JP4996412B2 - コンバイン - Google Patents
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Description
特許文献1に記載されたコンバインでは、運転キャビンを備える走行機体を備え、運転キャビンの空調を行う空調機(空調装置に相当)を備えている。
空調機は、走行機体の原動部が有するエンジンと、このエンジンに連動させて原動部に設けたコンプレッサーとによって圧縮装置部を構成し、この圧縮装置部のコンプレッサーに圧縮高温冷媒搬送路を介して凝縮装置部の凝縮器を、冷媒帰環経路を介して蒸発ユニットの蒸発器をそれぞれ接続するとともに、液冷媒貯留用の受液装置と、膨張弁とを蒸発装置ユニットに内装し、凝縮装置部と蒸発装置ユニットとを、冷媒供給経路によって接続して構成している。
この種のコンバインでは、従来、空調装置のコンデサをエンジンボンネットの内部に設けられていた。
前記空調装置のコンデンサと、そのコンデンサの横幅方向が走行機体横方向に沿う姿勢で前記コンデンサを収容した防塵ケースとを備え、
走行機体前方側から、前記運転キャビンの運転座席、前記防塵ケース、穀粒タンクの順に配置すると共に、前記防塵ケースを、エンジンボンネットの外部で且つ前記エンジンボンネットの上部に配置し、
前記防塵ケースの走行機体後方側に、前記コンデンサと、前記コンデンサに送風する回転ファンと、前記回転ファンのファンシュラウドとを配置し、
前記防塵ケースの走行機体後方側のケース壁に排気口を備え、
前記ファンシュラウドを、前記防塵ケースの前記排気口から前記防塵ケース内の走行機体前方側に離間させて配置し、
前記ファンシュラウドと前記排気口との間を埋めるシールカバーを備えてある。
本発明は、前記コンデンサ、前記回転ファン、前記ファンシュラウド、及び、前記排気口を、走行機体横方向で前記運転キャビンの中央部よりも走行機体外側に寄せた位置に配置すると好適である。
本発明は、前記コンデンサと前記ファンシュラウドと前記回転ファンとを一つのユニットとして構成し、そのユニットの上部を前記防塵ケースの上部に固定自在に、且つ、そのユニットの下部を前記エンジンボンネットの天板に固定自在に構成すると好適である。
本発明は、前記防塵ケースの走行機体後方側のケース壁に対して走行機体後方側から取付自在な排気口形成板を備え、その排気口形成板に前記排気口及び前記シールカバーを備えると好適である。
本発明は、前記排気口形成板を、前記防塵ケースの走行機体後方側のケース壁及び前記エンジンボンネットの天板の走行機体後方側の端部に固定自在に構成すると好適である。
本発明は、前記シールカバーに、前記ファンシュラウドの外周面に沿わせて設けたシール材受けに対して、走行機体前後方向で対向する対向面を備えると好適である。
本発明は、前記シール材受けと前記シールカバーの前記対向面との間に、前記シール材受けと前記シーツカバーとの隙間をシールするシール材を備えると好適である。
図1は、本発明の実施例に係るコンバインの側面図である。図2は、本発明の実施例に係るコンバインの平面図である。これらの図に示すように、本発明の実施例に係るコンバインは、クローラ式走行装置1によって自走するように構成され、かつ運転キャビン30を有した運転部と、運転座席2の下方に設けたエンジン3を有した原動部4とを備えられた走行機体を備え、この走行機体の機体フレーム5の前部に連結された刈取り部6と、前記機体フレーム5の後部側に走行機体横方向に並べて設けた脱穀装置7と穀粒タンク8とを備えている。
すなわち、刈取り部6は、刈取り部フレーム10が油圧シリンダ11によって機体フレーム5に対して上下に揺動操作されることにより、刈取り部6の前端部に位置する分草具12が地面付近に下降した下降作業状態と、前記分草具12が地面から高く上昇した上昇非作業状態とに昇降する。
刈取り部6を下降作業状態にして走行機体を走行させると、刈取り部6は、植立穀稈を分草具12によって引起し装置13に導入して引起し処理し、引起し処理される植立穀稈をバリカン形の刈取り装置14によって刈取り処理し、刈取り穀稈を供給搬送装置15によって走行機体後方向きに搬送して脱穀装置7の脱穀フィードチェーン(図示せず)に供給する。脱穀装置7は、脱穀フィードチェーンによって刈取り穀稈の株元側を後方向きに挟持搬送し、この搬送穀稈の穂先側を扱室(図示せず)に供給して脱穀処理する。穀粒タンク8は、脱穀装置7からの脱穀粒を回収して貯留する。
前記エンジンボンネット21は、これの天板22によって前記運転座席2を支持する座席支持台になっている。
すなわち、前記エンジンボンネット21の上側でのエンジンボンネット21の外部に、防塵ケース50を前記運転座席2の後方に配置して、かつエンジンボンネット21に連設して設け、前記コンデンサ37を、ワラ屑などの塵埃の付着が前記防塵ケース50によって防止されるようこの防塵ケース50に収容してある。コンデンサ37の枠体37aの下部が、エンジンボンネット21の天板22の上面側に固定されたステー51に連結され、前記枠体37aの上部が、防塵ケース50の上部の内側に固定されたステー52に連結されており、コンデンサ37は、エンジンボンネット21の天板22と、防塵ケース50とによって支持されている。
つまり、回転ファン38は、電動モータ39によって駆動されて冷却風を発生させ、冷却風を防塵ケース50の内部からコンデンサ37を通過させ、ファンシュラウド55から排気口54を介して防塵ケース50の外部に排出する。これにより、回転ファン38は、コンデンサ37に冷却風を供給する。
機体フレーム5に開放検出スイッチ60を設け、この開放検出スイッチ60に連係させたファン牽制手段61を前記電動モータ39に連係させてある。
開放検出スイッチ60は、穀粒タンク8の開放を検出する。ファン牽制手段61は、穀粒タンク8が開放された際、開放検出スイッチ60による検出情報を基に、前記電動モータ39を停止操作して回転ファン38を停止させる。
上記した実施例の回転ファン38に替えて、防塵ケース50にコンデンサ37とは別々に支持させた回転ファンを設け、この回転ファンによってコンデンサ37に冷却風を供給する構成を採用して実施してもよい。この場合も、本発明の目的を達成することができる。
30 運転キャビン
37 コンデンサ
50 防塵ケース
54 排気口
55 ファンシュラウド
58 シールカバー
Claims (7)
- 運転キャビンと、運転キャビン用の空調装置とを備えたコンバインであって、
前記空調装置のコンデンサと、そのコンデンサの横幅方向が走行機体横方向に沿う姿勢で前記コンデンサを収容した防塵ケースとを備え、
走行機体前方側から、前記運転キャビンの運転座席、前記防塵ケース、穀粒タンクの順に配置すると共に、前記防塵ケースを、エンジンボンネットの外部で且つ前記エンジンボンネットの上部に配置し、
前記防塵ケースの走行機体後方側に、前記コンデンサと、前記コンデンサに送風する回転ファンと、前記回転ファンのファンシュラウドとを配置し、
前記防塵ケースの走行機体後方側のケース壁に排気口を備え、
前記ファンシュラウドを、前記防塵ケースの前記排気口から前記防塵ケース内の走行機体前方側に離間させて配置し、
前記ファンシュラウドと前記排気口との間を埋めるシールカバーを備えたコンバイン。 - 前記コンデンサ、前記回転ファン、前記ファンシュラウド、及び、前記排気口を、走行機体横方向で前記運転キャビンの中央部よりも走行機体外側に寄せた位置に配置した請求項1に記載のコンバイン。
- 前記コンデンサと前記ファンシュラウドと前記回転ファンとを一つのユニットとして構成し、そのユニットの上部を前記防塵ケースの上部に固定自在に、且つ、そのユニットの下部を前記エンジンボンネットの天板に固定自在に構成した請求項1又は2に記載のコンバイン。
- 前記防塵ケースの走行機体後方側のケース壁に対して走行機体後方側から取付自在な排気口形成板を備え、その排気口形成板に前記排気口及び前記シールカバーを備えた請求項1〜3の何れか1項に記載のコンバイン。
- 前記排気口形成板を、前記防塵ケースの走行機体後方側のケース壁及び前記エンジンボンネットの天板の走行機体後方側の端部に固定自在に構成した請求項4に記載のコンバイン。
- 前記シールカバーに、前記ファンシュラウドの外周面に沿わせて設けたシール材受けに対して、走行機体前後方向で対向する対向面を備えた請求項1〜5の何れか1項に記載のコンバイン。
- 前記シール材受けと前記シールカバーの前記対向面との間に、前記シール材受けと前記シーツカバーとの隙間をシールするシール材を備えた請求項6に記載のコンバイン。
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