JP2008003778A - コイン選別器、コイン検出装置、および販売装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】コイン上部案内路3Aに揺動部材13を設ける。揺動部材13は、略鉛直面内に揺動可能な基部14と、基部14の上方に形成された当接部15と、基部14の下方に形成された方向切替部16と、を備える。所定寸法より大きいコインである10円硬貨がコイン上部案内路3Aを通過すると、10円硬貨の外周が当接部15に当接されて揺動部材13を押し上げることによりこれを上方に揺動させ、方向切替部16のガイド面16Aを第1コイン案内面6Aから突出させる。10円硬貨はガイド面16Aに沿ってコインの厚み方向に移動して10円硬貨用のコイン入口31Bに落下する。10円硬貨が当接部15に当接することで揺動部材13が作動して選別が行われるので、簡単な構造で確実にコインを選別できる。
【選択図】図12
Description
コイン投入口にコインが投入されると、コインはコイン案内路の上流側案内路部分を通過して、上流側案内路部分と下流側案内路部分との間の領域まで到達する。この領域には通路切替部材が設けられている。ここで、通路切替部材の当接部は、コインの周面を支持する第1コイン案内面から所定コインの径寸法に対応する寸法よりも僅かに大きい距離だけ離間して配置されているため、投入されたコインの径寸法が所定寸法以下である場合には、コインは当接部に当接されない。したがって、通路切替部材は、通常位置に位置し、コインを第1下流側案内路部分に案内する。一方、コインの径寸法が所定寸法より大きい場合には、コインがコイン案内路を通過すると、コインが当接部に当接し、当接部を押し上げることによって、通路切替部材が移動して、選別位置に位置する。そして、通路切替部材は、この選別位置において、コインを第2下流側案内路部分に導く。これにより、コインが、その径寸法に応じて、コインの厚み方向に並設された第1下流側案内路部分および第2下流側案内路部分のいずれかに案内されて選別される。
また、通路切替部材によって、コイン案内路を厚み方向に並設された第1下流側案内路部分と第2下流側案内路部分とに選別することができるので、従来のクレードル式の硬貨選別器とは異なり、第1下流側案内路部分と第2下流側案内路部分とが、互いに厚み方向に配置される。よって、下流側案内路部分を同一面内に複数配置する場合に較べて、コイン案内路のスペースが小さくなる。したがって、コイン選別器の小型化が促進される。
したがって、この実施の形態によれば、ガイド面が、上流側案内路部分の下流側出口から第2下流側案内路部分の上流側入口に向けて斜めに延びているので、上流側案内路部分を通過したコインが、上流側案内路部分の下流側出口に対して偏位した第2下流側案内路部分に徐々に案内される。したがって、コインの厚み方向の移動がスムーズに行われ、コインが安定して第2下流側案内路部分に案内されるから、コイン選別器のコイン選別性能が良好となる。
したがって、この別の実施の形態によれば、第2コイン案内面が、通路切替部材の通常位置において第1コイン案内面と面一であるので、第2コイン案内面がコイン案内路内に突出せず、コインの通過を妨げることがない。また、ガイド面がコイン案内路に近接して配置されるから、通路切替部材を選別位置に移動させるのに必要な移動距離が小さくなる。したがって、逆に小さい移動距離でガイド面を大きくコイン案内路内に露出させることが可能となるので、コインがより確実にガイド面で案内され、コインがより安定して第2下流側案内路部分に案内される。
この更に別の実施の形態においては、通路切替部材は通常位置で第1コイン案内面の支持部に下方から支持される。また、コインが当接部を押し上げると、通路切替部は上方に揺動することによって選別位置に移動する。コインが通過した後は、通路切替部材は自重によって下方に揺動して通常位置に戻り、下方から支持部によって支持される。
したがって、この更に別の実施の形態によれば、通路切替部材が上下方向に揺動可能に設けられ、第1コイン案内面の支持部が通路切替部材を下方から支持し、選別位置から通常位置への移動は、自重によって行われるので、通路切替部材を選別位置から通常位置に戻すのに、例えばアクチュエータや付勢手段等を設ける必要がないため、コイン選別器の構成が簡単になる。
この発明においては、コイン検出装置が、前述のコイン選別器を備えているので、前述のコイン選別器の効果と同様な効果が得られ、簡単な構造で確実にコインを選別できる。また、コイン検出装置が排出機構および動作制御機構を備えているので、コイン選別器に連動して、コイン選別器で選別された所定種類のコインが所定数投入されると動作制御機構は排出機構を作動させて、コインをコイン検出装置外部のコイン収納手段に排出する。したがって、簡単な構造で所定種類、所定枚数のコインの検出が可能となる。
この発明においては、販売装置が前述のコイン選別器を備えているので、前述のコイン選別器と同様の効果が得られ、簡単な構造でコインの選別が確実となる。
[手動式販売装置の全体構成]
図1は、本発明の実施形態に係る販売装置としての手動式販売装置100を正面側からみた斜視図である。本発明の実施形態に係る手動式販売装置100は、一方を他方の上面の上に積み上げたすなわち上下二段構成になっている。上下の手動式販売装置100は、それぞれ箱型の筐体101を有する。筐体101の上部には、玩具等をカプセル等の容器に包装した物品Aを複数収納する収納ケース102が設けられている。また、手動式販売装置100の収納ケース102の下方には、筐体101の前面開口を覆うカバー体103が、ヒンジにより開閉自在に設けられている。
カバー体103には、コインを投入するためのコイン投入口104と、収納ケース102から取り出された物品Aが排出される物品取出口105と、返却されるコインが排出されるコイン受け皿106と、が設けられている。また、カバー体103には、物品Aを収納ケース102から取り出すために操作する回転ハンドル110がカバー体103に対して回転可能に配置されている。さらに、カバー体103からは、投入したコインを返却させるための返却部材81が突出している。
図2に示すように、手動式販売装置100の上方には、収納ケース102が、中央には、投入されたコインを選別する本発明に係るコイン検出装置1が、下方には、コイン検出装置1で選別されたコインを収納するコイン収納手段としてのコイン収納部108が設けられている。
回転ハンドル110の回転軸111は、筐体101の後方まで延び、端部に歯車112を有する。歯車112は、歯車113を介して駆動歯車114に噛み合っている。
回転台107の底面の外縁には、歯が形成されており、この歯が駆動歯車114に噛み合う。このような構成により、回転ハンドル110を回転させると、歯車112,113を介して駆動歯車114が回転し、回転台107が所定角度回動する。
ここで、回転ハンドル110から回転台107までの減速比は、回転ハンドル110が一回転したときに、回転台107が1回転のうち孔の数分の1だけ回転するように設定されている。つまり、例えば回転台107の孔の数が5つであれば、減速比は、回転ハンドル110が一回転すると回転台107が72°(360°の5分の1)回動するように設定される。
コイン検出装置1は、傘歯車55を有し、この傘歯車55は、筐体101に設けられた回転軸115の中央部に固定された傘歯車116に噛み合う。回転軸115の後端部には、歯車117が固定されており、この歯車117は、歯車118を介して回転ハンドル110の歯車112に噛み合う。
コイン検出装置1の構成について、以下に詳細に説明する。
図3は、コイン検出装置1を左側面からみた一部分解斜視図である。図4は、コイン検出装置1の側面図である。これらの図3および図4に示すように、コイン検出装置1は、全体として、右枠体2Aと左枠体2Bとからなる装置本体2により構成されている。各枠体2A,2Bは、例えば硬質合成樹脂等により形成される。右枠体2Aと左枠体2Bとは、例えばネジ3により連結させて固定されている。連結させた右枠体2Aと左枠体2Bとの間には、投入されるコインの厚みに応じた所定厚みの隙間が形成されており、該隙間によってコイン案内路の大部分が形成されている。
コイン検出装置1は、複数種類のコインを選別し、所定種類のコインが所定枚数投入されたときにだけ回転ハンドル110の回転を許すように構成されている。本実施形態では、コインとして、100円硬貨および10円硬貨を採用し、100円硬貨が1枚、かつ10円硬貨が1枚投入されたときに、回転ハンドル110が回転可能となる構成について説明する。
なお、本実施形態では、コイン上部案内路3Aの寸法は、10円硬貨および100円硬貨が通過できるように設定されている。また、10円硬貨よりも大きい500円硬貨は、カバー体103のコイン投入口104の寸法を500円硬貨の径寸法よりも小さく設定することにより、コイン上部案内路3Aに投入されないようになっている。
図5乃至図7に示すように、コイン選別器10は、コイン上部案内路3Aのコイン落下口12の直前(上流側)に設けられ、コインの面内方向に略平行な方向に、つまり略鉛直面内で揺動可能な通路切替部材としての揺動部材13を有する。この揺動部材13は、コイン上部案内路3Aの左枠体2B側の側壁部5内に配置される板状の基部14と、基部14の上方に形成された当接部15と、基部14の下方に形成された方向切替部16とを有する。
当接部15の上流側の端部には、基部14の側面から上流側に向かって突出する傾斜部15Aが形成されている。この傾斜部15Aの下面は、上流側に向かって上方に傾斜しており、揺動部材13の側面視(図6の向き)で略三角形のくさび形となっている。
したがって、コイン上部案内路3Aは、図7に示すように、揺動部材13よりも上流側の上流側案内路部分Uと、揺動部材13よりも下流側の下流側案内路部分Dとを有する。また、下流側案内路部分Dは、揺動部材13が通常位置にあり、コインが揺動部材13の第2コイン案内面16Aの上を通って側壁部5に沿って案内されるときの第1下流側案内路部分D1と、揺動部材13が選別位置にあり、コインが揺動部材13のガイド面16Aに沿って案内されるときの第2下流側案内路部分D2とを有する。ここで、上流側案内路部分Uの下流側出口は、第1下流側案内路部分D1の上流側入口に整列しており、第2下流側案内路部分D2の上流側入口は上流側案内路部分Uの下流側出口に対してコインの厚み方向に偏位している。また、第1下流側案内路部分D1と第2下流側案内路部分D2とは、コインの厚み方向に並設されている。そして、揺動部材13は、上流側案内路部分Uと下流側案内路部分Dとの間の領域Rに設けられており、ガイド面16Aは、平面視で、上流側案内路部分Uの下流側出口から第2下流側案内路部分D2の上流側入口に向けて斜めに延びている。
クレードル式コインセレクタ30は、全体として、3枚の板状のコインセレクタ用枠体32が厚み方向に所定の間隔を有して重なることによって構成され、これらの枠体32間の隙間に10円硬貨用および100円硬貨用のコイン中部案内路3Bが形成されている。コイン中部案内路3Bの上方には、コイン選別器10で選別された10円硬貨および100円硬貨がそれぞれ投入されるコイン入口31(31A,31B)が形成されている。これらのコイン入口31(31A,31B)は、いずれもコイン落下口12に対向して配置されている。これにより、コイン上部案内路3Aは、10円硬貨用のコイン中部案内路3Bおよび100円硬貨用のコイン中部案内路3Bの両方に連通する。また、中央の枠体32の上端面には、コイン入口31(31A,31B)に対応する位置に、断面略三角形状の突起33が設けられている。この突起33によって共通のコイン落下口12から落下したコインをガイド突起22とともに、10円硬貨用のコイン入口31Bまたは100円硬貨用のコイン入口31Aに案内する。
クレードル式コインセレクタ30は、コイン中部案内路3Bの途中に100円硬貨とその他の硬貨とを選別するクレードル34を有する。クレードル34は、100円硬貨を把持して支持軸34Bを中心に回動可能な把持部34Aと、把持部34Aの回動動作を調整するバランス34Cとを有する。把持部34Aの基端側と先端側には、コイン中部案内路3B内に突出する爪部が形成されており、これらの爪部により、把持部34Aは、全体的に略コ字形に形成されている。これらの爪部間の距離は、100円硬貨の径寸法よりも若干小さく、5円硬貨および1円硬貨の径寸法よりも大きく設定されている。コイン中部案内路3Bは、枠体32間に固定されたガイド31Cによってコイン入口31Aから把持部34Aに向かうにしたがって把持部34Aの爪部間の寸法まで、コイン検出装置1の前方方向に向かって狭められている。
バランス34Cの重さや長さは、100円硬貨が把持部34Aに把持されたときに、その重みで把持部34Aが支持軸34Bを中心に下方に回動するように設定されている。
クレードル式コインセレクタ30の下端は、枠体32間の隙間によって開口が形成されており、この開口の略中央は、仕切36によって仕切られている。この仕切36によって、枠体32の下端開口のコイン検出装置後方側には、適切なコインである100円硬貨が通過するコイン出口37が形成され、枠体32の下端開口の前方側には、不適切なコインである100円硬貨以外の硬貨が払い出されるコイン払出口38が形成される。
コイン下部案内路3Cは、コイン受け口41とコイン返却口42とを結び、一例としてコイン受け口41からコイン返却口42に向かって下降するように傾斜している。コイン受け口41は、クレードル式コインセレクタ30のコイン出口37に対向して設けられ、10円硬貨用と100円硬貨用に、それぞれコイン中部案内路3Bとコイン下部案内路3Cとを連通する。クレードル式コインセレクタ30のコイン払出口38は、コイン返却案内路3Dによってコイン返却口42に連結している。コイン返却口42は、手動式販売装置100のコイン受け皿106に連通する通路に開口している。
コイン下部案内路3Cの下方、すなわち、装置本体2の下面には、右枠体2Aと左枠体2Bとの間の隙間が開放可能に構成されることにより、この隙間によってコイン排出口43が形成されている。コイン排出口43は、コイン検出装置1の下方に配置されるコイン収納部108の上方に位置し、コイン下部案内路3Cとコイン収納部108とを連通する。
排出機構40は、図9および前述の図4に示すように、右枠体2Aの外面から装置本体2内に突出する通路板44により主に形成されている。この通路板44は、コイン排出口43の上流側を塞ぐ。これにより、通路板44の上面44Aによって、コイン下部案内路3Cの底壁部が形成され、投入されたコインがこの上面44Aに載置される。通路板44は、装置本体2の外側において、長手方向線を中心に回動可能に構成されている。通路板44は、回動することによって装置本体2に対して出没可能となっており、装置本体2内に突出するときにはコイン排出口43の上流側をふさぎ、装置本体2内に突出しないときにはコイン排出口43の上流側を解放する。
通路板44の上流側端部には、通路板44を付勢手段の付勢力に抗して回動させ、コイン排出口43を解放するための押圧部45が形成されている。
コイン落下防止ピン46は、通路板44が付勢手段の弾性により付勢されて装置本体2内に突出している際には、装置本体2内に突出せず、通路板44が付勢手段の弾性に抗して回動し、装置本体2内に突出せずにコイン排出口43を解放するときには、装置本体2内に突出することになる。
なお、本実施形態では、上記の各構成要素の位置関係を理解し易くするために、各構成要素の回転軸線において左枠体2Bから離間する方向(外方に向かう方向、図8に示す矢印Yの方向)を、「レベルが高くなる」と表現し、反対に各構成要素の回転軸線において左枠体2Bに近接する方向(右枠体2Aに向かって内方に向かう方向)を「レベルが低くなる」という表現を用いる。
通路板44の近傍には、係合円板52と同じレベルに、出没部材57A,57Bが当接可能なストッパ59A,59Bが設けられている。ここで、係合円板52の径寸法は、回転中心軸線からストッパ59A,59Bまでの距離よりも小さく設定されており、したがって、係合円板52は、回転する際にストッパ59A,59Bに当接されることがない。一方、係合円板52の回転中心軸線から、係合円板52の外周から突出した状態での出没部材57A,57Bの端部までの距離は、回転中心軸線からストッパ59A,59Bまでの距離よりも大きく設定されている。つまり、係合円板52が回転すると、出没部材57A,57Bが係合円板52から突出しているときには、出没部材57A,57Bがそれぞれストッパ59A,59Bに当接し、さらに回転することができなくなる。
また、爪歯車53の表面からは、位置決めピン53Aが突出しており、この位置決めピン53Aは、左枠体2Bに設けられた位置決め片63と係合する。位置決め片63は、左枠体2Bに対して回動可能となるように取り付けられ、且つバネ部材(弾性部材)64により、時計回り方向に付勢される。また、位置決め片63は、ストッパ片65により係止されそれ以上の時計回り方向への回動が規制されている。この位置決め片63および位置決めピン53Aにより、爪歯車53、つまり回転盤51の初期位置が設定される。なお、回転盤51の初期位置は、位置決めピン53Aが位置決め片63に当接した位置となる。
図10に示すように、円筒カム54は、爪歯車53と一体的に形成され、爪歯車53よりも高いレベルに配置されている。円筒カム54には、高いレベル側の端部から低いレベルに向かって凹む略V字状の凹部54Aが形成されている。この凹部54Aの端面には、左枠体2Bの外面に設けられた追随部材66の先端側に形成された追随ピン66Aが当接されている。追随部材66は、円筒カム54の径方向に略沿って配置され、基端側が円筒カム54の径方向と略直交する方向を中心に回動可能に左枠体2Bに支持されている。また、追随部材66は、ばね部材67によってレベルが低くなる方向に付勢されており、これにより、追随ピン66Aが円筒カム54に適切な付勢力で当接され、凹部54Aに追随可能となっている。
追随部材66の基端近傍には、コイン下部案内路3C内に規定枚数のコインが溜められた際にコイン返却口42から最も遠い位置に溜められたコインに対応する位置に、コイン下部案内路3C内に突出可能な当接ピン68が形成されている。また、追随部材66の先端近傍には、係合円板52よりも外周側で、出没部材57A,57Bの端部よりも径方向内側に対応する位置に、出没部材57A,57Bのレベルまで突出可能なストッパピン69が形成されている。
[コイン選別器の動作]
図11および図12は、コイン選別器10の動作を示す斜視図である。
コイン投入口104からコインを投入すると、コインは、コイン挿入口11からコイン検出装置1に投入される。コインは、周面で転がりながらコイン上部案内路3Aの上流側案内路部分Uを通ってコイン選別器10に到達する。
コイン選別器10では、前述の図6に示すように、例えばコインが100円硬貨、あるいは100円硬貨よりも径寸法の小さい5円硬貨や1円硬貨である場合には、コインの径寸法が、揺動部材13の当接部15の下面15Bと方向切替部16の第2コイン案内面16Bとの間の距離より小さいため、コインが当接部15に当接されない。したがって、コインは、図11に示すように、揺動部材13を押し上げないから、揺動部材13が揺動せずに通常位置に位置し、方向切替部16の第2コイン案内面16Bがコイン上部案内路3Aの第1コイン案内面6Aと一致する。したがって、コインは、そのまま真っ直ぐ第2コイン案内面16Bの上を通って基部14の内側面14Aに沿って第1下流側案内路部分D1に案内され、基部14の内側面14Aとガイド突起22との間でガイドされながら、コイン落下口12からクレードル式コインセレクタ30の100円硬貨用のコイン入口31Aに落下する。
前述の図8に示すように、コインが傾斜部15Aに当接されると、コインが自重によりコイン上部案内路3Aの傾斜面をさらに下流側に移動しようとすることにより、コインの外周が当接部15を押上げる。これにより、揺動部材13がピン19を中心に上方に揺動し、当接部15が上方に移動する。
揺動部材13が揺動すると、これにしたがって方向切替部16も揺動して上方に移動し、コイン上部案内路3Aに突出し、選別位置に位置する。すると、図8および図12に示すように、方向切替部16のガイド面16Aがコイン上部案内路3Aに露出する。ここで、ガイド面16Aは、コイン上部案内路3Aの下流に進むにしたがって、コインの厚み方向に突出しているので、このガイド面16Aによって、コインを上流側案内路部分Uから第2下流側案内路部分D2へ案内する案内路が形成され、コイン案内路がコインの厚み方向に変更されることとなる。コインの下方側がガイド面16Aに沿って案内されることによって、コインが厚み方向に移動し、ガイド突起22の側面と右枠体2Aとの間に移動する。コインは、ガイド面16Aおよびガイド突起22の側面と右枠体2Aの側壁部7にガイドされながら、コイン落下口12からクレードル式コインセレクタ30の10円硬貨用のコイン入口31Bに落下する。
10円硬貨がコイン落下口12からクレードル式コインセレクタ30に落下すると、揺動部材13は、自重によって下方に揺動し、選別位置から通常位置に戻って凹部20に下方から支持される。
次に、クレードル式コインセレクタ30の動作について説明する。
前述の図4に示すように、クレードル式コインセレクタ30では、10円硬貨用と100円硬貨用とが別個に設けられている。100円硬貨がコイン入口31Aから投入されると、クレードル34の把持部34Aが100円硬貨を把持する。そしてその重みによってクレードル34が支持軸34Bを中心に下方に回動する。把持部34Aがほぼ鉛直方向下方となる位置まで回動すると、押圧片35がコインの外周を押し、把持部34Aからコインを押し出す。押し出されたコインは、仕切36よりも後方側のコイン出口37に到達し、コイン下部案内路3Cに投入される。
このように、クレードル式コインセレクタ30は、把持部34Aでコインの径寸法を検出し、バランス34Cで重さを検出することにより、コインを径寸法、重さ等によって選別している。これにより、コイン検出装置1に不正コインが投入された場合に、不正コインを確実に排除することができる。
10円硬貨用のクレードル式コインセレクタ30についても、クレードル34が10円硬貨のみを選別し、コイン出口37に導く。なお、通常ではコイン選別器10によって10円硬貨が選別されているため、10円硬貨用のクレードル式コインセレクタ30には10円硬貨のみが投入されるはずであるが、何らかの不具合によって10円硬貨とは径寸法の異なるコインが投入された場合でも、10円硬貨用のクレードル式コインセレクタ30によって不正コインを排除することができる。
次に、回転制御機構50および排出機構40の動作について説明する。図13および図14は、回転制御機構50および排出機構40の動作を示す斜視図である。
まず、購入者が回転ハンドル110を回すと、傘歯車116が回転し、コイン検出装置1の傘歯車55に回転が伝達される。これにより、回転盤51は、図4の向きから見て時計回りの方向に回転しようとする。
コイン下部案内路3C内にコインが溜められていない場合には、押圧片60A,60Bの当接面60C,60Dがコインに当接されないため、出没部材57A,57Bが押圧片60A,60Bに当接すると、図13に示すように、押圧片60A,60Bが揺動して、出没部材57A,57Bを押圧しない。よって、出没部材57A,57Bは、係合円板52内に没入することなく、係合円板52の外周から突出する。
なお、出没部材57A、57Bは、係合円板52から突出しているので、ストッパ片59A,59Bに当接する位置にあるから、回転盤51は、これによってもそれ以上の回転が阻止される。
なお、100円硬貨用の出没部材57Aは、係合円板52から突出したままなので、出没部材57Aがストッパ片59Aに当接する位置にあるから、これによっても回転盤51はそれ以上回転することができない。
このような場合であっても、回転盤51が回転すると、10円硬貨用の出没部材57Bがストッパ片59Bに当接するため、回転盤51のそれ以上の回転は阻止され、回転盤51は、結局それ以上回転することができない。
なお、このとき追随部材66の当接ピン68は、100円硬貨に当接されるため、追随ピン66Aは凹部54Aに追随せず、ストッパピン69も装置本体2内に突出しないため、ストッパピン69が回転盤51の回転を阻止することはない。
このとき、通路板44の回動に連動して、コイン落下防止ピン46がコイン中部案内路3B内に突出する。このコイン落下防止ピン46は、コイン下部案内路3Cに載置されたコインと該コインの上に載置された次のコインとの間に突出するので、通路板44が回動してコイン排出口43が開口している間、次のコインがコイン排出口43に落下するのを防止する。
揺動部材13に当接部15が設けられ、方向切替部16の通常位置において当接部15とコイン上部案内路3Aの第1コイン案内面6Aとの間の距離が100円硬貨の径寸法よりもわずかに大きく設定されているので、100円硬貨よりも大きな径寸法を有する10円硬貨がコイン上部案内路3Aを通過すると、10円硬貨の外周が当接部15に当たり、当接部15を押上げ、揺動部材13を揺動させる。したがって、当接部15によってコインの径寸法が所定寸法より大きいか否かを、このような簡単な構造で検出できる。
また、10円硬貨自身がその周面によって揺動部材13を作動させるので、10円硬貨をコイン上部案内路3Aを通過させるだけでコイン選別器10を作動させることができる。したがって、コイン選別器10にコインの案内路を切り替えるためのアクチュエータなどを設ける必要がなく、コイン選別器10の構造を簡単にできる。
また、近年では、手動式販売装置100で扱う物品Aの種類が多様化しているため、多様な金額設定を行いたいという要望や、消費税を考慮した金額設定に対応すべく、細かい金額設定を行えるようにしたいという要望がある。本実施形態では、コイン選別器10によって複数種類の硬貨を振り分けることができるので、このような細かい金額設定にも柔軟に対応でき、しかも高価な電気式コイン検出装置を使用することなく複数種類の硬貨を使用可能な手動式販売装置100を実現できる。この際、コイン選別器10がコインを厚み方向に振り分けるので、手動式販売装置100を大型化することなく、上述のような要望に対応できる。
基部14、当接部15、および方向切替部16が単一の部材として一体的に形成されて揺動部材13が構成されているので、コイン選別器10の部品点数を少なくすることができ、コイン選別器10の構成を簡単にできる。
例えば、揺動部材は、略鉛直面内で揺動可能に設けられるものに限らず、例えば鉛直方向に対して所定角度を有していても良く、上下方向に揺動可能であれば、その角度は任意である。
また、通路切替部材は、前述の実施形態のように所定面内で揺動する揺動部材で構成されるものに限らず、当接部によって押し上げられることにより、所定方向に移動可能に構成されていればよい。
方向切替部は、コイン案内路の上流側から下流側に向かって徐々に厚み方向に移動するようにコインを案内するものに限らず、例えば当接部にコインが当接されたときに方向切替部がコインを厚み方向に押圧して、コインをコイン案内路の一方の側壁側から他方の側壁側に一気に移動させる構成であっても良い。
また、方向切替部16は、通常位置において、コイン上部案内路3Aの第1コイン案内面6Aと面一となっている構成に限らず、例えば方向切替部が通常位置において装置本体の外側に配置され、リンク機構などによって装置本体の外側からコイン案内路内に突出するように移動して選別位置に配置させるように構成しても良い。
あるいは、コイン検出装置は、二種類のコインを選別する前述の実施形態のようなコイン選別器を、コイン案内路上に直列に複数個設けることによって、三種類以上のコインを選別するように構成しても良い。コイン選別器を複数個設ける場合であっても、本発明のコイン選別器は、簡単な構造で場所をとらないので、コイン検出装置あるいは手動式販売装置が大型化となるというような問題がない。
販売装置は、二台上下に設けられているものに限らず、一台ずつであってもよいし、あるいは三台以上が上下に設けられているものや、横方向に複数台連結しているものなど、その配置は任意に設定できる。また、販売装置は、前述のような手動式のものに限らず、モータなどを使用して作動する電動式のものであってもよい。
3A…コイン上部案内路
3B…コイン中部案内路
3C…コイン下部案内路
3D…コイン返却案内路
10…コイン選別器
13…揺動部材(通路切替部材)
14…基部
15…当接部
16…方向切替部
16A…ガイド面
20…凹部(支持部)
30…クレードル式コインセレクタ
40…排出機構
50…回転制御機構(動作制御機構)
80…返却機構
100…手動販売装置(販売装置)
110…回転ハンドル
Claims (6)
- 所定種類のコインが所定枚数投入されたときにだけ、取出口へ販売物品の送出を許す機構をもつ販売装置に設けられる、投入されたコインを種類別に選別するためのコイン選別器であって、
コイン投入口に通じ、コインが通過するコインの案内路を有し、このコイン案内路は、前記コイン投入口側に配置された1つの上流側案内路部分と、この上流側案内路部分の下流側において、この上流側案内路部分からコインの厚み方向に並設される第1下流側案内路部分及び第2下流側案内路部分とを有し、前記上流側案内路部分と前記下流側案内路部分との間の領域に設けられた通路切替部材を有し、この通路切替部材は、前記上流側案内路部分の出口近傍に、コインの周面を支持する前記上流側案内路部分の第1コイン案内面から所定コインの径寸法に対応する寸法よりも僅かに大きい距離だけ離間して配置された当接部を有し、前記通路切替部材は、コインを前記第1下流側案内部分に案内する通常位置と、投入されたコインの径寸法が所定寸法より大きい場合に、コインが前記当接部に当接して押し上げられることによって、コインを前記第2下流側案内路部分に導く選別位置との間で移動可能に設けられている、ことを特徴とするコイン選別器。 - 前記上流側案内路部分の下流側出口と前記第1下流側案内路部分の上流側入口とは、互いに整列しており、前記上流側案内路部分の下流側出口と前記第2下流側案内路部分の上流側入口とは、互いに偏位しており、
前記通路切替部材は、前記当接部と一体で移動可能な方向切替部を有し、この方向切替部は、平面視したとき、前記上流側案内路部分の下流側出口から前記第2下流側案内路部分の上流側入口に向けて斜めに延び、コインを前記上流側案内路部分から前記第2下流側案内路部分に案内するための上下方向に延びるガイド面を有する、ことを特徴とする請求項1に記載のコイン選別器。 - 前記方向切替部は、前記ガイド面の上縁から横方向に延びる、コインを案内するための第2コイン案内面を有し、前記第2コイン案内面は、前記通路切替部材の前記通常位置において、前記上流側案内路部分の前記第1コイン案内面と面一であり、前記通路切替部材の前記選別位置において、前記ガイド面が前記コイン案内路内に露出するように、前記第1コイン案内面から突出可能に設けられている、ことを特徴とする請求項2に記載のコイン選別器。
- 前記第1コイン案内面は、前記通路切替部材を前記通常位置で下方から支持する支持部を有し、
前記通路切替部材は、上下方向に揺動可能に設けられ、前記選別位置から前記通常位置への移動は、自重によって行われる、
ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のコイン選別器。 - 所定種類のコインが所定枚数投入されたことを検出して動作するコイン検出装置において、
請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のコイン選別器と、
コインを、該コイン検出装置外部に設けられたコイン収納手段に排出する排出機構と、
所定種類のコインが所定枚数投入されたときにだけ、前記排出機構を作動させる動作制御機構を備えた、ことを特徴とするコイン検出装置。 - 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のコイン選別器を備えた、ことを特徴とする、所定種類のコインが所定枚数投入されたときにだけ、取出口へ販売物品の送出を許す機構をもつ販売装置。
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