JP2001078544A - コンバイン - Google Patents

コンバイン

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JP2001078544A
JP2001078544A JP25903799A JP25903799A JP2001078544A JP 2001078544 A JP2001078544 A JP 2001078544A JP 25903799 A JP25903799 A JP 25903799A JP 25903799 A JP25903799 A JP 25903799A JP 2001078544 A JP2001078544 A JP 2001078544A
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Keiichi Kimura
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Yanmar Agribusiness Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のコンバインにおいては、キャビンに内
装される操縦席のすぐ後方にキャビンの後側壁が迫って
おり、オペレータが圧迫感を感じて不快であった。ま
た、キャビンの空調装置のコンデンサは下方及び後方が
脱穀部等に囲まれていたため、排風の流れが悪く、コン
デンサの周囲に熱が溜まり易くなって、冷却効果が十分
に得られなかった。 【解決手段】 操縦席15の後方に位置するキャビン1
7の後壁面17aを後方へ突出して該操縦席15の後方
に空間51を形成し、この突出部17bの一側方にキャ
ビン17の空調装置52のコンデンサ52aを配置する
とともに、該突出部17bの他側方に空調装置本体52
bを配置し、グレンタンク30と脱穀部18との間に、
該コンデンサ52aからの排風が、グレンタンク30及
び脱穀部18の前方から後方へ通過可能な間隙50を形
成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンバインに関
し、特に、操縦部を内装するキャビンに配置する空調装
置の排気構成に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、走行・操向操作や刈取・脱穀
作業等の操縦を行う操縦部に操縦席を配置し、該操縦部
をキャビンにより覆ったコンバインは知られている。こ
のコンバインにおける、キャビンの下方及び後方には脱
穀部やグレンタンク等が配置されている。また、キャビ
ン内の空調を行う空調装置が設けられたものがあり、該
空調装置のコンデンサはキャビンの後部外側に配置され
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記コンバイ
ンのキャビン外側においては、キャビンの空調装置のコ
ンデンサからは排風が下方へ向かって排出されるように
構成されていたので、コンデンサの下方及び後方がエン
ジンや脱穀部等に囲まれていたため、排風の流れが悪く
なり、コンデンサの周囲に熱が溜まり易くなって、放熱
が十分に行われず冷房効率を悪くし、エンジンの冷却効
率も低下していた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するた
めの手段を説明する。すなわち、請求項1においては、
操縦席を内装したキャビンの後方に脱穀部及びグレンタ
ンクを配置したコンバインにおいて、該操縦席の後方に
空調装置のコンデンサを配置して、コンデンサからの排
熱を後方へ送るようにした。
【0005】請求項2においては、前記脱穀部を左右方
向に軸心を有するロータより構成し、該ロータの上方に
グレンタンクを配置し、該グレンタンクと脱穀部の間に
間隙を形成し、該間隙を排風が通過するようにした。
【0006】請求項3においては、前記キャビンの中央
後部を後方へ膨出し、該膨出部の左右一側に空調装置の
コンデンサ、他方に本体を配置した。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて詳述する。図1は汎用コンバイン全体の側面一部
断面図、図2は同じく平面一部断面図、図3は脱穀部及
び揺動選別装置の側面断面図、図4はキャビンを示す側
面図、図5は同じく平面図、図6はキャビン後端部に取
り付けられる空調装置のコンデンサから排出される排風
の流れを示す側面図、図7はキャビンの別実施例を示す
平面図、図8は同じく側面図である。
【0008】まず、本発明に係わる汎用コンバインの全
体構成について、図1、図2により説明する。クローラ
ー式走行装置1上に下部フレーム13が搭載され、該下
部フレーム13上に揺動選別装置19や脱穀部18、及
びエンジン48等を収納するエンジンルーム49等が載
置固定され、該脱穀部18上には、穀粒を均等分散させ
るためのレベリングディスク101及びガイド板116
を内設するグレンタンク30が配置され、該グレンタン
ク30の一側部にはその内部に貯留された穀粒を排出す
る排出オーガ40が配置されている。
【0009】また、前記下部フレーム13より前方に刈
取部8が突出されている。刈取部8はプラットホーム2
内に横送りオーガ3を左右方向に収納し、回転駆動する
ことによって穀稈を略左右中央に集めるようにしてい
る。前記プラットホーム2前端下部には刈刃4が横設さ
れ、該刈刃4の前上方には掻込リール5が配設されてい
る。前記プラットホーム2の両側の後部上に昇降リンク
6の後部が枢支され、該昇降リンク6の前端に前記掻込
リール5が回転自在に支持され、油圧モーター等によっ
て掻込リール5が回転駆動される。また、前記プラット
ホーム2の両側前端には分草板7が配設されている。
【0010】前記刈取部8と脱穀部18の間には搬送装
置9が配置されており、該搬送装置9においては、フィ
ーダハウス10内にコンベア11が収納され、前記プラ
ットホーム2の後部左右中心よりやや進行方向に対して
左側寄りで、前記横送りオーガ3のスクリュー羽根の送
り終端位置に合わせてフィーダハウス10の前端が連通
されている。該フィーダハウス10の後端は、脱穀入口
12に連通されており、該脱穀入口12前方には左右水
平方向に回転軸心を有する円筒状のビータ34が配置さ
れ、穀稈を強制的に脱穀部18へ送るようにしている。
フィーダハウス10の後部は下部フレーム13に昇降回
動自在に支持されている。
【0011】そして、フィーダハウス10の下面と下部
フレーム13との間には図示せぬ油圧シリンダーを介装
して、刈取部8を昇降可能としている。さらに、前記フ
ィーダハウス10とビータ34の上方には運転席15や
操向ハンドル16等を収納したキャビン17を配置して
いる。該キャビン17は機体左右中央前部の上方位置に
配置して、視界を良好として刈取作業を確認し易くして
おり、また、左右両側より乗り降りできるようにしてい
る。そして、機体前部に配置されたキャビン17の後方
にはグレンタンク30が配置され、該グレンタンク30
の下方には脱穀部18が配置されている。
【0012】次に、脱穀部18の構成について説明す
る。図1乃至図3に示すように、脱穀部18は第一ロー
タ21と第二ロータ22と受網23・24等からなり、
前記下部フレーム13上部に収納されている。前記第一
ロータ21と第二ロータ22は略同一形状に構成されて
おり、該第一・第二ロータ21・22の外周は、図示せ
ぬ扱歯を周囲に有するスクリュー羽根21a・22aを
設けたスクリュー型に構成されている。また、第一・第
二ロータ21・22の回動軸21d・22dの軸芯は、
左右水平方向に向けられて、前後平行に配置されてい
る。
【0013】前記第一ロータ21と第二ロータ22の下
方には、それぞれ受網23・24が配置され、第一ロー
タ21と第二ロータ22の上方にはそれぞれ前後上部カ
バー35・36が配置されて、該受網23と前上部カバ
ー35との間で前ロータ室を構成するとともに、受網2
4と後上部カバー36との間で後ロータ室を構成してい
る。前後上部カバー35・36は第一・第二ロータ21
・22の外周形状に略合わせて形成されており、該前上
部カバー35の後端部と後上部カバー36の前端部と
で、略V字形状を形成している。
【0014】また、前上部カバー35及び後上部カバー
36の上方にはグレンタンク30が配設されており、該
グレンタンク30は、側面視において前後傾斜面30a
・30bを有する略三角形状に形成されている。該グレ
ンタンク30は、前後傾斜面30a・30bと、前記前
後上部カバー35・36との間に間隙50を設けて、脱
穀部18の上方に配置されている。
【0015】また、第一ロータ21の受網23の右端後
部は前低後高に傾斜させた緩やかな円弧形状に形成する
とともに、第二ロータ22の外周上部における接線方向
に向かって延出させて連通部23aを形成している。該
連通部23aは、第二ロータ外周の回転軌跡の前端部近
傍まで延出されている。さらに、第二ロータ22の受網
24の左端後部には排出口24aが開口している。
【0016】また、第一ロータ21のスクリュー羽根2
1aは、第一ロータ21の左端から、第一ロータ21の
右端部に配置される連通部23aの直左側までの間に形
成されており、該連通部23a前方の第一ロータ21外
周面には第一ロータ21の半径方向に突出する板状の送
り羽根21b・21b・・が形成されている。また、第
二ロータ22のスクリュー羽根22aは、第二ロータ2
2の右端部から、該第二ロータ22の左端部に配置され
る排出口24aの直右側までの間に形成されており、排
出口24a前方の第二ロータ22外周面には第二ロータ
22の半径方向に突出する板状の送り羽根22b・22
b・・が形成されている。そして、脱穀後の排藁(排
稈)を送り羽根22b・22b・・で送って排出口24
aから排出するようにしている。
【0017】このような構成において、フィーダハウス
10から脱穀入口12へ刈り取った穀稈が送られると、
第一ロータ21の回転によって、刈取穀稈が該第一ロー
タ21の左端部から右方へ搬送されながら脱粒される。
そして、第一ロータ21の右端部に至った穀稈は、前記
連通部23aを通じて第二ロータ22の脱穀空間に送ら
れた後、第二ロータ22の回転によって、該第二ロータ
22の右端部から左方へ搬送されながら脱粒される。さ
らに、第二ロータ22の左端部に送られた穀稈は、排出
口24aより落下されるのである。
【0018】該排出口24a下部から後下方にはガイド
プレート60が延出され、該ガイドプレート60の後部
上方には、強制的に排稈を後方に送り出す排稈ビータ6
1が設けられている。該排稈ビータ61は前記ロータ2
1・22の外径に比べ外径を小さくした形状とし、排稈
ビータ61の回転速度を第二ロータ22の回転速度より
速くして排稈ビータ61の周速度をロータ21・22の
周速度に対して同等以上の速さとし、排稈を後方に送り
出す性能を高めている。
【0019】前記排稈ビータ61は、左端部が排出口2
4aの左端部と一致し、排稈ビータ61の右端部は排出
口24a右端部よりさらに右側に延出し、排出口24a
より排出された排稈を後方に左右幅広く搬送するように
している。搬送された排稈は、排稈ビータ61後方の吸
引ファン68に取り込まれ、機体後端部に左右に全幅に
渡って横架されたチッパー式のスプレッダー62に受け
継いで、該スプレッダー62の複数の鉈状の刃によって
切断され、機体後端部より圃場に排出されるのである。
【0020】次に、前記キャビン17について説明す
る。図4、図5に示すように、キャビン17内において
は走行・操向操作や刈取・脱穀作業等の操縦を行う操縦
空間を広く確保するために、操縦席15を該キャビン1
7の後端部に配置している。キャビン17の後壁面17
aにおける、操縦席15の途中部より上方の部分は左右
中央部を後方へ膨出して突出部17bを形成しており、
後突出部17bのキャビン17内には、空間51が形成
されている。該空間51は、操縦席15の後方に位置
し、該操縦席15と同程度の左右幅を有している。
【0021】また、キャビン17には、該キャビン17
内の空調を行う空調装置52が設けられており、該空調
装置52はキャビン17の後側面17aに取り付けられ
ている。そして、この空調装置52の室外熱交換機であ
るコンデンサ52aが、後壁面17aの突出部17bの
左右一側方に配置されるとともに、空調装置本体52b
が、該突出部17bの左右他側方に配置されている。
【0022】このように、本コンバインのキャビン17
においては、後壁面17aを後方へ突出して操縦席15
の後方に空間51を形成しているため、操縦席15をキ
ャビン17内の後端部に配置していても、操縦席15に
座った状態のオペレータが後方に圧迫感を感じることが
なく、また、背筋を伸ばしたりしてもオペレータの頭部
が後壁面17aに干渉することがないので、快適に操作
・操縦を行うことができ、長時間作業を行う場合の疲労
を低減することができる。また、空間51を形成するこ
とで、キャビン17内部の限られたスペースの中で、居
住空間を広く確保することができ、居住性を向上するこ
とができる。
【0023】また、キャビン17の空調装置52は、キ
ャビン17の外部に取り付けられているので、例えばキ
ャビン17内の天井面に取り付けた場合に比べて、上方
のスペースを広くすることができるとともに、天井面を
フラットな形状とすることができる。さらに、キャビン
17外部に取り付けられた空調装置52のコンデンサ5
2aを、前記突出部17bの左右一側方に配置すること
で、該コンデンサ52aはキャビン17の左右外側端部
に位置することとなるため、該コンデンサ52aの冷却
風の流れが良くなって、冷却効率を向上させることがで
きる。
【0024】図6に示すように、キャビン17の後方に
は前記グレンタンク30が配設されており、空調装置5
2のコンデンサ52aの後方にグレンタンク30の前部
傾斜面30aが位置している。また、前述の如く、グレ
ンタンク30の前後傾斜面30a・30bと前後上部カ
バー35・36との間には間隙50が形成されている。
【0025】このような構成において、キャビン17の
後端部に配置された空調装置52のコンデンサ52a
は、冷却後の排風を後方へ排出するようにしている。後
方へ排出されたコンデンサ52aの排風は、グレンタン
ク30の前部傾斜面30aにぶつかり、該前部傾斜面3
0aに沿って斜め下方後方へ流れていく。下方後方へ流
れる排風は、前部傾斜面30a下端部と前上部カバー3
5との間に形成される間隙50、さらには後部傾斜面3
0b下端部と後上部カバー36との間に形成される間隙
50を通過して後方へ流れ、機体後方へ排出される。
【0026】このように、コンデンサ52aの後方に配
置されるグレンタンク30と脱穀部18との間に間隙5
0を、コンデンサ52aからの排風が通過可能な通路と
して形成することにより、該排風を、間隙50を通じて
スムーズに機体後方へ逃がし、排出することができる。
そして、排風がコンデンサ52aの周囲に溜まることな
くスムーズに後方へ排出されることで、一旦コンデンサ
52aから排出された排風が、再度コンデンサ52aに
吸入されることがなくなり、コンデンサ52aの冷却効
果を向上することができる。
【0027】また、コンデンサ52aからの排風が後方
へ流れていく過程で、該コンデンサ52aの下方に配置
されるエンジン48や機体の各部を冷却しながら後方へ
流れていくこととなるので、機体全体に対して冷却効果
を得ることができ、特に、熱に弱い電装品等の部材が損
傷することを防止することができる。さらに、排風がグ
レンタンク30及び脱穀部18の前方から後方へスムー
ズに流れることで、各機器の故障の原因となる塵や埃が
機体各部に堆積することを防止することができる。
【0028】また、キャビン17の後端部に突出部17
bを形成しない場合においても、図7、図8に示す如
く、空調装置52を該キャビン17の後端部に配設する
ことができる。即ち、キャビン17外部における、該キ
ャビン17の後側面17aに空調装置52が配設されて
おり、該空調装置52のコンデンサ52aが、後壁面1
7aの左右一側に配置され、空調装置本体52bが左右
他側に配置されている。
【0029】この場合、コンデンサ52の外側方はコン
デンサカバー53により覆われており、該コンデンサカ
バー53には吸入口53aが形成されている。そして、
コンデンサー52aは、該吸入口53aから冷却風を取
り込んで、冷却後の排風を後方へ送出するように構成し
ている。また、空調装置52により空調した冷風等は、
キャビン17内における、両側面17c・17c上端部
に設けられる吹出口54・54、及び天井面17d前端
部に設けられる吹出口55から吹き出すようにしてい
る。
【0030】このように、キャビン17の後端部に突出
部17bを形成しない場合においても、空調装置52を
該キャビン17外部の後端部に配設することで、例えば
キャビン17内の天井面に取り付けた場合に比べて、上
方のスペースを広くすることができ、天井面をフラット
な形状とすることができる。また、キャビン17外部に
取り付けられる空調装置52のコンデンサ52aを、後
側面17aの左右一側方に配置することで、該コンデン
サ52aの外側方に開口する吸入口53aから効率良く
冷却風を取り込むことができ、冷却効率を向上させるこ
とができる。
【0031】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成したので、
次のような効果を奏するものである。即ち、請求項1の
ように、操縦席を内装したキャビンの後方に脱穀部及び
グレンタンクを配置したコンバインにおいて、該操縦席
の後方に空調装置のコンデンサを配置して、コンデンサ
からの排熱を後方へ送るようにしたので、進行方向に沿
って排熱が流れ、熱風がキャビン後部に溜まることがな
く、冷却効率を向上できる。
【0032】請求項2のように、前記脱穀部を左右方向
に軸心を有するロータより構成し、該ロータの上方にグ
レンタンクを配置し、該グレンタンクと脱穀部の間に間
隙を形成し、該間隙を排風が通過するようにしたので、
コンデンサからの排風を、この間隙を通じてスムーズに
機体後方へ逃がし、排出することができる。そして、排
風がコンデンサの周囲に溜まることなくスムーズに後方
へ排出されることで、一旦コンデンサから排出された排
風が、再度コンデンサに吸入されることがなくなり、コ
ンデンサの冷却効果を向上することができる。また、コ
ンデンサからの排風が後方へ流れていく過程で、該コン
デンサの下方に配置されるエンジンや機体の各部を冷却
しながら後方へ流れていくこととなるので、機体全体に
対して冷却効果を得ることができ、特に、熱に弱い電装
品等の部材が損傷することを防止することができる。さ
らに、排風がグレンタンク及び脱穀部の前方から後方へ
スムーズに流れることで、各機器の故障の原因となる塵
や埃が機体各部に堆積することを防止することができ
る。
【0033】請求項3のように、前記キャビンの中央後
部を後方へ膨出し、該膨出部の左右一側に空調装置のコ
ンデンサ、他方に本体を配置したので、操縦席をキャビ
ン内の後端部に配置していても、操縦席に座った状態の
オペレータが後方に圧迫感を感じることがなく、また、
背筋を伸ばしたりしてもオペレータの頭部が後壁面に干
渉することがないので、快適に操作・操縦を行うことが
でき、長時間作業を行う場合の疲労を低減することがで
きる。また、空間を形成することで、キャビン内部の限
られたスペースの中で、居住空間を広く確保することが
でき、居住性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】汎用コンバイン全体の側面一部断面図である。
【図2】同じく平面一部断面図である。
【図3】脱穀部及び揺動選別装置の側面断面図である。
【図4】キャビンを示す側面図である。
【図5】同じく平面図である。
【図6】キャビン後端部に取り付けられる空調装置のコ
ンデンサから排出される排風の流れを示す側面図であ
る。
【図7】キャビンの別実施例を示す平面図である。
【図8】同じく側面図である。
【符号の説明】
13 下部フレーム 15 操縦席 17 キャビン 17a 後壁面 17b 突出部 18 脱穀部 30 グレンタンク 35 前上部カバー 36 後上部カバー 50 間隙 51 空間 52 空調装置 52a コンデンサ 52b 空調装置本体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木村 桂一 岡山市江並428番地 セイレイ工業株式会 社内 Fターム(参考) 2B076 AA04 BC08 CB01 CF02 2B092 AA01 AB01 BA12 BC03

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操縦席を内装したキャビンの後方に脱穀
    部及びグレンタンクを配置したコンバインにおいて、該
    操縦席の後方に空調装置のコンデンサを配置して、コン
    デンサからの排熱を後方へ送るようにしたことを特徴と
    するコンバイン。
  2. 【請求項2】 前記脱穀部を左右方向に軸心を有するロ
    ータより構成し、該ロータの上方にグレンタンクを配置
    し、該グレンタンクと脱穀部の間に間隙を形成し、該間
    隙を排風が通過するようにしたことを特徴とする請求項
    1記載のコンバイン。
  3. 【請求項3】 前記キャビンの中央後部を後方へ膨出
    し、該膨出部の左右一側に空調装置のコンデンサ、他方
    に本体を配置したことを特徴とする請求項1記載のコン
    バイン。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014167878A1 (ja) * 2013-04-08 2014-10-16 株式会社クボタ 収穫機及び作業機
WO2018155794A1 (ko) * 2017-02-27 2018-08-30 엘에스엠트론 주식회사 향상된 냉각 공조 시스템을 갖는 콤바인

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WO2014167878A1 (ja) * 2013-04-08 2014-10-16 株式会社クボタ 収穫機及び作業機
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WO2018155794A1 (ko) * 2017-02-27 2018-08-30 엘에스엠트론 주식회사 향상된 냉각 공조 시스템을 갖는 콤바인

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