JP2001052229A - コイン投出装置 - Google Patents

コイン投出装置

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JP2001052229A
JP2001052229A JP11227445A JP22744599A JP2001052229A JP 2001052229 A JP2001052229 A JP 2001052229A JP 11227445 A JP11227445 A JP 11227445A JP 22744599 A JP22744599 A JP 22744599A JP 2001052229 A JP2001052229 A JP 2001052229A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】コイン投出装置において、投出コイン数の計数
ミスをすることなく確実に投出することが出来ると共
に、異物等を挿入して予定枚数以上のコインを投出させ
ようとする不正行為を確実に阻止する。 【解決手段】 コイン投出装置は、開口16Aからコイ
ン24を取り込んで、このコイン24をひれ15の回転
により外側に押出し、コイン送出し開口部20から投出
する。その際、コイン送出し開口部20に配置される検
出ローラ38が揺動され、これに連動して検出レバー3
4が通常位置から検出位置に揺動し、コイン投出センサ
が遮蔽されてコイン枚数をカウントアップする。押戻し
部50は、回転ディスク16と同軸的に円周方向に並列
配置され、各々回転ディスク16と一体的に回転し、検
出位置にある検出レバー34を通常位置方向に強制的に
復帰可能となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、遊戯機、両替機
等に用いられるコイン投出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のコイン投出装置として
は、例えば特開平9−319908号公報に開示される
コイン払出し装置がある。
【0003】これらは、コインを受けるための底面が平
面とされた円形凹部からなるベースと、このベースの円
形凹部に回転自在に配置された回転ディスクと、この回
転ディスクの円周方向に配設され、該回転ディスクを厚
さ方向に貫通する複数の開口と、前記回転ディスクと一
体的に設けられ、回転ディスクと共に回転することによ
り前記円形凹部底面上のコインを回転ディスクの中心か
ら離れる方向に送り出す、前記開口と同数のひれと、回
転ディスクを回転させるためのアクチュエータと、前記
円形凹部の周壁の一部を切欠いて形成されたコイン送出
し開口部と、このコイン送出し開口部における前記回転
ディスクの回転方向上流側端位置に配置されたガイドロ
ーラと、このガイドローラよりも回転方向下流側に配置
された検出ローラと、を有してなり、前記検出ローラは
少なくとも1方向にばねにより付勢されると共に、前記
ひれにより送られるコインによって、前記ばねの付勢力
に抗して移動され、コインによって押し拡げられたガイ
ドローラと検出ローラの間を通って前記コインを投出す
るコイン投出装置であり、前記回転ディスク上方に配置
されたコインホッパに蓄えられているコインを、回転デ
ィスクの回転により所定個数、前記ばねにより付勢して
勢い良く投出するようにしている。
【0004】この前記特開平9−319908号公報に
開示されたコイン払出し装置においては、コインの投出
枚数をより確実に検出するため、2つの前記検出ローラ
がコイン投出方向に並列配置されており、各々の前記検
出ローラを検出レバーによって揺動自在に支持するよう
に構成されている。従って、2本の検出レバーがコイン
投出時に大きく揺動したとき、該レバー先端によって共
に横切られる位置に光センサを取り付けるようにし、こ
れによって確実に投出コイン数を計数するようにしてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記特開平9
−319908号公報に開示されたコイン払出し装置に
おいては、投出コイン数を計数するのに際して、前記2
つの検出ローラ及び前記ガイドローラからなる3個の回
転ローラが必要であり、構造が複雑であると共に、製造
コストが高くなるという問題点があった。更に、投出コ
イン数を計数するセンサがオープン状態であるため、外
部から前記センサに直接遮蔽板を入れてこれを覆うこと
が可能であり、このため、故意に遮蔽板を装入すると、
センサのカウントアップが阻止され、コインを余分に払
い出してしまうことがあった。
【0006】この問題を回避するためにセンサにカバー
を取付けることが一般的に行われている。
【0007】しかしながら、たとえセンサのみにカバー
を取付けたとしても、前記コイン送出し開口部から棒状
の異物を挿入し、この異物によって前記2つの検出ロー
ラを常時押し広げた場合にも、結局、センサのカウント
アップが同様に阻止され、コインを余分に払い出してし
まうという問題があった。
【0008】このような問題点を防止するものとして、
特開平6−266922に開示されているようなコイン
投出装置がある。
【0009】このコイン投出装置は、前記コイン送出し
開口部の外側に、更に別途コイン排出口が形成された保
護カバーを取り付けて構成されている。この保護カバー
には、通常は前記コイン排出口の遮蔽を行い、コイン払
出し時にはコインの押圧により退避位置に回動されてコ
イン排出口の開放を行う回動自在な遮蔽板が取り付けら
れている。
【0010】しかしながら、このコイン投出装置におい
ても前記遮蔽板の開放時に前記コイン排出口から異物を
挿入し、検出ローラを常時一方向に付勢してカウントア
ップを阻止することが可能であり、上記の問題点を根本
的に解決したものではなかった。又、保護カバーにより
コイン投出装置が大きいものになっていた。
【0011】この発明は、上記従来の問題点に鑑みてな
されたものであって、少ない部品点数で投出コイン数を
確実に計数することで、コインを余分に投出したり、又
投出コイン数の不足が生じることがないようにすると共
に、コインを余分に投出させようとする不正行為を確実
に阻止することができるコイン投出装置を提供すること
を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、コインを受け
るための底面が平面とされたベースと、このベースに回
転自在に配置された回転ディスクと、この回転ディスク
の円周方向に配設され、該回転ディスクを厚さ方向に貫
通する複数の開口と、前記回転ディスクに設けられ、回
転ディスクと共に回転することにより前記ベース上のコ
インを回転ディスクの中心から離れる方向に送り出す、
前記開口と同数のひれと、前記回転ディスクを回転させ
るアクチュエータと、前記ベースに形成されたコイン送
出し開口部と、前記コイン送出し開口部近傍に揺動自在
に配置され、少なくとも一方向にばねによって付勢され
た検出ローラと、前記検出ローラの近傍に揺動自在に配
置され、この検出ローラと連動する検出レバーと、前記
検出レバーの揺動によりコイン枚数をカウントするセン
サ手段と、を備えてなり、前記ひれに押出されて前記コ
イン送出し開口部から投出されるコインによって、前記
検出ローラが前記ばねの付勢力に抗して揺動するのと連
動して、前記検出レバーが、前記検出ローラ揺動前に対
応する通常位置から、前記検出ローラ揺動後に対応する
検出位置まで揺動するコイン投出装置において、前記回
転ディスクと同軸的に円周方向に並列配置され、各々前
記回転ディスクと一体的に回転して、前記検出位置にあ
る前記検出レバーを前記通常位置方向に強制的に復帰可
能な、前記開口と同数の押戻し部を備えることを特徴と
するコイン投出装置により、上記目的を達成するもので
ある。
【0013】又、前記押戻し部が、前記ひれの先端によ
って構成されていても良い。
【0014】更に、前記検出ローラが、前記回転ディス
クの中心に対して接近、離間するように揺動自在に配置
されると共に、前記ばねによって前記離間方向に付勢さ
れ、前記コイン送出し開口部を通過するコインによっ
て、前記検出ローラが前記ばねの付勢力に抗して前記近
接側に揺動される際には、この検出ローラが前記押戻し
部の回転半径内に介入するよう設定されており、前記押
戻し部が自らの回転により、前記回転半径内に位置する
前記検出ローラを前記離間側に強制的に押戻すことで、
この検出ローラと連動して前記検出位置にあった前記検
出レバーが前記通常位置側に強制的に復帰するようにし
ても良い。
【0015】又、本発明において、前記押戻し部が、前
記ベースの背面側にて前記回転ディスクと一体的に回転
可能に配置される押戻しディスクの円周方向に並列形成
されるようにしても良い。
【0016】更に、前記検出レバーには、自らが前記検
出位置にて前記押戻し部と当接可能な受部が形成される
ようにしてもよい。
【0017】なお、ここにおいて「連動」とは、検出ロ
ーラと検出レバーが完全に一体となっている状態に限定
されるものではなく、何らかの関係により共に動作する
場合も含むものである。又、「復帰」とは、検出レバー
が完全に元の位置まで戻ることのみに限定されるもので
はなく、少なくとも検出手段の検知ポイント(信号のオ
ン・オフが切り替わる位置)を横切る事が可能な状態を
意味するものである。
【0018】更に、前記センサ手段は、検出レバーの検
出位置に配置されているものに限定されない。検出レバ
ーの通常位置側にセンサ手段を配置し、この検出レバー
が揺動して検出位置側に退避することでコインを「検出
する」場合も含むものである。
【0019】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態の例を図
面を参照して説明する。
【0020】この実施の形態の例に係るコイン投出装置
10は、図1に示されるように、ベース12と、このベ
ース12の円形凹部12A内において、この円形凹部1
2A中心位置で、モータ26のモータ軸26Aにより、
円形凹部12Aの底面13に沿って回転駆動されるサブ
ディスク14と、このサブディスク14の上側にこれと
一体的に設けられた回転ディスク16と、この回転ディ
スク16の上方に配置されたコインホッパ18と、前記
ベース12において、前記円形凹部12Aから連続的に
溝状に形成されているコイン送出し開口部20位置に設
けられたコイン投出制御機構32とを備えて構成されて
いる。
【0021】前記回転ディスク16には、その円周方向
に複数の開口16Aが形成され、コインホッパ18から
落下してくるコイン24を前記円形凹部12Aの底面1
3と平行状態にして該底面13上に落とし込むようにさ
れている。なお、円形凹部12Aに代えてベース12に
円形凹部12Aの外周に沿って立設した外周壁をベース
12に形成しても良い。又、ここで、コインとは、硬
貨、メダル等の円形板状体をいう。
【0022】前記サブディスク14には、前記開口16
Aと同数のひれ15を備え、各ひれ間に形成されたガイ
ド溝15Aに落下したコイン24を、図1において時計
方向に回転するとき、半径方向外側に送り出すようにさ
れている。
【0023】前記図1及び裏面側から見た斜視図である
図2に示されるように、前記コイン投出制御機構22
は、前記ベース12におけるコイン送出し開口部20の
裏側に検出ベース回転軸28によってベース12の裏面
と平行に揺動自在に支持された検出ベース30と、この
検出ベース30に対して、その裏側に、検出レバー軸3
2によって揺動自在に取り付けられた検出レバー34
と、前記検出ベース30の上面に取り付けられ、前記コ
イン送出し開口部20における、回転ディスク16回転
方向下流側端部位置に形成されたガイドローラ孔20A
から上方に突出するガイドローラ36と、前記検出レバ
ー34の上側に取り付けられ、前記ベース12における
前記コイン送出し開口部20の回転ディスク回転方向下
流側端部近傍に形成された検出ローラ孔20Bから突出
する検出ローラ38と、を備えて構成されている。
【0024】ここで、前記検出ベース30には、前記検
出ベース回転軸28を中心とした円弧状の回転ガイド溝
40Aが形成され、且つ、この回転ガイド溝40Aを挿
通して検出ベース回転ガイド軸40Bがベース12の裏
面に設けられ、これによって、検出ベース30の、検出
ベース回転軸28を中心とする揺動範囲が、回転ガイド
溝40Aの長さ範囲に限定されるようにしている。
【0025】又、前記検出ベース回転ガイド軸40B
と、前記検出ベース30のばね掛側部42Aとの間に
は、検出ベースばね42が装架され、これにより、検出
ベース30は、前記検出ベース回転軸28を中心とし
て、図1において時計方向(図2において反時計方向)
に付勢されている。
【0026】又、前記検出レバー34におけるばね掛部
44Aと、前記検出ベース回転軸28との間には検出レ
バーばね44が装架され、この検出レバーばね44の引
張力によって、検出レバー34は、検出レバー軸32を
中心として図1において反時計方向(図2において時計
方向)に付勢されている。
【0027】図2に明確に示されるように、前記検出ベ
ース30の自由端側に、センサベース31が直角下向に
折れ曲がって形成されている。
【0028】このセンサベース31には、前記検出ベー
ス30が揺動されない状態であって、且つ検出レバー3
4が検出レバーばね44の付勢力に抗して、前記ガイド
ローラ36と検出ローラ38との間隔がコイン直径分に
なるまで、図2において反時計方向に揺動したとき、検
出レバー34の先端の遮蔽部34Aによって横切られる
ことで投出コイン数の1個分をカウントアップすること
ができるコイン投出センサ46が設けられている。
【0029】即ち、前記検出ローラ38の揺動と連動し
て(本実施例では一体となって)、前記検出レバー34
は、前記検出ローラ38の揺動前に対応する通常位置か
ら、前記検出ローラ38揺動後に対応する検出位置まで
揺動可能とされており、これによって前記コイン投出セ
ンサ46が投出コイン数の1個分をカウントアップする
ようになっている。
【0030】又、図3に示されるように、前記検出ロー
ラ38は、前記回転ディスク16の中心に対して接近、
離間可能に揺動自在に配置されており、この検出ローラ
38が、検出レバーばね44に抗して回転ディスク16
の中心方向に、前記ガイドローラ36との間隔がコイン
直径分になるまで揺動したとき、この検出ローラ38と
ガイドローラ36との隙間を通ってコイン24がコイン
送出し開口部20から投出できるようにされている。
又、このときの検出ローラ38の、回転ディスク16半
径方向の位置は、サブディスク14のひれ15の先端部
の回転半径内に位置するようにされている。
【0031】前記サブディスク14のひれ15の先端
は、前記ガイドローラ36との間隔がコイン直径分にな
るまで揺動している前記検出ローラ38を元の位置に強
制的に押し戻すことが可能な押戻し部50とされてい
る。
【0032】即ち、この押戻し部50は、各コインを前
記コイン送出し開口部20方向に出した後、更に、各々
前記回転ディスク16と一体的に回転して、前記検出ロ
ーラ38を介して前記検出位置にある前記検出レバー3
4を前記通常位置側に復帰可能とされている。
【0033】前記サブディスク14におけるひれ15の
先端の、コイン24に当接する箇所には、サブディスク
14の、図3において時計方向への回転時にコイン24
(その後は、検出ローラ38)を外方に押し出す傾斜ガ
イド面15Bが形成されている。
【0034】図2、3の符号35は、前記検出レバー3
4の、図2において時計方向(図3において反時計方
向)の揺動を規制するストッパを示す。
【0035】次に、上記実施の形態の例に係るコイン投
出装置10の作用について説明する。
【0036】コインホッパ18に投入され、且つ回転デ
ィスク16の回転によって開口16Aから、円形凹部1
2Aの底面13と平行状態で、該底面13上に到達した
コイン24は、回転ディスク16の回転に伴ない、各開
口16Aに対応するひれ15のガイド溝15Aに沿っ
て、半径方向外側に押し出されていく。
【0037】このコイン24が、図4(A)に示される
ように、前記ガイドローラ36に当接し、且つ、これと
検出ローラ38との間に割込むようにして、検出ローラ
38を、検出レバーばね44(図1参照)に抗して図に
おいて時計方向(回転ディスク16の中心方向)に揺動
させ、コイン24の中心24Aがガイドローラ36と検
出ローラ38との中心を通る直線を超えたとき(図4
(B)参照)、検出レバーばね44の付勢力によって、
コイン24は勢い良く押し出され(図4(C)参照)、
コイン送出し開口部20から投出される。
【0038】前記図4(B)の状態のとき、検出レバー
34の遮蔽部34Aが、センサベース31に取り付けら
れているコイン投出センサ46を遮ることによって、コ
イン24の投出数が1回カウントアップされる。
【0039】次に、コインを余分に払い出そうとする不
正行為中における、前記コイン投出装置10の作用につ
いて説明する。
【0040】図5(A)に示されるように、前記コイン
送出し開口部20を介して針金や棒等の異物52を挿入
し、前記検出ローラ38(又は、検出レバー34)をこ
の異物52により内部に押し込んだ場合、通常であれば
検出レバー34が揺動しなくなるので、コイン投出セン
サ46によるカウントアップが阻止されたまま、図5
(B)に示されるように、コインは前記コイン送出し開
口部20から投出される。
【0041】しかしながら、その後図5(C)に示され
るように、前記ひれ15の先端によって構成される押戻
し部50によって前記検出ローラ38が前記回転ディス
ク16の中心に対して離間方向に押し戻され、この検出
ローラ36を介して前記検出レバー34は前記検出位置
から前記通常位置方向に強制的に押し戻される。従っ
て、たとえ前記異物52を挿入するような不正行為に対
しても、前記コイン投出センサ46によって、次回投出
されるコイン24Aのカウントアップを確実に行うこと
が可能となる。
【0042】又、コイン24の投出後に、検出レバーば
ね44の不調等の理由によって、前記検出ローラ38が
原位置に復帰しない場合も図5に示すのと同様であり、
コイン24を押し出した後の前記押戻し部50が、この
押戻し部50の回転半径内にある検出ローラ38を押し
て、これを原位置に復帰させる。
【0043】従って、たとえ検出レバーばね44が不調
になったとしても、検出ローラ38とガイドローラ36
との間が常時開いたままでコイン24が誤って投出され
てしまうことで、コイン枚数の計数ミスが生じるような
ことがない。
【0044】次に、コインが投出されない場合について
説明する。
【0045】図6(A)に示されるように、サブディス
ク14に押されたコイン24が、検出ローラ38とガイ
ドローラ36との間に入り込まないで、検出ローラ38
とコイン24との接点、サブディスク14のひれ15と
コイン24との接点、及び、コイン24の中心24Aが
一直線上に配列されたとき、この直線よりも図において
左側(外側)に検出レバー軸32が位置しているため
に、検出レバー34を時計方向に回転する力が作用しな
い。
【0046】従って、検出レバー34が検出レバーばね
44に抗して揺動されることがなく、コイン投出センサ
46がコイン投出をカウントアップすることがない。
【0047】このとき、検出レバー34には、これを反
時計方向に回転させる力が作用しているが、検出レバー
34は検出ベース30に設けられているストッパ35に
当接して、これ以上の反時計方向の揺動が不能な状態と
なっている。
【0048】この状態で更に回転ディスク16が回転す
ると、図6(B)のように、検出ベース回転軸28を中
心として、検出ベース30が、検出ベースばね42に抗
して反時計方向に揺動され、検出ローラ38は回転ディ
スク16の中心から離間する方向に変位され、これによ
りひれ15が検出ローラ38と干渉することなくコイン
24を内方に押しつつ移動していく。
【0049】このとき、検出ベース30に支持されてい
る前記ガイドローラ36は、ガイドローラ孔20A内を
検出ローラ38に接近する方向に揺動し(図6(B)参
照)、これによって検出ローラ38とガイドローラ36
と検出レバーを検出ベースに設けた構成とし、検出ロー
ラとガイドローラの視点の距離がメダルロック時も同一
になっているので、メダルがこの二つのローラの間を通
過すれば絶対にカウントする機構になっている。
【0050】一方、前記検出ベース30は、前述のよう
に、検出ベース回転軸28を中心として検出ベースばね
42によって時計方向に付勢されているため、図6
(C)に示されるように、ひれ15の回転に従って、圧
力により、コイン24の接点の位置が変化していき、コ
イン24は、ひれ15のガイド溝15A内で回転ディス
ク16の中心方向に移動し、即ちガイド溝15A内に戻
され、ひれ15が更に時計方向に1回転したとき、次回
に投出される。
【0051】従って、コイン24がガイドローラ36と
検出ローラ38の間から正常に投出されない場合でも、
誤ってコイン投出センサ46がカウントアップしたり、
コイン24が詰まってロックを発生することがない。
【0052】次に、図7に示す実施の形態の第2例に係
るコイン投出装置60について詳細に説明する。
【0053】このコイン投出装置60は、前記ベース1
2の裏面に、前記モータ軸26Aに回動自在に支持され
る押戻しディクス62が設けられており、この押戻しデ
ィスク62の外縁には前記開口16Aと同数の前記押戻
し部50が、円周方向等間隔に設けられている。
【0054】又、コイン投出制御機構32は、前記図7
及び裏面側から見た斜視図である図8に示されるよう
に、前記ベース12におけるコイン送出し開口部20の
裏側に検出レバー軸32によってベース12の裏面と平
行に揺動自在に取り付けられた検出レバー34と、前記
検出レバー34の上側に取り付けられ、前記ベース12
における前記コイン送出し開口部20の回転ディスク回
転方向下流側端部近傍に形成された検出ローラ孔20B
から突出する検出ローラ38と、前記検出レバー軸32
よりも前記回転ディスク16の半径方向外側に設けられ
たばね支持部64と、備えて構成されている。
【0055】更に、前記コイン投出制御機構22は、前
記ベース12の裏面に固定されて、前記検出レバー34
の自由端側に位置するようにしたセンサベース31と、
このセンサベース31に固定されるコイン投出センサ4
6と、を備えて構成されている。
【0056】前記検出レバー34には、ばね掛部44A
が設けられており、このばね掛部44Aと、前記ばね支
持部64との間には検出レバーばね44が装架され、こ
れにより、検出レバー34は、前記検出レバー軸32を
中心として、図7において反時計方向(図8において時
計方向)に付勢されている。
【0057】更に、検出レバー34には、前記押戻し部
50方向に突出する受部66が形成されており、前記検
出レバー34と一体となって、前記回転ディスク16の
中心(モータ軸26A)に対して接近、離間方向に揺動
自在とされている。又、前記受部66のモータ軸64方
向突出具合は、前記検出ローラ38の揺動に連動して前
記検出レバー34が前記検出位置とされる場合に、この
受部66が前記押戻し部50と当接可能となるように設
定されている。即ち、前記受部64は、自らの揺動によ
り前記押戻し部50の回転半径内に介入するようになっ
ている。
【0058】なお、前記コイン投出装置60の他の構成
については、既に実施の形態の第1例で示したコイン投
出装置10とほぼ同一であるため、同一部分には前記コ
イン投出装置10と同一符号を付することにより詳細な
説明は省略する。
【0059】前記コイン投出装置60によれば、図9
(A)に示されるように、前記コイン送出し開口部20
を介して外部から挿入された異物52により前記検出ロ
ーラ38(又は、検出レバー34)が内部に押し込まれ
た場合であっても、図9(B)に示されるように、前記
ひれ15の回転によりコイン24が前記コイン送出し開
口部20から滑らかに投出された後、図9(C)に示さ
れるように、前記回転ディスク16と一体となって回転
する押戻しディスク62に設けられた押戻し部50と、
前記検出レバー34に設けられた前記受部64とが当接
し、この押戻し部50の回転により前記検出位置にある
前記検出レバー34が通常位置側に強制的に復帰させら
れる。
【0060】従って、異物52を挿入することによって
コイン投出センサ46のカウントアップを阻止させる不
正行為を確実に防止することが可能となり、特に、この
コイン投出装置60においては直接検出レバー34を押
し戻すので、異物52によって前記検出レバー34を直
接押し込んだ場合等に大変有効である。
【0061】次に、図10に示す実施の形態の第3例に
係るコイン投出装置70について説明する。
【0062】このコイン投出装置70は、前記コイン投
出センサ46を遮蔽することによりコインカウントアッ
プを行う検出レバー34と、これとは別個に前記検出ロ
ーラ38を支持する検出ローラベース72とが各々検出
レバー軸32を中心として、独立して揺動自在に設けら
れている。
【0063】前記検出ローラベース72の自由端側に
は、ばね掛部44Aが設けられており、このばねかけ部
44Aと、検出レバー軸32近傍に設けられた前記ばね
支持部64との間に引張りばねである検出ローラーばね
74が装架されている。又、前記検出レバーの自由端側
には、ばね受部34Bが設けられており、このばね受部
34Bと前記ばね掛部44Aとの間には圧縮ばね76が
装架されている。なお、前記検出ローラベース72には
ストッパ72Aが設けられており、前記検出レバー34
が前記圧縮ばね76によって、図10において反時計方
向に付勢されて、このストッパ72Aと当接する状態で
停止するようになっている。
【0064】なお、前記コイン投出装置70のその他の
構成については、実施の形態の第2例で示したコイン投
出装置60とほぼ同様であるため、同一部分には前記コ
イン投出装置60と同一符号を付することにより詳細な
説明は省略する。
【0065】このコイン投出装置70においては、通常
は前記検出ローラ38と前記検出レバー34は連動して
揺動する。しかし、異物によって前記検出ローラ38が
内部に押し込まれた場合においては、前記押戻し部50
の回転によって、前記検出レバー34「のみ」が前記圧
縮ばね74の付勢力に抗して検出位置から通常位置に復
帰させられる。従って、異物によっていかなる強い力で
前記検出ローラ38を押し込んだ場合であっても、前記
検出レバー34のみが確実に揺動してコインの枚数をカ
ウントすることが可能となり、前記押戻しディスク62
を回動させる前記モータ26に過渡の負担を生じさせる
こともない。
【0066】なお、上記の実施の形態の各例において
は、押戻し部50が直接的に検出レバー34(検出ロー
ラ38)を復帰させる場合のみを示したが、本発明はこ
れに限定されるものでなく、これらの間にリンク機構等
を配置して、間接的に押し戻す場合を含むものである。
【0067】
【発明の効果】本発明は上記のように構成したので、投
出コイン数の計数ミスをすることなく、確実に投出する
ことができると共に、異物等を挿入して予定枚数以上の
コインを投出させようとする不正行為を阻止することが
できるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の第1例に係るコイン投出
装置を示す分解斜視図
【図2】同コイン投出装置におけるコイン投出制御機構
を裏面から見た斜視図
【図3】同コイン投出制御機構を示す平面図
【図4】同コイン投出装置によってコインを投出する過
程を示す平面図
【図5】不正行為中における同コイン投出装置によって
コインを投出する過程を示す平面図
【図6】同コイン投出装置において、コインが正常に投
出できない場合の動作を示す平面図
【図7】本発明の実施の形態の第2例に係るコイン投出
装置を示す分解斜視図
【図8】同コイン投出装置におけるコイン投出制御機構
を裏面から見た斜視図
【図9】不正行為中における同コイン投出装置によって
コインを投出する過程を示す平面図
【図10】本発明の実施の形態の第3例に係るコイン投
出装置の要部を裏面から見た斜視図
【符号の説明】
10、60、70…コイン投出装置 12…ベース 12A…円形凹部 13…底面 14…サブディスク 15…ひれ 15A…ガイド溝 15B…傾斜ガイド面 16…回転ディスク 16A…開口 18…コインホッパ 20…コイン送出し開口部 22…コイン投出制御機構 24…コイン 24A…中心 26…モータ 26A…モータ軸 28…検出ベース回転軸 30…検出ベース 31…センサベース 32…検出レバー軸 34A…遮蔽部 36…ガイドローラ 38…検出ローラ 40A…回転ガイド溝 40B…検出ベース回転ガイド軸 42…検出ベースばね 44…検出レバーばね 46…コイン投出センサ 50…押戻し部 62…押戻しディスク 64…受部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コインを受けるための底面が平面とされた
    ベースと、このベースに回転自在に配置された回転ディ
    スクと、この回転ディスクの円周方向に配設され、該回
    転ディスクを厚さ方向に貫通する複数の開口と、前記回
    転ディスクに設けられ、回転ディスクと共に回転するこ
    とにより前記ベース上のコインを回転ディスクの中心か
    ら離れる方向に送り出す、前記開口と同数のひれと、前
    記回転ディスクを回転させるアクチュエータと、前記ベ
    ースに形成されたコイン送出し開口部と、前記コイン送
    出し開口部近傍に揺動自在に配置され、少なくとも一方
    向にばねによって付勢された検出ローラと、前記検出ロ
    ーラの近傍に揺動自在に配置され、この検出ローラと連
    動する検出レバーと、前記検出レバーの揺動によりコイ
    ン枚数をカウントするセンサ手段と、を備えてなり、前
    記ひれに押出されて前記コイン送出し開口部から投出さ
    れるコインによって、前記検出ローラが前記ばねの付勢
    力に抗して揺動するのと連動して、前記検出レバーが、
    前記検出ローラ揺動前に対応する通常位置から、前記検
    出ローラ揺動後に対応する検出位置まで揺動するコイン
    投出装置において、 前記回転ディスクと同軸的に円周方向に並列配置され、
    各々前記回転ディスクと一体的に回転して、前記検出位
    置にある前記検出レバーを前記通常位置方向に強制的に
    復帰可能な、前記開口と同数の押戻し部を備えることを
    特徴とするコイン投出装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記押戻し部が、前記
    ひれの先端によって構成されていることを特徴とするコ
    イン投出装置。
  3. 【請求項3】請求項1又は2において、前記検出ローラ
    が、前記回転ディスクの中心に対して接近、離間するよ
    うに揺動自在に配置されると共に、前記ばねによって前
    記離間方向に付勢され、前記コイン送出し開口部を通過
    するコインによって、前記検出ローラが前記ばねの付勢
    力に抗して前記近接側に揺動される際には、この検出ロ
    ーラが前記押戻し部の回転半径内に介入するよう設定さ
    れており、 前記押戻し部が自らの回転により、前記回転半径内に位
    置する前記検出ローラを前記離間側に強制的に押戻すこ
    とで、この検出ローラと連動して前記検出位置にあった
    前記検出レバーが前記通常位置側に強制的に復帰するこ
    とを特徴とするコイン投出装置。
  4. 【請求項4】請求項1において、前記押戻し部が、前記
    ベースの背面側にて前記回転ディスクと一体的に回転可
    能に配置される押戻しディスクの円周方向に並列形成さ
    れていることを特徴とするコイン投出装置。
  5. 【請求項5】請求項4において、前記検出レバーには、
    自らが前記検出位置にある場合に前記押戻し部と当接可
    能な受部が形成されていることを特徴とするコイン投出
    装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007233935A (ja) * 2006-03-03 2007-09-13 Omron Corp コイン払出装置及び遊技機
JP2009032094A (ja) * 2007-07-27 2009-02-12 Omron Corp メダル払出装置及び遊技機
JP2010267213A (ja) * 2009-05-18 2010-11-25 Asahi Seiko Co Ltd コインホッパのコインの出口構造

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