JP2001045846A - 作業機 - Google Patents

作業機

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Publication number
JP2001045846A
JP2001045846A JP11223371A JP22337199A JP2001045846A JP 2001045846 A JP2001045846 A JP 2001045846A JP 11223371 A JP11223371 A JP 11223371A JP 22337199 A JP22337199 A JP 22337199A JP 2001045846 A JP2001045846 A JP 2001045846A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
condenser
cooling
outside air
air
fan
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11223371A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiko Yoshino
正彦 芳野
Kazunori Doi
一紀 土居
Koji Ochi
孝司 越智
Takeshi Hagiyama
丈士 萩山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Iseki and Co Ltd, Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd filed Critical Iseki and Co Ltd
Priority to JP11223371A priority Critical patent/JP2001045846A/ja
Publication of JP2001045846A publication Critical patent/JP2001045846A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エアコンのコンデンサ冷却用ファンの外気吸
込口の詰まりを防ぎ、そのメンテナンス作業を容易にし
てコンデンサの冷却を効果的に行う作業機を提供するこ
と。 【解決手段】 穀類の刈取と脱穀を行い、かつ操縦席の
空調を行うコンデンサを含む空調装置を備えた作業機に
おいて、空調装置のコンデンサを収納し、かつコンデン
サを冷却するための外気吸込口を有するコンデンサボッ
クス12を機体内に設け、コンデンサボックス12にコ
ンデンサ13のエア吸引式の冷却ファン14とエア排出
式排塵ファン15を設ける。2つのファン14、15
を、例えば、一定時間間隔で交互に回転を切り換える構
成とすることにより、冷却ファン14で外気を吸引して
コンデンサ13を冷却し、排塵ファン15でコンデンサ
収納部12の外気吸込口の金網16などに付着した塵を
エアにより外気に向けて吹き飛ばすことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、穀類の収穫作業な
どを行う農業用のコンバイン、ハーベスタなどの作業機
に関する。
【0002】
【従来の技術】作業機の例としてコンバインを例に説明
する。コンバインは圃場内を走行中に穀稈の刈取りと脱
穀作業を行い、脱穀選別した穀粒を一時貯留し、貯留量
が蓄積したらオーガによりコンバインの外部に搬出する
作業機である。
【0003】コンバインを用いることにより圃場の穀物
の収穫作業、すなわち刈取り、脱穀作業は省力化され、
かつ能率化されてきた。コンバインによる収穫作業は、
コンバインに搭乗するオペレータの運転操作により行わ
れる。オペレータは、各種の運転操作を次々と行わなけ
ればならないが、オペレータの精神的労働強度を軽減さ
せるために操縦席が快適な作業空間であることが必要で
あり、コンバインの操縦席を囲うキャビンを設け、当該
キャビン内部の冷暖房用のエアコンをコンバインに設け
ることが最も望ましい。
【0004】また、キャビンを用いないで、操縦席に着
座するオペレータに向かう空調風吹出口を操縦席の後部
に設けた比較的安価なエアコン、いわゆるスポットクー
ラを備えたコンバインがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記エアコンを搭載し
たコンバインにおいて、エアコンのコンデンサを冷却す
る必要があり、コンデンサは外気に触れやすいボックス
内に配置され、コンデンサ近傍に配置された冷却ファン
で外気を吸入して空冷されている。
【0006】このとき、コンバインなどの作業機は圃場
上で操作されるので、穀類の刈取作業時に生じる排わら
などが舞い上がるなどのために、冷却ファンが収納され
るコンデンサボックスの外気吸込口には金網を設けて外
部からごみが機体内に入り込まないようにしている。
【0007】しかし、この外気吸込口の金網にはごみ、
ほこり、排わらが詰まり易く、外気吸込口の金網が詰ま
ると、コンデンサの冷却が効果的にできなくなるおそれ
があるので、そのメンテナンス作業を頻繁に行う必要が
ある。
【0008】そこで、本発明の課題はエアコンのコンデ
ンサ冷却ファンの外気吸込口の詰まりを防ぎ、そのメン
テナンス作業を容易にしてコンデンサの冷却を効果的に
行うことができる作業機を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の上記課題は、走
行部と該走行部上の機体に穀類を刈り取り、刈り取った
穀類の脱穀後の穀粒を一時的に貯留する各装置と、走行
部などを操縦するための操縦席と該操縦席の空調を行う
コンデンサを含む空調装置を備えた作業機において、空
調装置のコンデンサを収納し、かつコンデンサを冷却す
るための外気吸込口を有するコンデンサ収納部を機体内
に設け、該コンデンサ収納部にコンデンサの冷却ファン
とコンデンサ収納部内の排塵ファンを設けた作業機によ
り解決される。
【0010】コンデンサの冷却ファンにはエア吸引式の
ものが使用されるので、冷却ファンで外気を吸引してコ
ンデンサを冷却するが、コンデンサ収納部内に排わらな
どの大きなごみなどが入らないようにするために、コン
デンサ収納部の外気吸込口には金網を張ってある場合が
多い。しかし、冷却ファンにより外気を吸引する過程
で、この金網に塵が付着することは避けられない。
【0011】そこで、本発明の上記構成により、エア吸
引式の冷却ファンと、望ましくは同軸上にエア排出式の
排塵ファンを設け、これら2つのファンを、例えば、一
定時間間隔で交互に回転を切り換える構成とすることに
より、冷却ファンで外気を吸引してコンデンサを冷却
し、排塵ファンでコンデンサ収納部の外気吸込口の金網
などに付着した塵をエアにより外気に向けて吹き飛ばす
ことができる。こうしてコンデンサの冷却と外気吸込口
の金網の詰まり防止を共に行うことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面により
説明する。図1に本発明の実施の形態の穀類の収穫作業
を行うコンバインの側面図、図2にはコンバインの平面
略図、図3にはコンデンサボックスの側面図、図4はコ
ンデンサボックスの正面図を示す。
【0013】図1に示すコンバイン1の車体フレーム2
の下部には、ゴムなどの可撓性材料を素材として無端帯
状に成型したクローラ4を駆動スプロケット4aと複数
の遊動転輪4bとで巻回し、乾田はもちろんのこと湿田
においても沈下しないで走行できる構成の走行装置3を
備え、車体フレーム2の前部には刈取装置6を搭載し、
車体フレーム2の上部には脱穀装置7(図2)を搭載す
る。脱穀装置7で脱穀され、わらなどと選別された穀粒
はグレンタンク8に一時貯留され、グレンタンク8に穀
粒が蓄積されればオーガ9によりコンバイン1の外部へ
穀粒を搬出する。
【0014】また、車体フレーム2の上方側部で刈取装
置6と脱穀装置7(図2)との間に、オペレータが搭乗
して操縦するキャビン11内に操縦席10が設けられて
いる。また、キャビン11内にはエアコン本体(図示せ
ず)が設けられ、その空調風吹出口(図示せず)がキャ
ビン11内の適所に設けられている。
【0015】エアコンは次のように冷媒の膨張と圧縮を
利用して外部との熱の授受を行う熱ポンプである。冷媒
を断熱膨張させて低温低圧の液体として蒸発器に送り、
蒸発器で外気と熱交換により熱を吸収して蒸発させて外
部には冷風に送り、冷媒を気化させる。この気化した冷
媒を圧縮機で高温高圧の気体に変えてコンデンサに送
り、ここで外部との熱交換で外部には高温風を送り、冷
媒は冷却され、高圧の液体になる。この高圧の液体とな
った冷媒を膨張体に送り、再び断熱膨張させる。
【0016】したがって、冷媒を液化するコンデンサは
高温になるので、エアコン作動時にはコンデンサを冷却
する必要がある。そのため、コンデンサボックス12を
機体の外気に触れる箇所に配置する必要があるが、本実
施の形態では、コンデンサとその冷却ファンを収納する
コンデンサボックス12を機体後方(進行方向に対し
て)右側の側面に垂直に立て、外気吸込口を機体右側の
比較的ほこりの少ない方向に向けて配置する。
【0017】一般にコンバイン1などの作業機では、グ
レンタンク8が配置されている側(図1、図2に示すコ
ンバイン1の場合は車体の進行方向に向かって右半分)
は圃場内の穀類を刈り取った既刈側、その反対側の脱穀
装置7が配置されている部分(図1、図2に示すコンバ
イン1の場合は車体の進行方向に向かって左半分)は圃
場内の穀類を未だ刈り取っていない未刈側と呼ぶことが
ある。
【0018】そのため、図1、図2に示すコンバイン1
の進行方向の右半分の機体側面は圃場の既刈領域に面し
ているので、穀物の刈取作業時などに生じる排わらなど
の舞い上がりがない。そのため、コンデンサの冷却ファ
ンの外気吸込口がほこりなどで詰まるおそれはなく、ま
た、コンデンサの冷却を効果的に行うこができる。
【0019】また、図3、図4に示す本発明の実施の形
態では、コンデンサボックス12内にコンデンサ13を
挟んで対称位置にコンデンサ冷却用の電動ファン14と
排塵用の電動ファン15を同軸上に設けている。またコ
ンデンサ13には冷媒循環路17が接続されている。
【0020】冷却ファン14はエア吸引式のものであ
り、外気を吸引してコンデンサ13を冷却するが、この
ときコンデンサボックス12内に排わらなどの大きなご
みなどが入らないようにするために、コンデンサボック
ス12の外気吸込口には金網16を張ってある。しか
し、冷却ファン14により外気を吸引する過程で、この
金網16に塵が付着することは避けられない。
【0021】そこで、図3に示すようにエア吸引式の冷
却ファン14と同軸にエア排出式の排塵用の電動ファン
15を設け、これら2つの電動ファン14、15を一定
時間間隔で交互に回転を切り換える構成とすることによ
り、冷却ファン14で外気を吸引してコンデンサ13を
冷却し、排塵ファン15でコンデンサボックス12の外
気吸込口の金網16に付着した塵をエアにより外気に向
けて吹き飛ばすことができる。冷却ファン14が作動中
は排塵ファン15は吸引空気流のため少し連れ回りをす
る。こうしてコンデンサ13の冷却と外気吸込口の金網
16の詰まり防止を共に行うことができる。
【0022】また、図5のタイムチャートに示すよう
に、コンデンサボックス12内に設けた冷却用と排塵用
の各電動ファン14、15について、パワステレバー
(図示せず)を一定時間以上(例、2秒以上)作動させ
た時のみ冷却ファン14を停止し、排塵ファン15を作
動させる構成とすることができる。
【0023】パワステレバーを2秒程度以上作動させる
場合は、コンバイン1は旋回走行モードに入っているの
で、刈取作業をしていないため比較的塵の少ない状態で
あり、冷却ファン14を停止させ、排塵ファン15を作
動させることにより、電動ファンの作動による塵の発生
を最小限に抑えることができる。
【0024】また、コンデンサボックス12内に設けた
冷却用と排塵用の電動ファン14、15をエアコンの図
示しないコンプレッサのオン・オフと連動して、以下の
ように交互に切り換える構成とすることもできる。 コンプレッサON → 冷却ファン駆動 コンプレッサOFF → 冷却ファン停止、排塵ファン
駆動
【0025】また、コンデンサボックス12の外気吸込
口の金網16をスライド式にし、金網16を取り外し可
能とすると同時に、コンデンサボックス12の下部に清
掃口18を設けた構成とすると金網16の取り外しての
コンデンサボックス12内の清掃と、金網16の取り外
し時のコンデンサボックス12内の清掃をし易くなる。
【0026】また、コンデンサボックス12内に冷却フ
ァン14と排塵ファン15を設け、冷却ファン14側に
のみ図3に示すようにシュラウド(筒:冷却用エアの通
路を規制)19を設けた構成とすると、コンデンサ13
だけが効果的に冷却されるように、冷却風の通路を規制
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態の穀類の収穫作業を行う
コンバインの側面図である。
【図2】 図1のコンバインの平面略図である。
【図3】 図1のコンバインに用いられるコンデンサボ
ックスの側面図である。
【図4】 図1のコンバインに用いられるコンデンサボ
ックスの正面図である。
【図5】 図1のコンバインに用いられるコンデンサボ
ックス内の冷却用と排塵用の各電動ファンとパワステレ
バーの駆動、停止のタイムチャートである。
【符号の説明】
1 コンバイン 2 車体フレーム 3 走行装置 4 クローラ 4a 駆動スプロケット 4b 遊動転輪 6 刈取装置 7 脱穀装置 8 グレンタンク 9 オーガ 10 操縦席 11 キャビン 12 コンデンサボックス 13 コンデンサ 14 冷却ファン 15 排塵ファン 16 金網 17 冷媒循環路 18 清掃口 19 シュラウド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 越智 孝司 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 萩山 丈士 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 Fターム(参考) 2B076 AA04 BA02 CF02

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行部と該走行部上の機体に穀類を刈り
    取り、刈り取った穀類の脱穀後の穀粒を一時的に貯留す
    る各装置と、走行部などを操縦するための操縦席と該操
    縦席の空調を行うコンデンサを含む空調装置を備えた作
    業機において、 空調装置のコンデンサを収納し、かつコンデンサを冷却
    するための外気吸込口を有するコンデンサ収納部を機体
    内に設け、該コンデンサ収納部にコンデンサの冷却ファ
    ンとコンデンサ収納部内の排塵ファンを設けたことを特
    徴とする作業機。
JP11223371A 1999-08-06 1999-08-06 作業機 Pending JP2001045846A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11223371A JP2001045846A (ja) 1999-08-06 1999-08-06 作業機

Applications Claiming Priority (1)

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JP11223371A JP2001045846A (ja) 1999-08-06 1999-08-06 作業機

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Publication Number Publication Date
JP2001045846A true JP2001045846A (ja) 2001-02-20

Family

ID=16797105

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11223371A Pending JP2001045846A (ja) 1999-08-06 1999-08-06 作業機

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JP (1) JP2001045846A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019004815A (ja) * 2017-06-27 2019-01-17 株式会社クボタ コンバイン

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019004815A (ja) * 2017-06-27 2019-01-17 株式会社クボタ コンバイン

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