JPH1111144A - 作業車の空調装置 - Google Patents
作業車の空調装置Info
- Publication number
- JPH1111144A JPH1111144A JP9164186A JP16418697A JPH1111144A JP H1111144 A JPH1111144 A JP H1111144A JP 9164186 A JP9164186 A JP 9164186A JP 16418697 A JP16418697 A JP 16418697A JP H1111144 A JPH1111144 A JP H1111144A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cabin
- air
- air conditioner
- unit
- top plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 空調機を運転キャビン天板と空調機カバーと
が形成する収容室に設けてある作業車の空調装置におい
て、運転キャビンの空調が効率よく行われるようにす
る。 【解決手段】 凝縮装置部11を、収容室18に配置す
るとともにキャビン外気を収容室18の吸気口20から
冷媒冷却用に吸引し、冷媒冷却のために昇温した冷却風
を収容室18の排出口25から排出するように構成して
ある。凝縮装置部13を、収容室18に配置するととも
にキャビン外気を収容室18の吸気口20から吸引し、
冷却して吹出口29,30から運転キャビン内に送り込
むように構成してある。排出口25を機体上方向きに開
口させ、吸気口20を機体下方向きに開口させてある。
が形成する収容室に設けてある作業車の空調装置におい
て、運転キャビンの空調が効率よく行われるようにす
る。 【解決手段】 凝縮装置部11を、収容室18に配置す
るとともにキャビン外気を収容室18の吸気口20から
冷媒冷却用に吸引し、冷媒冷却のために昇温した冷却風
を収容室18の排出口25から排出するように構成して
ある。凝縮装置部13を、収容室18に配置するととも
にキャビン外気を収容室18の吸気口20から吸引し、
冷却して吹出口29,30から運転キャビン内に送り込
むように構成してある。排出口25を機体上方向きに開
口させ、吸気口20を機体下方向きに開口させてある。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンバインや農用
トラクターとかの農用車両、バックホウとかの建設機械
などの作業車の空調装置、詳しくは、運転キャビン空調
のための凝縮装置部および蒸発装置部を、運転キャビン
の天板とこの天板上の空調機カバーとが形成する収容室
に設けてある作業車の空調装置に関する。
トラクターとかの農用車両、バックホウとかの建設機械
などの作業車の空調装置、詳しくは、運転キャビン空調
のための凝縮装置部および蒸発装置部を、運転キャビン
の天板とこの天板上の空調機カバーとが形成する収容室
に設けてある作業車の空調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記空調装置の場合、凝縮装置部におい
て、キャビン外気を冷却風として吸引して冷媒を冷却
し、冷媒冷却のために昇温した冷却風を排出される。ま
た、蒸発装置部において、キャビン外気を吸引し、冷却
させてキャビン内に送り込む空調処理が行われる。この
種の空調装置において、従来、キャビン天板と空調機カ
バーとで形成されるとともに凝縮装置部も蒸発装置部も
収容する収容室がキャビン外に連通する開口を空調機カ
バーに備えさせ、キャビン外気が前記カバー開口から収
容室に流入して凝縮装置部や蒸発装置部に吸引されるよ
うになっていた。また、凝縮装置部で冷媒冷却を行った
後の冷却風は、凝縮装置部から収容室の内部に排出さ
れ、前記カバー開口から収容室の外部に流出するように
なっていた。
て、キャビン外気を冷却風として吸引して冷媒を冷却
し、冷媒冷却のために昇温した冷却風を排出される。ま
た、蒸発装置部において、キャビン外気を吸引し、冷却
させてキャビン内に送り込む空調処理が行われる。この
種の空調装置において、従来、キャビン天板と空調機カ
バーとで形成されるとともに凝縮装置部も蒸発装置部も
収容する収容室がキャビン外に連通する開口を空調機カ
バーに備えさせ、キャビン外気が前記カバー開口から収
容室に流入して凝縮装置部や蒸発装置部に吸引されるよ
うになっていた。また、凝縮装置部で冷媒冷却を行った
後の冷却風は、凝縮装置部から収容室の内部に排出さ
れ、前記カバー開口から収容室の外部に流出するように
なっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、凝縮装置部で冷
媒冷却を行って温度上昇した状態で排出される冷却風が
収容室の内部で、収容室内に流入するキャビン外気に合
流し、このキャビン外気と共に凝縮装置部に冷媒冷却風
として吸引されるとか、蒸発装置部にキャビン内空調用
として吸引されることがあった。このため、凝縮装置部
における冷媒の冷却効率も、蒸発装置部における空気の
冷却効率も低下し、空調全体の効率が悪くなることがあ
った。本発明の目的は、冷媒用熱交換の面からも、空気
用熱交換の面からも効率よく空調できる作業車の空調装
置を提供することにある。
媒冷却を行って温度上昇した状態で排出される冷却風が
収容室の内部で、収容室内に流入するキャビン外気に合
流し、このキャビン外気と共に凝縮装置部に冷媒冷却風
として吸引されるとか、蒸発装置部にキャビン内空調用
として吸引されることがあった。このため、凝縮装置部
における冷媒の冷却効率も、蒸発装置部における空気の
冷却効率も低下し、空調全体の効率が悪くなることがあ
った。本発明の目的は、冷媒用熱交換の面からも、空気
用熱交換の面からも効率よく空調できる作業車の空調装
置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1による発明の構
成、作用、効果はつぎのとおりである。
成、作用、効果はつぎのとおりである。
【0005】〔構成〕運転キャビン空調のための凝縮装
置部および蒸発装置部を、運転キャビンの天板とこの天
板上の空調機カバーとが形成する収容室に設けてある作
業車の空調装置において、前記凝縮装置部および前記蒸
発装置部にキャビン外気を供給する前記収容室の吸気口
と、前記凝縮装置部からの排出風を排出する前記収容室
の排気口とを異なる方向に向けて開口させてある。
置部および蒸発装置部を、運転キャビンの天板とこの天
板上の空調機カバーとが形成する収容室に設けてある作
業車の空調装置において、前記凝縮装置部および前記蒸
発装置部にキャビン外気を供給する前記収容室の吸気口
と、前記凝縮装置部からの排出風を排出する前記収容室
の排気口とを異なる方向に向けて開口させてある。
【0006】〔作用〕凝縮装置部に冷却風として吸引さ
れ、蒸発装置部に空調用として吸引されるべきキャビン
外気は、それ専用の吸気口から収容室に流入して凝縮装
置部や蒸発装置部に吸引される。凝縮装置部から冷媒冷
却を行って排出される排出風は、それ専用の排気口から
収容室内を介さないで収容室外に直接に流出する。さら
に、吸気口と排気口の開口方向が異なり、凝縮装置部か
ら収容室外に排出された排出風は、吸気口に流入しにく
い。これにより、凝縮装置部はこれの排出風が混入しに
くい状態でキャビン外気を吸引して冷媒を効率よく冷却
処理していき、蒸発装置部は凝縮装置部からの排出風が
混入しにくい状態でキャビン外気を吸引して効率よく冷
却してキャビンに送り込んでいく。
れ、蒸発装置部に空調用として吸引されるべきキャビン
外気は、それ専用の吸気口から収容室に流入して凝縮装
置部や蒸発装置部に吸引される。凝縮装置部から冷媒冷
却を行って排出される排出風は、それ専用の排気口から
収容室内を介さないで収容室外に直接に流出する。さら
に、吸気口と排気口の開口方向が異なり、凝縮装置部か
ら収容室外に排出された排出風は、吸気口に流入しにく
い。これにより、凝縮装置部はこれの排出風が混入しに
くい状態でキャビン外気を吸引して冷媒を効率よく冷却
処理していき、蒸発装置部は凝縮装置部からの排出風が
混入しにくい状態でキャビン外気を吸引して効率よく冷
却してキャビンに送り込んでいく。
【0007】〔効果〕凝縮装置部にも蒸発装置部にも凝
縮装置部からの排出風が極力混入しにくい状態でキャビ
ン外気を吸引させて熱交換を効率よく行わせ、キャビン
内を効率よく空調して快適に作業できるようにできた。
縮装置部からの排出風が極力混入しにくい状態でキャビ
ン外気を吸引させて熱交換を効率よく行わせ、キャビン
内を効率よく空調して快適に作業できるようにできた。
【0008】請求項2による発明の構成、作用、効果は
つぎのとおりである。
つぎのとおりである。
【0009】〔構成〕請求項1による発明の構成におい
て、前記吸気口を機体下方向きに形成し、前記排気口を
前記収容室の天板に機体上方向きに形成してある。
て、前記吸気口を機体下方向きに形成し、前記排気口を
前記収容室の天板に機体上方向きに形成してある。
【0010】〔作用〕凝縮装置部からの排出風が排気口
から上向きに流出し、下向きの吸気口にはより流入しに
くくなる。吸気口が下向きであることにより、雨水など
を吸気口から入りにくくしながらキャビン外気が吸引さ
れるようにできる。
から上向きに流出し、下向きの吸気口にはより流入しに
くくなる。吸気口が下向きであることにより、雨水など
を吸気口から入りにくくしながらキャビン外気が吸引さ
れるようにできる。
【0011】〔効果〕凝縮装置部にも蒸発装置部にも凝
縮装置部からの排出風が一層混入しにくい状態でキャビ
ン外気を吸引させて熱交換を効率よく行わせ、キャビン
内をより効率よく空調できるようにできた。また、雨天
時などでも、水が入り込んで故障するなどのトラブルが
発生しにくいものになる。
縮装置部からの排出風が一層混入しにくい状態でキャビ
ン外気を吸引させて熱交換を効率よく行わせ、キャビン
内をより効率よく空調できるようにできた。また、雨天
時などでも、水が入り込んで故障するなどのトラブルが
発生しにくいものになる。
【0012】請求項3による発明の構成、作用、効果は
つぎのとおりである。
つぎのとおりである。
【0013】〔構成〕請求項2による発明の構成におい
て、前記吸気口を前記収容室の後端部に配置してある。
て、前記吸気口を前記収容室の後端部に配置してある。
【0014】〔作用〕吸気口を収容室の横側で機体下向
きに形成すると、吸気口が運転キャビンの横側壁部より
も外側に突出するため、運転キャビンの横幅の割りには
運転部全体の横幅が大になる。これに対し、吸気口が収
容室の後端部に位置することにより、運転キャビンの横
幅を可能な限り広くしながら吸気口を下向きにできる。
きに形成すると、吸気口が運転キャビンの横側壁部より
も外側に突出するため、運転キャビンの横幅の割りには
運転部全体の横幅が大になる。これに対し、吸気口が収
容室の後端部に位置することにより、運転キャビンの横
幅を可能な限り広くしながら吸気口を下向きにできる。
【0015】〔効果〕吸気口を下向きにして水進入によ
るトラブル発生を回避しやすくできながら、キャビン横
幅が極力広くて居住性の富んだものにできる。
るトラブル発生を回避しやすくできながら、キャビン横
幅が極力広くて居住性の富んだものにできる。
【0016】請求項4による発明の構成、作用、効果は
つぎのとおりである。
つぎのとおりである。
【0017】〔構成〕請求項3による本発明の構成にお
いて、前記運転キャビンの後側壁を、上端が前記吸気口
よりもキャビン前方側に位置し、下端側ほど上端側より
もキャビン後方側に位置する傾斜壁に形成してある。
いて、前記運転キャビンの後側壁を、上端が前記吸気口
よりもキャビン前方側に位置し、下端側ほど上端側より
もキャビン後方側に位置する傾斜壁に形成してある。
【0018】〔作用〕後側壁の前記傾斜形状により、後
側壁の上端側では、空気を吸気口にスムーズに流入しや
すくするスペースを吸気口の下方に確保しながら、か
つ、後側壁の下端側では、キャビン内スペースの前後方
向長さを極力長く確保しながら、吸気口を下向きにでき
る。
側壁の上端側では、空気を吸気口にスムーズに流入しや
すくするスペースを吸気口の下方に確保しながら、か
つ、後側壁の下端側では、キャビン内スペースの前後方
向長さを極力長く確保しながら、吸気口を下向きにでき
る。
【0019】〔効果〕吸気口が下向きで水進入によるト
ラブル発生を回避しやすいものを、キャビン外気が吸気
口からスムーズに流入して凝縮装置部や蒸発装置部に円
滑に吸引される状態に得られる。しかも、キャビン横幅
が極力広く、かつ、キャビン内スペースの前後長さが極
力長くて居住性の富んだ状態に得られる。
ラブル発生を回避しやすいものを、キャビン外気が吸気
口からスムーズに流入して凝縮装置部や蒸発装置部に円
滑に吸引される状態に得られる。しかも、キャビン横幅
が極力広く、かつ、キャビン内スペースの前後長さが極
力長くて居住性の富んだ状態に得られる。
【0020】
【発明の実施の形態】図1に示すように、稲、麦などの
植立穀稈を引き起こすとともに刈取り、刈取り穀稈を機
体後方に搬送する刈取り前処理部1を、クローラ走行装
置2によって自走するとともにエンジンEを有する原動
部3、運転キャビン4を備える走行機体の前部に昇降操
作自在に連結するとともに、刈取り前処理部1からの刈
取り穀稈を脱穀処理する脱穀装置5、脱穀粒を貯留する
穀粒タンク6、この穀粒タンク6から穀粒を回転スクリ
ューによって搬出する搬出装置7を前記自走機体に備え
させて、コンバインを構成してある。
植立穀稈を引き起こすとともに刈取り、刈取り穀稈を機
体後方に搬送する刈取り前処理部1を、クローラ走行装
置2によって自走するとともにエンジンEを有する原動
部3、運転キャビン4を備える走行機体の前部に昇降操
作自在に連結するとともに、刈取り前処理部1からの刈
取り穀稈を脱穀処理する脱穀装置5、脱穀粒を貯留する
穀粒タンク6、この穀粒タンク6から穀粒を回転スクリ
ューによって搬出する搬出装置7を前記自走機体に備え
させて、コンバインを構成してある。
【0021】図2に示すように、前記走行装置2や脱穀
装置5などを駆動する前記エンジンEと、このエンジン
Eに連動させて前記原動部3に設けたコンプレッサー8
とによって圧縮装置部9を構成し、この圧縮装置部9の
コンプレッサー8に媒体循環路10を介して空調機とし
ての凝縮装置部11の凝縮器11aを、媒体循環路12
を介して空調機としての蒸発装置部13の蒸発器13a
をそれぞれ接続するとともに、前記凝縮装置部11の凝
縮器11aと蒸発装置部13の蒸発器13aとを、液冷
媒貯留用の受液装置部14と、膨張弁15とを有する媒
体循環路16によって接続して、空調装置を構成してあ
る。この空調装置は、運転キャビン4の空調を行うもの
であり、詳しくは次の如く構成してある。
装置5などを駆動する前記エンジンEと、このエンジン
Eに連動させて前記原動部3に設けたコンプレッサー8
とによって圧縮装置部9を構成し、この圧縮装置部9の
コンプレッサー8に媒体循環路10を介して空調機とし
ての凝縮装置部11の凝縮器11aを、媒体循環路12
を介して空調機としての蒸発装置部13の蒸発器13a
をそれぞれ接続するとともに、前記凝縮装置部11の凝
縮器11aと蒸発装置部13の蒸発器13aとを、液冷
媒貯留用の受液装置部14と、膨張弁15とを有する媒
体循環路16によって接続して、空調装置を構成してあ
る。この空調装置は、運転キャビン4の空調を行うもの
であり、詳しくは次の如く構成してある。
【0022】図3に示すように、前記凝縮装置部11
は、運転キャビン4の天板4aと、この天板上に位置す
る空調機カバー17とが形成する収容室18のキャビン
後方側に設置してある。前記蒸発装置部13は、前記収
容室18のキャビン前方側に設置してある。
は、運転キャビン4の天板4aと、この天板上に位置す
る空調機カバー17とが形成する収容室18のキャビン
後方側に設置してある。前記蒸発装置部13は、前記収
容室18のキャビン前方側に設置してある。
【0023】図3および図4に示すように、空調機カバ
ー17は、天板部17aと、この天板部17aの周縁部
から延出する前側板部、横側板部、後側板部とによって
形成し、キャビン天板4aの上面側の四隅部に立設する
取付けブラケット19に天板部17aを取付けボルトに
よって締付け連結することによって運転キャビン4に取
り付けるように構成してある。図3および図5に示すよ
うに、空調機カバー17を運転キャビン4に取付ける
と、空調機カバー17の後端部分が運転キャビン4の横
側壁部4bどうしの間でキャビン天板4aよりもキャビ
ン後方側に突出して空調機カバー17と運転キャビン4
との間にキャビン下向きの開口20が形成されるととも
に、キャビン天板4aの周縁部や、前記収容室18を蒸
発装置部13の収容部と、凝縮装置部11の収容部とに
仕切るようにキャビン天板4aが備える仕切り壁部材2
1の縁部に付設してあるシール材としてのウエザースト
リップ22が、図6および図7に明示する如く空調機カ
バー17の側板部や天板部17aの内面側に圧接して、
前記開口20を除く大部分でのキャビン天板4aと空調
機カバー17との間、前記仕切り壁部材21と空調機カ
バー17との間をそれぞれシールする。これにより、前
記開口20が収容室18の後端部において機体下方向き
に開口する収容室18の吸気口20となり、空調機カバ
ー17とキャビン天板4aとが、前記吸気口20を凝縮
装置部11および蒸発装置部13の吸気側に連通させる
空気供給路Lを形成する。この空気供給路Lは、凝縮装
置部11および蒸発装置部13それぞれの電動回転ファ
ン11b,13bの送風作用により、キャビン外気を吸
気口20から吸引して凝縮装置部11および蒸発装置部
13に供給するためのものである。また、この空気供給
路Lは、凝縮装置部11よりも空気流動方向下手側に位
置する蒸発装置部13に対しては、前記仕切り壁部材2
1に形成するとともに外気フィルター23を備えさせて
ある貫通孔21aを通して空気供給するように構成して
ある。前記吸気口20には、キャビン天板4aが支持す
るパンチング板金で成る除塵具24を備えさせてあり、
この除塵具24は、空気供給路Lに流入する空気に混入
するワラ屑などの塵埃を除去する。前記貫通孔21aが
備える前記外気フィルター23は、貫通孔21aから蒸
発装置部13の方に流入する空気にろか作用し、その空
気に混入するワラ屑などの塵埃を除去する。
ー17は、天板部17aと、この天板部17aの周縁部
から延出する前側板部、横側板部、後側板部とによって
形成し、キャビン天板4aの上面側の四隅部に立設する
取付けブラケット19に天板部17aを取付けボルトに
よって締付け連結することによって運転キャビン4に取
り付けるように構成してある。図3および図5に示すよ
うに、空調機カバー17を運転キャビン4に取付ける
と、空調機カバー17の後端部分が運転キャビン4の横
側壁部4bどうしの間でキャビン天板4aよりもキャビ
ン後方側に突出して空調機カバー17と運転キャビン4
との間にキャビン下向きの開口20が形成されるととも
に、キャビン天板4aの周縁部や、前記収容室18を蒸
発装置部13の収容部と、凝縮装置部11の収容部とに
仕切るようにキャビン天板4aが備える仕切り壁部材2
1の縁部に付設してあるシール材としてのウエザースト
リップ22が、図6および図7に明示する如く空調機カ
バー17の側板部や天板部17aの内面側に圧接して、
前記開口20を除く大部分でのキャビン天板4aと空調
機カバー17との間、前記仕切り壁部材21と空調機カ
バー17との間をそれぞれシールする。これにより、前
記開口20が収容室18の後端部において機体下方向き
に開口する収容室18の吸気口20となり、空調機カバ
ー17とキャビン天板4aとが、前記吸気口20を凝縮
装置部11および蒸発装置部13の吸気側に連通させる
空気供給路Lを形成する。この空気供給路Lは、凝縮装
置部11および蒸発装置部13それぞれの電動回転ファ
ン11b,13bの送風作用により、キャビン外気を吸
気口20から吸引して凝縮装置部11および蒸発装置部
13に供給するためのものである。また、この空気供給
路Lは、凝縮装置部11よりも空気流動方向下手側に位
置する蒸発装置部13に対しては、前記仕切り壁部材2
1に形成するとともに外気フィルター23を備えさせて
ある貫通孔21aを通して空気供給するように構成して
ある。前記吸気口20には、キャビン天板4aが支持す
るパンチング板金で成る除塵具24を備えさせてあり、
この除塵具24は、空気供給路Lに流入する空気に混入
するワラ屑などの塵埃を除去する。前記貫通孔21aが
備える前記外気フィルター23は、貫通孔21aから蒸
発装置部13の方に流入する空気にろか作用し、その空
気に混入するワラ屑などの塵埃を除去する。
【0024】図3および図4に示すように、空調機カバ
ー17の天板部17aの後端側に排気口25を備えさせ
るとともに、凝縮装置部11の排気筒11cに接続して
いる弾性材製の筒体26により、排気筒11cからの排
出風が収容室18に漏れ出ないで排気口25から流出し
ていくように排気筒11cと天板部17aとの間をシー
ルしてある。これにより、排気口25は、空調機カバー
17の天板17aで成る収容室18の天板において前記
吸気口20とは異なる方向としての機体上向きに開口す
る収容室18の排気口となり、凝縮装置部11からの排
出風を収容室18の外部に排出する。
ー17の天板部17aの後端側に排気口25を備えさせ
るとともに、凝縮装置部11の排気筒11cに接続して
いる弾性材製の筒体26により、排気筒11cからの排
出風が収容室18に漏れ出ないで排気口25から流出し
ていくように排気筒11cと天板部17aとの間をシー
ルしてある。これにより、排気口25は、空調機カバー
17の天板17aで成る収容室18の天板において前記
吸気口20とは異なる方向としての機体上向きに開口す
る収容室18の排気口となり、凝縮装置部11からの排
出風を収容室18の外部に排出する。
【0025】キャビン天板4aの蒸発装置部13と凝縮
装置部11との間の下向き面部分に、内気フィルター2
7を備える吸気口28を形成してある。この吸気口28
は、前記空気供給路Lの凝縮装置部11および外気フィ
ルター23よりも下流側に位置して空気供給路Lを介し
て蒸発装置部13の吸気側に連通し、運転キャビン4の
内部空気が蒸発装置部13に還流することを可能にす
る。前記内気フィルター27は、蒸発装置部13に還流
するべく空気供給路Lに流入する空気にろか作用し、そ
の空気に混入する塵埃を除去する。キャビン天板4aの
前記吸気口28よりも少しキャビン前方側に位置する下
向き面部分に吹出口29を、キャビン内上部の両横端側
に折り曲げ加工したキャビン天板4の端部分で形成した
横向き面部分に吹出口30をそれぞれ形成するととも
に、いずれの吹出口29,30も蒸発装置部13の排気
側に連通させてある。
装置部11との間の下向き面部分に、内気フィルター2
7を備える吸気口28を形成してある。この吸気口28
は、前記空気供給路Lの凝縮装置部11および外気フィ
ルター23よりも下流側に位置して空気供給路Lを介し
て蒸発装置部13の吸気側に連通し、運転キャビン4の
内部空気が蒸発装置部13に還流することを可能にす
る。前記内気フィルター27は、蒸発装置部13に還流
するべく空気供給路Lに流入する空気にろか作用し、そ
の空気に混入する塵埃を除去する。キャビン天板4aの
前記吸気口28よりも少しキャビン前方側に位置する下
向き面部分に吹出口29を、キャビン内上部の両横端側
に折り曲げ加工したキャビン天板4の端部分で形成した
横向き面部分に吹出口30をそれぞれ形成するととも
に、いずれの吹出口29,30も蒸発装置部13の排気
側に連通させてある。
【0026】つまり、圧縮装置部9は、エンジンEによ
ってコンプレッサー8を駆動し、このコンプレッサー8
によって冷媒を圧縮処理する。圧縮処理された冷媒は、
媒体循環路10を通って凝縮装置部11の凝縮器11a
に流入する。凝縮装置部11は、回転ファン11bによ
る送風作用により、キャビン外気を前記吸気口20から
空気供給路Lを介して凝縮器11aに冷却風として導入
して冷媒の冷却処理を行い、この冷媒冷却のための温度
上昇した熱風を排気口25から収容室18の外部に排出
する。冷却処理された冷媒は、媒体循環路16の膨張弁
15を通り、温度低下して蒸発装置部13の蒸発器13
aに流入する。蒸発装置部13は、ファン13bによる
送風作用により、キャビン外気を前記吸気口20から空
気供給路Lに吸引し、外気フィルター23を通して塵埃
除去した状態で蒸発器13aに導入し、キャビン内気を
前記天板吸気口28から内気フィルター27を通して塵
埃除去した状態で空気供給路Lに吸引して蒸発器13a
に導入し、キャビン外からの空気と、キャビン内からの
空気とを合流させて冷却し、温度低下した合流空気を吹
出口29と30とからキャビン内に送り込む。蒸発装置
部13の蒸発器13aで空気の冷却作用を果たした冷媒
は、媒体循環路12を通って圧縮装置部9のコンプレッ
サー8に戻り、再度圧縮処理される。これにより、蒸発
装置部13は、キャビン内気を運転キャビン4と蒸発装
置部13との間で循環させてキャビン内を冷房する空調
と、キャビン外気を冷却させてキャビン内に送り込んで
冷房する空調とを行う。
ってコンプレッサー8を駆動し、このコンプレッサー8
によって冷媒を圧縮処理する。圧縮処理された冷媒は、
媒体循環路10を通って凝縮装置部11の凝縮器11a
に流入する。凝縮装置部11は、回転ファン11bによ
る送風作用により、キャビン外気を前記吸気口20から
空気供給路Lを介して凝縮器11aに冷却風として導入
して冷媒の冷却処理を行い、この冷媒冷却のための温度
上昇した熱風を排気口25から収容室18の外部に排出
する。冷却処理された冷媒は、媒体循環路16の膨張弁
15を通り、温度低下して蒸発装置部13の蒸発器13
aに流入する。蒸発装置部13は、ファン13bによる
送風作用により、キャビン外気を前記吸気口20から空
気供給路Lに吸引し、外気フィルター23を通して塵埃
除去した状態で蒸発器13aに導入し、キャビン内気を
前記天板吸気口28から内気フィルター27を通して塵
埃除去した状態で空気供給路Lに吸引して蒸発器13a
に導入し、キャビン外からの空気と、キャビン内からの
空気とを合流させて冷却し、温度低下した合流空気を吹
出口29と30とからキャビン内に送り込む。蒸発装置
部13の蒸発器13aで空気の冷却作用を果たした冷媒
は、媒体循環路12を通って圧縮装置部9のコンプレッ
サー8に戻り、再度圧縮処理される。これにより、蒸発
装置部13は、キャビン内気を運転キャビン4と蒸発装
置部13との間で循環させてキャビン内を冷房する空調
と、キャビン外気を冷却させてキャビン内に送り込んで
冷房する空調とを行う。
【0027】図2に示すように、前記蒸発装置部13の
蒸発器13aに、ウォータバルブ31を有する媒体循環
路32を接続してある。この媒体循環路32は、原動部
3で温度上昇した熱媒を蒸発器13aに供給し、この蒸
発器13aで温度低下した熱媒を原動部3に戻して再度
温度上昇させ、蒸発装置部13の回転ファン13bによ
って吹出口29,30から運転キャビン4に温風を送り
込んで暖房することを可能にするものである。
蒸発器13aに、ウォータバルブ31を有する媒体循環
路32を接続してある。この媒体循環路32は、原動部
3で温度上昇した熱媒を蒸発器13aに供給し、この蒸
発器13aで温度低下した熱媒を原動部3に戻して再度
温度上昇させ、蒸発装置部13の回転ファン13bによ
って吹出口29,30から運転キャビン4に温風を送り
込んで暖房することを可能にするものである。
【0028】図7(イ)に明示するように、前記内気フ
ィルター27は、吸気口28の周囲でキャビン天板4a
の下面側に取付けねじ33によって締め付けることによ
り、運転キャビン4の内部に取り外せるように着脱自在
に取り付けてある。前記外気フィルター23は、前記吸
気口28の直上方に位置する取付け位置で、かつ、上端
側が下端側よりも蒸発装置部13の方に近づく状態にキ
ャビン天板4aに対して傾斜する取付け姿勢で前記仕切
り壁部材21に取り付けてある。仕切り壁部材21の両
側面のうちの前記吸気口28に対向する方の側面がわ
に、前記貫通孔21aの全周囲にわたるフィルター受止
め部21bを備えさせ、図8に示す如く外気フィルター
23の周縁部に当て付けて外気フィルター23のフィル
ター受止め部21bからの外れ止めを行うように構成し
た当付け部材34を外気フィルター23の両横側に位置
する取付けボルト35で仕切り壁部材21に締め付け連
結することにより、外気フィルター23を仕切り壁部材
21の吸気口28に面する方の側面がわに着脱自在に取
り付けてあり、外気フィルター23を吸気口28を通し
て運転キャビン4の内側に取り外すことを可能にしてあ
る。すなわち、内気フィルター27および外気フィルタ
ー23の清掃とか交換とかを行う際には、内気フィルタ
ー27を運転キャビン4の内部から着脱し、外気フィル
ター23は、図7(ロ)に示す如く内気フィルター27
を取り外した吸気口28を介して運転キャビン4の内部
から着脱するのである。
ィルター27は、吸気口28の周囲でキャビン天板4a
の下面側に取付けねじ33によって締め付けることによ
り、運転キャビン4の内部に取り外せるように着脱自在
に取り付けてある。前記外気フィルター23は、前記吸
気口28の直上方に位置する取付け位置で、かつ、上端
側が下端側よりも蒸発装置部13の方に近づく状態にキ
ャビン天板4aに対して傾斜する取付け姿勢で前記仕切
り壁部材21に取り付けてある。仕切り壁部材21の両
側面のうちの前記吸気口28に対向する方の側面がわ
に、前記貫通孔21aの全周囲にわたるフィルター受止
め部21bを備えさせ、図8に示す如く外気フィルター
23の周縁部に当て付けて外気フィルター23のフィル
ター受止め部21bからの外れ止めを行うように構成し
た当付け部材34を外気フィルター23の両横側に位置
する取付けボルト35で仕切り壁部材21に締め付け連
結することにより、外気フィルター23を仕切り壁部材
21の吸気口28に面する方の側面がわに着脱自在に取
り付けてあり、外気フィルター23を吸気口28を通し
て運転キャビン4の内側に取り外すことを可能にしてあ
る。すなわち、内気フィルター27および外気フィルタ
ー23の清掃とか交換とかを行う際には、内気フィルタ
ー27を運転キャビン4の内部から着脱し、外気フィル
ター23は、図7(ロ)に示す如く内気フィルター27
を取り外した吸気口28を介して運転キャビン4の内部
から着脱するのである。
【0029】図5および図9に示すように、前記受液装
置部14を運転キャビン4の左右の後側角のうちの一方
の後側角の付近に運転キャビン4の横側壁4bにキャビ
ン上下方向に沿わせて配置し、前記媒体循環路10,1
2,32を形成するパイプを前記両後側角のうちの他方
の後側角の付近に運転キャビン4の横側壁4bにキャビ
ン上下方向に沿って通るように配置してある。すなわ
ち、運転キャビン4の両横側壁4b,4bの後端部を運
転キャビン4の左右方向での内側に入り込むように屈曲
形成することにより、一方の横側壁部4bの後端部の屈
曲壁部分4cの外面側に、キャビン上下方向に長い形状
で上端側が空調機カバー17の内側で前記収容室18に
連通する装置収容部36を形成し、この装置収容部36
に受液装置部14を前記媒体循環路16の接続する上端
側が前記収容室18に入り込む状態で配置してある。そ
して、装置収容部36の外周側を覆うように横断面L字
形状に形成した収容部カバー37によって受液装置部1
4の外周側を覆ってある。前記両横側壁4b,4b,の
うちの他方の横側壁部4bの後端部の前記屈曲壁部分4
cの外面側に、キャビン上下方向に長い形状で上端側が
空調機カバー17の内側で前記収容室18に連通し、下
端側がキャビン下方向きに開口するパイプ収容部38を
形成し、このパイプ収容部38に、媒体循環路10,1
2,32を形成するパイプを、パイプ収容部38を上下
に挿通するようにして配置してある。凝縮装置部11や
蒸発装置部13などを制御するための電気コード39
や、キャビン天板4aの上に入り込んだ雨水などの水を
キャビン天板4aの後端側から排出するドレンホース4
0も前記パイプ収容部38にこれを上下に挿通するよう
にして配置してある。そして、パイプ収容部38の外周
側を覆うように横断面L字形状に形成した収容部カバー
41によって媒体循環路10,12,32、電気コード
39、ドレンホース40の外周側を覆ってある。
置部14を運転キャビン4の左右の後側角のうちの一方
の後側角の付近に運転キャビン4の横側壁4bにキャビ
ン上下方向に沿わせて配置し、前記媒体循環路10,1
2,32を形成するパイプを前記両後側角のうちの他方
の後側角の付近に運転キャビン4の横側壁4bにキャビ
ン上下方向に沿って通るように配置してある。すなわ
ち、運転キャビン4の両横側壁4b,4bの後端部を運
転キャビン4の左右方向での内側に入り込むように屈曲
形成することにより、一方の横側壁部4bの後端部の屈
曲壁部分4cの外面側に、キャビン上下方向に長い形状
で上端側が空調機カバー17の内側で前記収容室18に
連通する装置収容部36を形成し、この装置収容部36
に受液装置部14を前記媒体循環路16の接続する上端
側が前記収容室18に入り込む状態で配置してある。そ
して、装置収容部36の外周側を覆うように横断面L字
形状に形成した収容部カバー37によって受液装置部1
4の外周側を覆ってある。前記両横側壁4b,4b,の
うちの他方の横側壁部4bの後端部の前記屈曲壁部分4
cの外面側に、キャビン上下方向に長い形状で上端側が
空調機カバー17の内側で前記収容室18に連通し、下
端側がキャビン下方向きに開口するパイプ収容部38を
形成し、このパイプ収容部38に、媒体循環路10,1
2,32を形成するパイプを、パイプ収容部38を上下
に挿通するようにして配置してある。凝縮装置部11や
蒸発装置部13などを制御するための電気コード39
や、キャビン天板4aの上に入り込んだ雨水などの水を
キャビン天板4aの後端側から排出するドレンホース4
0も前記パイプ収容部38にこれを上下に挿通するよう
にして配置してある。そして、パイプ収容部38の外周
側を覆うように横断面L字形状に形成した収容部カバー
41によって媒体循環路10,12,32、電気コード
39、ドレンホース40の外周側を覆ってある。
【0030】図3および図9に示すように、運転キャビ
ン4の後側壁4dを、前記左右横側壁4bの屈曲壁部分
4cどうしの間に位置する透明板で作成するとともに、
後側壁4dの上端側に位置するキャビン横方向の軸芯X
まわりで揺動操作することにより、遊端側が運転キャビ
ン4から外側に上昇して突出する開き姿勢と、遊端側が
両横側壁4b,4bの屈曲壁部分4cどうしの間に下降
して入り込む閉じ姿勢とに開閉できるように取り付けて
ある。後側壁4dの閉じ姿勢は、図3に示す傾斜姿勢に
設定してある。すなわち、上端側が前記吸気口20より
もキャビン前方側に位置し、下端側ほど上端側よりもキ
ャビン後方側に位置する傾斜姿勢に設定してある。これ
により、閉じた場合の後側壁は4dは、上端側において
は外面側に空気が吸気口20に流入するスペースを形成
し、下端側においては極力キャビン前後方向に長いキャ
ビン内スペースを形成する。
ン4の後側壁4dを、前記左右横側壁4bの屈曲壁部分
4cどうしの間に位置する透明板で作成するとともに、
後側壁4dの上端側に位置するキャビン横方向の軸芯X
まわりで揺動操作することにより、遊端側が運転キャビ
ン4から外側に上昇して突出する開き姿勢と、遊端側が
両横側壁4b,4bの屈曲壁部分4cどうしの間に下降
して入り込む閉じ姿勢とに開閉できるように取り付けて
ある。後側壁4dの閉じ姿勢は、図3に示す傾斜姿勢に
設定してある。すなわち、上端側が前記吸気口20より
もキャビン前方側に位置し、下端側ほど上端側よりもキ
ャビン後方側に位置する傾斜姿勢に設定してある。これ
により、閉じた場合の後側壁は4dは、上端側において
は外面側に空気が吸気口20に流入するスペースを形成
し、下端側においては極力キャビン前後方向に長いキャ
ビン内スペースを形成する。
【0031】図6に示すホース42は、蒸発装置部13
から排出される除湿水などキャビン天板4aの上にでき
る水をキャビン天板4aの前端側から排出するドレンホ
ースであり、図1に破線で示す如く運転キャビン4の乗
降口の前側にキャビン上下方向に沿って位置するキャビ
ンフレームの内部に配置してある。
から排出される除湿水などキャビン天板4aの上にでき
る水をキャビン天板4aの前端側から排出するドレンホ
ースであり、図1に破線で示す如く運転キャビン4の乗
降口の前側にキャビン上下方向に沿って位置するキャビ
ンフレームの内部に配置してある。
【図1】コンバイン全体の側面図
【図2】空調装置の概略図
【図3】凝縮装置部および蒸発装置部の配設部の断面図
【図4】凝縮装置部および蒸発装置部の配設部の斜視図
【図5】受液装置部の配設部の断面図
【図6】キャビン天板と空調機カバーの断面図
【図7】外気フィルターと内気フィルターの配設部の断
面図
面図
【図8】外気フィルターの斜視図
【図9】運転キャビンの後面図
4 運転キャビン 4a キャビン天板 11 凝縮装置部 13 蒸発装置部 17 空調機カバー 17a 収容室天板 18 収容室 20 吸気口 25 排気口
Claims (4)
- 【請求項1】 運転キャビン空調のための凝縮装置部お
よび蒸発装置部を、運転キャビンの天板とこの天板上の
空調機カバーとが形成する収容室に設けてある作業車の
空調装置であって、 前記凝縮装置部および前記蒸発装置部にキャビン外気を
供給する前記収容室の吸気口と、前記凝縮装置部からの
排出風を排出する前記収容室の排気口とを異なる方向に
向けて開口させてある作業車の空調装置。 - 【請求項2】 前記吸気口を機体下方向きに形成し、前
記排気口を前記収容室の天板に機体上方向きに形成して
ある請求項1記載の作業車の空調装置。 - 【請求項3】 前記吸気口を前記収容室の後端部に配置
してある請求項2記載の作業車の空調装置。 - 【請求項4】 前記運転キャビンの後側壁を、上端が前
記吸気口よりもキャビン前方側に位置し、下端側ほど上
端側よりもキャビン後方側に位置する傾斜壁に形成して
ある請求項3に記載の作業車の空調装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9164186A JPH1111144A (ja) | 1997-06-20 | 1997-06-20 | 作業車の空調装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9164186A JPH1111144A (ja) | 1997-06-20 | 1997-06-20 | 作業車の空調装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1111144A true JPH1111144A (ja) | 1999-01-19 |
Family
ID=15788338
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9164186A Pending JPH1111144A (ja) | 1997-06-20 | 1997-06-20 | 作業車の空調装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1111144A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7855818B2 (en) | 2007-03-07 | 2010-12-21 | Ricoh Company, Limited | Optical scanning apparatus and image forming apparatus |
US7869110B2 (en) | 2007-07-11 | 2011-01-11 | Ricoh Company, Ltd. | Optical scan apparatus and image formation apparatus |
US7924491B2 (en) | 2006-03-03 | 2011-04-12 | Ricoh Company, Ltd. | Optical scanning device and image forming apparatus |
US8023166B2 (en) | 2007-02-13 | 2011-09-20 | Ricoh Company, Limited | Optical scanning device and image forming apparatus |
JP2012148777A (ja) * | 2012-04-27 | 2012-08-09 | Yanmar Co Ltd | 空気調和機を取り付けるキャビンの構造 |
-
1997
- 1997-06-20 JP JP9164186A patent/JPH1111144A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7924491B2 (en) | 2006-03-03 | 2011-04-12 | Ricoh Company, Ltd. | Optical scanning device and image forming apparatus |
US8023166B2 (en) | 2007-02-13 | 2011-09-20 | Ricoh Company, Limited | Optical scanning device and image forming apparatus |
US7855818B2 (en) | 2007-03-07 | 2010-12-21 | Ricoh Company, Limited | Optical scanning apparatus and image forming apparatus |
US7869110B2 (en) | 2007-07-11 | 2011-01-11 | Ricoh Company, Ltd. | Optical scan apparatus and image formation apparatus |
JP2012148777A (ja) * | 2012-04-27 | 2012-08-09 | Yanmar Co Ltd | 空気調和機を取り付けるキャビンの構造 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS59223513A (ja) | 空調ユニツト | |
JP4996412B2 (ja) | コンバイン | |
JPH1111144A (ja) | 作業車の空調装置 | |
JP2544232B2 (ja) | 建設機械用空調装置 | |
JPH1111143A (ja) | 作業車の空調装置 | |
JPH0989310A (ja) | エンジン駆動式空気調和機の室外ユニット | |
US6718786B1 (en) | Coil housing design for a bus air conditioning unit | |
JP3883293B2 (ja) | コンバイン | |
JP2006218908A (ja) | 作業機械車両のキャビン用空調装置 | |
JPH1111142A (ja) | 作業車の空調装置 | |
JP2007030723A (ja) | ダンパーユニットおよび空調装置 | |
JP4326235B2 (ja) | 車両用空気調和装置 | |
JP2000005541A (ja) | 収穫機 | |
JPH1111140A (ja) | 作業車の空調装置 | |
JPH1111141A (ja) | 作業車の排水構造 | |
JP3789896B2 (ja) | 作業車のエアコン装置 | |
JP2005231448A (ja) | 作業車 | |
JP4085365B2 (ja) | 車両用空調装置 | |
JP4229720B2 (ja) | 車両用空気調和装置 | |
WO2022202011A1 (ja) | コンバイン | |
WO2022202010A1 (ja) | コンバイン | |
JPS601023A (ja) | 車両用冷房装置 | |
JPH09229537A (ja) | 冷蔵庫 | |
JP2001171340A (ja) | 移動車両用の空調装置 | |
JP4850820B2 (ja) | スピードスプレーヤの空調システム |