JP2001036699A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

Info

Publication number
JP2001036699A
JP2001036699A JP11209579A JP20957999A JP2001036699A JP 2001036699 A JP2001036699 A JP 2001036699A JP 11209579 A JP11209579 A JP 11209579A JP 20957999 A JP20957999 A JP 20957999A JP 2001036699 A JP2001036699 A JP 2001036699A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
reference plate
white reference
platen
document
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11209579A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4197563B2 (ja
Inventor
Yusuke Hashizume
雄輔 橋爪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba TEC Corp filed Critical Toshiba TEC Corp
Priority to JP20957999A priority Critical patent/JP4197563B2/ja
Priority to US09/621,459 priority patent/US6700683B1/en
Publication of JP2001036699A publication Critical patent/JP2001036699A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4197563B2 publication Critical patent/JP4197563B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/00885Power supply means, e.g. arrangements for the control of power supply to the apparatus or components thereof
    • H04N1/00904Arrangements for supplying power to different circuits or for supplying power at different levels
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/40Picture signal circuits
    • H04N1/407Control or modification of tonal gradation or of extreme levels, e.g. background level
    • H04N1/4076Control or modification of tonal gradation or of extreme levels, e.g. background level dependent on references outside the picture
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/00885Power supply means, e.g. arrangements for the control of power supply to the apparatus or components thereof
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N2201/00Indexing scheme relating to scanning, transmission or reproduction of documents or the like, and to details thereof
    • H04N2201/04Scanning arrangements
    • H04N2201/0402Arrangements not specific to a particular one of the scanning methods covered by groups H04N1/04 - H04N1/207
    • H04N2201/044Moving a scanning element into cooperation with a calibration element, e.g. a grey-wedge mounted on the document support, or vice versa

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
  • Control Of Exposure In Printing And Copying (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、インジケータをユーザが使いや
すく見やすい場所に設置しても、良好な画像を複雑な画
像処理を施さなくても得ることができる。 【解決手段】 この発明は、組立調整時に読み込んでお
いた白レベル補正値を用いることにより、白基準値(シ
ェーディング補正値)の読込時と画像読込時の露光ラン
プの光量を可変したり、若しくはCCDラインセンサの
出力の増幅部における信号増幅率を可変するようにした
ものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、原稿台上の原稿
画像を読取り、この読取り画像に対して白基準板により
得られる基準信号に基づいてシェーディング補正を行う
画像読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、デジタル複写機等は、画像を読
取るスキャナ部と、このスキャナ部で読取った画像をプ
リントするプリント部により構成されている。
【0003】上記スキャナ部では、画像を読取るために
CCDラインセンサを使用している。CCDラインセン
サに蓄積される電圧レベルは、露光ランプのばらつきや
経時変化による照度低下及びCCDラインセンサの画素
ばらつきにより大きく左右されるため、どのような条件
下においても常に同じ画像が複写できるように、画像読
取直前に対する白レベルと黒レベルの設定を行っている
(シェーディング補正)。
【0004】このようなスキャナ部においては、白と黒
のシェーディング補正板(以下、それぞれ白基準板、黒
基準板とする)が用いられ、これら白基準板、黒基準板
に対するそれぞれの数ライン分の信号を読取り、平均し
たものを白レベルと黒レベルの基準として、画像のばら
つきを補正していた。さらに、白基準板の設置位置につ
いては、上記同様どのような条件下においても常に同じ
画像が複写できるように可能な限り原稿の読取開始位置
の近傍及び原稿面の高さと同じ位置となるように設置し
ていた。
【0005】なお、電源投入時等の露光ランプ消灯時の
信号により黒レベルの基準を生成することにより、黒の
基準板は必ずしも必要なものではない。
【0006】上記スキャナ部において、白基準板を原稿
の読取開始位置の近傍及び原稿面と同じ高さに設置する
ことによる問題点について説明する。
【0007】1.複写機(スキャナ部)としての一部機
能である原稿の読取範囲を示すインジケータを備えるこ
とが出来なくなる。
【0008】2.複写機(スキャナ部)としての一部機
能である原稿の読取範囲を示すインジケータの取付場所
に制約を受け、ユーザにとっては原稿の読取範囲がわか
りにくくなってしまう。
【0009】3.複写機(スキャナ部)としての一部機
能である原稿の読取範囲を示すインジケータの取付場所
に制約を受け、ユーザにとっては原稿の読取範囲がわか
りにくくなり、ミスコピー等により消耗品の無駄が発生
してしまう。
【0010】また、上記スキャナ部において、ユーザの
使いやすい(見やすい)位置にインジケータを備えたこ
とによる問題点について説明する。
【0011】1.白基準板を原稿面と同じ高さに設置す
る場合、原稿の読取開始位置の近傍に設置することが不
可能となり、どのような条件下においても常に同じ画像
が複写できなくなり、消耗品等の無駄が発生してしま
う。
【0012】2.白基準板を原稿の読取開始位置の近傍
に設置した場合、原稿面と同じ高さに設置することが不
可能となり、白基準板読取時の白レベルと原稿読取時の
白レベルに差異が現れ正常な画像を複写できなくなり、
消耗品等の無駄が発生してしまう。
【0013】このように、インジケータをユーザーにわ
かりやすく、見やすい位置に設置した場合、白基準板を
読取る場合の露光ランプからの光路の長さ(光路長)
と、原稿を読取る場合の露光ランプからの光路の長さ
(光路長)が違うため、CCDラインセンサが読取った
白基準板の白レベルと原稿を読取った原稿の白レベルに
差異が発生し、出力画像濃度に違いが出てしまう。
【0014】3.高速複写機等の装置については、サイ
クルタイムを短くするために白基準板の位置が原稿の読
取開始位置の近傍になってしまうため、白基準板を原稿
面と同じ高さに設置することが不可能となり、白基準板
読取時の白レベルと原稿読取時の白レベルに差異が現れ
正常な画像を複写できなくなり、消耗品等の無駄が発生
してしまう。
【0015】・白基準板が原稿面と同じ高さに設置され
ている場合には、先願(特開平8−241890号公
報)に示されているように、白基準板に塵・埃及びゴミ
(汚れ)が付着すると、出来上がり画像に白スジ、黒ス
ジ、濃度ムラ等の不具合が生じてしまう場合がある。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、白基準板
を原稿読取開始位置の近傍に設置し、かつ原稿面と同じ
高さに設置しないものにおいて、常に正確なシェーディ
ング補正を行うことができ、良好な画像を得ることがで
き、無駄な複写を防止可能な画像読取装置を提供するこ
とを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】この発明の画像読取装置
は、原稿台上に載置される原稿画像を原稿台に沿って走
査される光照射手段を用いて読取るものにおいて、上記
原稿台の近傍の原稿読取領域外に、かつ原稿走査時にお
ける上記光照射手段と上記原稿台との第1の光路長と異
なる上記光照射手段との第2の光路長の位置に設置され
る白基準板、上記光照射手段と上記原稿台との第1の光
路長と上記光照射手段と上記白基準板との第2の光路長
の違いに基づく比率を設定する設定手段、上記光照射手
段により上記白基準板と上記原稿台とをそれぞれ走査す
る際の光量を上記設定手段により設定されている比率に
基づいて変更する変更手段、およびこの変更手段により
光量が変更されている状態で、上記白基準板の走査時の
基準信号に基づいて、上記原稿台の走査時の読取画像を
補正する補正手段から構成されている。
【0018】この発明の画像読取装置は、原稿台上に載
置される原稿画像を原稿台に沿って走査される光照射手
段を用いて読取るものにおいて、上記原稿台の近傍の原
稿読取領域外に、かつ原稿走査時における上記光照射手
段と上記原稿台との第1の光路長と異なる上記光照射手
段との第2の光路長の位置に設置される白基準板、上記
光照射手段と上記原稿台との第1の光路長と上記光照射
手段と上記白基準板との第2の光路長の違いに基づく比
率を設定する設定手段、上記光照射手段により上記白基
準板と上記原稿台とを照射している際の反射光量を電気
信号に変換する光電変換手段、この光電変換手段により
得られる上記白基準板からの反射光量に応じた電気信号
と上記原稿台からの反射光量に応じた電気信号とをそれ
ぞれを上記設定手段により設定されている比率に基づい
て異なった増幅率で増幅する増幅手段、およびこの増幅
手段により増幅された上記白基準板に対する電気信号に
基づいて、上記増幅手段により増幅された上記原稿台に
対する電気信号を補正する補正手段から構成されてい
る。
【0019】この発明の画像読取装置は、原稿台上に載
置される原稿画像を原稿台に沿って走査される光照射手
段を用いて読取るものにおいて、上記原稿台の近傍の原
稿読取領域外に、かつ原稿走査時における上記光照射手
段と上記原稿台との第1の光路長よりも短い上記光照射
手段との第2の光路長の位置に設置される白基準板、上
記光照射手段と上記原稿台との第1の光路長と上記光照
射手段と上記白基準板との第2の光路長の違いに基づく
比率を設定する設定手段、上記光照射手段により上記白
基準板と上記原稿台とをそれぞれ走査する際の光量を上
記設定手段により設定されている比率に基づいて変更す
る変更手段、およびこの変更手段により光量が変更され
ている状態で、上記白基準板の走査時の基準信号に基づ
いて、上記原稿台の走査時の読取画像を補正する補正手
段から構成されている。
【0020】この発明の画像読取装置は、原稿台上に載
置される原稿画像を原稿台に沿って走査される光照射手
段を用いて読取るものにおいて、上記原稿台の近傍の原
稿読取領域外に、かつ原稿走査時における上記光照射手
段と上記原稿台との第1の光路長よりも短い上記光照射
手段との第2の光路長の位置に設置される白基準板、上
記光照射手段と上記原稿台との第1の光路長と上記光照
射手段と上記白基準板との第2の光路長の違いに基づく
比率を設定する設定手段、上記光照射手段により上記白
基準板と上記原稿台とを照射している際の反射光量を電
気信号に変換する光電変換手段、この光電変換手段によ
り得られる上記白基準板からの反射光量に応じた電気信
号と上記原稿台からの反射光量に応じた電気信号とをそ
れぞれを上記設定手段により設定されている比率に基づ
いて異なった増幅率で増幅する増幅手段、およびこの増
幅手段により増幅された上記白基準板に対する電気信号
に基づいて、上記増幅手段により増幅された上記原稿台
に対する電気信号を補正する補正手段から構成されてい
る。
【0021】この発明の画像読取装置は、原稿台上に載
置される原稿画像を原稿台に沿って走査される光照射手
段を用いて読取るものにおいて、上記原稿台の近傍の原
稿読取領域外に、かつ原稿走査時における上記光照射手
段と上記原稿台との第1の光路長と異なる上記光照射手
段との第2の光路長の位置に設置される白基準板、上記
光照射手段により上記白基準板と上記原稿台とを照射し
ている際の反射光量を電気信号に変換する光電変換手
段、上記原稿台に上記白基準板に対応する反射率を有す
る白チャートを載置した状態で、上記照射手段により上
記白基準板を照射している際に、上記光電変換手段によ
り得られる電気信号と、上記光電変換手段により上記原
稿台上の白チャートを照射している際に、上記光電変換
手段により得られる電気信号との比率を設定する設定手
段、上記光照射手段により上記白基準板と上記原稿台と
をそれぞれ走査する際の光量を上記設定手段により設定
されている比率に基づいて変更する変更手段、およびこ
の変更手段により光量が変更されている状態で、上記白
基準板の走査時の基準信号に基づいて、上記原稿台の走
査時の読取画像を補正する補正手段から構成されてい
る。
【0022】この発明の画像読取装置は、原稿台上に載
置される原稿画像を原稿台に沿って走査される光照射手
段を用いて読取るものにおいて、上記原稿台の近傍の原
稿読取領域外に、かつ原稿走査時における上記光照射手
段と上記原稿台との第1の光路長と異なる上記光照射手
段との第2の光路長の位置に設置される白基準板、上記
光照射手段により上記白基準板と上記原稿台とを照射し
ている際の反射光量を電気信号に変換する光電変換手
段、上記原稿台に上記白基準板に対応する反射率を有す
る白チャートを載置した状態で、上記光照射手段により
上記白基準板を照射している際に、上記光電変換手段に
より得られる電気信号と、上記光照射手段により上記原
稿台上の白チャートを照射している際に、上記光電変換
手段により得られる電気信号との比率を設定する設定手
段、上記光電変換手段により得られる上記白基準板から
の反射光量に応じた電気信号と上記原稿台からの反射光
量に応じた電気信号とをそれぞれを上記設定手段により
設定されている比率に基づいて異なった増幅率で増幅す
る増幅手段、およびこの増幅手段により増幅された上記
白基準板に対する電気信号に基づいて、上記増幅手段に
より増幅された上記原稿台に対する電気信号を補正する
補正手段から構成されている。
【0023】この発明の画像読取装置は、原稿台上に載
置される原稿画像を原稿台に沿って走査される光照射手
段を用いて読取るものにおいて、上記原稿台の近傍の原
稿読取領域外に、かつ原稿走査時における上記光照射手
段と上記原稿台との第1の光路長と異なる上記光照射手
段との第2の光路長の位置に設置される白基準板、上記
光照射手段により上記白基準板と上記原稿台とを照射し
ている際の反射光量を電気信号に変換する光電変換手
段、上記光照射手段と上記原稿台との第1の光路長と上
記光照射手段と上記白基準板との第2の光路長の違いに
基づく比率を設定する設定手段、上記光照射手段により
上記原稿台を走査する際の第1の光量に対して、上記光
照射手段により上記白基準板を走査する際の光量を上記
第1の光量を上記設定手段により設定されている比率に
基づいて第2の光量に変更する変更手段、および上記光
照射手段により第2の光量で上記白基準板を照射してい
る際に、上記光電変換手段により得られる電気信号に基
づいて、上記光照射手段により第1の光量で上記原稿台
上を照射している際に、上記光電変換手段により得られ
る電気信号を補正する補正手段から構成されている。
【0024】この発明の画像読取装置は、原稿台上に載
置される原稿画像を原稿台に沿って走査される光照射手
段を用いて読取るものにおいて、上記原稿台の近傍の原
稿読取領域外に、かつ原稿走査時における上記光照射手
段と上記原稿台との第1の光路長と異なる上記光照射手
段との第2の光路長の位置に設置される白基準板、上記
光照射手段と上記原稿台との第1の光路長と上記光照射
手段と上記白基準板との第2の光路長の違いに基づく比
率を設定する設定手段、上記光照射手段により上記白基
準板と上記原稿台とを照射している際の反射光量を電気
信号に変換する光電変換手段、上記光照射手段により上
記原稿台を走査する際に上記光電変換手段により得られ
る上記原稿台からの反射光量に応じた電気信号を増幅す
る第1の増幅率に対して、上記光照射手段により白基準
板を走査する際の増幅率を上記第1の増幅率を上記設定
手段により設定されている比率に基づいて第2の増幅率
に変更する変更手段、上記光電変換手段により得られる
上記白基準板からの反射光量に応じた電気信号を上記変
更手段により変更される第2の増幅率で増幅し、上記光
電変換手段により得られる上記原稿台からの反射光量に
応じた電気信号を第1の増幅率で増幅する増幅手段、お
よびこの増幅手段により増幅された上記白基準板からの
反射光量に対する電気信号に基づいて、上記増幅手段に
より増幅された上記原稿台からの反射光量に対する電気
信号を補正する補正手段から構成されている。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施の形態に
ついて図面を参照して説明する。
【0026】図1、図2は、スキャナ部1とプリンタ部
2とからなるデジタル複写機を示すもので、特に上記ス
キャナ部1の内部構造を示す図である。
【0027】図1、図2に示すように、スキャナ部1の
上面部には、載置面3aを有し、載置面3a上に原稿D
あるいは白チャートWが載置される透明なガラスからな
る原稿載置台3と、この原稿載置台3の左端には、原稿
の読取範囲(一端部)を示す原稿スケールとしてのイン
ジケータ部4が設けられている。このインジケータ部4
の下部には、シェーディング補正用の基準値読取用とし
ての白基準板(シェーディング補正板)5が配設されて
いる。なお、白基準板5は、上記載置面3aの高さと異
なった位置(低い位置、載置面3aよりも下方)で、か
つ非原稿載置領域に配設されている。白チャートWは、
白基準板5と同等の反射率を有する白のチャートであ
り、後述する組立調整時に白レベル補正値を設定する際
に用いるものである。
【0028】また、スキャナ部1は、上記原稿載置台3
の載置面(原稿面)3aを照明する光照射手段としての
露光ランプ(ハロゲンランプ、蛍光灯、キセノンランプ
等)6、この露光ランプ6を囲むように配設されるリフ
レクタ7、原稿からの反射光を所定の方向に偏向するミ
ラー8を有し、これらの露光ランプ6、リフレクタ7、
ミラー8は、原稿載置台3の下方に配設されたキャリッ
ジ9に取り付けられている。
【0029】上記キャリッジ9は、白基準板5および原
稿載置台3と平行に移動可能に配設され、図示しない歯
付ベルト等を介して駆動モータにより、白基準板5およ
び原稿載置台3の下方を往復移動する。
【0030】また、原稿載置台3の下方には、キャリッ
ジ9上のミラー8からの反射光を集束する結像レンズ1
0と、結像レンズ10により集束された反射光を受光し
て光電変換するCCDラインセンサ11とが配設されて
いる。結像レンズ10は、ミラー8により偏向された光
の光軸を含む面内に、駆動機構を介して移動可能に配設
され、自身が移動することで反射光を所望の倍率で結像
する。そして、CCDラインセンサ11は、入射した反
射光を光電変換し、反射光に対応する電気信号を出力す
る。また、この電気信号は、CCDラインセンサ11近
傍に設けられた画像処理基板12に組み込まれた後述す
る画像処理回路26に入力される。ここで所定の処理が
なされた画像データは、プリンタ部2へ供給される。
【0031】なお、上記キャリッジ9の移動(矢印a方
向)により、露光ランプ6は、白基準板5、原稿載置台
3の載置面3aの順で照射するようになっている。この
際、露光ランプ6による白基準板5の照射時における露
光ランプ6から白基準板5までの光路長13(図1)
は、露光ランプ6による載置面3aの照射時における露
光ランプ6から原稿載置台3の載置面3aまでの光路長
14(図2)より、短くなっている(光路長13<光路
長14)。
【0032】また、デジタル複写機には、様々な複写条
件(原稿サイズ等の設定)並びに複写動作の開始を指示
するキーなどからなる操作パネル(図示しない)が設け
られている。
【0033】図3は、上記インジケータ部4の構成を概
略的に示す概略図である。
【0034】すなわち、オペレータによる操作パネルか
らの原稿サイズの指示に応じて、インジケータ用モータ
4aにてインジケータ駆動べルト4bを介してインジケ
ータ4c、4cを駆動するようになっている。なお、イ
ンジケータ4c、4cは主走査方向における最大読取サ
イズ3bまで可変可能であり、ユーザ(オペレータ)は
等倍時あるいは変倍時など、このインジケータ4c、4
cが示す読取範囲を基準にして原稿をセットするように
なっている。
【0035】図4は、スキャナ部1の制御系を示すもの
である。
【0036】すなわち、スキャナ部1は、全体を制御す
るCPU20、制御プログラム等が記憶されているRO
M21、各種データを記憶するRAM22、露光ランプ
6の点灯、光量を制御するレギュレータ23、CCDラ
インセンサ11を駆動するCCDドライバ24、キャリ
ッジ9の移動用のモータを駆動するスキャナモータドラ
イバ25、CCDラインセンサ11からの信号を処理す
る画像処理回路26、上記インジケータ用モータ4aを
駆動するインジケータ用モータドライバ27、電源断時
にもデータを保持している不揮発性メモリとしてのEE
PROM28とから構成されている。レギュレータ23
は、露光ランプ6の照射位置が、原稿載置台12に対応
している際に、第1の光量(原稿読取時の光量)に制御
し、露光ランプ6の照射位置が、白基準板4に対応して
いる際に、第2の光量(第2の光量<第1の光量)(白
基準板4の読取時の光量)に制御するようになってい
る。
【0037】この光量の可変については、例えば出力電
圧の設定にPWM制御(パルス幅変調制御)を用いてい
る場合ならば、コントロールパルスデューティ(dut
y)比を変更させて対応するようになっている。この光
量の可変方法はどのような方法を用いても良い。
【0038】上記構成したように、インジケータ4をユ
ーザにわかりやすく、見やすい位置に設置することによ
り、白基準板5を読取る場合の露光ランプ6から白基準
板5までの光路長13と原稿を読取る場合の露光ランプ
6から原稿載置台3の載置面3aまでの光路長14の長
さが違うものとなっている(光路長13<光路長1
4)。この長さの違いによる、CCDラインセンサ11
が読取る白レベルに違いがでないように(読取る画像濃
度に違いがでないように)、白基準板5を読取る場合と
原稿画像を読取る場合において、上記光路長の違いに基
づいて光量を変更するようになっている。
【0039】すなわち、上記白基準板5と原稿載置台3
に載置した白チャートWとを、同一の光量で読取走査す
ることにより、得られる反射光量に基づく電気信号の比
率を光路長の違いに基づく白レベル補正値WC(第1の
光量からの可変量)として、あらかじめ(複写機組立調
整時に)設定しておくようになっている。
【0040】これにより、原稿を読取る前の白基準板5
を読取る際に、第1の光量に白レベル補正値WCを乗算
することにより得られる第2の光量に露光ランプ6の照
射光量を制御し、この後、原稿を読取る際に、第1の光
量に露光ランプ6の照射光量を制御するようになってい
る。
【0041】白レベル補正値WCは、露光ランプ6によ
る白基準板5の照射時における露光ランプ6から白基準
板5までの光路長13と、露光ランプ6による白チャー
トWの照射時における露光ランプ6から白チャートWま
での光路長14との違いに基づく、白基準板5からの反
射光の光量に対する白チャートWからの反射光の光量の
割合(比率)を示すものである。
【0042】なお、上記白レベル補正値WCは、白チャ
ートWからの所定ライン分の反射光に基づく電気信号を
全て加算した値(白チャートWの白レベルWB)を、白
基準板5からの所定ライン分の反射光に基づく電気信号
を全て加算した値(白基準板5の白レベルWA)により
除算することにより、算出されるものである(WC=W
B/WA)。
【0043】上記画像処理回路26は、CCDラインセ
ンサ11から供給されるアナログ信号を増幅するアンプ
29、このアンプ29により増幅されたアナログ信号を
デジタル信号に変換するA/D変換回路30、露光ラン
プ6による照明のむらや周囲の温度変化などに起因する
CCDラインセンサ11からの電気信号をシェーディン
グ補正値(基準信号)を用いて補正するシェーディング
補正回路31とから構成されている。
【0044】上記シェーディング補正値は、CCDライ
ンセンサ11からの電気信号内の露光ランプ6による照
明のむらや周囲の温度変化などによる信号変化を補正す
るための値であり、原稿載置台3に載置される原稿Dの
読取りを行う前に、白基準板5からの反射光量に基づく
CCDラインセンサ11からの電気信号により得られる
ものとなっている。
【0045】また複写機の出荷前の組立調整時に、上記
した白レベル補正値WCの設定処理を行うようになって
いる。
【0046】すなわち、白チャートWを原稿載置台3上
に載置し、白基準板5に対する設定モードを指示した状
態において、露光ランプ6を原稿読取時の光量(第1の
光量)で白基準板5、白チャートWの読取走査を行う。
これにより、CPU20は、白基準板5の白レベルWA
を測定し、白チャートWの白レベルWBを測定し、白レ
ベルWBを白レベルWAで除算することにより、白レベ
ル補正値WCを算出し、EEPROM28に記憶するも
のである。(白レベル補正値WC=白レベルWB/白レ
ベルWA) この白レベル補正値WCの設定処理について、図5に示
すフローチャートを参照しつつ説明する。
【0047】すなわち、この設定処理を開始する際に、
白チャートWを原稿載置台3上に載置した状態で白基準
板5に対する設定モードを指示する。
【0048】すると、CPU20は、レギュレータ23
を制御することにより露光ランプ6を点灯(原稿読取時
と同じ光量)し、スキャナモータドライバ25を制御す
ることによりキャリッジ9を移動する。このキャリッジ
9の移動により、白基準板5、白チャートWの順に露光
ランプ6からの光が照射される。
【0049】このような状態において、露光ランプ6が
白基準板5を照射している際、CPU20は、白基準板
5からの反射光に基づくCCDラインセンサ11からの
電気信号により、白基準板5の白レベルWAを測定し
(ST1)、露光ランプ6が白チャートWを照射してい
る際、CPU20は、白チャートWからの反射光に基づ
くCCDラインセンサ11からの電気信号により、白チ
ャートWの白レベルWBを測定する(ST2)。
【0050】これらの測定結果に基づいて、CPU20
は、上記白チャートWの白レベルWBを上記白基準板5
の白レベルWAで除算し、この除算により算出した値を
白レベル補正値WCとして(ST3)、EEPROM2
8に格納し(ST4)、設定処理を終了する。
【0051】これにより得られた白レベル補正値WC
は、露光ランプ6による白基準板5の照射時における露
光ランプ6から白基準板5までの光路長13と、露光ラ
ンプ6による白チャートWの照射時における露光ランプ
6から白チャートWまでの光路長14との違い(光路長
13<光路長14)に基づく、白基準板5からの反射光
の光量に対する白チャートWからの反射光の光量の割合
を示している。
【0052】上記ステップ1で測定した白レベルWA
は、白基準板5からの反射光に基づく電気信号により得
られた所定ライン分の画素データの値を全て加算した値
であり、上記ステップ2で測定した白レベルWBは、白
チャートWからの反射光に基づく電気信号により得られ
た所定ライン分の画素データの値を全て加算した値であ
る。
【0053】次に、組立調整終了後に原稿Dの読取処理
について説明する。この際の、露光ランプ6による光量
制御を図6に示すフローチャートに示す。
【0054】すなわち、複数枚の原稿Dが図示しないA
DF(オートドキュメントフィーダ)に設定され、操作
パネルにより種々の設定を行った後、複写開始を指示す
る。この際、ADFにより1枚目の原稿Dが搬送され、
原稿載置台3上に載置される。この載置により複写機全
体を制御する制御部(図示しない)は、スキャナ部1の
CPU20へ読取スタート信号を出力する。
【0055】これにより、CPU20は、供給される読
取スタート信号により、レギュレータ23を制御するこ
とにより、露光ランプ6を点灯する(ST11)。
【0056】また、CPU20は、原稿読取時の光量
(第1の光量)にEEPROM28から読出した白レベ
ル補正値WCを乗算し、白基準板5の読取時の光量(第
2の光量)を演算し、この演算結果に基づき、レギュレ
ータ23により露光ランプ6の光量を白基準板5の読取
時の光量(第2の光量)に制御する(ST12)。この
光量に制御した状態で白基準板5の読取りを行う。
【0057】この白基準板5に対する端面までの読取り
が行われた際に、CPU20は、レギュレータ23によ
り露光ランプ6の光量を原稿読取時の光量(第1の光
量)に制御する(ST13)。この光量に制御した状態
で原稿Dの読取りを行う。
【0058】この原稿Dの読取終了時、制御部によりA
DFに原稿Dがあると判断され、次の原稿Dが原稿載置
台3上に載置され、読取スタート信号が供給された場合
(ST14)、再び上記ステップ12、13の処理が行
われる。
【0059】また、原稿Dの読取終了時、制御部により
ADFに原稿Dがないと判断され、読取終了信号が供給
された場合(ST14)、露光ランプ6を消灯し(ST
15)、読取処理を終了する。
【0060】上記ステップ12により演算回路を用いて
白レベル補正値WCの演算を行っているが、予め上記白
レベル補正値WCを計算し、この計算結果をEEPRO
M28に記憶しておくようにしてもよい。
【0061】したがって、従来のように、白基準板5の
読取時と画像読取時における露光ランプ6の光量が同じ
光量である場合は、白基準板5の反射率が76%±1%
であり、白基準板5と同等の反射率を有する白チャート
Wを読み込み、原稿面における光量が90000lxで
あり65cpmの機器である場合、白基準板5の読取時
と原稿読取時の光量を可変させない場合のCCDライン
センサ11の出力値は、白基準板5の読取値にて濃度レ
ベルが30から40(256階調)であり、白チャート
Wの読取値にて濃度レベルが60(256階調)程度で
あることからわかるように顕著に白レベルの差として現
れてしまうため、複雑な画像処理等の対応が必要となっ
てしまう。
【0062】これに対して、上記実施の形態では、画像
読取時(原稿読取時)の露光ランプ6(ハロゲンラン
プ、蛍光灯若しくはキセノンランプ等)の光量を基準と
して、白基準板5の読取時に露光ランプ6の光量を可変
制御しているため、この露光ランプ6の寿命による光量
変化がシェーディング補正に影響を与えないようになっ
ている。
【0063】すなわち、例えば、ハロゲンランプの寿命
による光量変化は、4000時間で約5%低下する。し
かし、高速複写機(例えば、65cpm)の場合、0.
92sec/枚であり、中速複写機(例えば、22cp
m)の場合においても、2.72sec/枚であるた
め、画像読取時における1枚あたりの露光ランプ6の光
量の変化量は、ほぼ0に近い。このため、コピー毎に白
基準板5と原稿Dをそれぞれ最適な光量にて読みとって
いれば、露光ランプ6の寿命による光量変化が上記シェ
ーディング補正に影響を与えないようになっている。
【0064】上記したように、予め、白基準板5及び、
この白基準板5と同等の反射率を有する白チャートWを
同一光量にて読取り、その結果得られた白レベルWA、
WBを基に白基準板5を読取る際の露光ランプ6の光量
(第2の光量)を演算する基準となる白レベル補正値W
Cを算出し、記憶する。そして、原稿Dの読取処理にお
ける白基準板5の読取りの際、白レベル補正値WCに基
づいて、露光ランプ6の光量を演算し、この演算結果に
基づき露光ランプ6の光量を制御するようにしたもので
ある。
【0065】これにより、インジケータをユーザが使い
やすく見やすい場所に設置することで、白基準板の読取
時の露光ランプから白基準板までの光路長と原稿の読取
時の露光ランプから原稿載置台上までの光路長とが異な
って設けられている場合でも、正確にシェーディング補
正を行うことができ、良好な画像を複雑な画像処理を施
さなくても得ることができる。
【0066】また、上記したように、白基準板を原稿載
置面と同一の平面上には設けないようにしたものであ
る。
【0067】これにより、インジケータをユーザが使い
やすく見やすい場所に設置でき、ユーザによるミスコピ
ー等の無駄なコピーを削減することができる。また、白
基準板5に多少の塵・挨及びゴミ(汚れ)が付着したと
しても、CCDラインセンサ上からは非合焦位置に白基
準板5が設置されているため、不具合(不良画像等)の
発生を抑えることができる。
【0068】なお、上記第1の実施の形態では、白レベ
ル補正値WCの算出に用いる白レベルWA、WBを測定
する際、露光ランプ6の光量を原稿読取時の光量に制御
した状態で、白基準板5および白チャートWに対して原
稿読取時の光量を照射し、この反射光に基づいて白レベ
ルWA、WBを測定しているが、白基準板5および白チ
ャートに照射する露光ランプ6の光量は、原稿読取時の
光量に限らず、同一光量で有れば同様に実施できる。
【0069】上記第1の実施の形態では、白基準板5の
読取時の露光ランプ6の光量と、原稿の読取り時の露光
ランプ6の光量を、それぞれ変化させて読取るようにし
ている。しかし、この方法によると、光量変化による露
光ランプ6の応答性が問題となり、例えば高速な複写機
には使用できなくなる場合がある。
【0070】すなわち、一般的に露光ランプ6はレギュ
レータ23によって制御されているが、レギュレータ2
3の一般的な性能として、定格入力電圧、定格電流、ソ
フトスタートが働かない繰り返し点灯動作中において、
点灯信号オンよりランプ間電圧が61.5V(65cp
m機器の場合90000lx)に達する時間は、100
msec以内である。白基準板5を読取る場合には光量
は安定している状態であるため仮に白基準板5を読み取
る場合にランプ間電圧が50V〜70V程度であれば、
そこから61.5Vへ電圧を可変した場合でも、実際に
は可変し安定するまでの時間として30〜40msec
必要と考えられる。
【0071】65cpmのプロセススピード420mm
/secの複写機であれば、倍率50%の読取り速度は
840mm/secとなり、白基準板5の読取り終端位
置から原稿読取開始位置まで20mmとすれば、白基準
板5の終端位置から原稿読取開始位置までは約24ms
ec必要となるため、光量としては安定していない状態
で画像読取を開始してしまうこととなる。
【0072】また、22cpmのプロセススピード12
7mm/secの複写機であれば、倍率50%の読取り
速度は254mm/secとなり、白基準板5の読取終
端位置から原稿読取開始位置まで高速複写機と同等の2
0mmであったとしても、白基準板5の終端位置から原
稿読取開始位置までは約79msecの時間でよく、白
基準板5の読取後光量を可変しても原稿読取開始時には
光量は安定していることになる。
【0073】したがって、上記第1の実施の形態で対応
できない、光量可変における露光ランプ6の応答性が問
題となる高速の複写機に対しては、次に説明する第2の
実施形態で対処するようにしても良い。
【0074】この第2の実施形態は、第1の実施形態の
原稿読取時に、上記白レベル補正値WCに基づいて白基
準板5を読取る際の光量を変化させる代りに、光量を変
化させずに、原稿読取時に、上記白レベル補正値WCに
基づき白基準板5の反射光に基づくCCDラインセンサ
11からの電気信号の増幅率を、変化させるものであ
る。
【0075】すなわち、図4のブロック図において、ア
ンプ29と上記CPU20の間に増幅率制御回路を設け
る。この増幅率制御回路は、CPU20の制御のもと、
制御電圧値を制御することでアンプ29の増幅率を変更
するものである。
【0076】これにより、増幅率制御回路は、シェーデ
ィング補正値を測定する際(白基準板5の読取りの際)
に、アンプ29の増幅率を上記白レベル補正値WCに基
づく増幅率(低下)に変更し、この後原稿を読取る際
に、アンプ29の増幅率を元の増幅率に戻すようになっ
ている(図7に示すステップ21から23参照)。
【0077】上記したように、組立調整時に読み込んで
おいた白レベル補正値を用いることにより、白基準値
(シェーディング補正値)の読込時と画像読込時の露光
ランプの光量を可変したり、若しくはCCDラインセン
サの出力の増幅部における信号増幅率を可変することに
より、インジケータをユーザが使いやすく見やすい場所
に設置しても、良好な画像を複雑な画像処理を施さなく
ても得ることができる。
【0078】上記第1、第2の実施形態では、白基準板
の高さが原稿載置台上よりも低い場合について説明した
が、白基準板の高さが原稿載置台上よりも高い場合につ
いても同様に実施できる。この場合、第1の実施形態で
は、シェーディング補正値を測定する際の光量を原稿読
取時の光量より明るくし、第2の実施形態では、シェー
ディング補正値を測定する際の増幅率を原稿読取時の増
幅率よりも大きくするようになっている。
【0079】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、白基準板を原稿読取開始位置の近傍に設置し、かつ
原稿面と同じ高さに設置しないものにおいて、常に正確
なシェーディング補正を行うことができ、良好な画像を
得ることができ、無駄な複写を防止可能な画像読取装置
を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態の画像読取装置の内部構
造を示す図。
【図2】画像読取装置の内部構造を示す図。
【図3】インジケータ部の概略構成を示す図。
【図4】画像読取装置の制御系統を概略的に示すブロッ
ク図。
【図5】出荷前の組立調整時に行う白レベル補正値の設
定処理を説明するためのフローチャート。
【図6】組立調整終了後に原稿の読取りを行う際の露光
ランプの光量を制御する処理を説明するためのフローチ
ャート。
【図7】組立調整終了後に原稿の読み取りを行う際のア
ンプの増幅率を制御する処理を説明するためのフローチ
ャート。
【符号の説明】
4…インジケータ部 5…白基準板 6…露光ランプ 11…CCDラインセンサ 13、14…光路長 20…CPU 22…RAM 23…レギュレータ 26…画像処理回路 27…アンプ 28…EEPROM 31…シェーディング補正回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H110 AA01 AA21 AC02 BA16 CB71 CC11 CE02 5C072 AA01 BA05 BA08 BA15 DA12 EA05 FB12 LA02 LA15 MB01 RA16 UA03 UA05 XA01 5C077 LL19 MM03 MM27 PP06 PP44 PP47 PQ23 RR01 SS01 TT06

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿台上に載置される原稿画像を原稿台
    に沿って走査される光照射手段を用いて読取る画像読取
    装置において、 上記原稿台の近傍の原稿読取領域外に、かつ原稿走査時
    における上記光照射手段と上記原稿台との第1の光路長
    と異なる上記光照射手段との第2の光路長の位置に設置
    される白基準板と、 上記光照射手段と上記原稿台との第1の光路長と上記光
    照射手段と上記白基準板との第2の光路長の違いに基づ
    く比率を設定する設定手段と、 上記光照射手段により上記白基準板と上記原稿台とをそ
    れぞれ走査する際の光量を上記設定手段により設定され
    ている比率に基づいて変更する変更手段と、 この変更手段により光量が変更されている状態で、上記
    白基準板の走査時の基準信号に基づいて、上記原稿台の
    走査時の読取画像を補正する補正手段と、 を具備したことを特徴とする画像読取装置。
  2. 【請求項2】 原稿台上に載置される原稿画像を原稿台
    に沿って走査される光照射手段を用いて読取る画像読取
    装置において、 上記原稿台の近傍の原稿読取領域外に、かつ原稿走査時
    における上記光照射手段と上記原稿台との第1の光路長
    と異なる上記光照射手段との第2の光路長の位置に設置
    される白基準板と、 上記光照射手段と上記原稿台との第1の光路長と上記光
    照射手段と上記白基準板との第2の光路長の違いに基づ
    く比率を設定する設定手段と、 上記光照射手段により上記白基準板と上記原稿台とを照
    射している際の反射光量を電気信号に変換する光電変換
    手段と、 この光電変換手段により得られる上記白基準板からの反
    射光量に応じた電気信号と上記原稿台からの反射光量に
    応じた電気信号とをそれぞれを上記設定手段により設定
    されている比率に基づいて異なった増幅率で増幅する増
    幅手段と、 この増幅手段により増幅された上記白基準板に対する電
    気信号に基づいて、上記増幅手段により増幅された上記
    原稿台に対する電気信号を補正する補正手段と、 を具備したことを特徴とする画像読取装置。
  3. 【請求項3】 原稿台上に載置される原稿画像を原稿台
    に沿って走査される光照射手段を用いて読取る画像読取
    装置において、 上記原稿台の近傍の原稿読取領域外に、かつ原稿走査時
    における上記光照射手段と上記原稿台との第1の光路長
    よりも短い上記光照射手段との第2の光路長の位置に設
    置される白基準板と、 上記光照射手段と上記原稿台との第1の光路長と上記光
    照射手段と上記白基準板との第2の光路長の違いに基づ
    く比率を設定する設定手段と、 上記光照射手段により上記白基準板と上記原稿台とをそ
    れぞれ走査する際の光量を上記設定手段により設定され
    ている比率に基づいて変更する変更手段と、 この変更手段により光量が変更されている状態で、上記
    白基準板の走査時の基準信号に基づいて、上記原稿台の
    走査時の読取画像を補正する補正手段と、 を具備したことを特徴とする画像読取装置。
  4. 【請求項4】 原稿台上に載置される原稿画像を原稿台
    に沿って走査される光照射手段を用いて読取る画像読取
    装置において、 上記原稿台の近傍の原稿読取領域外に、かつ原稿走査時
    における上記光照射手段と上記原稿台との第1の光路長
    よりも短い上記光照射手段との第2の光路長の位置に設
    置される白基準板と、 上記光照射手段と上記原稿台との第1の光路長と上記光
    照射手段と上記白基準板との第2の光路長の違いに基づ
    く比率を設定する設定手段と、 上記光照射手段により上記白基準板と上記原稿台とを照
    射している際の反射光量を電気信号に変換する光電変換
    手段と、 この光電変換手段により得られる上記白基準板からの反
    射光量に応じた電気信号と上記原稿台からの反射光量に
    応じた電気信号とをそれぞれを上記設定手段により設定
    されている比率に基づいて異なった増幅率で増幅する増
    幅手段と、 この増幅手段により増幅された上記白基準板に対する電
    気信号に基づいて、上記増幅手段により増幅された上記
    原稿台に対する電気信号を補正する補正手段と、 を具備したことを特徴とする画像読取装置。
  5. 【請求項5】 原稿台上に載置される原稿画像を原稿台
    に沿って走査される光照射手段を用いて読取る画像読取
    装置において、 上記原稿台の近傍の原稿読取領域外に、かつ原稿走査時
    における上記光照射手段と上記原稿台との第1の光路長
    と異なる上記光照射手段との第2の光路長の位置に設置
    される白基準板と、 上記光照射手段により上記白基準板と上記原稿台とを照
    射している際の反射光量を電気信号に変換する光電変換
    手段と、 上記原稿台に上記白基準板に対応する反射率を有する白
    チャートを載置した状態で、上記照射手段により上記白
    基準板を照射している際に、上記光電変換手段により得
    られる電気信号と、上記光電変換手段により上記原稿台
    上の白チャートを照射している際に、上記光電変換手段
    により得られる電気信号との比率を設定する設定手段
    と、 上記光照射手段により上記白基準板と上記原稿台とをそ
    れぞれ走査する際の光量を上記設定手段により設定され
    ている比率に基づいて変更する変更手段と、 この変更手段により光量が変更されている状態で、上記
    白基準板の走査時の基準信号に基づいて、上記原稿台の
    走査時の読取画像を補正する補正手段と、 を具備したことを特徴とする画像読取装置。
  6. 【請求項6】 原稿台上に載置される原稿画像を原稿台
    に沿って走査される光照射手段を用いて読取る画像読取
    装置において、 上記原稿台の近傍の原稿読取領域外に、かつ原稿走査時
    における上記光照射手段と上記原稿台との第1の光路長
    と異なる上記光照射手段との第2の光路長の位置に設置
    される白基準板と、 上記光照射手段により上記白基準板と上記原稿台とを照
    射している際の反射光量を電気信号に変換する光電変換
    手段と、 上記原稿台に上記白基準板に対応する反射率を有する白
    チャートを載置した状態で、上記光照射手段により上記
    白基準板を照射している際に、上記光電変換手段により
    得られる電気信号と、上記光照射手段により上記原稿台
    上の白チャートを照射している際に、上記光電変換手段
    により得られる電気信号との比率を設定する設定手段
    と、 上記光電変換手段により得られる上記白基準板からの反
    射光量に応じた電気信号と上記原稿台からの反射光量に
    応じた電気信号とをそれぞれを上記設定手段により設定
    されている比率に基づいて異なった増幅率で増幅する増
    幅手段と、 この増幅手段により増幅された上記白基準板に対する電
    気信号に基づいて、上記増幅手段により増幅された上記
    原稿台に対する電気信号を補正する補正手段と、 を具備したことを特徴とする画像読取装置。
  7. 【請求項7】 原稿台上に載置される原稿画像を原稿台
    に沿って走査される光照射手段を用いて読取る画像読取
    装置において、 上記原稿台の近傍の原稿読取領域外に、かつ原稿走査時
    における上記光照射手段と上記原稿台との第1の光路長
    と異なる上記光照射手段との第2の光路長の位置に設置
    される白基準板と、 上記光照射手段により上記白基準板と上記原稿台とを照
    射している際の反射光量を電気信号に変換する光電変換
    手段と、 上記光照射手段と上記原稿台との第1の光路長と上記光
    照射手段と上記白基準板との第2の光路長の違いに基づ
    く比率を設定する設定手段と、 上記光照射手段により上記原稿台を走査する際の第1の
    光量に対して、上記光照射手段により上記白基準板を走
    査する際の光量を上記第1の光量を上記設定手段により
    設定されている比率に基づいて第2の光量に変更する変
    更手段と、 上記光照射手段により第2の光量で上記白基準板を照射
    している際に、上記光電変換手段により得られる電気信
    号に基づいて、上記光照射手段により第1の光量で上記
    原稿台上を照射している際に、上記光電変換手段により
    得られる電気信号を補正する補正手段と、 を具備したことを特徴とする画像読取装置。
  8. 【請求項8】 原稿台上に載置される原稿画像を原稿台
    に沿って走査される光照射手段を用いて読取る画像読取
    装置において、 上記原稿台の近傍の原稿読取領域外に、かつ原稿走査時
    における上記光照射手段と上記原稿台との第1の光路長
    と異なる上記光照射手段との第2の光路長の位置に設置
    される白基準板と、 上記光照射手段と上記原稿台との第1の光路長と上記光
    照射手段と上記白基準板との第2の光路長の違いに基づ
    く比率を設定する設定手段と、 上記光照射手段により上記白基準板と上記原稿台とを照
    射している際の反射光量を電気信号に変換する光電変換
    手段と、 上記光照射手段により上記原稿台を走査する際に上記光
    電変換手段により得られる上記原稿台からの反射光量に
    応じた電気信号を増幅する第1の増幅率に対して、上記
    光照射手段により白基準板を走査する際の増幅率を上記
    第1の増幅率を上記設定手段により設定されている比率
    に基づいて第2の増幅率に変更する変更手段と、 上記光電変換手段により得られる上記白基準板からの反
    射光量に応じた電気信号を上記変更手段により変更され
    る第2の増幅率で増幅し、上記光電変換手段により得ら
    れる上記原稿台からの反射光量に応じた電気信号を第1
    の増幅率で増幅する増幅手段と、 この増幅手段により増幅された上記白基準板からの反射
    光量に対する電気信号に基づいて、上記増幅手段により
    増幅された上記原稿台からの反射光量に対する電気信号
    を補正する補正手段と、 を具備したことを特徴とする画像読取装置。
JP20957999A 1999-07-23 1999-07-23 画像読取装置 Expired - Fee Related JP4197563B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20957999A JP4197563B2 (ja) 1999-07-23 1999-07-23 画像読取装置
US09/621,459 US6700683B1 (en) 1999-07-23 2000-07-21 Image reading apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20957999A JP4197563B2 (ja) 1999-07-23 1999-07-23 画像読取装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001036699A true JP2001036699A (ja) 2001-02-09
JP4197563B2 JP4197563B2 (ja) 2008-12-17

Family

ID=16575178

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20957999A Expired - Fee Related JP4197563B2 (ja) 1999-07-23 1999-07-23 画像読取装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6700683B1 (ja)
JP (1) JP4197563B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6845911B2 (en) * 2002-11-07 2005-01-25 Kabushiki Kaisha Toshiba Optical reader
JP2005277581A (ja) * 2004-03-23 2005-10-06 Fuji Xerox Co Ltd 画像読み取り装置

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3918479B2 (ja) * 2001-09-11 2007-05-23 セイコーエプソン株式会社 シェーディング補正の基準データ設定方法及び画像読み取り装置
US7359090B2 (en) * 2003-12-22 2008-04-15 Lexmark International, Inc. Shading an optical sensing element such as in a scanner
US20060072167A1 (en) * 2004-09-30 2006-04-06 Michael Yang Method of image signal modulation based on light source luminosity
JP4363360B2 (ja) * 2005-04-28 2009-11-11 ブラザー工業株式会社 画像読取装置
JP4539424B2 (ja) * 2005-04-28 2010-09-08 ブラザー工業株式会社 画像読取装置
JP2008211710A (ja) * 2007-02-28 2008-09-11 Brother Ind Ltd 通信装置
US8094345B2 (en) * 2007-04-12 2012-01-10 Kabushiki Kaisha Toshiba Image forming apparatus and image forming method specifying read start position of white reference plate
KR101608063B1 (ko) * 2009-10-14 2016-03-31 삼성전자주식회사 화상을 독취하는 장치의 광원을 제어하는 방법 및 장치
JP5585121B2 (ja) * 2010-02-25 2014-09-10 セイコーエプソン株式会社 画像読取装置
JP7147345B2 (ja) * 2018-08-08 2022-10-05 コニカミノルタ株式会社 画像読取装置、画像形成装置及び読取制御方法
JP7202839B2 (ja) * 2018-10-17 2023-01-12 シャープ株式会社 原稿搬送装置および画像形成装置

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07101913B2 (ja) * 1986-05-09 1995-11-01 株式会社東芝 画像形成装置
JPH0335233A (ja) * 1989-06-30 1991-02-15 Toshiba Corp 画像形成装置
JPH04100378A (ja) * 1990-08-20 1992-04-02 Toshiba Corp 信号処理装置
JPH1093783A (ja) 1996-09-12 1998-04-10 Toshiba Corp 画像読取装置および画像形成装置
JPH11341236A (ja) 1998-05-28 1999-12-10 Canon Inc 画像読取装置、画像読取方法及び記憶媒体

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6845911B2 (en) * 2002-11-07 2005-01-25 Kabushiki Kaisha Toshiba Optical reader
JP2005277581A (ja) * 2004-03-23 2005-10-06 Fuji Xerox Co Ltd 画像読み取り装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4197563B2 (ja) 2008-12-17
US6700683B1 (en) 2004-03-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3227191B2 (ja) 画像読取装置
JP3340451B2 (ja) 走査装置のランプの照明変動の補償方法
JP4197563B2 (ja) 画像読取装置
JPS6028182B2 (ja) 画像読取装置
US6252645B1 (en) Image reading apparatus with adjustable exposure
US6927880B2 (en) Image reading device and method
JPS6010872A (ja) 原稿読取装置
US20050173617A1 (en) Image forming apparatus
JP2586035B2 (ja) 画像読み取り装置
JP2644487B2 (ja) 画像読取装置
JP4181422B2 (ja) 画像読取装置および画像読取装置における読取準備方法
JPH07270941A (ja) 自動露光調整装置
JPH0789251B2 (ja) 複写機の露光量制御装置
JP2586036B2 (ja) 画像読み取り装置
JP2002176541A (ja) 画像読取装置および画像読取方法
JPH10145554A (ja) 画像読取装置の投影装置
JPH0678110A (ja) 白基準板検出方法
JPH11122441A (ja) 画像読取装置
JPH0528025B2 (ja)
JPH06284285A (ja) 画像読取装置
JPH04196669A (ja) 画像読取装置
JPH118738A (ja) 画像読取装置
JPS63215162A (ja) 画像読取装置
JP2001292281A (ja) 画像入力装置、画像形成装置、画像入力方法及び画像形成方法
JP2009218669A (ja) 原稿読み取り装置および原稿読み取り装置の制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060714

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20060714

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080910

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080924

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080929

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111010

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111010

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121010

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131010

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees