回路は、バス112を介して互いに接続されている。
図9に、コントローラ部207の中にあるデータ変換部113の構成を示す。データ変換部はページレイアウト認識部114、解像度比較部115、解像度変換部116、解像度記憶部117から構成されている。またデータ変換部はコントローラ部の共通なバスである112に接続されている。
ページレイアウト認識部114は、スキャナ部で読取った画像をドキュメントに印刷する際に、ドキュメントにおけるページレイアウトがどのような構成になっているかを認識する。また、スキャナ部から送信される画像読取り解像度を取得する。そして、認識した結果であるページレイアウト情報とスキャナの解像度情報を解像度比較部に送る。
解像度比較部115は、ページレイアウト認識部からページレイアウト情報とスキャナ解像度情報を受け取る。また、解像度記憶部117にはプリンタ部において出力可能な解像度の情報が記憶されており、解像度記憶部から出力可能解像度を取得する。そして、ページレイアウト情報、スキャナ解像度情報とプリンタ解像度情報の組み合わせから判断して、プリンタ部で出力する解像を決定する。判断するのは、ページレイアウト情報とスキャナ解像度情報とプリンタ解像度情報の3つの情報を、ルックアップテーブルに入力し、その入力パターンから一意にプリンタ出力解像度が決定される。決定したプリンタ出力解像度を解像度変換部に送る。
解像度変換部は解像度比較部115で決定された解像度から、スキャナ読取り画像を高解像度に変換する必要がある場合、高解像度に変換する。
上記に説明した一連の処理の流れを図9に示す。
まず、ステップS1においてドキュメントをスキャンし、画像情報と共に読取り解像度をプリンタ部に送信する。そしてステップS2において出力レイアウト構成を取得し、出力ページレイアウトがNin1であるかどうかを認識する。ステップS2においてレイアウトがNin1出力でなかった場合、ステップS7において、ユーザによって予め決められた解像度または、初期設定によって決められた解像度をプリンタ出力解像度Reso_P(default)とする。また、ステップS2においてNin1で出力される場合は、ステップS3においてスキャナの読取り解像度Reso_Sとプリンタが出力可能な解像度の中で最も高解像度なものPReso_P(max)とを比較する。ステップS3における比較の結果、Reso_SよりもPReso_P(max)が低い場合、ステップS6においてReso_PをPReso_P(max)に設定する。ステップS3においてReso_SよりもPReso_P(max)が高い場合は、ステップS4において、上記説明のルックアップテーブルL.U.Tを参照し、Reso_Pを決定する。そして、ステップS8、S9、S10において、決定されたReso_PとReso_Sとを比較して解像度の変換が必要なものは変換を行い、プリンタに出力する。
以上説明したように、ドキュメントをスキャンし、スキャン結果をページレイアウトNin1で出力した時、スキャナの読取り解像度がプリンタの出力解像度よりも低い場合、コントローラ部において、画像データを高解像度に変換する。
画像形成装置全体のブロック図である。 画像形成装置のスキャナ部を示す図である。 画像形成装置のIP部のブロック図である。 画像形成装置のコントローラ部のブロック図である。 画像形成装置のPWM部のブロック図である。 カラー画像形成装置のプリンタ部を示す図である。 画像形成装置のディスプレイ部のブロック図である。 画像系背装置のデータ変換部のブロック図である。 解像度変換の処理の流れを示したフローチャートである。

Claims (6)

  1. 画像入力手段と、出力手段と、前記画像入力手段によって生成した画像をページレイアウトする手段と、ページレイアウトを決定するための決定手段とを有し、前記画像入力手段における解像度を認識し、前記画像出力手段における解像度を認識し、前記画像入力手段によって生成した画像をページレイアウトし前記出力手段で出力するとき、前記画像出力手段において前記画像入力手段によって生成した画像の出力ページレイアウトを認識する手段と、前記画像入力手段における読取り解像度と前記画像出力手段における出力解像度とを比較する手段と、前記ページレイアウトを認識する手段から得られるページレイアウトと前記画像入力手段における読取り解像度と前記画像出力手段における出力解像度から画像出力解像度を決定する手段と、前記決定された画像出力解像度と前記画像入力手段における読取り解像度を比較し比較した結果解像度が異なっていれば解像度変換を行う手段と、を有することを特徴とした画像形成装置。
  2. 前記画像出力手段において前記画像入力手段によって生成した画像の出力ページレイアウトを認識する手段は、請求項1記載のページレイアウトを決定する手段から認識する請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記画像入力手段は、読取り解像度を前記画像出力装置に送信する手段をもつことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 前記画像出力手段は、出力可能な解像度を予め記憶手段に記憶していることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  5. 前記画像入力手段における読取り解像度と前記画像出力手段における出力解像度とを比較する手段は、前記画像入力手段から送信される読取り解像度と前記出力手段における出力可能な解像度を記憶した記憶手段とを比較することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  6. 前記ページレイアウトを認識する手段から得られるページレイアウトと前記画像入力手段における読取り解像度と前記画像出力手段における出力解像度から画像出力解像度を決定する手段は、ルックアップテーブルを用いて決定することを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009081497A (ja) * 2007-09-25 2009-04-16 Canon Inc 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、および画像形成装置の制御プログラム

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