JP3486313B2 - コンバイン - Google Patents

コンバイン

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JP3486313B2
JP3486313B2 JP35205096A JP35205096A JP3486313B2 JP 3486313 B2 JP3486313 B2 JP 3486313B2 JP 35205096 A JP35205096 A JP 35205096A JP 35205096 A JP35205096 A JP 35205096A JP 3486313 B2 JP3486313 B2 JP 3486313B2
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JP
Japan
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grain tank
exhaust
muffler
space
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修務 義田
啓一 大本
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MITSUBISHI NOUKI KABUSHIKI KAISHA
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MITSUBISHI NOUKI KABUSHIKI KAISHA
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  • Harvester Elements (AREA)
  • Exhaust Silencers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、操作部近傍にエン
ジンが搭載されるコンバインの技術分野に属するもので
ある。 【0002】 【発明が解決しようとする課題】一般に、この種コンバ
インのなかには、走行機体の前部に操作部を構成すると
共に、該操作部の近傍位置(運転席下方空間等)に、エ
ンジンを搭載したものがある。しかるに従来では、前記
エンジンの排気を機外に排出するにあたり、マフラーを
経由したエンジン排気を、機体下方を向くテールパイプ
から排出するようにしていたため、クローラが持ち回る
泥がテールパイプに入り込む可能性があった。 【0003】 【課題を解決するための手段】本発明は、上記の如き実
情に鑑みこれらの課題を解決することができるコンバイ
ンを提供することを目的として創作されたものであっ
て、左右一対のクローラ走行装置を備える走行機体の一
側部に脱穀部を配設する一方、他側部に穀粒タンクを配
設し、さらに穀粒タンク前方の操作部近傍にエンジンを
搭載してなるコンバインにおいて、前記エンジンの排気
を平面視で脱穀部と穀粒タンクとの間を経由して機体後
方に排出する排出経路を形成すると共に、エンジンの排
気口に接続される排気パイプは、エンジンの上方を経由
したものを、エンジン後方に配したギアケースの下方を
迂回するように配管して、脱穀部と穀粒タンクとのあい
だの空間に露出しないようになっていることを特徴とす
コンバインである。 【0004】また、エンジンの排気を機体後方に向けて
排出するテールパイプを、既刈り地側のクローラ走行装
置の走行跡に向けて開口させてあるから、エンジンの排
気が作物に直接かかる不都合が無いことは勿論のこと、
クローラが持ち回る泥がテールパイプに入り込む不都合
も解消することができる。 【0005】 【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態の一つ
を図面に基づいて説明する。図面において、1はコンバ
インであって、該コンバイン1は、走行機体2の底部に
設けられる左右一対のクローラ走行装置3、走行機体2
の前方で茎稈を刈取る前処理部4、刈り取った茎稈を脱
穀し、かつ穀粒を選別する脱穀部5、選別済みの穀粒を
貯溜する穀粒タンク6、脱穀済みの排稈を排出する後処
理部7、各種の操作具が配設される操作部8等で構成さ
れているが、前記脱穀部5は、走行機体2の左側部に配
置される一方、穀粒タンク6は、走行機体2の右側部に
配置されており、また、操作部8は、走行機体2の右側
前端部、つまり、穀粒タンク6の前方位置に構成されて
いる。 【0006】前記穀粒タンク6に貯溜された穀粒は、穀
粒タンク6の底部に前後を向いて配設される横ラセン
(図示せず)と、穀粒タンク6の後方に立設される縦ラ
セン筒9と、該縦ラセン筒9の上端部に連結される搬出
ラセン筒10とを経由して機外に搬出することが可能で
あるが、本実施形態の穀粒タンク6は、横ラセンもしく
は縦ラセン筒9を支点として機体外側方に回動自在に構
成されるため、脱穀部5等の機体中心側をメンテナンス
する際には、穀粒タンク6を回動操作することにより、
機体中心部にメンテナンス用の作業スペースを確保する
ことができるようになっている。 【0007】ところで、前記穀粒タンク6は、脱穀部5
の右側方に所定の空間S1を存して配設されているが、
穀粒タンク6の機体中心側底部は、タンク内の穀粒を横
ラセン側に流入ガイドすべく傾斜面6aに形成されるた
め、傾斜面6aの下方には、前記空間S1の下部を右側
方に拡張する空間S2が形成されている。 【0008】11は前記操作部8に設けられる運転席で
あって、該運転席11の下方に、エンジンルーム12を
形成すると共に、該エンジンルーム12に、前述したク
ローラ走行装置3、前処理部4、脱穀部5、穀粒タンク
6(横ラセン)、後処理部7等に動力を供給するエンジ
ン13が内装されるが、前記横ラセンに対する動力伝動
は、前記空間S2の前端部に配設され、図2、図4から
明らかなように、エンジン13の後方に配したギヤケー
ス14を介して行われるようになっている。 【0009】15は前記エンジン13の排気を消音処理
するためのマフラーであって、該マフラー15は、前記
空間S2の中間部に前後を向いて配設されている。そし
て、エンジン13の排気を、平面視で脱穀部5と穀粒タ
ンク6との間に配管される排気パイプ16を介してマフ
ラー15に供給すると共に、マフラー15からの排気
を、マフラー15の後端部から後方に延びるテールパイ
プ17を介して機外に排出するようになっている。つま
り、エンジン13の排気を、平面視で脱穀部5と穀粒タ
ンク6との間を経由して機体後方に排出する排出経路を
形成すると共に、該排出経路中に介設されるマフラー1
5を機体後部に配置しているため、マフラー15の熱が
操作部8に悪影響を及ぼす不都合が無く、しかも、脱穀
部5と穀粒タンク6との間の空間S2(S1)を利用し
て排気経路を形成しているため、機体外部(機体底部
等)に排気経路を形成した場合の如く、障害物との接触
でマフラー15や排気パイプ16が破損する不都合も防
止することができるようになっている。 【0010】ところで、前記エンジン13の排気口に接
続される排気パイプ16は、エンジン13の上方を経由
してエンジンルーム12の後面板12aに達した後、該
後面板12aに沿って機体フレーム2a位置まで垂下
し、さらに、ギヤケース14の下方を経由してマフラー
15に至るよう配管されている。つまり、本実施形態の
排気パイプ16は、ギヤケース14の下方を迂回するよ
うに配管されているが、排気パイプ16の最下位置は、
機体フレーム2aの下端位置よりも高く設定されるた
め、障害物との接触を可及的に防止することができ、し
かも、空間S1、S2に排気パイプ16を露出させない
ため、穀粒タンク6を機体外側方に回動操作して脱穀部
5等の機体中心側をメンテナンスする際に、作業者が排
気パイプ16に触れる不都合を防止することができるよ
うになっている。 【0011】また、前記テールパイプ17は、マフラー
15の排気を機体後方に向けて排出するが、テールパイ
プ17の後端部は、機体フレーム2aよりも高い位置に
配置されると共に、開口が既刈り地側クローラ走行装置
3の走行跡を向くよう曲折形成されている。つまり、エ
ンジン排気が作物に直接かかる不都合が無いことは勿論
のこと、クローラ走行装置3が持ち回る泥がテールパイ
プ17の開口に入り込む不都合も防止することができる
ようになっている。 【0012】さらに、18は前記空間S2に配設される
マフラーカバーであって、該マフラーカバー18は、空
間S2に配設されるマフラー15およびテールパイプ1
7を覆うように取り付けられている。このため、穀粒タ
ンク6を機体外側方に回動操作して脱穀部5等の機体中
心側をメンテナンスする際に、作業者がマフラー15や
テールパイプ17に直接触れる不都合を防止することが
できるようになっている。 【0013】叙述の如く構成されたものにおいて、操作
部8の運転席11下方位置にエンジン13を搭載すると
共に、該エンジン13の排気をマフラー15を介して機
外に排出するにあたり、前記エンジン13の排気を、平
面視で脱穀部5と穀粒タンク6との間を経由して機体後
方に排出する排出経路を形成すると共に、該排出経路中
に介設されるマフラー15を機体後部に配置しているた
め、マフラー15の熱が操作部8に悪影響を及ぼす不都
合を解消して操作部8の居住性を向上させることができ
る。 【0014】しかも、前記エンジン13の排気経路(排
気パイプ16、マフラー15およびテールパイプ17)
を、脱穀部5と穀粒タンク6との間の空間S2(S1)
を利用して形成しているため、機体外部(機体底部等)
に排気経路を形成した場合の如く、障害物との接触でマ
フラー15や排気パイプ16が破損する不都合も防止す
ることができる。 【0015】また、脱穀部5と穀粒タンク6との間を利
用して排気経路を形成するにあたり、排気経路を構成す
るマフラー15等の部材を、穀粒タンク6の傾斜面6a
下方に形成される空間S2に配設したため、穀粒タンク
6を機体外側方に回動させて機体中心部をメンテナンス
する場合に、マフラー15等が邪魔になる不都合を可及
的に回避することができ、しかも、マフラー15および
テールパイプ17はマフラーカバー18で覆われている
ため、メンテナンス時に作業者がマフラー15やテール
パイプ17に直接触れることも防止することができる。 【0016】また、前記排気パイプ16は、ギヤケース
14の下方を迂回するように配管されるが、排気パイプ
16の最下位置は、機体フレーム2aの下端位置よりも
高く設定されるため、障害物との接触を可及的に防止す
ることができ、しかも、空間S1、S2に排気パイプ1
6が露出しないため、メンテナンス時に作業者が排気パ
イプ16に触れる不都合も防止することができる。 【0017】また、前記テールパイプ17の後端部は、
機体フレーム2aよりも高い位置に配置されると共に、
開口が既刈り地側クローラ走行装置3の走行跡を向くよ
う曲折形成されているため、エンジン排気が作物に直接
かかる不都合が無いことは勿論のこと、クローラ走行装
置3が持ち回る泥がテールパイプ17の開口に入り込む
不都合も防止することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】コンバインの側面図である。 【図2】内部を透視した同上要部側面図である。 【図3】同上要部拡大側面図である。 【図4】同上要部平面図である。 【図5】同上要部正面図である。 【図6】同上要部拡大正面図である。 【符号の説明】 1 コンバイン 2 走行機体 3 クローラ走行装置 5 脱穀部 6 穀粒タンク 8 操作部 12 エンジンルーム 13 エンジン 15 マフラー 16 排気パイプ 17 テールパイプ S1 空間 S2 空間
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−39234(JP,A) 実開 昭61−41825(JP,U) 実開 昭52−29829(JP,U) 実開 昭53−98129(JP,U) 実開 昭51−75832(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01D 41/00 - 41/16 A01D 67/00

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 左右一対のクローラ走行装置を備える走
    行機体の一側部に脱穀部を配設する一方、他側部に穀粒
    タンクを配設し、さらに穀粒タンク前方の操作部近傍に
    エンジンを搭載してなるコンバインにおいて、前記エン
    ジンの排気を平面視で脱穀部と穀粒タンクとの間を経由
    して機体後方に排出する排出経路を形成すると共に、
    ンジンの排気口に接続される排気パイプは、エンジンの
    上方を経由したものを、エンジン後方に配したギアケー
    スの下方を迂回するように配管して、脱穀部と穀粒タン
    クとのあいだの空間に露出しないようになっていること
    を特徴とするコンバイン。
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